JPH0515249B2 - - Google Patents
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- JPH0515249B2 JPH0515249B2 JP60210493A JP21049385A JPH0515249B2 JP H0515249 B2 JPH0515249 B2 JP H0515249B2 JP 60210493 A JP60210493 A JP 60210493A JP 21049385 A JP21049385 A JP 21049385A JP H0515249 B2 JPH0515249 B2 JP H0515249B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver halide
- coupler
- color
- group
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/32—Colour coupling substances
- G03C7/34—Couplers containing phenols
- G03C7/346—Phenolic couplers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は新規なフエノール系シアンカプラーを
含有するハロゲン化銀写真感光材料に関する。 [発明の背景] 一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料は、支
持体上に青色光、緑色光および赤色光に感光性を
有するように選択的に分光増感された3種の写真
用ハロゲン化銀乳剤層が塗設されている。例え
ば、カラーネガ用ハロゲン化銀写真感光材料で
は、一般に露光される側から青感光性ハロゲン化
銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、赤感光
性ハロゲン化銀乳剤層の順に塗設されており、青
感光性ハロゲン化銀乳剤層と緑感光性ハロゲン化
銀乳剤層との間には、青感光性ハロゲン化銀乳剤
層を透過する青色光を吸収させるために漂白可能
な黄色フイルター層が設けられている。さらに、
各乳剤層には種々特殊な目的で他の中間層を、ま
た最外層として保護層を設けることが行なわれて
いる。さらにまた、例えばカラー印画紙用ハロゲ
ン化銀写真感光材料では、一般に露光される側か
ら赤感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、青感光性ハロゲン化銀乳剤層の順
で塗設されており、カラーネガ用ハロゲン化銀写
真感光材料におけると同様に各々特殊の目的で紫
外線吸収層をはじめとする中間層や、保護層等が
設けられている。これらの各ハロゲン化銀乳剤層
は、前記とは別の配列で設けられることも知られ
ており、さらに各ハロゲン化銀乳剤層として、
各々の色光に対して実質的に同じ波長域に感光性
を有する2層からなる感光性ハロゲン化銀乳剤層
を用いることも知られている。これらのハロゲン
化銀カラー写真感光材料においては、発色現像主
薬として、例えば芳香族第1級アミン系発色現像
主薬を用いて、露光されたハロゲン化銀粒子を現
像し、生成した発色現像主薬の酸化生成物と色素
形成性カプラーとの反応により色素画像が形成さ
れる。この方法においては、通常、シアン、マゼ
ンタおよびイエローの色素画像を形成するため
に、それぞれフエノールもしくはナフトール系シ
アンカプラー、5−ピラゾロン系、ピラゾリノベ
ンツイミダゾール系、ピラゾロトリアゾール系、
インダゾロン系もしくはシアノアセチル系マゼン
タカプラーおよびアシルアセトアミド系イエロー
カプラーが用いられる。これらの色素形成性カプ
ラーは、感光性ハロゲン化銀乳剤層中もしくは現
像液中に含有される。 シアン色素を形成するところのフエノール系シ
アンカプラーは、過去多数知られている。例えば
米国特許第2801171号に記載されている2−(α−
2,4−ジ−tert−アミルフエノキシブタンアミ
ド)−4,6−ジクロロ−5−メチルフエノール
は、それより形成される発色色素は耐光性は良好
であるが、耐熱性及び復色性が劣るという欠点を
有している。 さらに、米国特許第3772002号記載の6−(2,
4−ジ−tert−アミル−6−クロロ−フエノキシ
アセトアミド)−2,4−ジクロロ−3−エチル
フエノール及び特開昭58−95346号記載の例示化
合物30も画像の耐熱性はある程度改良されている
が、今一つ不充分である。 さらに通常のカプラーは高沸点溶媒に溶解して
用いるが、米国特許第3772002号及び特開昭58−
95346号記載の上記カプラーは溶解性が悪く、分
散状態に問題がある為、所望の発色濃度を得るの
は困難である。 また特開昭53−109630号、同50−134644号等に
記載の所謂2,5−ジアルミルアミノフエノール
型シアンカプラーについては、その色素は耐熱性
は良好であるが耐光性は不充分であり、また分光
吸収特性が不充分なものである。 [発明の目的] 本発明の第1の目的は、発色性の優れたシアン
カプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料を
提供することにある。 本発明の第2の目的は、耐光性、耐熱性および
復色性の優れたシアン画像を形成可能なハロゲン
化銀写真感光材料を提供することにある。 [発明の構成] 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材
料に下記一般式[]で示されるシアンカプラー
を含有せしめることによつて達成できる。 一般式[] [式中、R1は炭素原子数2または4のアルキル
基、R2は水素原子または炭素原子数1から16の
アルキル基、R3は水素原子または炭素原子数1
から4のアルキル基、Xはハロゲン原子、アルコ
キシ基またはアリールオキシ基を表わす。] [発明の具体的構成] 一般式[]で示されるシアンカプラーについ
て説明する。 一般式[]において、R1、R2およびR3で表
わされるアルキル基の炭素原子数とは、これらの
アルキル基が置換基を有する場合には、その置換
基を含めない炭素原子数である。 一般式[]において、R1で表わされる炭素
原子数2から4のアルキル基としては、例えばエ
チル基、プロピル基、iso−プロピル基、ブチル
基、t−ブチル基等が挙げられるが、エチル基
が、好ましい。 R2で表わされる炭素原子数1から16のアルキ
ル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、iso−プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシ
ル基、ヘキサデシル基等が挙げられるが、炭素原
子数2から12のアルキル基が好ましい。 R3で表わされる炭素原子数が1から4のアル
キル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、iso−プロピル基等がある。R3と
して好ましいものは水素原子である。また、R1、
R2およびR3で表わされるアルキル基はそれぞれ
置換基を有するものも含まれる。 Xは発色現像主薬の酸化体とのカツプリング反
応の時離脱しうるハロゲン原子、アルコキシ基ま
たはアリールオキシ基を表わし、ハロゲン原子と
しては、例えば塩素原子、臭素原子、フツ素原子
等が挙げられるが、このうち塩素原子が特に好ま
しい。アルコキシ基としては、置換基を有するも
のを含み、例えばメトキシ基、エトキシ基、β−
メタンスルホニルエトキシ基、β−メトキシエチ
ルカルバモイルメトキシ基等が挙げられる。アリ
ールオキシ基としては、置換基を有するものを含
み、例えばフエノキシ基、p−メトキシフエノキ
シ基等が挙げられる。 以下に本発明の代表的な具体的化合物を例示す
るが、本発明の化合物がこれらに限定されるもの
ではない。 以下に本発明の例示化合物の合成を示すが、他
の例示化合物も同様の方法により合成することが
できる。 例示化合物C−1の合成 (1)−a 2−ニトロ−4,6−ジクロロ−5−エ
チルフエノールの合成 2−ニトロ−5−エチルフエノール33g、沃
素0.6g及び塩化第2鉄1.5gを氷酢酸150mlに
溶解する。これに40℃でスルフリルクロライド
75mlを3時間で滴下する。滴下途中で生成した
沈澱はスルフリルクロライド滴下終了後、加熱
還流することにより、反応溶解する、加熱還流
は約2時間を要する。反応液を水中に注ぎ生成
した結晶はメタノールにより再結精製する。(1)
−aの確認は核磁気共鳴スペクトル及び元素分
析により行つた。 (1)−b 2−アミノ−4,6−ジクロロ−5−エ
チルフエノールの合成 (1)−a21.2gを300mlのアルコールに溶解し、
これに触媒量のラネーニツケルを加え、常圧に
て水素吸収がなくなるまで水素を通じた。反応
後ラネーニツケルを除去し、アルコールを減圧
にて留去した。残渣の(1)−bは精製することな
く次のアシル化を行つた。 (1)−c 例示化合物C−1の合成 (1)−bで得たクルードなアミノ体18.5gを
500mlの氷酢酸と16.7gの酢酸ソーダよりなる
混液に溶解し、これにm−ペンタデシルフエノ
キシ酢酸クロリド34.2gを酢酸70mlに溶解した
酢酸溶液を室温にて滴下する。30分で滴下し、
更に30分撹拌後、反応液を氷水中に注入する。
生成した沈澱をろ取し乾燥後、ヘキサン/酢酸
エチル混合溶媒にて2回再結晶とすると目的物
が得られる。目的物の確認は元素分析及び核磁
気共鳴スペクトルにて行つた。 C31H45NO3Cl2 C H N Cl(%) 計算値 67.62 8.24 2.53 12.28 測定値 67.36 8.27 2.41 12.99 本発明で使用されるシアンカプラーは通常のシ
アンカプラーで用いられる方法、技術が同様に
適用出来る。典型的には、シアンカプラーをハ
ロゲン化銀乳剤に含有し、このハロゲン化銀乳
剤を支持体上に塗設してハロゲン化銀写真感光
材料を形成する。 ハロゲン化銀写真感光材料は、単色用または
多色用であることが出来る。ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料は通常スペクトルの三原色領域
の各々に感光性を有するハロゲン化銀乳剤層を
有する。 ハロゲン化銀乳剤層は、単乳剤層からなる場
合だけでなく、多層乳剤層からなることも出来
る。 各写真構成層は、当業界で知られているよう
に種々の順序で配列することが出来る。典型的
なハロゲン化銀カラー写真感光材料は、シアン
カプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤
層、マゼンタカプラーを含有する緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層、イエローカプラーを含有する青
感性ハロゲン化銀乳剤層を支持体上に担持させ
たものからなる。これらの感光性ハロゲン化銀
乳剤層の他に、例えばフイルター層、中間層、
保護層、下塗り層等を有することが出来る。 本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀乳剤
層に含有せしめるためには、種々の方法が用い
られる。例えばトリクレジルホスフエート、ジ
ブチルフタレート等の沸点175℃以上の高沸点
有機溶媒または酢酸ブチル、プロピオン酸ブチ
ル等の低沸点溶媒のそれぞれ単独にまたは必要
に応じてそれらの混合液に本発明のシアンカプ
ラーを単独でまたは併用して溶解した後、界面
活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次に高
速度回転ミキサーまたはコロイドミルで乳化し
た後、ハロゲン化銀に添加して本発明に使用す
るハロゲン化銀乳剤を調製することが出来る。
そして本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀
乳剤中に添加する場合、通常、ハロゲン化銀1
モル当り約0.07モル〜0.7モル、好ましくは、
0.1モル〜0.4モルが添加される。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いら
れるハロゲン化銀としては、臭化銀、塩化銀、
沃臭化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀等の通常のハ
ロゲン化銀乳剤に使用される任意のものが包含
される。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、通
常行なわれる製法をはじめ、種々の製法、例え
ば特公昭46−7772号公報に記載されている如き
方法、すなわち溶解度が臭化銀よりも大きい、
少なくとも一部の銀塩からなる銀塩粒子の乳剤
を形成し、次いでこの粒子の少なくとも一部を
臭化銀または沃臭化銀塩に変換する等の所謂コ
ンバージヨン乳剤の製法、あるいは0.1μ以下の
平均粒径を有する微粒子状ハロゲン化銀からな
るリツプマン乳剤の製法等あらゆる製法によつ
て作成することができる。 更に本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤
は、硫黄増感剤、例えばアリルチオカルバミ
ド、チオ尿素、シスチン等、また活性あるいは
不活性のセレン増感剤、そして還元増感剤、例
えば第1スズ塩、ポリアミン等、貴金属増感
剤、例えば金増感剤、具体的にはカリウムオー
リチオシアネート、カルウムクロロオーレー
ト、2−オーロスルオベンズチアゾールメチル
クロリド等、あるいは例えばルチニウム、ロジ
ウム、イリジウム等の水溶性塩の増感剤、具体
的にはアンモニウムクロロパラデート、カリウ
ムクロロプラチネート及びナトリウムクロロパ
ラダイド等の単独であるいは適宜併用で化学的
に増感されることができる。 また本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は
種々の公知の写真用添加剤を含有せしめること
ができる。例えばリサーチデイスクロージヤー
(Research Discrosure)1978年12月項目17643
に記載されているが如き写真用添加剤である。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は例え
ば赤感性乳剤に必要な感光波長域に感光性を付
与するために、適当な増感色素の選択により分
光増感がなされる。この分光増感色素としては
種々のものが用いられ、これらは1種あるいは
2種以上併用することができる。 本発明において有利に使用される分光増感色
素としては、例えば米国特許第2269233号、同
第2270378号、同第2242710号、同第2454629号、
同第2776280号の各明細書に記載されている如
きシアニン色素、メロシアニン色素または複合
シアニン色素を代表的なものとして挙げること
ができる。 本発明に用いることができる発色現像液は好
ましくは、芳香族第1級アミン系発色現像主薬
を主成分とするものである。この発色現像主薬
の具体例としてはp−フエニレンジアミン系の
ものが代表的であり、例えばジエチル−p−フ
エニレンジアミン塩酸塩、モノメチル−p−フ
エニレンジアミン塩酸塩、ジメチル−p−フエ
ニレンジアミン塩酸塩、2−アミノ−5−ジエ
チルアミノトルエン塩酸塩、2−アミノ−5−
(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トルエ
ン、2−アミノ−5−(N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチル)アミノトルエン
硫酸塩、4−(N−エチル−N−β−メタンス
ルホンアミドエチルアミノ)アニリン、4−
(N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミ
ノ)アニリン、2−アミノ−5−(N−エチル
−N−β−メトキシエチル)アミノトルエン等
が挙げられる。 現像後は銀及びハロゲン化銀を除去するため
の漂白、定着または漂白−定着、洗浄及び乾燥
の通常の工程が行なわれる。 [実施例] 以下実施例により、本発明を具体的に述べるが
本発明の実施の態様がこれにより限定されるもの
ではない。 実施例 1 次の層をポリエチレン樹脂コート紙上に順番に
塗設することによりハロゲン化銀カラー写真感光
材料を作製した。(以下、すべての実施例におい
てハロゲン化銀カラー写真感光材料中への添加量
は100cm2当りのものを示す。) (1) 16mgのゼラチン、4mgの赤感性塩臭化銀乳
剤、7×10-6モルの例示シアンカプラーC−2
及び0.1mgの2,5−di−t−オクチルハイド
ロキノンを溶解した1.9mgのトリクレジルホス
フエートカプラー溶媒を含有している層 (2) 9mgのゼラチンを含有しているゼラチン保護
層。 以上のように作成して得られた本発明の試料を
試料−1とした。 一方、本発明の例示シアンカプラ−C−2のか
わりに下記の示す比較カプラーA、B、C、Dを
用いた以外は全く試料−1と同じように作成して
得られた比較試料を試料2、3、4及び5とし
た。 試料−1、2、3、4及び5をセンシトメトリ
ー法に従つて光楔露光し、次いで下記の順序に従
つて33℃の温度で処理した。 処理工程 発色現像 3分30秒 漂白定着 1分30秒 水 洗 3分 発色現像液及び漂白定着液は下記の処方の処理
液を使用した。 発色現像液処方 N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエ
チル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩
4.9g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.0g 炭酸カリウム 25.0g 臭化ナトリウム 0.6g 無水亜硫酸ナトリウム 2.0g ベンジルアルコール 13ml ポリエチレングリコール(平均重合度400)3.0ml 水を加えて1とし水酸化ナトリウムでPH10.0
に調整する。 漂白定着液処方 エチレンジアミンテトラ酢酸鉄ナトリウム塩
6.0g チオ硫酸アンモニウム 100g 重亜硫酸ナトリウム 10g メタ重亜硫酸ナトリウム 3g 水を加えて1とし、アンモニア水でPH7.0に
調整する。 得られたシアン画像を濃度計(小西六写真工業
株式会社製KD−7R型)を用いて濃度測定し、感
度、カブリ、最高濃度(Dmax)を求めた。 又、前記の処理を施した試料1〜5をキセノン
フエードメーターに8日間照射し色画像の耐光性
を調べるとともに、77℃の高温雰囲気中で2週間
保存して色画像の耐熱性を調べた。なお、表中の
数値は初濃度D=1.0のところの処理後の色素残
留%を示した。得られた結果を第1表に示す。
(但し、感度は試料1の感度を100としたときの相
対感度である。)
含有するハロゲン化銀写真感光材料に関する。 [発明の背景] 一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料は、支
持体上に青色光、緑色光および赤色光に感光性を
有するように選択的に分光増感された3種の写真
用ハロゲン化銀乳剤層が塗設されている。例え
ば、カラーネガ用ハロゲン化銀写真感光材料で
は、一般に露光される側から青感光性ハロゲン化
銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、赤感光
性ハロゲン化銀乳剤層の順に塗設されており、青
感光性ハロゲン化銀乳剤層と緑感光性ハロゲン化
銀乳剤層との間には、青感光性ハロゲン化銀乳剤
層を透過する青色光を吸収させるために漂白可能
な黄色フイルター層が設けられている。さらに、
各乳剤層には種々特殊な目的で他の中間層を、ま
た最外層として保護層を設けることが行なわれて
いる。さらにまた、例えばカラー印画紙用ハロゲ
ン化銀写真感光材料では、一般に露光される側か
ら赤感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、青感光性ハロゲン化銀乳剤層の順
で塗設されており、カラーネガ用ハロゲン化銀写
真感光材料におけると同様に各々特殊の目的で紫
外線吸収層をはじめとする中間層や、保護層等が
設けられている。これらの各ハロゲン化銀乳剤層
は、前記とは別の配列で設けられることも知られ
ており、さらに各ハロゲン化銀乳剤層として、
各々の色光に対して実質的に同じ波長域に感光性
を有する2層からなる感光性ハロゲン化銀乳剤層
を用いることも知られている。これらのハロゲン
化銀カラー写真感光材料においては、発色現像主
薬として、例えば芳香族第1級アミン系発色現像
主薬を用いて、露光されたハロゲン化銀粒子を現
像し、生成した発色現像主薬の酸化生成物と色素
形成性カプラーとの反応により色素画像が形成さ
れる。この方法においては、通常、シアン、マゼ
ンタおよびイエローの色素画像を形成するため
に、それぞれフエノールもしくはナフトール系シ
アンカプラー、5−ピラゾロン系、ピラゾリノベ
ンツイミダゾール系、ピラゾロトリアゾール系、
インダゾロン系もしくはシアノアセチル系マゼン
タカプラーおよびアシルアセトアミド系イエロー
カプラーが用いられる。これらの色素形成性カプ
ラーは、感光性ハロゲン化銀乳剤層中もしくは現
像液中に含有される。 シアン色素を形成するところのフエノール系シ
アンカプラーは、過去多数知られている。例えば
米国特許第2801171号に記載されている2−(α−
2,4−ジ−tert−アミルフエノキシブタンアミ
ド)−4,6−ジクロロ−5−メチルフエノール
は、それより形成される発色色素は耐光性は良好
であるが、耐熱性及び復色性が劣るという欠点を
有している。 さらに、米国特許第3772002号記載の6−(2,
4−ジ−tert−アミル−6−クロロ−フエノキシ
アセトアミド)−2,4−ジクロロ−3−エチル
フエノール及び特開昭58−95346号記載の例示化
合物30も画像の耐熱性はある程度改良されている
が、今一つ不充分である。 さらに通常のカプラーは高沸点溶媒に溶解して
用いるが、米国特許第3772002号及び特開昭58−
95346号記載の上記カプラーは溶解性が悪く、分
散状態に問題がある為、所望の発色濃度を得るの
は困難である。 また特開昭53−109630号、同50−134644号等に
記載の所謂2,5−ジアルミルアミノフエノール
型シアンカプラーについては、その色素は耐熱性
は良好であるが耐光性は不充分であり、また分光
吸収特性が不充分なものである。 [発明の目的] 本発明の第1の目的は、発色性の優れたシアン
カプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料を
提供することにある。 本発明の第2の目的は、耐光性、耐熱性および
復色性の優れたシアン画像を形成可能なハロゲン
化銀写真感光材料を提供することにある。 [発明の構成] 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材
料に下記一般式[]で示されるシアンカプラー
を含有せしめることによつて達成できる。 一般式[] [式中、R1は炭素原子数2または4のアルキル
基、R2は水素原子または炭素原子数1から16の
アルキル基、R3は水素原子または炭素原子数1
から4のアルキル基、Xはハロゲン原子、アルコ
キシ基またはアリールオキシ基を表わす。] [発明の具体的構成] 一般式[]で示されるシアンカプラーについ
て説明する。 一般式[]において、R1、R2およびR3で表
わされるアルキル基の炭素原子数とは、これらの
アルキル基が置換基を有する場合には、その置換
基を含めない炭素原子数である。 一般式[]において、R1で表わされる炭素
原子数2から4のアルキル基としては、例えばエ
チル基、プロピル基、iso−プロピル基、ブチル
基、t−ブチル基等が挙げられるが、エチル基
が、好ましい。 R2で表わされる炭素原子数1から16のアルキ
ル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、iso−プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシ
ル基、ヘキサデシル基等が挙げられるが、炭素原
子数2から12のアルキル基が好ましい。 R3で表わされる炭素原子数が1から4のアル
キル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、iso−プロピル基等がある。R3と
して好ましいものは水素原子である。また、R1、
R2およびR3で表わされるアルキル基はそれぞれ
置換基を有するものも含まれる。 Xは発色現像主薬の酸化体とのカツプリング反
応の時離脱しうるハロゲン原子、アルコキシ基ま
たはアリールオキシ基を表わし、ハロゲン原子と
しては、例えば塩素原子、臭素原子、フツ素原子
等が挙げられるが、このうち塩素原子が特に好ま
しい。アルコキシ基としては、置換基を有するも
のを含み、例えばメトキシ基、エトキシ基、β−
メタンスルホニルエトキシ基、β−メトキシエチ
ルカルバモイルメトキシ基等が挙げられる。アリ
ールオキシ基としては、置換基を有するものを含
み、例えばフエノキシ基、p−メトキシフエノキ
シ基等が挙げられる。 以下に本発明の代表的な具体的化合物を例示す
るが、本発明の化合物がこれらに限定されるもの
ではない。 以下に本発明の例示化合物の合成を示すが、他
の例示化合物も同様の方法により合成することが
できる。 例示化合物C−1の合成 (1)−a 2−ニトロ−4,6−ジクロロ−5−エ
チルフエノールの合成 2−ニトロ−5−エチルフエノール33g、沃
素0.6g及び塩化第2鉄1.5gを氷酢酸150mlに
溶解する。これに40℃でスルフリルクロライド
75mlを3時間で滴下する。滴下途中で生成した
沈澱はスルフリルクロライド滴下終了後、加熱
還流することにより、反応溶解する、加熱還流
は約2時間を要する。反応液を水中に注ぎ生成
した結晶はメタノールにより再結精製する。(1)
−aの確認は核磁気共鳴スペクトル及び元素分
析により行つた。 (1)−b 2−アミノ−4,6−ジクロロ−5−エ
チルフエノールの合成 (1)−a21.2gを300mlのアルコールに溶解し、
これに触媒量のラネーニツケルを加え、常圧に
て水素吸収がなくなるまで水素を通じた。反応
後ラネーニツケルを除去し、アルコールを減圧
にて留去した。残渣の(1)−bは精製することな
く次のアシル化を行つた。 (1)−c 例示化合物C−1の合成 (1)−bで得たクルードなアミノ体18.5gを
500mlの氷酢酸と16.7gの酢酸ソーダよりなる
混液に溶解し、これにm−ペンタデシルフエノ
キシ酢酸クロリド34.2gを酢酸70mlに溶解した
酢酸溶液を室温にて滴下する。30分で滴下し、
更に30分撹拌後、反応液を氷水中に注入する。
生成した沈澱をろ取し乾燥後、ヘキサン/酢酸
エチル混合溶媒にて2回再結晶とすると目的物
が得られる。目的物の確認は元素分析及び核磁
気共鳴スペクトルにて行つた。 C31H45NO3Cl2 C H N Cl(%) 計算値 67.62 8.24 2.53 12.28 測定値 67.36 8.27 2.41 12.99 本発明で使用されるシアンカプラーは通常のシ
アンカプラーで用いられる方法、技術が同様に
適用出来る。典型的には、シアンカプラーをハ
ロゲン化銀乳剤に含有し、このハロゲン化銀乳
剤を支持体上に塗設してハロゲン化銀写真感光
材料を形成する。 ハロゲン化銀写真感光材料は、単色用または
多色用であることが出来る。ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料は通常スペクトルの三原色領域
の各々に感光性を有するハロゲン化銀乳剤層を
有する。 ハロゲン化銀乳剤層は、単乳剤層からなる場
合だけでなく、多層乳剤層からなることも出来
る。 各写真構成層は、当業界で知られているよう
に種々の順序で配列することが出来る。典型的
なハロゲン化銀カラー写真感光材料は、シアン
カプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤
層、マゼンタカプラーを含有する緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層、イエローカプラーを含有する青
感性ハロゲン化銀乳剤層を支持体上に担持させ
たものからなる。これらの感光性ハロゲン化銀
乳剤層の他に、例えばフイルター層、中間層、
保護層、下塗り層等を有することが出来る。 本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀乳剤
層に含有せしめるためには、種々の方法が用い
られる。例えばトリクレジルホスフエート、ジ
ブチルフタレート等の沸点175℃以上の高沸点
有機溶媒または酢酸ブチル、プロピオン酸ブチ
ル等の低沸点溶媒のそれぞれ単独にまたは必要
に応じてそれらの混合液に本発明のシアンカプ
ラーを単独でまたは併用して溶解した後、界面
活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次に高
速度回転ミキサーまたはコロイドミルで乳化し
た後、ハロゲン化銀に添加して本発明に使用す
るハロゲン化銀乳剤を調製することが出来る。
そして本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀
乳剤中に添加する場合、通常、ハロゲン化銀1
モル当り約0.07モル〜0.7モル、好ましくは、
0.1モル〜0.4モルが添加される。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いら
れるハロゲン化銀としては、臭化銀、塩化銀、
沃臭化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀等の通常のハ
ロゲン化銀乳剤に使用される任意のものが包含
される。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、通
常行なわれる製法をはじめ、種々の製法、例え
ば特公昭46−7772号公報に記載されている如き
方法、すなわち溶解度が臭化銀よりも大きい、
少なくとも一部の銀塩からなる銀塩粒子の乳剤
を形成し、次いでこの粒子の少なくとも一部を
臭化銀または沃臭化銀塩に変換する等の所謂コ
ンバージヨン乳剤の製法、あるいは0.1μ以下の
平均粒径を有する微粒子状ハロゲン化銀からな
るリツプマン乳剤の製法等あらゆる製法によつ
て作成することができる。 更に本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤
は、硫黄増感剤、例えばアリルチオカルバミ
ド、チオ尿素、シスチン等、また活性あるいは
不活性のセレン増感剤、そして還元増感剤、例
えば第1スズ塩、ポリアミン等、貴金属増感
剤、例えば金増感剤、具体的にはカリウムオー
リチオシアネート、カルウムクロロオーレー
ト、2−オーロスルオベンズチアゾールメチル
クロリド等、あるいは例えばルチニウム、ロジ
ウム、イリジウム等の水溶性塩の増感剤、具体
的にはアンモニウムクロロパラデート、カリウ
ムクロロプラチネート及びナトリウムクロロパ
ラダイド等の単独であるいは適宜併用で化学的
に増感されることができる。 また本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は
種々の公知の写真用添加剤を含有せしめること
ができる。例えばリサーチデイスクロージヤー
(Research Discrosure)1978年12月項目17643
に記載されているが如き写真用添加剤である。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は例え
ば赤感性乳剤に必要な感光波長域に感光性を付
与するために、適当な増感色素の選択により分
光増感がなされる。この分光増感色素としては
種々のものが用いられ、これらは1種あるいは
2種以上併用することができる。 本発明において有利に使用される分光増感色
素としては、例えば米国特許第2269233号、同
第2270378号、同第2242710号、同第2454629号、
同第2776280号の各明細書に記載されている如
きシアニン色素、メロシアニン色素または複合
シアニン色素を代表的なものとして挙げること
ができる。 本発明に用いることができる発色現像液は好
ましくは、芳香族第1級アミン系発色現像主薬
を主成分とするものである。この発色現像主薬
の具体例としてはp−フエニレンジアミン系の
ものが代表的であり、例えばジエチル−p−フ
エニレンジアミン塩酸塩、モノメチル−p−フ
エニレンジアミン塩酸塩、ジメチル−p−フエ
ニレンジアミン塩酸塩、2−アミノ−5−ジエ
チルアミノトルエン塩酸塩、2−アミノ−5−
(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トルエ
ン、2−アミノ−5−(N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチル)アミノトルエン
硫酸塩、4−(N−エチル−N−β−メタンス
ルホンアミドエチルアミノ)アニリン、4−
(N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミ
ノ)アニリン、2−アミノ−5−(N−エチル
−N−β−メトキシエチル)アミノトルエン等
が挙げられる。 現像後は銀及びハロゲン化銀を除去するため
の漂白、定着または漂白−定着、洗浄及び乾燥
の通常の工程が行なわれる。 [実施例] 以下実施例により、本発明を具体的に述べるが
本発明の実施の態様がこれにより限定されるもの
ではない。 実施例 1 次の層をポリエチレン樹脂コート紙上に順番に
塗設することによりハロゲン化銀カラー写真感光
材料を作製した。(以下、すべての実施例におい
てハロゲン化銀カラー写真感光材料中への添加量
は100cm2当りのものを示す。) (1) 16mgのゼラチン、4mgの赤感性塩臭化銀乳
剤、7×10-6モルの例示シアンカプラーC−2
及び0.1mgの2,5−di−t−オクチルハイド
ロキノンを溶解した1.9mgのトリクレジルホス
フエートカプラー溶媒を含有している層 (2) 9mgのゼラチンを含有しているゼラチン保護
層。 以上のように作成して得られた本発明の試料を
試料−1とした。 一方、本発明の例示シアンカプラ−C−2のか
わりに下記の示す比較カプラーA、B、C、Dを
用いた以外は全く試料−1と同じように作成して
得られた比較試料を試料2、3、4及び5とし
た。 試料−1、2、3、4及び5をセンシトメトリ
ー法に従つて光楔露光し、次いで下記の順序に従
つて33℃の温度で処理した。 処理工程 発色現像 3分30秒 漂白定着 1分30秒 水 洗 3分 発色現像液及び漂白定着液は下記の処方の処理
液を使用した。 発色現像液処方 N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエ
チル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩
4.9g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.0g 炭酸カリウム 25.0g 臭化ナトリウム 0.6g 無水亜硫酸ナトリウム 2.0g ベンジルアルコール 13ml ポリエチレングリコール(平均重合度400)3.0ml 水を加えて1とし水酸化ナトリウムでPH10.0
に調整する。 漂白定着液処方 エチレンジアミンテトラ酢酸鉄ナトリウム塩
6.0g チオ硫酸アンモニウム 100g 重亜硫酸ナトリウム 10g メタ重亜硫酸ナトリウム 3g 水を加えて1とし、アンモニア水でPH7.0に
調整する。 得られたシアン画像を濃度計(小西六写真工業
株式会社製KD−7R型)を用いて濃度測定し、感
度、カブリ、最高濃度(Dmax)を求めた。 又、前記の処理を施した試料1〜5をキセノン
フエードメーターに8日間照射し色画像の耐光性
を調べるとともに、77℃の高温雰囲気中で2週間
保存して色画像の耐熱性を調べた。なお、表中の
数値は初濃度D=1.0のところの処理後の色素残
留%を示した。得られた結果を第1表に示す。
(但し、感度は試料1の感度を100としたときの相
対感度である。)
【表】
第1表より比較カプラーAは耐熱性が著しく不
良であり、比較カプラーBおよびCは比較カプラ
ーAより耐熱性がかなり改良されるが、まだまだ
不十分であることがわかる。さらに比較カプラー
BおよびCについてはカプラー分散時に溶解不良
であつたため、分散状態が良くないことが観察さ
れた。その為第1表に示されているように発色性
も他のカプラーに比べて若干低下してしまつた。 比較カプラーDは著しい他光性の劣化が認めら
れた。 一方、本発明に係わる例示カプラ−C−2を用
いた試料は発色性、色画像の他光性、耐熱性のい
ずれおいても良好な結果を示した。 実施例 2 使用カプラーとして本発明の例示カプラ−C−
2、C−4、C−6、C−13、C−19を用い、カ
プラー溶媒としてトリクレジルホスフエートの代
わりにジブチルフタレートを用いて、実施例1と
同様の操作で試料6、7、8、9および10を作成
した。これらの試料に実施例1と全く同様の方法
を施して第2表に示す結果を得た。
良であり、比較カプラーBおよびCは比較カプラ
ーAより耐熱性がかなり改良されるが、まだまだ
不十分であることがわかる。さらに比較カプラー
BおよびCについてはカプラー分散時に溶解不良
であつたため、分散状態が良くないことが観察さ
れた。その為第1表に示されているように発色性
も他のカプラーに比べて若干低下してしまつた。 比較カプラーDは著しい他光性の劣化が認めら
れた。 一方、本発明に係わる例示カプラ−C−2を用
いた試料は発色性、色画像の他光性、耐熱性のい
ずれおいても良好な結果を示した。 実施例 2 使用カプラーとして本発明の例示カプラ−C−
2、C−4、C−6、C−13、C−19を用い、カ
プラー溶媒としてトリクレジルホスフエートの代
わりにジブチルフタレートを用いて、実施例1と
同様の操作で試料6、7、8、9および10を作成
した。これらの試料に実施例1と全く同様の方法
を施して第2表に示す結果を得た。
【表】
第2表より本発明に係わる例示カプラ−C−
2、C−4、C−6、C−13、C−19を用いて作
成した試料は、発色性、色画像の耐光性、耐熱性
のすべてに優れていることがわかる。 実施例 3 実施例1および2で検討した全てのカプラーの
疲労漂白定着処理におけるシアン色素損失(復色
性)の度合を調べてみた。疲労漂白定着液として
実施例1で用いた漂白定着液に銀粉を加え電位を
低下せしめ、更にPHを低下せしめることにより作
成したモデル疲労漂白定着液を使用した。 漂白定着液 疲労漂白定着液 電位−20mV 電位−100mV PH7.0 PH6.3 (電位の測定には銀−塩化銀電極を用いた。) 復色性は疲労漂白定着処理して得られたDmax
を実施例1および2の処理で得られたDmaxを割
つた値で示した。(%で表示した。) 得られた結果を第3表に示した。
2、C−4、C−6、C−13、C−19を用いて作
成した試料は、発色性、色画像の耐光性、耐熱性
のすべてに優れていることがわかる。 実施例 3 実施例1および2で検討した全てのカプラーの
疲労漂白定着処理におけるシアン色素損失(復色
性)の度合を調べてみた。疲労漂白定着液として
実施例1で用いた漂白定着液に銀粉を加え電位を
低下せしめ、更にPHを低下せしめることにより作
成したモデル疲労漂白定着液を使用した。 漂白定着液 疲労漂白定着液 電位−20mV 電位−100mV PH7.0 PH6.3 (電位の測定には銀−塩化銀電極を用いた。) 復色性は疲労漂白定着処理して得られたDmax
を実施例1および2の処理で得られたDmaxを割
つた値で示した。(%で表示した。) 得られた結果を第3表に示した。
【表】
【表】
第3表より比較カプラーAは疲労漂白定着処理
における復色性が極めて悪いカプラーであり、比
較カプラーBおよびCもAよりはかなり改良され
るが、またまだ不十分であることがわかる。 比較カプラーDは極めて復色性の良いカプラー
であるが、実施例1からわかるように色素の耐光
性が極めて悪い欠点を有している。 一方、本発明に係るシアンカプラーを用いて作
成した試料−1、6、7、8、9および10の場
合、比較カプラーDを用いて作成した試料−5に
比べると若干復色性が小さいが、かなり良好な値
を示している。そのうえこれら本発明の試料の場
合は実施例1および2から明かなように発色性、
色素の耐光性および耐熱性のいずれも極めて優れ
ている。 実施例 4 次の各層をアナターゼ型の酸化チタンを含有し
たポリエチレン樹脂コート紙上に順番に塗設する
ことによりハロゲン化銀カラー写真感光材料を作
成した。 以下の添加量は100cm2当りのものを示す。 (1) 20mgのゼラチン、銀量として5mgの青感性塩
臭化乳剤、そして8mgのY−カプラーおよび
0.1mgの2,5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノンを溶解した3mgのジ−オクチルフタレート
カプラー溶媒を含む層 (2) 12mgのゼラチン、0.5mg2,5−ジ−t−オ
クチルハイドロキノンおよび4mgの紫外線吸収
剤を溶解した2mgのジブチルフタレート紫外線
吸収剤溶媒を含む中間層。 (3) 18mgのゼラチン、銀量として4mgの緑感性塩
臭化銀乳剤、そして5mgのM−カプラーと2mg
の酸化防止剤および0.2mgの2,5−ジ−t−
オクチルハイドロキノンを溶解した2.5mgのジ
オクチルフタレートカプラー溶媒を含む層。 (4) (2)と同じ組成物を含む中間層。 (5) 16mgのゼラチン、銀量として4mgの赤感性塩
臭化銀乳剤、そして3.5mgのC−カプラーおよ
び0.1mgの2,5−ジ−t−オクチルハイドロ
キノンを溶解した2.0mgのトリクレジルホスフ
エートカプラー溶媒を含む層。 (6) 9mgのゼラチンを含有しているゼラチン保護
層。 (1)から(6)の各層には塗布助剤を添加し、更に(4)
および(6)の層にはゼラチン架橋剤を添加した。 (2)、(4)の紫外線吸収剤としては、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミノフエニール)
−ベンゾトリアゾールと2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフエニール)ベンゾトリ
アゾールの等モル混合物を用いた。 (3)の酸化防止剤として、ジ−t−ペンチルハイ
ドロキノン−ジ−オクチルエーテルを用いた。 上記の多層感光材料は実施例1と同様な処理を
した。各層に用いられたY−カプラー、M−カプ
ラー、C−カプラーとその結果を第4表に示す。 各試料は白色露光をした後のシアン濃度につい
て測定した。また、復色性については実施例3と
同様な処理をした。
における復色性が極めて悪いカプラーであり、比
較カプラーBおよびCもAよりはかなり改良され
るが、またまだ不十分であることがわかる。 比較カプラーDは極めて復色性の良いカプラー
であるが、実施例1からわかるように色素の耐光
性が極めて悪い欠点を有している。 一方、本発明に係るシアンカプラーを用いて作
成した試料−1、6、7、8、9および10の場
合、比較カプラーDを用いて作成した試料−5に
比べると若干復色性が小さいが、かなり良好な値
を示している。そのうえこれら本発明の試料の場
合は実施例1および2から明かなように発色性、
色素の耐光性および耐熱性のいずれも極めて優れ
ている。 実施例 4 次の各層をアナターゼ型の酸化チタンを含有し
たポリエチレン樹脂コート紙上に順番に塗設する
ことによりハロゲン化銀カラー写真感光材料を作
成した。 以下の添加量は100cm2当りのものを示す。 (1) 20mgのゼラチン、銀量として5mgの青感性塩
臭化乳剤、そして8mgのY−カプラーおよび
0.1mgの2,5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノンを溶解した3mgのジ−オクチルフタレート
カプラー溶媒を含む層 (2) 12mgのゼラチン、0.5mg2,5−ジ−t−オ
クチルハイドロキノンおよび4mgの紫外線吸収
剤を溶解した2mgのジブチルフタレート紫外線
吸収剤溶媒を含む中間層。 (3) 18mgのゼラチン、銀量として4mgの緑感性塩
臭化銀乳剤、そして5mgのM−カプラーと2mg
の酸化防止剤および0.2mgの2,5−ジ−t−
オクチルハイドロキノンを溶解した2.5mgのジ
オクチルフタレートカプラー溶媒を含む層。 (4) (2)と同じ組成物を含む中間層。 (5) 16mgのゼラチン、銀量として4mgの赤感性塩
臭化銀乳剤、そして3.5mgのC−カプラーおよ
び0.1mgの2,5−ジ−t−オクチルハイドロ
キノンを溶解した2.0mgのトリクレジルホスフ
エートカプラー溶媒を含む層。 (6) 9mgのゼラチンを含有しているゼラチン保護
層。 (1)から(6)の各層には塗布助剤を添加し、更に(4)
および(6)の層にはゼラチン架橋剤を添加した。 (2)、(4)の紫外線吸収剤としては、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミノフエニール)
−ベンゾトリアゾールと2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフエニール)ベンゾトリ
アゾールの等モル混合物を用いた。 (3)の酸化防止剤として、ジ−t−ペンチルハイ
ドロキノン−ジ−オクチルエーテルを用いた。 上記の多層感光材料は実施例1と同様な処理を
した。各層に用いられたY−カプラー、M−カプ
ラー、C−カプラーとその結果を第4表に示す。 各試料は白色露光をした後のシアン濃度につい
て測定した。また、復色性については実施例3と
同様な処理をした。
第4表の結果から、多層構成のハロゲン化銀写
真感光材料においても、本発明に係わるシアンカ
プラーを用いた試料は、発色性、色素画像の耐光
性、耐熱性および復色性がともに良好であること
がわかる。 実施例 5 実施例4の試料番号1の層(1)、層(3)、層(5)の各
カプラーを表−5に記載のカプラーに代えた以外
は実施例4の試料番号1と同一の試料を作成し
た。(但し、試料5〜試料8は層(1)と支持体との
間に層(0)を設けた。そして各試料は白色露光
をした後、実施例1と同様な処理をした。但し、
発色現像時間を1分、1分30秒、3分30秒にし
た。その時のY、M、Cの各最高濃度を測定し
た。結果を第5表に示す。 [層[0]:20mgのゼラチンに3mgの下記化合物
P−1のエタノール溶液を分散されたもの。]
真感光材料においても、本発明に係わるシアンカ
プラーを用いた試料は、発色性、色素画像の耐光
性、耐熱性および復色性がともに良好であること
がわかる。 実施例 5 実施例4の試料番号1の層(1)、層(3)、層(5)の各
カプラーを表−5に記載のカプラーに代えた以外
は実施例4の試料番号1と同一の試料を作成し
た。(但し、試料5〜試料8は層(1)と支持体との
間に層(0)を設けた。そして各試料は白色露光
をした後、実施例1と同様な処理をした。但し、
発色現像時間を1分、1分30秒、3分30秒にし
た。その時のY、M、Cの各最高濃度を測定し
た。結果を第5表に示す。 [層[0]:20mgのゼラチンに3mgの下記化合物
P−1のエタノール溶液を分散されたもの。]
【表】
第5表の結果から、比較カプラー(A)を用いた試
料は3分30秒処理では本発明のシアンカプラーC
−2を用いた試料とほぼ同等の発色性を示すが、
迅速処理を行なうと、大幅に発色性が劣化し、添
加剤P−1を用いると(試料5、7)、発色性が
改良されるものの、3分30秒処理の場合と比べる
とやはり発色性は劣る結果となつてしまう。これ
に対して、本発明のシアンカプラーC−2を用い
た試料は、シアンカプラーの分散性が良いので、
高い発色性が得られ、迅速処理を行なつた場合に
おいても、添加剤P−1を用いると、3分30秒処
理の場合にほぼ近い発色性が得られる。 実施例 6 実施例4における試料1〜5の各試料の支持体
を酸化チタンを20重量%以上を含んだオレフイン
性化合物を紙支持体上電子ビームにより重合させ
て得た支持体に代えた以外は実施例4と同様の重
層塗布試料を作成し、実施例1と同様の処理を施
した。 各試料を処理した結果は、いずれも満足のいく
ものであり鮮鋭性、平滑性が共に優れていた。 また、支持体として酸化チタンを粘り込んだポ
リエチレンテレフタレート支持体を用いた場合も
優れた結果を与えた。
料は3分30秒処理では本発明のシアンカプラーC
−2を用いた試料とほぼ同等の発色性を示すが、
迅速処理を行なうと、大幅に発色性が劣化し、添
加剤P−1を用いると(試料5、7)、発色性が
改良されるものの、3分30秒処理の場合と比べる
とやはり発色性は劣る結果となつてしまう。これ
に対して、本発明のシアンカプラーC−2を用い
た試料は、シアンカプラーの分散性が良いので、
高い発色性が得られ、迅速処理を行なつた場合に
おいても、添加剤P−1を用いると、3分30秒処
理の場合にほぼ近い発色性が得られる。 実施例 6 実施例4における試料1〜5の各試料の支持体
を酸化チタンを20重量%以上を含んだオレフイン
性化合物を紙支持体上電子ビームにより重合させ
て得た支持体に代えた以外は実施例4と同様の重
層塗布試料を作成し、実施例1と同様の処理を施
した。 各試料を処理した結果は、いずれも満足のいく
ものであり鮮鋭性、平滑性が共に優れていた。 また、支持体として酸化チタンを粘り込んだポ
リエチレンテレフタレート支持体を用いた場合も
優れた結果を与えた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式[]で示されるシアンカプラー
を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料。 一般式[] [式中、R1は炭素原子数2または4のアルキル
基、R2は水素原子または炭素原子数1から16の
アルキル基、R3は水素原子または炭素原子数1
から4のアルキル基、Xはハロゲン原子、アルコ
キシ基またはアリールオキシ基を表わす。]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21049385A JPS6270846A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21049385A JPS6270846A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270846A JPS6270846A (ja) | 1987-04-01 |
| JPH0515249B2 true JPH0515249B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=16590262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21049385A Granted JPS6270846A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523365U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-26 | 第一電装部品株式会社 | プツシユスイツチ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61105545A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
| JPS61167953A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21049385A patent/JPS6270846A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523365U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-26 | 第一電装部品株式会社 | プツシユスイツチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6270846A (ja) | 1987-04-01 |
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