JPH05152743A - スルーホール形成方法 - Google Patents
スルーホール形成方法Info
- Publication number
- JPH05152743A JPH05152743A JP33800991A JP33800991A JPH05152743A JP H05152743 A JPH05152743 A JP H05152743A JP 33800991 A JP33800991 A JP 33800991A JP 33800991 A JP33800991 A JP 33800991A JP H05152743 A JPH05152743 A JP H05152743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- ceramic substrate
- thick film
- paste
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 35
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 72
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 60
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract 1
- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 11
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 5
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- JNDMLEXHDPKVFC-UHFFFAOYSA-N aluminum;oxygen(2-);yttrium(3+) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Y+3] JNDMLEXHDPKVFC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 229910019901 yttrium aluminum garnet Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 貫通孔に形成する導電膜をセラミック基板
に高い信頼性をもって接着させる。 【構 成】 第1工程では、セラミック基板上にアルミ
ナ成分と当該成分と共にフリット層を形成する無機成分
とが混在する厚膜ペースト、あるいは上記無機成分を含
むAgPd系導体ペーストを貫通孔の穿設する位置に塗
布する。第2工程では、前記厚膜ペーストあるいはAg
Pd系導体ペーストが塗布されているスルーホールを形
成する領域内にレーザ照射手段によってレーザを照射す
る。第3工程では、前記厚膜ペーストに用いた成分と同
じ無機成分と導体粉末とを含有する導体ペースト、ある
いはAgPd系で前記と同じく無機成分を含む導体ペー
ストが貫通孔の近傍および内壁に塗布される。第4工程
では、前記貫通孔の近傍および内壁に塗布された導体ペ
ーストがセラミック基板に焼き付けられる。
に高い信頼性をもって接着させる。 【構 成】 第1工程では、セラミック基板上にアルミ
ナ成分と当該成分と共にフリット層を形成する無機成分
とが混在する厚膜ペースト、あるいは上記無機成分を含
むAgPd系導体ペーストを貫通孔の穿設する位置に塗
布する。第2工程では、前記厚膜ペーストあるいはAg
Pd系導体ペーストが塗布されているスルーホールを形
成する領域内にレーザ照射手段によってレーザを照射す
る。第3工程では、前記厚膜ペーストに用いた成分と同
じ無機成分と導体粉末とを含有する導体ペースト、ある
いはAgPd系で前記と同じく無機成分を含む導体ペー
ストが貫通孔の近傍および内壁に塗布される。第4工程
では、前記貫通孔の近傍および内壁に塗布された導体ペ
ーストがセラミック基板に焼き付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層印刷配線板あるい
は混成集積回路装置等を構成する基板に必要なスルーホ
ールの形成方法に関するものである。
は混成集積回路装置等を構成する基板に必要なスルーホ
ールの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層印刷配線板あるいは混成集積回路装
置等を構成する基板は、その表裏面上に形成された回路
を互いに連結するためにスルーホールが形成される。ス
ルーホールの製造方法は、先ず、基板上に貫通孔を穿設
し、その後、貫通孔付近および貫通孔の内壁に連続的な
導体膜を形成する。スルーホール形成方法には、導体膜
の形成方法によって、厚膜法とメッキ法とがある。しか
し、基板がセラミック基板である場合のスルーホール形
成方法は、スルーホールを形成する際に、低コストな厚
膜法が多く用いられる。
置等を構成する基板は、その表裏面上に形成された回路
を互いに連結するためにスルーホールが形成される。ス
ルーホールの製造方法は、先ず、基板上に貫通孔を穿設
し、その後、貫通孔付近および貫通孔の内壁に連続的な
導体膜を形成する。スルーホール形成方法には、導体膜
の形成方法によって、厚膜法とメッキ法とがある。しか
し、基板がセラミック基板である場合のスルーホール形
成方法は、スルーホールを形成する際に、低コストな厚
膜法が多く用いられる。
【0003】以下、厚膜法による代表的なスルーホール
形成方法を説明する。図3(イ)は従来例におけるセラ
ミック基板に貫通孔を形成する方法の説明図である。
(ロ)は(イ)に示す方法によって貫通孔を穿設する以
前のセラミック基板の表面を説明するための図である。
(ハ)は(イ)に示す方法によって貫通孔を穿設した後
のセラミック基板の表面を説明するための図である。図
4は貫通孔内に導電膜を形成する方法の説明図である。
図5は厚膜ペーストを貫通孔内に塗布する方法の説明図
である。図3(イ)において、セラミック基板31は、
たとえばアルミナ(Al2 O3 )からなる。また、レー
ザ発振装置32は、レーザ33を発生し、このレーザ3
3を貫通孔43の穿設位置に向かって照射する。レーザ
発振装置32から照射するレーザ33には、イットリウ
ム─アルミニウム─ガーネットレーザ、あるいは炭酸ガ
スレーザ等の高出力のものがある。セラミック基板31
は、このレーザ33によって貫通孔43が穿設される。
形成方法を説明する。図3(イ)は従来例におけるセラ
ミック基板に貫通孔を形成する方法の説明図である。
(ロ)は(イ)に示す方法によって貫通孔を穿設する以
前のセラミック基板の表面を説明するための図である。
(ハ)は(イ)に示す方法によって貫通孔を穿設した後
のセラミック基板の表面を説明するための図である。図
4は貫通孔内に導電膜を形成する方法の説明図である。
図5は厚膜ペーストを貫通孔内に塗布する方法の説明図
である。図3(イ)において、セラミック基板31は、
たとえばアルミナ(Al2 O3 )からなる。また、レー
ザ発振装置32は、レーザ33を発生し、このレーザ3
3を貫通孔43の穿設位置に向かって照射する。レーザ
発振装置32から照射するレーザ33には、イットリウ
ム─アルミニウム─ガーネットレーザ、あるいは炭酸ガ
スレーザ等の高出力のものがある。セラミック基板31
は、このレーザ33によって貫通孔43が穿設される。
【0004】しかる後、図4に示すように、貫通孔43
が穿設されているセラミック基板41は、その裏面に真
空ポンプ42が取り付けられる。すなわち、貫通孔43
が形成されているセラミック基板41は、当該貫通孔4
3と対応する位置に開口44が形成されているプレート
基板45上に載置される。そして、上記セラミック基板
41に形成されている貫通孔43とプレート基板45に
形成されている開口44とが一致するように合わされ
る。その後、前記開口44を有するプレート基板45
は、チャンバー46に接続され、真空ポンプ42によっ
て空気が吸引される。一方、厚膜ペースト47は、セラ
ミック基板41上のスクリーン48を通して前記真空ポ
ンプ42から空気と共に吸引されるのと同時に、スキー
ジ49の移動によって、貫通孔43内に塗布される。そ
して、塗布された厚膜ペースト47は、乾燥させた後、
焼成されてスルーホールが完成する。
が穿設されているセラミック基板41は、その裏面に真
空ポンプ42が取り付けられる。すなわち、貫通孔43
が形成されているセラミック基板41は、当該貫通孔4
3と対応する位置に開口44が形成されているプレート
基板45上に載置される。そして、上記セラミック基板
41に形成されている貫通孔43とプレート基板45に
形成されている開口44とが一致するように合わされ
る。その後、前記開口44を有するプレート基板45
は、チャンバー46に接続され、真空ポンプ42によっ
て空気が吸引される。一方、厚膜ペースト47は、セラ
ミック基板41上のスクリーン48を通して前記真空ポ
ンプ42から空気と共に吸引されるのと同時に、スキー
ジ49の移動によって、貫通孔43内に塗布される。そ
して、塗布された厚膜ペースト47は、乾燥させた後、
焼成されてスルーホールが完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
レーザ33によってセラミック基板31に貫通孔43を
穿設する方法は、貫通孔43の穿設に際し、レーザ33
の2000ないし3000度Cという高熱でセラミック
基板31が瞬時に昇華し、レーザ加工前のセラミック基
板31の表面が図3(ロ)に示すように微細な凹凸面3
11から図3(ハ)に示すように平滑な表面312に変
わる。このように表面が平滑なセラミック基板31上に
導体ペーストを形成した後に乾燥・焼成を行うと、セラ
ミック基板31と導体膜との密着性が弱く、信頼性に問
題を有した。また、上記のようにセラミック基板31と
導体膜との密着性が悪い場合に、スルーホールにはんだ
付けが行なわれると、はんだは導電膜内に浸透し導電膜
とセラミック基板との接着性を悪くする。したがって、
この部分の導電膜は、はんだ付けの際にたとえば、剥離
等が生じ易く信頼性に問題を有した。
レーザ33によってセラミック基板31に貫通孔43を
穿設する方法は、貫通孔43の穿設に際し、レーザ33
の2000ないし3000度Cという高熱でセラミック
基板31が瞬時に昇華し、レーザ加工前のセラミック基
板31の表面が図3(ロ)に示すように微細な凹凸面3
11から図3(ハ)に示すように平滑な表面312に変
わる。このように表面が平滑なセラミック基板31上に
導体ペーストを形成した後に乾燥・焼成を行うと、セラ
ミック基板31と導体膜との密着性が弱く、信頼性に問
題を有した。また、上記のようにセラミック基板31と
導体膜との密着性が悪い場合に、スルーホールにはんだ
付けが行なわれると、はんだは導電膜内に浸透し導電膜
とセラミック基板との接着性を悪くする。したがって、
この部分の導電膜は、はんだ付けの際にたとえば、剥離
等が生じ易く信頼性に問題を有した。
【0006】以上のような問題を解決するために、本発
明は、貫通孔に形成する導電膜をセラミック基板に高い
信頼性をもって接着させるスルーホール形成方法を提供
することを目的とする。
明は、貫通孔に形成する導電膜をセラミック基板に高い
信頼性をもって接着させるスルーホール形成方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(第1発明)前記目的を
達成するために、本発明のスルーホール形成方法は、貫
通孔(図2の4)を介してセラミック基板(図2の1)
の表面と裏面とを電気的に接続するものであって、セラ
ミック基板(1)の成分と当該成分と共にフリット層
(図2の5)を形成する無機成分とが混在する厚膜ペー
スト(図2の2)を塗布・乾燥する第1工程と、前記厚
膜ペースト(2)が塗布されている領域内をレーザ照射
手段(図1の3)によって貫通孔(4)を穿設する第2
工程と、前記厚膜ペースト(2)に用いた成分と同じ無
機成分と導体粉末とを含有する導体ペースト(図2の
6)を貫通孔(4)の近傍および内壁に塗布する第3工
程と、前記導体ペースト(6)をセラミック基板(1)
に焼き付ける第4工程とから構成される。
達成するために、本発明のスルーホール形成方法は、貫
通孔(図2の4)を介してセラミック基板(図2の1)
の表面と裏面とを電気的に接続するものであって、セラ
ミック基板(1)の成分と当該成分と共にフリット層
(図2の5)を形成する無機成分とが混在する厚膜ペー
スト(図2の2)を塗布・乾燥する第1工程と、前記厚
膜ペースト(2)が塗布されている領域内をレーザ照射
手段(図1の3)によって貫通孔(4)を穿設する第2
工程と、前記厚膜ペースト(2)に用いた成分と同じ無
機成分と導体粉末とを含有する導体ペースト(図2の
6)を貫通孔(4)の近傍および内壁に塗布する第3工
程と、前記導体ペースト(6)をセラミック基板(1)
に焼き付ける第4工程とから構成される。
【0008】(第2発明)本発明のスルーホール形成方
法は、貫通孔(図2の4)を介してセラミック基板(図
2の1)の表面と裏面とを電気的に接続するものであっ
て、セラミック基板(1)と共にフリット層(図2の
5)を形成する導電性厚膜ペースト(図2の2)を塗布
・乾燥する第1工程と、前記導電性厚膜ペースト(2)
が塗布されている領域内をレーザ照射手段(図1の3)
によって貫通孔(4)を穿設する第2工程と、前記導電
性厚膜ペースト(2)と同じ導電性厚膜ペースト(図2
の6)を貫通孔(4)の近傍および内壁に塗布する第3
工程と、前記導電性厚膜ペースト(6)をセラミック基
板(1)に焼き付ける第4工程とから構成される。
法は、貫通孔(図2の4)を介してセラミック基板(図
2の1)の表面と裏面とを電気的に接続するものであっ
て、セラミック基板(1)と共にフリット層(図2の
5)を形成する導電性厚膜ペースト(図2の2)を塗布
・乾燥する第1工程と、前記導電性厚膜ペースト(2)
が塗布されている領域内をレーザ照射手段(図1の3)
によって貫通孔(4)を穿設する第2工程と、前記導電
性厚膜ペースト(2)と同じ導電性厚膜ペースト(図2
の6)を貫通孔(4)の近傍および内壁に塗布する第3
工程と、前記導電性厚膜ペースト(6)をセラミック基
板(1)に焼き付ける第4工程とから構成される。
【0009】
【作 用】(第1発明)第1工程では、セラミック基
板の成分と当該成分と共にフリット層を形成する無機成
分とが混在する厚膜ペーストを塗布した後に、この厚膜
ペースト層を乾燥する。本明細書において、「フリット
層」とは、セラミック基板を構成する成分の粉末とガラ
ス等からなる結合材とを共に溶融して作られた層をい
う。第2工程では、前記厚膜ペーストが塗布されている
領域内にレーザ照射手段によってレーザを照射する。そ
して、前記セラミック基板は、前記レーザの高熱によっ
て、貫通孔が穿設される。第3工程では、前記厚膜ペー
ストに用いた成分と同じ無機成分と導体粉末とを含有す
る導体ペーストが貫通孔の近傍および内壁に塗布され
る。第4工程では、前記貫通孔の近傍および内壁に塗布
された導体ペーストがセラミック基板に焼き付けられ
る。このように、貫通孔を穿設する際に、レーザの高温
によって、セラミック基板の成分と厚膜ペースト中の無
機成分が互いに溶け合って凹凸のある表面を形成する。
また、上記凹凸が形成された表面上に上記厚膜ペースト
と同じ無機成分を含む導体粉末からなる導体ペーストを
塗布するため、導電膜は、セラミック基板との馴染みが
良く、剥離しない。
板の成分と当該成分と共にフリット層を形成する無機成
分とが混在する厚膜ペーストを塗布した後に、この厚膜
ペースト層を乾燥する。本明細書において、「フリット
層」とは、セラミック基板を構成する成分の粉末とガラ
ス等からなる結合材とを共に溶融して作られた層をい
う。第2工程では、前記厚膜ペーストが塗布されている
領域内にレーザ照射手段によってレーザを照射する。そ
して、前記セラミック基板は、前記レーザの高熱によっ
て、貫通孔が穿設される。第3工程では、前記厚膜ペー
ストに用いた成分と同じ無機成分と導体粉末とを含有す
る導体ペーストが貫通孔の近傍および内壁に塗布され
る。第4工程では、前記貫通孔の近傍および内壁に塗布
された導体ペーストがセラミック基板に焼き付けられ
る。このように、貫通孔を穿設する際に、レーザの高温
によって、セラミック基板の成分と厚膜ペースト中の無
機成分が互いに溶け合って凹凸のある表面を形成する。
また、上記凹凸が形成された表面上に上記厚膜ペースト
と同じ無機成分を含む導体粉末からなる導体ペーストを
塗布するため、導電膜は、セラミック基板との馴染みが
良く、剥離しない。
【0010】(第2発明)第1工程では、セラミック基
板と共にフリット層を形成する導電性厚膜ペーストを塗
布した後、この導電性厚膜ペーストを乾燥する。第2工
程では、前記厚膜ペーストが塗布されている領域内をレ
ーザ照射手段によって、レーザを照射する。そして、前
記セラミック基板は、前記レーザの高熱によって、貫通
孔が穿設される。第3工程では、前記厚膜ペーストと同
じ導電性厚膜ペーストが貫通孔の近傍および内壁に塗布
される。第4工程では、前記貫通孔の近傍および内壁に
塗布された導電性厚膜ペーストがセラミック基板に焼き
付けられる。このように、貫通孔を穿設する際に、レー
ザの高温によって、セラミック基板の成分と導電性厚膜
ペーストが互いに溶け合って凹凸のある表面を形成す
る。また、上記凹凸が形成された表面上に上記と同じ導
電性厚膜ペーストを塗布するため、導電膜は、セラミッ
ク基板との馴染みが良く、剥離しない。
板と共にフリット層を形成する導電性厚膜ペーストを塗
布した後、この導電性厚膜ペーストを乾燥する。第2工
程では、前記厚膜ペーストが塗布されている領域内をレ
ーザ照射手段によって、レーザを照射する。そして、前
記セラミック基板は、前記レーザの高熱によって、貫通
孔が穿設される。第3工程では、前記厚膜ペーストと同
じ導電性厚膜ペーストが貫通孔の近傍および内壁に塗布
される。第4工程では、前記貫通孔の近傍および内壁に
塗布された導電性厚膜ペーストがセラミック基板に焼き
付けられる。このように、貫通孔を穿設する際に、レー
ザの高温によって、セラミック基板の成分と導電性厚膜
ペーストが互いに溶け合って凹凸のある表面を形成す
る。また、上記凹凸が形成された表面上に上記と同じ導
電性厚膜ペーストを塗布するため、導電膜は、セラミッ
ク基板との馴染みが良く、剥離しない。
【0011】
【実 施 例】図1および図2を参照しつつ本発明の一
実施例を説明する。図1はレーザによってアルミナ基板
に貫通孔を穿設する場合の説明図である。図2(イ)な
いし(ハ)はスルーホールを形成する際の工程順の説明
図である。第1工程では、図1および図2(イ)に示す
ように、たとえばアルミナ(Al 2 O3 )からなるセラ
ミック基板1上にアルミナ成分と当該成分と共にフリッ
ト層を形成する無機成分とが混在する厚膜ペースト(た
とえば、ガラスペースト)、あるいは上記無機成分を含
むAgPd系導体ペースト2を貫通孔の穿設する位置に
塗布する。その後、上記厚膜ペーストあるいは導体ペー
スト2は乾燥される。また、上記厚膜ペーストあるいは
導体ペースト2は、図2(イ)に示すように、セラミッ
ク基板1の両面に形成される。
実施例を説明する。図1はレーザによってアルミナ基板
に貫通孔を穿設する場合の説明図である。図2(イ)な
いし(ハ)はスルーホールを形成する際の工程順の説明
図である。第1工程では、図1および図2(イ)に示す
ように、たとえばアルミナ(Al 2 O3 )からなるセラ
ミック基板1上にアルミナ成分と当該成分と共にフリッ
ト層を形成する無機成分とが混在する厚膜ペースト(た
とえば、ガラスペースト)、あるいは上記無機成分を含
むAgPd系導体ペースト2を貫通孔の穿設する位置に
塗布する。その後、上記厚膜ペーストあるいは導体ペー
スト2は乾燥される。また、上記厚膜ペーストあるいは
導体ペースト2は、図2(イ)に示すように、セラミッ
ク基板1の両面に形成される。
【0012】第2工程では、前記厚膜ペーストあるいは
AgPd系導体ペースト2が塗布されているスルーホー
ルを形成する領域内にレーザ照射手段によってレーザ3
を照射する。そして、前記セラミック基板1は、前記レ
ーザ3の高熱によって、貫通孔4が穿設される。上記の
レーザ3による貫通孔4の加工時に、厚膜ペースト中に
含まれる無機成分(たとえば、ガラス)あるいは導体ペ
ースト中に含まれるガラス成分がレーザ3による高温で
アルミナと共に昇華し、アルミナとガラス成分、あるい
はアルミナ、AgPd系導体、およびガラス成分との溶
融状態の部分、すなわち、図2(ロ)に示すようなフリ
ット層5が形成される。
AgPd系導体ペースト2が塗布されているスルーホー
ルを形成する領域内にレーザ照射手段によってレーザ3
を照射する。そして、前記セラミック基板1は、前記レ
ーザ3の高熱によって、貫通孔4が穿設される。上記の
レーザ3による貫通孔4の加工時に、厚膜ペースト中に
含まれる無機成分(たとえば、ガラス)あるいは導体ペ
ースト中に含まれるガラス成分がレーザ3による高温で
アルミナと共に昇華し、アルミナとガラス成分、あるい
はアルミナ、AgPd系導体、およびガラス成分との溶
融状態の部分、すなわち、図2(ロ)に示すようなフリ
ット層5が形成される。
【0013】第3工程では、図2(ハ)に示すように、
前記厚膜ペースト2に用いた成分と同じ無機成分と導体
粉末とを含有する導体ペースト、あるいはAgPd系で
前記と同じく無機成分を含む導体ペースト6が貫通孔4
の近傍および内壁に塗布される。
前記厚膜ペースト2に用いた成分と同じ無機成分と導体
粉末とを含有する導体ペースト、あるいはAgPd系で
前記と同じく無機成分を含む導体ペースト6が貫通孔4
の近傍および内壁に塗布される。
【0014】第4工程では、前記貫通孔4の近傍および
内壁に塗布された導体ペースト6がセラミック基板1に
焼き付けられる。貫通孔4を穿設する際に形成されたフ
リット層5の無機成分と焼成前に塗布された導体ペース
ト6中の無機成分とが焼成中に化合し、貫通孔4内のア
ルミナと導体との密着性を良好にする。
内壁に塗布された導体ペースト6がセラミック基板1に
焼き付けられる。貫通孔4を穿設する際に形成されたフ
リット層5の無機成分と焼成前に塗布された導体ペース
ト6中の無機成分とが焼成中に化合し、貫通孔4内のア
ルミナと導体との密着性を良好にする。
【0015】以上説明したような工程により、セラミッ
ク基板1にスルーホールが形成される。このようにして
スルーホールが形成されたセラミック基板1の耐はんだ
性を試験した。その試験方法は、スルーホールを介した
基板表裏の導通をはんだディップを繰り返した後に、抵
抗値を測定するというものである。そして、この時の抵
抗値がはんだディップ前(試験前)の10倍以上になっ
た際のはんだディップ回数を不良発生回数として、20
個のサンプルを測定した。この結果、本実施例のもの
は、20個の不良発生回数が平均8回であった。これに
対して、従来例における方法によるものは、同様な測定
を20個について測定した結果、20個の不良発生回数
が平均5回であった。
ク基板1にスルーホールが形成される。このようにして
スルーホールが形成されたセラミック基板1の耐はんだ
性を試験した。その試験方法は、スルーホールを介した
基板表裏の導通をはんだディップを繰り返した後に、抵
抗値を測定するというものである。そして、この時の抵
抗値がはんだディップ前(試験前)の10倍以上になっ
た際のはんだディップ回数を不良発生回数として、20
個のサンプルを測定した。この結果、本実施例のもの
は、20個の不良発生回数が平均8回であった。これに
対して、従来例における方法によるものは、同様な測定
を20個について測定した結果、20個の不良発生回数
が平均5回であった。
【0016】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、セラミック基板は、アルミナに限定されるもので
はなく、多層印刷配線板あるいは混成集積回路装置等に
使用されている基板であればいかなるものにも適用でき
る。また、セラミック基板の材質が変われば、貫通孔に
形成される厚膜等の無機成分もセラミック基板と馴染む
ものに変わることはいうまでもない。さらに、スルーホ
ールの内壁に形成される導電ペーストに含まれる無機成
分においても同様である。
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、セラミック基板は、アルミナに限定されるもので
はなく、多層印刷配線板あるいは混成集積回路装置等に
使用されている基板であればいかなるものにも適用でき
る。また、セラミック基板の材質が変われば、貫通孔に
形成される厚膜等の無機成分もセラミック基板と馴染む
ものに変わることはいうまでもない。さらに、スルーホ
ールの内壁に形成される導電ペーストに含まれる無機成
分においても同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、貫通孔を穿設する領域
に、セラミック基板の成分と一緒になってフリット層を
形成する無機成分を含む厚膜ペーストを塗布し、この部
分をレーザの高温によって貫通孔を穿設したので、セラ
ミック基板と厚膜ペースト中の無機成分とが互いに溶け
合って凹凸のある表面を形成する。したがって、この凹
凸のある表面は、導電ペーストを塗布する際に馴染みが
良くなる。また、貫通孔の内壁に導体膜を形成する導電
ペーストにも前記と同様な無機成分が含まれているた
め、導電ペーストを焼成した際に、前記厚膜ペーストと
導電ペーストとに含まれている無機成分が溶融して導電
膜の剥離を防止する。
に、セラミック基板の成分と一緒になってフリット層を
形成する無機成分を含む厚膜ペーストを塗布し、この部
分をレーザの高温によって貫通孔を穿設したので、セラ
ミック基板と厚膜ペースト中の無機成分とが互いに溶け
合って凹凸のある表面を形成する。したがって、この凹
凸のある表面は、導電ペーストを塗布する際に馴染みが
良くなる。また、貫通孔の内壁に導体膜を形成する導電
ペーストにも前記と同様な無機成分が含まれているた
め、導電ペーストを焼成した際に、前記厚膜ペーストと
導電ペーストとに含まれている無機成分が溶融して導電
膜の剥離を防止する。
【図1】 レーザによってアルミナ基板に貫通孔を穿設
する場合の説明図である。
する場合の説明図である。
【図2】 (イ)ないし(ハ)はスルーホールを形成す
る際の工程順の説明図である。
る際の工程順の説明図である。
【図3】 (イ)は従来例におけるセラミック基板に貫
通孔を形成する方法の説明図である。(ロ)は(イ)に
示す方法によって貫通孔を穿設する以前のセラミック基
板の表面を説明するための図である。(ハ)は(イ)に
示す方法によって貫通孔を穿設した後のセラミック基板
の表面を説明するための図である。
通孔を形成する方法の説明図である。(ロ)は(イ)に
示す方法によって貫通孔を穿設する以前のセラミック基
板の表面を説明するための図である。(ハ)は(イ)に
示す方法によって貫通孔を穿設した後のセラミック基板
の表面を説明するための図である。
【図4】 貫通孔内に導電膜を形成する方法の説明図で
ある。
ある。
【図5】 厚膜ペーストを貫通孔内に塗布する方法の説
明図である。
明図である。
1・・・セラミック基板 2・・・厚膜ペースト 3・・・レーザ 4・・・貫通孔 5・・・フリット層 6・・・導体ペースト
Claims (2)
- 【請求項1】 貫通孔を介してセラミック基板の表面と
裏面とを電気的に接続するスルーホール形成方法におい
て、 セラミック基板の成分と当該成分と共にフリット層を形
成する無機成分とが混在する厚膜ペーストを塗布・乾燥
する第1工程と、 前記厚膜ペーストが塗布されている領域内をレーザ照射
手段によって貫通孔を穿設する第2工程と、 前記厚膜ペーストに用いた成分と同じ無機成分と導体粉
末とを含有する導体ペーストを貫通孔の近傍および内壁
に塗布する第3工程と、 前記導体ペーストをセラミック基板に焼き付ける第4工
程と、 からなることを特徴とするスルーホール形成方法。 - 【請求項2】 貫通孔を介してセラミック基板の表面と
裏面とを電気的に接続するスルーホール形成方法におい
て、 セラミック基板と共にフリット層を形成する導電性厚膜
ペーストを塗布・乾燥する第1工程と、 前記導電性厚膜ペーストが塗布されている領域内をレー
ザ照射手段によって貫通孔を穿設する第2工程と、 前記導電性厚膜ペーストと同じ導電性厚膜ペーストを貫
通孔の近傍および内壁に塗布する第3工程と、 前記導電性厚膜ペーストをセラミック基板に焼き付ける
第4工程と、 からなることを特徴とするスルーホール形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33800991A JPH05152743A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スルーホール形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33800991A JPH05152743A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スルーホール形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05152743A true JPH05152743A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18314094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33800991A Withdrawn JPH05152743A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スルーホール形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05152743A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009206234A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | セラミック基板およびセラミック基板の製造方法 |
| JP2010522641A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-07-08 | コーニング インコーポレイテッド | マイクロ流体装置の作製方法および得られた装置 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP33800991A patent/JPH05152743A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522641A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-07-08 | コーニング インコーポレイテッド | マイクロ流体装置の作製方法および得られた装置 |
| JP2009206234A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | セラミック基板およびセラミック基板の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4024629A (en) | Fabrication techniques for multilayer ceramic modules | |
| US5229549A (en) | Ceramic circuit board and a method of manufacturing the ceramic circuit board | |
| JP3780386B2 (ja) | セラミック回路基板及びその製造方法 | |
| US5271548A (en) | Method for applying solder to and mounting components on printed circuit boards | |
| JPS6367329B2 (ja) | ||
| JP2616040B2 (ja) | 厚膜回路基板の製造方法 | |
| JP2003101181A (ja) | 回路基板及びその製造方法ならびに電子装置 | |
| JP2002043737A (ja) | 印刷回路基板 | |
| JP3136682B2 (ja) | 多層配線基板の製造方法 | |
| JPH0794854A (ja) | バイアホール付きプリント配線板 | |
| JP2003142812A (ja) | チップ部品の実装方法 | |
| JPH0548269A (ja) | 多層配線基板の製造方法 | |
| JPH11186717A (ja) | 薄膜回路基板の製造方法 | |
| JP2981515B2 (ja) | 電子部品の製造方法 | |
| JPH0367404A (ja) | 導電性組成物および導電回路の製法 | |
| Tilsley et al. | Comparison of Dry Film and Liquid Photo‐imageable Solder Masks for Surface‐mount Assemblies | |
| JPH0362989A (ja) | 厚膜回路基板及びその製造方法 | |
| JPS61113298A (ja) | スル−ホ−ル印刷法 | |
| JPH02125728A (ja) | 複合基板およびその製造方法 | |
| JPH05291719A (ja) | プリント基板 | |
| JPH0488695A (ja) | スルーホール又はビアホールに抵抗体を有する回路基板及びその製造方法 | |
| JPH0272690A (ja) | 厚膜回路印刷基板 | |
| JPH0391992A (ja) | 印刷配線基板の製造方法 | |
| JPH0380358B2 (ja) | ||
| JPS62212280A (ja) | セラミツク基板の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |