JPH05155372A - 自動三輪車 - Google Patents
自動三輪車Info
- Publication number
- JPH05155372A JPH05155372A JP3322049A JP32204991A JPH05155372A JP H05155372 A JPH05155372 A JP H05155372A JP 3322049 A JP3322049 A JP 3322049A JP 32204991 A JP32204991 A JP 32204991A JP H05155372 A JPH05155372 A JP H05155372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint portion
- body frame
- power unit
- vehicle body
- shock absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コーナリング時における車体フレームのリーン
特性を左右均等にすると同時に、ショックアブソーバの
反力が車体フレームのリーンを妨げることを防止してコ
ーナリング時の操舵性および安定性を向上させる。 【構成】車体フレーム2に自動三輪車1の平面中心線A
上に位置する第1関節部15と、この第1関節部15の
側方に離間して位置する第2関節部16とを設け、上記
第1関節部15をパワーユニット11の前部に連結する
とともに、パワーユニット11の後部に前記平面中心線
A上に位置する第3関節部21を設け、この第3関節部
21と前記第2関節部16とをテンションロッド22で
連結する。また、ショックアブソーバ28の上端28a
を平面中心線A上に位置させて車体フレーム2に連結
し、下端28bを第1関節部15と第3関節部21とを
通るリーン軸Bに一致するようにパワーユニット11に
連結する。
特性を左右均等にすると同時に、ショックアブソーバの
反力が車体フレームのリーンを妨げることを防止してコ
ーナリング時の操舵性および安定性を向上させる。 【構成】車体フレーム2に自動三輪車1の平面中心線A
上に位置する第1関節部15と、この第1関節部15の
側方に離間して位置する第2関節部16とを設け、上記
第1関節部15をパワーユニット11の前部に連結する
とともに、パワーユニット11の後部に前記平面中心線
A上に位置する第3関節部21を設け、この第3関節部
21と前記第2関節部16とをテンションロッド22で
連結する。また、ショックアブソーバ28の上端28a
を平面中心線A上に位置させて車体フレーム2に連結
し、下端28bを第1関節部15と第3関節部21とを
通るリーン軸Bに一致するようにパワーユニット11に
連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナリング時におけ
る操舵性および安定性を向上させた自動三輪車に関す
る。
る操舵性および安定性を向上させた自動三輪車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動三輪車の多くは、前輪を操舵可能に
支持する車体フレームに、左右一対の後輪が軸支された
パワーユニット(エンジンと動力伝達装置とが一体的に
構成されたもの)を関節部を介して連結しており、パワ
ーユニットは左右の後輪とともに上記関節部廻りに揺動
可能とされ、路面からのショックを吸収できるようにな
っている。
支持する車体フレームに、左右一対の後輪が軸支された
パワーユニット(エンジンと動力伝達装置とが一体的に
構成されたもの)を関節部を介して連結しており、パワ
ーユニットは左右の後輪とともに上記関節部廻りに揺動
可能とされ、路面からのショックを吸収できるようにな
っている。
【0003】また車体フレームは、左右の後輪を接地さ
せたまま前輪や着座シートなどとともに上記関節部を軸
に側方へリーン(傾斜)可能とされるため、自動三輪車
はコーナリング時において、自動二輪車と同様に車体フ
レームをカーブの内側にリーンさせ、スムーズに曲がる
ことができる。
せたまま前輪や着座シートなどとともに上記関節部を軸
に側方へリーン(傾斜)可能とされるため、自動三輪車
はコーナリング時において、自動二輪車と同様に車体フ
レームをカーブの内側にリーンさせ、スムーズに曲がる
ことができる。
【0004】このような自動三輪車のパワーユニット
は、二輪スクータ用のものを基本形にしており、パワー
ユニットの後部と車体フレームとの間にはショックアブ
ソーバが設置され、二輪スクータと同様に後輪からのシ
ョックが吸収される。
は、二輪スクータ用のものを基本形にしており、パワー
ユニットの後部と車体フレームとの間にはショックアブ
ソーバが設置され、二輪スクータと同様に後輪からのシ
ョックが吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように自動三輪車のパワーユニットは二輪スクータ用
のものを基本にしているため、パワーユニット全体が自
動三輪車の車体側方(一般に左側方)にオフセットされ
ている。このため、車体フレームとパワーユニットとを
連結する関節部の構造を熟慮しないと、車体フレームの
リーン特性に左右のアンバランスが生じ、コーナリング
時における操縦性にくせが出て安定性が著しく悪化し、
乗車感も損われる。
たように自動三輪車のパワーユニットは二輪スクータ用
のものを基本にしているため、パワーユニット全体が自
動三輪車の車体側方(一般に左側方)にオフセットされ
ている。このため、車体フレームとパワーユニットとを
連結する関節部の構造を熟慮しないと、車体フレームの
リーン特性に左右のアンバランスが生じ、コーナリング
時における操縦性にくせが出て安定性が著しく悪化し、
乗車感も損われる。
【0006】また、コーナリング時に車体フレームをリ
ーンさせる際、前記ショックアブソーバの反力のために
車体フレームのリーンがスムーズに行えない場合があ
り、これもコーナリング時の操縦安定性を損う原因とな
る。
ーンさせる際、前記ショックアブソーバの反力のために
車体フレームのリーンがスムーズに行えない場合があ
り、これもコーナリング時の操縦安定性を損う原因とな
る。
【0007】さらに、コーナリング終了時に車体フレー
ムを素早く直立位置に復元させるため、前記関節部には
復元機構が設けられるが、この復元機構のもたらす復元
力とショックアブソーバの反力とが互いに干渉してしま
うため、復元機構とショックアブソーバの個々に適切な
特性を与えることができず、車体の設計が困難であっ
た。
ムを素早く直立位置に復元させるため、前記関節部には
復元機構が設けられるが、この復元機構のもたらす復元
力とショックアブソーバの反力とが互いに干渉してしま
うため、復元機構とショックアブソーバの個々に適切な
特性を与えることができず、車体の設計が困難であっ
た。
【0008】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、コーナリング時における車体フレーム
のリーン特性を左右均等にすると同時に、ショックアブ
ソーバの反力が車体フレームのリーンを妨げることを防
止してコーナリング時の操舵性および安定性を向上さ
せ、かつ復元機構の復元力とショックアブソーバの反力
とが相互に干渉することなく、車体設計が容易な自動三
輪車を提供することを目的とする。
なされたもので、コーナリング時における車体フレーム
のリーン特性を左右均等にすると同時に、ショックアブ
ソーバの反力が車体フレームのリーンを妨げることを防
止してコーナリング時の操舵性および安定性を向上さ
せ、かつ復元機構の復元力とショックアブソーバの反力
とが相互に干渉することなく、車体設計が容易な自動三
輪車を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動三輪車は、前輪を操舵可能に支持
する車体フレームに、左右一対の後輪が軸支されたパワ
ーユニットを関節部を介して連結した自動三輪車におい
て、車体フレームに自動三輪車の平面中心線上に位置す
る第1関節部と、この第1関節部の側方に離間して位置
する第2関節部とを設け、上記第1関節部をパワーユニ
ットの前部に連結するとともに、パワーユニットの後部
に前記平面中心線上に位置する第3関節部を設け、この
第3関節部と前記第2関節部とをテンションロッドで連
結したことを特徴としている。
め、本発明に係る自動三輪車は、前輪を操舵可能に支持
する車体フレームに、左右一対の後輪が軸支されたパワ
ーユニットを関節部を介して連結した自動三輪車におい
て、車体フレームに自動三輪車の平面中心線上に位置す
る第1関節部と、この第1関節部の側方に離間して位置
する第2関節部とを設け、上記第1関節部をパワーユニ
ットの前部に連結するとともに、パワーユニットの後部
に前記平面中心線上に位置する第3関節部を設け、この
第3関節部と前記第2関節部とをテンションロッドで連
結したことを特徴としている。
【0010】また、車体フレームとパワーユニットとの
間に介装されるショックアブソーバの上端を自動三輪車
の平面中心線上に位置させて車体フレームに連結し、下
端を前記第1関節部と第3関節部とを通るリーン軸に一
致するようにパワーユニットに連結している。
間に介装されるショックアブソーバの上端を自動三輪車
の平面中心線上に位置させて車体フレームに連結し、下
端を前記第1関節部と第3関節部とを通るリーン軸に一
致するようにパワーユニットに連結している。
【0011】さらに、前記第3関節部にナイトハルト機
構などの復元機構を組み込み、この復元機構のロータを
車体の幅方向に軸支させ、上記ロータに前記テンション
ロッドを連結している。
構などの復元機構を組み込み、この復元機構のロータを
車体の幅方向に軸支させ、上記ロータに前記テンション
ロッドを連結している。
【0012】
【作用】自動三輪車をこのように構成することにより、
パワーユニットが後輪とともに車体フレームに対して左
右均等に揺回でき、コーナリング時における車体フレー
ムのリーン特性が左右均等に保たれる。
パワーユニットが後輪とともに車体フレームに対して左
右均等に揺回でき、コーナリング時における車体フレー
ムのリーン特性が左右均等に保たれる。
【0013】また、車体フレームのリーンによってショ
ックアブソーバの全長が変化することがなく、車体フレ
ームはショックアブソーバからの反力を受けることなく
リーン可能となる。
ックアブソーバの全長が変化することがなく、車体フレ
ームはショックアブソーバからの反力を受けることなく
リーン可能となる。
【0014】さらに、リーンした車体を立て直そうとす
る復元機構の復元力と、ショックアブソーバの反力とが
互いに干渉することがない。
る復元機構の復元力と、ショックアブソーバの反力とが
互いに干渉することがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0016】図1は本発明に係る自動三輪車の平面図、
図2は右側面図、図3は後部右側より見た斜視図であ
る。これらの図は、自動三輪車の最も根本的な構成部材
のみを示しており、着座シートやフレームカバー、エン
ジン補機類、電装部品等は全て省略されている。
図2は右側面図、図3は後部右側より見た斜視図であ
る。これらの図は、自動三輪車の最も根本的な構成部材
のみを示しており、着座シートやフレームカバー、エン
ジン補機類、電装部品等は全て省略されている。
【0017】自動三輪車1は、例えばアンダーボーンタ
イプの車体フレーム2を備えており、車体フレーム2は
前輪3が軸支されたフロントフォーク4をハンドルバー
5とともに操舵可能に支持するヘッドパイプ6と、ヘッ
ドパイプ6から下部後方に延びるダウンチューブ7と、
ダウンチューブ7の後端部に固定された水平パイプ8
と、水平パイプ8の両端から上方後部に延び、図示しな
い着座シートを支えるリヤフレーム9とから構成されて
いる。
イプの車体フレーム2を備えており、車体フレーム2は
前輪3が軸支されたフロントフォーク4をハンドルバー
5とともに操舵可能に支持するヘッドパイプ6と、ヘッ
ドパイプ6から下部後方に延びるダウンチューブ7と、
ダウンチューブ7の後端部に固定された水平パイプ8
と、水平パイプ8の両端から上方後部に延び、図示しな
い着座シートを支えるリヤフレーム9とから構成されて
いる。
【0018】車体フレーム2の後部には、一般的な二輪
スクータ用のものと同一の基本構造を持つパワーユニッ
ト11が左側方にオフセットして連結され、このパワー
ユニット11の後部には左右一対の後輪12,13がリ
ヤアクスルシャフト14によって軸支されている。
スクータ用のものと同一の基本構造を持つパワーユニッ
ト11が左側方にオフセットして連結され、このパワー
ユニット11の後部には左右一対の後輪12,13がリ
ヤアクスルシャフト14によって軸支されている。
【0019】車体フレーム2の水平パイプ8には、全方
向に屈折し、ねじれることも可能な第1関節部15と第
2関節部16とが、それぞれステー17,18を介して
設けられている。これらの関節部15,16には例えば
ボールジョイントが用いられる。第1関節部15は、図
1に示すように自動三輪車1の平面中心線A上に位置す
るように設けられ、第2関節部16は第1関節部15の
側方(本実施例では右側方)に離間させて同一の高さに
設けられている。
向に屈折し、ねじれることも可能な第1関節部15と第
2関節部16とが、それぞれステー17,18を介して
設けられている。これらの関節部15,16には例えば
ボールジョイントが用いられる。第1関節部15は、図
1に示すように自動三輪車1の平面中心線A上に位置す
るように設けられ、第2関節部16は第1関節部15の
側方(本実施例では右側方)に離間させて同一の高さに
設けられている。
【0020】一方、パワーユニット11の前部には前方
へ延びるアーム19が突設され、このアーム19が前記
第1関節部15に連結される。また、パワーユニット1
1の後部には第3関節部21が前記平面中心線A上に位
置するように設置され、この第3関節部21と前記第2
関節部16とがテンションロッド22で連結されてい
る。
へ延びるアーム19が突設され、このアーム19が前記
第1関節部15に連結される。また、パワーユニット1
1の後部には第3関節部21が前記平面中心線A上に位
置するように設置され、この第3関節部21と前記第2
関節部16とがテンションロッド22で連結されてい
る。
【0021】第3関節部21は図4に示すようなケーシ
ング23を有し、内部には図5、図6に示すように、復
元機構として一般的なナイトハルト機構24が組み込ま
れている。上記ナイトハルト機構24のロータ25は、
車体の幅方向に軸支されており、このロータ25に前記
テンションロッド22が連結される。
ング23を有し、内部には図5、図6に示すように、復
元機構として一般的なナイトハルト機構24が組み込ま
れている。上記ナイトハルト機構24のロータ25は、
車体の幅方向に軸支されており、このロータ25に前記
テンションロッド22が連結される。
【0022】上記ロータ25はケーシング23内のカム
26に回転一体で、カム26とケーシング23との間に
はゴムなどの弾性ローラ27が入っている。このためロ
ータ25が回転すると、弾性ローラ27がカム26とケ
ーシング23との間で圧縮変形し、カム26をもとの位
置に戻そうとする復元力が働く。
26に回転一体で、カム26とケーシング23との間に
はゴムなどの弾性ローラ27が入っている。このためロ
ータ25が回転すると、弾性ローラ27がカム26とケ
ーシング23との間で圧縮変形し、カム26をもとの位
置に戻そうとする復元力が働く。
【0023】車体フレーム2とパワーユニット11との
間にはショックアブソーバ28が介装されており、この
ショックアブソーバ28の上端28aは平面中心線A上
に位置させてリヤフレーム9に連結され、下端28bは
前記第1関節部15と第3関節部21とを通るリーン軸
B(図2参照)に一致するようにパワーユニット11に
連結されている。なお、本実施例においてショックアブ
ソーバ28は、リヤフレーム9およびパワーユニット1
1のそれぞれ最後部に連結されているが、第1関節部1
5と第3関節部21の中間に設置しても良い。
間にはショックアブソーバ28が介装されており、この
ショックアブソーバ28の上端28aは平面中心線A上
に位置させてリヤフレーム9に連結され、下端28bは
前記第1関節部15と第3関節部21とを通るリーン軸
B(図2参照)に一致するようにパワーユニット11に
連結されている。なお、本実施例においてショックアブ
ソーバ28は、リヤフレーム9およびパワーユニット1
1のそれぞれ最後部に連結されているが、第1関節部1
5と第3関節部21の中間に設置しても良い。
【0024】このように構成された自動三輪車1は、パ
ワーユニット11が後輪12,13とともに第1関節部
15と第2関節部16とを結ぶ揺動軸C廻りに揺動可能
であり、路面からのショックはショックアブソーバ28
の伸縮によって緩衝される。
ワーユニット11が後輪12,13とともに第1関節部
15と第2関節部16とを結ぶ揺動軸C廻りに揺動可能
であり、路面からのショックはショックアブソーバ28
の伸縮によって緩衝される。
【0025】また、車体フレーム2は後輪12,13を
接地させたまま前記リーン軸Bを中心として左右にリー
ン可能であり、コーナリング時には車体フレーム2を乗
員ともどもカーブの内側に傾けてスムーズに走行するこ
とができる。
接地させたまま前記リーン軸Bを中心として左右にリー
ン可能であり、コーナリング時には車体フレーム2を乗
員ともどもカーブの内側に傾けてスムーズに走行するこ
とができる。
【0026】テンションロッド22は、車体フレーム2
が直立位置にあるときに図4に示す中立位置(0)に保
たれ、車体フレーム2がリーンすると第3関節部21を
支点に上下方向(+,−)に回動する。このとき第3関
節部21に組み込まれたナイトハルト機構24がテンシ
ョンロッド22を中立位置(0)に復元させようとする
ため、コーナリング時に傾けられた車体フレーム2には
直立位置に戻ろうとする反力が加わり、コーナリング終
了時に車体フレーム2を素早く直立位置に立て直すこと
ができる。
が直立位置にあるときに図4に示す中立位置(0)に保
たれ、車体フレーム2がリーンすると第3関節部21を
支点に上下方向(+,−)に回動する。このとき第3関
節部21に組み込まれたナイトハルト機構24がテンシ
ョンロッド22を中立位置(0)に復元させようとする
ため、コーナリング時に傾けられた車体フレーム2には
直立位置に戻ろうとする反力が加わり、コーナリング終
了時に車体フレーム2を素早く直立位置に立て直すこと
ができる。
【0027】本発明では、パワーユニット11を車体フ
レーム2に連結するための第1関節部15と第3関節部
21とを、自動三輪車1の平面中心線A上に位置させて
設けたため、本実施例のようにパワーユニット11が片
側にオフセットされた態様でもパワーユニット11およ
び後輪12,13は車体フレーム2に対して左右均等に
揺回できる。このためコーナリング時における車体フレ
ーム2のリーン特性は左右均等に保たれる。
レーム2に連結するための第1関節部15と第3関節部
21とを、自動三輪車1の平面中心線A上に位置させて
設けたため、本実施例のようにパワーユニット11が片
側にオフセットされた態様でもパワーユニット11およ
び後輪12,13は車体フレーム2に対して左右均等に
揺回できる。このためコーナリング時における車体フレ
ーム2のリーン特性は左右均等に保たれる。
【0028】また車体フレーム2は、第1関節部15と
第3関節部21とを通るリーン軸B廻りにリーンする
が、ショックアブソーバ28の下端28bを上記リーン
軸Bに一致させたため、車体フレーム2がいかなる角度
にリーンしてもショックアブソーバ28の全長は変わら
ず、車体フレーム2はショックアブソーバ28の反力を
受けることなくスムーズにリーンできる。この効果は、
車体フレーム2の左右均等なリーン特性と相まって自動
三輪車1のコーナリング時における操舵性および安定性
を飛躍的に向上させる。
第3関節部21とを通るリーン軸B廻りにリーンする
が、ショックアブソーバ28の下端28bを上記リーン
軸Bに一致させたため、車体フレーム2がいかなる角度
にリーンしてもショックアブソーバ28の全長は変わら
ず、車体フレーム2はショックアブソーバ28の反力を
受けることなくスムーズにリーンできる。この効果は、
車体フレーム2の左右均等なリーン特性と相まって自動
三輪車1のコーナリング時における操舵性および安定性
を飛躍的に向上させる。
【0029】なお、本実施例ではリーン軸Bが図1にお
いて平面中心線Aに重なっているが、リーン軸Bが平面
中心線Aに重ならない場合でも、ショックアブソーバ2
8の下端28bをリーン軸Bに一致させることにより、
同様に車体フレーム2をスムーズにリーンさせることが
できる。
いて平面中心線Aに重なっているが、リーン軸Bが平面
中心線Aに重ならない場合でも、ショックアブソーバ2
8の下端28bをリーン軸Bに一致させることにより、
同様に車体フレーム2をスムーズにリーンさせることが
できる。
【0030】さらに、車体フレーム2を直立位置に立て
直す復元機構(ナイトハルト機構24)の復元力と、シ
ョックアブソーバ28の反力とが互いに干渉することが
ないため、復元機構とショックアブソーバ28の特性を
個別に設定でき、それぞれに適切な特性を付与すること
ができるため、車体設計が容易になる。
直す復元機構(ナイトハルト機構24)の復元力と、シ
ョックアブソーバ28の反力とが互いに干渉することが
ないため、復元機構とショックアブソーバ28の特性を
個別に設定でき、それぞれに適切な特性を付与すること
ができるため、車体設計が容易になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
三輪車は、前輪を操舵可能に支持する車体フレームに、
左右一対の後輪が軸支されたパワーユニットを関節部を
介して連結した自動三輪車において、車体フレームに自
動三輪車の平面中心線上に位置する第1関節部と、この
第1関節部の側方に離間して位置する第2関節部とを設
け、上記第1関節部をパワーユニットの前部に連結する
とともに、パワーユニットの後部に前記平面中心線上に
位置する第3関節部を設け、この第3関節部と前記第2
関節部とをテンションロッドで連結したことを特徴とし
ている。
三輪車は、前輪を操舵可能に支持する車体フレームに、
左右一対の後輪が軸支されたパワーユニットを関節部を
介して連結した自動三輪車において、車体フレームに自
動三輪車の平面中心線上に位置する第1関節部と、この
第1関節部の側方に離間して位置する第2関節部とを設
け、上記第1関節部をパワーユニットの前部に連結する
とともに、パワーユニットの後部に前記平面中心線上に
位置する第3関節部を設け、この第3関節部と前記第2
関節部とをテンションロッドで連結したことを特徴とし
ている。
【0032】したがって、パワーユニットが後輪ととも
に車体フレームに対し左右均等に揺回でき、コーナリン
グ時における車体フレームのリーン特性が左右均等に保
たれる。このためパワーユニットが車体の平面中心線に
対してオフセットされていてもコーナリング時の操縦性
にくせが出ず、安定したコーナリング性能が得られる。
に車体フレームに対し左右均等に揺回でき、コーナリン
グ時における車体フレームのリーン特性が左右均等に保
たれる。このためパワーユニットが車体の平面中心線に
対してオフセットされていてもコーナリング時の操縦性
にくせが出ず、安定したコーナリング性能が得られる。
【0033】また、車体フレームとパワーユニットとの
間に介装されるショックアブソーバの上端を自動三輪車
の平面中心線上に位置させて車体フレームに連結し、下
端を前記第1関節部と第3関節部とを通るリーン軸に一
致するようにパワーユニットに連結したため、車体フレ
ームのリーン時にショックアブソーバの全長が変化する
ことがなく、車体フレームはショックアブソーバからの
反力を受けずにスムーズにリーン可能となり、自動三輪
車は安定したコーナリングが行える。
間に介装されるショックアブソーバの上端を自動三輪車
の平面中心線上に位置させて車体フレームに連結し、下
端を前記第1関節部と第3関節部とを通るリーン軸に一
致するようにパワーユニットに連結したため、車体フレ
ームのリーン時にショックアブソーバの全長が変化する
ことがなく、車体フレームはショックアブソーバからの
反力を受けずにスムーズにリーン可能となり、自動三輪
車は安定したコーナリングが行える。
【0034】さらに本発明では、前記第3関節部にナイ
トハルト機構などの復元機構を組み込み、この復元機構
のロータを車体の幅方向に軸支させ、上記ロータに前記
テンションロッドを連結したため、復元機構の復元力と
ショックアブソーバの反力とが互いに干渉することがな
く、復元機構およびショックアブソーバの特性を個別に
設定でき、それぞれに適切な特性を持たせることができ
る。
トハルト機構などの復元機構を組み込み、この復元機構
のロータを車体の幅方向に軸支させ、上記ロータに前記
テンションロッドを連結したため、復元機構の復元力と
ショックアブソーバの反力とが互いに干渉することがな
く、復元機構およびショックアブソーバの特性を個別に
設定でき、それぞれに適切な特性を持たせることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す自動三輪車の平面図。
【図2】自動三輪車の右側面図。
【図3】自動三輪車を後部右側より見た斜視図。
【図4】第3関節部の外観斜視図。
【図5】図6のV−V線に沿う第3関節部の断面図。
【図6】図5のVI−VI矢視図。
1 自動三輪車 2 車体フレーム 3 前輪 9 リヤフレーム 11 パワーユニット 12,13 後輪 14 リヤアクスルシャフト 15 第1関節部 16 第2関節部 17,18 ステー 19 アーム 21 第3関節部 22 テンションロッド 24 復元機構であるナイトハルト機構 25 ロータ 28 ショックアブソーバ 28a ショックアブソーバの上端 28b ショックアブソーバの下端 A 自動三輪車の平面中心線 B リーン軸 C 揺動軸
Claims (3)
- 【請求項1】 前輪を操舵可能に支持する車体フレーム
に、左右一対の後輪が軸支されたパワーユニットを関節
部を介して連結した自動三輪車において、車体フレーム
に自動三輪車の平面中心線上に位置する第1関節部と、
この第1関節部の側方に離間して位置する第2関節部と
を設け、上記第1関節部をパワーユニットの前部に連結
するとともに、パワーユニットの後部に前記平面中心線
上に位置する第3関節部を設け、この第3関節部と前記
第2関節部とをテンションロッドで連結したことを特徴
とする自動三輪車。 - 【請求項2】 車体フレームとパワーユニットとの間に
介装されるショックアブソーバの上端を自動三輪車の平
面中心線上に位置させて車体フレームに連結し、下端を
前記第1関節部と第3関節部とを通るリーン軸に一致す
るようにパワーユニットに連結したことを特徴とする請
求項1に記載の自動三輪車。 - 【請求項3】 前記第3関節部にナイトハルト機構など
の復元機構を組み込み、この復元機構のロータを車体の
幅方向に軸支させ、上記ロータに前記テンションロッド
を連結したことを特徴とする請求項1に記載の自動三輪
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322049A JPH05155372A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 自動三輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322049A JPH05155372A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 自動三輪車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155372A true JPH05155372A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18139347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3322049A Pending JPH05155372A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 自動三輪車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05155372A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10201795A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Suzuki Motor Corp | 電動車両のフレーム構造 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3322049A patent/JPH05155372A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10201795A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Suzuki Motor Corp | 電動車両のフレーム構造 |
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