JPH05155590A - ウインチのブレーキ装置 - Google Patents

ウインチのブレーキ装置

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JPH05155590A
JPH05155590A JP35034991A JP35034991A JPH05155590A JP H05155590 A JPH05155590 A JP H05155590A JP 35034991 A JP35034991 A JP 35034991A JP 35034991 A JP35034991 A JP 35034991A JP H05155590 A JPH05155590 A JP H05155590A
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reducing valve
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Seiji Kawamura
成二 川村
Yukio Makino
幸男 牧野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Nishina Industrial Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザーの要求や作業内容に応じて、ブレーキ
ペダル装置を大幅に改造することなく、ブレ−キペダル
踏力とブレーキシリンダ出力との関係を変えることがで
きる簡単な構造のウインチのブレーキ装置を提供する。 【構成】ブレーキバンド2を閉めるブレーキシリンダ3
に、ペダル5で操作されるブースタバルブ12を接続す
る。油圧源17とブースタバルブ12の油室15との間
に減圧弁20を設ける。減圧弁20のパイロット室20
aとブースタバルブ12の出力ポート22との間を連通
する。減圧弁20は調整ボルト37により設定された圧
力以上で作動してブースタバルブ12にアシスト力を作
用する。調整ボルト37の調整により、踏力とブレーキ
力との関係を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーン等の建設機械
に使用されるウインチのブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はクレーン等に使用される従来のウ
インチのブレーキ装置を示す油圧回路図であり、巻上ド
ラム1の外周に設けたブレーキバンド2に接続した戻し
バネ3a内蔵のブレーキシリンダ3と、該ブレーキシリ
ンダ3に対する圧油の給排を制御するコントロールバル
ブ4と、該コントロールバルブ4を操作するブレーキペ
ダル5とからなり、戻しバネ5aの張力に抗してブレー
キペダル5を踏み込むと、スプール6が作動し、油圧ポ
ンプ7からの圧油が、油圧源回路8から入力ポート9、
出力ポート10を通り、ブレーキシリンダ3に送られ、
ブレーキバンド2が作動し、巻上ドラム1を制動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレーキ装置に
おいて、ブレーキシリンダ3へ給排される圧油は、ブレ
ーキペダル5の踏み込み量、すなわち踏力で加減するこ
とから、踏力とブレーキシリンダ3の出力の関係をグラ
フにすると、図8のように直線となる。この場合、ブレ
ーキシリンダ3の出力の大きさの大小に関係無く、踏力
の加減のしかたは常に同じにする必要があることから、
軽荷重でも重荷重でもブレーキペダル5の操作は慎重に
行なわなければならない。また、クレーン作業のように
軽荷重及び中荷重が多く、かつ荷重が変化することが多
い作業の場合には、ブレーキシリンダ3の出力が低いレ
ベル、すなわち踏力の小さいレベルで作業を行なうた
め、ブレーキフィーリングが悪い、あるいは踏力が軽す
ぎる等の問題が発生する。
【0004】一方、巻上ロープにリフティングマグネッ
トを接続してスクラップ作業を行なう場合や、巻上ロー
プにクラムシェルバケット等の掘削用バケットを取付け
て掘削作業を行なう場合には、比較的重荷重となり、大
きな踏力が必要で、踏力が重すぎるという問題が発生す
る。
【0005】また、スクラップ作業や掘削作業等の重荷
重作業では、ブレーキバンド2とドラム1との摩擦によ
りドラム1が膨張するため、ブレーキバンド2とドラム
1との隙間が狭くなり、ブレーキペダル5の踏み込み量
が少なくなり、コントロールバルブ4の切り換えができ
なくなることがあり、踏力が重くなったりブレーキがき
かなくなる等の問題が発生する。
【0006】本発明者は、このような問題点を解決する
ため、ブレーキペダル5の踏力とコントロールバルブ4
の出力の関係が使用範囲内で屈曲点を有するブレーキ特
性に設定できるものを開発し、提案している(特開平3
−61158号)。しかしこの先願のブレーキ装置は、
ブースタバルブのピストンに2段以上の段付き部を設け
て複数の油室を設け、踏力の増加により受圧油室を変え
るものであり、スプールやシリンダの構造が複雑化する
という問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、ユーザーの要求や作業内容に
応じて、ブレーキペダル装置を大幅に改造することな
く、ブレ−キペダル踏力とブレーキシリンダ出力との関
係を変えることができる簡単な構造のウインチのブレー
キ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、建設機械に使用されるウインチのブレー
キ装置において、巻上ドラムを制動するブレーキバンド
に接続したブレーキシリンダと、該ブレーキシリンダに
対する圧油の給排を制御するブースタバルブと、該ブー
スタバルブを操作するブレーキペダルとを備え、前記ブ
ースタバルブには、前記ブレーキペダルによって操作さ
れるピストンと、該ピストンに設けた段付き部により構
成された油室を備えるとともに、前記ブ−スタバルブの
油室に連通するAポ−トと油圧源との間に減圧弁を備
え、該減圧弁のパイロット室とブースタバルブの出力ポ
ートとを連通させ、該減圧弁にその設定圧の調整手段を
有し、前記出力ポートにブレーキ管路を介してブレーキ
シリンダを接続し、前記ピストンの移動量に応じた油量
が前記出力ポートから吐出されて前記ブレーキシリンダ
に送油されるように構成され、前記ブレーキペダルに加
わる踏力がある一定値を超えると踏力に応じて圧力変動
する吐出圧により前記減圧弁のスプ−ルが作動し、該減
圧弁に接続されている圧力源の圧油が前記ブースタバル
ブのAポートから油室に送油され前記ブースタバルブの
出力が増加するように構成されていることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、前記減圧弁の設定圧の調
整手段として、前記減圧弁のスプ−ルの戻しバネ調整ボ
ルトを備えたことを特徴とする
【0010】
【作用】本発明のブレーキ装置は、上述のように、前記
ブレーキペダルに加わる踏力がある一定値を超えると前
記減圧弁が作動し、前記ブースタバルブの出力が増加す
るように構成されているので、踏力とブレーキシリンダ
の出力との関係を表わすグラフが、途中に変曲点の存在
する関係となるブレーキ特性のものが得られる。
【0011】
【実施例】図1において、12は油圧回路8とブレ−キ
シリンダ3との間に設けられたブ−スタバルブであり、
ブレ−キペダル5を操作することにより、ブレ−キシリ
ンダ3に対する圧油の給排を制御するものである。
【0012】前記ブースタバルブ12には、前記ブレー
キペダル5によって操作されるピストン13と、該ピス
トン13に設けた段付き部により構成された油室15を
備えるとともに、前記ブ−スタバルブ12の油室15に
連通するAポート18と前記と油圧源との間に減圧弁2
0を備える。該減圧弁20にはその設定圧の調整手段と
して、減圧弁20のボディにねじ込まれナット38によ
り固定されるバネ20bの調整ボルト37を有してい
る。
【0013】また、該減圧弁のパイロット室20aとブ
ースタバルブ12の出力ポート22とを通路19を通し
て連通させ、該出力ポート22にはブレ−キ管路24を
介してブレ−キシリンダ3を接続する。これにより、前
記ピストン13の移動量に応じた油量が出力ポ−ト22
から吐出されて前記ブレーキシリンダ3に送油されるよ
うに構成され、前記ブレーキペダル5に加わる踏力があ
る一定値を超え、パイロット室20aの油圧が設定圧を
越えると、前記減圧弁20のピストン20cが作動し、
圧力源回路8からの圧油が該減圧弁20を通り前記ブー
スタバルブ12のピストン13にアシスト力として作用
し、該ブ−スタバルブの吐出圧力が増大するように構成
されている。
【0014】次に図2によりブースタバルブ12の詳細
を説明する。ブースタバルブ12のボディは、ピストン
13が摺動自在に貫挿された第1ボディ30と、第2ボ
ディ31に、前記ピストン13の戻しばね28を受ける
ばね受け32とにより構成される。ピストン13は断面
積A1(図2参照)の大径部13aと、断面積A2の小径
部13bとからなる段付きのものである。第2ボディ3
1とピストン13との間には、大径部13aと小径部1
3bとの間の段付け部分に前記Aポート18に連通する
油室15が形成される。油室15の断面積A3は大径部
13aと小径部13bとの差となる。
【0015】ピストン13の大径部13aの中間部に
は、半径方向に貫通溝bが穿設され、該貫通溝bに減圧
弁20のタンクポ−ト21に一端を嵌着して半径方向に
固定したパイプ34を摺動自在に貫通している。タンク
ポ−ト21は、パイプ34に設けた穴cを通して第2ボ
ディ31とピストン13の大径部13aの中間部の油室
dに連通している。ブレーキペダル5を操作していない
状態においては、逆止弁26の弁体26aに設けたパイ
プ26bの先端が、前記パイプ34に当接して逆止弁2
6が開いた状態となっていることにより、ピストン13
の先端と第2ボディ31とばね受け35とで囲まれた油
室sは、パイプ26b、34を通してタンクポ−ト21
に連通している。
【0016】図2の状態は、図1に対応しており、ピス
トン13は左位置にあるから、油室15はAポート1
8、通路f、g、ポート21を通して油タンク23に連
通し、また、ブレーキシリンダ3内も、開となっている
逆止弁26、パイプ26b、34、通路40、通路f、
g、ポート21を通して油タンク23に連通している。
【0017】ブレーキペダル5を踏み込むと、ピストン
13が右行するから、逆止弁26が閉じられ、油室Sと
タンクポ−ト21の通路が遮断されブ−スタバルブ12
の油室Sとブレ−キ管路24とブレ−キシリンダ3の圧
油は閉鎖された状態になる。ブレ−キペダル5をさらに
押し込むとピストン13もさらに右行し、これにともな
い油室Sとブレ−キ管路24内の油がブレ−キシリンダ
3内に入り、ブレーキバンド2を締め付け方向に作動さ
せる。ブレ−キバンド2が巻上ドラム1に接した後、さ
らにブレ−キペダル5に踏力を加え油室S内の圧油があ
る一定値になると、図3に示すように、減圧弁20のス
プ−ル20cが押され、入力ポ−ト17とスプ−ル20
cの通路eが連通すると同時に通路fとタンクポ−ト2
1は遮断され、入力ポ−ト17からの圧油は、スプ−ル
20cの通路e,gを通りAポ−ト18を通り、ブース
タバルブ12のピストン13の油室15に入る。
【0018】この場合、減圧弁20の一次側油圧P1
ブ−スタバルブ12の出力に比例して増大し、前記一次
側油圧P1と二次側油圧P2との関係は図4(A)に示す
ように、減圧弁20のプ−ル20cが作動する油圧PT
まではP2=0となり、図2に示すように、ピストン1
3の吐出部の断面積をA1とすると、ブレーキペダル5
の踏力fに対するブ−スタバルブ12の吐出圧力P
Aは、PA=f/A1となる。すなわち、この間は静油圧
ブレ−キのように踏力に応じた吐出圧力の変化を得るこ
とができる。
【0019】一方、減圧弁20の一次側油圧P1が前記
設定圧PTを超えると、減圧弁20のピストン20cが
作動し、二次側油圧P2=P1−PTが、油室15にアシ
スト圧力として作用し、この時のブ−スタバルブ12の
吐出圧力PBはPB=f/A1 +P2・A3/A1 なり、図
4(B)に示すように、減圧弁20の設定圧PTに対応
した踏力を変曲点T1として、ブ−スタバルブ12の吐
出圧力が増大する。
【0020】ここで、減圧弁20の作動設定圧PTを高
く設定すると、ブレ−キペダル5の踏力の対するブ−ス
タバルブ12の吐出圧力の関係がゆるやかな立ち上がり
を示す区間を広くとることができ、クレ−ン作業時のよ
うな軽荷重時においては、ラフな踏力加減でもブレ−キ
操作が容易に行うことができる。しかし、このようなブ
レ−キ性能は、リフティングマグネットを用いるスクラ
ップ荷役作業や、クラムシェルバケット等の掘削用バケ
ット等を使用するような、比較的重荷重の作業には、踏
力が重く不向きである。そこで、図5に示すように、減
圧弁20の作動設定圧PTを調整ボルト37により低く
すると、減圧弁20の一次側油圧P1と前記設定圧PT
の関係は図6(A)に示すようになり、ブレ−キペダル
5の踏力とブ−スタバルブ12の吐出圧力の関係は、図
6(B)に示すようになる。このようにすることによっ
て、前記重荷重の作業においても踏力を軽くすることが
できる。
【0021】また、重荷重作業等によりドラム1が膨張
し、ドラム1とブレーキバンド2との隙間が狭くなり、
ブレーキペダル5の踏み込み量が少なくなっても、ブー
スタバルブ12の吐出圧力はブレーキペダル5の踏力に
応じて増減するため、隙間の大きさにとらわれずにドラ
ム1を制動することができる。
【0022】前記減圧弁20の設定圧の調整手段として
は、油圧を使用して設定圧を切り換えることもできる
が、調整ボルト37を用いることにより、ブレーキ特性
の変更が現場においても容易に行える。
【0023】
【発明の効果】請求項1によれば、ブ−スタバルブの減
圧弁の作動設定圧を加減することにより、ユーザーの要
求するブレーキ性能を有するブレーキ装置を提供でき
る。すなわち、軽荷重時にはラフな踏力加減でもブレー
キ操作が容易な性能のもの、あるいは重荷重時には軽い
踏力でも大きなブレーキ出力が得られるものが減圧弁の
設定圧を変えることで容易に得られ、いずれの場合も好
適な踏力が設定される。また、減圧弁の設定圧を容易に
変えられるようにしたことで、ユ−ザ−が作業内容に応
じて調整することにより、荷重の度合に好適なブレーキ
特性を任意に選定でき、好適なブレ−キフィーリングで
作業できる。また、減圧弁の設定圧の調整によりブレー
キ特性が変更できるため、ブレーキ特性の変更のために
ブレーキ装置の改造や部品の交換あるいは切り換え弁の
付設を行なう必要がない。
【0024】請求項2によれば、調整ボルトの調整によ
りブレーキ特性が変更ができるので、ブレーキ特性の変
更が作業現場等でも容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す油圧回路図である。
【図2】該実施例のブースタバルブの縦断面図である。
【図3】図2のブースタバルブの作動状態を示す縦断面
図である。
【図4】(A)は該実施例の減圧弁の特性図、(B)は
該実施例のブレーキ性能線図である
【図5】該実施例の減圧弁の戻しバネ調整ボルトを最大
限ゆるめた時の減圧弁の状態を示すブースタバルブの縦
断面図である。
【図6】(A)は図5の実施例の減圧弁の特性図、
(B)は該実施例のブレーキ性能線図である。
【図7】従来のブレーキ装置を示す油圧回路図である。
【図8】従来のブレーキ装置のブレーキ性能線図であ
る。
【符号の説明】
1 巻上ドラム 2 ブレーキバンド 3 ブレーキシリンダ 5 ブレーキペダル 7 油圧ホンプ 12 ブースタバルブ 13 ピストン 15 油室 17 入力ポート 21 タンクポート 20 減圧弁 20a パイロット室 20b 戻しバネ 20c ピストン 26 逆止弁 37 調整ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械に使用されるウインチのブレーキ
    装置において、巻上ドラムを制動するブレーキバンドに
    接続したブレーキシリンダと、該ブレーキシリンダに対
    する圧油の給排を制御するブースタバルブと、該ブース
    タバルブを操作するブレーキペダルとを備え、前記ブー
    スタバルブには、前記ブレーキペダルによって操作され
    るピストンと、該ピストンに設けた段付き部により構成
    された油室を備えるとともに、前記ブ−スタバルブの油
    室に連通するAポ−トと油圧源との間に減圧弁を備え、
    該減圧弁のパイロット室とブースタバルブの出力ポート
    とを連通させ、該減圧弁にその設定圧の調整手段を有
    し、前記出力ポートにブレーキ管路を介してブレーキシ
    リンダを接続し、前記ピストンの移動量に応じた油量が
    前記出力ポートから吐出されて前記ブレーキシリンダに
    送油されるように構成され、前記ブレーキペダルに加わ
    る踏力がある一定値を超えると踏力に応じて圧力変動す
    る吐出圧により前記減圧弁のスプ−ルが作動し、該減圧
    弁に接続されている圧力源の圧油が前記ブースタバルブ
    のAポートから油室に送油され前記ブースタバルブの出
    力が増加するように構成されていることを特徴とするウ
    インチのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記減圧弁の設定圧の
    調整手段として、前記減圧弁のスプ−ルの戻しバネ調整
    ボルトを備えたことを特徴とするウインチのブレーキ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102807172A (zh) * 2012-07-19 2012-12-05 武汉船用机械有限责任公司 一种液压绞车的制动装置及系统
CN103062252A (zh) * 2013-01-04 2013-04-24 宁波西田信染织有限公司 一种印花机磁台抱闸装置
CN105060156A (zh) * 2015-08-05 2015-11-18 南通力威机械有限公司 一种卷扬机卷筒制动装置

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