JPH05156802A - アルミニウム製コンクリート用型枠 - Google Patents
アルミニウム製コンクリート用型枠Info
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- JPH05156802A JPH05156802A JP31822791A JP31822791A JPH05156802A JP H05156802 A JPH05156802 A JP H05156802A JP 31822791 A JP31822791 A JP 31822791A JP 31822791 A JP31822791 A JP 31822791A JP H05156802 A JPH05156802 A JP H05156802A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐食性が優れており、加工及び組立方法が簡
素であると共に、耐久性が優れているアルミニウム製コ
ンクリート用型枠を提供する。 【構成】 断面L字形の各1対の枠部材21,22を矩
形に組み合わせて枠体20が構成されている。枠体20
の長辺側枠部材21間を連結するように、複数個の中桟
25が配設されている。また、平板状のパネル27が枠
体20に嵌め込まれており、これらの枠部材、中桟及び
パネルはアルミニウム合金で成形され、スポット溶接に
より相互に固定されている。
素であると共に、耐久性が優れているアルミニウム製コ
ンクリート用型枠を提供する。 【構成】 断面L字形の各1対の枠部材21,22を矩
形に組み合わせて枠体20が構成されている。枠体20
の長辺側枠部材21間を連結するように、複数個の中桟
25が配設されている。また、平板状のパネル27が枠
体20に嵌め込まれており、これらの枠部材、中桟及び
パネルはアルミニウム合金で成形され、スポット溶接に
より相互に固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は土木、建築のコンクリー
ト打設工事に使用され、全ての部材がアルミニウム合金
素材で製造されたアルミニウム製コンクリート用型枠に
関する。
ト打設工事に使用され、全ての部材がアルミニウム合金
素材で製造されたアルミニウム製コンクリート用型枠に
関する。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来のコンクリート用型枠を
示す分解斜視図、図20は同じくその組立方法を示す斜
視図、図21は同じくその一部を示す断面図である(実
公昭61−39798)。枠体1は各1対の長寸及び短
寸のフレーム材2をアングル3により固定して構成され
ている。そして、この長寸フレーム材2間を連絡する中
桟4は、その両端部の鍔8をフレーム材2の内面に吐出
する棚板5に重ね、鍔8の孔10を棚板5に設けた孔7
に整合させてリベット12により相互に固定し、中桟4
の端面に設けた孔9をフレーム材2の側面部分に設けた
孔6に整合させてリベット11により相互に固定する。
パネル13は枠体1の棚板5よりも下方の部分に嵌め込
まれている。枠体1はアルミニウム合金で製造されてい
るが、中桟4は鋼で成形されている。パネル13は合板
であり、枠体1に嵌め込まれた構造になっていて、型枠
使用後にパネル13に破損又は変形等が生じた場合に
は、これを交換できるようになっている。また、フレー
ム材2と中桟4とは異種金属であるため、溶接ではなく
リベットにより、又はリベットにボルトナットを併用し
て固定され、組み立てられている。
示す分解斜視図、図20は同じくその組立方法を示す斜
視図、図21は同じくその一部を示す断面図である(実
公昭61−39798)。枠体1は各1対の長寸及び短
寸のフレーム材2をアングル3により固定して構成され
ている。そして、この長寸フレーム材2間を連絡する中
桟4は、その両端部の鍔8をフレーム材2の内面に吐出
する棚板5に重ね、鍔8の孔10を棚板5に設けた孔7
に整合させてリベット12により相互に固定し、中桟4
の端面に設けた孔9をフレーム材2の側面部分に設けた
孔6に整合させてリベット11により相互に固定する。
パネル13は枠体1の棚板5よりも下方の部分に嵌め込
まれている。枠体1はアルミニウム合金で製造されてい
るが、中桟4は鋼で成形されている。パネル13は合板
であり、枠体1に嵌め込まれた構造になっていて、型枠
使用後にパネル13に破損又は変形等が生じた場合に
は、これを交換できるようになっている。また、フレー
ム材2と中桟4とは異種金属であるため、溶接ではなく
リベットにより、又はリベットにボルトナットを併用し
て固定され、組み立てられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のコンクリート用型枠は、鋼とアルミニウム合金と
の異種金属をリベット等により接合しているので、接触
腐食の虞れがある。また、異種金属同士の接合であるた
め、溶接接合ができないので、図20に示すように、中
桟4及びフレーム材2を複雑な形状に加工する必要があ
り、また、その組立方法も複雑である。
従来のコンクリート用型枠は、鋼とアルミニウム合金と
の異種金属をリベット等により接合しているので、接触
腐食の虞れがある。また、異種金属同士の接合であるた
め、溶接接合ができないので、図20に示すように、中
桟4及びフレーム材2を複雑な形状に加工する必要があ
り、また、その組立方法も複雑である。
【0004】また、パネル13は合板であるため、その
耐久性が低く、損傷又は摩耗によりその寿命が短い。更
に、パネル13が吸水性をもつため、コンクリート打設
時にパネル13に散水を実施する必要がある。散水を実
施しないと、コンクリート中の水分を合板が吸水してし
まい、水和反応が十分に進行しないため、所定のコンク
リート強度を得ることができないからである。また、散
水はコンクリートの流動性を向上させる作用もあり、こ
れらの理由から散水を実施する必要がある。そして、合
板を使用しているため、パネル13の面粗度が粗いの
で、コンクリートの流動性が悪い。更にまた、型枠が大
型になると、合板のパネル13の剛性が不足するため、
パネル13に変形が生じる。更にまた、パネル13は、
工事中に発生する溶接火花等により、着火する虞があ
る。
耐久性が低く、損傷又は摩耗によりその寿命が短い。更
に、パネル13が吸水性をもつため、コンクリート打設
時にパネル13に散水を実施する必要がある。散水を実
施しないと、コンクリート中の水分を合板が吸水してし
まい、水和反応が十分に進行しないため、所定のコンク
リート強度を得ることができないからである。また、散
水はコンクリートの流動性を向上させる作用もあり、こ
れらの理由から散水を実施する必要がある。そして、合
板を使用しているため、パネル13の面粗度が粗いの
で、コンクリートの流動性が悪い。更にまた、型枠が大
型になると、合板のパネル13の剛性が不足するため、
パネル13に変形が生じる。更にまた、パネル13は、
工事中に発生する溶接火花等により、着火する虞があ
る。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、耐食性が優れており、加工及び組立方法が
簡素であると共に、耐久性が優れているアルミニウム製
コンクリート用型枠を提供することを目的とする。
のであって、耐食性が優れており、加工及び組立方法が
簡素であると共に、耐久性が優れているアルミニウム製
コンクリート用型枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアルミニウ
ム製コンクリート用型枠は、各1対の長辺及び短辺から
構成されるアルミニウム合金製の枠体と、この枠体の長
辺間を連絡するアルミニウム合金製の1又は2以上の中
桟と、前記枠体内に嵌合されるアルミニウム合金製のパ
ネルとを有し、前記枠体、前記中桟及び前記パネルはス
ポット溶接により相互に固定されていることを特徴とす
る。
ム製コンクリート用型枠は、各1対の長辺及び短辺から
構成されるアルミニウム合金製の枠体と、この枠体の長
辺間を連絡するアルミニウム合金製の1又は2以上の中
桟と、前記枠体内に嵌合されるアルミニウム合金製のパ
ネルとを有し、前記枠体、前記中桟及び前記パネルはス
ポット溶接により相互に固定されていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明においては、全ての構成部材がアルミニ
ウム合金で作られているので、軽量であると共に、接触
腐食及び着火の虞がなく、耐食性が優れている。また、
パネルもアルミニウム合金製であるので、合板の木目等
のような凹凸がなく、型枠面が平滑であると共に、吸水
性がないので、散水を省略できる。また、中桟及び枠体
の形状を簡素にすることができるので、コンクリート用
型枠の組立作業性も良好である。
ウム合金で作られているので、軽量であると共に、接触
腐食及び着火の虞がなく、耐食性が優れている。また、
パネルもアルミニウム合金製であるので、合板の木目等
のような凹凸がなく、型枠面が平滑であると共に、吸水
性がないので、散水を省略できる。また、中桟及び枠体
の形状を簡素にすることができるので、コンクリート用
型枠の組立作業性も良好である。
【0008】更に、各構成部材をスポット溶接により一
体化してあるので、パネルが大型であっても、型枠の剛
性が高い。また、ブラインドリベット取付孔の穿孔並び
に複雑な打ち抜きプレス加工及び切欠加工を省略できる
ため、製造が極めて容易であり、また、殆どの工程を工
場で行うため、現場での組立工数を削減することができ
る。
体化してあるので、パネルが大型であっても、型枠の剛
性が高い。また、ブラインドリベット取付孔の穿孔並び
に複雑な打ち抜きプレス加工及び切欠加工を省略できる
ため、製造が極めて容易であり、また、殆どの工程を工
場で行うため、現場での組立工数を削減することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
るコンクリート用型枠を示す正面図、図2はその組立斜
視図、図3は同じくその側面図、図4は同じくその底面
図である。また、図5は図1の5−5線、図6は図1の
6−6線による断面図である。
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
るコンクリート用型枠を示す正面図、図2はその組立斜
視図、図3は同じくその側面図、図4は同じくその底面
図である。また、図5は図1の5−5線、図6は図1の
6−6線による断面図である。
【0010】本実施例の型枠40においては、断面L字
型の各1対の枠部材21,22を矩形に組み合わせて枠
体20が構成されている。枠部材21は長寸の枠体長辺
を構成するものであり、枠部材22は短寸の枠体短辺を
構成するものである。この枠部材21と枠部材22はア
ルミニウム合金で成形されており、枠体20のコーナー
部でスポット溶接23により相互に固定されている。各
枠部材21,22には、型枠を相互に連結するための孔
24が穿設されている。
型の各1対の枠部材21,22を矩形に組み合わせて枠
体20が構成されている。枠部材21は長寸の枠体長辺
を構成するものであり、枠部材22は短寸の枠体短辺を
構成するものである。この枠部材21と枠部材22はア
ルミニウム合金で成形されており、枠体20のコーナー
部でスポット溶接23により相互に固定されている。各
枠部材21,22には、型枠を相互に連結するための孔
24が穿設されている。
【0011】枠体20の長辺枠部材21間を連結するよ
うにして、複数個(図示例は3個)の中桟25が配設さ
れている。この中桟25は断面がU字型をなし、アルミ
ニウム合金で成形されている。そして、この中桟25の
U字端縁と枠部材21の側面部分及び棚部分とはスポッ
ト溶接23により相互に固定されている。なお、中桟2
5の両端部は枠部材21の棚部分の厚みだけ切り欠かれ
て切欠部26が形成されている。
うにして、複数個(図示例は3個)の中桟25が配設さ
れている。この中桟25は断面がU字型をなし、アルミ
ニウム合金で成形されている。そして、この中桟25の
U字端縁と枠部材21の側面部分及び棚部分とはスポッ
ト溶接23により相互に固定されている。なお、中桟2
5の両端部は枠部材21の棚部分の厚みだけ切り欠かれ
て切欠部26が形成されている。
【0012】そして、平板状のアルミニウム合金製パネ
ル27が枠体20に嵌め込まれ、枠部材21,22の棚
部分28(図5参照)及び中桟25の端縁(図6参照)
とスポット溶接23により相互に固定されている。な
お、枠部材21,22のパネル側端部は、棚部分28と
の間でパネル27の端部を係合できるように若干吐出し
て突部29を形成している。このように、パネル27の
端部を枠部材21,22の突部29により係合すること
により、長寸のパネル27のそりを防止することができ
る。
ル27が枠体20に嵌め込まれ、枠部材21,22の棚
部分28(図5参照)及び中桟25の端縁(図6参照)
とスポット溶接23により相互に固定されている。な
お、枠部材21,22のパネル側端部は、棚部分28と
の間でパネル27の端部を係合できるように若干吐出し
て突部29を形成している。このように、パネル27の
端部を枠部材21,22の突部29により係合すること
により、長寸のパネル27のそりを防止することができ
る。
【0013】このように構成されたコンクリート用型枠
40は、枠体20の枠部材21,22、中桟25及びパ
ネル27の全ての部材がアルミニウム合金で成形されて
いるので、異種金属材料の接触による腐食が発生しない
と共に、極めて軽量である。また、各部材はスポット溶
接23により固定できるので、その剛性が優れていると
共に、組立が容易である。更に、パネル27の表面が平
滑であると共に吸水性がないので、型枠にコンクリート
を打設する際に、散水する必要がなく、作業が容易であ
る。
40は、枠体20の枠部材21,22、中桟25及びパ
ネル27の全ての部材がアルミニウム合金で成形されて
いるので、異種金属材料の接触による腐食が発生しない
と共に、極めて軽量である。また、各部材はスポット溶
接23により固定できるので、その剛性が優れていると
共に、組立が容易である。更に、パネル27の表面が平
滑であると共に吸水性がないので、型枠にコンクリート
を打設する際に、散水する必要がなく、作業が容易であ
る。
【0014】なお、前述の如く、図5に示すように、枠
部材21,22の端部に突部29を設けることにより、
パネル27の反りを防止している。このパネルの反りの
防止は、図7に示すように、枠部材21,22の端部に
フック30を形成し、このフック30内にパネル27の
縁部を挿入することにより、更に一層確実なものにする
ことができる。また、図8に示すように、中桟25とし
てそのU字形の両端部に鍔部31を形成して、この鍔部
31をパネル27に重ね、鍔部31の縁部で中桟25と
パネル27とをスポット溶接することにより固定するこ
ともできる。このように、鍔部31とパネル27とをス
ポット溶接23により固定することにより、中桟25と
パネル27とを強固に接合することができる。
部材21,22の端部に突部29を設けることにより、
パネル27の反りを防止している。このパネルの反りの
防止は、図7に示すように、枠部材21,22の端部に
フック30を形成し、このフック30内にパネル27の
縁部を挿入することにより、更に一層確実なものにする
ことができる。また、図8に示すように、中桟25とし
てそのU字形の両端部に鍔部31を形成して、この鍔部
31をパネル27に重ね、鍔部31の縁部で中桟25と
パネル27とをスポット溶接することにより固定するこ
ともできる。このように、鍔部31とパネル27とをス
ポット溶接23により固定することにより、中桟25と
パネル27とを強固に接合することができる。
【0015】次に、このように構成された枠体の適用例
について説明する。図1に示す枠体20、中桟25及び
パネル27から構成される型枠40を、図9に示すよう
に、複数対相互に平行になるように立設して各対の型枠
40同士を連結棒51、固定受け金具42及びUクリッ
プ43により連結して相互に固定する。なお、この図9
に示す型枠40は、図1に示すものと異なり、中桟25
が5本配設されている。固定受け金具42は、図10,
11に示すように、帯状部46及びボルト連結部47か
ら構成されており、帯状部46には連結孔48が形成さ
れている。また、ボルト連結部47は連結棒51の両端
部に形成されたネジ部が螺合するようになっている。ま
た、このボルト連結部47には、キャップ49が被冠さ
れている。Uクリップ43は固定受け金具42の帯状部
46の連結孔48と、枠部材21,22の連結孔24と
に嵌入してこれらの部材を連結するようになっている。
について説明する。図1に示す枠体20、中桟25及び
パネル27から構成される型枠40を、図9に示すよう
に、複数対相互に平行になるように立設して各対の型枠
40同士を連結棒51、固定受け金具42及びUクリッ
プ43により連結して相互に固定する。なお、この図9
に示す型枠40は、図1に示すものと異なり、中桟25
が5本配設されている。固定受け金具42は、図10,
11に示すように、帯状部46及びボルト連結部47か
ら構成されており、帯状部46には連結孔48が形成さ
れている。また、ボルト連結部47は連結棒51の両端
部に形成されたネジ部が螺合するようになっている。ま
た、このボルト連結部47には、キャップ49が被冠さ
れている。Uクリップ43は固定受け金具42の帯状部
46の連結孔48と、枠部材21,22の連結孔24と
に嵌入してこれらの部材を連結するようになっている。
【0016】この型枠40を使用して建築物の壁の部分
を施工する場合には、先ず、床における壁を構築する部
位に桟木44を配置し、床面に釘止めする。そして、こ
の桟木44上に型枠40を配置し、この型枠40を起立
するように仮支持する。そして、この型枠40の隣に、
別の型枠50を立設する。図10に示すように、型枠4
0の枠部材21の側板には、連結孔24が形成されてい
る部分に固定受け金具42の帯状部46の厚さを受け入
れる程度の切り欠き45が形成されている。そこで、型
枠40,50を隣接して立設する際に、その枠部材21
同士を重ね合わせ、切り欠き45にて形成される隙間に
帯状部46を介在させる。この場合に、帯状部46に設
けてある連結孔48が枠部材21の連結孔24に整合す
るように位置決めする。そして、図10に示すように、
Uクリップ43の軸部を連結孔24,48内に挿通し、
隣接する型枠40,50同士を連結固定する。なお、固
定受け金具42の帯状部46が配置されていない連結孔
24,48及び切欠45については、ゴム部材52を配
置してある。これにより、型枠40,50に囲まれた空
間にコンクリートが注入された場合に、切欠45を介し
てコンクリートが流出することがないようになってい
る。
を施工する場合には、先ず、床における壁を構築する部
位に桟木44を配置し、床面に釘止めする。そして、こ
の桟木44上に型枠40を配置し、この型枠40を起立
するように仮支持する。そして、この型枠40の隣に、
別の型枠50を立設する。図10に示すように、型枠4
0の枠部材21の側板には、連結孔24が形成されてい
る部分に固定受け金具42の帯状部46の厚さを受け入
れる程度の切り欠き45が形成されている。そこで、型
枠40,50を隣接して立設する際に、その枠部材21
同士を重ね合わせ、切り欠き45にて形成される隙間に
帯状部46を介在させる。この場合に、帯状部46に設
けてある連結孔48が枠部材21の連結孔24に整合す
るように位置決めする。そして、図10に示すように、
Uクリップ43の軸部を連結孔24,48内に挿通し、
隣接する型枠40,50同士を連結固定する。なお、固
定受け金具42の帯状部46が配置されていない連結孔
24,48及び切欠45については、ゴム部材52を配
置してある。これにより、型枠40,50に囲まれた空
間にコンクリートが注入された場合に、切欠45を介し
てコンクリートが流出することがないようになってい
る。
【0017】そして、隣接する型枠40,50同士をU
クリップ43により固定した後、図11に示すように連
結棒51のネジ部を固定受金具42のボルト連結部47
に螺合する。その後、連結棒51にこの他方の型枠の固
定受金具42のボルト連結部47を螺じ込んで、対とな
る型枠を同様にして組み立て、1対の型枠を相互に連結
固定する。このようにして連結された型枠対の間に、コ
ンクリートを打ち込み、このコンクリートが固化した
後、Uクリップ43を外して型枠を解体する。その後、
固定受金具42の帯状部46を回転させて連結棒51か
ら外す。連結棒51はコンクリート内に残留する。この
ようにして、極めて簡単且つ迅速にコンクリート用の型
枠を組立てることができる。
クリップ43により固定した後、図11に示すように連
結棒51のネジ部を固定受金具42のボルト連結部47
に螺合する。その後、連結棒51にこの他方の型枠の固
定受金具42のボルト連結部47を螺じ込んで、対とな
る型枠を同様にして組み立て、1対の型枠を相互に連結
固定する。このようにして連結された型枠対の間に、コ
ンクリートを打ち込み、このコンクリートが固化した
後、Uクリップ43を外して型枠を解体する。その後、
固定受金具42の帯状部46を回転させて連結棒51か
ら外す。連結棒51はコンクリート内に残留する。この
ようにして、極めて簡単且つ迅速にコンクリート用の型
枠を組立てることができる。
【0018】次に、図12を参照して本発明の他の実施
例に係るコンクリート用型枠について説明する。この実
施例の型枠60はその枠部材63がパネルと一体となっ
ており、その枠部材63を短辺の中央部で2分割し、相
互に連結した構造を有する。即ち、型枠60は図1の実
施例と同様に矩形の枠部材63により構成されており、
枠部材63と中桟25とはスポット溶接により相互に固
定されている。
例に係るコンクリート用型枠について説明する。この実
施例の型枠60はその枠部材63がパネルと一体となっ
ており、その枠部材63を短辺の中央部で2分割し、相
互に連結した構造を有する。即ち、型枠60は図1の実
施例と同様に矩形の枠部材63により構成されており、
枠部材63と中桟25とはスポット溶接により相互に固
定されている。
【0019】本実施例においては、図13,14に示す
ように、枠部材63がパネル部分と共に一体押し出し成
形されており、枠部材63のパネル部分の先端縁には、
係合部65,66が形成されている。一方の係合部65
は突出した部分をもち、他方の係合部66は係合部65
の突出部が嵌入される凹部を有している。この係合部6
6を係合部65に嵌合させることにより、1対の枠部材
63が連結されて型枠60が組立てられる。
ように、枠部材63がパネル部分と共に一体押し出し成
形されており、枠部材63のパネル部分の先端縁には、
係合部65,66が形成されている。一方の係合部65
は突出した部分をもち、他方の係合部66は係合部65
の突出部が嵌入される凹部を有している。この係合部6
6を係合部65に嵌合させることにより、1対の枠部材
63が連結されて型枠60が組立てられる。
【0020】次に、固定受金具の変形例について説明す
る。
る。
【0021】図15乃至図18はこの固定受け金具70
を示す図である。これらの図において、図10,11と
同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。この固定受け金具70は帯状部46とボルト連結部
71とを備え、ボルト連結部71には円錐台形のキャッ
プ49が被冠されている。このキャップ49は、ポリエ
チレン、ポリポロプレン、ポリアミド樹脂、フッソ樹
脂、又は合成ゴム等の合成樹脂により成形されている。
ボルト連結部71にはネジ孔72が設けられており、こ
のネジ孔72の上部には上部ストッパ73が設けられ、
下部には下部ストッパ74が設けられている。上部スト
ッパ73はボルト連結部71から若干上方に突出する円
筒部にその周方向に複数個の切り込みを配置したもので
あり、下部ストッパ74は円盤状のものである。そし
て、キャップ49はその中央部及び上部に係止面があ
り、固定受け金具70のボルト連結部71をキャップ4
9の下方から挿入し、固定受け金具70の上部ストッパ
73がキャップ49の上部係止面より上方に突出した
後、この上部ストッパ73を押し広げて半径方向外側に
倒すことにより、上部ストッパ73がキャップ49の上
部係止面を係止する。これにより、上部ストッパ73及
び下部ストッパ74がキャップ49を中心軸の廻りに回
転可能であるが、その軸方向に抜け出し不能に固定す
る。
を示す図である。これらの図において、図10,11と
同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。この固定受け金具70は帯状部46とボルト連結部
71とを備え、ボルト連結部71には円錐台形のキャッ
プ49が被冠されている。このキャップ49は、ポリエ
チレン、ポリポロプレン、ポリアミド樹脂、フッソ樹
脂、又は合成ゴム等の合成樹脂により成形されている。
ボルト連結部71にはネジ孔72が設けられており、こ
のネジ孔72の上部には上部ストッパ73が設けられ、
下部には下部ストッパ74が設けられている。上部スト
ッパ73はボルト連結部71から若干上方に突出する円
筒部にその周方向に複数個の切り込みを配置したもので
あり、下部ストッパ74は円盤状のものである。そし
て、キャップ49はその中央部及び上部に係止面があ
り、固定受け金具70のボルト連結部71をキャップ4
9の下方から挿入し、固定受け金具70の上部ストッパ
73がキャップ49の上部係止面より上方に突出した
後、この上部ストッパ73を押し広げて半径方向外側に
倒すことにより、上部ストッパ73がキャップ49の上
部係止面を係止する。これにより、上部ストッパ73及
び下部ストッパ74がキャップ49を中心軸の廻りに回
転可能であるが、その軸方向に抜け出し不能に固定す
る。
【0022】この固定受け金具70は以下のようにして
製造することができる。先ず、プレス加工等により、帯
状部46をボルト連結部71と一体に成形する。即ち、
所定の長さの線材(鋼等の丸棒)に対しヘッダーによる
冷間加工等を行って、ネジ孔72、ストッパ73,74
を有するネジ部72を形成し、その他端にプレス加工等
を行って連結孔48が穿設された帯状部46を得る。そ
して、この固定受け金具70をキャップ49内にその径
大側端面より挿入して、ボルト連結部71の下部ストッ
パ74をキャップ49の受座(下部)に係合させた後、
上部ストッパ73を図18に示すようにプレス加工によ
り押し広げる。これにより、キャップ49の前後への抜
け出しが防止される。
製造することができる。先ず、プレス加工等により、帯
状部46をボルト連結部71と一体に成形する。即ち、
所定の長さの線材(鋼等の丸棒)に対しヘッダーによる
冷間加工等を行って、ネジ孔72、ストッパ73,74
を有するネジ部72を形成し、その他端にプレス加工等
を行って連結孔48が穿設された帯状部46を得る。そ
して、この固定受け金具70をキャップ49内にその径
大側端面より挿入して、ボルト連結部71の下部ストッ
パ74をキャップ49の受座(下部)に係合させた後、
上部ストッパ73を図18に示すようにプレス加工によ
り押し広げる。これにより、キャップ49の前後への抜
け出しが防止される。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、全ての構成部材をアル
ミニウム合金で制作したので、軽量であると共に、接触
腐食及び着火の虞が回避され、耐食性が優れている。ま
た、パネル面がアルミニウム合金で成形されているの
で、パネル面も平滑であり、壁の表面の正常が優れてい
ると共にコンクリート型枠の組立作業も容易になる。更
に、各構成部材をスポット溶接により固定してあるの
で、その剛性が高い。更にまた、複雑な打ち抜きプレス
加工及び切り欠き加工を省略できるので、製造が極めて
容易である。
ミニウム合金で制作したので、軽量であると共に、接触
腐食及び着火の虞が回避され、耐食性が優れている。ま
た、パネル面がアルミニウム合金で成形されているの
で、パネル面も平滑であり、壁の表面の正常が優れてい
ると共にコンクリート型枠の組立作業も容易になる。更
に、各構成部材をスポット溶接により固定してあるの
で、その剛性が高い。更にまた、複雑な打ち抜きプレス
加工及び切り欠き加工を省略できるので、製造が極めて
容易である。
【図1】本発明の実施例に係る型枠を示す正面図であ
る。
る。
【図2】同じくその組立工程図である。
【図3】同じくその側面図である。
【図4】同じくその平面図である。
【図5】図1の5−5線による断面図である。
【図6】図1の6−6線による断面図である。
【図7】枠体の変形例を示す断面図である。
【図8】中桟の変形例を示す断面図である。
【図9】本実施例の型枠の適用例を示す斜視図である。
【図10】固定受け金具の使用方法を説明する模式図で
ある。
ある。
【図11】固定受け金具及びUクリップを示す断面図で
ある。
ある。
【図12】本発明の他の実施例に係る型枠を示す正面図
である。
である。
【図13】この他の実施例の連結型枠部材を示す模式図
である。
である。
【図14】同じく連結型枠部材を示す模式図である。
【図15】固定受け金具の変形例を示す平面図である。
【図16】同じくその正面図である。
【図17】同じくその断面図である。
【図18】同じくその斜視図である。
【図19】従来の型枠を示す斜視図である。
【図20】同じくその中桟の固定方法を示す斜視図であ
る。
る。
【図21】同じくその固定方法を示す断面図である。
20;型枠 21,22;枠体 23;スポット溶接 24;取付孔 25;中桟 27;パネル 28;棚部 42;固定受け金具 43;Uクリップ 46;帯状部 47;ボルト連結部 49;キャップ 51;連結棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田神西 誠 大阪府大阪市西区阿波座1丁目3番15号 鹿島建設株式会社大阪支店内 (72)発明者 田中 勝己 東京都足立区東伊興町33−10 (72)発明者 谷本 博 愛知県名古屋市東区砂田橋2−1 矢田川 パークハウスC−1411
Claims (1)
- 【請求項1】 各1対の長辺及び短辺から構成されるア
ルミニウム合金製の枠体と、この枠体の長辺間を連絡す
るアルミニウム合金製の1又は2以上の中桟と、前記枠
体内に嵌合されるアルミニウム合金製のパネルとを有
し、前記枠体、前記中桟及び前記パネルはスポット溶接
により相互に固定されていることを特徴とするアルミニ
ウム製コンクリート用型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31822791A JPH05156802A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | アルミニウム製コンクリート用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31822791A JPH05156802A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | アルミニウム製コンクリート用型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156802A true JPH05156802A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18096847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31822791A Pending JPH05156802A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | アルミニウム製コンクリート用型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05156802A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620253B1 (ko) * | 2006-05-29 | 2006-09-06 | 미래테크(주) | 거푸집설치용 거푸집판넬 및 그 제조방법 |
| KR100832000B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2008-05-26 | 미진정공(주) | 갱폼 장치 |
| CN104196231A (zh) * | 2014-09-25 | 2014-12-10 | 成都市第六建筑工程公司 | 一种混凝土楼板铝合金模板及其施工方法 |
| CN112757197A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-05-07 | 厦门魏姗颜市政工程有限公司 | 一种用于铝模板便于拼装的组件机构 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS42758Y1 (ja) * | 1966-05-09 | 1967-01-18 | ||
| JPS5326578A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Hitachi Ltd | Electric parts automatic selecting unit |
| JPS5813345B2 (ja) * | 1978-08-23 | 1983-03-12 | 富次 樽川 | 耐火性管継手 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP31822791A patent/JPH05156802A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS42758Y1 (ja) * | 1966-05-09 | 1967-01-18 | ||
| JPS5326578A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Hitachi Ltd | Electric parts automatic selecting unit |
| JPS5813345B2 (ja) * | 1978-08-23 | 1983-03-12 | 富次 樽川 | 耐火性管継手 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620253B1 (ko) * | 2006-05-29 | 2006-09-06 | 미래테크(주) | 거푸집설치용 거푸집판넬 및 그 제조방법 |
| KR100832000B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2008-05-26 | 미진정공(주) | 갱폼 장치 |
| CN104196231A (zh) * | 2014-09-25 | 2014-12-10 | 成都市第六建筑工程公司 | 一种混凝土楼板铝合金模板及其施工方法 |
| CN112757197A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-05-07 | 厦门魏姗颜市政工程有限公司 | 一种用于铝模板便于拼装的组件机构 |
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