JPH0515728B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515728B2 JPH0515728B2 JP60240896A JP24089685A JPH0515728B2 JP H0515728 B2 JPH0515728 B2 JP H0515728B2 JP 60240896 A JP60240896 A JP 60240896A JP 24089685 A JP24089685 A JP 24089685A JP H0515728 B2 JPH0515728 B2 JP H0515728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chitin
- porous
- water
- chitosan
- spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Cosmetics (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
本発明は、クロマトグラフイー用充填剤、固定
化生理活性物質担体、化粧品用基剤、医薬用助剤
等に極めて好適な超微小球状キチンの製造方法に
関するものである。
化生理活性物質担体、化粧品用基剤、医薬用助剤
等に極めて好適な超微小球状キチンの製造方法に
関するものである。
従来、キチンの超微小球状物を得る方法として
は、特開昭58−127736号公報の実施例に記載のよ
うにキチンの原料である蟹の外骨格を充分に水洗
した後、40℃で乾燥し、衝撃型粉砕器で100メツ
シユ、即ち147μmに粉末化して粉末キチンを得
る方法が、また、特開昭59−86640号公報には小
径オリフイスを通過させて、剪断力で粉砕させる
方法が記載されているが74μmが限度である。 又、特開昭57−139101号公報にはキチンを100
メツシユ以下に粉砕し、酢酸/メタノール混合液
に浸漬、洗浄、乾燥し、該粉末を塩酸浸清、水洗
後、苛性ソーダで処理するキチン粉末の製造法が
開示されているが、これは灰分を減らすことが目
的でキチン粉末の大きさは原料の大きさと何ら変
つていない。
は、特開昭58−127736号公報の実施例に記載のよ
うにキチンの原料である蟹の外骨格を充分に水洗
した後、40℃で乾燥し、衝撃型粉砕器で100メツ
シユ、即ち147μmに粉末化して粉末キチンを得
る方法が、また、特開昭59−86640号公報には小
径オリフイスを通過させて、剪断力で粉砕させる
方法が記載されているが74μmが限度である。 又、特開昭57−139101号公報にはキチンを100
メツシユ以下に粉砕し、酢酸/メタノール混合液
に浸漬、洗浄、乾燥し、該粉末を塩酸浸清、水洗
後、苛性ソーダで処理するキチン粉末の製造法が
開示されているが、これは灰分を減らすことが目
的でキチン粉末の大きさは原料の大きさと何ら変
つていない。
上述の如く、従来の方法によつて得られるキチ
ン粉末は、主として原料キチンを粉砕することに
よつて得られたものであるので、かなり粒径の大
きいもので、どちらかと言えば球状より不規則な
形態の粒子であり、これらの粒子状のものは凝集
し易く、分散性に欠けるものであつた。 本発明は、5μm以下の均一な球径をもつた分
散性に優れた超微小球状キチンを製造する方法を
提供することを目的とする。
ン粉末は、主として原料キチンを粉砕することに
よつて得られたものであるので、かなり粒径の大
きいもので、どちらかと言えば球状より不規則な
形態の粒子であり、これらの粒子状のものは凝集
し易く、分散性に欠けるものであつた。 本発明は、5μm以下の均一な球径をもつた分
散性に優れた超微小球状キチンを製造する方法を
提供することを目的とする。
本発明においては、均一にして且つ球状の分散
性の良好な超微小球状キチンを得るために、まず
多孔性キチンを水中で微粉砕して分散液となし、
該キチン分散液を気体と共に高温雰囲気中に吐出
乾燥することにより超微小球状キチンを製造する
ものである。 本発明方法において使用する多孔性キチンは、
キチンを機械的に粉砕した原キチンではなく、キ
チン超微小粒子の懸濁液が得られるように、次に
述べるような方法によつて得られる多孔性キチン
を使用する。 即ち、キトサンを酸性溶液に溶解し、塩基性溶
液中で凝固再生させた後、中性になるまで充分水
洗して得た再生多孔性キトサンを、アルコールで
水を除去後、有機溶媒中でアセチル化試薬と接触
反応させ多孔性キチンとした後、再度アルコール
で洗浄後中性になるまで充分水洗して得られる多
孔性キチンを使用する。この多孔性キチンの製造
法は、本発明者が昭和60年10月1日付で先に特許
出願をなし、特開昭62−79201として公開された
発明による方法に基くものであり、キトサン、好
ましくは平均分子量が10000〜230000の低分子量
キトサンを酢酸、ジクロル酢酸、蟻酸等の単独若
しくは混合物の水溶液に溶解し、キトサン酸性水
溶液とする。このキトサン酸性水溶液を塩基性凝
固浴中で再生して再生キトサンを得る。即ち、水
酸化ナトリウム、水酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、アンモニア、エチレンジアミ
ン等の塩基性物質水溶液よりなる塩基性凝固液中
に上記キトサン酸性水溶液を一定量ずつ落下せし
めると球状の再生多孔性キトサンが得られる。こ
のようにして得られた再生多孔性キトサンを中性
になるまで充分水洗してアルコールで水を除去
後、例えばエタノール中で無水酢酸を用いて反応
させN−アセチル化を行つて多孔性キチンを得
る。得られた多孔性キチンはアルコールで洗浄後
水洗し、ホモジナイザー等で微粉砕してキチン懸
濁液とする。この方法によると再生キトサンが多
孔性の球状体として得られ、従つてN−アセチル
化して得られたキチンも多孔性であるので微粉砕
を行つた場合に極めて容易に均一な懸濁液を得る
ことができる。 上記のようにして得られたキチン懸濁液は、
100〜180℃の高温雰囲気中に気体と共に吐出し、
乾燥させることによつて平均球径5μm以下の超
微小球状キチンを得ることができる。吐出された
キチン懸濁液は、分散媒である水の表面張力等に
よつて高温雰囲気中で乾燥される際に微小な球状
体が形成される。キチン懸濁液を吐出させる際に
は懸濁液の分散性を保持させることが好ましく、
ホモジナイザー等で撹拌しながら行うことができ
る。本発明方法により得られる超微小球状キチン
の球径は、高温雰囲気中に吐出させる時の気体の
吐出圧、懸濁液の吐出量及び懸濁液の濃度を適宜
調節することによつて任意に設定することができ
る。
性の良好な超微小球状キチンを得るために、まず
多孔性キチンを水中で微粉砕して分散液となし、
該キチン分散液を気体と共に高温雰囲気中に吐出
乾燥することにより超微小球状キチンを製造する
ものである。 本発明方法において使用する多孔性キチンは、
キチンを機械的に粉砕した原キチンではなく、キ
チン超微小粒子の懸濁液が得られるように、次に
述べるような方法によつて得られる多孔性キチン
を使用する。 即ち、キトサンを酸性溶液に溶解し、塩基性溶
液中で凝固再生させた後、中性になるまで充分水
洗して得た再生多孔性キトサンを、アルコールで
水を除去後、有機溶媒中でアセチル化試薬と接触
反応させ多孔性キチンとした後、再度アルコール
で洗浄後中性になるまで充分水洗して得られる多
孔性キチンを使用する。この多孔性キチンの製造
法は、本発明者が昭和60年10月1日付で先に特許
出願をなし、特開昭62−79201として公開された
発明による方法に基くものであり、キトサン、好
ましくは平均分子量が10000〜230000の低分子量
キトサンを酢酸、ジクロル酢酸、蟻酸等の単独若
しくは混合物の水溶液に溶解し、キトサン酸性水
溶液とする。このキトサン酸性水溶液を塩基性凝
固浴中で再生して再生キトサンを得る。即ち、水
酸化ナトリウム、水酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、アンモニア、エチレンジアミ
ン等の塩基性物質水溶液よりなる塩基性凝固液中
に上記キトサン酸性水溶液を一定量ずつ落下せし
めると球状の再生多孔性キトサンが得られる。こ
のようにして得られた再生多孔性キトサンを中性
になるまで充分水洗してアルコールで水を除去
後、例えばエタノール中で無水酢酸を用いて反応
させN−アセチル化を行つて多孔性キチンを得
る。得られた多孔性キチンはアルコールで洗浄後
水洗し、ホモジナイザー等で微粉砕してキチン懸
濁液とする。この方法によると再生キトサンが多
孔性の球状体として得られ、従つてN−アセチル
化して得られたキチンも多孔性であるので微粉砕
を行つた場合に極めて容易に均一な懸濁液を得る
ことができる。 上記のようにして得られたキチン懸濁液は、
100〜180℃の高温雰囲気中に気体と共に吐出し、
乾燥させることによつて平均球径5μm以下の超
微小球状キチンを得ることができる。吐出された
キチン懸濁液は、分散媒である水の表面張力等に
よつて高温雰囲気中で乾燥される際に微小な球状
体が形成される。キチン懸濁液を吐出させる際に
は懸濁液の分散性を保持させることが好ましく、
ホモジナイザー等で撹拌しながら行うことができ
る。本発明方法により得られる超微小球状キチン
の球径は、高温雰囲気中に吐出させる時の気体の
吐出圧、懸濁液の吐出量及び懸濁液の濃度を適宜
調節することによつて任意に設定することができ
る。
次に本発明の方法を実施例を挙げて説明する。
尚、実施例中に記載の部は全て重量部を表すもの
とする。又、実施例における球径の測定は走査型
電子顕微鏡(JEOL−JSM−T200 日本電子株
式会社製)を用いて写真にて行つた。 実施例 脱アセチル化度95%、平均分子量62000のキト
サン65gを酢酸32.5gを含む水935gに溶解して
25℃における粘度4000cpのキトサン酸性溶液を
得た。 これを10%苛性ソーダ、30%メタノール、60%
水からなる塩基性溶液中に孔径0.25m/mの吐出
孔より圧力下で一定量づつ落下させ凝固させた。
これを中性になるまで充分洗浄しキトサン粒状物
1を得た。 これをエタノールで4回処理(水をアルコール
で除去)した後、3倍モルの無水酢酸を用いて常
温で24時間反応させた。この操作を3回繰返した
後エタノールで洗浄、水洗し、0.5N苛性ソーダ
でエステル結合切断のため室温で1時間反応さ
せ、水洗した。該多孔性キチン100mlに水50mlを
加えてホモジナイザーで17000rpm4分間撹拌し、
水を更に100ml加え250mlの濃度2.6%の分散液と
した。これを14.0ml/minの流速で3.5Kg/cm2の加
圧空気と共に175℃の高温雰囲気中に吐出乾燥さ
せ、乾燥物をサイクロンコレクターで捕集し、平
均球径3μmの超微小球径キチン5.3gを得た。 球径分布を調べた結果は下記の通りであつた。 球径(μm) 5 4 3 2 1 球 数 11 14 35 15 10 総級数 85、平均球径3.01μm
尚、実施例中に記載の部は全て重量部を表すもの
とする。又、実施例における球径の測定は走査型
電子顕微鏡(JEOL−JSM−T200 日本電子株
式会社製)を用いて写真にて行つた。 実施例 脱アセチル化度95%、平均分子量62000のキト
サン65gを酢酸32.5gを含む水935gに溶解して
25℃における粘度4000cpのキトサン酸性溶液を
得た。 これを10%苛性ソーダ、30%メタノール、60%
水からなる塩基性溶液中に孔径0.25m/mの吐出
孔より圧力下で一定量づつ落下させ凝固させた。
これを中性になるまで充分洗浄しキトサン粒状物
1を得た。 これをエタノールで4回処理(水をアルコール
で除去)した後、3倍モルの無水酢酸を用いて常
温で24時間反応させた。この操作を3回繰返した
後エタノールで洗浄、水洗し、0.5N苛性ソーダ
でエステル結合切断のため室温で1時間反応さ
せ、水洗した。該多孔性キチン100mlに水50mlを
加えてホモジナイザーで17000rpm4分間撹拌し、
水を更に100ml加え250mlの濃度2.6%の分散液と
した。これを14.0ml/minの流速で3.5Kg/cm2の加
圧空気と共に175℃の高温雰囲気中に吐出乾燥さ
せ、乾燥物をサイクロンコレクターで捕集し、平
均球径3μmの超微小球径キチン5.3gを得た。 球径分布を調べた結果は下記の通りであつた。 球径(μm) 5 4 3 2 1 球 数 11 14 35 15 10 総級数 85、平均球径3.01μm
本発明の方法は、キチンを微粉砕する際にキチ
ン超微小粒子の懸濁液が得られるように多孔性キ
チンを用いて水中で微分砕してこ懸濁液とし、該
懸濁液を気体と共に高温雰囲気中に吐出し乾燥す
ることによつて、吐出された懸濁液が乾燥する際
にほぼ球状の平均粒径が5μm以下の超微小球状
キチンを形成せしめるものである。本発明によつ
て得られた超微小球状キチンは、実施例に記載の
粒径分布から明らかなように粒度の揃つた球状の
ものであり、分散性の極めて優れたものであつて
粒子が凝集、接着することがないので、クロマト
グラフイー用充填剤、固定化生理活性物質担体、
化粧品用基剤、医薬用助剤等の各種用途に好適な
ものである。
ン超微小粒子の懸濁液が得られるように多孔性キ
チンを用いて水中で微分砕してこ懸濁液とし、該
懸濁液を気体と共に高温雰囲気中に吐出し乾燥す
ることによつて、吐出された懸濁液が乾燥する際
にほぼ球状の平均粒径が5μm以下の超微小球状
キチンを形成せしめるものである。本発明によつ
て得られた超微小球状キチンは、実施例に記載の
粒径分布から明らかなように粒度の揃つた球状の
ものであり、分散性の極めて優れたものであつて
粒子が凝集、接着することがないので、クロマト
グラフイー用充填剤、固定化生理活性物質担体、
化粧品用基剤、医薬用助剤等の各種用途に好適な
ものである。
Claims (1)
- 1 キトサンを酸性溶液に溶解し、塩基性溶液中
で凝固再生させた後、中性になるまで充分水洗し
て得た再生多孔性キトサンをアルコールで水を除
去後、有機溶媒中でアセチル化試薬と接触反応さ
せ、多孔性キチンとした後、再度アルコールで洗
浄後中性になるまで充分水洗して得られる多孔性
キチンを微粉砕し水中に分散せしめてなる懸濁液
を、気体と共に高温零囲気中に吐出し、乾燥する
ことを特徴とする超微小球状キチンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24089685A JPS62100534A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 超微小球状キチンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24089685A JPS62100534A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 超微小球状キチンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100534A JPS62100534A (ja) | 1987-05-11 |
| JPH0515728B2 true JPH0515728B2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17066292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24089685A Granted JPS62100534A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 超微小球状キチンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62100534A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0776287B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1995-08-16 | 日本水産株式会社 | 多孔性キチン成形体の製造法 |
| JPH0768648B2 (ja) * | 1991-02-20 | 1995-07-26 | 富士紡績株式会社 | 改質セルロース再生繊維 |
| FR2694894B1 (fr) * | 1992-08-20 | 1994-11-10 | Coletica | Utilisation d'une réaction de transacylation entre un polysaccharide estérifié et une substance polyaminée ou polyhydroxylée pour la fabrication de microparticules, procédé et composition. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51122100A (en) * | 1975-04-12 | 1976-10-25 | Yoshio Iwakura | A process for purifying denatured chitin by reprecipitation |
| JPS60208302A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Unitika Ltd | キチン成形体の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP24089685A patent/JPS62100534A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62100534A (ja) | 1987-05-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |