JPH05157908A - 多色光学フィルタ - Google Patents
多色光学フィルタInfo
- Publication number
- JPH05157908A JPH05157908A JP32717791A JP32717791A JPH05157908A JP H05157908 A JPH05157908 A JP H05157908A JP 32717791 A JP32717791 A JP 32717791A JP 32717791 A JP32717791 A JP 32717791A JP H05157908 A JPH05157908 A JP H05157908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinyl alcohol
- layer
- substrate
- pattern
- emulsion layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Filters (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多色光学フィルタを生産性のよい方式にて歩
留まりよく生産される構造とする。 【構成】 基板4と、ポリビニルアルコールおよびハロ
ゲン化銀または塩化銀からなり多色パターン層18、1
4、15、16の配列パターンに対応した黒色パターン
11を形成するポリビニルアルコール乳剤層6との間
に、200℃以上の耐熱性のある高分子材料からなる緩
衝層2およびポリビニルアルコール単独層5を、基板4
側から順次積層して設けたことを特徴とするものであ
る。
留まりよく生産される構造とする。 【構成】 基板4と、ポリビニルアルコールおよびハロ
ゲン化銀または塩化銀からなり多色パターン層18、1
4、15、16の配列パターンに対応した黒色パターン
11を形成するポリビニルアルコール乳剤層6との間
に、200℃以上の耐熱性のある高分子材料からなる緩
衝層2およびポリビニルアルコール単独層5を、基板4
側から順次積層して設けたことを特徴とするものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー撮像管やカラー
固体撮像素子等に用いられる多色光学フィルタに関する
ものである。
固体撮像素子等に用いられる多色光学フィルタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラー撮像管やカラー固体撮像素子に
は、多色ストライプ状や、多色モザイク状の各種パター
ンにて規則的に配列された多色光学フィルタが用いられ
ている。
は、多色ストライプ状や、多色モザイク状の各種パター
ンにて規則的に配列された多色光学フィルタが用いられ
ている。
【0003】この多色光学フィルタは通常赤、緑、青の
3色が前記各種パターンにて規則的に配列された多色パ
ターン層を有し、この多色パターン層の配列パターンに
対応した格子状等の黒色のパターンが多色パターン層に
重ねて形成されたものが広く用いられている。
3色が前記各種パターンにて規則的に配列された多色パ
ターン層を有し、この多色パターン層の配列パターンに
対応した格子状等の黒色のパターンが多色パターン層に
重ねて形成されたものが広く用いられている。
【0004】この多色光学フィルタは、ガラス等の透明
支持体上に黒色、赤色、緑色および青色の各パターンを
印刷する簡易な方法にて制作することが行われた。
支持体上に黒色、赤色、緑色および青色の各パターンを
印刷する簡易な方法にて制作することが行われた。
【0005】しかし、必要な精度が得にくいし、極く細
いパターンを形成するのに限界があり、近時要求される
高精度、高分解能に対応できない。
いパターンを形成するのに限界があり、近時要求される
高精度、高分解能に対応できない。
【0006】そこで、透明支持体上にクロム等をスパッ
タリング法等によって全面蒸着を行い、次でエッチング
処理を行って、必要な黒色パターンを形成し、次に赤、
緑、青のそれぞれの色素あるいは顔料とバインダーから
なるペーストを印刷することにより制作すると云ったこ
とが行われている。
タリング法等によって全面蒸着を行い、次でエッチング
処理を行って、必要な黒色パターンを形成し、次に赤、
緑、青のそれぞれの色素あるいは顔料とバインダーから
なるペーストを印刷することにより制作すると云ったこ
とが行われている。
【0007】これによれば、10μmと云った高解像度
が要求される場合にも充分対応することができる。
が要求される場合にも充分対応することができる。
【0008】ところが、ガラス基板上にクロム等をスパ
ッタリング等により全面蒸着した後、エッチングしてパ
ターニングするので、多数の工程を必要とするうえ、真
空系を用いる場合は工程が特に複雑化し、製造コストを
上昇させる一因になっている。
ッタリング等により全面蒸着した後、エッチングしてパ
ターニングするので、多数の工程を必要とするうえ、真
空系を用いる場合は工程が特に複雑化し、製造コストを
上昇させる一因になっている。
【0009】これに対処するのに本発明者等は、基板上
にポリビニルアルコールおよびハロゲン化銀からなるポ
リビニルアルコール乳剤を塗布し、これをパターン露光
した後、現像、定着して黒色パターンを得る方法を提案
した。
にポリビニルアルコールおよびハロゲン化銀からなるポ
リビニルアルコール乳剤を塗布し、これをパターン露光
した後、現像、定着して黒色パターンを得る方法を提案
した。
【0010】ところでこの方法では、黒色パターンおよ
び赤色、緑色、青色パターンを形成させた後、オーバー
コート層を設けるためにオーバーコート剤を塗布する
が、これを200℃以上で加熱処理することが必要であ
る。
び赤色、緑色、青色パターンを形成させた後、オーバー
コート層を設けるためにオーバーコート剤を塗布する
が、これを200℃以上で加熱処理することが必要であ
る。
【0011】このためこのような熱処理に耐え得るバイ
ンダとして、写真法で一般的に用いられているゼラチン
バインダに代わり、前記のポリビニルアルコールを用い
ている。
ンダとして、写真法で一般的に用いられているゼラチン
バインダに代わり、前記のポリビニルアルコールを用い
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基板上にポリ
ビニルアルコール乳剤を塗布し乾燥して得られる乳剤層
をパターン露光の後、現像液中に浸漬して現像を行った
場合、基板から乳剤層が剥離する問題がある。
ビニルアルコール乳剤を塗布し乾燥して得られる乳剤層
をパターン露光の後、現像液中に浸漬して現像を行った
場合、基板から乳剤層が剥離する問題がある。
【0013】またこの基板からの乳剤層の剥離は、ゼラ
チン乳剤の場合に見られる基板上の主に油汚れが原因で
ある剥離現象とは異なる。したがって基板をクロム酸混
合液中に24時間放置し、脱脂処理を行った基板でも剥
離現象が認められる。
チン乳剤の場合に見られる基板上の主に油汚れが原因で
ある剥離現象とは異なる。したがって基板をクロム酸混
合液中に24時間放置し、脱脂処理を行った基板でも剥
離現象が認められる。
【0014】この点につき本発明者等が実験および研究
を重ねたところ、ポリビニルアルコールおよびハロゲン
化銀からなるポリビニルアルコール乳剤層のポリビニル
アルコールとガラス等からなる透明基板との接触面積
が、ハロゲン化銀やこれに代わるものの存在によって大
きく低下させられ、基板との接合性を損うものであるこ
とを知見した。
を重ねたところ、ポリビニルアルコールおよびハロゲン
化銀からなるポリビニルアルコール乳剤層のポリビニル
アルコールとガラス等からなる透明基板との接触面積
が、ハロゲン化銀やこれに代わるものの存在によって大
きく低下させられ、基板との接合性を損うものであるこ
とを知見した。
【0015】本発明はこのような知見に基づき、基板と
ポリビニルアルコール乳剤層との間に特定構造の中間層
を設けることにより、前記のようなポリビニルアルコー
ル乳剤層の剥離を防止することができる多色光学フィル
タを提供することを課題とするものである。
ポリビニルアルコール乳剤層との間に特定構造の中間層
を設けることにより、前記のようなポリビニルアルコー
ル乳剤層の剥離を防止することができる多色光学フィル
タを提供することを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、基板と、ポリビニルアルコールおよ
びハロゲン化銀または塩化銀からなり多色パターン層の
配列パターンに対応した黒色パターンを形成するポリビ
ニルアルコール乳剤層との間に、200℃以上の耐熱性
のある高分子材料からなる緩衝層およびポリビニルアル
コール単独層を、基板側から順次積層して設けたことを
特徴とするものである。
題を達成するため、基板と、ポリビニルアルコールおよ
びハロゲン化銀または塩化銀からなり多色パターン層の
配列パターンに対応した黒色パターンを形成するポリビ
ニルアルコール乳剤層との間に、200℃以上の耐熱性
のある高分子材料からなる緩衝層およびポリビニルアル
コール単独層を、基板側から順次積層して設けたことを
特徴とするものである。
【0017】前記緩衝層は、ポリビニルピロリジノンか
らなるものとすることができる。
らなるものとすることができる。
【0018】
【作用】本発明の上記構成によれば、基板とポリビニル
アルコール単独層との間に200℃以上の耐熱性のある
高分子材料からなる緩衝層が位置し、この緩衝層は前記
耐熱性上オーバーコート層形成のための熱処理によって
も変質しないし、ガラス等である基板およびポリビニル
アルコール単独層双方との接合性に優れ、基板およびポ
リビニルアルコール単独層とを強固に接合することを可
能にする。
アルコール単独層との間に200℃以上の耐熱性のある
高分子材料からなる緩衝層が位置し、この緩衝層は前記
耐熱性上オーバーコート層形成のための熱処理によって
も変質しないし、ガラス等である基板およびポリビニル
アルコール単独層双方との接合性に優れ、基板およびポ
リビニルアルコール単独層とを強固に接合することを可
能にする。
【0019】またポリビニルアルコール単独層も前記熱
処理によっても変質しないし、緩衝層およびポリビニル
アルコール乳剤層との間に位置し、ポリビニルアルコー
ル乳剤層のポリビニルアルコールとは勿論、緩衝層の高
分子材料とポリビニルアルコール乳剤層のハロゲン化銀
または塩化銀との接合性にも優れ、前記基板に強固に接
合する高分子層に対し、ポリビニルアルコール乳剤層を
強固に接合することができ、ポリビニルアルコールを基
板上に強固に保持できる。
処理によっても変質しないし、緩衝層およびポリビニル
アルコール乳剤層との間に位置し、ポリビニルアルコー
ル乳剤層のポリビニルアルコールとは勿論、緩衝層の高
分子材料とポリビニルアルコール乳剤層のハロゲン化銀
または塩化銀との接合性にも優れ、前記基板に強固に接
合する高分子層に対し、ポリビニルアルコール乳剤層を
強固に接合することができ、ポリビニルアルコールを基
板上に強固に保持できる。
【0020】前記緩衝層がポリビニルポロリジノンから
なる場合、前記基板とポリビニルアルコール単独層との
接合性をさらに向上させることができる。
なる場合、前記基板とポリビニルアルコール単独層との
接合性をさらに向上させることができる。
【0021】
【実施例】以下図1〜図8に示す本発明の一実施例とし
ての多色光学フィルタについて説明する。
ての多色光学フィルタについて説明する。
【0022】図7はこの多色光学フィルタを示してお
り、ガラス製の基板4上に、緩衝層2、ポリビニルアル
コール単独層5、黒色パターンを形成するポリビニルア
ルコール層6、多色パターン層18が順次形成されてい
る。
り、ガラス製の基板4上に、緩衝層2、ポリビニルアル
コール単独層5、黒色パターンを形成するポリビニルア
ルコール層6、多色パターン層18が順次形成されてい
る。
【0023】緩衝層2は、基板4上に高分子の合成樹脂
であるポリビニルピロリジノンの35%−水溶液を塗布
し、これを150℃の下で2時間かけて乾燥することに
より形成する(図1)。
であるポリビニルピロリジノンの35%−水溶液を塗布
し、これを150℃の下で2時間かけて乾燥することに
より形成する(図1)。
【0024】高分子材料は、基板4とポリビニルアルコ
ール単独層5との接合を強固にすることができるが、前
記のポリビニルピロリジノンとすることにより前記接合
をさらに強固にすることができる。
ール単独層5との接合を強固にすることができるが、前
記のポリビニルピロリジノンとすることにより前記接合
をさらに強固にすることができる。
【0025】ポリビニルアルコール単独層5は、緩衝層
2の上に、分子量2000の10%−ポリビニルアルコ
ール水溶液を塗布し、80℃の下に20分間放置した
後、さらに120℃で30分間放置することにより形成
する(図2)。
2の上に、分子量2000の10%−ポリビニルアルコ
ール水溶液を塗布し、80℃の下に20分間放置した
後、さらに120℃で30分間放置することにより形成
する(図2)。
【0026】ポリビニルアルコール乳剤層6は、まず、
臭化カリウム8g、ヨウ化カリウム0.3gと硼酸1.
2gを水20mlに溶かして得られるA液と、1mol
/l硝酸銀水溶液であるB液10mlと、分子量500
のポリビニルアルコール30gを水100mlに溶かし
てえられるC液とを混合して得られる臭化銀乳剤を、前
記ポリビニルアルコール単独層5の上に塗布し、これを
60℃の雰囲気で乾燥させた後、水洗して脱塩を行い、
ポリビニルアルコール乳剤層6を形成する(図3)。
臭化カリウム8g、ヨウ化カリウム0.3gと硼酸1.
2gを水20mlに溶かして得られるA液と、1mol
/l硝酸銀水溶液であるB液10mlと、分子量500
のポリビニルアルコール30gを水100mlに溶かし
てえられるC液とを混合して得られる臭化銀乳剤を、前
記ポリビニルアルコール単独層5の上に塗布し、これを
60℃の雰囲気で乾燥させた後、水洗して脱塩を行い、
ポリビニルアルコール乳剤層6を形成する(図3)。
【0027】次に、図4に示すように得ようとする黒色
パターン状のマスク7を用いて、光源8からの光をパタ
ーン化して前記ポリビニルアルコール乳剤層6上に照射
し、ポリビニルアルコール乳剤層6の前記光を照射した
部分に、この光照射によりハロゲン化銀1を励起した潜
像形成部9を形成する(図4)。
パターン状のマスク7を用いて、光源8からの光をパタ
ーン化して前記ポリビニルアルコール乳剤層6上に照射
し、ポリビニルアルコール乳剤層6の前記光を照射した
部分に、この光照射によりハロゲン化銀1を励起した潜
像形成部9を形成する(図4)。
【0028】これによりポリビニルアルコール乳剤層6
は、図8に示すようにポリビニルアルコール3とハロゲ
ン化銀1とが混在した構造となる。
は、図8に示すようにポリビニルアルコール3とハロゲ
ン化銀1とが混在した構造となる。
【0029】ハロゲン化銀1は塩化銀でもよいが、これ
らの存在は、ポリビニルアルコール乳剤層6が接する他
のものとのポリビニルアルコール3の接触面積を図8に
示すように大きく減じるので、基板4と直接接する構造
では基板4との接合性が悪くなる。
らの存在は、ポリビニルアルコール乳剤層6が接する他
のものとのポリビニルアルコール3の接触面積を図8に
示すように大きく減じるので、基板4と直接接する構造
では基板4との接合性が悪くなる。
【0030】しかし本実施例ではポリビニルアルコール
乳剤層6は、ポリビニルアルコール単独層5と図3、図
8に示すように直接接触しており、ポリビニルアルコー
ル単独層5は、ポリビニルアルコール乳剤層6のポリビ
ニルアルコール3とは勿論、ハロゲン化銀1または塩化
銀とも優れた接合性を発揮するので、ポリビニルアルコ
ール乳剤層6はポリビニルアルコール単独層5に強固に
接合される。
乳剤層6は、ポリビニルアルコール単独層5と図3、図
8に示すように直接接触しており、ポリビニルアルコー
ル単独層5は、ポリビニルアルコール乳剤層6のポリビ
ニルアルコール3とは勿論、ハロゲン化銀1または塩化
銀とも優れた接合性を発揮するので、ポリビニルアルコ
ール乳剤層6はポリビニルアルコール単独層5に強固に
接合される。
【0031】そしてこのポリビニルアルコール単独層5
もまた前記のように緩衝層2を介し基板4に強固に接合
されているので、ポリビニルアルコール乳剤層6はポリ
ビニルアルコール層5および緩衝層2を介し、基板4に
強固に保持される。
もまた前記のように緩衝層2を介し基板4に強固に接合
されているので、ポリビニルアルコール乳剤層6はポリ
ビニルアルコール層5および緩衝層2を介し、基板4に
強固に保持される。
【0032】また図4の潜像形成後、ハイドロキノン
1.25g、重亜硫酸ナトリウム1.25g、臭化カリ
ウム1.25gおよび硼酸0.5gを水50mlに溶し
て得られるA液と、水酸化ナトリウム1.25gを水5
0mlに溶かして得られるB液を混合して得られる現像
剤10の中で、図5に示すように前記潜像形成部9を処
理してこれを黒色パターンに対応する金属銀11とする
(図5)。
1.25g、重亜硫酸ナトリウム1.25g、臭化カリ
ウム1.25gおよび硼酸0.5gを水50mlに溶し
て得られるA液と、水酸化ナトリウム1.25gを水5
0mlに溶かして得られるB液を混合して得られる現像
剤10の中で、図5に示すように前記潜像形成部9を処
理してこれを黒色パターンに対応する金属銀11とする
(図5)。
【0033】続いて、図5に示す金属銀11を形成した
ものを水洗した後、図6に示すようにチオ硫酸ナトリウ
ム(5水和物)25gと硼酸1gを水100mlに溶か
して得られる定着剤12中で処理して、前記ポリビニル
アルコール乳剤層6の光未照射部分中の臭化銀およびヨ
ウ化銀を溶け出させ、前記光未照射部分がポリビニルア
ルコール3のみからなるバインダ部13となり、ポリビ
ニルアルコール乳剤層6にて黒色パターンを形成する
(図6)。
ものを水洗した後、図6に示すようにチオ硫酸ナトリウ
ム(5水和物)25gと硼酸1gを水100mlに溶か
して得られる定着剤12中で処理して、前記ポリビニル
アルコール乳剤層6の光未照射部分中の臭化銀およびヨ
ウ化銀を溶け出させ、前記光未照射部分がポリビニルア
ルコール3のみからなるバインダ部13となり、ポリビ
ニルアルコール乳剤層6にて黒色パターンを形成する
(図6)。
【0034】そして上記のようにして形成したポリビニ
ルアルコール乳剤層6は、前記現像および定着処理によ
っても剥離することはなかった。
ルアルコール乳剤層6は、前記現像および定着処理によ
っても剥離することはなかった。
【0035】最後に図6のものを水洗、乾燥させた後、
赤色パターン14、緑色パターン15、青色パターン1
6をポリビニルアルコール乳剤層6によって形成されて
いる黒色パターンの上に従来の場合同様に多色パターン
層18を形成することにより、図7に示す多色光学フィ
ルターを得ることができ、これに従来通りのオーバーコ
ート処理を行う。
赤色パターン14、緑色パターン15、青色パターン1
6をポリビニルアルコール乳剤層6によって形成されて
いる黒色パターンの上に従来の場合同様に多色パターン
層18を形成することにより、図7に示す多色光学フィ
ルターを得ることができ、これに従来通りのオーバーコ
ート処理を行う。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、基板とポリビニルアル
コール単独層との間に200℃以上の耐熱性のある高分
子材料からなる緩衝層が位置し、この緩衝層はオーバー
コート層の形成のための熱処理によっても変質しない
し、ガラス等である基板およびポリビニルアルコール単
独層双方との接合性に優れ、基板およびポリビニルアル
コール単独層とを強固に接合することを可能にするとと
もに、ポリビニルアルコール単独層も前記熱処理によっ
ても変質しないし、緩衝層およびポリビニルアルコール
乳剤層との間に位置し、ポリビニルアルコール乳剤層の
ポリビニルアルコールは勿論、緩衝層の高分子材料およ
びポリビニルアルコール乳剤層のハロゲン化銀双方との
接合性にも優れ、前記基板に強固に接合する高分子層に
対し、ポリビニルアルコール乳剤層を強固に接合してポ
リビニルアルコールを基板上に強固に保持できるので、
ポリビニルアルコール乳剤層をパターン露光後、現像お
よび定着処理のため現像液および定着液に浸漬しても、
ポリビニルアルコール乳剤層の剥離現象は全く見られ
ず、生産能率のよい制作方式にて歩留まりよく制作され
ることができ、コストが低減する。
コール単独層との間に200℃以上の耐熱性のある高分
子材料からなる緩衝層が位置し、この緩衝層はオーバー
コート層の形成のための熱処理によっても変質しない
し、ガラス等である基板およびポリビニルアルコール単
独層双方との接合性に優れ、基板およびポリビニルアル
コール単独層とを強固に接合することを可能にするとと
もに、ポリビニルアルコール単独層も前記熱処理によっ
ても変質しないし、緩衝層およびポリビニルアルコール
乳剤層との間に位置し、ポリビニルアルコール乳剤層の
ポリビニルアルコールは勿論、緩衝層の高分子材料およ
びポリビニルアルコール乳剤層のハロゲン化銀双方との
接合性にも優れ、前記基板に強固に接合する高分子層に
対し、ポリビニルアルコール乳剤層を強固に接合してポ
リビニルアルコールを基板上に強固に保持できるので、
ポリビニルアルコール乳剤層をパターン露光後、現像お
よび定着処理のため現像液および定着液に浸漬しても、
ポリビニルアルコール乳剤層の剥離現象は全く見られ
ず、生産能率のよい制作方式にて歩留まりよく制作され
ることができ、コストが低減する。
【0037】前記緩衝層がポリビニルピロリジノンから
なる場合、前記基板とポリビニルアルコール単独層との
接合性をさらに向上することができる。
なる場合、前記基板とポリビニルアルコール単独層との
接合性をさらに向上することができる。
【図1】本発明が適用された一実施例としての多色光学
フィルタの緩衝層形成状態を示す断面図である。
フィルタの緩衝層形成状態を示す断面図である。
【図2】図1の緩衝層上にポリビニルアルコール単独層
を形成する状態を示す断面図である。
を形成する状態を示す断面図である。
【図3】図2のポリビニルアルコール単独層上にポリビ
ニルアルコール乳剤層を形成する状態を示す断面図であ
る。
ニルアルコール乳剤層を形成する状態を示す断面図であ
る。
【図4】図3のポリビニルアルコール乳剤層に黒色パタ
ーンを露光した状態を示す断面図である。
ーンを露光した状態を示す断面図である。
【図5】図4の黒色パターン露光後のポリビニルアルコ
ール乳剤層を現像処理する状態を示す断面図である。
ール乳剤層を現像処理する状態を示す断面図である。
【図6】図5の現像処理後のポリビニルアルコール乳剤
層に定着処理をしてバインダ部および黒色パターンとな
る金属銀を形成する状態を示す断面図である。
層に定着処理をしてバインダ部および黒色パターンとな
る金属銀を形成する状態を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例としての図1〜図6の工程を
経て得られる多色光学フィルタの断面図である。
経て得られる多色光学フィルタの断面図である。
【図8】ポリビニルアルコール単独層とポリビニルアル
コール乳剤層の接合状態を示す断面図である。
コール乳剤層の接合状態を示す断面図である。
1 ハロゲン化銀 2 緩衝層 3 ポリビニルアルコール 4 基板 5 ポリビニルアルコール単独層 6 ポリビニルアルコール乳剤層 18 多色パターン層
Claims (2)
- 【請求項1】 基板と、ポリビニルアルコールおよびハ
ロゲン化銀または塩化銀からなり多色パターン層の配列
パターンに対応した黒色パターンを形成するポリビニル
アルコール乳剤層との間に、200℃以上の耐熱性のあ
る高分子材料からなる緩衝層およびポリビニルアルコー
ル単独層を、基板側から順次積層して設けたことを特徴
とする多色光学フィルタ。 - 【請求項2】 緩衝層がポリビニルピロリジノンからな
る請求項1に記載の多色光学フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32717791A JPH05157908A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 多色光学フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32717791A JPH05157908A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 多色光学フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157908A true JPH05157908A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18196172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32717791A Pending JPH05157908A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 多色光学フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157908A (ja) |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32717791A patent/JPH05157908A/ja active Pending
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