JPH0516092A - 直交型ロボツトの集塵構造 - Google Patents
直交型ロボツトの集塵構造Info
- Publication number
- JPH0516092A JPH0516092A JP19267091A JP19267091A JPH0516092A JP H0516092 A JPH0516092 A JP H0516092A JP 19267091 A JP19267091 A JP 19267091A JP 19267091 A JP19267091 A JP 19267091A JP H0516092 A JPH0516092 A JP H0516092A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collecting
- dust
- orthogonal robot
- housing
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B15/00—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直交型ロボットの筐体外に飛散しようとする
塵埃を集塵用パイプで捕捉する構造を採ることによって
防塵構造の簡単化と集塵効果の均一化を図る。 【構成】 直交型ロボット1の筐体2は、ボールネジ6
やこれに螺合されるナット7を収納する小室4を有し、
ナット7と移動部材8とを連結する連結部16、16が
通る通路としてスリット14、15が形成されている。
動作時に小室4内で発生した塵埃がスリットを通って筐
体2の外部に逃れるのを防ぐために、各スリットの両側
に集塵用パイプ17、18、20、21を設けて負圧発
生用ポンプ19に接続し、集塵用パイプに形成された吸
気孔17a、18a、20a、21aを通して塵埃を吸
引して外部に排出する。各吸気孔の開口面積を負圧発生
用ポンプ19からの距離に応じて可変することで圧力損
失の影響を軽減し、また、集塵用パイプを覆うカバー3
8、39、40を用いて吸気用スリット38a、39
a、40aを形成して吸引時に気流が乱れるのを防ぐ。
塵埃を集塵用パイプで捕捉する構造を採ることによって
防塵構造の簡単化と集塵効果の均一化を図る。 【構成】 直交型ロボット1の筐体2は、ボールネジ6
やこれに螺合されるナット7を収納する小室4を有し、
ナット7と移動部材8とを連結する連結部16、16が
通る通路としてスリット14、15が形成されている。
動作時に小室4内で発生した塵埃がスリットを通って筐
体2の外部に逃れるのを防ぐために、各スリットの両側
に集塵用パイプ17、18、20、21を設けて負圧発
生用ポンプ19に接続し、集塵用パイプに形成された吸
気孔17a、18a、20a、21aを通して塵埃を吸
引して外部に排出する。各吸気孔の開口面積を負圧発生
用ポンプ19からの距離に応じて可変することで圧力損
失の影響を軽減し、また、集塵用パイプを覆うカバー3
8、39、40を用いて吸気用スリット38a、39
a、40aを形成して吸引時に気流が乱れるのを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交型ロボットにおい
て発生した塵埃が、筐体の外に飛散するのをくい止める
ために、内部が減圧された集塵用パイプを配置してその
吸気孔を通して塵埃を取り込むことによって集塵構造の
簡単化と集塵効果の均質化を図ることができる新規な直
交型ロボットの集塵構造を提供しようとするものであ
る。
て発生した塵埃が、筐体の外に飛散するのをくい止める
ために、内部が減圧された集塵用パイプを配置してその
吸気孔を通して塵埃を取り込むことによって集塵構造の
簡単化と集塵効果の均質化を図ることができる新規な直
交型ロボットの集塵構造を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年における各種の電子関連機器にあっ
ては、その加工過程において塵埃に関する対策が要求さ
れ、所謂クリーンルーム内の生産設備に使用されるロボ
ットについても発塵を抑える必要性が生じている。
ては、その加工過程において塵埃に関する対策が要求さ
れ、所謂クリーンルーム内の生産設備に使用されるロボ
ットについても発塵を抑える必要性が生じている。
【0003】特に直交型ロボットにおいては、塵埃が発
生する部分の周辺を負圧に保つことにより、塵埃を含む
空気を吸引してクリーン度が低下しないように防止して
いる。
生する部分の周辺を負圧に保つことにより、塵埃を含む
空気を吸引してクリーン度が低下しないように防止して
いる。
【0004】従来の防塵構造の一例としては、実開平2
−105639号公報に記載されたものを挙げることが
でき、その概要を図10に示す。
−105639号公報に記載されたものを挙げることが
でき、その概要を図10に示す。
【0005】直交型ロボットaのスライド機構bは、移
動部材c内の図示しないナットがボールネジdに螺合さ
れており、ボールネジdの回転によって移動部材cが直
線的に移動され、該移動部材cの側面に設けられた被ガ
イド部e、eを各別に案内するための一対のガイドレー
ルf、fが外筐g内においてボールネジdに平行に配置
された構成とされている。
動部材c内の図示しないナットがボールネジdに螺合さ
れており、ボールネジdの回転によって移動部材cが直
線的に移動され、該移動部材cの側面に設けられた被ガ
イド部e、eを各別に案内するための一対のガイドレー
ルf、fが外筐g内においてボールネジdに平行に配置
された構成とされている。
【0006】移動部材cのスライドに伴う発塵は、主に
移動部材cとボールネジdとが接触する部分や、被ガイ
ド部e、eとガイドレールf、fとの接触部分において
著しいため、移動部材cの移動方向に向いた2つの側面
に中空の弾性部材h、hが取り付けられ、その挿通孔に
ボールネジdが挿通され、また、被ガイド部e、eの移
動方向に向いた2つの側面に中空の弾性部材i、i、・
・・がガイドレールf、fに対してスライド自在に取り
付けられている。
移動部材cとボールネジdとが接触する部分や、被ガイ
ド部e、eとガイドレールf、fとの接触部分において
著しいため、移動部材cの移動方向に向いた2つの側面
に中空の弾性部材h、hが取り付けられ、その挿通孔に
ボールネジdが挿通され、また、被ガイド部e、eの移
動方向に向いた2つの側面に中空の弾性部材i、i、・
・・がガイドレールf、fに対してスライド自在に取り
付けられている。
【0007】そして、弾性部材h、h、i、i、・・・
の中空部分と移動部材cの筐体内部とを連結パイプj、
jや通路k、k(図ではj、kについてはその一方のみ
を示す。)によって連通させるとともに負圧とし、移動
部材cのナットとボールネジdとの摺接や被ガイド部
e、eとガイドレールf、fとの摺接によって発生した
塵埃を、移動部材cの筐体内部に引き込んだ後、図示し
ないワーク台の支持脚l、lに形成された空気流路m、
mを通して、排気するようになっている。
の中空部分と移動部材cの筐体内部とを連結パイプj、
jや通路k、k(図ではj、kについてはその一方のみ
を示す。)によって連通させるとともに負圧とし、移動
部材cのナットとボールネジdとの摺接や被ガイド部
e、eとガイドレールf、fとの摺接によって発生した
塵埃を、移動部材cの筐体内部に引き込んだ後、図示し
ないワーク台の支持脚l、lに形成された空気流路m、
mを通して、排気するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構造のスライド機構bにあっては、移動部材cがその
移動範囲の末端にきたときに弾性部材h、iがメカニカ
ルストッパーの機能を果たすという効果はあるものの、
弾性部材h、iのもつ構造が複雑になるという問題や、
弾性部材hとボールネジdとの間や、弾性部材iとガイ
ドレールfとの間で接触が生じないように各部材を配置
しなければならないので、高い加工精度や位置決め精度
が要求されるといった問題がある。
た構造のスライド機構bにあっては、移動部材cがその
移動範囲の末端にきたときに弾性部材h、iがメカニカ
ルストッパーの機能を果たすという効果はあるものの、
弾性部材h、iのもつ構造が複雑になるという問題や、
弾性部材hとボールネジdとの間や、弾性部材iとガイ
ドレールfとの間で接触が生じないように各部材を配置
しなければならないので、高い加工精度や位置決め精度
が要求されるといった問題がある。
【0009】また、塵埃を吸引するための連結パイプj
の取付や通路kの形成が必要となるため製造コストを引
き下げることが困難であるという問題がある。
の取付や通路kの形成が必要となるため製造コストを引
き下げることが困難であるという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明直交型ロ
ボットの集塵構造は上記した課題を解決するために、ボ
ールネジと該ボールネジの回転によって直線的に移動す
るナットとを収納する収納空間を有する筐体と、移動部
材を筐体の外部において支持するために移動部材とナッ
トとを連結する連結部が通過する通路が筐体に形成され
た直交型ロボットの集塵構造であって、吸気孔が形成さ
れた集塵用パイプを上記通路に沿って配置するととも
に、集塵用パイプを減圧手段に接続することによって集
塵用パイプ内を負圧に保つようにしたものである。
ボットの集塵構造は上記した課題を解決するために、ボ
ールネジと該ボールネジの回転によって直線的に移動す
るナットとを収納する収納空間を有する筐体と、移動部
材を筐体の外部において支持するために移動部材とナッ
トとを連結する連結部が通過する通路が筐体に形成され
た直交型ロボットの集塵構造であって、吸気孔が形成さ
れた集塵用パイプを上記通路に沿って配置するととも
に、集塵用パイプを減圧手段に接続することによって集
塵用パイプ内を負圧に保つようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明直交型ロボットによれば、集塵用の弾性
部材を付設したり、これらと移動部材とを繋ぐ配管部材
を設けて塵埃の通路を形成する必要がなく、集塵機能
を、連結部が通る通路脇に配置したパイプによる吸引の
みに集約することができるため構造が簡単となり、ま
た、部材についてそれほど高い加工精度等を要求さるこ
とがないため、著しいコストの上昇を招くことはない。
部材を付設したり、これらと移動部材とを繋ぐ配管部材
を設けて塵埃の通路を形成する必要がなく、集塵機能
を、連結部が通る通路脇に配置したパイプによる吸引の
みに集約することができるため構造が簡単となり、ま
た、部材についてそれほど高い加工精度等を要求さるこ
とがないため、著しいコストの上昇を招くことはない。
【0012】
【実施例】以下に、本発明直交型ロボットを図示した各
実施例に従って説明する。
実施例に従って説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例に係る直交型
ロボット1を平面で見たときの構成を概略的に示すもの
である。
ロボット1を平面で見たときの構成を概略的に示すもの
である。
【0014】2は筐体であり、その内部空間は隔壁3に
よって2つの小室4、5に仕切られている。
よって2つの小室4、5に仕切られている。
【0015】小室4は、ボールネジ6とその支持部材や
ナット7等を収納するために設けられている。ボールネ
ジ6は、その回転によってナット7及び移動部材8(図
1では2点鎖線で示す。)を直線的に移動させるもので
あり、両端寄りの部分がベアリング9、10によって支
持されている。
ナット7等を収納するために設けられている。ボールネ
ジ6は、その回転によってナット7及び移動部材8(図
1では2点鎖線で示す。)を直線的に移動させるもので
あり、両端寄りの部分がベアリング9、10によって支
持されている。
【0016】小室4の上面は3つの天板11、12、1
3によって覆われている。
3によって覆われている。
【0017】中央に架け渡された天板12とその両脇に
配置された天板11、13との間にはスリット14、1
5がそれぞれボールネジ6の中心軸に平行に延びてお
り、これらスリット14、15はナット7と一緒に摺動
する移動部材8とナット7との間を結合する連結部1
6、16が通る通路となっている。
配置された天板11、13との間にはスリット14、1
5がそれぞれボールネジ6の中心軸に平行に延びてお
り、これらスリット14、15はナット7と一緒に摺動
する移動部材8とナット7との間を結合する連結部1
6、16が通る通路となっている。
【0018】天板11、12上にはスリット14を挟む
ようにして集塵用パイプ17、18がそれぞれ取り付け
られており、これら集塵用パイプ17、18の一端は閉
じられ、他端はエアー配管を介して負圧発生用ポンプ1
9に接続されている。そして、集塵用パイプ17、18
には、スリット14側の面に複数の吸気孔17a、17
a、・・・及び18a、18a、・・・がそれぞれ形成
されている。
ようにして集塵用パイプ17、18がそれぞれ取り付け
られており、これら集塵用パイプ17、18の一端は閉
じられ、他端はエアー配管を介して負圧発生用ポンプ1
9に接続されている。そして、集塵用パイプ17、18
には、スリット14側の面に複数の吸気孔17a、17
a、・・・及び18a、18a、・・・がそれぞれ形成
されている。
【0019】20、21は集塵用パイプであり、天板1
2、13上にスリット15を挟むようにしてそれぞれ取
り付けられており、これら集塵用パイプ20、21の一
端は閉じられ、他端はエアー配管によって負圧発生用ポ
ンプ19に接続されている。そして、集塵用パイプ2
0、21には、スリット15側の面に複数の吸気孔20
a、20a、・・・や21a、21a、・・・がそれぞ
れ形成されている。
2、13上にスリット15を挟むようにしてそれぞれ取
り付けられており、これら集塵用パイプ20、21の一
端は閉じられ、他端はエアー配管によって負圧発生用ポ
ンプ19に接続されている。そして、集塵用パイプ2
0、21には、スリット15側の面に複数の吸気孔20
a、20a、・・・や21a、21a、・・・がそれぞ
れ形成されている。
【0020】小室5はボールネジ6を回転するためのモ
ーター22等を収納するために設けられている。小室4
内に配置されたモーター22の回転軸はカップリング2
3を介してボールネジ6の一端部に連結されている。
ーター22等を収納するために設けられている。小室4
内に配置されたモーター22の回転軸はカップリング2
3を介してボールネジ6の一端部に連結されている。
【0021】しかして、ナット7とボールネジ6との摺
接に起因する塵埃は、スリット14、15を通って筐体
2の外部へと飛散する際に、負圧発生用ポンプ19の吸
引作用により集塵用パイプ17、18、20、21の各
吸気孔17a、18a、20a、21aを通って各パイ
プ内に引込まれた後、外部に排出されるようになってい
る。
接に起因する塵埃は、スリット14、15を通って筐体
2の外部へと飛散する際に、負圧発生用ポンプ19の吸
引作用により集塵用パイプ17、18、20、21の各
吸気孔17a、18a、20a、21aを通って各パイ
プ内に引込まれた後、外部に排出されるようになってい
る。
【0022】図2は直交型ロボット1の要部を示す縦断
面図であり、図3はボールネジ6の軸に垂直な面で切断
した横断面図である。
面図であり、図3はボールネジ6の軸に垂直な面で切断
した横断面図である。
【0023】筐体2は、図3に示すように、ベース部2
4の主部とその長手方向に沿う側縁に立設された側壁2
5、25とが、例えば、アルミニウムの押出し成形によ
り一体に形成され、側壁25、25の上端部にフード部
26、26が取り付けられている。
4の主部とその長手方向に沿う側縁に立設された側壁2
5、25とが、例えば、アルミニウムの押出し成形によ
り一体に形成され、側壁25、25の上端部にフード部
26、26が取り付けられている。
【0024】つまり、フード部26、26の一端部が側
壁25、25の外側面の上端寄りの部分にビス止め等に
よって取り付けられるとともに、他端部が内側に向って
屈曲されている。そして、その上面が前記した天板11
や13となり、その上に集塵用パイプ17、21がそれ
ぞれ取り付けられている。
壁25、25の外側面の上端寄りの部分にビス止め等に
よって取り付けられるとともに、他端部が内側に向って
屈曲されている。そして、その上面が前記した天板11
や13となり、その上に集塵用パイプ17、21がそれ
ぞれ取り付けられている。
【0025】また、天板12は、その長手方向の両端部
がそれぞれ隔壁3と筐体2の一方の端部を覆う閉塞板2
7とによって支持されており、その上面に集塵用パイプ
19、20が取り付けられている。
がそれぞれ隔壁3と筐体2の一方の端部を覆う閉塞板2
7とによって支持されており、その上面に集塵用パイプ
19、20が取り付けられている。
【0026】集塵用パイプ17、18、20、21は、
17と18とが対をなし、また、20と21とが対をな
しており、これらの集塵用パイプに形成された吸気孔1
7aと18aとはスリット14を挟んで対向して配置さ
れ、また、20aと21aとはスリット15を挟んで対
向して配置されている。
17と18とが対をなし、また、20と21とが対をな
しており、これらの集塵用パイプに形成された吸気孔1
7aと18aとはスリット14を挟んで対向して配置さ
れ、また、20aと21aとはスリット15を挟んで対
向して配置されている。
【0027】これらの集塵用パイプ17、18、20、
21は略同様の構成を有しているので、17のみを図4
に示す。
21は略同様の構成を有しているので、17のみを図4
に示す。
【0028】集塵用パイプ17はその一端が閉じられ、
他端が負圧印加部28を介して図示しない負圧発生用の
真空ポンプに接続されている。
他端が負圧印加部28を介して図示しない負圧発生用の
真空ポンプに接続されている。
【0029】吸気孔17aの径(これを「R」と記
す。)は、集塵用パイプ17における負圧印加部28側
の端部に近いもの程小さく、これから遠ざかるにつれ
て、言い替えれば、閉塞端に近づくにつれて大きくなる
ように形成されている。
す。)は、集塵用パイプ17における負圧印加部28側
の端部に近いもの程小さく、これから遠ざかるにつれ
て、言い替えれば、閉塞端に近づくにつれて大きくなる
ように形成されている。
【0030】これは、集塵効果の均質化を図るためであ
る。つまり、集塵用パイプの長さが短い場合には、吸気
孔の径を同一に形成しても、吸気孔の位置の違いによる
集塵効果にそれほど大きな違いはみとめられないが、集
塵用パイプの長さが長い場合において吸気孔の径を同一
に形成したのでは、吸気孔の位置の違いで集塵効果に著
しい差ができるためである。
る。つまり、集塵用パイプの長さが短い場合には、吸気
孔の径を同一に形成しても、吸気孔の位置の違いによる
集塵効果にそれほど大きな違いはみとめられないが、集
塵用パイプの長さが長い場合において吸気孔の径を同一
に形成したのでは、吸気孔の位置の違いで集塵効果に著
しい差ができるためである。
【0031】図5は、(a)に一端29が閉塞されたパ
イプ30を単に減圧したときの様子を示し、(b)にパ
イプ30に開口面積を異にする2つの孔30a、30a
を空けて減圧したときの様子を示すものである。
イプ30を単に減圧したときの様子を示し、(b)にパ
イプ30に開口面積を異にする2つの孔30a、30a
を空けて減圧したときの様子を示すものである。
【0032】図中「P1」、「P2」は、パイプ内の異
なる位置での圧力を示しており、図5(a)に示すよう
な静的な状態を考える限りにおいて両者の値は等しい。
なる位置での圧力を示しており、図5(a)に示すよう
な静的な状態を考える限りにおいて両者の値は等しい。
【0033】しかし、管内に粘性流体が流れているとき
には、その粘性に伴って圧力損失が生じ、圧力=一定と
いう前提が成り立たない。これは、レイノルズ数が小さ
いためであり、このような現象はパイプ30の半径が小
さい程顕著となる。
には、その粘性に伴って圧力損失が生じ、圧力=一定と
いう前提が成り立たない。これは、レイノルズ数が小さ
いためであり、このような現象はパイプ30の半径が小
さい程顕著となる。
【0034】そこで、単位時間当たりの空気流量をパイ
プ全域に亘って同一の値とするために、各吸気孔の開口
面積Sとその位置での圧力Pとの積S*Pが略一定(図
5(b)ではS1*P1=S2*P2)になるように吸
気孔の開口面積を変化させて吸引空気流量が一様になる
ように工夫を凝らしている。本実施例において、負圧印
加部28から離れる程吸気孔の径Rを大きくして開口面
積を大きくとっているのはこのためである。
プ全域に亘って同一の値とするために、各吸気孔の開口
面積Sとその位置での圧力Pとの積S*Pが略一定(図
5(b)ではS1*P1=S2*P2)になるように吸
気孔の開口面積を変化させて吸引空気流量が一様になる
ように工夫を凝らしている。本実施例において、負圧印
加部28から離れる程吸気孔の径Rを大きくして開口面
積を大きくとっているのはこのためである。
【0035】従って、同一径の吸気孔を徒らに形成する
場合に比して、より均質な集塵効果を期待することがで
きる。
場合に比して、より均質な集塵効果を期待することがで
きる。
【0036】31、31、32、32は、筐体2のベー
ス部24を長手方向に貫通するように形成された貫通孔
であり、ベース部24の中央寄りに位置した貫通孔3
1、31は、その横断面形状が横長の長方形状をなして
おり、ベース部24の側壁寄りに位置した貫通孔32、
32は、その横断面形状が縦長の長方形状をなしてい
る。
ス部24を長手方向に貫通するように形成された貫通孔
であり、ベース部24の中央寄りに位置した貫通孔3
1、31は、その横断面形状が横長の長方形状をなして
おり、ベース部24の側壁寄りに位置した貫通孔32、
32は、その横断面形状が縦長の長方形状をなしてい
る。
【0037】33はベース部24と側壁25、25とに
よって形成され上方に開口した凹部であり、この凹部と
貫通孔31、31とを隔てている境界壁34には、通気
孔35、35、・・・が形成されており、両者の間はこ
れらの通気孔35、35、・・・によって連通されてい
る。
よって形成され上方に開口した凹部であり、この凹部と
貫通孔31、31とを隔てている境界壁34には、通気
孔35、35、・・・が形成されており、両者の間はこ
れらの通気孔35、35、・・・によって連通されてい
る。
【0038】貫通孔31、31の一方の開口は閉塞板2
7によって閉じられ、他方の開口は、吸気ノズル部3
6、36(図2ではその一方のみを示している。)が嵌
合されることによって封じられており、この吸気ノズル
部36、36は吸気速度制御弁37、37を介して図示
しない負圧発生用の真空ポンプに接続されている。
7によって閉じられ、他方の開口は、吸気ノズル部3
6、36(図2ではその一方のみを示している。)が嵌
合されることによって封じられており、この吸気ノズル
部36、36は吸気速度制御弁37、37を介して図示
しない負圧発生用の真空ポンプに接続されている。
【0039】直交型ロボット1における駆動機構に関し
ては従前と同様の構造とされている。
ては従前と同様の構造とされている。
【0040】即ち、ナット7に連結された移動部材8
(図3では2点鎖線で示してある。)は、連結部16、
16によって筐体2の外部において支持されており、連
結部16、16がスリット14、15を通ってそれぞれ
スライドすることができるようになっている。
(図3では2点鎖線で示してある。)は、連結部16、
16によって筐体2の外部において支持されており、連
結部16、16がスリット14、15を通ってそれぞれ
スライドすることができるようになっている。
【0041】しかして、直交型ロボット1における発塵
は、主にボールネジ6とナット7やベアリング9、10
との接触が原因となるが、ボールネジ6の回転によりナ
ット7及び移動部材8が小室4内を移動すると、スリッ
ト14、15のうちナット7及び移動部材8の進行方向
とは反対側に位置する部分を通して外部の空気が小室4
内に引込まれ、また、ナット7及び移動部材8の進行方
向の側に位置するスリット部分からは塵埃を含む空気が
小室4の外部へ飛散しようとする一種のポンプ作用が生
ずる。
は、主にボールネジ6とナット7やベアリング9、10
との接触が原因となるが、ボールネジ6の回転によりナ
ット7及び移動部材8が小室4内を移動すると、スリッ
ト14、15のうちナット7及び移動部材8の進行方向
とは反対側に位置する部分を通して外部の空気が小室4
内に引込まれ、また、ナット7及び移動部材8の進行方
向の側に位置するスリット部分からは塵埃を含む空気が
小室4の外部へ飛散しようとする一種のポンプ作用が生
ずる。
【0042】本実施例では、上述したようにスリット1
4、15の両側に対をなす集塵用パイプ17、18及び
20、21をそれぞれ配置し、小室4で発生した塵埃は
これらの吸気孔17a、18a、20a、21aを通し
て管内に導いた後、最終的に外部に排出しているので、
小室4内の気圧が外部の気圧より上昇するのを防ぎ、小
室4で発生した塵埃が筐体2の外に逃げないようにする
ことができる。
4、15の両側に対をなす集塵用パイプ17、18及び
20、21をそれぞれ配置し、小室4で発生した塵埃は
これらの吸気孔17a、18a、20a、21aを通し
て管内に導いた後、最終的に外部に排出しているので、
小室4内の気圧が外部の気圧より上昇するのを防ぎ、小
室4で発生した塵埃が筐体2の外に逃げないようにする
ことができる。
【0043】尚、小室4において落下する塵埃は通気孔
35、35、・・・を通して貫通孔31、31内に引込
まれた後外部に排出される。
35、35、・・・を通して貫通孔31、31内に引込
まれた後外部に排出される。
【0044】ところで、上記した直交型ロボット1の集
塵構造にあっては、単に集塵用パイプ17、18、2
0、21に吸気孔17a、18a、20a、21aを一
定の間隔で空けるだけでもかなりの集塵効果が期待でき
るが、ナット7及び移動部材8がその摺動範囲におい
て、特に頻繁に位置する場所がある場合には、図6に矢
印Aで示すように、集塵用パイプ17の吸気孔17aを
一様に形成せずに、ナット7の存在頻度の高い場所に対
しては、吸気孔17aを他の場所より多めに形成し、分
布に偏りをもたせることによって、単位時間当たりの吸
引空気量を増やすようにすると良い。
塵構造にあっては、単に集塵用パイプ17、18、2
0、21に吸気孔17a、18a、20a、21aを一
定の間隔で空けるだけでもかなりの集塵効果が期待でき
るが、ナット7及び移動部材8がその摺動範囲におい
て、特に頻繁に位置する場所がある場合には、図6に矢
印Aで示すように、集塵用パイプ17の吸気孔17aを
一様に形成せずに、ナット7の存在頻度の高い場所に対
しては、吸気孔17aを他の場所より多めに形成し、分
布に偏りをもたせることによって、単位時間当たりの吸
引空気量を増やすようにすると良い。
【0045】尚、図6の上段に示すグラフ図は、ナット
7の位置(横軸)とその位置にナット7が存在する頻度
との関係を概念的に示したものである。
7の位置(横軸)とその位置にナット7が存在する頻度
との関係を概念的に示したものである。
【0046】また、ベアリング9、10とボールネジ6
との摺接による発塵に対しては、集塵用パイプの外周面
のうちベアリング9、10に近い範囲において吸気孔を
多めに形成しておくことが望ましい。
との摺接による発塵に対しては、集塵用パイプの外周面
のうちベアリング9、10に近い範囲において吸気孔を
多めに形成しておくことが望ましい。
【0047】このとき、吸気孔の数を予め必要数より多
めに空けておき、不要な孔を目隠し用のピン等によって
閉塞する方法が実際的であり、設計上の柔軟性という点
で優れている。
めに空けておき、不要な孔を目隠し用のピン等によって
閉塞する方法が実際的であり、設計上の柔軟性という点
で優れている。
【0048】図7乃至図9は本発明の第2の実施例1A
を示すものである。
を示すものである。
【0049】上述した第1の実施例1にあっては、小規
模のロボットにおいて、集塵用パイプの吸気孔の間隔が
短くて比較的密に配置される場合には、その集塵効果に
問題はないが、大型のロボットでは必然的に集塵用パイ
プの長さが長くなり、小型のロボットの場合と同様の密
度で吸気孔を形成しようとすると孔数が多くなったり、
また、全吸気量を低減させるために単に吸気孔の開口面
積を小さくすると、乱流の発生により却って塵埃の飛散
を招く虞れがある。
模のロボットにおいて、集塵用パイプの吸気孔の間隔が
短くて比較的密に配置される場合には、その集塵効果に
問題はないが、大型のロボットでは必然的に集塵用パイ
プの長さが長くなり、小型のロボットの場合と同様の密
度で吸気孔を形成しようとすると孔数が多くなったり、
また、全吸気量を低減させるために単に吸気孔の開口面
積を小さくすると、乱流の発生により却って塵埃の飛散
を招く虞れがある。
【0050】そこで、第2の実施例1Aでは、吸気孔の
開口面積を小さくとっても、吸引時に層流が得られるよ
うに集塵用パイプの外周を覆うカバーを設ける(但し、
吸気のための開口は設けられる。)ことによって負圧発
生用ポンプの容量が小さくても安定した吸気を行うこと
ができるようにしたものである。
開口面積を小さくとっても、吸引時に層流が得られるよ
うに集塵用パイプの外周を覆うカバーを設ける(但し、
吸気のための開口は設けられる。)ことによって負圧発
生用ポンプの容量が小さくても安定した吸気を行うこと
ができるようにしたものである。
【0051】第2の実施例1Aが前記第1の実施例1と
相違する点は、集塵用パイプの外周をカバーによって覆
った点のみであり、従って、以下の説明では相違点を中
心にして説明し、第1の実施例1と機能上相違しない部
分についてはその各部に第1の実施例1における各部に
付した符号と同じ符号を付することによって説明を省略
する。
相違する点は、集塵用パイプの外周をカバーによって覆
った点のみであり、従って、以下の説明では相違点を中
心にして説明し、第1の実施例1と機能上相違しない部
分についてはその各部に第1の実施例1における各部に
付した符号と同じ符号を付することによって説明を省略
する。
【0052】図7は直交型ロボット1Aの要部を示す縦
断面図であり、図8はボールネジ6の軸に垂直な面で切
断した横断面図である。
断面図であり、図8はボールネジ6の軸に垂直な面で切
断した横断面図である。
【0053】図中38、39は集塵用パイプ17、21
の外周をそれぞれ覆うカバーであり、いずれも横断面形
状がコ字状をなしている。これらのカバー38、39
は、一端部がフード部26、26に取り付けらており、
他端部とフード部26、26の上面との間に僅かの隙間
38a、39aがそれぞれ形成され、これら隙間38
a、39aに吸気用スリットとしての機能が与えられて
いる。
の外周をそれぞれ覆うカバーであり、いずれも横断面形
状がコ字状をなしている。これらのカバー38、39
は、一端部がフード部26、26に取り付けらており、
他端部とフード部26、26の上面との間に僅かの隙間
38a、39aがそれぞれ形成され、これら隙間38
a、39aに吸気用スリットとしての機能が与えられて
いる。
【0054】40は集塵用パイプ19、20を覆うため
に天板12の上に配置されたカバーであり、その横断面
形状は両側縁が屈曲されることによってコ字状をなして
いる。そして、その側面部の下端縁と天板12との間に
形成された僅かの隙間40a、40aに吸気用スリット
としての役割が与えられている。
に天板12の上に配置されたカバーであり、その横断面
形状は両側縁が屈曲されることによってコ字状をなして
いる。そして、その側面部の下端縁と天板12との間に
形成された僅かの隙間40a、40aに吸気用スリット
としての役割が与えられている。
【0055】尚、図示は省略するが、カバー40は隔壁
3、閉塞板27、そして天板12に取り付けられた図示
しない支持部材に取り付けられれいる。
3、閉塞板27、そして天板12に取り付けられた図示
しない支持部材に取り付けられれいる。
【0056】吸気用スリット38a、39a、40aの
溝幅は、層流を作り出すにあたって実験的には1〜3m
m程度の値とすることが望ましい。
溝幅は、層流を作り出すにあたって実験的には1〜3m
m程度の値とすることが望ましい。
【0057】尚、ここで、集塵用パイプを設けずにカバ
ー38、39とフード部26,26の間でそれぞれ画成
される空間41、42や、カバー40と天板12との間
で画成される空間43内を直接減圧することも考えられ
るが、この方法では図5で説明した吸気ムラの問題が再
び生じることになるため、本発明において集塵用パイプ
は重要な意味を持っている。
ー38、39とフード部26,26の間でそれぞれ画成
される空間41、42や、カバー40と天板12との間
で画成される空間43内を直接減圧することも考えられ
るが、この方法では図5で説明した吸気ムラの問題が再
び生じることになるため、本発明において集塵用パイプ
は重要な意味を持っている。
【0058】即ち、本実施例1Aでは、集塵用パイプに
開口面積の異なる吸気孔を形成することによってパイプ
の全長に亘って吸気量を均一化し、かつ、吸気用スリッ
ト38a、39a、40aを通して層流を生成すること
によって、集塵効果の均質化を保証することができる。
開口面積の異なる吸気孔を形成することによってパイプ
の全長に亘って吸気量を均一化し、かつ、吸気用スリッ
ト38a、39a、40aを通して層流を生成すること
によって、集塵効果の均質化を保証することができる。
【0059】しかして、小室4内で発生した塵埃は、ナ
ット7及び移動部材8のスライドに伴いスリット14、
15を通して小室4の外へと飛散する際に、吸気用スリ
ット38a、39a、40aを通って流れる層流に乗っ
て空間41、42、43内に引き込まれた後、集塵用パ
イプ17、18、20、21を通して最終的にクリーン
ルームの外に排出されることになる。
ット7及び移動部材8のスライドに伴いスリット14、
15を通して小室4の外へと飛散する際に、吸気用スリ
ット38a、39a、40aを通って流れる層流に乗っ
て空間41、42、43内に引き込まれた後、集塵用パ
イプ17、18、20、21を通して最終的にクリーン
ルームの外に排出されることになる。
【0060】尚、本実施例にあっては、移動部材8と小
室5とをつなぐダクトが移動部材8のスライドに伴なっ
て伸縮するときの発塵を低減するために工夫を凝らして
いる。
室5とをつなぐダクトが移動部材8のスライドに伴なっ
て伸縮するときの発塵を低減するために工夫を凝らして
いる。
【0061】移動部材8と小室5との間に設けられるダ
クトは、両者間で電力や空気圧の供給を行う必要性があ
る場合に設けられ、ダクトを通して配線やエアー配管が
行われる。このダクトには通常蛇腹状の配管部材が用い
られ、蛇腹構造の持つ柔軟性を利用してダクトの端部を
移動部材8と筐体2に固定している。
クトは、両者間で電力や空気圧の供給を行う必要性があ
る場合に設けられ、ダクトを通して配線やエアー配管が
行われる。このダクトには通常蛇腹状の配管部材が用い
られ、蛇腹構造の持つ柔軟性を利用してダクトの端部を
移動部材8と筐体2に固定している。
【0062】しかしながら、移動部材8の動作範囲が長
いと場合によってはダクトに捻れが生じてしまい、これ
が繰り返されることにより、ダクトの寿命を縮めたり、
発塵を招いてしまうという不都合がある。
いと場合によってはダクトに捻れが生じてしまい、これ
が繰り返されることにより、ダクトの寿命を縮めたり、
発塵を招いてしまうという不都合がある。
【0063】そこで、図9に示すように、蛇腹状配管4
4が常に直線状に配置されるようにL字状の保持用ダク
ト45、46を設け、これらを移動部材8と筐体2にそ
れぞれ取り付ける。
4が常に直線状に配置されるようにL字状の保持用ダク
ト45、46を設け、これらを移動部材8と筐体2にそ
れぞれ取り付ける。
【0064】即ち、保持用ダクト45の一端部が移動部
材8の上面に取り付けられ、その他端部45aに蛇腹状
配管44の一方の端部が外嵌された状態で固定されてお
り、また、保持用ダクト46の一端部は筐体2のうち小
室4を形成する天板に取り付られるとともに、その他端
部46aに蛇腹状配管44の他方の端部が外嵌された状
態で固定されている。
材8の上面に取り付けられ、その他端部45aに蛇腹状
配管44の一方の端部が外嵌された状態で固定されてお
り、また、保持用ダクト46の一端部は筐体2のうち小
室4を形成する天板に取り付られるとともに、その他端
部46aに蛇腹状配管44の他方の端部が外嵌された状
態で固定されている。
【0065】このように保持用ダクト45の端部45a
と保持用ダクト46の端部46aとが対向した状態で蛇
腹状配管44が直線状に架け渡された構造にすること
で、蛇腹状配管44の動きが、移動部材8のスライド方
向に平行な方向への伸縮だけとなり、捻れが生じなくな
る。
と保持用ダクト46の端部46aとが対向した状態で蛇
腹状配管44が直線状に架け渡された構造にすること
で、蛇腹状配管44の動きが、移動部材8のスライド方
向に平行な方向への伸縮だけとなり、捻れが生じなくな
る。
【0066】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、吸気孔を有する集塵用パイプを付
設して筐体外に逃げようとする塵埃を捕捉することによ
り集塵構造の簡単化を図ることができ、また、集塵パイ
プに形成される吸気孔の数を適切に選定し、ナットの移
動範囲のうち頻繁に往来する場所程、吸気孔の分布が密
になるように配置することによって集塵効果を高めるこ
とができる。
に、本発明によれば、吸気孔を有する集塵用パイプを付
設して筐体外に逃げようとする塵埃を捕捉することによ
り集塵構造の簡単化を図ることができ、また、集塵パイ
プに形成される吸気孔の数を適切に選定し、ナットの移
動範囲のうち頻繁に往来する場所程、吸気孔の分布が密
になるように配置することによって集塵効果を高めるこ
とができる。
【0067】そして、集塵パイプに形成される吸気孔の
開口面積を減圧手段から遠ざかるにつれて大きくするこ
とで圧力損失の影響を低減して吸気量の均一化を図るこ
とができ、さらに集塵用パイプをカバー部材により取り
囲むことによって集塵用空間を画成するとともに、移動
部材とナットとの連結部の通路に近接してこれに平行に
延びる吸気用スリットを形成し、連結部の通路から飛散
しようとする塵埃を集塵用空間内に吸引することで層流
を生成して塵埃の飛散を防止することができる。
開口面積を減圧手段から遠ざかるにつれて大きくするこ
とで圧力損失の影響を低減して吸気量の均一化を図るこ
とができ、さらに集塵用パイプをカバー部材により取り
囲むことによって集塵用空間を画成するとともに、移動
部材とナットとの連結部の通路に近接してこれに平行に
延びる吸気用スリットを形成し、連結部の通路から飛散
しようとする塵埃を集塵用空間内に吸引することで層流
を生成して塵埃の飛散を防止することができる。
【0068】尚、層流の生成に関する上記の構造は吸気
流量をそれ程大きくとる必要がないため、減圧手段にか
かる負担を軽減することができる。よって、減圧手段を
クリーンルームの負圧発生装置に依拠している場合でも
その容量についての大規模な変更を要しないという利点
がある。
流量をそれ程大きくとる必要がないため、減圧手段にか
かる負担を軽減することができる。よって、減圧手段を
クリーンルームの負圧発生装置に依拠している場合でも
その容量についての大規模な変更を要しないという利点
がある。
【図1】本発明に係る直交型ロボットの概要を示す図で
ある。
ある。
【図2】第1の実施例に係る直交型ロボットの要部を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】第1の実施例に係る直交型ロボットの要部を示
す拡大横断面図である。
す拡大横断面図である。
【図4】集塵用パイプを概略的に示す側面図である。
【図5】集塵用パイプに形成される吸気孔の開口面積に
ついて説明するための概略図であり、(a)は吸気孔の
ないパイプを単に減圧したときの状態を示す図、(b)
は開口面積を異にする吸気孔をパイプに空けて減圧した
ときの状態を示す図である。
ついて説明するための概略図であり、(a)は吸気孔の
ないパイプを単に減圧したときの状態を示す図、(b)
は開口面積を異にする吸気孔をパイプに空けて減圧した
ときの状態を示す図である。
【図6】集塵用パイプにおける吸気孔の配置について示
す概略図である。
す概略図である。
【図7】第2の実施例に係る直交型ロボットの要部を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図8】第2の実施例に係る直交型ロボットの要部を示
す拡大横断面図である。
す拡大横断面図である。
【図9】配管/配線用ダクトの構造を示す側面図であ
る。
る。
【図10】従来例を示す斜視図である。
1 直交型ロボット
2 筐体
6 ボールネジ
7 ナット
8 移動部材
14、15 通路
16 連結部
17、18、20、21 集塵用パイプ
17a、18a、20a、21a 吸気孔
19 減圧手段
1A 直交型ロボット
38、39、40 カバー部材
38a、39a、40a 吸気用スリット
41、42、43 集塵用空間
Claims (4)
- 【請求項1】 ボールネジと該ボールネジの回転によっ
て直線的に移動するナットとを収納する収納空間を有す
る筐体と、移動部材を筐体の外部において支持するため
に移動部材とナットとの間を連結する連結部が通過する
通路が筐体に形成された直交型ロボットの集塵構造であ
って、吸気孔が形成された集塵用パイプを通路に沿って
配置するとともに、集塵用パイプを減圧手段に接続する
ことによって集塵用パイプ内を負圧に保つようにしたこ
とを特徴とする直交型ロボットの集塵構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載した直交型ロボットの集
塵構造において、集塵用パイプに形成される吸気孔を、
連結部の移動範囲のうちその存在の頻度が高い範囲に対
して密になるように配置したことを特徴とする直交型ロ
ボットの集塵構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載した直交型
ロボットの集塵構造において、集塵用パイプに形成され
る吸気孔の開口面積が、減圧手段から離れた位置にある
ものほど大きくなるように形成したことを特徴とする直
交型ロボットの集塵構造。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
した直交型ロボットの集塵構造において、集塵用パイプ
をカバー部材により取り囲むことによって集塵用空間を
画成するとともに、連結部の通路に近接してこれに平行
に延びる吸気用スリットを形成し、連結部の通路から飛
散しようとする塵埃を集塵用空間内に吸引するようにし
たことを特徴とする直交型ロボットの集塵構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19267091A JPH0516092A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 直交型ロボツトの集塵構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19267091A JPH0516092A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 直交型ロボツトの集塵構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516092A true JPH0516092A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16295094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19267091A Pending JPH0516092A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 直交型ロボツトの集塵構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516092A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08216071A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-27 | Seiko Seiki Co Ltd | ロボット |
| WO2002060607A1 (de) * | 2001-02-01 | 2002-08-08 | Krauss-Maffei Kunststofftechnik Gmbh | Lagervorrichtung zum einsatz in reinumgebungen |
| JP2009023020A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Yaskawa Electric Corp | 防塵機構を備えた基板搬送ロボット及びそれを備えた半導体製造装置 |
| EP2281304A2 (en) * | 2008-04-15 | 2011-02-09 | Dynamic Micro Systems | Clean transfer robot |
| US20130174679A1 (en) * | 2012-01-11 | 2013-07-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Electric actuator |
| CN105549334A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 武汉华星光电技术有限公司 | 曝光机 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP19267091A patent/JPH0516092A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08216071A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-27 | Seiko Seiki Co Ltd | ロボット |
| WO2002060607A1 (de) * | 2001-02-01 | 2002-08-08 | Krauss-Maffei Kunststofftechnik Gmbh | Lagervorrichtung zum einsatz in reinumgebungen |
| JP2009023020A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Yaskawa Electric Corp | 防塵機構を備えた基板搬送ロボット及びそれを備えた半導体製造装置 |
| EP2281304A2 (en) * | 2008-04-15 | 2011-02-09 | Dynamic Micro Systems | Clean transfer robot |
| JP2011517134A (ja) * | 2008-04-15 | 2011-05-26 | ダイナミック マイクロシステムズ セミコンダクター イクイップメント ゲーエムベーハー | クリーン移送ロボット |
| US9943969B2 (en) | 2008-04-15 | 2018-04-17 | Brooks Automation (Germany) Gmbh | Clean transfer robot |
| DE102013100047A1 (de) | 2012-01-11 | 2013-07-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Elektrisches Stellglied |
| CN103206500A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | Smc株式会社 | 电动执行机构 |
| KR20130082434A (ko) * | 2012-01-11 | 2013-07-19 | 에스엠씨 가부시키 가이샤 | 전동 액추에이터 |
| US8973452B2 (en) | 2012-01-11 | 2015-03-10 | Smc Kabushiki Kaisha | Electric actuator |
| TWI583875B (zh) * | 2012-01-11 | 2017-05-21 | Smc股份有限公司 | 電動致動器 |
| US20130174679A1 (en) * | 2012-01-11 | 2013-07-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Electric actuator |
| CN105549334A (zh) * | 2016-01-28 | 2016-05-04 | 武汉华星光电技术有限公司 | 曝光机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101516456B1 (ko) | 방진 기구가 구비된 리니어 액추에이터 | |
| KR20160032196A (ko) | 로봇 | |
| JPH0516092A (ja) | 直交型ロボツトの集塵構造 | |
| KR100537785B1 (ko) | 전동액츄에이터 | |
| US5713244A (en) | Robot | |
| JPS6127435A (ja) | 空気清浄化システムに於る汚染空気の誘引混入防止装置 | |
| JPH06272921A (ja) | クリーンブースユニット及びそれを備えたクリーンルーム | |
| KR101578924B1 (ko) | 청정공기 취출장치 | |
| JP2652884B2 (ja) | ボールねじ移動機構のクリーン化機構 | |
| DE19538040C2 (de) | Einrichtung zur Erzeugung eines gereinigten, turbulenzarmen Luftstromes zur Versorgung lokaler Reinräume | |
| JP2006184283A (ja) | ディスク状対象物を検査するシステム | |
| JPH058194A (ja) | 直交型ロボツトの集塵構造 | |
| JP2013019520A (ja) | テーブル装置 | |
| JPS62182540A (ja) | 空気清浄装置 | |
| CN211128855U (zh) | 一种高速贴片机的移动机构 | |
| JPH07310941A (ja) | クリーンルーム | |
| JP4311801B2 (ja) | 防塵機構付きリニアアクチュエータ | |
| JPS60246943A (ja) | クリ−ンル−ム | |
| CN114378838A (zh) | 工业用机器人 | |
| JPH0228370B2 (ja) | ||
| CN221311741U (zh) | 一种传递窗隔尘结构 | |
| JPH0240013Y2 (ja) | ||
| JPS6334871Y2 (ja) | ||
| JPH07225Y2 (ja) | クリーンユニット | |
| JPH02106282A (ja) | 産業用ロボット |