JPH0516625A - タイヤ滑り止め装置 - Google Patents
タイヤ滑り止め装置Info
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- JPH0516625A JPH0516625A JP17008091A JP17008091A JPH0516625A JP H0516625 A JPH0516625 A JP H0516625A JP 17008091 A JP17008091 A JP 17008091A JP 17008091 A JP17008091 A JP 17008091A JP H0516625 A JPH0516625 A JP H0516625A
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- Japan
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- tire
- slip
- slip member
- vertical piece
- along
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 氷雪等の下での路面において、横滑りを防止
し、乗り心地をよくするのは勿論のこと、大きな駆動
力、制動力を得、更に、タイヤ滑り止め部材のめくれを
十分に防止する。 【構成】 タイヤ10の周方向に沿って間隔を置いてタ
イヤ10の外周面に配設されるタイヤ滑り止め部材12
が、タイヤ10の幅方向中央部に位置してタイヤの周方
向に沿って延びる縦片16と、縦片16の両端部に位置
してタイヤ10の幅方向に沿って延びる一対の横片18
とよりH字型に形成されている。また、タイヤ滑り止め
部材12は、そのH字型形状に沿って、補強材が埋設さ
れている。
し、乗り心地をよくするのは勿論のこと、大きな駆動
力、制動力を得、更に、タイヤ滑り止め部材のめくれを
十分に防止する。 【構成】 タイヤ10の周方向に沿って間隔を置いてタ
イヤ10の外周面に配設されるタイヤ滑り止め部材12
が、タイヤ10の幅方向中央部に位置してタイヤの周方
向に沿って延びる縦片16と、縦片16の両端部に位置
してタイヤ10の幅方向に沿って延びる一対の横片18
とよりH字型に形成されている。また、タイヤ滑り止め
部材12は、そのH字型形状に沿って、補強材が埋設さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤの外周部に装着
されて氷雪路等におけるタイヤの滑りを防止するタイヤ
滑り止め装置に関する。
されて氷雪路等におけるタイヤの滑りを防止するタイヤ
滑り止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤ滑り止め装置としては、
タイヤの外周面上でタイヤの幅方向に沿って延び、路面
に当接する部位にスパイクピンを備えた長板状のタイヤ
滑り止め部材を複数個用意し、各タイヤ滑り止め部材の
両端部において、同一端部同志をロープで連結すること
により、それらタイヤ滑り止め部材をタイヤの周方向に
沿って所定の間隔を置いて配設するものが従来、公知で
あり、乗用車等のタイヤに用いられている。
タイヤの外周面上でタイヤの幅方向に沿って延び、路面
に当接する部位にスパイクピンを備えた長板状のタイヤ
滑り止め部材を複数個用意し、各タイヤ滑り止め部材の
両端部において、同一端部同志をロープで連結すること
により、それらタイヤ滑り止め部材をタイヤの周方向に
沿って所定の間隔を置いて配設するものが従来、公知で
あり、乗用車等のタイヤに用いられている。
【0003】また、タイヤ滑り止め部材を、タイヤの周
方向に沿って延びる平行な2本の縦片と、タイヤの幅方
向に沿って延びる平行な2本の横片とより方形枠状に形
成し、更に、横片には補強材を埋設したものが公知であ
り、実開昭61−161105号に詳解されている。
方向に沿って延びる平行な2本の縦片と、タイヤの幅方
向に沿って延びる平行な2本の横片とより方形枠状に形
成し、更に、横片には補強材を埋設したものが公知であ
り、実開昭61−161105号に詳解されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
タイヤ滑り止め装置にあって、タイヤ滑り止め部材が長
板状のものは、比較的、雪への食い込みがよく、大きな
駆動力、制動力が得られるのであるが、その一方、急発
進、急停止の際や深雪等の下で、タイヤ滑り止め部材に
大きな力が及ぶと、タイヤ滑り止め部材が路面から排斥
され、めくれ現象が起き、本来得られるべき滑り止め性
能が得られず、場合によってはタイヤ滑り止め部材に損
傷の恐れもあり、問題があった。
タイヤ滑り止め装置にあって、タイヤ滑り止め部材が長
板状のものは、比較的、雪への食い込みがよく、大きな
駆動力、制動力が得られるのであるが、その一方、急発
進、急停止の際や深雪等の下で、タイヤ滑り止め部材に
大きな力が及ぶと、タイヤ滑り止め部材が路面から排斥
され、めくれ現象が起き、本来得られるべき滑り止め性
能が得られず、場合によってはタイヤ滑り止め部材に損
傷の恐れもあり、問題があった。
【0005】また、タイヤ滑り止め部材がタイヤの幅方
向に沿った長板状であるので、そのタイヤの幅方向に沿
う横滑りに対しては抵抗力が弱く、その横滑りが生じ易
くなり、問題があった。
向に沿った長板状であるので、そのタイヤの幅方向に沿
う横滑りに対しては抵抗力が弱く、その横滑りが生じ易
くなり、問題があった。
【0006】更に、タイヤ滑り止め部材がタイヤの幅方
向に沿った長板状であることから、タイヤ滑り止め部材
間のタイヤ滑り止め部材がない部位に対してタイヤ滑り
止め部材がある部位において生ずる段差部分がタイヤの
外周全体に比してピーク的であり、すなわち、急な段差
が生じて、乗り心地の点で問題があった。
向に沿った長板状であることから、タイヤ滑り止め部材
間のタイヤ滑り止め部材がない部位に対してタイヤ滑り
止め部材がある部位において生ずる段差部分がタイヤの
外周全体に比してピーク的であり、すなわち、急な段差
が生じて、乗り心地の点で問題があった。
【0007】一方、タイヤ滑り止め部材を方形枠状に形
成したものでは、上記問題点は改善されているものの、
その反面、方形枠状としたために、そのタイヤ滑り止め
部材の縦片が路面への接地圧の高いタイヤの中央部より
外れて位置し、従って、雪への食い込みが悪く、駆動
力、制動力が弱くなり、また、タイヤ滑り止め部材に
は、縦片と横片とで囲まれた凹部が形成され、その凹部
が路面に対して閉鎖状態となるので、深雪等の下では、
その凹部に雪が詰まり易くなり、これを起因として滑り
止め性能が低下し、別の問題があった。
成したものでは、上記問題点は改善されているものの、
その反面、方形枠状としたために、そのタイヤ滑り止め
部材の縦片が路面への接地圧の高いタイヤの中央部より
外れて位置し、従って、雪への食い込みが悪く、駆動
力、制動力が弱くなり、また、タイヤ滑り止め部材に
は、縦片と横片とで囲まれた凹部が形成され、その凹部
が路面に対して閉鎖状態となるので、深雪等の下では、
その凹部に雪が詰まり易くなり、これを起因として滑り
止め性能が低下し、別の問題があった。
【0008】また、タイヤ滑り止め部材には、横片にの
み補強材が埋設され、縦片には補強材が埋設されていな
いので、タイヤ滑り止め部材のめくれが、十分に防止さ
れず、問題があった。
み補強材が埋設され、縦片には補強材が埋設されていな
いので、タイヤ滑り止め部材のめくれが、十分に防止さ
れず、問題があった。
【0009】本発明は、上記事実に鑑み、氷雪等の下で
の路面において、横滑りを防止し、乗り心地をよくする
のは勿論のこと、大きな駆動力、制動力を得、更に、タ
イヤ滑り止め部材のめくれを十分に防止することが目的
である。
の路面において、横滑りを防止し、乗り心地をよくする
のは勿論のこと、大きな駆動力、制動力を得、更に、タ
イヤ滑り止め部材のめくれを十分に防止することが目的
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、タイヤの周方向に沿って間隔を置いてタ
イヤの外周面に配設されるとともにタイヤの幅方向中央
部に位置してタイヤの周方向に沿って延びる縦片と該縦
片の両端部に位置してタイヤの幅方向に沿って延びる一
対の横片とよりH字型に形成された可撓性のタイヤ滑り
止め部材と、該タイヤ滑り止め部材にそのH字型形状に
沿って埋設された補強材と、を備えたタイヤ滑り止め装
置を提案するものである。
決するために、タイヤの周方向に沿って間隔を置いてタ
イヤの外周面に配設されるとともにタイヤの幅方向中央
部に位置してタイヤの周方向に沿って延びる縦片と該縦
片の両端部に位置してタイヤの幅方向に沿って延びる一
対の横片とよりH字型に形成された可撓性のタイヤ滑り
止め部材と、該タイヤ滑り止め部材にそのH字型形状に
沿って埋設された補強材と、を備えたタイヤ滑り止め装
置を提案するものである。
【0011】
【作用】上記構成により、H字型に形成されたタイヤ滑
り止め部材の縦片によって、横滑りに対する抵抗力が増
大され、横滑りの防止が果たされるとともに、タイヤ滑
り止め部材は、縦片の部位では、一対の横片が同一高さ
で連続するので、タイヤ滑り止め部材間のタイヤ滑り止
め部材がない部位に対してタイヤ滑り止め部材のある部
位において生ずる段差部分がタイヤの外周全体に比して
ピーク的でなくなり、乗り心地が向上する。
り止め部材の縦片によって、横滑りに対する抵抗力が増
大され、横滑りの防止が果たされるとともに、タイヤ滑
り止め部材は、縦片の部位では、一対の横片が同一高さ
で連続するので、タイヤ滑り止め部材間のタイヤ滑り止
め部材がない部位に対してタイヤ滑り止め部材のある部
位において生ずる段差部分がタイヤの外周全体に比して
ピーク的でなくなり、乗り心地が向上する。
【0012】これに加えて、縦片は、路面への接地圧の
高いタイヤの中央部に位置するので、路面の雪に対して
十分深く食い込むことができ、大きな駆動力、制動力が
得られる。同時に、縦片は、単一で、タイヤの中央部に
位置しているので、タイヤ滑り止め部材には、縦片と横
片とで囲まれて路面に対して閉じられるような凹部が形
成されず、深雪等の下でも、雪詰まりがなく、滑り止め
性能がいかんなく発揮される。
高いタイヤの中央部に位置するので、路面の雪に対して
十分深く食い込むことができ、大きな駆動力、制動力が
得られる。同時に、縦片は、単一で、タイヤの中央部に
位置しているので、タイヤ滑り止め部材には、縦片と横
片とで囲まれて路面に対して閉じられるような凹部が形
成されず、深雪等の下でも、雪詰まりがなく、滑り止め
性能がいかんなく発揮される。
【0013】更に、H字型に形成されたタイヤ滑り止め
部材の縦片が一対の横片間を連接した態様に加え、補強
材は、横片に限らず縦片にもH字型形状に沿って埋設さ
れて縦片の剛性を増大させるので、急発進、急停止の際
や深雪等の下で、タイヤ滑り止め部材に大きな力が発生
しても、タイヤ滑り止め部材がめくれてしまうようなめ
くれ現象は十分に防止される。また、縦片にスパイクピ
ンを設けた場合にも、その補強材の剛性増大により、ス
パイクピンの路面に対する食い込みが確実に行われ、そ
の食い込み効率の向上が図れる。
部材の縦片が一対の横片間を連接した態様に加え、補強
材は、横片に限らず縦片にもH字型形状に沿って埋設さ
れて縦片の剛性を増大させるので、急発進、急停止の際
や深雪等の下で、タイヤ滑り止め部材に大きな力が発生
しても、タイヤ滑り止め部材がめくれてしまうようなめ
くれ現象は十分に防止される。また、縦片にスパイクピ
ンを設けた場合にも、その補強材の剛性増大により、ス
パイクピンの路面に対する食い込みが確実に行われ、そ
の食い込み効率の向上が図れる。
【0014】
【実施例】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の一実施例
を図1乃至図2に基づき詳細に説明する。
を図1乃至図2に基づき詳細に説明する。
【0015】図2に示すように、タイヤ滑り止め装置
は、タイヤ10の外周面に複数個、例えば、10個程度
配設されるタイヤ滑り止め部材12と、これらタイヤ滑
り止め部材12を所定間隔で連結するサイドロープ14
とより構成されている。
は、タイヤ10の外周面に複数個、例えば、10個程度
配設されるタイヤ滑り止め部材12と、これらタイヤ滑
り止め部材12を所定間隔で連結するサイドロープ14
とより構成されている。
【0016】各タイヤ滑り止め部材12は、図1に示す
ように、単一の縦片16と一対の横片18とよりH字型
に一体形成されている。タイヤ滑り止め部材12の素材
としては、天然ゴムや合成樹脂等の可撓性のものが用い
られる。
ように、単一の縦片16と一対の横片18とよりH字型
に一体形成されている。タイヤ滑り止め部材12の素材
としては、天然ゴムや合成樹脂等の可撓性のものが用い
られる。
【0017】縦片16は、タイヤ10の外周面の中央部
に位置し、矢印Aで示すタイヤ10の周方向に沿って延
びるようになっている。横片18は、縦片16の両端に
位置し、矢印Bで示すタイヤ10の幅方向に沿って延び
るようになっている。タイヤ滑り止め部材12の路面に
当接する部位には、その縦片16及び横片18の縦片1
6との接続部において、金属製のスパイクピン20が複
数個植設されている。スパイクピン20は、図5に示す
ように、その先端部に凹部22を備え、その先端部が路
面に向かって突出している。また、縦片16及び横片1
8とも、図4及び図5に示すように、縦断面略台形状に
形成され、路面と対向する面には、その各種の凹状の滑
り止め形状部24が形成されている。
に位置し、矢印Aで示すタイヤ10の周方向に沿って延
びるようになっている。横片18は、縦片16の両端に
位置し、矢印Bで示すタイヤ10の幅方向に沿って延び
るようになっている。タイヤ滑り止め部材12の路面に
当接する部位には、その縦片16及び横片18の縦片1
6との接続部において、金属製のスパイクピン20が複
数個植設されている。スパイクピン20は、図5に示す
ように、その先端部に凹部22を備え、その先端部が路
面に向かって突出している。また、縦片16及び横片1
8とも、図4及び図5に示すように、縦断面略台形状に
形成され、路面と対向する面には、その各種の凹状の滑
り止め形状部24が形成されている。
【0018】タイヤ滑り止め部材12の横片18は、タ
イヤ10の幅寸法より長い寸法で延長形成されている。
そし、、図3に示すように、その延長形成された横片1
8のタイヤ10の外周面側には、タイヤ10の外周面の
両端縁に対応する位置に沿って、それぞれ溝部26が形
成されている。この溝部26は、図2に示すように、タ
イヤ滑り止め部材12がタイヤ10に装着される際、タ
イヤ10の側面に沿ってタイヤ滑り止め部材12の横片
18が容易に屈曲でき、タイヤ滑り止め部材12がタイ
ヤに程よくフィットするようになっている。
イヤ10の幅寸法より長い寸法で延長形成されている。
そし、、図3に示すように、その延長形成された横片1
8のタイヤ10の外周面側には、タイヤ10の外周面の
両端縁に対応する位置に沿って、それぞれ溝部26が形
成されている。この溝部26は、図2に示すように、タ
イヤ滑り止め部材12がタイヤ10に装着される際、タ
イヤ10の側面に沿ってタイヤ滑り止め部材12の横片
18が容易に屈曲でき、タイヤ滑り止め部材12がタイ
ヤに程よくフィットするようになっている。
【0019】また、タイヤ滑り止め部材12には、その
H字型形状に沿って、補強材28が埋設されている。補
強材28は、平織り、スダレ織り等、あるいはそれらの
組み合わせたものの有機繊維層で、一層または、複数層
で形成されている。なお、横片18の各端部には、タイ
ヤ10の周方向に沿って、ビード32が同様に埋設され
ており、このビード32に補強材28が巻掛けられて係
止されるようになっている。
H字型形状に沿って、補強材28が埋設されている。補
強材28は、平織り、スダレ織り等、あるいはそれらの
組み合わせたものの有機繊維層で、一層または、複数層
で形成されている。なお、横片18の各端部には、タイ
ヤ10の周方向に沿って、ビード32が同様に埋設され
ており、このビード32に補強材28が巻掛けられて係
止されるようになっている。
【0020】ここで、タイヤ滑り止め部材12を製造す
るには、まず、タイヤ滑り止め部材12の原材をH字型
に打ち抜き、そしてその打ち抜いたものを一次品として
2枚用意する。更に、補強材28の原材を同様にH字型
に打ち抜き、これにより得られたものを上記2枚の一次
品の間に入れて、それらを重ね合わせ、モールド内で加
硫接着する。この際、補強材28は、タイヤ10の周方
向に沿う弾性率がタイヤ10の幅方向に沿う弾性率より
も大きくなるものがよく、このためには、例えば、補強
材28を織成する縦糸、横糸の弾性率を異ならしめ、更
に、補強材28の打ち抜きに際しその打ち抜く方向を考
慮する等、種々の方法が考えれる。
るには、まず、タイヤ滑り止め部材12の原材をH字型
に打ち抜き、そしてその打ち抜いたものを一次品として
2枚用意する。更に、補強材28の原材を同様にH字型
に打ち抜き、これにより得られたものを上記2枚の一次
品の間に入れて、それらを重ね合わせ、モールド内で加
硫接着する。この際、補強材28は、タイヤ10の周方
向に沿う弾性率がタイヤ10の幅方向に沿う弾性率より
も大きくなるものがよく、このためには、例えば、補強
材28を織成する縦糸、横糸の弾性率を異ならしめ、更
に、補強材28の打ち抜きに際しその打ち抜く方向を考
慮する等、種々の方法が考えれる。
【0021】一方、タイヤ滑り止め部材12の横片18
の各端部には、図2に示すように、切り欠き部30が形
成され、この切り欠き部30には、鋼製の線材で折り曲
げ形成されたロープ支持金具34の一端が係止されてい
る。ロープ支持金具34の他端は、サイドロープ14を
挟み込むようにかしめられており、タイヤ滑り止め部材
12のそれぞれ同一端部側において、サイドロープ14
の一端のフック金具36にサイドロープ14の他端の締
め込み金具38を引っ掛けることによりサイドロープ1
4が環状に連結され、各タイヤ滑り止め部材12がタイ
ヤ10の外周面に保持されるようになっている。なお、
切り欠き部30は、横片18に埋設されている上記ビー
ド32より、横片18の中央側に位置され、また、ビー
ド32の長さ部分より内側に入り込むように形成されて
おり、これにより、タイヤ滑り止め部材12がタイヤ1
0の幅方向に沿って外側に引っ張られた際、フック金具
36がこれに対応するビード32に引っ掛かるような態
様となり、ビード32に係止された補強材28の補強作
用が十分発揮される。サイドロープ14の素材として
は、ポリエステル等の合成樹脂が用いられる。
の各端部には、図2に示すように、切り欠き部30が形
成され、この切り欠き部30には、鋼製の線材で折り曲
げ形成されたロープ支持金具34の一端が係止されてい
る。ロープ支持金具34の他端は、サイドロープ14を
挟み込むようにかしめられており、タイヤ滑り止め部材
12のそれぞれ同一端部側において、サイドロープ14
の一端のフック金具36にサイドロープ14の他端の締
め込み金具38を引っ掛けることによりサイドロープ1
4が環状に連結され、各タイヤ滑り止め部材12がタイ
ヤ10の外周面に保持されるようになっている。なお、
切り欠き部30は、横片18に埋設されている上記ビー
ド32より、横片18の中央側に位置され、また、ビー
ド32の長さ部分より内側に入り込むように形成されて
おり、これにより、タイヤ滑り止め部材12がタイヤ1
0の幅方向に沿って外側に引っ張られた際、フック金具
36がこれに対応するビード32に引っ掛かるような態
様となり、ビード32に係止された補強材28の補強作
用が十分発揮される。サイドロープ14の素材として
は、ポリエステル等の合成樹脂が用いられる。
【0022】上記実施例の作用を説明する。まず、H字
型に形成されたタイヤ滑り止め部材12の縦片16によ
って、横滑りに対する抵抗力が増大され、横滑りの防止
が果たされる。同時に、タイヤ滑り止め部材12は、縦
片16の部位では、一対の横片18が同一高さで連続す
るので、タイヤ滑り止め部材12間のタイヤ滑り止め部
材12がない部位に対してタイヤ滑り止め部材12のあ
る部位において生ずる段差部分がタイヤ10の外周全体
に比してピーク的でなくなり、乗り心地が向上する。
型に形成されたタイヤ滑り止め部材12の縦片16によ
って、横滑りに対する抵抗力が増大され、横滑りの防止
が果たされる。同時に、タイヤ滑り止め部材12は、縦
片16の部位では、一対の横片18が同一高さで連続す
るので、タイヤ滑り止め部材12間のタイヤ滑り止め部
材12がない部位に対してタイヤ滑り止め部材12のあ
る部位において生ずる段差部分がタイヤ10の外周全体
に比してピーク的でなくなり、乗り心地が向上する。
【0023】これに加えて、縦片16は、路面への接地
圧の高いタイヤ10の中央部に位置するので、路面の雪
に対して十分深く食い込みことができ、大きな駆動力、
制動力が得られる。同時に、縦片16は、単一で、タイ
ヤ10の中央部に位置しているので、タイヤ滑り止め部
材12には、縦片16と横片18とで囲まれて路面に対
して閉じられるような凹部が形成されず、深雪等の下で
も、雪詰まりがなく、滑り止め性能がいかんなく発揮さ
れる。
圧の高いタイヤ10の中央部に位置するので、路面の雪
に対して十分深く食い込みことができ、大きな駆動力、
制動力が得られる。同時に、縦片16は、単一で、タイ
ヤ10の中央部に位置しているので、タイヤ滑り止め部
材12には、縦片16と横片18とで囲まれて路面に対
して閉じられるような凹部が形成されず、深雪等の下で
も、雪詰まりがなく、滑り止め性能がいかんなく発揮さ
れる。
【0024】更に、H字型に形成されたタイヤ滑り止め
部材12の縦片16が一対の横片18間を連接した態様
であるのに加え、補強材28は、タイヤ滑り止め部材1
2のH字型形状に沿うH字型に連続的に一体形成され、
横片18に限らず縦片16にも埋設されて縦片16の剛
性を増大させるために、急発進、急停止の際や深雪等の
下で、タイヤ滑り止め部材12に大きな力が発生して
も、タイヤ滑り止め部材12がめくれてしまうようなめ
くれ現象は十分に防止される。
部材12の縦片16が一対の横片18間を連接した態様
であるのに加え、補強材28は、タイヤ滑り止め部材1
2のH字型形状に沿うH字型に連続的に一体形成され、
横片18に限らず縦片16にも埋設されて縦片16の剛
性を増大させるために、急発進、急停止の際や深雪等の
下で、タイヤ滑り止め部材12に大きな力が発生して
も、タイヤ滑り止め部材12がめくれてしまうようなめ
くれ現象は十分に防止される。
【0025】また、縦片16にスパイクピン20を設け
た場合にも、その補強材28の剛性増大により、スパイ
クピン20の路面に対する食い込みが確実に行われ、そ
の食い込み効率の向上が図れる。
た場合にも、その補強材28の剛性増大により、スパイ
クピン20の路面に対する食い込みが確実に行われ、そ
の食い込み効率の向上が図れる。
【0026】更に、タイヤ滑り止め部材12の縦片16
の幅hと横片18の幅Hとが、H≧hの関係にある場合
には、縦片16による横片18の接地圧の影響が少な
く、横片18の雪等への食い込みが容易になり、一層大
きな駆動力、制動力が得られる。
の幅hと横片18の幅Hとが、H≧hの関係にある場合
には、縦片16による横片18の接地圧の影響が少な
く、横片18の雪等への食い込みが容易になり、一層大
きな駆動力、制動力が得られる。
【0027】また、タイヤ滑り止め部材12において、
縦片16を介してその両側において一対の横片18間に
形成される凹所では、雪固め量が増し、雪中剪断力が大
きくなり、駆動力、制動力が増す一因となる。
縦片16を介してその両側において一対の横片18間に
形成される凹所では、雪固め量が増し、雪中剪断力が大
きくなり、駆動力、制動力が増す一因となる。
【0028】更に、補強材として、平織り、スダレ織り
等、あるいはそれらの組み合わせたものの有機繊維層を
埋設することにより、ワイヤー等の無機材を補強材の素
材として用いたものより、剛性、耐圧縮、耐久性の点で
優れている。
等、あるいはそれらの組み合わせたものの有機繊維層を
埋設することにより、ワイヤー等の無機材を補強材の素
材として用いたものより、剛性、耐圧縮、耐久性の点で
優れている。
【0029】なお、タイヤ10のトレッドパターンは、
特に限定されるものではないが、タイヤ滑り止め部材1
2の縦片16がタイヤ10の中央部に位置することか
ら、タイヤ滑り止め部材12が装着されるタイヤ10の
トレッドパターンは、タイヤ10の中央部が周状に連続
しているものが好ましい。また、タイヤ10の幅方向に
沿って溝が形成されるラグタイヤのようなものでは、そ
の溝のタイヤ10の周方向に沿うピッチと、タイヤ滑り
止め部材12の一対の横片18の間隔、ないしその一対
の横片18のタイヤ10の周方向に沿うピッチとを異な
らせ、タイヤ10の溝部位にタイヤ滑り止め部材12の
一対の横片18を位置させないようにするものが好まし
い。
特に限定されるものではないが、タイヤ滑り止め部材1
2の縦片16がタイヤ10の中央部に位置することか
ら、タイヤ滑り止め部材12が装着されるタイヤ10の
トレッドパターンは、タイヤ10の中央部が周状に連続
しているものが好ましい。また、タイヤ10の幅方向に
沿って溝が形成されるラグタイヤのようなものでは、そ
の溝のタイヤ10の周方向に沿うピッチと、タイヤ滑り
止め部材12の一対の横片18の間隔、ないしその一対
の横片18のタイヤ10の周方向に沿うピッチとを異な
らせ、タイヤ10の溝部位にタイヤ滑り止め部材12の
一対の横片18を位置させないようにするものが好まし
い。
【0030】以上の実施例について本発明を説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々変更可能である。例えば、上記実施例にあっては、
タイヤ滑り止め部材12を平板状に形成し、タイヤ10
に装着する際、タイヤ滑り止め部材12の横片18の両
端部をタイヤ10の側面に沿って屈曲させているが、こ
れに限定されず、予め横片の両端部を、それがタイヤ1
0の側面に沿うような形状に屈曲形成してあって横片1
8を、タイヤ10の非装着状態でも、図2に示すタイヤ
10に装着された状態の形状を呈するように、縦断面略
コ字型としたものでもよいものである。
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々変更可能である。例えば、上記実施例にあっては、
タイヤ滑り止め部材12を平板状に形成し、タイヤ10
に装着する際、タイヤ滑り止め部材12の横片18の両
端部をタイヤ10の側面に沿って屈曲させているが、こ
れに限定されず、予め横片の両端部を、それがタイヤ1
0の側面に沿うような形状に屈曲形成してあって横片1
8を、タイヤ10の非装着状態でも、図2に示すタイヤ
10に装着された状態の形状を呈するように、縦断面略
コ字型としたものでもよいものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタイ
ヤ滑り止め装置は、氷雪等の下での路面において、横滑
りを防止し、乗り心地をよくするのは勿論のこと、大き
な駆動力、制動力を得、更に、タイヤ滑り止め部材のめ
くれを十分に防止することができる。
ヤ滑り止め装置は、氷雪等の下での路面において、横滑
りを防止し、乗り心地をよくするのは勿論のこと、大き
な駆動力、制動力を得、更に、タイヤ滑り止め部材のめ
くれを十分に防止することができる。
【図1】本発明に係るタイヤ滑り止め装置の一実施例を
示す要部平面図である。
示す要部平面図である。
【図2】本発明に係るタイヤ滑り止め装置をタイヤに装
着した状態を示す概略斜視図である。
着した状態を示す概略斜視図である。
【図3】図1に示すタイヤ滑り止め部材の正面図であ
る。
る。
【図4】図1の4−4線拡大断面図である。
【図5】図1の5−5線拡大断面図である。
10 タイヤ 12 タイヤ滑り止め部材 16 縦片 18 横片 28 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 充直 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 タイヤの周方向に沿って間隔を置いてタ
イヤの外周面に配設されるとともにタイヤの幅方向中央
部に位置してタイヤの周方向に沿って延びる縦片と該縦
片の両端部に位置してタイヤの幅方向に沿って延びる一
対の横片とよりH字型に形成された可撓性のタイヤ滑り
止め部材と、該タイヤ滑り止め部材にそのH字型形状に
沿って埋設された補強材と、を備えたタイヤ滑り止め装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17008091A JPH0516625A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | タイヤ滑り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17008091A JPH0516625A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | タイヤ滑り止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516625A true JPH0516625A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15898273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17008091A Pending JPH0516625A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | タイヤ滑り止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516625A (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP17008091A patent/JPH0516625A/ja active Pending
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