JPH05169106A - アルミニウム板材の圧延方法 - Google Patents
アルミニウム板材の圧延方法Info
- Publication number
- JPH05169106A JPH05169106A JP33891391A JP33891391A JPH05169106A JP H05169106 A JPH05169106 A JP H05169106A JP 33891391 A JP33891391 A JP 33891391A JP 33891391 A JP33891391 A JP 33891391A JP H05169106 A JPH05169106 A JP H05169106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- chamfer
- rolling
- work roll
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 42
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 42
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 48
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ロールマークの発生を押えるための
適切な処置を講じることができるアルミニウム板材の圧
延方法を提供することを目的とする。 【構成】圧延機のワークロール1とこのワークロールに
接触する補助ロールとの接触圧力が600MPa以下で
あることと、ワークロールおよび補助ロールの少なくと
も一方に前記アルミニウム板材の板幅方向2階微分値が
0.3μm(dia)/mm2 以下のチャンファーが形成されて
いること、のすくなくとも一方の条件を備えていること
を特徴とする。
適切な処置を講じることができるアルミニウム板材の圧
延方法を提供することを目的とする。 【構成】圧延機のワークロール1とこのワークロールに
接触する補助ロールとの接触圧力が600MPa以下で
あることと、ワークロールおよび補助ロールの少なくと
も一方に前記アルミニウム板材の板幅方向2階微分値が
0.3μm(dia)/mm2 以下のチャンファーが形成されて
いること、のすくなくとも一方の条件を備えていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延機によりアルミニウ
ム板材を熱間圧延する方法に関する。
ム板材を熱間圧延する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より金属板材を圧延機で熱間圧延す
る方法においては、その圧延速度の向上、効率の向上を
目指して多くの技術開発が行われてきた。その結果、圧
延機における板材形状制御および板厚制御に関してはほ
ぼ満足できるレベルに達している。しかし、まだ板材の
表面性状の改善が問題点として残されている。特にアル
ミニウム板材を熱間圧延する方法においては、板材に表
面欠陥が発生し易く、その圧延条件には細心の注意が必
要とされている。
る方法においては、その圧延速度の向上、効率の向上を
目指して多くの技術開発が行われてきた。その結果、圧
延機における板材形状制御および板厚制御に関してはほ
ぼ満足できるレベルに達している。しかし、まだ板材の
表面性状の改善が問題点として残されている。特にアル
ミニウム板材を熱間圧延する方法においては、板材に表
面欠陥が発生し易く、その圧延条件には細心の注意が必
要とされている。
【0003】アルミニウム板材の熱間圧延において、ア
ルミニウム板材に発生する表面欠陥には種々のものがあ
るが、その一つにロールマークがある。ロールマーク
は、圧延時にワークロールに発生した不均一な凹凸部、
さらにはこの凹凸部に起因する不均一なロールコーティ
ングが板材表面に転写し板材表面が不具合となるもので
ある。
ルミニウム板材に発生する表面欠陥には種々のものがあ
るが、その一つにロールマークがある。ロールマーク
は、圧延時にワークロールに発生した不均一な凹凸部、
さらにはこの凹凸部に起因する不均一なロールコーティ
ングが板材表面に転写し板材表面が不具合となるもので
ある。
【0004】図1は6段圧延機を示している。図1(a)
において1は一対のワークロール、2は一対の中間ロー
ル、3は一対のバックアップロールで、中間ロール2お
よびバックアップロール3は補助ロールである。図示し
ない回転駆動装置により回転されるワークロール1の間
にアルミニウム板材11が挟まれて搬送される。ここ
で、ワークロール1に不均一な凹凸部1aが存在する
と、この凹凸部1aがアルミニウム板材11の表面に転
写してアルミニウム板材11の表面にロールマーク12
が形成される。
において1は一対のワークロール、2は一対の中間ロー
ル、3は一対のバックアップロールで、中間ロール2お
よびバックアップロール3は補助ロールである。図示し
ない回転駆動装置により回転されるワークロール1の間
にアルミニウム板材11が挟まれて搬送される。ここ
で、ワークロール1に不均一な凹凸部1aが存在する
と、この凹凸部1aがアルミニウム板材11の表面に転
写してアルミニウム板材11の表面にロールマーク12
が形成される。
【0005】なお、4段圧延機の場合も同様にワークロ
ール1に不均一な凹凸部1aが存在すると、アルミニウ
ム板材11にロールマーク12が形成される。
ール1に不均一な凹凸部1aが存在すると、アルミニウ
ム板材11にロールマーク12が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、ワークロールを
支える補助ロールである中間ロールやバックアップロー
ルに極端に急峻な形状のチャンファー加工を施した場合
に、アルミニウム板材にロ−ルマークが発生することが
知られている。チャンファーは補助ロ−ルの端部に形成
された面取り部のことであり、例えば図1(b) に示すよ
うにバックアップロール3の端部に形成する3aとして
形成される。チャンファーの形状が急峻というのは、そ
の勾配がきついということである。
支える補助ロールである中間ロールやバックアップロー
ルに極端に急峻な形状のチャンファー加工を施した場合
に、アルミニウム板材にロ−ルマークが発生することが
知られている。チャンファーは補助ロ−ルの端部に形成
された面取り部のことであり、例えば図1(b) に示すよ
うにバックアップロール3の端部に形成する3aとして
形成される。チャンファーの形状が急峻というのは、そ
の勾配がきついということである。
【0007】補助ロールのチャンファーの勾配が急であ
ると、補助ロールにおける直線部とチャンファーとの境
界部の角度がきつくなる。そして、補助ロールにおける
直線部とチャンファーとの境界部がワークロールの表面
に傷を付けて凹凸部を形成し、このワークロールの凹凸
部がアルミニウム板材の表面を傷付けてロールマークを
発生させている。
ると、補助ロールにおける直線部とチャンファーとの境
界部の角度がきつくなる。そして、補助ロールにおける
直線部とチャンファーとの境界部がワークロールの表面
に傷を付けて凹凸部を形成し、このワークロールの凹凸
部がアルミニウム板材の表面を傷付けてロールマークを
発生させている。
【0008】従来はロールマークについてはチャンファ
ーに関する知見以外の他の知見は得られていなかった。
そこで、ロールマーク対策として、チャンファーの勾配
を滑らかにして、補助ロ−ルにおける直線部とチャンフ
ァーとの境界部の角度を緩やかにすることによりアルミ
ニウム板材の表面を傷つけないようにしてロールマーク
の発生を抑えることが行われている。
ーに関する知見以外の他の知見は得られていなかった。
そこで、ロールマーク対策として、チャンファーの勾配
を滑らかにして、補助ロ−ルにおける直線部とチャンフ
ァーとの境界部の角度を緩やかにすることによりアルミ
ニウム板材の表面を傷つけないようにしてロールマーク
の発生を抑えることが行われている。
【0009】ところで、チャンファーは、文献(塑性と
加工、日本塑性学会発行、VOL23 、NO263 、(1982-12)
1152頁、チャンファーバックアップロールを用いたホッ
トストリッププロフィル制御)に示されているように、
ワークロールの板材に対するクラウン制御能力を増強す
るために補助ロールに形成するものであり、ある程度急
な勾配で形成しないと板材に対するクラウン制御能力の
増強効果を期待できない。
加工、日本塑性学会発行、VOL23 、NO263 、(1982-12)
1152頁、チャンファーバックアップロールを用いたホッ
トストリッププロフィル制御)に示されているように、
ワークロールの板材に対するクラウン制御能力を増強す
るために補助ロールに形成するものであり、ある程度急
な勾配で形成しないと板材に対するクラウン制御能力の
増強効果を期待できない。
【0010】従って、ロールマークの発生を抑えるため
に補助ロールに形成されたチャンファーの勾配を緩やか
にすると、ワークロールの板材クラウン制御能力の増強
効果を期待できなくなるという問題がある。
に補助ロールに形成されたチャンファーの勾配を緩やか
にすると、ワークロールの板材クラウン制御能力の増強
効果を期待できなくなるという問題がある。
【0011】そこで、従来はこのような相反する条件を
解決するために、作業者が実圧延において補助ロールの
チャンファーの寸法形状および圧延条件を夫々設定して
いるが、実際には実験時間および条件が制約されて適切
なチャンファーの寸法形状を設定することが困難であっ
た。
解決するために、作業者が実圧延において補助ロールの
チャンファーの寸法形状および圧延条件を夫々設定して
いるが、実際には実験時間および条件が制約されて適切
なチャンファーの寸法形状を設定することが困難であっ
た。
【0012】本発明は前記事情に基いてなされたもの
で、ロールマークの発生を抑えるための適切な処置を講
じることができるアルミニウム板材の圧延方法を提供す
ることを目的とする。
で、ロールマークの発生を抑えるための適切な処置を講
じることができるアルミニウム板材の圧延方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段と作用】本発明の発明者
は、アルミニウム板材の熱間圧延においてロールマーク
の発生を防止することについて種々研究を重ねてきた。
は、アルミニウム板材の熱間圧延においてロールマーク
の発生を防止することについて種々研究を重ねてきた。
【0014】その結果、アルミニウム板材の表面にロー
ルマークが発生する原因として、従来から知られている
補助ロールのチャンファーの寸法形状の他に、次のこと
があることが分かった。
ルマークが発生する原因として、従来から知られている
補助ロールのチャンファーの寸法形状の他に、次のこと
があることが分かった。
【0015】ワークロールと接触する補助ロール(図1
に示す6段圧延機では中間ロ−ル2該当する。)は、ワ
ークロールとの接触圧力の高い部分の表面層に局部的な
塑性変形が発生し、その部分に凹凸部が発生する。この
補助ロ−ルの凹凸部がワークロールのアルミニウムコー
ティングされた表面を傷つけて、この表面に凹凸部を形
成する。そして、このワークロールの表面の凹凸部がア
ルミニウム板材の表面にロールマークを形成する。
に示す6段圧延機では中間ロ−ル2該当する。)は、ワ
ークロールとの接触圧力の高い部分の表面層に局部的な
塑性変形が発生し、その部分に凹凸部が発生する。この
補助ロ−ルの凹凸部がワークロールのアルミニウムコー
ティングされた表面を傷つけて、この表面に凹凸部を形
成する。そして、このワークロールの表面の凹凸部がア
ルミニウム板材の表面にロールマークを形成する。
【0016】そこで、本発明の発明者は、補助ロールと
ワークロールとの間の接触圧力に着目し、この接触圧力
をロールマークの発生を防止するための条件のひとつに
採用することにした。そして、この補助ロールとワーク
ロールとの間の接触圧力の条件と、従来からの補助ロー
ルのチャンファーの寸法形状の条件とを組合せることに
より、アルミニウム板材におけるロールマークの発生を
容易に抑えることが可能となることを見出した。
ワークロールとの間の接触圧力に着目し、この接触圧力
をロールマークの発生を防止するための条件のひとつに
採用することにした。そして、この補助ロールとワーク
ロールとの間の接触圧力の条件と、従来からの補助ロー
ルのチャンファーの寸法形状の条件とを組合せることに
より、アルミニウム板材におけるロールマークの発生を
容易に抑えることが可能となることを見出した。
【0017】本発明の発明者はこの観点に立って種々実
験を重ねた結果、補助ロールとワークロールとの接触圧
力が600MPa(メガパスカル)を越え、且つワーク
ロールまたは補助ロールに形成されたチャンファーの板
幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 を越えている
場合に、アルミニウム板材にロールマークが発生してい
ることを見出した。そして、アルミニウム板材の熱間圧
延において、これらの補助ロールとワークロールとの接
触圧力およびチャンファーの寸法に関わる条件を外すこ
とにより、アルミニウム板材の表面におけるロールマー
クの発生を抑えることが可能なことが分かった。
験を重ねた結果、補助ロールとワークロールとの接触圧
力が600MPa(メガパスカル)を越え、且つワーク
ロールまたは補助ロールに形成されたチャンファーの板
幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 を越えている
場合に、アルミニウム板材にロールマークが発生してい
ることを見出した。そして、アルミニウム板材の熱間圧
延において、これらの補助ロールとワークロールとの接
触圧力およびチャンファーの寸法に関わる条件を外すこ
とにより、アルミニウム板材の表面におけるロールマー
クの発生を抑えることが可能なことが分かった。
【0018】このことによれば、アルミニウム板材の熱
間圧延において、ロ−ルマークの発生を抑える適切な条
件を容易に設定できる。そして、上記の各条件の組合せ
は、ロールマークの発生を抑えるとともに、ワークロー
ル1における板材クラウン制御能力の増強効果を確保で
きる。
間圧延において、ロ−ルマークの発生を抑える適切な条
件を容易に設定できる。そして、上記の各条件の組合せ
は、ロールマークの発生を抑えるとともに、ワークロー
ル1における板材クラウン制御能力の増強効果を確保で
きる。
【0019】本発明はこのような知見に基いてなされた
ものである。
ものである。
【0020】すなわち、本発明のアルミニウム板材の圧
延方法は、圧延機によりアルミニウム板材を熱間圧延す
る方法であって、圧延機のワークロールとこのワークロ
ールに接触する補助ロールとの接触圧力が600MPa
以下であることと、前記ワークロールおよび前記補助ロ
ールの少なくとも一方に板幅方向2階微分値が0.3μ
m(dia)/mm2 以下のチャンファーが形成されているこ
と、の少なくとも一方の条件を備えていることを特徴と
するものである。
延方法は、圧延機によりアルミニウム板材を熱間圧延す
る方法であって、圧延機のワークロールとこのワークロ
ールに接触する補助ロールとの接触圧力が600MPa
以下であることと、前記ワークロールおよび前記補助ロ
ールの少なくとも一方に板幅方向2階微分値が0.3μ
m(dia)/mm2 以下のチャンファーが形成されているこ
と、の少なくとも一方の条件を備えていることを特徴と
するものである。
【0021】
【実施例】本発明の実施例について説明する。
【0022】本発明は、例えば図1に示す6段圧延機に
おいてアルミニウム板材を熱間圧延する方法であって、
圧延機のワークロールと補助ロールとの接触圧力、およ
びワークロールあるいは補助ロールに形成するチャンフ
ァーの寸法を特定して、それらの条件の少なくとも一方
を満足させて圧延を行うものである。
おいてアルミニウム板材を熱間圧延する方法であって、
圧延機のワークロールと補助ロールとの接触圧力、およ
びワークロールあるいは補助ロールに形成するチャンフ
ァーの寸法を特定して、それらの条件の少なくとも一方
を満足させて圧延を行うものである。
【0023】先ず、ワークロールと補助ロールとの接触
圧力について説明する。発明者は、ワークロール1とこ
のワークロール1に接触する補助ロールである中間ロー
ル2との接触圧力が600MPaを越えると、中間ロ−
ル2における接触圧力が高い部分の表面層に局部的な凹
凸部が発生し、この中間ロ−ル2の凹凸部がワークロー
ル1の表面を傷付て凹凸部を形成する。そして、このワ
ークロール1の表面の凹凸部がアルミニウム板材11の
表面にロールマーク12を形成することを見出してい
る。
圧力について説明する。発明者は、ワークロール1とこ
のワークロール1に接触する補助ロールである中間ロー
ル2との接触圧力が600MPaを越えると、中間ロ−
ル2における接触圧力が高い部分の表面層に局部的な凹
凸部が発生し、この中間ロ−ル2の凹凸部がワークロー
ル1の表面を傷付て凹凸部を形成する。そして、このワ
ークロール1の表面の凹凸部がアルミニウム板材11の
表面にロールマーク12を形成することを見出してい
る。
【0024】従って、ワークロール1と中間ロール2と
の接触圧力の面から見れば、接触圧力が600MPa以
下であればロ−ルマークの発生を抑えることが可能であ
るといえる。
の接触圧力の面から見れば、接触圧力が600MPa以
下であればロ−ルマークの発生を抑えることが可能であ
るといえる。
【0025】次に、圧延機におけるワークロールおよび
補助ロールの少なくとも一方の端部に形成するチャンフ
ァーの寸法形状について説明する。
補助ロールの少なくとも一方の端部に形成するチャンフ
ァーの寸法形状について説明する。
【0026】図2の線図はチャンファーの形状の例を示
している。図2においてAおよびBで示すチャンファー
は勾配がきつく、CおよびDで示すチャンファーは勾配
が緩やかである。
している。図2においてAおよびBで示すチャンファー
は勾配がきつく、CおよびDで示すチャンファーは勾配
が緩やかである。
【0027】本発明の発明者は、チャンファーを形成す
る補助ロ−ルとしてバックアップロール3を取り上げ、
図2に示すAないしDのチャンファーをそれぞれ形成し
た4種類のバックアップロール3を用意し、これら各バ
ックアップロール3をそれぞれ組み込んでアルミニウム
板材11の熱間圧延を行った。その結果、AおよびBの
チャンファーを形成したバックアップロール3を用いた
場合には、アルミニウム板材11にロ−ルマークが発生
し、CおよびDのチャンファーを形成したバックアップ
ロールを用いた場合には、アルミニウム板材11にロ−
ルマークが発生しなかった。すなわち、この結果から定
性的にチャンファーにおける勾配が緩かである程のロー
ルマークが発生する度合小さいことが分かる。
る補助ロ−ルとしてバックアップロール3を取り上げ、
図2に示すAないしDのチャンファーをそれぞれ形成し
た4種類のバックアップロール3を用意し、これら各バ
ックアップロール3をそれぞれ組み込んでアルミニウム
板材11の熱間圧延を行った。その結果、AおよびBの
チャンファーを形成したバックアップロール3を用いた
場合には、アルミニウム板材11にロ−ルマークが発生
し、CおよびDのチャンファーを形成したバックアップ
ロールを用いた場合には、アルミニウム板材11にロ−
ルマークが発生しなかった。すなわち、この結果から定
性的にチャンファーにおける勾配が緩かである程のロー
ルマークが発生する度合小さいことが分かる。
【0028】具体的には前述したようにチャンファーに
おける板幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 以下
であると、ロールマークの発生を抑えることが可能であ
るといえる。
おける板幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 以下
であると、ロールマークの発生を抑えることが可能であ
るといえる。
【0029】そして、このような傾向を定量化、一般化
するために、ワークロール1と中間ロール2との接触圧
力が600MPa以下の場合、および600MPaを越
える場合、バックアップロール3におけるチャンファー
の板幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 以下の場
合、および0.3μm(dia)/mm2 を越える場合を夫々交
互に組合せて、アルミニウム板材の熱間圧延を行った。
この結果を図3の線図に示す。
するために、ワークロール1と中間ロール2との接触圧
力が600MPa以下の場合、および600MPaを越
える場合、バックアップロール3におけるチャンファー
の板幅方向2階微分値が0.3μm(dia)/mm2 以下の場
合、および0.3μm(dia)/mm2 を越える場合を夫々交
互に組合せて、アルミニウム板材の熱間圧延を行った。
この結果を図3の線図に示す。
【0030】図3は、各チャンファー形状および各圧延
条件におけるワークロールと補助ロールとの接触圧力分
布およびチャンファーの板幅方向の2階微分値を求めた
結果と、ロールマークの発生の有無との関係を示してい
る。
条件におけるワークロールと補助ロールとの接触圧力分
布およびチャンファーの板幅方向の2階微分値を求めた
結果と、ロールマークの発生の有無との関係を示してい
る。
【0031】この図3によればロ−ル間の接触圧力が6
00MPaを越し、且つチャンファーの板幅方向2階微
分値が0.3μm(dia)/mm2 を越した場合に、アルミニ
ウム板材にロールマークが発生していることが分かる。
00MPaを越し、且つチャンファーの板幅方向2階微
分値が0.3μm(dia)/mm2 を越した場合に、アルミニ
ウム板材にロールマークが発生していることが分かる。
【0032】そこで、前記の2個の条件のうち少なくと
も一方の条件を外してアルミニウム板材を熱間圧延する
ことにより、熱間圧延時にアルミニウム板材にのロール
マークの発生を抑えることが可能になる。
も一方の条件を外してアルミニウム板材を熱間圧延する
ことにより、熱間圧延時にアルミニウム板材にのロール
マークの発生を抑えることが可能になる。
【0033】従って、本発明は前記の2個の条件のうち
少なくとも一方の条件を外してアルミニウム板材を熱間
圧延する方法である。
少なくとも一方の条件を外してアルミニウム板材を熱間
圧延する方法である。
【0034】この方法によれば、アルミニウム板材の熱
間圧延において、ロ−ルマークの発生を抑える適切な条
件を容易に設定できる。そして、上記の各条件の組合せ
は、ロールマークの発生を抑えるとともに、ワークロー
ル1における板材クラウン制御能力の増強効果を確保で
きる。
間圧延において、ロ−ルマークの発生を抑える適切な条
件を容易に設定できる。そして、上記の各条件の組合せ
は、ロールマークの発生を抑えるとともに、ワークロー
ル1における板材クラウン制御能力の増強効果を確保で
きる。
【0035】なお、チャンファーは補助ロールに形成す
る場合には中間ロ−ルまたはバックアップロール3の少
なくも一方に形成する。チャンファーは補助ロ−ルのみ
に形成することに限定されず、ワークロールおよび補助
ロ−ルの少なくとも一方に形成する。
る場合には中間ロ−ルまたはバックアップロール3の少
なくも一方に形成する。チャンファーは補助ロ−ルのみ
に形成することに限定されず、ワークロールおよび補助
ロ−ルの少なくとも一方に形成する。
【0036】本発明は6段圧延機に限定されずに、4段
圧延機にも適用できる。この場合にはワークロールに接
触する補助ロ−ルはバックアップロ−ルとなる。
圧延機にも適用できる。この場合にはワークロールに接
触する補助ロ−ルはバックアップロ−ルとなる。
【0037】ロールマークの発生は、ワークロールと補
助ロールとの接触圧力やチャンファーの板幅方向2階微
分値に一義的に依存するものではなく、圧延機の圧延率
によるロール摩耗の影響も考慮すべきであるが、アルミ
ニウム板材の圧延の場合にロールの磨耗は比較的少な
く、その影響はそれほど大きくなく無視できる。
助ロールとの接触圧力やチャンファーの板幅方向2階微
分値に一義的に依存するものではなく、圧延機の圧延率
によるロール摩耗の影響も考慮すべきであるが、アルミ
ニウム板材の圧延の場合にロールの磨耗は比較的少な
く、その影響はそれほど大きくなく無視できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
ークローリと補助ロ−ルとの間の接触圧力およびロ−ル
に形成するチャンファーの寸法形状を夫々特定すること
により、ロールマークの発生を押えるための適切な処置
を講じることができるアルミニウム板材の圧延方法を得
ることができる。
ークローリと補助ロ−ルとの間の接触圧力およびロ−ル
に形成するチャンファーの寸法形状を夫々特定すること
により、ロールマークの発生を押えるための適切な処置
を講じることができるアルミニウム板材の圧延方法を得
ることができる。
【図1】(a)は6段圧延機を示す斜視図。(b)はロ
ーラのチャンファーを示す図。
ーラのチャンファーを示す図。
【図2】ロールに形成するチャンファーの例を示す線
図。
図。
【図3】ワークロールと補助ロールとの接触圧力分布お
よびチャンファーの板幅方向の2階微分値とロールマー
クの発生の有無との関係を示す線図。
よびチャンファーの板幅方向の2階微分値とロールマー
クの発生の有無との関係を示す線図。
1…ワークロール、2…中間ロール、3…バックアップ
ローラ、11…アルミニウム板材。
ローラ、11…アルミニウム板材。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウム板材を圧延機により熱間圧
延する方法であって、圧延機のワークロールとこのワー
クロールに接触する補助ロールとの間の接触圧力が60
0MPa以下であることと、前記ワークロールおよび前
記補助ロールの少なくとも一方に板幅方向2階微分値が
0.3μm(dia)/mm2 以下のチャンファーが形成されて
いること、のすくなくとも一方の条件を備えていること
を特徴とするアルミニウム板材の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33891391A JPH05169106A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アルミニウム板材の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33891391A JPH05169106A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アルミニウム板材の圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05169106A true JPH05169106A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18322517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33891391A Pending JPH05169106A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | アルミニウム板材の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05169106A (ja) |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP33891391A patent/JPH05169106A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3933325B2 (ja) | 圧延機 | |
| JP2779282B2 (ja) | アルミニウム板材の圧延方法 | |
| JPH0716700B2 (ja) | ストリップのロールワイピング装置 | |
| JP7512990B2 (ja) | 金属帯の冷間圧延方法及びバックアップロールの補修方法 | |
| JPS5946689B2 (ja) | 圧延方法 | |
| JP2851954B2 (ja) | テンションレベラーおよび矯正方法 | |
| JP2758753B2 (ja) | 熱間圧延用竪ロール及びこのロールを用いた幅圧延方法 | |
| JP2823514B2 (ja) | 形状検出ローラ | |
| JPH05185107A (ja) | 圧延機 | |
| JP4126708B2 (ja) | 圧延機 | |
| JPS61245904A (ja) | クラツド鋼板の圧延方法 | |
| JPH0824919A (ja) | ロールシフトとロールベンドを併用した圧延方法と圧延機 | |
| JP2738117B2 (ja) | 多段圧延機 | |
| JPS60250806A (ja) | 熱間圧延法 | |
| JP3300174B2 (ja) | 調質圧延方法 | |
| JPS61115602A (ja) | 平鋼の圧延方法 | |
| JP2726593B2 (ja) | 光沢度の高い金属板の製造方法 | |
| JPH0534086B2 (ja) | ||
| JPS6021106A (ja) | 板材のエッジャ−圧延方法 | |
| JPH0471713A (ja) | 多段圧延機の分割型バックアップロール | |
| JPH0471712A (ja) | 多段圧延機の分割型バックアップロール | |
| SU1311804A1 (ru) | Способ зачистки заготовок | |
| JPS62279007A (ja) | 圧延装置 | |
| JPS6114002A (ja) | 熱間圧延方法 | |
| JPH0557043B2 (ja) |