JPH0517186A - セメント混和剤 - Google Patents
セメント混和剤Info
- Publication number
- JPH0517186A JPH0517186A JP16963691A JP16963691A JPH0517186A JP H0517186 A JPH0517186 A JP H0517186A JP 16963691 A JP16963691 A JP 16963691A JP 16963691 A JP16963691 A JP 16963691A JP H0517186 A JPH0517186 A JP H0517186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- present
- cement admixture
- molecular weight
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、セメントペースト、モルタル、及
びコンクリート等のセメント組成物の減水剤並びにスラ
ンプロス防止剤等に使用するセメント混和剤を提供す
る。 【構成】 平均分子量が3000〜13000 のナフタレンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリマー)と下記
式(I) で示されるフェノール化合物(A) とのホルマリン
共縮合物の中和物を主成分とするセメント混和剤。 【化1】 【効果】 本発明によるセメント混和剤をセメント組成
物に添加すれば、長時間にわたりスランプロスがないた
め、ポンプ圧送による輸送トラブルが解消される。又本
発明によるセメント混和剤はセメント組成物の流動性を
向上させることから、型枠への充填作業を容易にし、更
に本発明によるセメント混和剤は減水効果も大きいこと
から、高強度コンクリートへの応用も期待される。
びコンクリート等のセメント組成物の減水剤並びにスラ
ンプロス防止剤等に使用するセメント混和剤を提供す
る。 【構成】 平均分子量が3000〜13000 のナフタレンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリマー)と下記
式(I) で示されるフェノール化合物(A) とのホルマリン
共縮合物の中和物を主成分とするセメント混和剤。 【化1】 【効果】 本発明によるセメント混和剤をセメント組成
物に添加すれば、長時間にわたりスランプロスがないた
め、ポンプ圧送による輸送トラブルが解消される。又本
発明によるセメント混和剤はセメント組成物の流動性を
向上させることから、型枠への充填作業を容易にし、更
に本発明によるセメント混和剤は減水効果も大きいこと
から、高強度コンクリートへの応用も期待される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメント混和剤に関する
ものである。更に詳しくはセメントペースト、モルタ
ル、及びコンクリート等のセメント組成物の減水剤並び
にスランプロス防止剤等に使用するセメント混和剤に関
するものである。
ものである。更に詳しくはセメントペースト、モルタ
ル、及びコンクリート等のセメント組成物の減水剤並び
にスランプロス防止剤等に使用するセメント混和剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に水硬性セメント組成物は練り混ぜ
時間の経過と共に流動性を次第に失い(以下この現象を
スランプロスと称す) 、施工上ワーカビリティに問題が
生じる。即ち、従来セメント混和剤として添加されるナ
フタレン系やメラミン系の混和剤は高度な減水性を示す
が、スランプロスの大きいことが知られている。
時間の経過と共に流動性を次第に失い(以下この現象を
スランプロスと称す) 、施工上ワーカビリティに問題が
生じる。即ち、従来セメント混和剤として添加されるナ
フタレン系やメラミン系の混和剤は高度な減水性を示す
が、スランプロスの大きいことが知られている。
【0003】このスランプロスの対策としてオキシカル
ボン酸やリグニンスルホン酸塩等の硬化遅延剤を添加す
る方法が提案されているが、この方法によればコンクリ
ートのコテ仕上げ時間の遅延や初期強度の低下を招き、
又スランプロス防止効果について十分な効果を得られて
おらず、基本的な解決には到っていない。
ボン酸やリグニンスルホン酸塩等の硬化遅延剤を添加す
る方法が提案されているが、この方法によればコンクリ
ートのコテ仕上げ時間の遅延や初期強度の低下を招き、
又スランプロス防止効果について十分な効果を得られて
おらず、基本的な解決には到っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はセメント組成
物のコンシステンシーを改良し、且つスランプロスを低
減するセメント混和剤に関する。更に詳しくは、セメン
ト組成物に添加した場合、セメント組成物の流動性が向
上することにより減水率が増大し、又セメント組成物が
長時間にわたりスランプロスがないためポンプ圧送によ
る輸送を容易にする様なセメント混和剤を提供すること
を目的とする。
物のコンシステンシーを改良し、且つスランプロスを低
減するセメント混和剤に関する。更に詳しくは、セメン
ト組成物に添加した場合、セメント組成物の流動性が向
上することにより減水率が増大し、又セメント組成物が
長時間にわたりスランプロスがないためポンプ圧送によ
る輸送を容易にする様なセメント混和剤を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】スランプロスの原因は明
確になっていないが、セメントペースト中のセメント粒
子同志の粒子間引力により物理的な凝集が進行し、その
結果経時間的に流動性が低下するためと推察されてい
る。本発明者らは、混和剤のセメント粒子への吸着力、
吸着量、吸着層の形成を高め、セメント粒子表面の電気
的反発力によって物理的凝集を防ぐことができるものと
推察し、鋭意研究の結果本発明を完成するに到ったもの
である。
確になっていないが、セメントペースト中のセメント粒
子同志の粒子間引力により物理的な凝集が進行し、その
結果経時間的に流動性が低下するためと推察されてい
る。本発明者らは、混和剤のセメント粒子への吸着力、
吸着量、吸着層の形成を高め、セメント粒子表面の電気
的反発力によって物理的凝集を防ぐことができるものと
推察し、鋭意研究の結果本発明を完成するに到ったもの
である。
【0006】即ち、本発明は平均分子量が3000〜13000
のナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレ
ポリマー)と下記式(I)で示されるフェノール化合物(A)
とのホルマリン共縮合物の中和物を主成分とするセメ
ント混和剤である。
のナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレ
ポリマー)と下記式(I)で示されるフェノール化合物(A)
とのホルマリン共縮合物の中和物を主成分とするセメ
ント混和剤である。
【0007】
【化2】
【0008】本発明の混和剤はナフタレン系の優れた減
水性をさらに高め、セメントへの吸着力を強固にし、吸
着層の形成を高めるものである。即ち、本発明による混
和剤の特徴は分子中にキレート能の大きい水酸基を付与
して吸着点と吸着能を高め、セメント粒子の分散に最適
な分子量と分布幅に調整して吸着層を形成するものであ
り、一般のナフタレン系分散剤とフェノール系分散剤の
配合やナフタレンスルホン酸とフェノールスルホン酸の
ホルムアルデヒド縮合(特開昭57−100960号公報、セメ
ント分散剤)では得られない性能を有するものである。
水性をさらに高め、セメントへの吸着力を強固にし、吸
着層の形成を高めるものである。即ち、本発明による混
和剤の特徴は分子中にキレート能の大きい水酸基を付与
して吸着点と吸着能を高め、セメント粒子の分散に最適
な分子量と分布幅に調整して吸着層を形成するものであ
り、一般のナフタレン系分散剤とフェノール系分散剤の
配合やナフタレンスルホン酸とフェノールスルホン酸の
ホルムアルデヒド縮合(特開昭57−100960号公報、セメ
ント分散剤)では得られない性能を有するものである。
【0009】本発明に用いるナフタレンスルホン酸ホル
ムアルデヒド縮合物(プレポリマー)は平均分子量で30
00〜13000 であり、この領域の分子量を有するプレポリ
マーに式(I) で示されるフェノール化合物(A) を加えて
ホルムアルデヒドで共縮合することで分散性(流動性)
とスランプロスの防止に極めて優れる。ナフタレンスル
ホン酸−フェノール化合物ホルムアルデヒド共縮合物が
得られる。プレポリマーの分子量が3000以下の場合は、
フェノール化合物(A) の縮合反応が著しく早いため、縮
合物中のフェノール化合物(A) のホルムアルデヒド高縮
合物とナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド低縮合
物が多くなり、分子量分布がブロードとなり分散性が低
下するので好ましくない。従って、前述の特開昭57−10
0960号公報のナフタレンスルホン酸モノマーとフェノー
ルスルホン酸のホルムアルデヒド縮合ではフェノールス
ルホン酸の高縮合物とナフタレンスルホン酸の低縮合物
という各々の単縮合物の含量が多くなり、分子量の分布
幅が極めて大きくなり、流動性とスランプロス防止に有
効な分子量領域を有する共縮合物が得られない。又、ナ
フタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリ
マー)の平均分子量が13000 以上の場合も、得られた共
縮合物の分散性及びスランプロス防止性が低下するので
好ましくない。
ムアルデヒド縮合物(プレポリマー)は平均分子量で30
00〜13000 であり、この領域の分子量を有するプレポリ
マーに式(I) で示されるフェノール化合物(A) を加えて
ホルムアルデヒドで共縮合することで分散性(流動性)
とスランプロスの防止に極めて優れる。ナフタレンスル
ホン酸−フェノール化合物ホルムアルデヒド共縮合物が
得られる。プレポリマーの分子量が3000以下の場合は、
フェノール化合物(A) の縮合反応が著しく早いため、縮
合物中のフェノール化合物(A) のホルムアルデヒド高縮
合物とナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド低縮合
物が多くなり、分子量分布がブロードとなり分散性が低
下するので好ましくない。従って、前述の特開昭57−10
0960号公報のナフタレンスルホン酸モノマーとフェノー
ルスルホン酸のホルムアルデヒド縮合ではフェノールス
ルホン酸の高縮合物とナフタレンスルホン酸の低縮合物
という各々の単縮合物の含量が多くなり、分子量の分布
幅が極めて大きくなり、流動性とスランプロス防止に有
効な分子量領域を有する共縮合物が得られない。又、ナ
フタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリ
マー)の平均分子量が13000 以上の場合も、得られた共
縮合物の分散性及びスランプロス防止性が低下するので
好ましくない。
【0010】本発明の実施に当っては、ナフタレンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリマー)とフエ
ノール化合物(A) の共縮合比がナフタレンスルホン酸と
して70〜95モル%、フェノール化合物(A) 30〜5モル%
の範囲が分散性とスランプロス防止に特に優れた効果を
示す。又本発明の共縮合物の平均分子量は5000〜30000
の範囲が好ましく、8000〜13000 の範囲がより好まし
い。本発明に使用するナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物(プレポリマー)は低級アルキルナフタレンスル
ホン酸、即ち、メチルナフタレンスルホン酸ホルムアル
デヒド縮合物等も含むもので、公知の方法で製造し、特
に限定するものではなく、例えばナフタレン及び/又は
メチルナフタレン1モルに対して濃硫酸1.10〜1.50モル
を 120℃で加え、 160℃に昇温して約4時間反応して、
ナフタレンスルホン酸を得る。次いで、縮合用水2〜10
モルを加えて、約95℃で35〜40%濃度のホルマリン0.7
〜1.0 モルを約4時間で滴下した後、 100〜105 ℃で10
〜50時間反応させて得ることが出来る。
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリマー)とフエ
ノール化合物(A) の共縮合比がナフタレンスルホン酸と
して70〜95モル%、フェノール化合物(A) 30〜5モル%
の範囲が分散性とスランプロス防止に特に優れた効果を
示す。又本発明の共縮合物の平均分子量は5000〜30000
の範囲が好ましく、8000〜13000 の範囲がより好まし
い。本発明に使用するナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物(プレポリマー)は低級アルキルナフタレンスル
ホン酸、即ち、メチルナフタレンスルホン酸ホルムアル
デヒド縮合物等も含むもので、公知の方法で製造し、特
に限定するものではなく、例えばナフタレン及び/又は
メチルナフタレン1モルに対して濃硫酸1.10〜1.50モル
を 120℃で加え、 160℃に昇温して約4時間反応して、
ナフタレンスルホン酸を得る。次いで、縮合用水2〜10
モルを加えて、約95℃で35〜40%濃度のホルマリン0.7
〜1.0 モルを約4時間で滴下した後、 100〜105 ℃で10
〜50時間反応させて得ることが出来る。
【0011】本発明の式(A) 中のR は炭素数1〜3の直
鎖もしくは分岐鎖のアルキルを意味し、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル等の炭素原子1個〜3個を
有する直鎖又は分岐鎖アルキルが望ましい。又式(A) 中
のX は水素又はスルホン基を意味する。式(A) の一例を
上げれば、フェノール、クレゾール(オルソ、メタ、パ
ラ等の異性体を含む)、エチルフェノール、フェノール
スルホン酸等がある。
鎖もしくは分岐鎖のアルキルを意味し、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル等の炭素原子1個〜3個を
有する直鎖又は分岐鎖アルキルが望ましい。又式(A) 中
のX は水素又はスルホン基を意味する。式(A) の一例を
上げれば、フェノール、クレゾール(オルソ、メタ、パ
ラ等の異性体を含む)、エチルフェノール、フェノール
スルホン酸等がある。
【0012】本発明による共縮合物の中和物の塩とはア
ルカリ金属塩であり、特に限定するものではないがナト
リウム塩及びカリウム塩が好ましい。共縮合物の反応
は、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物とフ
ェノール化合物(A) を酸性下においてホルムアルデヒド
と共縮合するもので、反応は一般の水系縮合反応であ
り、特に限定するものではないが、ナフタレンスルホン
酸ホルムアルデヒド縮合物の反応途中にフェノール化合
物(A) を加えて共縮合する方法が合理的であり、好まし
い。
ルカリ金属塩であり、特に限定するものではないがナト
リウム塩及びカリウム塩が好ましい。共縮合物の反応
は、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物とフ
ェノール化合物(A) を酸性下においてホルムアルデヒド
と共縮合するもので、反応は一般の水系縮合反応であ
り、特に限定するものではないが、ナフタレンスルホン
酸ホルムアルデヒド縮合物の反応途中にフェノール化合
物(A) を加えて共縮合する方法が合理的であり、好まし
い。
【0013】本発明のセメント混和剤はコンクリート、
モルタル、セメントペースト等のセメント組成物の分散
剤として用いられ、その添加方法はスランプロスを防止
する目的から注水と同時に添加することが好ましいが、
注水直後から混練終了までの間に添加することも可能で
あり、また一旦練り上がったセメント配合物への添加も
可能である。又本発明のセメント混和剤は高性能減水剤
として二次製品用分散剤として用いることも可能であ
る。更に、本発明のセメント混和剤は、他の公知のセメ
ント添加材(剤)、例えば高性能減水剤、流動化剤、A
E剤、AE減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、起泡剤、
保水剤、増粘剤、防水剤、防錆剤、防黴剤、ヒビワレ低
減剤、高分子エマルジョン、水溶性高分子、高炉スラ
グ、フライアッシュ、シリカヒューム、膨張剤や徐放性
分散剤、徐放性起泡剤との併用も可能である。
モルタル、セメントペースト等のセメント組成物の分散
剤として用いられ、その添加方法はスランプロスを防止
する目的から注水と同時に添加することが好ましいが、
注水直後から混練終了までの間に添加することも可能で
あり、また一旦練り上がったセメント配合物への添加も
可能である。又本発明のセメント混和剤は高性能減水剤
として二次製品用分散剤として用いることも可能であ
る。更に、本発明のセメント混和剤は、他の公知のセメ
ント添加材(剤)、例えば高性能減水剤、流動化剤、A
E剤、AE減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、起泡剤、
保水剤、増粘剤、防水剤、防錆剤、防黴剤、ヒビワレ低
減剤、高分子エマルジョン、水溶性高分子、高炉スラ
グ、フライアッシュ、シリカヒューム、膨張剤や徐放性
分散剤、徐放性起泡剤との併用も可能である。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
実施例中で示す縮合物あるいは共縮合物の平均分子量
は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー法(ポリ
スチレンスルホン酸平均分子量換算)で求めたものであ
る。実施例に使用したナフタレンスルホン酸ホルムアル
デヒド縮合物の製造を以下に示す。ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物〔プレポ
リマー〕の製造 攪拌反応容器中にナフタレン1.0 モル仕込み、 120℃に
昇温し、攪拌しながら98%硫酸1.28モルを加える。次
に、160℃に昇温し、4時間攪拌してナフタレンスルホ
ン酸を得る。その後90℃に冷却し、温水3モルを加えて
攪拌しながら37%ホルマリン0.95モルを4時間で加え
る。次いで、102 ℃に昇温して6〜30時間反応させて、
分子量を変化させたナフタレンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物を得る。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
実施例中で示す縮合物あるいは共縮合物の平均分子量
は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー法(ポリ
スチレンスルホン酸平均分子量換算)で求めたものであ
る。実施例に使用したナフタレンスルホン酸ホルムアル
デヒド縮合物の製造を以下に示す。ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物〔プレポ
リマー〕の製造 攪拌反応容器中にナフタレン1.0 モル仕込み、 120℃に
昇温し、攪拌しながら98%硫酸1.28モルを加える。次
に、160℃に昇温し、4時間攪拌してナフタレンスルホ
ン酸を得る。その後90℃に冷却し、温水3モルを加えて
攪拌しながら37%ホルマリン0.95モルを4時間で加え
る。次いで、102 ℃に昇温して6〜30時間反応させて、
分子量を変化させたナフタレンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物を得る。
【0015】共縮合物の製造を以下に示す。共縮合物の製造例(1)
ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物(ナフ
タレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物はナフタレ
ンスルホン酸として60〜97モル%)に水5モルとフェノ
ール40〜3モル%加えた後、37%ホルマリン0〜0.25モ
ル(加えるフェノールの1/2モル相当量)を加えて、
102 ℃で 0.5〜5時間反応させて共縮合物を得た(反応
系の粘性が高くなれば、適量の温水を加える。)。共縮
合物の中和方法はライミングソーデーション法(水酸化
カルシウムでカルシウム塩として余剰硫酸を石膏で分別
した後、炭酸ナトリウムでナトリウム塩とする方法)で
行い、固形分濃度が30重量%になるように調整して混和
剤を得た。表1にフェノールを加える前のナフタレンス
ルホン酸のホルムアルデヒド縮合物の分子量、ナフタレ
ンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物(ナフタレンス
ルホン酸として)とフェノールの共縮合モル比、反応時
間と共縮合物の平均分子量、分子量分布幅の結果を示
す。
タレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物はナフタレ
ンスルホン酸として60〜97モル%)に水5モルとフェノ
ール40〜3モル%加えた後、37%ホルマリン0〜0.25モ
ル(加えるフェノールの1/2モル相当量)を加えて、
102 ℃で 0.5〜5時間反応させて共縮合物を得た(反応
系の粘性が高くなれば、適量の温水を加える。)。共縮
合物の中和方法はライミングソーデーション法(水酸化
カルシウムでカルシウム塩として余剰硫酸を石膏で分別
した後、炭酸ナトリウムでナトリウム塩とする方法)で
行い、固形分濃度が30重量%になるように調整して混和
剤を得た。表1にフェノールを加える前のナフタレンス
ルホン酸のホルムアルデヒド縮合物の分子量、ナフタレ
ンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物(ナフタレンス
ルホン酸として)とフェノールの共縮合モル比、反応時
間と共縮合物の平均分子量、分子量分布幅の結果を示
す。
【0016】
【表1】
【0017】共縮合物の製造例(2)
製造例(1) に準じて、ナフタレンスルホン酸のホル
ムアルデヒド縮合物(ナフタレンスルホン酸として70〜
95モル%)に水5モルとパラクレゾール又はフェノール
スルホン酸30〜5モル%を加えた後、37%ホルマリン0
〜0.5 モル(加えるパラクレゾール又はフェノールスル
ホン酸の1/2モル相当量)を加えて、102℃で 0.5〜
5時間反応させて共縮合物を得た(反応系の粘性が高く
なれば適量の温水を加える。)。共縮合物の中和方法は
製造例1と同様にライミングソーデーション法で行い、
固形分濃度が30重量%になるように調整して混和剤を得
た。表2にパラクレゾール及びフェノールスルホン酸を
加える前のナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮
合物の分子量、ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒ
ド縮合物(ナフタレンスルホン酸として)とパラクレゾ
ール及びフェノールスルホン酸の共縮合モル比、反応時
間と共縮合物の平均分子量、分子量分布幅の結果を示
す。
ムアルデヒド縮合物(ナフタレンスルホン酸として70〜
95モル%)に水5モルとパラクレゾール又はフェノール
スルホン酸30〜5モル%を加えた後、37%ホルマリン0
〜0.5 モル(加えるパラクレゾール又はフェノールスル
ホン酸の1/2モル相当量)を加えて、102℃で 0.5〜
5時間反応させて共縮合物を得た(反応系の粘性が高く
なれば適量の温水を加える。)。共縮合物の中和方法は
製造例1と同様にライミングソーデーション法で行い、
固形分濃度が30重量%になるように調整して混和剤を得
た。表2にパラクレゾール及びフェノールスルホン酸を
加える前のナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮
合物の分子量、ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒ
ド縮合物(ナフタレンスルホン酸として)とパラクレゾ
ール及びフェノールスルホン酸の共縮合モル比、反応時
間と共縮合物の平均分子量、分子量分布幅の結果を示
す。
【0018】
【表2】
【0019】以下にセメント混和剤としての評価方法を
示す。コンクリート配合 W/C=55% S/A=49% C=320kg/m3 ここで、Cはセメントを、Wは水を、Sは細骨材、Aは
全骨材(細骨材+粗骨材)量を示す。用いた材料の内容 セメント=中央ポルトランドセメント 比重=3.16 細骨材 =紀の川産川砂 比重=2.56 粗骨材 =宝塚産砕石 比重=2.60 使用したミキサーは傾胴式で、3分間混練り後、1分間
に4回転させて60分間攪拌した。評価結果を表3、表4
に示す。
示す。コンクリート配合 W/C=55% S/A=49% C=320kg/m3 ここで、Cはセメントを、Wは水を、Sは細骨材、Aは
全骨材(細骨材+粗骨材)量を示す。用いた材料の内容 セメント=中央ポルトランドセメント 比重=3.16 細骨材 =紀の川産川砂 比重=2.56 粗骨材 =宝塚産砕石 比重=2.60 使用したミキサーは傾胴式で、3分間混練り後、1分間
に4回転させて60分間攪拌した。評価結果を表3、表4
に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】(評価結果)表3、表4に示すように、本
発明によるセメント混和剤は比較品に比べて、少ない添
加量で流動性が得られ、しかもスランプ値の直後と60分
後との差が小さい。即ち、優れた減水効果とスランプロ
ス防止に顕著な効果を示すものである。
発明によるセメント混和剤は比較品に比べて、少ない添
加量で流動性が得られ、しかもスランプ値の直後と60分
後との差が小さい。即ち、優れた減水効果とスランプロ
ス防止に顕著な効果を示すものである。
【0023】
【発明の効果】本発明によるセメント混和剤をセメント
組成物に添加すれば、長時間にわたりスランプロスがな
いため、ポンプ圧送による輸送トラブルが解消される。
さらに、本発明によるセメント混和剤はセメント組成物
の流動性を向上させることから、型枠への充填作業を容
易にし、また本発明によるセメント混和剤は減水効果も
大きいことから、高強度コンクリートへの応用も期待さ
れる。
組成物に添加すれば、長時間にわたりスランプロスがな
いため、ポンプ圧送による輸送トラブルが解消される。
さらに、本発明によるセメント混和剤はセメント組成物
の流動性を向上させることから、型枠への充填作業を容
易にし、また本発明によるセメント混和剤は減水効果も
大きいことから、高強度コンクリートへの応用も期待さ
れる。
Claims (2)
- 【請求項1】 平均分子量が3000〜13000 のナフタレン
スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(プレポリマー)と
下記式(I) で示されるフェノール化合物(A)とのホルム
アルデヒド共縮合物の中和物を主成分とするセメント混
和剤。 【化1】 - 【請求項2】 ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド
縮合物とフェノール化合物(A) の共縮合比がナフタレン
スルホン酸として70〜95モル%、フェノール化合物(A)3
0 〜5モル%である請求項1記載のセメント混和剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16963691A JPH0517186A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | セメント混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16963691A JPH0517186A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | セメント混和剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517186A true JPH0517186A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15890172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16963691A Pending JPH0517186A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | セメント混和剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517186A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8338078B2 (en) | 2008-10-28 | 2012-12-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Photoresist undercoat-forming material and patterning process |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16963691A patent/JPH0517186A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8338078B2 (en) | 2008-10-28 | 2012-12-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Photoresist undercoat-forming material and patterning process |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8053498B2 (en) | Pulverulent polycondensation products | |
| JP6077156B2 (ja) | 水硬性組成物用分散剤組成物 | |
| CN102112411A (zh) | 水硬性组合物用减水剂 | |
| JP2017214251A (ja) | 水硬性組成物用分散剤組成物 | |
| US4238236A (en) | Rapidly cold weather setting/hardening mortars and concretes comprised of hydraulic binders | |
| JP3285457B2 (ja) | 自己充填性コンクリート組成物 | |
| JPH0517186A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPH06199557A (ja) | セメント混和剤 | |
| JP2999371B2 (ja) | セメント分散剤 | |
| JPH0558696A (ja) | セメント混和剤及びこれを用いたコンクリートの製造方法 | |
| JPH08722B2 (ja) | セメント分散剤 | |
| JP7039280B2 (ja) | Scm混和材高含有コンクリート用混和剤、並びにこれを含む混和剤含有組成物及びセメント組成物 | |
| JP3618830B2 (ja) | コンクリート混和剤 | |
| JP2617903B2 (ja) | セメント分散剤 | |
| JPH04119954A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPS60210554A (ja) | 水硬性セメント混和剤 | |
| JP3203269B2 (ja) | 空気連行剤 | |
| JPH09241055A (ja) | セメント添加剤 | |
| JPS605052A (ja) | セメント分散剤 | |
| JPH0597485A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPH054845A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPH0517189A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPH054846A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPH06183803A (ja) | セメント混和剤 | |
| JPS6033239A (ja) | セメント分散剤 |