JPH05178174A - 自動車等におけるサイドブレーキ装置 - Google Patents

自動車等におけるサイドブレーキ装置

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JPH05178174A
JPH05178174A JP35775591A JP35775591A JPH05178174A JP H05178174 A JPH05178174 A JP H05178174A JP 35775591 A JP35775591 A JP 35775591A JP 35775591 A JP35775591 A JP 35775591A JP H05178174 A JPH05178174 A JP H05178174A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者がサイドブレーキをかけ忘れた場合でも
自動車等の開閉ドアを開くことによって自動的にこのサ
イドブレーキがかかり安全且つ確実にブレーキをかける
ことができる自動車等におけるサイドブレーキ装置を提
供する。 【構成】一端が係止板10に枢着24されたサイドブレ
ーキレバー2に、係止板10の係合部11に対して係脱
される係合ピン25の一端が枢着26され、この係合ピ
ン25は弾性体27によって常に係合方向に付勢され、
この係合ピン25の適宜箇所から開閉ドア30の適宜箇
所までワイヤー35が架け渡され、サイドブレーキレバ
ー2の適宜箇所から、車輪ドラム4に配設されたカム5
を操作する梃子6の一端までワイヤー3が架け渡され、
この梃子6には、この梃子6によって操作されるカム5
がブレーキシュー8,8を拡開してブレーキをきかす方
向に常時付勢する弾性体40の一端が取着されているも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイドブレーキレバ
ーの上下回動操作によってワイヤーを介して、車輪ドラ
ムに配されたカムが回動し、このカムの回動によって、
車輪ドラムに配設されたブレーキシューが拡開されて車
輪に対するブレーキがかかるように構成された自動車等
におけるサイドブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車等におけるサイドブレー
キ装置は、従来一般に、図4,図5に示すような構造と
なっている。このサンドブレーキ装置1Aは、図4に示
すサイドブレーキ解除状態より、サイドブレーキレバー
2Aを引くことによって、図5に示すように、このサイ
ドブレーキレバー2Aの適宜箇所に一端を取着されたワ
イヤー3Aを介して、車輪ドラム4に配されたカム5を
回動させるために設けられた梃子6がサイドブレーキレ
バー2A側にスプリングよりなる弾性体7の付勢力に抗
して引かれて回動し、この梃子6の回動によってカム5
が回動されて、ブレーキシュー8,8が拡開して、この
ブレーキシュー8,8とドラム4との摩擦によってブレ
ーキがかかり、車輪がロックされるようになっている。
この状態では、サイドブレーキレバー2Aに付設された
ラチェット爪21がラチェット板9のラチェット91と
係止されていて、サイドブレーキレバー2Aは下方側す
なわちブレーキ状態を解除する方へは移動できない状態
にロックされている。このことによって、前記した車輪
のロック状態が保持されるようになっている。
【0003】一方、この車輪のロック状態を解除すると
きには、サイドブレーキレバー2Aに設けられたノブ2
2を押すと、サイドブレーキレバー2A内に配入された
ワイヤー23を介して前記したラチェット爪21の係止
状態が解除されて、サイドブレーキレバー2Aが上下回
動自在な状態となる。このような状態とすると、前記し
た弾性体7の復元力によって、サイドブレーキレバー2
Aが図4に示す状態、すなわち、下側へ回動移動する。
すると、梃子6が元の状態に戻り、カム5が図4の状態
となって、ブレーキシュー8,8が元の状態に復帰し
て、ブレーキヒュー8,8によるドラム4のブレーキ状
態が解除され、車輪は回転可能な状態となる。この状態
で運転者は、自動車等を運転して走行させる。このよう
にして、ブレーキをきかして車輪をロックしたり、解除
して車輪を回転可能な状態としたりすることができるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のサンドブレーキ装置1Aにおいては、次に説明する
問題があった。すなわち、自動車等を駐車したときに、
運転者は上記の操作すなわちサイドブレーキレバー2A
を上向きに引き上げることによって、ブレーキをきかし
て車輪をロックして自動車等の動きを固定して、開閉ド
ア30を開けて車外に出る。ところが、時として、不注
意でこのサイドブレーキレバー2Aを操作することを忘
れて車外に出ることがある。すると、自動車等を坂道等
の傾斜のある所に駐車した場合等に上記のように、サイ
ドブレーキをかけ忘れて車外に出ると、車輪がロックさ
れていないためにこの自動車等が暴走して大事故が発生
して、人命に危険を及ぼす場合があるといった問題があ
った。
【0005】この発明の目的は、上記従来の問題を解決
することにある。すなわち、自動車等を運転する者がサ
イドブレーキをかけ忘れた場合でも、自動車等の開閉ド
アを開くことによって自動的にこのサイドブレーキがか
かり、自動車等を運転する者の不注意で自動車等が暴走
する虞れがなく、安全且つ確実にサイドブレーキをかけ
ることができ、しかも、自動車等を運転するときにはこ
のサイドブレーキのきき状態を簡単に解除して自動車等
を走行可能な状態とすることができ、且つ構造が簡単で
操作が行い易い自動車等におけるサイドブレーキ装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、サイドブレーキレバーの上下回動操作
によってワイヤーを介して、車輪ドラムに配されたカム
が回動し、このカムの回動によって、車輪ドラムに配設
されたブレーキシューが拡開されて車輪に対するブレー
キがかかるように構成された自動車等におけるサイドブ
レーキ装置において、前記サイドブレーキレバーの一端
が係止板に枢着されているとともに、このサイドブレー
キレバーに前記係止板の係合部に対して係脱される係合
ピンの一端が枢着され、この係合ピンは弾性体によって
常に係合方向に付勢されており、この係合ピンの適宜箇
所から開閉ドアの適宜箇所までワイヤーが架け渡されて
いる一方、前記サイドブレーキレバーの適宜箇所から、
車輪ドラムに配設されたカムを操作する梃子の一端まで
ワイヤーが架け渡されており、この梃子には、この梃子
によって操作される前記カムがブレーキシューを拡開し
てブレーキをきかす方向に常時付勢する弾性体の一端が
取着されているものとした。
【0007】
【作用】自動車等を運転する者が、自動車等を止めて駐
車するときに、開閉ドアを開くと、この開閉ドアに一端
が取着され、他端を係合ピンの適宜箇所に取着されて架
け渡されたワイヤーが開閉ドア側へ引かれる。すると、
この係合ピンと一緒にサイドブレーキレバーが上向きに
引かれて回動して、この係合ピンが係止板の係合部に係
合される。これに伴って、このサイドブレーキレバーに
一端を取着され、他端を梃子の一端に取着されたワイヤ
ーが緩んだ状態となる。すると、弾性体の付勢力で梃子
が回動されて、これと一緒にカムが回動され、このカム
の回動によってブレーキシューが拡開されてブレーキが
きいた状態となり、車輪がロックされる。このことによ
って、自動車等を運転する者がサイドブレーキをかけ忘
れて、車外に出た場合でも、サイドブレーキは開閉ドア
の開閉によって自動的にきいた状態すなわち車輪がロッ
クされた状態となり、自動車等は暴走することがない。
また、運転車が自動車等を止めたときに、サイドブレー
キレバーを上向きに回動させることによって、上記した
各部分を動作によってブレーキがきいた状態とすること
もできる。
【0008】一方、このサイドブレーキを解除するとき
には、サイドブレーキレバーの係合ピンと係止板の係合
部との係合状態を解除して、このサイドブレーキレバー
を前記した弾性体の付勢力に抗して下向きに回動する
と、梃子が元の状態に復帰してカムによるブレーキシュ
ーの拡開状態が解除され、このブレーキシューによるブ
レーキのきき状態が解除されて、車輪は走行可能な状態
となる。運転車はこの状態で自動車等を運転して走行さ
せることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る自動車等におけるサイ
ドブレーキ装置の実施例について、図面に基づいて説明
する。尚、この実施例では従来例と同様の部材に対して
は同一符号を付している。図1はこの発明に係る自動車
等におけるサイドブレーキ装置を自動車に設置したとき
におけるブレーキ解除状態を示す概略構造図、図2は自
動車の開閉ドアを開いてこの発明に係る自動車等におけ
るサイドブレーキ装置をブレーキがきいた状態としたと
きの概略構造図、図3は図2の状態より自動車の開閉ド
アをしめて運転車が車外へ出たときにおけるブレーキが
きいている状態を示す概略構造図である。
【0010】この発明に係る自動車等におけるサイドブ
レーキ装置1は、サイドブレーキレバー2の上下回動操
作によってワイヤー3を介して、車輪ドラム4に配され
たカム5が回動し、このカム5の回動によって、車輪ド
ラム4に配設されたブレーキシュー8,8が拡開されて
車輪に対するブレーキがかかるように構成されたもので
ある。そして、前記したサイドブレーキレバー2の一端
が係止板10にピン24で枢着されているとともに、こ
のサイドブレーキレバー2に係止板10の係合穴からな
る係合部11に対して係脱される係合ピン25の一端が
ピン26で枢着されている。この係合ピン25はスピリ
ングからなる弾性体27によって常に係合方向に付勢さ
れている。この係合ピン25の適宜箇所から開閉ドア3
0の適宜箇所までワイヤー35が架け渡されている。一
方、前記したサイドブレーキレバー2の適宜箇所から、
車輪ドラム4に配設されたカム5を操作する梃子6の一
端までワイヤー3が架け渡されており、この梃子6に
は、この梃子6によって操作されるカム5がブレーキシ
ュー8,8を拡開してブレーキをきかす方向に常時付勢
するスプリングからなる弾性体40の一端が取着されて
いる。
【0011】前記したサイドブレーキレバー2は、運転
席31の側方に配されており、その後側に前記した係止
板10が配置されている。この係止板10には、その円
弧縁に係合穴からなる係合部11が設けられている。
尚、図中符号51,52,53,54は自動車の車体及
び係止板10の適宜箇所に設けられ、ワイヤー3及び3
5を案内するガイド部材である。また、これらのワイヤ
ー3及び35は、車内に露出しないように、溝付き案内
具等を車内の床面に配設して、これらの溝付き案内具等
内に収容するようにしておくことが好ましい。更に、周
囲に筒状保護皮が設けられたワイヤーを用いてもよい。
又、開閉ドア30近傍にリミットスイツチュ( 図示せ
ず)を設け、電磁作動によるソレノイド等の手段で係合
ピン25を作動させて、前記目的を達成してもよい。
【0012】以下、上記した構成の自動車等におけるサ
イドブレーキ装置1の作用について説明する。通常自動
車等を運転するときは、図1に示すように、サイドブレ
ーキレバー2は、弾性体40の付勢力に抗して、下側に
降ろされていて、梃子6は垂直状態にあって、カム5も
垂直状態でブレーキシュー8,8に対して何ら干渉して
いない状態にある。このときサイドブレーキレバー2に
ピン26で枢着された係合ピン25は、係止板10の円
弧縁の下側の係合穴からなる係合部に係合していて、上
側への移動を阻止された状態になっている。この状態で
は、自動車の車輪は走行可能な状態にあって、自動車の
運転走行をすぐできる体制にあり、また、走行している
ときもこの図1に示す状態にある。自動車を運転する者
が、自動車を止めて駐車するときに、開閉ドア30を開
くと、この開閉ドア30に一端が取着され、他端を係合
ピン25の適宜箇所に取着されて架け渡されたワイヤー
35が開閉ドア30側へ引かれる。すると、この係合ピ
ン25と一緒にサイドブレーキレバー2が上向きに引か
れて回動して、この係合ピン25が係止板10の上側へ
外れる。これに伴って、このサイドブレーキレバー2に
一端を取着され、他端を梃子6の一端に取着されたワイ
ヤー3が緩んだ状態となる。すると、弾性体40の付勢
力で梃子6が図2に示すように、左側に引かれて回動さ
れて、これと一緒にカム5が回動され、このカム5の回
動によってブレーキシュー2が拡開されて車輪ドラム4
に圧接されてブレーキがきいた状態となり、車輪がロッ
クされる。このことによって、自動車を運転する者がサ
イドブレーキをかけ忘れて、車外に出た場合でも、サイ
ドブレーキは開閉ドア30の開閉によって自動的にきい
た状態すなわち車輪がロックされた状態となり、自動車
は暴走することがない。また、運転車が自動車を止めて
からサイドブレーキレバー2を上向きに回動させること
によって、上記した各部分を動作によってブレーキがき
いた状態とすることもできる。
【0013】一方、このサイドブレーキを解除するとき
には、サイドブレーキレバー2の係合ピン25と係止板
10で待機している状態を解除して、このサイドブレー
キレバー2を前記した弾性体40の付勢力に抗して下向
きに回動すると、梃子6が元の状態に復帰してカム5に
よるブレーキシュー8,8の拡開状態が解除され、この
ブレーキシュー8,8によるブレーキのきき状態が解除
されて、車輪は走行可能な状態となる。運転車はこの状
態で自動車を運転して走行させることができる。この状
態では、サイドブレーキレバー2の係合ピン25は係止
板10の下側の係合部11に係合していて、不用意にサ
イドブレーキレバー2が動くことを阻止された走行安全
な状態となっている。
【0014】尚、この発明に係る自動車等におけるサイ
ドブレーキ装置1における係止板10は上記した構成の
ものに限らず、ラチェット板はもちろんのこと、厚い板
で形成して係合穴を穿設し、この係合穴を係合部とした
ものであってもよい。更に尚、上記した係合ピン25は
上記した形状のものに限らず、ラチッェト爪等の他の形
状のものでも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、サイ
ドブレーキレバーの上下回動操作によってワイヤーを介
して、車輪ドラムに配されたカムが回動し、このカムの
回動によって、車輪ドラムに配設されたブレーキシュー
が拡開されて車輪に対するブレーキがかかるように構成
された自動車等におけるサイドブレーキ装置において、
前記サイドブレーキレバーの一端が係止板に枢着されて
いるとともに、このサイドブレーキレバーに前記係止板
の係合部に対して係脱される係合ピンの一端が枢着さ
れ、この係合ピンは弾性体によって常に係合方向に付勢
されており、この係合ピンの適宜箇所から開閉ドアの適
宜箇所までワイヤーが架け渡されている一方、前記サイ
ドブレーキレバーの適宜箇所から、車輪ドラムに配設さ
れたカムを操作する梃子の一端までワイヤーが架け渡さ
れており、この梃子には、この梃子によって操作される
前記カムがブレーキシューを拡開してブレーキをきかす
方向に常時付勢する弾性体の一端が取着されているもの
であるから、以下に述べる効果を奏する。
【0016】すなわち、自動車等を運転する者がサイド
ブレーキをかけ忘れた場合でも、自動車等の開閉ドアを
開くことによって自動的にこのサイドブレーキがかか
り、自動車等を運転する者の不注意で自動車等が暴走す
る虞れがなく、安全且つ確実にサイドブレーキをかける
ことができる。しかも、自動車等を運転するときにはこ
のサイドブレーキのきき状態を簡単に解除して自動車等
を走行可能な状態とすることができる。且つ構造が簡単
で操作が行い易いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動車等におけるサイドブレー
キ装置を自動車に設置したときにおけるブレーキ解除状
態を示す概略構造図である。
【図2】自動車の開閉ドアを開いてこの発明に係る自動
車等におけるサイドブレーキ装置をブレーキがきいた状
態としたときの概略構造図である。
【図3】図2の状態より自動車の開閉ドアをしめて運転
車が車外へ出たときにおけるブレーキがきいている状態
を示す概略構造図である。
【図4】従来の自動車等におけるサイドブレーキ装置に
おけるブレーキが解除されている状態を示す概略構造図
である。
【図5】図4の従来の自動車等におけるサイドブレーキ
装置におけるブレーキがきいている状態を示す概略構造
図である。
【符号の説明】
1 サイドブレーキ装置 2 サイドブレーキレバー 3 ワイヤー 4 車輪ドラム 5 カム 6 梃子 8 ブレーキシュー 10 係止板 11 係合部 25 係合ピン 27 弾性体 30 開閉ドア 35 ワイヤー 40 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドブレーキレバーの上下回動操作に
    よってワイヤーを介して、車輪ドラムに配されたカムが
    回動し、このカムの回動によって、車輪ドラムに配設さ
    れたブレーキシューが拡開されて車輪に対するブレーキ
    がかかるように構成された自動車等におけるサイドブレ
    ーキ装置において、 前記サイドブレーキレバーの一端が係止板に枢着されて
    いるとともに、このサイドブレーキレバーに前記係止板
    の係合部に対して係脱される係合ピンの一端が枢着さ
    れ、この係合ピンは弾性体によって常に係合方向に付勢
    されており、この係合ピンの適宜箇所から開閉ドアの適
    宜箇所までワイヤーが架け渡されている一方、前記サイ
    ドブレーキレバーの適宜箇所から、車輪ドラムに配設さ
    れたカムを操作する梃子の一端までワイヤーが架け渡さ
    れており、この梃子には、この梃子によって操作される
    前記カムがブレーキシューを拡開してブレーキをきかす
    方向に常時付勢する弾性体の一端が取着されていること
    を特徴とする自動車等におけるサイドブレーキ装置。
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