JPH05183160A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH05183160A JPH05183160A JP34563091A JP34563091A JPH05183160A JP H05183160 A JPH05183160 A JP H05183160A JP 34563091 A JP34563091 A JP 34563091A JP 34563091 A JP34563091 A JP 34563091A JP H05183160 A JPH05183160 A JP H05183160A
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- mixed crystal
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- crystal layer
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、素子の微細化が進んでも、コンタク
ト抵抗の増大を招かない半導体装置を提供することを目
的とする。 【構成】シリコン基板1上に、ゲート酸化膜3を介して
形成されたゲート電極4と、このゲート電極4に対向し
てシリコン基板1の表面に形成されたソース・ドレイン
拡散層6と、このソース・ドレイン拡散層6上に形成さ
れたソース・ドレイン電極9と、このソース・ドレイン
電極9とソース・ドレイン拡散層6との間に設けられた
Si−Ge混晶層8とを備えていることを特徴とする。
ト抵抗の増大を招かない半導体装置を提供することを目
的とする。 【構成】シリコン基板1上に、ゲート酸化膜3を介して
形成されたゲート電極4と、このゲート電極4に対向し
てシリコン基板1の表面に形成されたソース・ドレイン
拡散層6と、このソース・ドレイン拡散層6上に形成さ
れたソース・ドレイン電極9と、このソース・ドレイン
電極9とソース・ドレイン拡散層6との間に設けられた
Si−Ge混晶層8とを備えていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクト抵抗の低減
化を図り得る半導体装置及びその製造方法に関する。
化を図り得る半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピューターや通信機器の重要
部分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達
成するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成
した大規模集積回路(LSI)が多用されている。この
ため、機器全体の性能は、LSI単体の性能と大きく結
び付いている。
部分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達
成するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成
した大規模集積回路(LSI)が多用されている。この
ため、機器全体の性能は、LSI単体の性能と大きく結
び付いている。
【0003】LSI単体の性能向上は、集積度を高める
こと、つまり、素子の微細化により実現できる。素子の
微細化が進と、配線材と各素子とを結ぶコンタクトホー
ルの径が小さくなり、配線材と素子との接触面積が小さ
くなる。この結果、コンタクトホールにおける抵抗、い
わゆる、コンタクト抵抗は、素子の微細化とともに増大
する。このため、コンタクト抵抗が寄生抵抗として働
き、素子に供給される電流が少なくなり、動作遅延が生
じる。
こと、つまり、素子の微細化により実現できる。素子の
微細化が進と、配線材と各素子とを結ぶコンタクトホー
ルの径が小さくなり、配線材と素子との接触面積が小さ
くなる。この結果、コンタクトホールにおける抵抗、い
わゆる、コンタクト抵抗は、素子の微細化とともに増大
する。このため、コンタクト抵抗が寄生抵抗として働
き、素子に供給される電流が少なくなり、動作遅延が生
じる。
【0004】そこで、電界トランジスタ(FET)にお
いては、図14に示すように、ソース・ドレイン拡散層
92の表面にシリサイド93を形成する方法が検討され
ている。この方法は、ソース・ドレイン拡散層92を形
成した後に、ポリシリコンゲート電極91の側壁に絶縁
膜93を形成し、続いて、シリコン基板90の全面に、
チタン等からなる金属膜を堆積し、この金属膜に熱処理
を施してポリシリコンゲート電極91、ドレイン・ソー
ス拡散層92をシリサイド化し、この後、未反応の金属
膜をエッチング除去するというものである。
いては、図14に示すように、ソース・ドレイン拡散層
92の表面にシリサイド93を形成する方法が検討され
ている。この方法は、ソース・ドレイン拡散層92を形
成した後に、ポリシリコンゲート電極91の側壁に絶縁
膜93を形成し、続いて、シリコン基板90の全面に、
チタン等からなる金属膜を堆積し、この金属膜に熱処理
を施してポリシリコンゲート電極91、ドレイン・ソー
ス拡散層92をシリサイド化し、この後、未反応の金属
膜をエッチング除去するというものである。
【0005】このような方法を用いることで、コンタク
トホールの径が小さくなっても、ソース・ドレイン拡散
層92とソース・ドレイン電極95との実効的な接触面
積を、ソース・ドレイン拡散層92の面積と同じにで
き、コンタクト抵抗の増大を防止できる。
トホールの径が小さくなっても、ソース・ドレイン拡散
層92とソース・ドレイン電極95との実効的な接触面
積を、ソース・ドレイン拡散層92の面積と同じにで
き、コンタクト抵抗の増大を防止できる。
【0006】しかしながら、今後さらに微細化が進んで
いくと、ソース・ドレイン拡散層92の面積が1.0μ
m2 程度まで小さくなると予想され、この結果、接触面
積がソース・ドレイン92の面積と同じであっても、コ
ンタクト抵抗の値は高いものとなり、動作遅延等の問題
が生じる。特に、p+ 拡散層とシリサイドとの間のコン
タクト抵抗は、n+ 拡散層とシリサイドとの間のそれに
比べ高く、この部分を低抵抗化する必要がある。
いくと、ソース・ドレイン拡散層92の面積が1.0μ
m2 程度まで小さくなると予想され、この結果、接触面
積がソース・ドレイン92の面積と同じであっても、コ
ンタクト抵抗の値は高いものとなり、動作遅延等の問題
が生じる。特に、p+ 拡散層とシリサイドとの間のコン
タクト抵抗は、n+ 拡散層とシリサイドとの間のそれに
比べ高く、この部分を低抵抗化する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、今後さら
に素子の微細化が進むと、シリサイドを用いたFETで
あっても、ソース・ドレイン拡散層の面積が非常に小さ
くなるので、ソース・ドレイン電極とソース・ドレイン
拡散層との接触面積が小さくなり、これにより、コンタ
クト抵抗が増大し、動作遅延等の問題が生じるという問
題があった。
に素子の微細化が進むと、シリサイドを用いたFETで
あっても、ソース・ドレイン拡散層の面積が非常に小さ
くなるので、ソース・ドレイン電極とソース・ドレイン
拡散層との接触面積が小さくなり、これにより、コンタ
クト抵抗が増大し、動作遅延等の問題が生じるという問
題があった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、今後さらに素子の微細
化が進んでも、コンタクト抵抗の増大を招かない半導体
装置及びその製造方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、今後さらに素子の微細
化が進んでも、コンタクト抵抗の増大を招かない半導体
装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置は、シリコン基板に形成され
たソース・ドレイン拡散層とソース・ドレイン電極との
間に、シリコンと所定の元素とからなる混晶層が設けら
れ、前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯
端のエネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴
とする。
めに、本発明の半導体装置は、シリコン基板に形成され
たソース・ドレイン拡散層とソース・ドレイン電極との
間に、シリコンと所定の元素とからなる混晶層が設けら
れ、前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯
端のエネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴
とする。
【0010】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
シリコン基板にソース・ドレイン拡散層を形成した後、
CVD法を用いてシリコンと所定の元素とからなる混晶
層を前記ソース・ドレイン拡散層上に形成する工程を有
し、前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯
端のエネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴
とする。また、CVD法を用いる代わりに、ソース・ド
レイン拡散層に上述した条件を満たす所定の元素のイオ
ンを打込むことで、混晶層を形成しても良い。
シリコン基板にソース・ドレイン拡散層を形成した後、
CVD法を用いてシリコンと所定の元素とからなる混晶
層を前記ソース・ドレイン拡散層上に形成する工程を有
し、前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯
端のエネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴
とする。また、CVD法を用いる代わりに、ソース・ド
レイン拡散層に上述した条件を満たす所定の元素のイオ
ンを打込むことで、混晶層を形成しても良い。
【0011】
【作用】ソース・ドレイン電極とソース・ドレイン拡散
層とのコンタクト抵抗は、ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位とソース・ドレイン拡散層の価電子帯のエネル
ギー準位との差が小さいほど小さくなる。
層とのコンタクト抵抗は、ソース・ドレイン電極のフェ
ルミ準位とソース・ドレイン拡散層の価電子帯のエネル
ギー準位との差が小さいほど小さくなる。
【0012】本発明の半導体装置では、ソース・ドレイ
ン電極をシリコンと所定の元素からなる混晶層を介して
ソース・ドレイン拡散層と接続し、所定の元素として、
前記混晶層の価電子帯端のエネルギー準位と前記ソース
・ドレイン電極のフェルミ準位との差が、前記ソース・
ドレイン拡散層の価電子帯端のエネルギー準位と前記ソ
ース・ドレイン電極のフェルミ準位との差より小さくな
る元素を用いている。
ン電極をシリコンと所定の元素からなる混晶層を介して
ソース・ドレイン拡散層と接続し、所定の元素として、
前記混晶層の価電子帯端のエネルギー準位と前記ソース
・ドレイン電極のフェルミ準位との差が、前記ソース・
ドレイン拡散層の価電子帯端のエネルギー準位と前記ソ
ース・ドレイン電極のフェルミ準位との差より小さくな
る元素を用いている。
【0013】即ち、混晶層を介してソース・ドレイン拡
散層とソース・ドレイン電極とを接続することで、ソー
ス・ドレイン電極のフェルミ準位とソース・ドレイン拡
散層の価電子帯のエネルギー準位との差を実効的に小さ
くしている。
散層とソース・ドレイン電極とを接続することで、ソー
ス・ドレイン電極のフェルミ準位とソース・ドレイン拡
散層の価電子帯のエネルギー準位との差を実効的に小さ
くしている。
【0014】したがって、素子の微細化により、ソース
・ドレイン電極とソース・ドレイン拡散層との接触面積
が小さくなっても、これによるコンタクト抵抗の増大
は、上記混晶層によるコンタクト抵抗の減少により防止
できる。
・ドレイン電極とソース・ドレイン拡散層との接触面積
が小さくなっても、これによるコンタクト抵抗の増大
は、上記混晶層によるコンタクト抵抗の減少により防止
できる。
【0015】また、半導体装置の製造方法では、CVD
法を用いてソース・ドレイン拡散層上に混晶層を形成し
ている。したがって、シリコン基板にダメージを与える
こと無く混晶層を形成できる。
法を用いてソース・ドレイン拡散層上に混晶層を形成し
ている。したがって、シリコン基板にダメージを与える
こと無く混晶層を形成できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1,図2は、本発明の第1の実施例に係わるMO
Sトランジスタの製造工程断面図である。
る。図1,図2は、本発明の第1の実施例に係わるMO
Sトランジスタの製造工程断面図である。
【0017】まず、図1(a)に示す如く、n型のSi
基板1上に、素子分離用酸化膜2を形成する。次いでこ
の酸化膜2で囲まれた素子形成領域に、熱酸化法を用い
て厚さ8nmのゲート酸化膜3を形成し、続いて、全面
に厚さ300nmのゲート電極4となる多結晶シリコン
膜を堆積する。そして、フォトリソグラフィ技術を用い
て上記多結晶シリコン膜をパターニングしてゲート電極
4を形成する。
基板1上に、素子分離用酸化膜2を形成する。次いでこ
の酸化膜2で囲まれた素子形成領域に、熱酸化法を用い
て厚さ8nmのゲート酸化膜3を形成し、続いて、全面
に厚さ300nmのゲート電極4となる多結晶シリコン
膜を堆積する。そして、フォトリソグラフィ技術を用い
て上記多結晶シリコン膜をパターニングしてゲート電極
4を形成する。
【0018】次に図1(b)に示す如く、全面に側壁ゲ
ート絶縁膜5となるSiO2 膜を堆積した後、このSi
O2 膜の全面をエッチバックして、ゲート電極4の側壁
に側壁ゲート絶縁膜5を形成する。次いで加速電圧40
keV,ドーズ量5×1015cm-2の条件でBF2 を注
入し、続いて、窒素雰囲気中で850℃,30分の熱処
理を行なってp+ 型のソース・ドレイン拡散層6を形成
する。
ート絶縁膜5となるSiO2 膜を堆積した後、このSi
O2 膜の全面をエッチバックして、ゲート電極4の側壁
に側壁ゲート絶縁膜5を形成する。次いで加速電圧40
keV,ドーズ量5×1015cm-2の条件でBF2 を注
入し、続いて、窒素雰囲気中で850℃,30分の熱処
理を行なってp+ 型のソース・ドレイン拡散層6を形成
する。
【0019】次に図2(a)に示す如く、CVD法を用
いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜7を堆積した
後、ソース・ドレイン拡散層6と後工程で形成するソー
ス・ドレイン電極9とのコンタクトを取るためのコンタ
クトホールを形成する。次いで加速電圧20keV,ド
ーズ量3×1016cm2 の条件でGe+ のイオン注入を
行なう。この後、Ar雰囲気中で600℃,1時間の熱
処理を行ない、コンタクトホール低部のSi基板1に注
入されたGeとSiとを結合させる。このようなイオン
注入工程,熱処理工程により、コンタクトホール低部の
Si基板1の表面で、Si0.8 Ge0.2 となるSi−G
e混晶層8を形成できる。
いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜7を堆積した
後、ソース・ドレイン拡散層6と後工程で形成するソー
ス・ドレイン電極9とのコンタクトを取るためのコンタ
クトホールを形成する。次いで加速電圧20keV,ド
ーズ量3×1016cm2 の条件でGe+ のイオン注入を
行なう。この後、Ar雰囲気中で600℃,1時間の熱
処理を行ない、コンタクトホール低部のSi基板1に注
入されたGeとSiとを結合させる。このようなイオン
注入工程,熱処理工程により、コンタクトホール低部の
Si基板1の表面で、Si0.8 Ge0.2 となるSi−G
e混晶層8を形成できる。
【0020】次に図2(b)に示す如く、Si−Ge混
晶層8及びその下のソース・ドレイン拡散層6の不純物
活性化率を十分に高くするために、Ar雰囲気中で10
00℃,10秒の熱処理を行なう。次いで、電極材料と
して厚さ800nmのAl合金膜を全面に堆積する。最
後に、このAl合金膜をパターニングしてソース・ドレ
イン電極9を形成してMOSトランジスタが完成する。
晶層8及びその下のソース・ドレイン拡散層6の不純物
活性化率を十分に高くするために、Ar雰囲気中で10
00℃,10秒の熱処理を行なう。次いで、電極材料と
して厚さ800nmのAl合金膜を全面に堆積する。最
後に、このAl合金膜をパターニングしてソース・ドレ
イン電極9を形成してMOSトランジスタが完成する。
【0021】図3は、上記方法で得られたMOSトラン
ジスタのコンタクトホールにおけるソース・ドレイン拡
散層6,Si−Ge混晶層8,ソース・ドレイン電極9
のエネルギーバンド図であり、図4は、従来方法で得ら
れたMOSトランジスタ、つまり、ソース・ドレイン拡
散層とソース・ドレイン電極との間にSi−Ge混晶層
が設けられてないMOSトランジスタのそれである。な
お、図中、φB は、ソース・ドレイン電極のフェルミ準
位と、このソース・ドレイン電極と接触した混晶層又は
ソース・ドレイン拡散層の価電子帯端のエネルギー準位
とのエネルギー準位差である。
ジスタのコンタクトホールにおけるソース・ドレイン拡
散層6,Si−Ge混晶層8,ソース・ドレイン電極9
のエネルギーバンド図であり、図4は、従来方法で得ら
れたMOSトランジスタ、つまり、ソース・ドレイン拡
散層とソース・ドレイン電極との間にSi−Ge混晶層
が設けられてないMOSトランジスタのそれである。な
お、図中、φB は、ソース・ドレイン電極のフェルミ準
位と、このソース・ドレイン電極と接触した混晶層又は
ソース・ドレイン拡散層の価電子帯端のエネルギー準位
とのエネルギー準位差である。
【0022】これらの図から、本実施例のMOSトラン
ジスタのエネルギー準位差φB の方が、従来のそれより
小さいことが分かる。これは、本実施例のMOSトラン
ジスタでは、Si−Ge混晶層8の影響により、価電子
帯の最小準位のエネルギレベルが高準位側にシフトした
からである。なお、上述したように、Si−Ge混晶層
8とソース・ドレイン電極9との界面における、Si−
Ge混晶層8のSiとGeとの比は4:1である。一
方、不純物濃度が高い半導体と金属とのコンタクト抵抗
Rc は、エネルギー準位差φB を用いて次式のように表
わせられる。 Rc =αexp(AφB /1/2 Nd ) ここで、αは比例係数,Nd はホールの界面濃度,Aは
定数である。上式から、エネルギー準位差φB が小さい
ほど、コンタクト抵抗Rc が小さくなることが分かる。
ジスタのエネルギー準位差φB の方が、従来のそれより
小さいことが分かる。これは、本実施例のMOSトラン
ジスタでは、Si−Ge混晶層8の影響により、価電子
帯の最小準位のエネルギレベルが高準位側にシフトした
からである。なお、上述したように、Si−Ge混晶層
8とソース・ドレイン電極9との界面における、Si−
Ge混晶層8のSiとGeとの比は4:1である。一
方、不純物濃度が高い半導体と金属とのコンタクト抵抗
Rc は、エネルギー準位差φB を用いて次式のように表
わせられる。 Rc =αexp(AφB /1/2 Nd ) ここで、αは比例係数,Nd はホールの界面濃度,Aは
定数である。上式から、エネルギー準位差φB が小さい
ほど、コンタクト抵抗Rc が小さくなることが分かる。
【0023】したがって、本実施例のMOSトランジス
タの方が、従来のそれより、コンタクト抵抗を小さくで
きるので、微細化により、ソース・ドレイン拡散層の面
積が小さくなっても、コンタクト抵抗の増大による動作
遅延は生じない。
タの方が、従来のそれより、コンタクト抵抗を小さくで
きるので、微細化により、ソース・ドレイン拡散層の面
積が小さくなっても、コンタクト抵抗の増大による動作
遅延は生じない。
【0024】また、本実施例では、イオン注入法を用い
てSi−Ge混晶層8を形成するので、基板表面に近い
ほどGe濃度が高くなり、この結果、Si−Ge混晶層
8及びソース・ドレイン電極の伝導帯のエネルギー準位
は、図3に示したように滑らかに変化する。
てSi−Ge混晶層8を形成するので、基板表面に近い
ほどGe濃度が高くなり、この結果、Si−Ge混晶層
8及びソース・ドレイン電極の伝導帯のエネルギー準位
は、図3に示したように滑らかに変化する。
【0025】かくして本実施例によれば、エネルギー準
位差φB を小さくできるので、コンタクト抵抗の増大を
防止でき、もって、微細化を行なっても動作遅延の起き
ないMOSトランジスタを得ることができる。なお、本
実施例では、コンタクトホールを完全に塞いでいない
が、W等の金属で完全に塞いでも良い。
位差φB を小さくできるので、コンタクト抵抗の増大を
防止でき、もって、微細化を行なっても動作遅延の起き
ないMOSトランジスタを得ることができる。なお、本
実施例では、コンタクトホールを完全に塞いでいない
が、W等の金属で完全に塞いでも良い。
【0026】図6は、本発明の第2の実施例に係わるM
OSトランジスタの断面図である。本実施例のMOSト
ランジスタが先の実施例のそれと異なる点は、CVD法
を用いてSi−Ge混晶層を形成したことにある。
OSトランジスタの断面図である。本実施例のMOSト
ランジスタが先の実施例のそれと異なる点は、CVD法
を用いてSi−Ge混晶層を形成したことにある。
【0027】即ち、先の実施例と同様な方法で、素子分
離用酸化膜12で囲まれたシリコン基板11の素子形成
領域に、ゲート酸化膜13,ゲート電極14,側壁ゲー
ト絶縁膜15を形成した後、加速電圧40keV,ドー
ズ量5×1015cm-2の条件でBF2 のイオン注入を行
なってp型のソース・ドレイン拡散層16を形成する。
次に全面にSiO2 膜17を堆積した後、このSiO2
膜17にコンタクトホールを開口する。
離用酸化膜12で囲まれたシリコン基板11の素子形成
領域に、ゲート酸化膜13,ゲート電極14,側壁ゲー
ト絶縁膜15を形成した後、加速電圧40keV,ドー
ズ量5×1015cm-2の条件でBF2 のイオン注入を行
なってp型のソース・ドレイン拡散層16を形成する。
次に全面にSiO2 膜17を堆積した後、このSiO2
膜17にコンタクトホールを開口する。
【0028】次にSiH4 とGeH4 とH2 との混合ガ
スを使用した選択CVD法により、コンタクトホール内
にSi−Ge混晶層18を所定の高さまで埋める。具体
的には、最初、混合ガスの全圧力を27Pa(SiH4
分圧:6.5Pa),基板温度を550℃に設定してS
i−Ge混晶層18を形成する。そして、徐々にGeH
4 分圧を高くし、最終的には1.3Paとする。この
間、SiH4 分圧,全圧力が、それぞれ6.5Pa,2
7Paと一定になるように、H2 分圧を減少させる。こ
のような条件でCVD法によりSi−Ge混晶層18を
形成した後、例えば、Bの200keV,1×1015c
m-2と30keV,3×1015cm-2のイオン注入を行
ない、続いて、この不純物にArを用いた1000℃,
約10秒の活性化アニールを施する。最後に、Al合金
からなるソース・ドレイン電極19を形成してMOSト
ランジスタが完成する。
スを使用した選択CVD法により、コンタクトホール内
にSi−Ge混晶層18を所定の高さまで埋める。具体
的には、最初、混合ガスの全圧力を27Pa(SiH4
分圧:6.5Pa),基板温度を550℃に設定してS
i−Ge混晶層18を形成する。そして、徐々にGeH
4 分圧を高くし、最終的には1.3Paとする。この
間、SiH4 分圧,全圧力が、それぞれ6.5Pa,2
7Paと一定になるように、H2 分圧を減少させる。こ
のような条件でCVD法によりSi−Ge混晶層18を
形成した後、例えば、Bの200keV,1×1015c
m-2と30keV,3×1015cm-2のイオン注入を行
ない、続いて、この不純物にArを用いた1000℃,
約10秒の活性化アニールを施する。最後に、Al合金
からなるソース・ドレイン電極19を形成してMOSト
ランジスタが完成する。
【0029】なお、SiH4 分圧に対するGeH4 分圧
を常に一定にすれば、SiとGeとの比が4:1と一定
のSi−Ge混晶層を形成でき、この場合、図5に示す
ようなバンド構造、つまり、Si−Ge混晶層18とS
i基板1との境界で伝導バンドが不連続なバンド構造が
得られる。
を常に一定にすれば、SiとGeとの比が4:1と一定
のSi−Ge混晶層を形成でき、この場合、図5に示す
ようなバンド構造、つまり、Si−Ge混晶層18とS
i基板1との境界で伝導バンドが不連続なバンド構造が
得られる。
【0030】以上述べた方法で得られたMOSトランジ
スタでも、ソース・ドレイン電極19がSi−Ge混晶
層18を介してソース・ドレイン拡散層16に接続して
いるので、伝導帯端,価電子帯端の不連続,連続に関わ
らず、エネルギー準位差φBが小さくなり、コンタクト
抵抗が小さくなる。したがって、素子の微細化を行なっ
ても、動作速度を速く保つことができる。また、CVD
法を用いてSi−Ge混晶層18を形成しているので、
イオン注入の場合のようにSi基板11にダメージが与
える恐れはない。
スタでも、ソース・ドレイン電極19がSi−Ge混晶
層18を介してソース・ドレイン拡散層16に接続して
いるので、伝導帯端,価電子帯端の不連続,連続に関わ
らず、エネルギー準位差φBが小さくなり、コンタクト
抵抗が小さくなる。したがって、素子の微細化を行なっ
ても、動作速度を速く保つことができる。また、CVD
法を用いてSi−Ge混晶層18を形成しているので、
イオン注入の場合のようにSi基板11にダメージが与
える恐れはない。
【0031】なお、本実施例では、コンタクトホールを
Si−Ge混晶層18で完全に埋めなかったが、図7に
示すように、コンタクトホールをSi−Ge混晶層18
で完全に埋めても同様な効果が得られる。
Si−Ge混晶層18で完全に埋めなかったが、図7に
示すように、コンタクトホールをSi−Ge混晶層18
で完全に埋めても同様な効果が得られる。
【0032】また、選択CVD法により、コンタクトホ
ール内にSi−Ge混晶層18を所定の高さまで堆積す
る代わりに、全面にSi−Geに堆積した後、全面エッ
チバックを行なうことでコンタクトホール内にSi−G
e混晶層18を形成しても良い。図8は、本発明の第3
の実施例に係わるMOSトランジスタの製造工程断面図
である。
ール内にSi−Ge混晶層18を所定の高さまで堆積す
る代わりに、全面にSi−Geに堆積した後、全面エッ
チバックを行なうことでコンタクトホール内にSi−G
e混晶層18を形成しても良い。図8は、本発明の第3
の実施例に係わるMOSトランジスタの製造工程断面図
である。
【0033】先ず、第1の実施例と同様な方法を用い
て、図8(a)に示す如く、素子分離用酸化膜22で囲
まれたシリコン基板21の素子形成領域に、ゲート酸化
膜23,ゲート電極24,側壁ゲート絶縁膜25,p型
のソース・ドレイン拡散層26を形成する。
て、図8(a)に示す如く、素子分離用酸化膜22で囲
まれたシリコン基板21の素子形成領域に、ゲート酸化
膜23,ゲート電極24,側壁ゲート絶縁膜25,p型
のソース・ドレイン拡散層26を形成する。
【0034】次に図8(b)に示す如く、Ge+ イオン
を加速電圧20keV,ドーズ量3×1016cm-2の条
件で打込み、ゲート電極24,ソース・ドレイン拡散層
26の表面にGeを導入する。次いでAr雰囲気中で、
600℃,1時間の熱処理を用いてGeとSiとを結合
させ、Si−Ge混晶層28を形成する。この後、Si
−Ge混晶層28及びその下のソース・ドレイン拡散層
26並びにゲート電極24中の不純物の活性化率を上げ
るために、1000℃,10秒の熱処理をAr雰囲気中
で行なう。
を加速電圧20keV,ドーズ量3×1016cm-2の条
件で打込み、ゲート電極24,ソース・ドレイン拡散層
26の表面にGeを導入する。次いでAr雰囲気中で、
600℃,1時間の熱処理を用いてGeとSiとを結合
させ、Si−Ge混晶層28を形成する。この後、Si
−Ge混晶層28及びその下のソース・ドレイン拡散層
26並びにゲート電極24中の不純物の活性化率を上げ
るために、1000℃,10秒の熱処理をAr雰囲気中
で行なう。
【0035】次に図8(c)に示す如く、CVD法を用
いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜27を堆積し
た後、このSiO2 膜27にコンタクトホールを開口す
る。最後に、全面に厚さ800nmのAl合金膜を堆積
した後、これをパターニングしてソース・ドレイン電極
29を形成してMOSトランジスタが完成する。
いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜27を堆積し
た後、このSiO2 膜27にコンタクトホールを開口す
る。最後に、全面に厚さ800nmのAl合金膜を堆積
した後、これをパターニングしてソース・ドレイン電極
29を形成してMOSトランジスタが完成する。
【0036】以上述べた方法でも、Si−Ge混晶層2
8を介してソース・ドレイン電極29とソース・ドレイ
ン拡散層26とが接続しているので、エネルギー準位差
φBが小さくなり、この結果、微細化を行なっても、コ
ンタクト抵抗による寄生抵抗を低く保つことができるの
で動作遅延は生じない。なお、本実施例では、コンタク
トホールが完全に塞がれていないが、W等の金属を充填
して完全に塞がれた構造としても良い。
8を介してソース・ドレイン電極29とソース・ドレイ
ン拡散層26とが接続しているので、エネルギー準位差
φBが小さくなり、この結果、微細化を行なっても、コ
ンタクト抵抗による寄生抵抗を低く保つことができるの
で動作遅延は生じない。なお、本実施例では、コンタク
トホールが完全に塞がれていないが、W等の金属を充填
して完全に塞がれた構造としても良い。
【0037】図9は、本発明の第4の実施例に係わるM
OSトランジスタの断面図である。本実施例のMOSト
ランジスタが第3の実施例のそれと異なる点は、CVD
法用いてSi−Ge混晶層を形成したことにある。
OSトランジスタの断面図である。本実施例のMOSト
ランジスタが第3の実施例のそれと異なる点は、CVD
法用いてSi−Ge混晶層を形成したことにある。
【0038】即ち、素子分離用酸化膜32で囲まれたシ
リコン基板31の素子形成領域に、ゲート酸化膜33,
ゲート電極34,側壁ゲート絶縁膜35,p型のソース
・ドレイン拡散層36を形成した後、選択CVD法を用
いてソース・ドレイン拡散層36上にSi−Ge混晶層
38を例えば50nmの厚さに選択的に形成する。この
後、先の実施例と同様なSiO2 膜37の堆積工程、コ
ンタクトホールの開口工程、ソース・ドレイン電極39
の形成工程を経てMOSトランジスタが完成する。な
お、ソース・ドレイン拡散層36上のSi−Ge混晶層
38への不純物導入は、例えば、加速電圧40keV,
ドーズ量1×1016cm-2程度の条件でBのイオン注入
を行なった後、1000℃,10秒の活性化アニールを
行なえば良い。
リコン基板31の素子形成領域に、ゲート酸化膜33,
ゲート電極34,側壁ゲート絶縁膜35,p型のソース
・ドレイン拡散層36を形成した後、選択CVD法を用
いてソース・ドレイン拡散層36上にSi−Ge混晶層
38を例えば50nmの厚さに選択的に形成する。この
後、先の実施例と同様なSiO2 膜37の堆積工程、コ
ンタクトホールの開口工程、ソース・ドレイン電極39
の形成工程を経てMOSトランジスタが完成する。な
お、ソース・ドレイン拡散層36上のSi−Ge混晶層
38への不純物導入は、例えば、加速電圧40keV,
ドーズ量1×1016cm-2程度の条件でBのイオン注入
を行なった後、1000℃,10秒の活性化アニールを
行なえば良い。
【0039】このような方法で得られたMOSトランジ
スタでも先の実施例と同様な効果が得られる。なお、本
実施例の場合も、W等の金属でコンタクトホールを塞い
でも良い。図10は、本発明の第5の実施例に係わるM
OSトランジスタの断面図である。
スタでも先の実施例と同様な効果が得られる。なお、本
実施例の場合も、W等の金属でコンタクトホールを塞い
でも良い。図10は、本発明の第5の実施例に係わるM
OSトランジスタの断面図である。
【0040】これを製造工程に従い説明すると、まず、
素子分離用酸化膜42で区分されたシリコン基板41の
素子形成領域に、ゲート酸化膜43,ゲート電極44,
側壁ゲート絶縁膜45を形成する。
素子分離用酸化膜42で区分されたシリコン基板41の
素子形成領域に、ゲート酸化膜43,ゲート電極44,
側壁ゲート絶縁膜45を形成する。
【0041】次にBのイオン注入を行なってp型のソー
ス・ドレイン拡散層46を形成し、引き続き、Geのイ
オン注入を行なってSi−Ge混晶層48を形成する。
この後、ソース・ドレイン拡散層46のBの活性化のた
めに、第3の実施例と同様に1000℃,10秒の熱処
理をAr雰囲気中で行なう。
ス・ドレイン拡散層46を形成し、引き続き、Geのイ
オン注入を行なってSi−Ge混晶層48を形成する。
この後、ソース・ドレイン拡散層46のBの活性化のた
めに、第3の実施例と同様に1000℃,10秒の熱処
理をAr雰囲気中で行なう。
【0042】次にSiH4 とTiCl4 との混合ガスを
使用し、基板温度を750℃に設定した選択CVD法に
より、ソース・ドレイン拡散層46上にチタンシリサイ
ド(TiSi2 )40を選択的に形成する。
使用し、基板温度を750℃に設定した選択CVD法に
より、ソース・ドレイン拡散層46上にチタンシリサイ
ド(TiSi2 )40を選択的に形成する。
【0043】次にCVD法を用いてSiO2 膜47を全
面に堆積した後、このSiO2 膜47にコンタクトホー
ルを開口しする。最後に、Al合金膜を全面に堆積し、
これをパターニングしてソース・ドレイン電極49を形
成してMOSトランジスタが完成する。
面に堆積した後、このSiO2 膜47にコンタクトホー
ルを開口しする。最後に、Al合金膜を全面に堆積し、
これをパターニングしてソース・ドレイン電極49を形
成してMOSトランジスタが完成する。
【0044】以上述べた方法によれば、Si−Ge混晶
層48とソース・ドレイン電極49との間にTiSi2
膜40を設けたので、コンタクト抵抗をよりいっそう小
さくできる。
層48とソース・ドレイン電極49との間にTiSi2
膜40を設けたので、コンタクト抵抗をよりいっそう小
さくできる。
【0045】なお、本実施例では、Geのイオン注入法
を用いてSi−Ge混晶層48を形成したが、図11に
示すように、選択CVD法を用いてSi−Ge混晶層4
8aを形成しても良い。また、Wなどの金属でコンタク
トホールを完全に塞いでも良い。図12は、本発明の第
6の実施例に係わるMOSトランジスタの製造工程断面
図である。
を用いてSi−Ge混晶層48を形成したが、図11に
示すように、選択CVD法を用いてSi−Ge混晶層4
8aを形成しても良い。また、Wなどの金属でコンタク
トホールを完全に塞いでも良い。図12は、本発明の第
6の実施例に係わるMOSトランジスタの製造工程断面
図である。
【0046】まず、図12(a)に示す如く、n型のS
i基板51上に素子分離用SiO2膜52を形成する。
次いでGeイオンを加速電圧100keV,ドーズ量3
×1016cm-2の条件でSi基板51に打込み、続い
て、Ar雰囲気中で600℃,1時間のアニールを行な
う。この結果、基板表面付近にSi−Ge混晶層58が
形成され、その上にSi層50が形成される。次いでこ
のSi層50を熱酸化して厚さ8nmのゲート酸化膜5
3を形成した後、全面にゲート電極56となる多結晶シ
リコン膜を堆積し、続いて、これをフォトリソグラフィ
を用いてパターニングしてゲート電極56を形成する。
この後、SiO2 膜を全面に堆積し、これにエッチバッ
クを施して側壁ゲート絶縁膜55を形成する。
i基板51上に素子分離用SiO2膜52を形成する。
次いでGeイオンを加速電圧100keV,ドーズ量3
×1016cm-2の条件でSi基板51に打込み、続い
て、Ar雰囲気中で600℃,1時間のアニールを行な
う。この結果、基板表面付近にSi−Ge混晶層58が
形成され、その上にSi層50が形成される。次いでこ
のSi層50を熱酸化して厚さ8nmのゲート酸化膜5
3を形成した後、全面にゲート電極56となる多結晶シ
リコン膜を堆積し、続いて、これをフォトリソグラフィ
を用いてパターニングしてゲート電極56を形成する。
この後、SiO2 膜を全面に堆積し、これにエッチバッ
クを施して側壁ゲート絶縁膜55を形成する。
【0047】次に図12(b)に示す如く、BF2 イオ
ンを加速電圧40keV,ドーズ量5×1015cm-2の
条件で打ち込んだ後、窒素雰囲気中で850℃,30分
のアニールを行ない、p型のソース・ドレイン拡散層5
6を形成する。
ンを加速電圧40keV,ドーズ量5×1015cm-2の
条件で打ち込んだ後、窒素雰囲気中で850℃,30分
のアニールを行ない、p型のソース・ドレイン拡散層5
6を形成する。
【0048】次に図12(c)に示す如く、CVD法を
用いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜57を堆積
した後、SiO2 膜57,その下のSi層50に順次エ
ッチングを施し、Si−Ge混晶層58が露出するよう
にコンタクトホールを形成する。最後に、全面にAl合
金膜を堆積し、これをパターニングしてソース・ドレイ
ン電極59を形成してMOSトランジスタが完成する。
用いて、全面に厚さ800nmのSiO2 膜57を堆積
した後、SiO2 膜57,その下のSi層50に順次エ
ッチングを施し、Si−Ge混晶層58が露出するよう
にコンタクトホールを形成する。最後に、全面にAl合
金膜を堆積し、これをパターニングしてソース・ドレイ
ン電極59を形成してMOSトランジスタが完成する。
【0049】以上述べた方法でも、先に説明したMOS
トランジスタと同様にSi−Ge混晶層58によりエネ
ルギー準位差φB が小さくなるので、コンタクト抵抗の
低減が図れる。
トランジスタと同様にSi−Ge混晶層58によりエネ
ルギー準位差φB が小さくなるので、コンタクト抵抗の
低減が図れる。
【0050】なお、イオン注入の代わりに選択CVD法
を用いてもSi−Ge混晶層58を形成できる。即ち、
素子分離用SiO2 膜52を形成した後、選択CVD法
を用いて、素子形成領域のSi基板51の表面に、Si
−Ge混晶層58を堆積し、この後、再び選択CVD法
を用いて、Si−Ge混晶層58上にSi層50を堆積
すれば良い。また、コンタクトホールをW等の金属で埋
込こんでも良い。
を用いてもSi−Ge混晶層58を形成できる。即ち、
素子分離用SiO2 膜52を形成した後、選択CVD法
を用いて、素子形成領域のSi基板51の表面に、Si
−Ge混晶層58を堆積し、この後、再び選択CVD法
を用いて、Si−Ge混晶層58上にSi層50を堆積
すれば良い。また、コンタクトホールをW等の金属で埋
込こんでも良い。
【0051】図13は、本発明の第7の実施例に係わる
MOSトランジスタの断面図である。なお、図12のM
OSトランジスタと対応する部分には図12と同一符号
を付してあり、詳細な説明は省略する。本実施例のMO
Sトランジスタが第6の実施例のそれと異なる点は、S
i−Ge混晶層58上にシリサイドを形成したことにあ
る。
MOSトランジスタの断面図である。なお、図12のM
OSトランジスタと対応する部分には図12と同一符号
を付してあり、詳細な説明は省略する。本実施例のMO
Sトランジスタが第6の実施例のそれと異なる点は、S
i−Ge混晶層58上にシリサイドを形成したことにあ
る。
【0052】即ち、ソース・ドレイン拡散層56を形成
した後、全面にTi膜を堆積し、続いて、窒素雰囲気中
で700℃,30秒間のアニールを行なう。この結果、
Ti膜と接触していたSi層50は全てTiSi2 膜6
0に変わる。この後、未反応のTi膜や、TiN膜を除
去する。この後の工程は先の実施例と同様である。以上
の工程により、ゲート電極54,ソース・ドレイン拡散
層56上にTiSi2膜60に残った構造のMOSトラ
ンジスタが得られる。
した後、全面にTi膜を堆積し、続いて、窒素雰囲気中
で700℃,30秒間のアニールを行なう。この結果、
Ti膜と接触していたSi層50は全てTiSi2 膜6
0に変わる。この後、未反応のTi膜や、TiN膜を除
去する。この後の工程は先の実施例と同様である。以上
の工程により、ゲート電極54,ソース・ドレイン拡散
層56上にTiSi2膜60に残った構造のMOSトラ
ンジスタが得られる。
【0053】このようにして得られたMOSトランジス
タでは、Si−Ge混晶層58とソース・ドレイン電極
59との間にTiSi2 膜50が形成されているので、
コンタクト抵抗をよりいっそう小さくなる。なお、コン
タクトホールがW等の金属で完全に埋込んで良い。
タでは、Si−Ge混晶層58とソース・ドレイン電極
59との間にTiSi2 膜50が形成されているので、
コンタクト抵抗をよりいっそう小さくなる。なお、コン
タクトホールがW等の金属で完全に埋込んで良い。
【0054】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、図7のMOSトランジスタで
は、Si−Geの全面堆積と、エッチバックとにより、
コンタクトホールをSi−Ge混晶層で完全に埋めた
が、選択CVD法によりコンタクトホールの埋込みを行
なっても良い。また、第5,第7の実施例では,シリサ
イドとしてTiSi2 を用いたが他のシリサイドを用い
ても良い。
るものではない。例えば、図7のMOSトランジスタで
は、Si−Geの全面堆積と、エッチバックとにより、
コンタクトホールをSi−Ge混晶層で完全に埋めた
が、選択CVD法によりコンタクトホールの埋込みを行
なっても良い。また、第5,第7の実施例では,シリサ
イドとしてTiSi2 を用いたが他のシリサイドを用い
ても良い。
【0055】また、上記実施例では、pチャネルのMO
Sトランジスタの場合について説明したが、本発明は、
nチャネルのMOSトランジスタや,MOSトランジス
タ以外のシリコンを用いたMISトランジスタ、更に、
CMOSトランジスタにも同様に適用できる。
Sトランジスタの場合について説明したが、本発明は、
nチャネルのMOSトランジスタや,MOSトランジス
タ以外のシリコンを用いたMISトランジスタ、更に、
CMOSトランジスタにも同様に適用できる。
【0056】また、上記実施例では、Si−Geの混晶
層を用いたが、Siと他の元素との混晶層、例えば、S
iとGe以外のIV族元素との混晶層を用いても良い。
要はエネルギー準位差φB が小さくなれば良い。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施できる。
層を用いたが、Siと他の元素との混晶層、例えば、S
iとGe以外のIV族元素との混晶層を用いても良い。
要はエネルギー準位差φB が小さくなれば良い。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施できる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、素
子の微細化が進み、ソース・ドレイン電極とソース・ド
レイン拡散層との接触面積が小さくなっても、コンタク
ト抵抗の増大を防止し得る半導体装置を得ることができ
る。
子の微細化が進み、ソース・ドレイン電極とソース・ド
レイン拡散層との接触面積が小さくなっても、コンタク
ト抵抗の増大を防止し得る半導体装置を得ることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるMOSトランジ
スタの製造工程断面図。
スタの製造工程断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係わるMOSトランジ
スタの製造工程断面図。
スタの製造工程断面図。
【図3】図2のMOSトランジスタのコンタクトホール
部のエネルギーバンド図。
部のエネルギーバンド図。
【図4】従来法のMOSトランジスタのコンタクトホー
ル部のエネルギーバンド図。
ル部のエネルギーバンド図。
【図5】図6のMOSトランジスタのコンタクトホール
部のエネルギーバンド図。
部のエネルギーバンド図。
【図6】本発明の第2の実施例に係わるMOSトランジ
スタの断面図。
スタの断面図。
【図7】コンタクトホールがSi−Ge混晶層で埋めら
れたMOSトランジスタの断面図。
れたMOSトランジスタの断面図。
【図8】本発明の第3の実施例に係わるMOSトランジ
スタの製造工程断面図。
スタの製造工程断面図。
【図9】本発明の第4の実施例に係わるMOSトランジ
スタの断面図。
スタの断面図。
【図10】本発明の第5の実施例に係わるMOSトラン
ジスタの断面図。
ジスタの断面図。
【図11】選択CVD法を用いてSi−Ge混晶層を形
成した場合のMOSトランジスタの断面図。
成した場合のMOSトランジスタの断面図。
【図12】本発明の第6の実施例に係わるMOSトラン
ジスタの製造工程断面図。
ジスタの製造工程断面図。
【図13】本発明の第7の実施例に係わるMOSトラン
ジスタの断面図。
ジスタの断面図。
【図14】従来のMOSトランジスタの断面図。
1,11,21,31,41,51…Si基板 2,12,22,32,42,52…素子分離用酸化膜 3,13,23,33,43,53…ゲート酸化膜 4,14,24,34,44,54…ゲート電極 5,15,25,35,45,55…側壁ゲート絶縁膜 6,16,26,36,46,56…ソース・ドレイン
拡散層 7,17,27,37,47,57…SiO2 膜 8,18,28,38,48,58…Si−Ge混晶層 9,19,29,39,49,59…ソース・ドレイン
電極 40,60…チタンシリサイド(TiSi2 ) 50…Si層
拡散層 7,17,27,37,47,57…SiO2 膜 8,18,28,38,48,58…Si−Ge混晶層 9,19,29,39,49,59…ソース・ドレイン
電極 40,60…チタンシリサイド(TiSi2 ) 50…Si層
Claims (2)
- 【請求項1】シリコン基板の表面に形成されたソース・
ドレイン拡散層と、 このソース・ドレイン拡散層上に形成されたソース・ド
レイン電極と、 このソース・ドレイン電極と前記ソース・ドレイン拡散
層との間に設けられたシリコンと所定の元素とからなる
混晶層とを具備してなり、 前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端のエネ
ルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ準位
との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】シリコン基板の表面にソース・ドレイン拡
散層を形成する工程と、 CVD法を用いて前記ソース・ドレイン拡散層上にシリ
コンと所定の元素とからなる混晶層を形成する工程と、 この混晶層上にソース・ドレイン電極を形成する工程と
を具備してなり、 前記所定の元素として、前記混晶層の価電子帯端のエネ
ルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ準位
との差が、前記ソース・ドレイン拡散層の価電子帯端の
エネルギー準位と前記ソース・ドレイン電極のフェルミ
準位との差より小さくなる元素を選んだことを特徴とす
る半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34563091A JPH05183160A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34563091A JPH05183160A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05183160A true JPH05183160A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18377907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34563091A Pending JPH05183160A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05183160A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0997899A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Nec Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JPH09134890A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-20 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
| US6744104B1 (en) | 1998-11-17 | 2004-06-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit including insulated gate field effect transistor and method of manufacturing the same |
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1991
- 1991-12-26 JP JP34563091A patent/JPH05183160A/ja active Pending
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