JPH0518344B2 - - Google Patents
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- JPH0518344B2 JPH0518344B2 JP62225075A JP22507587A JPH0518344B2 JP H0518344 B2 JPH0518344 B2 JP H0518344B2 JP 62225075 A JP62225075 A JP 62225075A JP 22507587 A JP22507587 A JP 22507587A JP H0518344 B2 JPH0518344 B2 JP H0518344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stabilizer
- tris
- stabilizers
- halogen
- mercaptide
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ハロゲン含有樹脂に優れた耐熱性を
与えかつ保存安定性が良好なワンパツク安定剤に
関する。 本発明のワンパツク安定剤で安定化されたハロ
ゲン含有樹脂は押出成型、カレンダー成型、射出
成型、ブロー成型等の加工法により各種成型品と
し、広く利用される。 〔従来の技術〕 ハロゲン含有樹脂の安定化に多くの種類の安定
剤が知られているが、安定剤の単独使用では満足
のいく樹脂成型品が得られることは少なく、ほと
んどの場合、二種以上の安定剤を併用し、それぞ
れの特徴を生かした所望の成型加工品を得てい
る。 とくに高度の耐熱性が要求される場合には、二
種以上の液状のアルキル錫メルカプタイド系安定
剤が利用されている。ところがこれら二種以上の
液状安定剤を混合した場合には、保存中経時的に
白濁を生じ、商品価値を低下させると共に安定剤
の性能にも影響し、ハロゲン含有樹脂に対する耐
熱性等を悪化せしめる。 そこで上記安定剤混合物にグリコールを少量添
加することにより、保存安定性と樹脂に対する耐
熱性を保持する方法が提案されている(特開昭59
−164352号公開公報参照)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし上記のグリコールを添加する方法では、
ハロゲン含有樹脂に対する耐熱着色性は満足のい
くものではく、また加工性(滑性)が悪く、動的
安定性に問題がある。ハロゲン含有樹脂に高度の
耐熱性と加工性を付与し、保存安定性の良い安定
剤組成物の開発が望まれている。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者等は種々研究の結果、二種以上の液状
のアルキル錫メルカプタイド系安定剤に、特定の
ポリオキシエチレンのエーテル化合物又はエステ
ル化合物を少量添加すれば、上記欠点のないワン
パツク安定剤にできることを見出し、本発明に到
つた。 すなわち、本発明は、二種以上のアルキル錫メ
ルカプタイド系安定剤混合物100重量部に対して、 一般式〔〕又は〔〕 RO(CH2CH2O)oH 〔〕 RCOO(CH2CH2O)oH 〔〕 (式中Rは炭素数7〜22個を有するアルキル基,
アルケニル基又はアルキルアリール基を、nは2
〜50000の整数をそれぞれ示す)で表わされる化
合物を0.01〜5重量部添加することを特徴とする
ハロゲン含有樹脂用ワンパツク安定剤である。 本発明に使用するアルキル錫メルカプタイド系
安定剤としては、例えばジメチル錫ビス(2−エ
チルヘキシルチオグリコレート)、ジメチル錫ビ
ス(イソオクチルチオグリコレート)、モノメチ
ル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト)、モノメチル錫トリス(イソオクチルチオグ
リコレート)、ジブチル錫ビス(2−エチルヘキ
シルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(イソ
オクチルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス
(ノニルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(ド
デシルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(メ
トキシブチルチオグリコレート)、ジブチル錫ビ
ス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピオネー
ト)、ジブチル錫ビス(イソオクチルメルカプト
プロピネート)、ジブチル錫ビス(ノニルメルカ
プトプロピオネート)、ジブチル錫ビス(ドデシ
ルメルカプトプロピオネート)、ジブチル錫ビス
(メトキシブチルメルカプトプロピオネート)、モ
ノブチル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリ
コレート)、モノブチル錫トリス(イソオクチル
チオグリコレート)、モノブチル錫トリス(ノニ
ルチオグリコレート)、モノブチル錫トリス(ド
デシルチオグリコレート)、モノブチル錫トリス
(メトキシブチルチオグリコレート)、モノブチル
錫トリス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピ
オネート)、モノブチル錫トリス(イソオクチル
メルカプトプロピオネート)、モノブチル錫トリ
ス(ノニルメルカプトプロピオネート)、モノブ
チル錫トリス(ドデシルメルカプトプロピオネー
ト)、モノブチル錫トリス(メトキシブチルメル
カプトプロピオネート)、ジオクチル錫ビス(2
−エチルヘキシルチオグリコレート)、ジオクチ
ル錫ビス(イソオクチルチオグリコレート)、ジ
オクチル錫ビス(2−エチルヘキシルメルカプト
プロピオネート)、ジオクチル錫ビス(n−オク
チルチオグリコレート)、ジオクチル錫ビス(n
−オクチルメルカプトプロピオネート)、ジオク
チル錫ビス(テトラデシルチオグリコレート)、
ジオクチル錫ビス(テトラデシルメルカプトプロ
ピオネート)、モノオクチル錫トリス(2−エチ
ルヘキシルチオグリコレート)、モノオクチル錫
トリス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピオ
ネート)、モノオクチル錫トリス(イソオクチル
チオグリコレート)、モノオクチル錫トリス(イ
ソオクチルメルカプトプロピオネート)、モノオ
クチル錫トリス(n−オクチルチオグリコレー
ト)、モノオクチル錫トリス(n−オクチルメル
カプトプロピオネート)、モノオクチル錫トリス
(テトラデシルチオグリコレート)、モノオクチル
錫トリス(テトラデシルメルカプトプロピオネー
ト)、ジドデシル錫ビス(2−エチルヘキシルチ
オグリコレート)、ジドデシル錫ビス(イソオク
チルチオグリコレート)、モノドデシル錫トリス
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)、モノド
デシル錫トリス(イソオクチルチオグリコレー
ト)、ジメチル錫ジラウリルメルカプタイド、モ
ノメチル錫トリラウリルメルカプタイド、ジブチ
ル錫ジラウリルメルカプタイド、モノブチル錫ト
リラウリルメルカプタイド、ジオクチル錫ジラウ
リルメルカプタイド、モノオクチル錫トリラウリ
ルメルカプタイド、ジドデシル錫ジラウリルメル
カプタイド、モノドデシル錫トリラウリルメルカ
プタイドなどが挙げられる。 本発明のワンパツク安定剤は上記アルキル錫メ
ルカプタイド系安定剤の二重以上の混合物100重
量部に対し、上記一般式〔〕又は〔〕で表わ
される化合物を0.01〜5重量部添加することによ
り得られる。添加量が0.01重量部より少ないとワ
ンパツク安定剤の保存安定性に十分な効果が得ら
れず、また添加量が5重量部より多いとハロゲン
含有樹脂に対する安定剤としての品質が低下す
る。 本発明において二種以上のアルキル錫メルカプ
タイド系安定剤各々の配合割合は、用途に応じて
任意に決定され、とくに制限されない。 本発明のハロゲン含有樹脂用ワンパツク安定剤
に公知の他の安定剤、例えばステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウ
ム、アルキル錫マレート系安定剤、エポキシ化合
物、有機亜リン酸エステル、紫外線吸収剤、抗酸
化剤などを添加して、用いてもよい。 本発明のワンパツク安定剤で安定化されるハロ
ゲン含有樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂、
臭化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂のごとき
ハロゲン化ビニル単独重合体、並びにハロゲン化
ビニルを酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、ス
チレン、イソブチレン、塩化ビニリデン、無水マ
レイン酸、ブタジエン、イソプレン、メチルメタ
クリレート、アクリロニトリル、ジアルキルマレ
ート及び類似物のごときコモノマーの1種又は2
種以上と重合させることによつて形成されるよう
な共重合体、後塩素化塩化ビニル樹脂などを挙げ
ることができる。またハロゲン含有樹脂とアクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂,メチル
メタクリレート・ブタジエン・スチレン樹脂,ア
クリロニトリル・塩素化ポリエチレン・スチレン
共重合体樹脂,アクリルゴム・アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体,アクリルゴム・メチルメ
タクリレート・アクリロニトリル共重合体樹脂,
酢酸ビニル・エチレン共重合樹脂,塩素化ポリエ
チレン,塩化ゴムなどの耐衝撃改良樹脂とのポリ
マーブレンド樹脂などを挙げることができる。 〔作 用〕 本発明によると、二種以上のアルキル錫メルカ
プタイド系安定剤混合物に少量のポリオキシエチ
レンのエーテル化合物又はエステル化合物を極め
て少量添加することにより、安定剤混合物の保存
安定性が良くなり、こうして得たワンパツク安定
剤を添加したハロゲン含有樹脂は耐熱着色性及び
加工性(滑性)において良好な結果を示した。 このようにして得た加工成型品は、満足のいく
製品に仕上り、工業用板、押出製品、パイプ、フ
イルム、ボトル等に利用できる。 (安定剤の合成例) ジオクチル錫ビス(イソオクチルチオグリコレー
ト) 1の三ツ口フラスコにジオクチル錫オキサイ
ド252.8g(0.7モル)とイソオクチルチオグリコ
ール酸286.1g(1.4モル)を仕込み、加熱撹拌を
行ない、内温が90℃に達してから減圧脱水した。
減圧が30mmHg以下になつてから、内温100℃にて
1時間反応を行なつた。その後過して、ジオク
チル錫ビス(イソオクチルチオグリコレート)を
得た。 他のアルキル錫メルカプタイド系安定剤も同様
にして合成した。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明するが、実施
例中の部は重量部を示すものとする。 実施例1〜実施例8において使用されるポリオ
キシエチレンのエーテル化合物又はエステル化合
物は次の化合物No.のものを使用した。
与えかつ保存安定性が良好なワンパツク安定剤に
関する。 本発明のワンパツク安定剤で安定化されたハロ
ゲン含有樹脂は押出成型、カレンダー成型、射出
成型、ブロー成型等の加工法により各種成型品と
し、広く利用される。 〔従来の技術〕 ハロゲン含有樹脂の安定化に多くの種類の安定
剤が知られているが、安定剤の単独使用では満足
のいく樹脂成型品が得られることは少なく、ほと
んどの場合、二種以上の安定剤を併用し、それぞ
れの特徴を生かした所望の成型加工品を得てい
る。 とくに高度の耐熱性が要求される場合には、二
種以上の液状のアルキル錫メルカプタイド系安定
剤が利用されている。ところがこれら二種以上の
液状安定剤を混合した場合には、保存中経時的に
白濁を生じ、商品価値を低下させると共に安定剤
の性能にも影響し、ハロゲン含有樹脂に対する耐
熱性等を悪化せしめる。 そこで上記安定剤混合物にグリコールを少量添
加することにより、保存安定性と樹脂に対する耐
熱性を保持する方法が提案されている(特開昭59
−164352号公開公報参照)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし上記のグリコールを添加する方法では、
ハロゲン含有樹脂に対する耐熱着色性は満足のい
くものではく、また加工性(滑性)が悪く、動的
安定性に問題がある。ハロゲン含有樹脂に高度の
耐熱性と加工性を付与し、保存安定性の良い安定
剤組成物の開発が望まれている。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者等は種々研究の結果、二種以上の液状
のアルキル錫メルカプタイド系安定剤に、特定の
ポリオキシエチレンのエーテル化合物又はエステ
ル化合物を少量添加すれば、上記欠点のないワン
パツク安定剤にできることを見出し、本発明に到
つた。 すなわち、本発明は、二種以上のアルキル錫メ
ルカプタイド系安定剤混合物100重量部に対して、 一般式〔〕又は〔〕 RO(CH2CH2O)oH 〔〕 RCOO(CH2CH2O)oH 〔〕 (式中Rは炭素数7〜22個を有するアルキル基,
アルケニル基又はアルキルアリール基を、nは2
〜50000の整数をそれぞれ示す)で表わされる化
合物を0.01〜5重量部添加することを特徴とする
ハロゲン含有樹脂用ワンパツク安定剤である。 本発明に使用するアルキル錫メルカプタイド系
安定剤としては、例えばジメチル錫ビス(2−エ
チルヘキシルチオグリコレート)、ジメチル錫ビ
ス(イソオクチルチオグリコレート)、モノメチ
ル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト)、モノメチル錫トリス(イソオクチルチオグ
リコレート)、ジブチル錫ビス(2−エチルヘキ
シルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(イソ
オクチルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス
(ノニルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(ド
デシルチオグリコレート)、ジブチル錫ビス(メ
トキシブチルチオグリコレート)、ジブチル錫ビ
ス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピオネー
ト)、ジブチル錫ビス(イソオクチルメルカプト
プロピネート)、ジブチル錫ビス(ノニルメルカ
プトプロピオネート)、ジブチル錫ビス(ドデシ
ルメルカプトプロピオネート)、ジブチル錫ビス
(メトキシブチルメルカプトプロピオネート)、モ
ノブチル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリ
コレート)、モノブチル錫トリス(イソオクチル
チオグリコレート)、モノブチル錫トリス(ノニ
ルチオグリコレート)、モノブチル錫トリス(ド
デシルチオグリコレート)、モノブチル錫トリス
(メトキシブチルチオグリコレート)、モノブチル
錫トリス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピ
オネート)、モノブチル錫トリス(イソオクチル
メルカプトプロピオネート)、モノブチル錫トリ
ス(ノニルメルカプトプロピオネート)、モノブ
チル錫トリス(ドデシルメルカプトプロピオネー
ト)、モノブチル錫トリス(メトキシブチルメル
カプトプロピオネート)、ジオクチル錫ビス(2
−エチルヘキシルチオグリコレート)、ジオクチ
ル錫ビス(イソオクチルチオグリコレート)、ジ
オクチル錫ビス(2−エチルヘキシルメルカプト
プロピオネート)、ジオクチル錫ビス(n−オク
チルチオグリコレート)、ジオクチル錫ビス(n
−オクチルメルカプトプロピオネート)、ジオク
チル錫ビス(テトラデシルチオグリコレート)、
ジオクチル錫ビス(テトラデシルメルカプトプロ
ピオネート)、モノオクチル錫トリス(2−エチ
ルヘキシルチオグリコレート)、モノオクチル錫
トリス(2−エチルヘキシルメルカプトプロピオ
ネート)、モノオクチル錫トリス(イソオクチル
チオグリコレート)、モノオクチル錫トリス(イ
ソオクチルメルカプトプロピオネート)、モノオ
クチル錫トリス(n−オクチルチオグリコレー
ト)、モノオクチル錫トリス(n−オクチルメル
カプトプロピオネート)、モノオクチル錫トリス
(テトラデシルチオグリコレート)、モノオクチル
錫トリス(テトラデシルメルカプトプロピオネー
ト)、ジドデシル錫ビス(2−エチルヘキシルチ
オグリコレート)、ジドデシル錫ビス(イソオク
チルチオグリコレート)、モノドデシル錫トリス
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)、モノド
デシル錫トリス(イソオクチルチオグリコレー
ト)、ジメチル錫ジラウリルメルカプタイド、モ
ノメチル錫トリラウリルメルカプタイド、ジブチ
ル錫ジラウリルメルカプタイド、モノブチル錫ト
リラウリルメルカプタイド、ジオクチル錫ジラウ
リルメルカプタイド、モノオクチル錫トリラウリ
ルメルカプタイド、ジドデシル錫ジラウリルメル
カプタイド、モノドデシル錫トリラウリルメルカ
プタイドなどが挙げられる。 本発明のワンパツク安定剤は上記アルキル錫メ
ルカプタイド系安定剤の二重以上の混合物100重
量部に対し、上記一般式〔〕又は〔〕で表わ
される化合物を0.01〜5重量部添加することによ
り得られる。添加量が0.01重量部より少ないとワ
ンパツク安定剤の保存安定性に十分な効果が得ら
れず、また添加量が5重量部より多いとハロゲン
含有樹脂に対する安定剤としての品質が低下す
る。 本発明において二種以上のアルキル錫メルカプ
タイド系安定剤各々の配合割合は、用途に応じて
任意に決定され、とくに制限されない。 本発明のハロゲン含有樹脂用ワンパツク安定剤
に公知の他の安定剤、例えばステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウ
ム、アルキル錫マレート系安定剤、エポキシ化合
物、有機亜リン酸エステル、紫外線吸収剤、抗酸
化剤などを添加して、用いてもよい。 本発明のワンパツク安定剤で安定化されるハロ
ゲン含有樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂、
臭化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂のごとき
ハロゲン化ビニル単独重合体、並びにハロゲン化
ビニルを酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、ス
チレン、イソブチレン、塩化ビニリデン、無水マ
レイン酸、ブタジエン、イソプレン、メチルメタ
クリレート、アクリロニトリル、ジアルキルマレ
ート及び類似物のごときコモノマーの1種又は2
種以上と重合させることによつて形成されるよう
な共重合体、後塩素化塩化ビニル樹脂などを挙げ
ることができる。またハロゲン含有樹脂とアクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂,メチル
メタクリレート・ブタジエン・スチレン樹脂,ア
クリロニトリル・塩素化ポリエチレン・スチレン
共重合体樹脂,アクリルゴム・アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体,アクリルゴム・メチルメ
タクリレート・アクリロニトリル共重合体樹脂,
酢酸ビニル・エチレン共重合樹脂,塩素化ポリエ
チレン,塩化ゴムなどの耐衝撃改良樹脂とのポリ
マーブレンド樹脂などを挙げることができる。 〔作 用〕 本発明によると、二種以上のアルキル錫メルカ
プタイド系安定剤混合物に少量のポリオキシエチ
レンのエーテル化合物又はエステル化合物を極め
て少量添加することにより、安定剤混合物の保存
安定性が良くなり、こうして得たワンパツク安定
剤を添加したハロゲン含有樹脂は耐熱着色性及び
加工性(滑性)において良好な結果を示した。 このようにして得た加工成型品は、満足のいく
製品に仕上り、工業用板、押出製品、パイプ、フ
イルム、ボトル等に利用できる。 (安定剤の合成例) ジオクチル錫ビス(イソオクチルチオグリコレー
ト) 1の三ツ口フラスコにジオクチル錫オキサイ
ド252.8g(0.7モル)とイソオクチルチオグリコ
ール酸286.1g(1.4モル)を仕込み、加熱撹拌を
行ない、内温が90℃に達してから減圧脱水した。
減圧が30mmHg以下になつてから、内温100℃にて
1時間反応を行なつた。その後過して、ジオク
チル錫ビス(イソオクチルチオグリコレート)を
得た。 他のアルキル錫メルカプタイド系安定剤も同様
にして合成した。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明するが、実施
例中の部は重量部を示すものとする。 実施例1〜実施例8において使用されるポリオ
キシエチレンのエーテル化合物又はエステル化合
物は次の化合物No.のものを使用した。
【表】
【表】
実施例1〜4及び比較例1〜4
500ccの三ツ口フラスコに第1表に記載の二種
以上のアルキル錫メルカプタイド系安定剤及びポ
リオキシエチレンのエーテル化合物又はエステル
化合物の各部数を入れ、70℃にて混合撹拌してワ
ンパツク安定剤を得た。 また第1表に記載の二種以上のアルキル錫メル
カプタイド系安定剤のみについて、上記と同様に
混合撹拌してワンパツク安定剤を得た。 (保存安定性試験) 100ccのガラスビンに実施例1〜4及び比較例
1〜4で得られたワンパツク安定剤を入れて密封
し、室温にて90日にわたりにごりの発生状態を観
察した。 表中の記号は次の評価を表わす。 〇:濁りなし ×:濁り少し ××:濁り多
し 結果を第1表に示す。
以上のアルキル錫メルカプタイド系安定剤及びポ
リオキシエチレンのエーテル化合物又はエステル
化合物の各部数を入れ、70℃にて混合撹拌してワ
ンパツク安定剤を得た。 また第1表に記載の二種以上のアルキル錫メル
カプタイド系安定剤のみについて、上記と同様に
混合撹拌してワンパツク安定剤を得た。 (保存安定性試験) 100ccのガラスビンに実施例1〜4及び比較例
1〜4で得られたワンパツク安定剤を入れて密封
し、室温にて90日にわたりにごりの発生状態を観
察した。 表中の記号は次の評価を表わす。 〇:濁りなし ×:濁り少し ××:濁り多
し 結果を第1表に示す。
【表】
実施例5〜8及び比較例5
500ccの三ツ口フラスコに、次の化合物アルキル錫メルカプタイド系安定剤
重量比
ジオクチル錫ビス(イソオクチルチオグリコレ
ート) 70 ジメチル錫ビス(イソオクチルチオグリコレー
ト) 25 モノメチル錫トリス(イソオクチルチオグリコ
レート) 5 からなる安定剤混合物99部と第2表に示されるポ
リオキシエチレンのエーテル化合物又はエステル
化合物1部を入れ、70℃にて混合撹拌してワンパ
ツク安定剤を得た。 またポリオキシエチレンのエーテル化合物又は
エステル化合物1部の代りにエチレングリコール
1部を用い、同様にしてワンパツク安定剤を得
た。 (耐熱着色性試験) 塩化ビニル樹脂(カネビニールS−1008,鐘淵
化学社製)100部、メチルメタクリレート・ブタ
ジエン・スチレン樹脂(カネエースB−11A、鐘
淵化学社製)5部、実施例5〜8又は比較例5で
得られたワンパツク安定剤2部及び滑剤(Wax
OP,ヘキスト社製)0.4部を180℃のミキシング
ロールにて混練し、耐熱着色性と粘着(分解)の
時間を観察した。 表中の数字は次の評価を表わす。 1……無色、2……微黄色、3……淡黄色、4
……黄色 結果を第2表に示す。
ート) 70 ジメチル錫ビス(イソオクチルチオグリコレー
ト) 25 モノメチル錫トリス(イソオクチルチオグリコ
レート) 5 からなる安定剤混合物99部と第2表に示されるポ
リオキシエチレンのエーテル化合物又はエステル
化合物1部を入れ、70℃にて混合撹拌してワンパ
ツク安定剤を得た。 またポリオキシエチレンのエーテル化合物又は
エステル化合物1部の代りにエチレングリコール
1部を用い、同様にしてワンパツク安定剤を得
た。 (耐熱着色性試験) 塩化ビニル樹脂(カネビニールS−1008,鐘淵
化学社製)100部、メチルメタクリレート・ブタ
ジエン・スチレン樹脂(カネエースB−11A、鐘
淵化学社製)5部、実施例5〜8又は比較例5で
得られたワンパツク安定剤2部及び滑剤(Wax
OP,ヘキスト社製)0.4部を180℃のミキシング
ロールにて混練し、耐熱着色性と粘着(分解)の
時間を観察した。 表中の数字は次の評価を表わす。 1……無色、2……微黄色、3……淡黄色、4
……黄色 結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二種以上のアルキル錫メルカプタイド系安定
剤混合物100重量部に対して、 一般式〔〕又は〔〕 RO(CH2CH2O)oH 〔〕 RCOO(CH2CH2O)oH 〔〕 (式中Rは炭素数7〜22個を有するアルキル基,
アルケニル基又はアルキルアリール基を、nは2
〜50000の整数をそれぞれ示す)で表わされる化
合物を0.01〜5重量部を添加することを特徴とす
るハロゲン含有樹脂用ワンパツク安定剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22507587A JPS6466257A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | One-pack stabilizer for halogen-containing resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22507587A JPS6466257A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | One-pack stabilizer for halogen-containing resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6466257A JPS6466257A (en) | 1989-03-13 |
| JPH0518344B2 true JPH0518344B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=16823629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22507587A Granted JPS6466257A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | One-pack stabilizer for halogen-containing resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6466257A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5527842A (en) * | 1995-03-10 | 1996-06-18 | Witco Corporation | Alkyl-thio-glycolate PVC stabilizers with added aromatic ether alcohol to prevent precipitation |
| US5567751A (en) * | 1995-06-01 | 1996-10-22 | Witco Corporation | Alkyl-tin PVC stabilizers with added aromatic ether alcohol to prevent precipitation |
| US6348517B1 (en) * | 2000-09-01 | 2002-02-19 | Oxy Services, Inc. | Preparing sterile articles from polymers containing a stabilizer based on a poly(oxyalkylene) |
Family Cites Families (8)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5147466B2 (ja) * | 1973-05-07 | 1976-12-15 | ||
| JPS5051147A (ja) * | 1973-09-07 | 1975-05-07 | ||
| JPS5338102A (en) * | 1976-09-20 | 1978-04-07 | Taiyou Kaihatsu Kk | Apparatus for regenerating water collecting pipe |
| JPS5361169A (en) * | 1976-11-11 | 1978-06-01 | Shizuo Sagawa | Method of cleaning pipe |
| US4059562A (en) * | 1977-03-21 | 1977-11-22 | Tenneco Chemicals, Inc. | Liquid stabilizer systems and vinyl halide resin compositions containing same |
| JPS5661448A (en) * | 1979-10-25 | 1981-05-26 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Vinyl resin composition having good gamma radiation resistance |
| JPS5786676A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-29 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Actuator |
| JPS585353A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-12 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 塩化ビニル系フイルムおよびその製造法 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP22507587A patent/JPS6466257A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6466257A (en) | 1989-03-13 |
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