JPH05184383A - 二重特異性抗体 - Google Patents
二重特異性抗体Info
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- JPH05184383A JPH05184383A JP3240139A JP24013991A JPH05184383A JP H05184383 A JPH05184383 A JP H05184383A JP 3240139 A JP3240139 A JP 3240139A JP 24013991 A JP24013991 A JP 24013991A JP H05184383 A JPH05184383 A JP H05184383A
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- biotin
- antibody
- antigen
- cells
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗体を化学的に処理することなく標識剤ある
いは細胞毒活性剤による標識が可能で、自由に標識剤等
を変更できる、二重特異性を有するモノクローナル抗体
を提供する。 【構成】 二つの異なる抗原に対して特異性を有する抗
体であって、該抗原の一方がビオチンまたはビオチン誘
導体であり、他方が該第一の抗原と異なる抗原である二
重特異性抗体は、ビオチンまたはビオチン誘導体に対し
て特異性を有する抗ビオチン・モノクローナル抗体産生
細胞と、ビオチンまたはビオチン誘導体以外の抗原に対
して特異性を有するモノクローナル抗体産生細胞との細
胞融合により得られる融合細胞により得られる。
いは細胞毒活性剤による標識が可能で、自由に標識剤等
を変更できる、二重特異性を有するモノクローナル抗体
を提供する。 【構成】 二つの異なる抗原に対して特異性を有する抗
体であって、該抗原の一方がビオチンまたはビオチン誘
導体であり、他方が該第一の抗原と異なる抗原である二
重特異性抗体は、ビオチンまたはビオチン誘導体に対し
て特異性を有する抗ビオチン・モノクローナル抗体産生
細胞と、ビオチンまたはビオチン誘導体以外の抗原に対
して特異性を有するモノクローナル抗体産生細胞との細
胞融合により得られる融合細胞により得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重特異性抗体に関す
るものであり、更に詳しくは、ビオチンまたはビオチン
誘導体及び該ビオチンまたはビオチン誘導体とは異なる
抗原に対して特異性を有する二重特異性抗体に関する。
るものであり、更に詳しくは、ビオチンまたはビオチン
誘導体及び該ビオチンまたはビオチン誘導体とは異なる
抗原に対して特異性を有する二重特異性抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】血液や尿などの体液中の微量物質を高感
度に測定する方法として、免疫学的測定法が医療分野、
特に診断の分野において広く利用されている。特に、1
975年、Milsteinらがマウスのミエローマ細
胞と脾臓中の抗体産生細胞との細胞融合によるモノクロ
ーナル抗体の生産方法を発表して以来、ハイブリドーマ
法によるモノクローナル抗体は、その特異性が高いこ
と、単一の抗体を比較的簡単にかつ大量に供給すること
が可能であることなどの利点を有するため、非常に注目
され、盛んに研究、利用されてきた。
度に測定する方法として、免疫学的測定法が医療分野、
特に診断の分野において広く利用されている。特に、1
975年、Milsteinらがマウスのミエローマ細
胞と脾臓中の抗体産生細胞との細胞融合によるモノクロ
ーナル抗体の生産方法を発表して以来、ハイブリドーマ
法によるモノクローナル抗体は、その特異性が高いこ
と、単一の抗体を比較的簡単にかつ大量に供給すること
が可能であることなどの利点を有するため、非常に注目
され、盛んに研究、利用されてきた。
【0003】このモノクローナル抗体をトレーサー抗体
として使用する場合には、この抗体分子にラジオアイソ
トープ、酵素あるいは蛍光物質などを化学的な処理を施
して結合させて用いている。しかし、抗体分子にこのよ
うな化学的処理を行うと、抗体分子に損傷を与え、抗体
の比活性が低下し、また抗体の安定性に影響を及ぼし、
これらがアッセイ系の安定性や感度の低下の原因となっ
ている。
として使用する場合には、この抗体分子にラジオアイソ
トープ、酵素あるいは蛍光物質などを化学的な処理を施
して結合させて用いている。しかし、抗体分子にこのよ
うな化学的処理を行うと、抗体分子に損傷を与え、抗体
の比活性が低下し、また抗体の安定性に影響を及ぼし、
これらがアッセイ系の安定性や感度の低下の原因となっ
ている。
【0004】一方、モノクローナル抗体の特異性が高い
ことを利用して、抗体分子中に二つの異なる抗原認識性
を持たせ、抗体の利用範囲を拡大する方法が研究されて
おり、このような二重特異性抗体の一方の結合親和性が
酵素を直接認識するものである抗体についてすでに報告
がなされている。しかし、この抗体は直接酵素を認識す
るものであるために、標識抗体として免疫学的診断の分
野において使用する場合には、酵素の種類、つまり標識
剤の種類に多様性をもたらせることができなかった。
ことを利用して、抗体分子中に二つの異なる抗原認識性
を持たせ、抗体の利用範囲を拡大する方法が研究されて
おり、このような二重特異性抗体の一方の結合親和性が
酵素を直接認識するものである抗体についてすでに報告
がなされている。しかし、この抗体は直接酵素を認識す
るものであるために、標識抗体として免疫学的診断の分
野において使用する場合には、酵素の種類、つまり標識
剤の種類に多様性をもたらせることができなかった。
【0005】また、医薬の分野では、抗腫瘍剤を抗体に
結合せしめて、腫瘍部位に選択的に薬剤をデリバーする
方法が研究されているが、この場合も抗腫瘍剤である化
合物と腫瘍部位を認識する抗体の双方の修飾が必要とな
るため、抗腫瘍剤化合物や抗体に悪影響を与えてしま
い、簡単に多種多様な組み合わせを作り出すことは困難
であった。
結合せしめて、腫瘍部位に選択的に薬剤をデリバーする
方法が研究されているが、この場合も抗腫瘍剤である化
合物と腫瘍部位を認識する抗体の双方の修飾が必要とな
るため、抗腫瘍剤化合物や抗体に悪影響を与えてしま
い、簡単に多種多様な組み合わせを作り出すことは困難
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のことに鑑み、広
範囲な標識剤あるいは細胞毒活性剤に適用可能であり、
安定性に優れた抗体の提供が要望されていた。
範囲な標識剤あるいは細胞毒活性剤に適用可能であり、
安定性に優れた抗体の提供が要望されていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、抗体を化学的に処理すること
なく標識剤あるいは細胞毒活性剤による標識が可能であ
り、さらに、測定系における標識剤を変更したり、癌治
療において細胞毒活性剤を変更しても広く適用可能であ
る、二重特異性を有するモノクローナル抗体を提供する
ものである。
なく標識剤あるいは細胞毒活性剤による標識が可能であ
り、さらに、測定系における標識剤を変更したり、癌治
療において細胞毒活性剤を変更しても広く適用可能であ
る、二重特異性を有するモノクローナル抗体を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る二重特異性
抗体は、ある種の抗原とビオチンまたはビオチン誘導体
の両方に特異性を有するモノクローナル抗体である。す
なわち、この二重特異性抗体とビオチン化した酵素、蛍
光物質あるいは細胞毒活性物質などとを組み合わせるこ
とによって、抗体分子を化学的に処理することなくトレ
ーサーあるいはターゲッティング剤として利用すること
を可能とし、抗体の安定性の増加、さらにはビオチン化
酵素などを異なる抗原測定系に使用したり、ビオチン化
した抗癌剤を使用して各種の抗癌剤をデリバーすること
をも可能にしたものである。
抗体は、ある種の抗原とビオチンまたはビオチン誘導体
の両方に特異性を有するモノクローナル抗体である。す
なわち、この二重特異性抗体とビオチン化した酵素、蛍
光物質あるいは細胞毒活性物質などとを組み合わせるこ
とによって、抗体分子を化学的に処理することなくトレ
ーサーあるいはターゲッティング剤として利用すること
を可能とし、抗体の安定性の増加、さらにはビオチン化
酵素などを異なる抗原測定系に使用したり、ビオチン化
した抗癌剤を使用して各種の抗癌剤をデリバーすること
をも可能にしたものである。
【0009】本発明に係る二重特異性抗体は、下記の手
順に従って作製することが可能である。
順に従って作製することが可能である。
【0010】まず、測定すべき抗原に対するモノクロー
ナル抗体産生ハイブリドーマ、及びビオチンに対するモ
ノクローナル抗体産生ハイブリドーマをそれぞれ通常の
方法に従って作製する。次に、これらハイブリドーマに
おける核酸生合成サルベージ経路のそれぞれ別の酵素を
欠損させる。すなわち抗原に対するモノクローナル抗体
産生ハイブリドーマはヒポキサンチン グアニン ホス
ホリボシル トランスフェラーゼ(HGPRT)欠損細
胞、ビオチンに対するモノクローナル抗体産生細胞はチ
ミジン キナーゼ(TK)欠損細胞とする。この2つの
異なった酵素欠損細胞をポリエチレングリコール法によ
り融合させた後、HAT培地(正常培地にヒポキサンチ
ン(10−4M)、アミノプテリン(4×10−7M)
およびチミジン(1.6×10−5M)を加えた培地)
を用いて融合細胞のみを選択する。このようにして得ら
れたハイブリッド ハイブリドーマから、クローニング
により抗原とビオチンとを同時に認識する抗体を産生し
ている細胞株を選択し、得られたモノクローナル抗体産
生株をマウス腹腔中に投与し、抗体含有腹水を作製し、
この腹水より目的とする抗体を得る。この抗体は抗原に
対する結合親和性と、ビオチンに対する結合親和性を持
つ二重特異性抗体であり、この抗体をトレーサーとして
用いて抗原の測定系を作製する。またこの抗体を腫瘍部
位等ヘの細胞毒活性をもつ化合物を運搬するためのター
ゲッティング剤として用いることもできる。上記モノク
ローナル抗体産生株は、工業技術院微生物工業技術研究
所に寄託されており、微工研菌寄第11531号(TB
HF2H6)あるいは微工研菌寄第11532号(TB
HF1H50)であるハイブリッド ハイブリドーマが
産生する抗体は、ビオチン及びヒト血清アルブミンに対
して特異性を有する二重特異性抗体で、それを用い、ビ
オチン−HRPOを標識剤として使用することにより、
ヒト血清アルブミンをEIAにより測定することができ
る。
ナル抗体産生ハイブリドーマ、及びビオチンに対するモ
ノクローナル抗体産生ハイブリドーマをそれぞれ通常の
方法に従って作製する。次に、これらハイブリドーマに
おける核酸生合成サルベージ経路のそれぞれ別の酵素を
欠損させる。すなわち抗原に対するモノクローナル抗体
産生ハイブリドーマはヒポキサンチン グアニン ホス
ホリボシル トランスフェラーゼ(HGPRT)欠損細
胞、ビオチンに対するモノクローナル抗体産生細胞はチ
ミジン キナーゼ(TK)欠損細胞とする。この2つの
異なった酵素欠損細胞をポリエチレングリコール法によ
り融合させた後、HAT培地(正常培地にヒポキサンチ
ン(10−4M)、アミノプテリン(4×10−7M)
およびチミジン(1.6×10−5M)を加えた培地)
を用いて融合細胞のみを選択する。このようにして得ら
れたハイブリッド ハイブリドーマから、クローニング
により抗原とビオチンとを同時に認識する抗体を産生し
ている細胞株を選択し、得られたモノクローナル抗体産
生株をマウス腹腔中に投与し、抗体含有腹水を作製し、
この腹水より目的とする抗体を得る。この抗体は抗原に
対する結合親和性と、ビオチンに対する結合親和性を持
つ二重特異性抗体であり、この抗体をトレーサーとして
用いて抗原の測定系を作製する。またこの抗体を腫瘍部
位等ヘの細胞毒活性をもつ化合物を運搬するためのター
ゲッティング剤として用いることもできる。上記モノク
ローナル抗体産生株は、工業技術院微生物工業技術研究
所に寄託されており、微工研菌寄第11531号(TB
HF2H6)あるいは微工研菌寄第11532号(TB
HF1H50)であるハイブリッド ハイブリドーマが
産生する抗体は、ビオチン及びヒト血清アルブミンに対
して特異性を有する二重特異性抗体で、それを用い、ビ
オチン−HRPOを標識剤として使用することにより、
ヒト血清アルブミンをEIAにより測定することができ
る。
【0011】さらに、微工研菌寄第12287号(TB
CF1H3)であるハイブリッドハイブリドーマが産生
する抗体は、ビオチン及び癌胎児性抗原(CEA)に対
して特異性を有する二重特異性抗体である。
CF1H3)であるハイブリッドハイブリドーマが産生
する抗体は、ビオチン及び癌胎児性抗原(CEA)に対
して特異性を有する二重特異性抗体である。
【0012】該ビオチンあるいはビオチン誘導体とは異
なる抗原(第二の抗原)に対するモノクローナル抗体を
産生するハイブリドーマとしては、ヒト血清アルブミン
に対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマHSA
F6H1C11,HSAF6H33C11、癌胎児性抗
原に対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマCE
AF22H5,CEA3519、エラスターゼー1に対
するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマELSF1
3H4、IgEに対するモノクローナル抗体産生ハイブ
リドーマIGEF3H22、インスリンに対するモノク
ローナル抗体産生ハイブリドーマINSF9H2、扁平
上皮癌関連抗原SCCに対するモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマSCCF1H3、TSHに対するモノク
ローナル抗体産生ハイブリドーマTSHF8H4などを
挙げることができるが、該第二の抗原に対するモノクロ
ーナル抗体産生ハイブリドーマとしては、上記のような
処理をして、二重特異性抗体を製造しうるようなもので
あれば、特に限定されずに用いることができる。
なる抗原(第二の抗原)に対するモノクローナル抗体を
産生するハイブリドーマとしては、ヒト血清アルブミン
に対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマHSA
F6H1C11,HSAF6H33C11、癌胎児性抗
原に対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマCE
AF22H5,CEA3519、エラスターゼー1に対
するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマELSF1
3H4、IgEに対するモノクローナル抗体産生ハイブ
リドーマIGEF3H22、インスリンに対するモノク
ローナル抗体産生ハイブリドーマINSF9H2、扁平
上皮癌関連抗原SCCに対するモノクローナル抗体産生
ハイブリドーマSCCF1H3、TSHに対するモノク
ローナル抗体産生ハイブリドーマTSHF8H4などを
挙げることができるが、該第二の抗原に対するモノクロ
ーナル抗体産生ハイブリドーマとしては、上記のような
処理をして、二重特異性抗体を製造しうるようなもので
あれば、特に限定されずに用いることができる。
【0013】この場合における第二の抗原としては、タ
ンパク質、ポリペプチド、多糖類、核酸及びこれらの結
合物などを挙げることができる。このようなもののうち
には、燐タンパク質、リポタンパク質、糖タンパク質、
ムコタンパク質、細菌、ウイルス、腫瘍細胞、リケッチ
アあるいはそれらの表面抗原などが挙げられる。
ンパク質、ポリペプチド、多糖類、核酸及びこれらの結
合物などを挙げることができる。このようなもののうち
には、燐タンパク質、リポタンパク質、糖タンパク質、
ムコタンパク質、細菌、ウイルス、腫瘍細胞、リケッチ
アあるいはそれらの表面抗原などが挙げられる。
【0014】このような抗原のうち、タンパク質及びポ
リペプチドとしては、ソマトトロピン、プロラクチン、
インスリン、LH−RH、ゴナドトロピンなどのホルモ
ン類、チロキシン結合グロブリン、α1−アンチトリプ
シン、α1−酸性糖タンパク質、α2−マクログロブリ
ン、アルブミンなどの血漿タンパク質、免疫グロブリン
あるいはそれらの断片、補体因子、血液凝固因子、セク
レチン、ガストリンなどの組織ホルモン類などが挙げら
れる。
リペプチドとしては、ソマトトロピン、プロラクチン、
インスリン、LH−RH、ゴナドトロピンなどのホルモ
ン類、チロキシン結合グロブリン、α1−アンチトリプ
シン、α1−酸性糖タンパク質、α2−マクログロブリ
ン、アルブミンなどの血漿タンパク質、免疫グロブリン
あるいはそれらの断片、補体因子、血液凝固因子、セク
レチン、ガストリンなどの組織ホルモン類などが挙げら
れる。
【0015】この他、癌関連抗原として知られたもの、
例えばCEA,AFP,SCC,Span−1,CA1
9−9,CA125,B72・3抗原(TAG−7
2),T抗原などをあげることができる。
例えばCEA,AFP,SCC,Span−1,CA1
9−9,CA125,B72・3抗原(TAG−7
2),T抗原などをあげることができる。
【0016】また、細胞表面のリセプターなどもあげら
れる。
れる。
【0017】さらにまた、第二の抗原としては、グラム
陽性菌、グラム陰性菌に存在する各種抗原、リケッチ
ア、マイコプラズマあるいは肝炎ウイルス、腫瘍ウイル
ス、AIDS原因ウイルスなどの各種ウイルス及びその
産生抗原が挙げられる。またこれらの抗原のうちには、
各種アルカロイド、各種ステロイド、ペニシリン系及び
セファロスポリン系抗生物質、ゲンタマイシン、カナマ
イシン、エリスロマイシン等の抗生物質、バルビツール
酸系薬物、カテコールアミン、エフェドリン等の薬物、
クロルプロマジン、アゼピン類、ビタミン類、プロスタ
グランジン類をはじめとする各種の薬剤・薬物が挙げら
れる。これらの抗原は、本発明の目的を達成しうる限
り、特に限定せずに選ぶことができ、当該分野の文献な
どにより知られているものの中から選ぶことができる。
陽性菌、グラム陰性菌に存在する各種抗原、リケッチ
ア、マイコプラズマあるいは肝炎ウイルス、腫瘍ウイル
ス、AIDS原因ウイルスなどの各種ウイルス及びその
産生抗原が挙げられる。またこれらの抗原のうちには、
各種アルカロイド、各種ステロイド、ペニシリン系及び
セファロスポリン系抗生物質、ゲンタマイシン、カナマ
イシン、エリスロマイシン等の抗生物質、バルビツール
酸系薬物、カテコールアミン、エフェドリン等の薬物、
クロルプロマジン、アゼピン類、ビタミン類、プロスタ
グランジン類をはじめとする各種の薬剤・薬物が挙げら
れる。これらの抗原は、本発明の目的を達成しうる限
り、特に限定せずに選ぶことができ、当該分野の文献な
どにより知られているものの中から選ぶことができる。
【0018】このようにして得られた二重特異性抗体
は、血液などの体液中の抗原を測定するサンドイッチ法
や、組織中の抗原を測定する組織染色法など、免疫学的
測定系に利用することができる。
は、血液などの体液中の抗原を測定するサンドイッチ法
や、組織中の抗原を測定する組織染色法など、免疫学的
測定系に利用することができる。
【0019】さらにまた抗癌剤やリシン、ジフテリアト
キシンといった細胞毒活性を有する化合物をビオチン化
し、特にはビオチンと癌関連抗原とを認識する二重特異
性抗体をそのビオチン化細胞毒活性化合物と反応せしめ
て抗体−薬物コンジュゲートを形成することができる。
こうして得られた抗体−薬物コンジュゲートはその二重
特異性抗体の認識する特定の部位、例えば腫瘍細胞への
薬物のデリバーを可能にする。こうして得られた二重特
異性抗体を利用すればただ一種の抗体を利用して種々の
薬物を運搬することが可能になる。
キシンといった細胞毒活性を有する化合物をビオチン化
し、特にはビオチンと癌関連抗原とを認識する二重特異
性抗体をそのビオチン化細胞毒活性化合物と反応せしめ
て抗体−薬物コンジュゲートを形成することができる。
こうして得られた抗体−薬物コンジュゲートはその二重
特異性抗体の認識する特定の部位、例えば腫瘍細胞への
薬物のデリバーを可能にする。こうして得られた二重特
異性抗体を利用すればただ一種の抗体を利用して種々の
薬物を運搬することが可能になる。
【0020】サンドイッチ法による抗原の測定は、以下
のように行うことができる。
のように行うことができる。
【0021】測定すべき抗原に対する抗体を不溶性担体
に結合させて得られた固相化抗体に対して、血清や尿な
どの検体を反応させた後、未反応液を洗浄除去する。次
に、測定抗原及びビオチンに対し結合親和性を有する二
重特異性抗体溶液を反応させる。さらに固相を洗浄した
後、これに酵素を結合したビオチン溶液を混合し、反応
を行う。この反応は、予め二重特異性抗体とビオチン化
酵素を混合しておき、この混合溶液を検体を反応させた
後の固相と反応させても良い。このビオチン化酵素と反
応した固相を洗浄し、基質溶液を加え酵素反応を行わせ
る。酵素反応を停止させた後、反応溶液の吸光度を測定
し、検体の代わりに標準抗原を用いて作成された標準曲
線より測定すべき抗原濃度を求めることができる。
に結合させて得られた固相化抗体に対して、血清や尿な
どの検体を反応させた後、未反応液を洗浄除去する。次
に、測定抗原及びビオチンに対し結合親和性を有する二
重特異性抗体溶液を反応させる。さらに固相を洗浄した
後、これに酵素を結合したビオチン溶液を混合し、反応
を行う。この反応は、予め二重特異性抗体とビオチン化
酵素を混合しておき、この混合溶液を検体を反応させた
後の固相と反応させても良い。このビオチン化酵素と反
応した固相を洗浄し、基質溶液を加え酵素反応を行わせ
る。酵素反応を停止させた後、反応溶液の吸光度を測定
し、検体の代わりに標準抗原を用いて作成された標準曲
線より測定すべき抗原濃度を求めることができる。
【0022】本発明の二重特異性抗体は、一方の抗原認
識部位がビオチンを認識するものであり、ビオチンは蛋
白質や核酸、その他様々な化学物質と結合することがで
きるため、標識剤として酵素に限定されることなく蛍光
物質等、種々の化合物を使用することが可能である他、
抗腫瘍剤等の種々の薬物をも用いることができる。さら
に、ビオチンはアビジンとのシステムを利用することに
より、測定系の感度を上げることも可能である。
識部位がビオチンを認識するものであり、ビオチンは蛋
白質や核酸、その他様々な化学物質と結合することがで
きるため、標識剤として酵素に限定されることなく蛍光
物質等、種々の化合物を使用することが可能である他、
抗腫瘍剤等の種々の薬物をも用いることができる。さら
に、ビオチンはアビジンとのシステムを利用することに
より、測定系の感度を上げることも可能である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0024】実施例1 抗ヒト血清アルブミン(HSA)抗体産生ハイブリドー
マの作製 HSA(Miles Inc.)50μgをフロインド
コンプリート アジュバント(ヤトロン)とでエマル
ジョンを調製し、これをBALB/cマウスの皮下に注
射した。これを2週間ごとに4回行い、さらに2週間後
にHSA50μgを生理食塩水に溶かし腹腔中に投与し
た。このマウスの脾臓細胞を3日後に摘出し、マウスミ
エローマ細胞(P3×63Ag8・U1:P3U1)と
ポリエチレングリコール法を用いて細胞融合させた。こ
の融合細胞をHAT培地で選択後、培養上清の抗HSA
抗体活性を125I標識したHSAを用いて調べ、さら
にクローニングを行い、抗HSAモノクローナル抗体産
生ハイブリドーマ(HSAF6H1C11,HSAF6
H33C11)を確立した。
マの作製 HSA(Miles Inc.)50μgをフロインド
コンプリート アジュバント(ヤトロン)とでエマル
ジョンを調製し、これをBALB/cマウスの皮下に注
射した。これを2週間ごとに4回行い、さらに2週間後
にHSA50μgを生理食塩水に溶かし腹腔中に投与し
た。このマウスの脾臓細胞を3日後に摘出し、マウスミ
エローマ細胞(P3×63Ag8・U1:P3U1)と
ポリエチレングリコール法を用いて細胞融合させた。こ
の融合細胞をHAT培地で選択後、培養上清の抗HSA
抗体活性を125I標識したHSAを用いて調べ、さら
にクローニングを行い、抗HSAモノクローナル抗体産
生ハイブリドーマ(HSAF6H1C11,HSAF6
H33C11)を確立した。
【0025】抗HSAモノクローナル抗体産生ハイブリ
ドーマを2,6,10,14−テトラメチルペンタデカ
ン(プリスタン:アルドリッチ社)処理したマウスの腹
腔中に投与し、抗体含有腹水を作製した。
ドーマを2,6,10,14−テトラメチルペンタデカ
ン(プリスタン:アルドリッチ社)処理したマウスの腹
腔中に投与し、抗体含有腹水を作製した。
【0026】産生されたモノクローナル抗体のサブクラ
スは、IgG1であった。 実施例2 ビオチンに対するモノクローナル抗体の作製 キャリア蛋白としてのウサギIgGに結合したビオチン
(VECTER Lab.)100μgをフロインド
コンプリート アジュバント(ヤトロン)とでエマルジ
ョンを調製し、これをBALB/cマウスの皮下に投与
した。これを2週間ごとに2回行い、さらに2週間後に
ウサギIgGに結合したビオチン100μgを生理食塩
水に溶かし腹腔中に投与した。このマウスの脾臓細胞を
3日後に摘出し、マウスミエローマ細胞(P3U1)と
ポリエチレングリコール法を用いて細胞融合を行った。
この融合細胞をHAT培地で選択後、培養上清の抗ビオ
チン抗体活性をホースラディッシュ パーオキシデース
を標識したビオチン[ビオチン−HRPO](VECT
ER Lab.)を用いて調べ、さらにクローニングを
行い、抗ビオチン・モノクローナル抗体産生ハイブリド
ーマを確立した。
スは、IgG1であった。 実施例2 ビオチンに対するモノクローナル抗体の作製 キャリア蛋白としてのウサギIgGに結合したビオチン
(VECTER Lab.)100μgをフロインド
コンプリート アジュバント(ヤトロン)とでエマルジ
ョンを調製し、これをBALB/cマウスの皮下に投与
した。これを2週間ごとに2回行い、さらに2週間後に
ウサギIgGに結合したビオチン100μgを生理食塩
水に溶かし腹腔中に投与した。このマウスの脾臓細胞を
3日後に摘出し、マウスミエローマ細胞(P3U1)と
ポリエチレングリコール法を用いて細胞融合を行った。
この融合細胞をHAT培地で選択後、培養上清の抗ビオ
チン抗体活性をホースラディッシュ パーオキシデース
を標識したビオチン[ビオチン−HRPO](VECT
ER Lab.)を用いて調べ、さらにクローニングを
行い、抗ビオチン・モノクローナル抗体産生ハイブリド
ーマを確立した。
【0027】これらハイブリドーマから分泌されるモノ
クローナル抗体BRIF2H15C23を選んだ。この
モノクローナル抗体のサブクラスは、IgG1であっ
た。
クローナル抗体BRIF2H15C23を選んだ。この
モノクローナル抗体のサブクラスは、IgG1であっ
た。
【0028】実施例3 サルベージ経路酵素欠損ハイブリドーマの作製 (a)抗HSA・モノクローナル抗体産生細胞のHGP
RT欠損化 対数増殖期の抗HSA・モノクローナル抗体産生ハイブ
リドーマ(HSAF6H1C11,HSAF6H33C
11)をMNNG(N−メチル−N’−ニトローN−ニ
トロソグアニジン)を1μg/ml含む培地で3時間培
養し、変異原処理を行った。変異原処理後、2日間通常
の培地で細胞を増殖させた後、8−アザグアニンを20
μg/ml添加した培地で培養を行った。この8−アザ
グアニン添加培地で増殖可能な細胞(8−アザグアニン
耐性細胞)の一部をHAT倍地中で培養し増殖しなかっ
た細胞(サルベージ経路が働いていない細胞)を選ん
だ。さらにELISA法でHSAに対し抗体活性のある
細胞を選び、この細胞とHGPRT欠損マウスミエロー
マ細胞(P3U1)とをポリエチレングリコール法によ
り細胞融合を行った。この融合細胞のうち、HAT培地
中で増殖不可能な細胞(HSAF6H1G,HSAF6
H33J)を選んだ。8−アザグアニン耐性細胞株がH
AT培地中で増殖不可能であることと、P3U1細胞と
融合させてもHAT培地中で増殖可能とならないことか
ら、この8−アザグアニン耐性細胞はHGPRT欠損細
胞であることが確認された。
RT欠損化 対数増殖期の抗HSA・モノクローナル抗体産生ハイブ
リドーマ(HSAF6H1C11,HSAF6H33C
11)をMNNG(N−メチル−N’−ニトローN−ニ
トロソグアニジン)を1μg/ml含む培地で3時間培
養し、変異原処理を行った。変異原処理後、2日間通常
の培地で細胞を増殖させた後、8−アザグアニンを20
μg/ml添加した培地で培養を行った。この8−アザ
グアニン添加培地で増殖可能な細胞(8−アザグアニン
耐性細胞)の一部をHAT倍地中で培養し増殖しなかっ
た細胞(サルベージ経路が働いていない細胞)を選ん
だ。さらにELISA法でHSAに対し抗体活性のある
細胞を選び、この細胞とHGPRT欠損マウスミエロー
マ細胞(P3U1)とをポリエチレングリコール法によ
り細胞融合を行った。この融合細胞のうち、HAT培地
中で増殖不可能な細胞(HSAF6H1G,HSAF6
H33J)を選んだ。8−アザグアニン耐性細胞株がH
AT培地中で増殖不可能であることと、P3U1細胞と
融合させてもHAT培地中で増殖可能とならないことか
ら、この8−アザグアニン耐性細胞はHGPRT欠損細
胞であることが確認された。
【0029】(b)抗ビオチン・モノクローナル抗体産
生細胞のTK欠損化 対数増殖期の抗ビオチン・モノクローナル抗体産生ハイ
ブリドーマ(BRIF2H15C23)をMNNG1μ
g/ml含む培地で3時間培養し、変異原処理を行っ
た。変異原処理後、2日間通常の培地で細胞を増殖させ
た後、5−ブロモ−2’−デオキシウリジン(Bud
R:シグマ B−5002)を30μg/ml添加した
培地で培養した。このBudR添加培地で増殖可能な細
胞(BudR耐性細胞)の一部をHAT培地中で培養し
増殖しなかった細胞(サルベージ経路が働いていない細
胞)を選んだ。さらにELISA法でビオチンに対し抗
体活性である細胞を選び、これとP3U1細胞とをPE
G法により細胞融合させ、HAT培地で増殖可能な細胞
(BRIF2H15B1)を選んだ。BudR耐性細胞
がTK欠損細胞であれば、HGPRT欠損細胞であるP
3U1細胞との融合細胞は、お互いの欠損酵素を補って
HAT培地中で増殖可能となる。得られた融合細胞はH
AT培地中で増殖が確認され、このBudR耐性細胞が
TK欠損細胞であることが確認された。 実施例4 二重特異性抗体(TBHF1)の作製 実施例3(a)で作製したハイブリドーマHSAF6H
1G(HGPRT−)と、実施例3(b)で作製したハ
イブリドーマBRIF2H15B1(TK−)のそれぞ
れ1.1×107細胞とをポリエチレングリコール法に
より細胞融合を行った。融合後、HAT培地中で培養し
細胞増殖をした融合細胞を選び出し、この融合細胞の培
養上清のHSAとビオチンへの抗体活性をELISA法
を用いて調べた。次に、この抗体をHSAを固相化した
ELISAプレートに反応させ、これにビオチン−HR
POを反応させた。固相上のHRPO活性をo−フエニ
レンジアミンとH2O2を用いて測定した。抗体活性測
定後、二重特異性抗体活性のある融合細胞のクローニン
グを行い、ハイブリッド ハイブリドーマ(表1)を確
立した。
生細胞のTK欠損化 対数増殖期の抗ビオチン・モノクローナル抗体産生ハイ
ブリドーマ(BRIF2H15C23)をMNNG1μ
g/ml含む培地で3時間培養し、変異原処理を行っ
た。変異原処理後、2日間通常の培地で細胞を増殖させ
た後、5−ブロモ−2’−デオキシウリジン(Bud
R:シグマ B−5002)を30μg/ml添加した
培地で培養した。このBudR添加培地で増殖可能な細
胞(BudR耐性細胞)の一部をHAT培地中で培養し
増殖しなかった細胞(サルベージ経路が働いていない細
胞)を選んだ。さらにELISA法でビオチンに対し抗
体活性である細胞を選び、これとP3U1細胞とをPE
G法により細胞融合させ、HAT培地で増殖可能な細胞
(BRIF2H15B1)を選んだ。BudR耐性細胞
がTK欠損細胞であれば、HGPRT欠損細胞であるP
3U1細胞との融合細胞は、お互いの欠損酵素を補って
HAT培地中で増殖可能となる。得られた融合細胞はH
AT培地中で増殖が確認され、このBudR耐性細胞が
TK欠損細胞であることが確認された。 実施例4 二重特異性抗体(TBHF1)の作製 実施例3(a)で作製したハイブリドーマHSAF6H
1G(HGPRT−)と、実施例3(b)で作製したハ
イブリドーマBRIF2H15B1(TK−)のそれぞ
れ1.1×107細胞とをポリエチレングリコール法に
より細胞融合を行った。融合後、HAT培地中で培養し
細胞増殖をした融合細胞を選び出し、この融合細胞の培
養上清のHSAとビオチンへの抗体活性をELISA法
を用いて調べた。次に、この抗体をHSAを固相化した
ELISAプレートに反応させ、これにビオチン−HR
POを反応させた。固相上のHRPO活性をo−フエニ
レンジアミンとH2O2を用いて測定した。抗体活性測
定後、二重特異性抗体活性のある融合細胞のクローニン
グを行い、ハイブリッド ハイブリドーマ(表1)を確
立した。
【0030】このハイブリッド ハイブリドーマをプリ
スタン処理したBALB/cマウスの腹腔中に投与し、
抗体含有腹水を作製した。この腹水中のIgG1濃度は
2.4〜13mg/mlであった。
スタン処理したBALB/cマウスの腹腔中に投与し、
抗体含有腹水を作製した。この腹水中のIgG1濃度は
2.4〜13mg/mlであった。
【0031】
【表1】 実施例5 二重特異性抗体(TBHF2)の作製 HSAF6H33J(HGPRT−)とBRIF2H1
5B1(TK−)のそれぞれ3.2×105細胞を実施
例4の二重特異性抗体(TBHF1)の作製と同様にポ
リエチレングリコール法で細胞融合を行った。この融合
細胞をHAT培地で選択後、二重特異性抗体活性を測定
し、さらにクローニングを行って、ハイブリッド ハイ
ブリドーマ(表2)を確立した。
5B1(TK−)のそれぞれ3.2×105細胞を実施
例4の二重特異性抗体(TBHF1)の作製と同様にポ
リエチレングリコール法で細胞融合を行った。この融合
細胞をHAT培地で選択後、二重特異性抗体活性を測定
し、さらにクローニングを行って、ハイブリッド ハイ
ブリドーマ(表2)を確立した。
【0032】このハイブリッド ハイブリドーマをプリ
スタン処理したBALB/cマウスの腹腔中に投与し、
抗体含有腹水を作製した。この腹水中のIgG1濃度は
1.6〜11mg/mlであった。
スタン処理したBALB/cマウスの腹腔中に投与し、
抗体含有腹水を作製した。この腹水中のIgG1濃度は
1.6〜11mg/mlであった。
【0033】
【表2】 実施例6 二重特異性抗体を用いたHSAサンドイッチ法EIA 抗HSA.モノクローナル抗体HSAF6H1を固相化
(2μg/bead)したビーズに、HSA希釈溶液
(1000,300,100,30,10ng/ml)
100μl及び50mMリン酸緩衝液200μlを室温
で3時間反応させた。これを精製水で2回洗浄した後、
二重特異性抗体TBHF2H6腹水希釈溶液100μl
及び50mMリン酸緩衝液200μlを4℃で一晩反応
させた。精製水で2回洗浄後、さらにビオチン−HRP
O希釈溶液(1×106)300μlを室温で3時間反
応させた。精製水で2回洗浄後、ビーズを反応用試験管
に移し、基質溶液(o−フェニレンジアミン、H
2O2)300μlを加え、室温で15分間インキュベ
ート後、1N硫酸1000μlで反応を停止させ、反応
溶液の490nmにおける吸光度を測定した。このよう
にして得られた結果を図1に示した。
(2μg/bead)したビーズに、HSA希釈溶液
(1000,300,100,30,10ng/ml)
100μl及び50mMリン酸緩衝液200μlを室温
で3時間反応させた。これを精製水で2回洗浄した後、
二重特異性抗体TBHF2H6腹水希釈溶液100μl
及び50mMリン酸緩衝液200μlを4℃で一晩反応
させた。精製水で2回洗浄後、さらにビオチン−HRP
O希釈溶液(1×106)300μlを室温で3時間反
応させた。精製水で2回洗浄後、ビーズを反応用試験管
に移し、基質溶液(o−フェニレンジアミン、H
2O2)300μlを加え、室温で15分間インキュベ
ート後、1N硫酸1000μlで反応を停止させ、反応
溶液の490nmにおける吸光度を測定した。このよう
にして得られた結果を図1に示した。
【0034】実施例7 抗CEA・モノクローナル抗体産生細胞のHGPRT欠
損化 抗CEA・モノクローナル抗体産生ハイブリドーマであ
るCEA3519株を実施例3(a)と同様に処理し
て、ヒポキサンチン・グアニン・ホスホリボシルトラン
スフェラーゼ(HGPRT)欠損株を作製した。CEA
3519株を使用して8−アザグアニン耐性で且つHA
T感受性細胞を20種得た。
損化 抗CEA・モノクローナル抗体産生ハイブリドーマであ
るCEA3519株を実施例3(a)と同様に処理し
て、ヒポキサンチン・グアニン・ホスホリボシルトラン
スフェラーゼ(HGPRT)欠損株を作製した。CEA
3519株を使用して8−アザグアニン耐性で且つHA
T感受性細胞を20種得た。
【0035】実施例8 抗CEA二重特異性抗体の作製 CEA3519株から実施例7に従って作製されたHA
T感受性細胞のうちの一つA2株と実施例3(b)で作
製されたTK欠損株BRIF2H15B1細胞とを、実
施例4あるいは5と同様にして処理した。各細胞は2.
8×106個づつを用い、1:1で融合し、400個の
ウェル中に播いた。その結果、18個のウェル中に細胞
の増殖が認められた。HATスクリーニングでCEAと
ビオチンとの両方に対する抗体活性を持つものを、選別
し、2回のさらなるスクリーニング処理を施して、4種
のクローン即ちH3,H4,H5,H6,の各クローン
を確立(ここで得られたものをTBCF1細胞と称し
た。)し、そのうちH3,H4及びH5のクローンはマ
ウス腹水化処理した。この操作も実施例4及び5に準じ
て行った。
T感受性細胞のうちの一つA2株と実施例3(b)で作
製されたTK欠損株BRIF2H15B1細胞とを、実
施例4あるいは5と同様にして処理した。各細胞は2.
8×106個づつを用い、1:1で融合し、400個の
ウェル中に播いた。その結果、18個のウェル中に細胞
の増殖が認められた。HATスクリーニングでCEAと
ビオチンとの両方に対する抗体活性を持つものを、選別
し、2回のさらなるスクリーニング処理を施して、4種
のクローン即ちH3,H4,H5,H6,の各クローン
を確立(ここで得られたものをTBCF1細胞と称し
た。)し、そのうちH3,H4及びH5のクローンはマ
ウス腹水化処理した。この操作も実施例4及び5に準じ
て行った。
【0036】実施例9 実施例8で得られたTBCF1H3クローンから得られ
たTBCF1H3抗体(マウス腹水の希釈液で、SRI
Dによる抗体濃度200μg/ml)をもちいてCEA
のサンドイッチ法EIAを行った。
たTBCF1H3抗体(マウス腹水の希釈液で、SRI
Dによる抗体濃度200μg/ml)をもちいてCEA
のサンドイッチ法EIAを行った。
【0037】CEA4230抗体を固相化したビーズ1
個を0,4,10,40,200及び500ng/ml
の希釈列のCEA溶液100μl及び緩衝液200μl
とからなる液中に入れ、室温で3時間撹拌しながら反応
させた。精製水で3回洗浄した後上記TBCF1H3抗
体(200μg/ml)100μl及び緩衝液200μ
lを加えた。4℃で15時間反応せしめ、精製水で3回
洗浄した。
個を0,4,10,40,200及び500ng/ml
の希釈列のCEA溶液100μl及び緩衝液200μl
とからなる液中に入れ、室温で3時間撹拌しながら反応
させた。精製水で3回洗浄した後上記TBCF1H3抗
体(200μg/ml)100μl及び緩衝液200μ
lを加えた。4℃で15時間反応せしめ、精製水で3回
洗浄した。
【0038】次にビオチン−HRPO溶液を300μl
加え、室温で3時間撹拌しながら反応させた後、3回精
製水で洗浄した。ビーズを反応用試験管に移し、o−フ
ェニレンジアミンを含有する基質溶液300μlを加え
た後、室温で30分間反応させ、1N硫酸1000μl
を加え反応を停止させ、492nmにおける吸光度を測
定した。なお、ここで用いられた緩衝液は50mMリン
酸緩衝液(1%BSA,pH7.4)であった。
加え、室温で3時間撹拌しながら反応させた後、3回精
製水で洗浄した。ビーズを反応用試験管に移し、o−フ
ェニレンジアミンを含有する基質溶液300μlを加え
た後、室温で30分間反応させ、1N硫酸1000μl
を加え反応を停止させ、492nmにおける吸光度を測
定した。なお、ここで用いられた緩衝液は50mMリン
酸緩衝液(1%BSA,pH7.4)であった。
【0039】ここでえられたCEAの標準曲線を図2に
示した。
示した。
【0040】
【発明の効果】本発明における二重特異性抗体は、ビオ
チン化した酵素や蛍光物質などと組み合わせることによ
って、従来の化学的手法により酵素や蛍光物質を結合さ
せた標識抗体の代わりに使用することが可能であって、
抗体分子を化学的に処理することなくトレーサートとし
て使用することができるので、製造効率の向上、安定性
の増加、さらにはビオチン化酵素などを異なる抗原の測
定系に共通試薬として用いることができるなどの利点を
有する。
チン化した酵素や蛍光物質などと組み合わせることによ
って、従来の化学的手法により酵素や蛍光物質を結合さ
せた標識抗体の代わりに使用することが可能であって、
抗体分子を化学的に処理することなくトレーサートとし
て使用することができるので、製造効率の向上、安定性
の増加、さらにはビオチン化酵素などを異なる抗原の測
定系に共通試薬として用いることができるなどの利点を
有する。
【図1】本発明のハイブリッド ハイブリドーマが分泌
するモノクローナル抗体を使用して作成されたHSAの
サンドイッチ法EIAの標準曲線を示したものである。
するモノクローナル抗体を使用して作成されたHSAの
サンドイッチ法EIAの標準曲線を示したものである。
【図2】実施例9で得られたCEAのサンドイッチ法E
IAの標準曲線を示す。
IAの標準曲線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/53 U 8310−2J 33/531 A 8310−2J 33/574 E 9015−2J 33/577 B 9015−2J (C12P 21/08 C12R 1:91)
Claims (6)
- 【請求項1】 二つの異なる抗原に対して特異性を有す
る抗体であって、該抗原の一方がビオチンまたはビオチ
ン誘導体であり、他方が該第一の抗原と異なる抗原であ
ることを特徴とする二重特異性抗体。 - 【請求項2】 ビオチンまたはビオチン誘導体に対して
特異性を有する抗ビオチン・モノクローナル抗体産生細
胞と、ビオチンまたはビオチン誘導体以外の抗原に対し
て特異性を有するモノクローナル抗体産生細胞との融合
細胞により産生されることを特徴とする請求項1に記載
の二重特異性抗体。 - 【請求項3】 該第一の抗原と異なる抗原が、タンパク
質、多糖類、核酸及びこれらの結合物である、請求項1
または2に記載の二重特異性抗体。 - 【請求項4】 該第一の抗原と異なる抗原が、ヒト血清
アルブミン、癌胎児性抗原、エラスターゼ−1、Ig
E、インスリン、扁平上皮癌関連抗原(SCC)、TS
Hである、請求項1または2に記載の二重特異性抗体。 - 【請求項5】 融合細胞TBHF1H50[(受託番
号)微工研菌寄第11532号]、TBHF2H6
[(受託番号)微工研菌寄第11531号]あるいはT
BCF1H3[(受託番号)微工研菌寄第12287
号]が分泌する請求項1または2に記載の二重特異性抗
体。 - 【請求項6】 ビオチン誘導体がビオチン化酵素あるい
はビオチン化した蛍光物質である請求項1ないし4のい
ずれかに記載の二重特異性抗体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240139A JPH05184383A (ja) | 1990-06-19 | 1991-06-17 | 二重特異性抗体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-158817 | 1990-06-19 | ||
| JP15881790 | 1990-06-19 | ||
| JP3240139A JPH05184383A (ja) | 1990-06-19 | 1991-06-17 | 二重特異性抗体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184383A true JPH05184383A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=26485819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3240139A Pending JPH05184383A (ja) | 1990-06-19 | 1991-06-17 | 二重特異性抗体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184383A (ja) |
Cited By (21)
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| EP2289944A2 (en) | 2003-10-10 | 2011-03-02 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Bispecific antibody substituting for functional proteins |
| EP2311945A1 (en) | 2003-10-14 | 2011-04-20 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Bispecific antibodies substituting for functional proteins |
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| US11046784B2 (en) | 2006-03-31 | 2021-06-29 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Methods for controlling blood pharmacokinetics of antibodies |
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| US11649262B2 (en) | 2015-12-28 | 2023-05-16 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Method for promoting efficiency of purification of Fc region-containing polypeptide |
| US12168697B2 (en) | 2015-12-25 | 2024-12-17 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Bispecific antibodies which bind blood coagulation factor VIII and have enhanced activity, and methods of use thereof for treating bleeding and associated conditions |
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-
1991
- 1991-06-17 JP JP3240139A patent/JPH05184383A/ja active Pending
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