JPH0518604B2 - - Google Patents

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JPH0518604B2
JPH0518604B2 JP1138538A JP13853889A JPH0518604B2 JP H0518604 B2 JPH0518604 B2 JP H0518604B2 JP 1138538 A JP1138538 A JP 1138538A JP 13853889 A JP13853889 A JP 13853889A JP H0518604 B2 JPH0518604 B2 JP H0518604B2
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filter cloth
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cloths
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JP1138538A
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Haruo Hamazaki
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Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0518604B2 publication Critical patent/JPH0518604B2/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、フイルタプレスに係り、特に、濾板
開枠時に、化濾布に振動を発生させて、ケークを
該各濾布から落下させるようにしたフイルタプレ
スに関する。
【従来の技術】
従来のフイルタプレスとしては、たとえば、枠
部と該枠部の内側の濾過床とからなる濾板が複数
並設され、該各濾板の両側に、それぞれ1本の濾
布吊り棒によつて該各濾板の両面に大略平行とな
るように吊り下げられた濾布が配置されているも
のがある。また、このフイルタプレスにおいて
は、上記各濾板の濾過床の大略中央部には原液供
給穴が形成される一方、該原液供給穴に対応して
上記各濾布には原液供給口が形成され、各濾板の
両側に配置される2つの濾布の各原液供給口はた
とえば管状連結布の各端部に縫着されることによ
り互いに連結されている。これにより、上記各濾
布の原液供給口は上記各濾板の原液供給穴に対し
て位置決めされている。 上記フイルタプレスにおいては、濾過終了後、
濾板開枠時にたとえば振動付与装置により上記各
濾布の濾布吊り棒に振動を与え、従つて、該各濾
布に振動を与えて、該各濾布に付着したケークを
落下させるようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の従来のフイルタプレスにあつ
ては、上記各濾布が上記1本の濾布吊り棒によつ
て吊り下げられているため、該濾布吊り棒に振動
が与えられると、該各濾布の上端部より下方に向
かつて振動が伝わつていく。ところが、上記各濾
布の原液供給口が上記各濾板の原液供給穴に対し
て位置決めされているため、該原液供給口の周囲
において上記振動を減少させ、該原液供給口より
下方の濾布にまで振動が伝わりにくい。従つて、
濾板開枠時に上記濾布吊り棒に振動を付与して
も、上記各濾布の上記原液供給口より上部におい
ては上記ケークが落下するが、該各濾布の上記原
液供給口より下部においては該ケークが落下しに
くいという問題がある。 本発明は上述のごとき問題点に鑑み、これらを
有効に解決すべく創案されたものである。従つ
て、その目的は、濾過終了後、濾板開枠時に各濾
布の全体にわたつて振動を発生させて、従来のフ
イルタプレスに比べて、該各濾布の全体からケー
クをより効果的に落下させるようにしたフイルタ
プレスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るフイルタプレスは、従来技術の問
題点を解決し、その目的を達成するために以下の
ように達成されている。 即ち、枠部を有する濾板が複数並設され、該各
濾板の両面に、該各濾板に枠部内の濾過部分に対
応する部分に原液供給口を有する濾布をそれぞれ
配置し、かつ、両原液供給口が互いに連通される
ようにしたフイルタプレスにおいて、上記各濾板
の上方に、上記各濾布の上端部の一端側の第1所
定部分と他端側の第2所定部分とをそれぞれ支持
するための一対の第1濾布支持部材を設け、か
つ、該一対の第1濾布支持部材がそれぞれ上下方
向に対して垂直な面内で回動自在に支持されるよ
うにしている。 上記構成において、上記各濾板は上記枠部のみ
からなる中空体よりなるものであつてもよい。 また、上記各濾板は上記枠部の内側に、原液供
給穴を有する濾過床を備えてなるものであつても
よい。 また、上記一対の第1濾布支持部材が、上記各
濾板の上端部に、同軸にかつ回動自在に軸支され
ていてもよい。 また、上記各濾板の下端部に、上記各濾布の下
端部の一端側の第3所定部分と他端側の第4所定
部分とをそれぞれ支持するための一対の第2濾布
支持部材をさらに設け、第一対の第2濾布支持部
材が同軸にかつそれぞれ上下方向に垂直な面内で
回動自在に軸支され、かつ、該一対の第2濾布支
持部材の回転軸心と上記各濾板の上端部に設けら
れた一対の第1濾布支持部材の回転軸心とが大略
一致するようにしてもよい。 また、上記各濾板の上端部に設けられた各第1
濾布支持部材が回転軸に取り付けられ、該回転軸
が、該各濾板の上端部に配置されたバネを介し
て、該各濾板に回動自在に支持されていてもよ
い。
【作用・発明の効果】
本発明に係るフイルタプレスによれば、濾過終
了後、濾板開枠時に上記各濾布から次のようにケ
ークが落下させられる。すなわち、濾板閉枠時に
は上記各濾布は隣接する一対の濾板間に挟まれて
緊張状態にあるが、濾板開枠時には、濾板の開枠
に伴う振動が該濾板より上記各第1濾布支持部材
に伝達され、または、所定の振動装置の駆動によ
り、各第1濾布支持部材がその回転軸回りに回転
をし始め、各濾布において、第1所定部分と第2
所定部分が上記回転軸回りに接近し、または、離
れるように移動する。従つて、上記各第1濾布支
持部材の回転により、各濾布の全体に新たに振動
を生ぜしめ、また、上記濾板開枠時に上記各濾布
に生じていた振動をさらに増長させて濾布全体を
振動させ、該濾布からケークを剥離させて該濾布
から該ケークを落下させる。それ故、上記各濾布
の上記原液供給口より下部においても振動が充分
に伝達され、該下部から上記ケークが落下する。 従つて、本発明に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾布を上記一対の第1濾布支持部材に
より回動させるように上記各濾板に支持したの
で、濾過終了後、濾板開枠時に、上記各濾布の全
体にわたつた振動を生じさせることができ、従来
のフイルタプレスに比べて、該各濾布の上記ケー
クに対する剥離作用が増大し、該各濾布の全体に
付着したケークを該各濾布より効果的に落下させ
ることができる。 また、本発明に係るフイルタプレスによれば、
上記各濾板が枠部のみからなる中空体よりなる場
合には、上記各濾布が該枠部の濾過床部分に当接
することにより該各濾布の振動が減衰することが
ないため、さらに効果的に該各濾布に付着したケ
ークを該各濾布より落下させることができる。 また、本発明に係るフイルタプレスによれば、
上記各濾板が上記枠部の内側に上記濾過床を備え
て上記各濾布の原液供給口が該各濾板の原液供給
穴に対して位置決めされているタイプであつて
も、濾板開枠時に、該各濾布の上端部の一端側及
び他端側の所定部分にのいて振動を発生させ、ま
た、上記濾板開枠時に該各濾布に生じていた振動
をさらに増長させて、該振動を該原液供給口の周
囲部分にまですなわち該原液供給口より下部にま
で、さらに全体に伝えることができるため、従来
のフイルタプレスの同じタイプのものに比べて、
各濾布の全体からより効果的に上記ケークを落下
させることができる。 また、本発明に係るフイルタプレスによれば、
上記一対の第1濾布支持部材が、上記各濾板の上
端部に、同時にかつ回動自在に軸支されている場
合には、濾過終了後、濾板開枠時に、上記各濾布
の上端部の該一対の第1濾布支持部材の回転軸心
の一端側及び他端側の両側に、従つて、該各濾布
の上端部の全体にわたつて振動を伝達させること
ができる。それ故、上記一対の第1濾布支持部材
が非同軸に軸支されているのに比べて、この振動
をより効果的に上記各濾布の全体に伝えることが
でき、そり効果的に上記ケークを該各濾布から落
下させることができる。 また、本発明に係るフイルタプレスによれば、
上記各濾板の下端部に、同軸にかつそれぞれ上下
方向に垂直な面内で回動自在に軸支された上記一
対の第2濾布支持部材をさらに設け、かつ、該一
対の第2濾布支持部材の回転軸心と上記一対の第
1濾布支持部材の回転軸心とが大略一致するよう
にした場合には、濾過終了後、濾板開枠時には、
上記各濾布の上端部及び下端部の両方において、
全体にわたつて振動を発生させることができる。
従つて、上記各濾板の上方にのみ一対の濾布支持
部材を設けるのに比べて、より効果的に上記各濾
布の全体にわたつて振動を発生させることがで
き、従つて、該各濾布の全体からより効果的に上
記ケークを落下させることができる。 また、本発明に係るフイルタプレスによれば、
上記各第1濾布支持部材が回転軸に取り付けら
れ、該回転軸が、該各濾板の上端部に配置されバ
ネを介して、該各濾板に回動自在に支持されてい
る場合には、濾過終了後、濾板開枠時に、該各回
転軸を上記バネの軸方向沿いにたたくことによ
り、各第1濾布支持部材に強制的に振動を付与す
ることができ、各濾布に大きな振動を付与するこ
とができる。従つて、各第1濾布支持部材に強制
的に振動を付与しない場合に比べて、上記各濾布
から上記ケークをより効果的に落下させることが
できる。
【実施例】
以下に、本発明に係るフイルタプレスの好適な
実施例について第1〜第9図を参照して説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例に係るフイルタプ
レスの要部斜視図である。本実施例に係るフイル
タプレスにあつては、前後スタンド(図示せず)
間の両側にサイドビーム(図示せず)が配置さ
れ、該前後スタンド間には、上下方向に対して垂
直な左右両側面に固定された各把手16が該各サ
イドビームに前後動自在に支持された濾板6が多
数並設されている。各濾板6の前後には、各濾布
1;9が、該各濾板6の上端面に軸支された一対
の濾布支持棒2,3、及び、該各濾板6の下端面
に軸支された一対の濾布支持棒4,5を介してそ
れぞれ吊り支持されている。また、上記前後スタ
ンド間には、前部スタンドとの間にすべての濾板
6,…,6を挟み込みかつこれらの濾板6,…,
6を前後動させる可動板(図示せず)が配置され
ている。本実施例に係るフイルタプレスにおいて
は、濾過終了後、濾板開枠時に、上記各濾板6の
上端面に軸支された上記一対の濾布支持棒2,
3、及び、該各濾板6の下端面に軸支された上記
一対の濾布支持棒4,5が回動し、上記各濾布
1;9の上下両端部の一端側及び他端側所定部分
に振動を発生させ、また、上記濾板開枠時に該各
濾布1;9に生じていた振動をさらに増長させ
て、該振動が該各濾布1;9の全体に伝わつて、
該各濾布1;9に付着したケークが該各濾布1;
9より落下するようになつている。 また、上記各濾板6は、枠部6aと該枠部6a
の内側に固定された濾過床6bとからなつてお
り、該濾過床6bの中央部よりやや下方には原液
供給穴6cが形成されている。 上記各濾板6の上下両端面の上記原液供給穴6
cの上下方向両側には、それぞれ一対の濾布支持
棒2,3;4,5が、動軸に回動自在にかつ第2
図に示すように平面大略「X」字状に交差するよ
うに軸支されている。上記各濾板6の上端面に軸
支された一対の濾布支持棒2,3の回転軸心と、
該各濾板6の下端面に軸支された一対の濾布支持
棒4,5の回転軸心とは大略一致させられてい
る。 第6及び第8図に示すように、上記一対の濾布
1;9の上端部を支持する一対の濾布支持棒2,
3は、上記各濾板6の上端面の第6及び第8図中
で左右方向沿いの中央部に固定された長尺な第1
円筒部材7の側面に形成された一対の切り欠き7
c,7c内に貫通させられて、該第1円筒部材7
内で上下方向に対して垂直な面内で回動自在に軸
支されている。また、上記一対の濾布1;9の下
端部を支持する一対の濾布支持棒4,5は、上記
各濾板6の下端面の上記左右方向沿いの中央部に
固定された短尺な第2円筒部材8の側面に形成さ
れた一対の切り欠き8a,8a内に貫通させられ
て、該第2円筒部材8内で上下方向に対して垂直
な面内で回動自在に軸支されている。 ここで、上記一対の濾布支持棒2,3が上記第
1円筒部材7内で軸支されている構造について詳
しく述べる。第9図に示すように、上記第1円筒
部材7の下端部7bの内側には濾板上端面の突起
13との間にコイルバネ12の下部が嵌め込まれ
ており、該コイルバネ12の上部には、上記一対
の濾布支持棒のうち下側の濾布支持棒3の回転軸
11が、該回転軸11の下端部に形成された小径
の円柱状第1突出部11cを該コイルバネ12の
上端部の内側に挿入した状態で載置されている。
この濾布支持棒3は、この回転軸11を左右方向
沿いに貫通する貫通穴11a内に遊嵌・貫通させ
られ、該回転軸11に対して、無頭ねじ15によ
り、該無頭ねじ15の軸心回りにわずかに揺動可
能に取り付けられている。さらに、上記回転軸1
1上には、上記一対の濾布支持棒のうち上側の濾
布支持棒2の回転軸10が、該回転軸10の下端
部に形成された盲穴10b内に回転軸11の上端
部に形成された小径の円柱状第2突出部11bを
遊嵌・挿入した状態で、かつ、独立して相互に回
転可能に、載置されている。この濾布支持棒2
は、この回転軸10を左右方向沿いに貫通する貫
通穴10a内に遊嵌・貫通させられ、該第2回転
軸10に対して、無頭ねじ14により、該無頭ね
じ14の軸心回りわずかに揺動可能に取り付けら
れている。尚、上記第1円筒部材7の上端部7a
の前面には、それぞれ上記無頭ねじ14,15を
挿入して締め付けたり又は緩めて取り出したりす
るための2つの穴7d,7eが設けられている。
従つて、上記2つの回転軸11,10は、上記第
1円筒部材7の上端部7a内でそれぞれ回転軸軸
心回りに回転可能となり、それ故、上記一対の濾
布支持棒2,3はそれぞれ上下方向に垂直な面内
で同軸に回動自在となり、しかも、該一対の濾布
支持棒2,3は互いに相対的な回転が可能とな
る。尚、上記第1円筒部材7の上端面は開口して
おり、濾過終了後、濾板開枠時に、たとえばハン
マ部材等で上記一対の濾布支持棒のうち上側の濾
布支持棒2の回転軸10の上面をたたけるように
なつている。 また、第8図に示すように、上記第2円筒部材
8内には、上記一対の濾布支持棒4,5それぞれ
の回転軸16,17が嵌め込まれており、また、
該一対の濾布支持棒4,5は、上記一対の濾布支
持棒2,3がそれぞれの回転軸10,11に取り
付けられるのと同様に、無頭ねじ18,19によ
つてそれぞれの回転軸16,17に取り付けられ
ている。これにより、これらの一対の濾布支持棒
4,5はそれぞれ上下方向に垂直な面内で同軸に
回動自在となり、しかも、該一対の濾布支持棒
4,5は互いに相対的な回転が可能となる。尚、
これらの一対の濾布支持棒4,5の回転軸16,
17と上記濾板6の下端面との間にはバネは介在
させられていない。また、これらの回転軸16,
17は上記濾板6から下方に落下しないように公
知の手段で抜け止めされている。 一方、上記各濾布1;9には、上記各濾板6の
原液供給穴6cに対応して原液供給口1a;9a
が形成されている。上記各濾布1;9の上下両端
部の一端側及び他端側の所定部分1c,1b,1
d,1e;9c,9b,9d、は、上記各濾布支
持棒2,3,4,5の各端部により吊り支持され
ている。 第4及び第5図に示すように、上記一対の濾布
1;9の各原液供給口1a;9aは、その周囲部
分が円筒状連結布14の各端部に縫着されること
により、互いに連結されている。また、この連結
布14は上記各濾板6の原液供給穴6c内を貫通
させられ、これにより上記一対の濾布1;9の各
原液供給口1a;9aは該各濾板6の原液供給穴
6cに対して位置決めされる。尚、第5図中に
は、二点鎖線で上記一対の濾布1;9の間に配置
される濾板6の左右方向沿いの中央における縦断
面を示している。 また、第3図に示すように、上記各濾板6の前
後方向側に配置される一対の濾布のうち一方の濾
布1の上端部の中央部より第3図中で左側の部分
は、該中央部よりわずかに上方にまで延び、その
先端部は筒状に形成され、この第1筒部が本実施
例に係る第1所定部分1cをなす。一方、上記濾
布1の上端部の中央部より第3図中で右側の部分
は、上記第1所定部分1cよりさらに上方にまで
延び、その先端部が筒状に形成され、この第2筒
部が本実施例に係る第2所定部分1bをなす。ま
た、上記濾布1の下端部の中央部より第3図中で
右側の部分は、該中央部よりわずかに下方にまで
延び、その先端部は筒状に形成され、この第3筒
部が本実施例に係る第3所定部分1dをなす。一
方、上記濾布1の下端部の中央部より第3図中で
左側の部分は、上記第3所定部分1dよりさらに
下方にまで延び、その先端部が筒状に形成され、
この第4筒部が本実施例に係る第4所定部分1e
をなす。 また、同様に、上記一対の濾布のうち他方の濾
布9においても、上記一方の濾布1の第1〜第4
筒部1c,1b,1d,1eが形成された部分に
対応する部分に、それぞれ第1〜第4筒部が形成
され、これらがそれぞれ本実施例に係る第1〜第
4所定部分9c,9b,9d,9eをなす。 従つて、第6図に示すように、上記一方の濾布
1の第1筒部1cには、該濾板6の上端面に軸支
された上記一対の濾布支持棒のうち下側の濾布支
持棒3の回転軸心より第6図中で左側の第1部分
3bを挿入・貫通させている。一方、この濾布1
の第2筒部1bには、上記濾板6の上端面に設け
られた上記一対の濾布支持棒のうち上側の濾支持
棒2の回転軸心より第6図中で右側の第1部分2
aを挿入・貫通させている。これにより、上記濾
布1の第1筒部1cは上記濾布支持棒3の第1部
分3bに支持される一方、該濾布1の第2筒部1
bは上記濾布支持棒2の第1部分2aに支持され
る。従つて、上記濾布支持棒3の第1部分3bと
上記濾布支持棒2の第1部分2aとが上記濾布1
に対する本実施例に係る一対の第1濾布支持部材
を構成する。 また、上記濾布1の上記第3筒部1dには、上
記濾板6の下端面に軸支された上記一対の濾布支
持棒のうち上側の濾布支持棒4の回転軸心より第
6図中で右側の第1部分4aを挿入・貫通させて
いる。一方、この濾布1の上記第4筒部1eに
は、上記濾布板6の下端面に設けられた上記一対
の濾布支持棒のうち下側の濾布支持棒5の回転軸
心より第6図中で左側の第1部分5bを挿入・貫
通させている。これにより、上記濾布1の第3筒
部1dは上記濾布支持棒4の第1部分4aに支持
される一方、該濾布1の第4筒部1eは上記濾布
支持棒5の第1部分5bに支持される。従つて、
上記濾布支持棒4の第1部分4aと上記濾布支持
棒5の第1部分5bとが上記濾布1に対する本実
施例に係る一対の第2濾布支持部材を構成する。 また、同様に、上記他方の濾布9の第1〜第4
筒部9c,9b,9d,9eは、上記一方の濾布
1の第1〜第4筒部1c,1b,1d,1eが支
持される上記各濾布支持棒2,3,4,5の所定
部分に対応する該各濾布支持棒2,3,4,5の
所定部分に支持される。従つて、上記濾布支持棒
3の回転軸心より第6図中で右側の第2部分3a
と上記濾布支持棒2の回転軸心より第6図中で左
側の第2部分2bとが上記濾布9に対する本実施
例に係る一対の第1濾布支持部材を構成する。ま
た、上記濾布支持棒4の回転軸心より第6図中で
左側の第2部分4bと、上記濾布支持棒5の回転
軸心より第6図中で右側の第2部分5aとが上記
濾布9に対する本実施例に係る一対の第2濾布支
持部材を構成する。 本実施例に係るフイルタプレスによれば、上記
可動板を前進させて全濾板6,…,6を上記前部
スタンド側に締め付けて閉枠したのち、各濾板6
の原液供給穴6cを介して隣接濾板6,6間の濾
室内に原液が供給されて濾過が行なわれる。その
後、上記可動板を後退させて上記各濾板6を例え
ば一斉にもしくは一枚ずつ開枠するとき、上記各
濾布1;9から次のようにケークが落下させられ
る。すなわち、濾板閉枠時には第7図に示すよう
に上記各濾布1;9は隣接する一対の濾板6,6
間に挟まれて緊張状態にあるが、濾板開枠時に
は、濾板6の開枠に伴う振動が該各濾板6より該
各濾板6の上端面に軸支された一対の濾布支持棒
2,3、及び、該各濾板6の下端面に軸支された
一対の濾布支持棒4,5に伝達される。あるい
は、濾布支持棒回動装置の駆動により、各濾布支
持棒2,3,4,5がその回転軸回りに回転をし
始め、各濾布1;9の上端部において上記第1所
定部分1c;9cと上記第2所定部分1b;9b
とが、また、該各濾布1;9の下端部において上
記第3所定部分1d;9dと上記第4所定部分1
e;9eとが上記回転軸回りに接近し、または、
離れるように移動する。従つて、上記各濾布支持
部材2,3,4,5の回転により、上記各濾布
1;9の全体に新たに振動を生ぜしめたり、また
は、上記濾板開枠時に上記各濾布1;9に生じて
いた振動をさらに増長させて濾布1;9全体を振
動させ、各濾布1;9からケークを落下させる。
それ故、上記各濾布1;9の上記原液供給口1
a;9aより下部においても振動が充分に伝達さ
れ、該下部から上記ケークが落下する。尚、上記
各濾板6の上端面に軸支された一対の濾布支持棒
2,3、及び、該各濾板6の下端面に軸支された
一対の濾布支持棒4,5は、それぞれの回転軸1
0,11,16,17に対してそれぞれ無頭ねじ
14,15,18,19により若干上下動可能に
支持されているので、上記各濾布1;9の振動の
際に該濾布支持棒2,3,4,5が上下動し、こ
の振動をさらに増長させることもできる。 従つて、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾布1;9を上下各一対の支持棒2,
3;4,5により回動させるように上記各濾板6
に支持したので、濾過終了後、濾板開枠時に、上
記各濾布1;9の全体にわたつて振動を生じさせ
ることができ、従来のフイルタプレスに比べて、
該各濾布1;9の全体に付着したケークを該各濾
布1;9より効果的に落下させることができる。 また、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾布1;9の原液供給口1a;9aが
該各濾板6の原液供給穴6cに対して位置決めさ
れているが、濾板開枠時に、該各濾布1;9の上
記第1所定部分1c;9cと上記第2所定部分1
b;9bと上記第3所定部分1d;9dと上記第
4所定部分1e;9eとにそれぞれ振動を発生さ
せたり、又は、上記濾板開枠時に上記各濾布1;
9に生じていた振動をさらに増長させて、該振動
を該原液供給口1a;9aより下部にまで、さら
に全体に伝えることができるため、従来のフイル
タプレスの同じタイプのものに比べて、各濾布
1;9の全体からより効果的に上記ケークを落下
させることができる。 また、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記一対の濾布1;9の上端部を支持する一
対の濾布支持棒2,3が上記各濾板6の上端面に
同軸に軸支されているため、濾過終了後、濾板開
枠時に、上記各濾布1;9の上端部の該一対の濾
布支持棒2,3の回転軸心の左右方向沿いの両側
に、従つて、該各濾布1;9の上端部の左右方向
沿いの全体にわたつて振動を発生されることがで
きる。また、それと共に、上記一対の濾布1;9
の下端部を支持する一対の濾布支持棒4,5が上
記各濾板6の下端面に同軸に軸支されているた
め、濾過終了後、濾板開枠時に、上記各濾布1;
9の下端部の該一対の濾布支持棒4,5の回転軸
心の左右方向沿いの両側に、従つて、該各濾布
1;9の下端部の左右方向沿い全体にわたつて振
動を伝達させることができる。それ故、上記各濾
板濾板6の上端面に上記一対の濾布支持棒2,3
が非同軸に軸支され、また、該各濾板6の下端面
に上記一対の濾布支持棒4,5が非同軸に軸支さ
れているのに比べて、上記振動をより効果的に上
記各濾布1;9の全体に伝えることができ、より
効果的に上記ケークを該各濾布1;9から落下さ
せることができる。 また、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾板6の上端面に軸支された一対の濾
布支持棒のうち下側な濾布支持棒3の回転軸11
と該各濾板6の上端面との間に上記コイツバネ1
2が介在されているため、濾過終了後、濾板開枠
時に、該一対の濾布支持棒のうち上側の濾布支持
棒2の回転軸10を上記ハンマでたたくことによ
り2つの回転軸10,11が該コイルバネ12の
伸縮に伴い上下動し、該一対の濾布支持棒2,3
に強制的に振動を付与することができ、上記各濾
布1;9に大きな振動を付与することができる。
従つて、この場合には、上記ハンマで上記濾布支
持部材2の回転軸10をたたかない場合に比べ
て、上記各濾布1;9から上記ケークをより効果
的に落下させることができる。 また、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾板6の上端面に軸支された一対の濾
布支持棒のうち下側の濾布支持棒3の回転軸11
と該各濾板6の上端面との間に上記コイルバネ1
2が介在させられているため、該各回転軸10,
11が該コイルバネ12上に載置され、かつ、該
各濾布支持棒2,3を該各回転軸10,11の貫
通穴10a;11a内に挿入・貫通させた状態
で、該各濾布支持棒2,3を下向きに移動させる
ことができる。従つて、上記各濾布1;9を緊張
させていない状態で、上記各濾布支持棒2;3の
第1部分2a;3b、及び第2部分2b;3a
を、該各濾布1;9の第1及び第2筒部1b,1
c;9b,9c内に容易に挿入することができ、
また、該第1及び第2筒部1b,1c;9b,9
cから容易に抜き出すことができる。 また、本実施例に係るフイルタプレスによれ
ば、上記各濾板6の上端面に軸支された一対の濾
布支持棒のうち下側の濾布支持棒3の回転軸11
と該各濾板6の上端面との間に上記コイルバネ1
2が介在させられており、該コイルバネ12の上
端湾曲面が該回転軸11の下端平面に接触させら
れているため、該回転軸11の下端面が接触する
部分の面積が小さく、従つて、上記濾布支持棒3
の回転軸11の下端面に回転に対する大きな摩擦
抵抗が作用することがなく、該濾布支持棒3を容
易に回動させることができ、しかも、上記一対の
濾布支持棒2,3を安定して保持することができ
る。 本発明は上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施される。例え
ば、上述の実施例においては、上記各濾板6の前
後方向沿いの両側に配置された一対の濾布1;9
それぞれの上下両側部が、該各濾板6の上端面に
軸支された一対の濾布支持棒2,3、及び、該各
濾板6の下端面に軸支された一対の濾布支持棒
4,5それぞれの所定部分に支持されるようにし
たが、該一対の濾布1;9それぞれの上端部のみ
該各濾板6の上端面に軸支された一対の濾布支持
棒2,3の所定部分に支持されるようにし、該一
対の濾布1;9それぞれの下端部は何ら支持され
ないようにしてもよい。 また、上述の実施例においては、上記各濾板6
の上端面に軸支された一対の濾布支持棒2,3に
のみ、それぞれの回転軸10,11と該各濾板6
の上端面との間に上記コイルバネ12を介在させ
たが、該各濾板6の下端面に軸支された一対の濾
布支持棒4,5にも、それぞれの回転軸16,1
7と該各濾板6の下端面との間にコイルバネを介
在させてもよい。 また、上記各濾板6の原液供給方向沿いの両側
に配置される一対の濾布1;9の上端部を支持す
る構成について、上述の実施例においては、該一
対の濾布1;9それぞれの第1所定部分1c;9
cを支持する部材を一体的に構成し、かつ、それ
ぞれの第2所定部分1b;9bを支持する部材を
一体的に構成したが、これらの部材をいずれも別
体として構成してもよい。この場合、これらの部
材をそれぞれ上記各濾板1の上端面の所定箇所に
非同軸に軸支してもよいが、一方の濾布1の第1
所定部分1cを支持する部材と第2所定部分1b
を支持する部材とを同軸に軸支し、かつ、他方の
濾布9の第1所定部分9cを支持する部材と第2
所定部分9bを支持する部材とを同軸に軸支する
ようにしてもよい。あるいは、一方の濾布1の第
1所定部分1cを支持する部材と他方の濾布9の
第1所定部分9bを支持する部材とを同軸に軸支
し、かつ、該一方の濾布1の第2所定部分1bを
支持する部材と該他方の濾布9の第1所定部分を
支持する部材9cとを上記とは別の軸で同軸に軸
支するようにしてもよい。また、これらのこと
は、上記一対の濾布1;9の下端部を支持する構
成についても同様である。 また、上記各濾布1;9の上端部の一端側部分
及び他端側部分をたとえばコイルバネで連結し
て、濾板閉枠時に該両側部分に対してこれらを互
いに近付けるような張力を作用させ、濾板開枠時
に上記各濾板6の上端面に軸支された一対の濾布
支持棒2,3、及び、該各濾板6の下側面に軸支
された一対の濾布支持棒4,5がそれぞれ回転す
るのを容易にし、該各濾布1;9に振動が発生す
るのを容易にしてもよい。 また、上述の実施例においては、上記各濾板6
が濾過床6bを有するものであつたが、該各濾板
6は枠部6aのみからなる中空体よりなつていて
もよく、この場合には、上記各濾布1;9に振動
が発生したときに、該各濾布1;9が該枠部6a
内側の濾過床部分に当接して該振動が減衰するこ
とがないため、さらに効果的に該各濾布1;9に
付着したケークを該各濾布1;9より落下させる
ことができる。 また、上述の実施例においては、上記各濾板6
の上記原液供給穴6cが各濾過床6bの中央部よ
りやや下方に形成されているが、該原液供給穴6
cは該各濾過床6bの左右方向中央部近傍の任意
の箇所にあつてもよい。 また、上記濾板6を挟む一対の濾布1;9は、
上記連結布14で連結されるものに限定されず、
濾板開枠時には該各濾板6の前後で単に各濾布
1;9が各々吊り支持されている一方、濾板閉枠
時には該各濾板6の原液供給口6cと各濾布1;
9の原液供給穴1a;9aとが連通するように配
置されるようにしてもよい。 また、上記各濾布1;9の上端部を支持する一
対の濾布支持棒2,3は、上記各濾板6に回動自
在に取り付けられるものに限定されず、その回転
軸が該各濾板6または該各濾板6以外の他の部材
から吊り支持されたり、または、回転軸をも無く
して該一対の濾布支持棒2,3自体がその中央部
分または両端部分などで該各濾板6または該各濾
板6以外の他の部材より吊り支持されて、各濾布
1;9が回転して該各濾布1;9に振動が付与さ
れるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフイルタプレ
スの要部斜視図、第2図は第1図に示したフイル
タプレスの要部の平面図、第3図は第1図に示し
た一対の濾布のそれぞれの原液供給口を互いに連
係して該一対の濾布を互いに平行に並べた状態で
一方の濾布面に垂直な方向から見た正面図、第4
図は第3図に示した一対の濾布の平面図、第5図
は第3図に示した一対の濾布の左側面図、第6図
は上記フイルタプレスの濾板閉枠状態で第1図に
示した要部の一方の濾布面に垂直な方向から見た
正面図、第7図は第6図に示したフイルタプレス
の要部の拡大平面図、第8図は第6図に示したフ
イルタプレスの要部の拡大右側面図、第9図は第
6図中の矢印Aが示す部分の拡大部分断面図であ
る。 1;9……濾布、1a;9a……原液供給口、
1b;9b……第1所定部分(第1筒部)、1
c;9c……第2所定部分(第2筒部)、1d;
9d……第3所定部分(第3筒部)、1e;9e
……第4所定部分(第4筒部)、2;3……一対
の濾布支持棒、2a,3b;2b,3a……一対
の第1濾布支持部材、4;5……一対の濾布支持
棒、4a,5b;4b,5a……一対の第2濾布
支持部材、6……濾板、6a……枠部、6b……
濾過床、6c……原液供給穴、10,11……回
転軸、12……バネ(コイルバネ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枠部6aを有する濾板6が複数並設され、該
    各濾板6の両面に、該各濾板6の枠部6a内の濾
    過部分に対応する部分に原液供給口1a;9aを
    有する濾布1;9をそれぞれ配置し、かつ、両原
    液供給口1a;9aが互いに連通されるようにし
    たフイルタプレスにおいて、 上記各濾板6の上方に、上記各濾布1;9の上
    端部の一端部の第1所定部分1b;9bと他端側
    の第2所定部分1c;9cとをそれぞれ支持する
    ための一対の第1濾布支持部材2a,3b;2
    b,3aを設け、かつ、該一対の第1濾布支持部
    材2a,3b;2b,3aがそれぞれ上下方向に
    対して垂直な面内で回動自在に支持されるように
    したことを特徴とするフイルタプレス。 2 上記各濾板6は上記枠部6aのみからなる中
    空体よりなる請求項1記載のフイルタプレス。 3 上記各濾板6は上記枠部6aの内側に、原液
    供給穴6cを有する濾過床6bを備えてなる請求
    項1記載のフイルタプレス。 4 上記一対の第1濾布支持部材2a,3b;2
    b,3aが、上記各濾板6の上端部に、同軸にか
    つ回動自在に軸支された請求項1から3までのい
    ずれかに記載のフイルタプレス。 5 上記各濾板6の下端部に、上記各濾布1;9
    の下端部の一端側の第3所定部分1d;9dと他
    端側の第4所定部分1e;9eとをそれぞれ支持
    するための一対の第2濾布支持部材4a,5b;
    4b,5aをさらに設け、該一対の第2濾布支持
    部材4a,5b;4b,5aが同軸にかつそれぞ
    れ上下方向に垂直な面内で回動自在に軸支され、
    かつ、該一対の第2濾布支持部材4a,5b;4
    b,5aの回転軸心と上記各濾板6の上端部に設
    けられた一対の第1濾布支持部材2a,3b;2
    b,3aの回転軸心とが大略一致するようにした
    請求項4記載のフイルタプレス。 6 上記各濾板6の上端部に設けられた各第1濾
    布支持部材2a,3b;2b,3aが回転軸1
    0,11に取り付けられ、該回転軸10,11
    が、該各濾板6の上端部に配置されたバネ12を
    介して、該各濾板6に回動自在に支持された請求
    項1から5までのいずれかに記載のフイルタプレ
    ス。
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