JPH05188872A - 回転式表示装置 - Google Patents

回転式表示装置

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JPH05188872A
JPH05188872A JP7472692A JP7472692A JPH05188872A JP H05188872 A JPH05188872 A JP H05188872A JP 7472692 A JP7472692 A JP 7472692A JP 7472692 A JP7472692 A JP 7472692A JP H05188872 A JPH05188872 A JP H05188872A
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JP
Japan
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display
rotor
pole
rotating body
electromagnet
Prior art date
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Application number
JP7472692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Satomi
真幸 里美
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Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示回転体をスムーズに回転制御するとともに
表示面の表示方向に対する位置決めを正確にする。 【構成】表示回転体21が非表示面27を表示している
状態で電磁石31をNに励磁すると、表示回転体のポテ
ンシャルエネルギーが変化し、永久磁石22のN極に斥
力、S極に引力が作用し表示回転体に回転力が働いて矢
印Aの向きに回転を開始する。表示回転体には回転を開
始すると同時に90度までは強磁性体板30により矢印
Bの向きにも回転力が働く。表示回転体の回転角が90
度を越えると180度まで回転する前において表示回転
体の角速度が十分に小さくなってから電磁石の励磁を停
止させ、表示回転体のポテンシャルエネルギーを無励磁
状態に戻すと、表示回転体は減衰運動をしながら表示面
26を表示する位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像情報の表示
用として使用される回転式表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転式表示装置としては例えば
特開昭63−282782号公報のものや特開昭56−
159685号公報のものが知られている。
【0003】前者は図33に示すように、表示面と非表
示面からなる2面表示式のもので、表示セグメント1は
円筒状のもので、内部に円柱状の永久磁石2を図示のご
とく表示面1s側にS極を対向させ、非表示面1n側に
N極を対向させて設け、かつ両端面の中央に回転軸3,
3を設けている。そしてこのような表示セグメント1を
複数、その回転方向また軸方向が互いに直交するように
フレーム4に回転軸3にて支持している。各表示セグメ
ント1の後側にはコイル巻装ヨーク5が配置されてい
る。そしてコイル巻装ヨーク5をS極に励磁すると、表
示セグメント1のN極側がコイル巻装ヨーク5に引付け
られ、表示面1sが表面、すなわち表示方向に現れる。
またコイル巻装ヨーク5をN極に励磁すると、表示セグ
メント1のS極側がコイル巻装ヨーク5に引付けられ、
非表示面1nが表面に現れる。
【0004】また後者は図34に示すように表示面を4
つに分割した4面表示式のもので、表示体11は中空筒
状で外周面を4色に配色してあり、その内部に永久磁石
12を設け基板13に回転自在に支持されている。永久
磁石12は、略円盤状で表示体11の端に取り付けら
れ、各表示体11はその内部の永久磁石12が接近しな
いように配置されている。そして永久磁石12に対向す
るように2つの電磁石14,15を基板13に取り付け
ている。電磁石14,15をN,Nに励磁すると、永久
磁石12のS極が電磁石14,15に引付けられて表示
面11aが表示される。次に電磁石14,15をN,S
に励磁すると、永久磁石12のS極、N極がそれぞれ電
磁石14,15に引付けられて表示面11bが表示され
る。電磁石14,15をS,Sに励磁すると、永久磁石
12のN極が電磁石14,15に引付けられて表示面1
1cが表示される。次に電磁石14,15をS,Nに励
磁すると、永久磁石12のN極、S極がそれぞれ電磁石
14,15に引付けられて表示面11dが表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者のもので
は、永久磁石2の磁極がコイル巻装ヨーク5と対向して
いるため、コイル巻装ヨーク5を永久磁石2と同極に励
磁しても、表示セグメント1の状態によっては回転しな
い場合が発生する問題があった。。またコイル巻装ヨー
ク5を励磁していない状態で、特に表示セグメント1を
表示又は非表示の状態に保持する構成がなく、しかも回
転軸3とフレーム4との間に摩擦力があるため表示面1
s、非表示面1nの表示方向に対する位置決めが不正確
となる問題があった。
【0006】また後者のものでは、表示体11に比べて
永久磁石12が小さく、また電磁石14,15も小さい
ため、回転力が弱く表示面の切替えに時間がかかる問題
があった。また無励磁状態で電磁石14,15のコアだ
けでは表示体11を十分に保持することは困難であり、
回転軸と基板13との摩擦力がある分各表示面の表示方
向に対する位置決めが不正確となる問題があった。さら
に部品点数が多く、またそのために組み立て工数も多く
なりコスト高となる問題があった。
【0007】そこで本発明は、表示回転体をスムーズに
回転制御できるとともに表示面の表示方向に対する位置
決めが正確にでき、しかも構成が簡単で経済性を向上で
きる回転式表示装置を提供しようとするものである。
【0008】また本発明は、さらに1個の電磁石を使用
したものにおいて、表示面を初期状態にするリセットが
できる回転式表示装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
外周面を周方向に表示面と非表示面の2面に分割すると
ともに表示面と非表示面の一方の境界部をN極、他方の
境界部をS極に着磁した永久磁石を外周面に沿って配置
した表示回転体と、この表示回転体を回転自在に支持す
る支持体と、表示回転体の外周面に対向配置された電磁
石と、表示回転体の外周面を挟むように配置された強磁
性体板とからなり、電磁石の励磁切替えにより表示回転
体を回転駆動するものである。
【0010】請求項2対応の発明は、さらに電磁石を特
定励磁制御して表示回転体の表示を強制的に表示面又は
非表示面に設定するリセット制御手段を設けたものであ
る。
【0011】請求項3対応の発明は、外周面を周方向に
4つの表示面に分割するとともにこの各表示面の境界部
に磁極の中心部が位置するように4極に着磁した表示回
転体と、この表示回転体を回転自在に支持する支持体
と、表示回転体の外周面に対向配置された電磁石と、表
示回転体の外周面を挟むように配置された強磁性体板と
からなり、電磁石の励磁、無励磁制御により表示回転体
を回転駆動するものである。
【0012】請求項4対応の発明は、外周面を周方向に
4つの表示面に分割するとともにこの各表示面の一方の
対向する表示面にN極とS極の境目が位置すると共に他
方の対向する表示面にそれぞれN極とS極が位置するよ
うにN、N、N、S、S、Sの6極に着磁した表示回転
体と、この表示回転体を回転自在に支持する支持体と、
表示回転体の外周面に対向配置された1対の電磁石と、
表示回転体の外周面を挟むように配置された強磁性体板
とからなり、各電磁石の励磁切替えにより表示回転体を
回転駆動するものである。
【0013】
【作用】請求項1及び2対応の発明においては、表示回
転体は、無励磁状態では強磁性体板との磁気的な相互作
用により磁極が強磁性体板に対向する位置に保持される
ので、表示回転体の回転に多少の摩擦があっても表示回
転体の表示方向には表示面又は非表示面が確実に位置決
めされる。また強磁性体板により電磁石の励磁により発
生する磁力線と表示回転体による磁力線が外部に漏れる
のが防止される。また表示回転体が表示又は非表示の状
態にあるとき電磁石には表示回転体の磁極の境界が対向
する。しかして電磁石をある一定時間励磁することによ
り表示回転体はスムーズに回転する。
【0014】また請求項2対応の発明においては、電磁
石の励磁極性を決めてある一定時間励磁すれば表示回転
体の表示状態を強制的に表示又は非表示の状態にリセッ
トすることができる。
【0015】請求項3対応の発明においては、表示回転
体は、無励磁状態では強磁性体板との磁気的な相互作用
により磁極の境界が強磁性体板に対向する位置に保持さ
れるので、表示回転体の回転に多少の摩擦があっても表
示回転体の表示方向には4つの表示面のうちの1つが確
実に位置決めされる。そして表示回転体が4つの表示面
のうちの1つを表示しているときには電磁石には表示回
転体の磁極の境界が対向する。しかして電磁石をある一
定時間ある極に励磁すると、表示回転体は90度又は−
90度回転して隣接する表示面が表示方向に位置決めさ
れる。
【0016】請求項4対応の発明においては、表示回転
体のN極とS極の境目が強磁性体板に対向する位置にあ
るときに各電磁石が無励磁状態になっても、境目付近の
N極から出た磁束が強磁性体板を介してS極に入る磁束
の流れができるため表示回転体は強磁性体板との磁気的
な相互作用により安定に保持される。これにより各電磁
石が励磁状態のときは勿論、無励磁状態であっても表示
回転体の表示面は表示方向に確実に位置決めされる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】図1において21は表示回転体で、この表
示回転体21は円筒状の永久磁石22を円筒軸に垂直な
方向に磁化し、その両端面に強磁性体からなるリング2
3を接着し、さらに回転軸受け24を接着している。そ
して永久磁石22の外周面にシール25を、表示面26
と非表示面27との境界が永久磁石22の磁極の中心部
になるように張付けて構成されている。
【0019】前記表示回転体21は図2〜図4に示すよ
うに回転支持軸28上に多数連設され、前記回転支持軸
28はフレーム29に固定されている。また前記フレー
ム29には前記表示回転体21を挟むように強磁性体板
30が固定されている。
【0020】31はコア31aにコイル31bを例えば
ユニファイラ巻きで巻装した電磁石で、この電磁石31
は前記表示回転体21の外周面に対向するように前記フ
レーム29内に固定されている。
【0021】前記強磁性体板30は前記永久磁石22に
よる側方の磁気干渉を防止し、また前記リング23は前
記永久磁石22による回転支持軸方向の磁気干渉を防止
するようになっている。
【0022】このような構成においては、表示回転体2
1は電磁石31の励磁が停止されている無励磁状態では
強磁性体板30との磁気的な相互作用により、永久磁石
22の磁極が強磁性体板30に対向する位置、すなわち
図5の(a) 又は(c) の位置に安定に保持される。そして
このときには表示回転体21は図6の(a) に示すような
ポテンシャルエネルギーを持つ。すなわち0度が非表示
位置ならば180度は表示位置となり、逆に0度が表示
位置ならば180度は非表示位置となる。
【0023】無励磁状態においては表示回転体21は電
磁石31のコア31aとの間にも磁気的な相互作用が生
じるが、強磁性体板30との磁気的な相互作用に比べる
とかなり小さく無視できる。
【0024】今、表示回転体21が図5の(a) の状態、
すなわち非表示面27を表示方向とした非表示状態にあ
り、その位置を0度とする。このとき表示回転体21は
図6の(a) に示すようなポテンシャルエネルギーを持
つ。
【0025】この状態で電磁石31をNに励磁すると、
表示回転体21のホテンシャルエネルギーは図6の(a)
に示す無励磁状態でのポテンシャルエネルギーと図6の
(b)に示す電磁石31と表示回転体21の磁気的な相互
作用によるポテンシャルエネルギーを重ね合わせた、例
えば図6の(c) に示すようなポテンシャルエネルギーと
なる。そして電磁石31がNに励磁されると永久磁石2
2のN極に斥力、S極に引力が作用するので、図5の
(a) の表示回転体21に対して矢印Aの向きに回転力が
働き表示回転体21は矢印A向きに回転を開始する。
【0026】表示回転体21には回転を開始すると同時
に90度までは強磁性体板30により矢印Bの向きにも
回転力が働くが、電磁石31を十分強く励磁すれば表示
回転体21は矢印Aの向きに回転して図5の(b) の状態
となり90度を越えるようになる。そして表示回転体2
1の回転角が90度を越えると180度まで回転する前
において表示回転体21の角速度(運動エネルギー)が
十分に小さくなってから電磁石31の励磁を停止させ、
表示回転体21のポテンシャルエネルギーを図6の(a)
の状態に戻すと、表示回転体21は減衰運動をしながら
図5の(c) の状態、すなわち表示面26を表示方向に位
置させた状態となり、図6の(a) に示すポテンシャルエ
ネルギーによりこの状態に保持される。このようにポテ
ンシャルエネルギーの作用により表示回転体21はスム
ーズに回転制御され、かつ表示面26が表示方向に正確
に位置決めされる。
【0027】また図5の(a) の非表示状態において電磁
石31をSに励磁すると、このときには表示回転体21
に対して逆に矢印Bの向きに回転力が働き表示回転体2
1は矢印Bの向きに回転するが、最終的には図5の(c)
に示すように180度回転してN極励磁の場合と同様表
示状態に反転する。
【0028】また逆に表示回転体21を表示状態から非
表示状態に反転させる場合も電磁石31をN又はSに励
磁すればよい。
【0029】このように1個の電磁石31をN又はSの
いずれかに励磁すれば表示回転体21を容易に反転させ
ることができる。従って電磁石31の巻線はマトリクス
配線をするときでもユニファイラ巻きでよい。なお、電
磁石をN,Sの両方とも励磁しなければならないときに
はマトリクス配線をするときに巻線はバイファイラ巻き
にしなければならなくなる。また電磁石をダイレクト駆
動させるときには巻線はユニファイラ巻きでよい。
【0030】また強磁性体板30によって各表示回転体
21間の磁気干渉を防いでいるので、永久磁石22も電
磁石31もそれ程小さくする必要はなく、従って回転を
スムーズに行う上での十分な回転力を発生させることが
できる。
【0031】さらに使用する電磁石は1個であり、また
表示回転体21も円筒状の永久磁石22を円筒軸に垂直
な方向に磁化し、その両端面に強磁性体からなるリング
23及び回転軸受け24を接着し、さらに永久磁石22
の外周面にシール25を、表示面26と非表示面27と
の境界が永久磁石22の磁極の中心部になるように張付
けた構成であるので、強磁性体板30で表示回転体21
の外周面の両側を挟む構成であっても使用する部品点数
は比較的が少なくてよく、構成が簡単で経済性を向上で
きる。
【0032】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0033】図7に示すものは、円筒状の永久磁石22
を円筒軸に垂直な方向に磁化し、その両端面に強磁性体
からなるリング23を接着したものの外周面にシール2
5を、表示面26と非表示面27との境界が永久磁石2
2の磁極の中心部になるように張付けて表示回転体2
1′を構成している。
【0034】そして図8〜図10に示すように、複数の
表示回転体21′をこの内径よりも若干直径が小さい回
転支持軸32の上に連設したものである。
【0035】このようにすれば表示回転体から回転軸受
け24を省くことができる。
【0036】このような構成であっても表示回転体2
1′の回転制御は前記実施例と同様に行われる。従って
前記実施例と同様の効果が得られるものである。
【0037】図11に示すものは、円筒状の永久磁石2
2を円筒軸に垂直な方向に磁化し、その両端面に回転軸
33を中心に設けた回転軸支持板34を接着したものの
外周面にシール25を、表示面26と非表示面27との
境界が永久磁石22の磁極の中心部になるように張付け
て表示回転体21″を構成している。
【0038】そして図12〜図14に示すように複数の
表示回転体21″の回転軸33をフレーム29に回転自
在に支持し、かつ各表示回転体21″を四方から包囲す
るように強磁性体板30を配置している。
【0039】このようにすれば表示回転体からリング2
3を省くことができる。
【0040】このような構成であっても表示回転体2
1″の回転制御は前記実施例と同様に行われる。従って
前記実施例と同様の効果が得られるものである。
【0041】図15に示すものは、電磁石31を表示回
転体21の軸心よりも左右、例えば左側にずらして対向
配置したものである。
【0042】このように電磁石31を配置しても無励磁
状態での作用は前記実施例と同様である。
【0043】いま表示回転体21が図15の(a) の状
態、すなわち非表示の状態にあるときに、電磁石31を
Nに励磁すると、表示回転体21のホテンシャルエネル
ギーは図16の(a) に示す無励磁状態でのポテンシャル
エネルギーと図16の(b) に示す電磁石31と表示回転
体21の磁気的な相互作用によるポテンシャルエネルギ
ーを重ね合わせた、例えば図16の(c) に示すようなポ
テンシャルエネルギーとなる。そして電磁石31がNに
励磁されると永久磁石22のN極に斥力、S極に引力が
作用し、表示回転体21に矢印Aの向きに回転力が働き
表示回転体21は矢印Aの向きに回転を開始する。
【0044】表示回転体21には回転を開始すると同時
に90度までは強磁性体板30により矢印Bの向きにも
回転力が働くが、電磁石31を十分強く励磁すれば表示
回転体21は矢印Aの向きに回転してやがて90度を越
えるようになる。そして表示回転体21の回転角が90
度を越えると180度まで回転する前において表示回転
体21の角速度(運動エネルギー)が十分に小さくなっ
てから電磁石31の励磁を停止させ、表示回転体21の
ポテンシャルエネルギーを図16の(a) の状態に戻す
と、表示回転体21は減衰運動をしながら図15の(b)
の状態、すなわち表示面26を表示方向に位置させた状
態となり、図16の(a) に示すポテンシャルエネルギー
によりこの状態に保持される。
【0045】この状態で電磁石31をSに励磁すると、
永久磁石22のS極に斥力、N極に引力が作用し、表示
回転体21に矢印Aの向きに回転力が働き表示回転体2
1は矢印Aの向きに回転を開始する。こうして表示回転
体21を表示の状態から非表示の状態に反転させること
ができる。
【0046】また図15の(a) の状態において電磁石3
1をSに励磁させると表示回転体21は矢印Bの向きに
回転を開始するが、Nに励磁する場合に比べて電磁石3
1が偏って設置されている分回転力が小さく励磁条件は
厳しくなる。
【0047】また表示回転体21が図15の(a) 又は
(b) の状態にあるときに電磁石31をある程度強く、か
つある程度長くSに励磁すると、すなわち特定励磁制御
すると、図15の(c) の状態に保持される。ここで電磁
石31の励磁を停止させて表示回転体21のポテンシャ
ルエネルギーを図16の(a) の状態に戻すと、表示回転
体21は減衰運動をしながら図15の(a) の状態、すな
わち非表示の状態なり、保持される。これにより非表示
の状態はそのままで表示の状態は非表示の状態に反転で
きることになる。すなわち強制的に非表示の状態にする
ことができ、例えば非表示の状態を初期状態とすれば初
期状態にリセットすることができる。従ってパネル状に
多数の表示回転体21が配置されている場合にすべての
表示回転体21を非表示の状態に初期リセットすること
が可能となる。
【0048】図17に示すものは、表示回転体35とし
て円筒状の永久磁石36を円筒軸に垂直な方向にN,
S,N,Sの4極に着磁し、その両端面に強磁性体から
なるリング23を接着するとともに回転軸受け24を接
着し、さらに永久磁石36の外周面に例えば白、赤、
青、黄の各表示面に分割したシール37を、各表示面の
境界に永久磁石36の磁極の中心部が位置するように張
付けたものを使用している。
【0049】前記表示回転体35は、無励磁状態では強
磁性体板30との磁気的な相互作用により、表示面が強
磁性体板30と対向する位置、すなわち白、赤、青、黄
が表示方向に位置する状態で安定に保持される。例えば
図18の(a) や(c) の状態で安定に保持される。このと
き表示回転体35のポテンシャルエネルギーは図19の
(a) に示すようになる。
【0050】今、表示回転体35が図18の(a) の状
態、すなわち白を表示している位置にあり、この位置を
0度とする。この状態で電磁石31をNに励磁すると、
表示回転体35のポテンシャルエネルギーは、電磁石3
1と表示回転体35との磁気的な相互作用による図19
の(b) に示すポテンシャルエネルギーと図19の(a) に
示す無励磁状態でのポテンシャルエネルギーを重ね合わ
せた図19の(c) に示すようなポテンシャルエネルギー
となる。また電磁石31をNに励磁すると、永久磁石3
6のN極に斥力、S極に引力が作用するので、表示回転
体35に矢印Aの向きに回転力が働き、表示回転体35
は矢印Aの向きに回転を開始する。表示回転体35は回
転し始めると同時に45度まで強磁性体板30により矢
印Bの向きにも回転力が働くが、電磁石31を十分強く
励磁すれば表示回転体21は矢印Aの向きに回転して図
18の(b) の状態となり45度を越えるようになる。そ
して表示回転体35の回転角が45度を越えると90度
まで回転する前において表示回転体35の角速度(運動
エネルギー)が十分に小さくなってから電磁石31の励
磁を停止させ、表示回転体35のポテンシャルエネルギ
ーを図19の(a) の状態に戻すと、表示回転体35は減
衰運動をしながら図18の(c) の状態、すなわち黄色の
表示面を表示方向に位置させた状態となり、図19の
(a) に示すポテンシャルエネルギーによりこの状態に保
持される。
【0051】この状態で次に電磁石31をSに励磁する
と、表示回転体35はさらに90度回転して青の表示面
を表示方向に位置させた状態となり、図19の(a) に示
すポテンシャルエネルギーによりこの状態に保持され
る。この状態で次に電磁石31をNに励磁すると、表示
回転体35はさらに90度回転して赤の表示面を表示方
向に位置させた状態となり、図19の(a) に示すポテン
シャルエネルギーによりこの状態に保持される。この状
態で次に電磁石31をSに励磁すると、表示回転体35
はさらに90度回転して白の表示面を表示方向に位置さ
せた状態となり、図19の(a) に示すポテンシャルエネ
ルギーによりこの状態に保持される。
【0052】こうして表示回転体35は1回転すること
になり、4色の表示面が切替わることになる。なお、電
磁石31のN,Sの励磁順序を逆にすれば白、赤、青、
黄の順に表示切替えすることができる。
【0053】このように4つに着磁した永久磁石36を
使用して表示回転体35を90度単位で回転させ4色を
表示するものにおいても、ポテンシャルエネルギーの作
用により表示回転体35はスムーズに回転制御され、か
つ各表示面が表示方向に正確に位置決めされる。
【0054】図20に示すものは、図7〜図10に示す
表示回転体21′を回転支持する回転支持軸32の一部
に強磁性体38を配置したものである。
【0055】このような構成では強磁性体38と表示回
転体21′の間に働く力をF、表示回転体21′の質量
をm、重力加速度をgとすると、Fが略mgとなるよう
に強磁性体38を配置すれば、無励磁状態で表示回転体
21′に生ずる摩擦がきわめて小さくなり、表示回転体
21′の表示位置決めがより正確となる。
【0056】図21〜図24に示すものは、2極着磁し
た永久磁石22の外周面に表示面26と非表示面27に
分割されたシール25を張付けた表示回転体39や4極
着磁した永久磁石36の外周面に4色の表示面に分割さ
れたシール37を張付けた表示回転体40を、フレーム
29内に形成された複数の部屋41に収納したもので、
各部屋41は表示方向の面とその反対側の面を除く周囲
の面が強磁性体板30で囲まれ、その部屋41内で各表
示回転体39(又は40)が周方向に回転できるように
なっている。そして表示方向の面には透明板42が張付
けられている。
【0057】このような構成の回転式表示装置を図25
に示すように表示方向を水平方向にして使用する場合
に、上側の強磁性体板30aと表示回転体39(又は4
0)の間に働く力をF1 、下側の強磁性体板30bと表
示回転体39(又は40)の間に働く力をF2 、表示回
転体39(又は40)の質量をm、重力加速度をgとし
たとき、F1 −F2 が略mgとなるように上側の強磁性
体板30aを下側の強磁性体板30bよりも表示回転体
39(又は40)に近付けて配置すれば、電磁石31の
動作により表示回転体39(又は40)は部屋41内に
おいてそれ程摩擦無くスムーズに回転されて表示切替え
を行う。しかも回転支持軸は不要となる。そしてこの場
合も無励磁状態では表示回転体39(又は40)のポテ
ンシャルエネルギーによって正確に表示位置に保持され
る。
【0058】図26に示すものは、外周面を周方向に4
つの表示面に分割するとともにこの各表示面の一方の対
向する表示面にN極とS極の境目が位置すると共に他方
の対向する表示面にそれぞれN極とS極が位置するよう
にN、N、N、S、S、Sの6極に着磁した表示回転体
51と、この表示回転体51を回転自在に支持する回転
支持軸52と、前記表示回転体51の外周面に対向配置
された1対の電磁石53,54と、前記表示回転体51
の外周面を挟むように配置された強磁性体板55,56
とからなり、前記各電磁石53,54は基台57の上に
載置され、かつ前記各強磁性体板55,56は前記基台
57の側面に接着されている。
【0059】前記表示回転体51は図27に示すよう
に、N、N、N、S、S、Sの6極に着磁した円筒状の
永久磁石58の外周面に例えば白、赤、青、黄の4色の
表示面に分割されたシール59を張付けて構成されてい
る。
【0060】前記永久磁石58をN、N、N、S、S、
Sの6極に着磁する方法は、まず図28に示すように円
筒状の永久磁石58を、円筒軸に垂直な方向に一様な磁
場、例えば空心コイル内の磁場で2極に着磁する。
【0061】次に図29に示すように内部ヨーク60に
導線61を巻いた着磁ヨーク62を導線61の位置が永
久磁石58の磁極の境目に位置するようにその永久磁石
58内に挿入し、これに円筒状の外部ヨーク63を被
せ、前記導線61に図中矢印で示す向きの電流を流して
着磁する。すなわち導線61の周囲に図30に示すよう
な磁束が発生し、永久磁石58の磁極の境目にN極とS
極が明確に着磁される。
【0062】こうして永久磁石58は図31に示すよう
に、N、N、N、S、S、Sという6極に着磁された磁
石となる。
【0063】このような構成の実施例においては、まず
電磁石53をN極、電磁石54をS極に励磁すると、表
示回転体51のS極が電磁石53に吸引され、N極が電
磁石54に吸引されるので、表示回転体51は図32の
(a) に示す状態となる。そしてこのときには白が表示さ
れる。
【0064】この状態で次に電磁石53をN極からS極
に切替えると、表示回転体51のN極が電磁石53,5
4の両方に吸引されるので、表示回転体51は図32の
(b)に示す状態となる。そしてこのときには赤が表示さ
れる。
【0065】この状態で次に電磁石54をS極からN極
に切替えると、表示回転体51のN極が電磁石53に吸
引され、S極が電磁石54に吸引されるので、表示回転
体51は図32の(c) に示す状態となる。そしてこのと
きには青が表示される。
【0066】この状態で次に電磁石53をS極からN極
に切替えると、表示回転体51のS極が電磁石53,5
4の両方に吸引されるので、表示回転体51は図32の
(d)に示す状態となる。そしてこのときには黄が表示さ
れる。
【0067】こうして表示回転体51は1回転すること
になり、4色の表示面が切替わることになる。
【0068】また図32の(a) に示す状態及び図32の
(c) に示す状態で電磁石53,54の励磁を切ったとき
には永久磁石58の磁極が強磁性体板55,56と対向
しているので、磁気的な相互作用により表示回転体51
は安定して停止する。
【0069】また図32の(b) に示す状態及び図32の
(d) に示す状態で電磁石53,54の励磁を切ったとき
には永久磁石58のN極とS極の境目が強磁性体板5
5,56と対向しているので、図に示すようにN極から
発生した磁束が強磁性体板55,56を通ってS極に入
る磁束の流れができ、やはり表示回転体51は安定して
停止する。
【0070】このように表示回転体51のどの表示位置
で電磁石53,54の励磁を切っても表示回転体51は
安定して停止することになり、電磁石53,54の励磁
を切ったときの表示の位置決めが正確にできる。
【0071】勿論、本実施例においても表示回転体51
をスムーズに回転制御でき、かつ電磁石53,54の励
磁切替えによって表示回転体51を表示方向に正確に位
置決めできるものである。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、表
示回転体をスムーズに回転制御できるとともに表示面の
表示方向に対する位置決めが正確にでき、しかも構成が
簡単で経済性を向上できる回転式表示装置を提供できる
ものである。
【0073】また本発明によれば、1個の電磁石を使用
したものにおいて、表示面を初期状態にするリセットが
できる回転式表示装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における表示回転体の構成
を示す図。
【図2】 同実施例の部分平面図。
【図3】 同実施例の部分正面断面図。
【図4】 同実施例の部分側面断面図。
【図5】 同実施例の表示回転体の動作を説明するため
の図。
【図6】 同実施例の表示回転体のポテンシャルエネル
ギーを示す図。
【図7】 本発明の他の実施例における表示回転体の構
成を示す図。
【図8】 同他の実施例の部分平面図。
【図9】 同他の実施例の部分正面断面図。
【図10】同他の実施例の部分側面断面図。
【図11】本発明の別の他の実施例における表示回転体
の構成を示す図。
【図12】同他の実施例の部分平面図。
【図13】同他の実施例の部分正面断面図。
【図14】同他の実施例の部分側面断面図。
【図15】同他の実施例の表示回転体の動作を説明する
ための図。
【図16】同他の実施例の表示回転体のポテンシャルエ
ネルギーを示す図。
【図17】本発明のさらに別の他の実施例における表示
回転体の構成を示す図。
【図18】同実施例の表示回転体の動作を説明するため
の図。
【図19】同他の実施例の表示回転体のポテンシャルエ
ネルギーを示す図。
【図20】本発明のさらに別の他の実施例の要部構成を
示す図。
【図21】本発明のさらに別の他の実施例における表示
回転体の構成を示す図。
【図22】同他の実施例の部分平面図。
【図23】同他の実施例の部分正面断面図。
【図24】同他の実施例の部分側面断面図。
【図25】同他の実施例の部分拡大側面断面図。
【図26】本発明のさらに別の他の実施例の部分斜視
図。
【図27】同他の実施例における表示回転体の構成を示
す図。
【図28】同他の実施例における永久磁石の着磁を説明
するための図。
【図29】同他の実施例における永久磁石の着磁を説明
するための図。
【図30】同他の実施例における永久磁石の着磁を説明
するための図。
【図31】同他の実施例における永久磁石の着磁状態と
表示面との関係を示す図。
【図32】同他の実施例の表示回転体の動作を説明する
ための図。
【図33】従来例を説明するための図。
【図34】従来例を説明するための図。
【符号の説明】
21…回転表示体、22…永久磁石、25…シール、2
6…表示面、27…非表示面、28…回転支持軸、30
…強磁性体板、31…電磁石。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面を周方向に表示面と非表示面の2
    面に分割するとともに表示面と非表示面の一方の境界部
    をN極、他方の境界部をS極に着磁した永久磁石を外周
    面に沿って配置した表示回転体と、この表示回転体を回
    転自在に支持する支持体と、前記表示回転体の外周面に
    対向配置された電磁石と、前記表示回転体の外周面を挟
    むように配置された強磁性体板とからなり、前記電磁石
    の励磁切替えにより前記表示回転体を回転駆動すること
    を特徴とする回転式表示装置。
  2. 【請求項2】 外周面を周方向に表示面と非表示面の2
    面に分割するとともに表示面と非表示面の一方の境界部
    をN極、他方の境界部をS極に着磁した表示回転体と、
    この表示回転体を回転自在に支持する支持体と、前記表
    示回転体の外周面に表示回転体の軸心よりも左右にずら
    して対向配置された電磁石と、前記表示回転体の外周面
    を挟むように配置された強磁性体板と、前記電磁石を特
    定励磁制御して前記表示回転体の表示を強制的に表示面
    又は非表示面に設定するリセット制御手段からなり、前
    記電磁石の励磁極性切替えにより前記表示回転体を回転
    駆動することを特徴とする回転式表示装置。
  3. 【請求項3】 外周面を周方向に4つの表示面に分割す
    るとともにこの各表示面の境界部に磁極の中心部が位置
    するように4極に着磁した表示回転体と、この表示回転
    体を回転自在に支持する支持体と、前記表示回転体の外
    周面に対向配置された電磁石と、前記表示回転体の外周
    面を挟むように配置された強磁性体板とからなり、前記
    電磁石の励磁、無励磁制御により前記表示回転体を回転
    駆動することを特徴とする回転式表示装置。
  4. 【請求項4】 外周面を周方向に4つの表示面に分割す
    るとともにこの各表示面の一方の対向する表示面にN極
    とS極の境目が位置すると共に他方の対向する表示面に
    それぞれN極とS極が位置するようにN、N、N、S、
    S、Sの6極に着磁した表示回転体と、この表示回転体
    を回転自在に支持する支持体と、前記表示回転体の外周
    面に対向配置された1対の電磁石と、前記表示回転体の
    外周面を挟むように配置された強磁性体板とからなり、
    前記各電磁石の励磁切替えにより前記表示回転体を回転
    駆動することを特徴とする回転式表示装置。
JP7472692A 1991-11-12 1992-03-30 回転式表示装置 Pending JPH05188872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7472692A JPH05188872A (ja) 1991-11-12 1992-03-30 回転式表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-295585 1991-11-12
JP29558591 1991-11-12
JP7472692A JPH05188872A (ja) 1991-11-12 1992-03-30 回転式表示装置

Publications (1)

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JPH05188872A true JPH05188872A (ja) 1993-07-30

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ID=26415911

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JP7472692A Pending JPH05188872A (ja) 1991-11-12 1992-03-30 回転式表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505151A (ja) * 2006-09-27 2010-02-18 トレッド ディスプレイズ コーポレイション 反射型双安定磁気光学ディスプレイ構造体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505151A (ja) * 2006-09-27 2010-02-18 トレッド ディスプレイズ コーポレイション 反射型双安定磁気光学ディスプレイ構造体
US8020326B2 (en) 2006-09-27 2011-09-20 Tred Displays Corporation Magneto-optical display elements
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