JPH05190034A - 超電導線の製造方法 - Google Patents
超電導線の製造方法Info
- Publication number
- JPH05190034A JPH05190034A JP4023270A JP2327092A JPH05190034A JP H05190034 A JPH05190034 A JP H05190034A JP 4023270 A JP4023270 A JP 4023270A JP 2327092 A JP2327092 A JP 2327092A JP H05190034 A JPH05190034 A JP H05190034A
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- JP
- Japan
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- superconducting wire
- wire
- superconducting
- composite billet
- oil
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高品質の長尺の超電導線を容易に製造する方
法を提供する。 【構成】 銅を被覆した超電導素線を銅製パイプ内に充
填して複合ビレットとなし、この複合ビレットに所定の
減面加工を施して超電導線材となし、この超電導線材に
伸線加工を施す超電導線の製造方法において、断線し易
い2mmφ以下の超電導線材を、油分濃度を5〜20%に
限定して潤滑性能と冷却性能とを共に高めた水溶性潤滑
油を用いて伸線加工するので、フィラメントの断線率が
少なく且つ表面品質に優れた長尺の超電導線を効率よく
製造できる。
法を提供する。 【構成】 銅を被覆した超電導素線を銅製パイプ内に充
填して複合ビレットとなし、この複合ビレットに所定の
減面加工を施して超電導線材となし、この超電導線材に
伸線加工を施す超電導線の製造方法において、断線し易
い2mmφ以下の超電導線材を、油分濃度を5〜20%に
限定して潤滑性能と冷却性能とを共に高めた水溶性潤滑
油を用いて伸線加工するので、フィラメントの断線率が
少なく且つ表面品質に優れた長尺の超電導線を効率よく
製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導発電,MRI,
粒子加速器等に用いられる超電導特性に優れたNb−T
i合金系等の超電導線の製造方法に関する。
粒子加速器等に用いられる超電導特性に優れたNb−T
i合金系等の超電導線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、Nb−Ti合金系超電導線等で
は、超電導特性の向上を目的に30μmφ以下の極細のN
b−Tiフィラメントを2000〜8000本埋込んだ極細多芯
化材で、且つ永久電流の減衰原因となる接続部をできる
だけ減らした長尺材の開発が希求されるようになった。
ところで、このようなNb−Ti合金系超電導線の製造
は、従来アーク溶解法により鋳造したNb−Ti合金イ
ンゴットを押出、圧延等の減面加工法により丸棒材とな
し、これを銅製パイプに挿入し、これを減面加工して複
合線材となし、次いでこの複合線材を整直後、定尺切断
し、この定尺の複合線材を多数本束ねて銅製パイプに充
填して複合ビレットとなし、次いでこの複合ビレット
に、HIP処理等により稠密化したのち、熱間押出、引
抜加工、伸線加工等の減面加工を施して所定形状のNb
−Ti超電導線となすもので、更にNb−Tiフィラメ
ントを極細多芯化する場合は、この超電導線の多数本を
再び銅製パイプ内に充填し、これを減面加工して製造が
なされていた。
は、超電導特性の向上を目的に30μmφ以下の極細のN
b−Tiフィラメントを2000〜8000本埋込んだ極細多芯
化材で、且つ永久電流の減衰原因となる接続部をできる
だけ減らした長尺材の開発が希求されるようになった。
ところで、このようなNb−Ti合金系超電導線の製造
は、従来アーク溶解法により鋳造したNb−Ti合金イ
ンゴットを押出、圧延等の減面加工法により丸棒材とな
し、これを銅製パイプに挿入し、これを減面加工して複
合線材となし、次いでこの複合線材を整直後、定尺切断
し、この定尺の複合線材を多数本束ねて銅製パイプに充
填して複合ビレットとなし、次いでこの複合ビレット
に、HIP処理等により稠密化したのち、熱間押出、引
抜加工、伸線加工等の減面加工を施して所定形状のNb
−Ti超電導線となすもので、更にNb−Tiフィラメ
ントを極細多芯化する場合は、この超電導線の多数本を
再び銅製パイプ内に充填し、これを減面加工して製造が
なされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製造方法では、超電導線材の線径が2mmφ
程度に細くなると、伸線加工中に断線が生じ易くなって
長尺の超電導線が得られなくなり、更には、内部のフィ
ラメントの断線率も増加して超電導特性が大幅に低下す
るという問題があった。
うな従来の製造方法では、超電導線材の線径が2mmφ
程度に細くなると、伸線加工中に断線が生じ易くなって
長尺の超電導線が得られなくなり、更には、内部のフィ
ラメントの断線率も増加して超電導特性が大幅に低下す
るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる状況に鑑
み鋭意研究を行った結果、超電導線材の伸線加工性は用
いた潤滑剤の種類、例えば水溶性潤滑油の油分濃度によ
って著しく影響されることを知見し、更に研究を進めて
本発明を完成するに至ったものである。即ち、本発明
は、銅を被覆した超電導素線を銅製パイプ内に充填して
複合ビレットとなし、当該複合ビレットに所定の減面加
工を施して超電導線材となし、この超電導線材に伸線加
工を施す超電導線の製造方法において、2mmφ以下の
超電導線材の伸線加工を、潤滑剤に油分濃度が5〜20%
の水溶性潤滑油を用いて施すことを特徴とする超電導線
の製造方法である。
み鋭意研究を行った結果、超電導線材の伸線加工性は用
いた潤滑剤の種類、例えば水溶性潤滑油の油分濃度によ
って著しく影響されることを知見し、更に研究を進めて
本発明を完成するに至ったものである。即ち、本発明
は、銅を被覆した超電導素線を銅製パイプ内に充填して
複合ビレットとなし、当該複合ビレットに所定の減面加
工を施して超電導線材となし、この超電導線材に伸線加
工を施す超電導線の製造方法において、2mmφ以下の
超電導線材の伸線加工を、潤滑剤に油分濃度が5〜20%
の水溶性潤滑油を用いて施すことを特徴とする超電導線
の製造方法である。
【0005】本発明方法において、水溶性潤滑油には、
エマルジョンタイプ,ソリュブルタイプ,ケミカルソリ
ュージョンタイプ等の任意の水溶性潤滑油が適用でき
る。又前記水溶性潤滑油の油分濃度を5〜20%に限定し
た理由は、5%未満では線材表面に油分が十分塗布され
ず潤滑性能が低下してフィラメントの断線率が増加し、
更に線材自体の断線が起き、又ダイスに焼付が生じて線
材表面がソゲ状に肌荒れを起こして後の表面処理工程で
支障を来たす為であり、又前記油分濃度が20%を超える
と冷却性能が低下して伸線速度を高くできず、しかも油
分が線材表面に膜状に残存して、後のエナメル被覆等の
工程で支障を来たす為である。而して、より多芯化した
細径の超電導線に対しては、前記の油分濃度は、10〜18
%の範囲に限定するのが好ましい。本発明方法は、Nb
−Ti合金系超電導線やNb3 Sn化合物系超電導線等
の製造に適用してその効果が十分に発揮される。又複合
ビレット作製時、銅製パイプに充填する超電導素線の断
面形状は、円形の他、充填密度に優れる六角形等が主に
適用される。
エマルジョンタイプ,ソリュブルタイプ,ケミカルソリ
ュージョンタイプ等の任意の水溶性潤滑油が適用でき
る。又前記水溶性潤滑油の油分濃度を5〜20%に限定し
た理由は、5%未満では線材表面に油分が十分塗布され
ず潤滑性能が低下してフィラメントの断線率が増加し、
更に線材自体の断線が起き、又ダイスに焼付が生じて線
材表面がソゲ状に肌荒れを起こして後の表面処理工程で
支障を来たす為であり、又前記油分濃度が20%を超える
と冷却性能が低下して伸線速度を高くできず、しかも油
分が線材表面に膜状に残存して、後のエナメル被覆等の
工程で支障を来たす為である。而して、より多芯化した
細径の超電導線に対しては、前記の油分濃度は、10〜18
%の範囲に限定するのが好ましい。本発明方法は、Nb
−Ti合金系超電導線やNb3 Sn化合物系超電導線等
の製造に適用してその効果が十分に発揮される。又複合
ビレット作製時、銅製パイプに充填する超電導素線の断
面形状は、円形の他、充填密度に優れる六角形等が主に
適用される。
【0006】
【作用】本発明方法では、2mmφ以下の線径の超電導
線材の伸線加工を、油分濃度を5〜20%に限定して潤滑
性能と冷却性能とを共に高めた水溶性潤滑油を用いて行
うので、フィラメントの断線率が少なく表面品質に優れ
た長尺の超電導線が製造できる。
線材の伸線加工を、油分濃度を5〜20%に限定して潤滑
性能と冷却性能とを共に高めた水溶性潤滑油を用いて行
うので、フィラメントの断線率が少なく表面品質に優れ
た長尺の超電導線が製造できる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1 銅を被覆した対辺長さ2.38mmのNb−Ti合金系超電
導六角素線を、外径 260mmφ,内径 224mmφの銅製
パイプ内に8000本充填して複合ビレットを作製した。次
にこの複合ビレットを熱間静水圧プレス(HIP)によ
り圧縮成形して稠密化したのち、この複合ビレットを面
削し、次いで熱間押出して30mmφの複合棒材となし、
次いでこの複合棒材を適宜熱処理を入れながら、溝ロー
ル圧延して 1.5mmφのNb−Ti超電導線材となし
た。次にこのNb−Ti超電導線材を 500m/min.の速
度で連続伸線して 0.221mmφの細線となした。前記伸
線加工の潤滑剤にはソリュブルオイルを用い、その油分
濃度は種々に変化させた。伸線加工時の断線回数、及び
得られた超電導線を硝酸水溶液に浸漬して銅を溶解除去
してフィラメントの断線率を調べた。又伸線材表面をS
EM観察した。結果は水溶性潤滑油の油分濃度を併記し
て表1に示した。
る。 実施例1 銅を被覆した対辺長さ2.38mmのNb−Ti合金系超電
導六角素線を、外径 260mmφ,内径 224mmφの銅製
パイプ内に8000本充填して複合ビレットを作製した。次
にこの複合ビレットを熱間静水圧プレス(HIP)によ
り圧縮成形して稠密化したのち、この複合ビレットを面
削し、次いで熱間押出して30mmφの複合棒材となし、
次いでこの複合棒材を適宜熱処理を入れながら、溝ロー
ル圧延して 1.5mmφのNb−Ti超電導線材となし
た。次にこのNb−Ti超電導線材を 500m/min.の速
度で連続伸線して 0.221mmφの細線となした。前記伸
線加工の潤滑剤にはソリュブルオイルを用い、その油分
濃度は種々に変化させた。伸線加工時の断線回数、及び
得られた超電導線を硝酸水溶液に浸漬して銅を溶解除去
してフィラメントの断線率を調べた。又伸線材表面をS
EM観察した。結果は水溶性潤滑油の油分濃度を併記し
て表1に示した。
【0008】
【表1】
【0009】表1より明らかなように、本発明方法品
(No1〜9)は無断線で伸線でき又表面品質に優れたも
のであった。中でも、油分濃度が10〜18%の水溶性潤滑
油を用いて伸線加工したもの(No4〜8)はフィラメン
トの断線率が特に低かった。これに対し、比較例品のNo
10は油分濃度の低い潤滑油を用いた為、潤滑性能が悪
く、断線が多発した上、表面品質が低下し、フィラメン
トの断線率も10%を超えた。又No11〜13は潤滑油の油分
濃度が高かった為、伸線温度が上昇し、速度を幾分落と
して伸線した。又伸線材の表面に油膜が残存し、エナメ
ルが均一に被覆できなかった。以上Nb−Ti合金系超
電導線について説明したが、本発明方法はNb3 Sn化
合物系超電導線の製造に適用しても同様の効果が得られ
るものである。
(No1〜9)は無断線で伸線でき又表面品質に優れたも
のであった。中でも、油分濃度が10〜18%の水溶性潤滑
油を用いて伸線加工したもの(No4〜8)はフィラメン
トの断線率が特に低かった。これに対し、比較例品のNo
10は油分濃度の低い潤滑油を用いた為、潤滑性能が悪
く、断線が多発した上、表面品質が低下し、フィラメン
トの断線率も10%を超えた。又No11〜13は潤滑油の油分
濃度が高かった為、伸線温度が上昇し、速度を幾分落と
して伸線した。又伸線材の表面に油膜が残存し、エナメ
ルが均一に被覆できなかった。以上Nb−Ti合金系超
電導線について説明したが、本発明方法はNb3 Sn化
合物系超電導線の製造に適用しても同様の効果が得られ
るものである。
【0010】
【効果】以上述べたように、本発明方法によれば、フィ
ラメントの断線率が少なく表面品質に優れた長尺の超電
導線を容易に製造でき、工業上顕著な効果を奏する。
ラメントの断線率が少なく表面品質に優れた長尺の超電
導線を容易に製造でき、工業上顕著な効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須齋 京太 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 銅を被覆した超電導素線を銅製パイプ内
に充填して複合ビレットとなし、当該複合ビレットに所
定の減面加工を施して超電導線材となし、この超電導線
材に伸線加工を施す超電導線の製造方法において、2m
mφ以下の超電導線材の伸線加工を、潤滑剤に油分濃度
が5〜20%の水溶性潤滑油を用いて施すことを特徴とす
る超電導線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023270A JPH05190034A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 超電導線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023270A JPH05190034A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 超電導線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190034A true JPH05190034A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12105916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023270A Pending JPH05190034A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 超電導線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05190034A (ja) |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4023270A patent/JPH05190034A/ja active Pending
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