JPH05194879A - コンクリ−ト型枠合板用光硬化性塗料組成物 - Google Patents
コンクリ−ト型枠合板用光硬化性塗料組成物Info
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- JPH05194879A JPH05194879A JP4025991A JP2599192A JPH05194879A JP H05194879 A JPH05194879 A JP H05194879A JP 4025991 A JP4025991 A JP 4025991A JP 2599192 A JP2599192 A JP 2599192A JP H05194879 A JPH05194879 A JP H05194879A
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Abstract
ている。 【構成】 イソシアヌル酸誘導体のトリイソシアネ−ト
とアクリル酸またはイソシアネ−ト基と反応し得る官能
基を有するアクリル酸誘導体との反応生成物であるアク
リルオリゴマ−を含有する。
Description
て構造物をコンクリ―ト打設により構築するときに使用
するコンクリ―ト型枠用木製合板(型枠用合板)の表面
処理に用いる耐光性の良好な光硬化性塗料組成物に関す
るものである。
せずに型枠として使用すると、生コンクリ−トが合板表
面から内部へ浸透してしまうため、合板の損傷が著しく
2〜3回使用したのみで使用できなくなる。またコンク
リ−トが硬化して型枠を取り外す際、コンクリ−トが合
板表面に強固に接着して、離型性が悪くなると共に、合
板表面がコンクリ−トに部分的にむしり取られることに
より合板の再使用が困難となる。また通常の型枠用合板
はカポ−ル、メランテ、ドリアン等の各種南洋材が使用
されており、ヤニやリグニンを多量に含有する材種を使
用すると、コンクリ―ト面を汚染したり、コンクリ―ト
硬化反応を阻害したりする。
理が施され、それは溶剤型のアクリル系やウレタン系の
合成樹脂塗料の塗装が最も一般的である。
を量産的に塗装すると、自然乾燥では、移動、運搬など
取扱い可能な乾燥状態になるまで長時間を要する。また
これらの塗料中には、ケトン,エステル,芳香族炭化水
素等の溶剤が含まれているため、溶剤臭気による塗装作
業環境の悪化、および工場周辺の大気汚染の問題があ
る。
して極めて短時間、例えば秒単位で硬化する光硬化性組
成物を塗装することが実用化されている。
造として、ウレタンアクリレ―ト、エポキシアクリレ―
ト等のアクリルオリゴマ−が30〜80%、塗装に適し
た粘度とするための反応性希釈剤20〜70%、光増感
剤1〜10%、微量の消泡剤や塗膜表面調整剤を均一に
混合して作成したものが用いられている。この様な組成
物は、塩ビ床材や家具、建材用合板などの表面処理に広
く使用されている。
光硬化性塗料組成物を塗装した型枠用合板を使用して屋
外の建設工事現場でコンクリ―トを打設すると、太陽光
線に含まれる紫外線により塗膜が劣化する。このため合
板表面の塗膜にクラックが発生したり、塗膜中から低分
子量の有機酸化合物が生成してコンクリ−トの硬化反応
が阻害され、コンクリ−ト表面が粉吹き状態を呈する。
線に耐え得る耐光性の優れたコンクリ−ト型枠用光硬化
性塗料組成物を提供することにある。そして塗膜形成で
は、特に型枠用合板に目止め用塗料を塗装して平滑にし
た後、この光硬化性塗料組成物を塗装し、次いで化学光
線を照射することにより硬化塗膜を形成させるものであ
る。
−ト型枠用光硬化性塗料組成物の基本的な第1の特徴
は、イソシアヌル酸誘導体のトリイソシアネ−トとアク
リル酸またはイソシアネ−ト基と反応し得る官能基を有
するアクリル酸誘導体との反応生成物であるアクリルオ
リゴマ−を含有するところにある。
誘導体のトリイソシアネ−トが、トリレンジイソシアネ
−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、イソホロンジ
イソシアネ−トの三量体であるところにある。
学式で表される。
ソシアネ−トは、ジイソシアネ−ト化合物を触媒の存在
下又は無触媒で加熱することによりイソシアヌル還化し
て得られる。
るポリイソシアネ−トができるが、引き続いてイソシア
ヌル還を2個有するポリイソシアネ−トになるために、
イソシアヌル還を1個有するポリイソシアネ−トのみを
合成するのは非常に困難であり、イソシアヌル還を2個
有するポリイソシアネ−トを少量含んでいる。
ト基と反応し得る官能基を有するアクリル酸の誘導体
が、2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレ−ト、2−ヒドロキシブチルアクリ
レ−トから選択されたものであるところにある。
で表される。
て記載した製造原料を出発物質として通常の方法で合成
することができる。例えば第3の特徴に記載したアクリ
ル酸誘導体の1種類とトルエン、キシレン、メチルエチ
ルケトン等の非活性溶剤、微量の反応開始剤、重合禁止
剤を均一に混合させた後、60〜80℃に加温し、第2
の特徴として記載したイソシアヌル酸誘導体のトリイソ
シアネ−トの1種類を徐々に添加し、次いで60〜80
℃で3〜10時間反応させる。反応終了後減圧下で加熱
して非活性溶剤を除去することにより目的とするアクリ
ルオリゴマ−が得られる。
−20〜80%、反応性希釈剤10〜80%、光増感剤
1〜10%を混合することにより光硬化性組成物を調整
することができる。アクリルオリゴマ−は20%未満で
は効果が少なく、80%を越えると組成物の粘度が高す
ぎて通常の塗装機では塗装困難である。従ってアクリル
オリゴマ−の望ましい含有率は、30〜60%である。
とならない範囲で、他のウレタンアクリレ−ト、エポキ
シアクリレ−ト、エステルアクリレ−ト等のアクリルオ
リゴマ−を併用しても良い。
用反応性希釈材としては、 2−エチルヘキシルアクリ
レ―ト、フェノキシエチルアクリレ―ト、テトラヒドロ
フルフリルアクリレ―ト、エトキシエトキシエチルアク
リレ―ト、ブトキシエチルアクリレ―ト、メチルトリグ
リコ―ルアクリレ―ト、イソボニルアクリレ―ト、イソ
デシルアクリレ―ト等の単官能モノマ―、1,4ブタン
ジオ―ルジアクリレ―ト、1,6ヘキサンジオ―ルジア
クリレ―ト、ネオペンチルグリコ―ルジアクリレ―ト、
ジエチレングリコ―ルジアクリレ―ト、ポリエチレング
リコ―ルジアクリレ―ト等の二官能モノマ―、トリメチ
ロ―ルプロパントリアクリレ―ト、ペンタエリスリト―
ルトリアクリレ―ト、ジペンタエリスリト―ルヘキサア
クリレ―トなどの多官能モノマ―が使用できる。これら
のアクリルモノマ―は、単独あるいは数種類を組合せて
用いても良い。
ンエチルエ―テル、ベンゾインイソプロピルエ―テル、
ブンゾフェノン、ベンジルジメチルケタ―ルなどを単独
あるいは数種類組合せて使用することができる。
の塗料添加剤、粘度調整のための有機溶剤あるいは硬化
塗膜の付着性を向上させるためのイソシアネ―ト樹脂を
添加してもよい。
膜形成工程について説明すると、先ず型枠用合板に目止
め用塗料を塗布して平滑面にした後、該塗膜の上に光硬
化性塗料組成物を塗装する。その塗装手段としては、エ
アスプレ―、エアレススプレ―、静電塗装等の吹付け方
法やロ―ルコ―タ―、カ―テンコ―タ―などの自動塗装
法いずれも利用できる。
学光線は、波長185〜500mμまでの範囲にある化
学光線を照射すればよく、これらの化学光線源として
は、太陽光、水銀ランプ、炭素ア―ク灯、キセノンラン
プ、水銀ランプ等通常の光硬化性塗料組成物の硬化に使
用される化学光線源が挙げられる。望ましくは短時間硬
化、硬化塗膜の強靭性から200〜365mμまでの化
学光線を多く発する,例えば中圧水銀灯、高圧水銀灯な
どの人工光線源が奨められる。
であり、屋外において型枠用合板をコンクリ―ト打設に
使用する際、太陽光線中に含まれる紫外線に対して十分
に耐性を満たし、そのため打設したコンクリ−ト表面を
滑らかで美しく仕上げることができる。
する。
量1リットルの反応容器にユ−ヒドロキシエチルアクリ
レ−ト170g、トルエン65g、ジブチル錫ジラウレ
−ト0.04g、ハイドロキノンメチルエ−テル0.0
2gを投入し、攪拌しながら70℃まで昇温した。その
後、液温を70℃に保持しながらヘキサメチレンジイソ
シアネ−トの三量体(コロネ−トHX、日本ポリウレタ
ン工業商品名)276gとトルエン65gの混合液を2
時間で滴下した後、イソシアネ−トの赤外吸収スペクト
ルが消失するまで4時間反応させた。
除去し、100%固形分の反応物を得た。かくして得ら
れたアクリルオリゴマ−は65℃における粘度が520
0センチポイズの淡黄色液体であった。
キシエチルアクリレ−ト60g、トリメチロ−ルプロパ
ントリアクリレ−ト60g、ベンジルジメチルケタ−ル
12gを均一に混合させて光硬化性組成物を作成した。
トとヘキサメチレンジイソシアネ−トの三量体を用い
て、100%固形分の反応物を得た。かくして得られた
アクリルオリゴマ−は65℃における粘度が3300セ
ンチポイズの淡黄色液体であった。
チルヘキシルアクリレ−ト60g、ペンタエリスリト−
ルトリアクリレ−ト60g、ベンジルジメチルケタ−ル
12gを均一に混合して光硬化性組成物を作成した。
トとトリレンジイソシアネ−トの三量体(コロネ−ト2
031、日本ポリウレタン工業商品名)を用いて、10
0%固形分の反応物を得た。かくして得られたアクリル
オリゴマ−は65℃における粘度が3200センチポイ
ズの淡黄色液体であった。
−ブタンジオ−ルジアクリレ−ト60g、トリメチロ−
ルプロパントリアクリレ−ト60g、ベンゾインイソプ
ロピルエ−テル15gを均一に混合して光硬化性組成物
を作成した。
トとイソホロンジイソシアネ−トの三量体(デスモジュ
−ルZ−4370、住友バイエルウレタン商品名)を用
いて、100%固形分の反応物を得た。かくして得られ
たアクリルオリゴマ−は60℃における粘度が1100
0センチポイズの淡黄色液体であった。
シエトキシエチルアクリレ−ト60g、ペンタエリスリ
ト−ルトリアクリレ−ト60g、ベンゾインイソプロピ
ルエ−テル15gを均一に混合して光硬化性組成物を作
成した。
クリレ−ト116g、ジブチル錫ジラウレ−ト0.14
g、ハイドロキノンモノメチルエ−テル0.02gを投
入し、攪拌しながら60℃まで昇温した。その後、液温
を60℃に保持しながら2,4トリレンジイソシアネ−
ト90gを2時間で滴下し、滴下終了後70℃に昇温し
てイソシアネ−トの赤外線吸収スペクトルが消失するま
で、6時間反応させた。かくして得られた100%固形
分のアクリルオリゴマ−は25℃における粘度が810
0センチポイズの淡黄色液体であった。
ヒドロキシエチルアクリレ−ト60g、トリメチロ−ル
プロパントリアクリレ−ト60g、ベンジルジメチルケ
タ−ル12gを均一に混合させて光硬化性組成物を作成
した。
−ト250gとポリエチレングリコ−ル(分子量40
0)260gを投入し、攪拌しながら80℃まで昇温し
て、3時間反応させた。得られた反応物にハイドロキノ
ンモノエチルエ−テル0.02g,2−ヒドロキシエチ
ルアクリレ−ト116gを加え、反応温度80℃にて3
時間反応させた。かくして得られた100%固形分のア
クリルオリゴマ−は、60℃における粘度が2100セ
ンチポイズの淡黄色液体であった。
キシエチルアクリレ−ト60g、ペンタエリスリト−ル
トリアクリレ−ト60g、ベンゾインイソプロピルエ−
テル15gを均一に混合させて光硬化性組成物を作成し
た。
コンクリ−ト型枠合板に実施例1〜4,比較例1〜2に
て作成した光硬化性組成物をロ−ルコ−タ−により膜厚
30〜40μとなるよう塗装した後、80w/cm水銀
ランプで6秒間照射して硬化させた。室温において24
時間放置後、30×30cmサイズの試験板を切り出
し、2ヵ月間屋外にて太陽光線にさらした。
処理面が内側となるよう縦、横、高さ各30cmの箱を
作り、その中にポルトランドセメント100容量部、細
骨材300容量部、水90容量部をもって混練した生コ
ンクリ−トを充填した。
ンクリ−トの表面を調査した結果を次表に示した。
板は、2ヵ月間太陽光線にさらされても、塗装劣化によ
るクラックの発生や低分子量有機酸化合物の生成による
コンクリ−ト表面の硬化反応の阻害が無く、耐光性が良
好であった。
Claims (3)
- 【請求項1】 イソシアヌル酸誘導体のトリイソシアネ
−トとアクリル酸またはイソシアネ−ト基と反応し得る
官能基を有するアクリル酸誘導体との反応生成物である
アクリルオリゴマ−を含有することを特徴とするコンク
リ―ト型枠合板用光硬化性塗料組成物。 - 【請求項2】 請求項1において、イソシアヌル酸誘導
体のトリイソシアネ−トは、トリレンジイソシアネ−
ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、イソホロンジイ
ソシアネ−トの三量体であることを特徴とするコンクリ
―ト型枠合板用光硬化性塗料組成物。 - 【請求項3】 請求項1において、イソシアネ−ト基と
反応し得る官能基を有するアクリル酸の誘導体は、2−
ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレ−ト、2−ヒドロキシブチルアクリレ−トで
あることを特徴とするコンクリ―ト型枠合板用光硬化性
塗料組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4025991A JP2557008B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | コンクリート型枠用木製合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4025991A JP2557008B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | コンクリート型枠用木製合板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05194879A true JPH05194879A (ja) | 1993-08-03 |
| JP2557008B2 JP2557008B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12181186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4025991A Expired - Lifetime JP2557008B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | コンクリート型枠用木製合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557008B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001074586A1 (en) * | 2000-04-03 | 2001-10-11 | Mitsubishi Chemical Corporation | Layered product, bonding method, and composition curable with actinic energy ray |
| JP2001329031A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-11-27 | Mitsubishi Chemicals Corp | 活性エネルギー線硬化性組成物及びこれを用いる被膜形成方法 |
| JP2002069139A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物 |
| JP2003511224A (ja) * | 1999-10-02 | 2003-03-25 | イー.アイ. デュ ポン ドゥ ネモアー アンド カンパニー | ベースラッカー/透明ラッカーの二層ラッカーコートおよび/または透明シーリングコートの形成方法 |
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-
1992
- 1992-01-17 JP JP4025991A patent/JP2557008B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557008B2 (ja) | 1996-11-27 |
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