JPH0519714Y2 - - Google Patents

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JPH0519714Y2
JPH0519714Y2 JP20262686U JP20262686U JPH0519714Y2 JP H0519714 Y2 JPH0519714 Y2 JP H0519714Y2 JP 20262686 U JP20262686 U JP 20262686U JP 20262686 U JP20262686 U JP 20262686U JP H0519714 Y2 JPH0519714 Y2 JP H0519714Y2
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tank
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、主として自動車用空気調和装置に用
いられる積層型エバポレータに関する。
(従来の技術) 第6図に示す従来の積層型エバポレータは、第
5図に示すような二つのタンク構成部2a,2b
と、このタンク構成部2a,2bを連通する冷媒
流通路3が形成された一対のチユーブシート4を
最中合せに合体して扁平チユーブ5を形成し、こ
の扁平チユーブ5をコルゲートフイン6を介して
多数積層することにより形成したものである。
前記上タンク部7には出口管8を連結し、下タ
ンク部9には入口管10を連結してあり、入口管
10には膨張弁11を取付けている。
なお、出口管8は、図示しないコンプレツサに
連結してあり、また、膨張弁11における冷媒の
絞り弁開度は、感温筒12からキヤピラリーチユ
ーブ13を介して伝達された冷媒の温度に応じて
制御されるようになつている。図中14は均圧管
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかして、このような膨張弁11が取付けられ
た積層型エバポレータ1にあつては、膨張弁11
が空気の流れの前面に存在するため、熱交換しな
い無駄なスペースが生じることになり、また膨張
弁11を入口管10に連結する作業のみでなく、
感温筒12の出口管8に対する取付作業や均圧管
14の配管作業が非常に煩雑であるという不都合
を有していた。
そこで、実開昭60−82170号公報に示すように、
積層型エバポレータの端板に冷媒流入ポートと冷
媒吐出ポートとを設け、そこに、感温筒が一体に
形成された膨張弁を一体的に組付けるようにした
積層型エバポレータが開発されている。
しかしながら、このようなエバポレータにあつ
ても、膨張弁をエバポレータの端板側へ取付ける
ことになるため、第8図に示すように、エバポレ
ータ1を自動車のインストルメントパネル15の
下部に取付けると、ダツシユパネル16からの張
出し寸法Lが大きくなつてしまう虞れがあり、こ
の張出し寸法Lを基準値以下に抑えるためには、
膨張弁11の占有寸法分だけエバポレータ1の空
気流通方向面積を小さくしなければならないとい
う不都合を有している。
また、従来の積層型エバポレータには、第7図
A,B(第5図に示す部材と同一部材には同一符
号を付してある)に示すように、空気の流れ方向
に前後関係をもつて出口タンク7と入口タンク9
を配置することによりタンクを上方のみに存在す
るように設け、スペースの有効性を図つたものが
ある(例えば、実開昭52−150063号公報等参照)。
しかし、この積載型エバポレータも側方に出入
口管8,10を設けているために上述する欠点は
解消されていない。
そこで、本考案者らは鋭意努力し、積層型エバ
ポレータのタンク部分が実質的に熱交換作用に寄
与しないデツドスペースとなつていることに着目
し、この部分を利用して出入口管を配置するとと
もにここに一体型膨張弁も設置し、熱交換効率の
低下を来すことなく、またスペース的にも不利の
生じないようにしたものが本考案である。
本考案は、上述した欠点、問題点を一掃し、狭
隘な車室内空間に設置される膨張弁付エバポレー
タの空気流通方向面積を可能な限り大きくし、限
定された空間内で可能な限り冷却能力を高めるよ
うにした積層型エバポレータを提供する目的とす
る。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、空気
の流れ方向に前後関係を持つて出口タンクと入口
タンクを有し、この両タンクをU字状の冷媒流路
により連通してなる扁平チユーブを、多数積層す
るとともに前記両タンク部を相互に連通してなる
積層型エバポレータにおいて、前記扁平チユーブ
のタンク間に、有底筒状のアダプタを相互に近接
して一対設け、該アダプタの一方は前記出口タン
クと、他方は入口タンクと連通ししたことを特徴
とするもので、さらに好ましい態様としては、前
記アダプタを中央部分の扁平チユーブに設け、各
アダプタには、他方のアダプタ内を貫通して冷媒
を流す分岐管を有するかあるいは前記アダプタが
一体型膨張弁の連結されるコネクタを有するもの
である。
(作用) このような手段を採用した本考案に係る積層型
エバポレータにあつては、出入口管をタンク内に
埋設した構造となるので、空気流通方向前面側又
は後面側に膨張弁を設置できることになり、限定
された空間内に配置する膨張弁付エバポレータの
空気流通方向面積を最大限に大きくでき、これに
伴ない冷房能力を高めることも可能となる。しか
も、そのような構造であつてもスペース的に不利
になることもない。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照にし
て説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す積層型エバポ
レータの斜視図、第2図Aは同実施例のチユーブ
シートを示す正面図、第2図Bは同実施例のアダ
プタの斜視図、第3図は同実施例に対し一体型膨
張弁を装着する状態を示す要部断面図、第4図は
前記一体型膨張弁の内部構造を示す断面図であ
り、第5,6図に示す部材と共通する部材には同
一符号を付してある。
この積層型エバポレータ30は、第2図Aに示
すチユーブシート4を用いて成形したもので、こ
のチユーブシート4には、上部から下部に向けて
その中央を仕切壁31が伸延するように設けら
れ、2つのタンク構成部2a,2bと、U字状の
冷媒流路3を構成する凹部が成形されている。こ
のタンク構成部2a,2bは通孔Oにより相互に
連通されるとともに前記冷媒通路3とも連通して
いる。
前記積層型エバポレータ30では、前記チユー
ブシート4を2枚最中合わせすることにより扁平
なチユーブ5を形成し、この扁平チユーブ5をコ
ルゲートフイン6を介して多数積層したものであ
る。
この積層型エバポレータ30は、第1図に示す
ように、空気の流れ方向に前後関係をもつて出口
タンク7と入口タンク9を有し、この両タンク
7,9をU字状をした扁平な冷媒流路3が連通し
た構造となつているが、この入口タンク9にはア
ダプタ32によつて冷媒が供給され、出口タンク
7は前記冷媒通路3中を流過した冷媒が集められ
て、この積層型エバポレータ30より流出するよ
うになつている。
さらに詳述すれば、前記積層型エバポレータ3
0の上部中央の扁平チユーブ5相互間には、一対
の有底筒状をした前記アダプタ32,33を相互
に近接して設けており、第2図Bに示すように、
このアダプタ32は前記入口タンク9と、他方の
アダプタ33は出口タンク7と連通するようにな
つているが、アダプタ32内には短い分岐管34
が、他方のアダプタ33には分岐管35が設けら
れ、この各アダプタ32,33を流れる冷媒がこ
の分岐管34,35の周囲沿つて流れ、通孔3
7,36より流出するようになつている。つま
り、このアダプタ32,33は前述した出入口管
8,10の代りをするものであり、このアダプタ
32は終端の前記通孔37から入口タンク9に冷
媒を流し、前記アダプタ33はその基端の通孔3
6からこのアダプタ33に流入した冷媒を流出さ
せるようにしている。ここに、前記通孔36,3
7とタンクとを連通させるには、前記扁平チユー
ブ5の通孔36,37から突出する部分(前記ア
ダプタから突出してもよい)を成形加工し、前記
扁平チユーブ5を積層する場合に連通するように
構成することが望ましい。
このように構成したアダプタ32,33を使用
すれば、積層型エバポレータ30の空気流通部分
を狭めたり邪魔することなく、出入口管8,10
あるいは一体型膨張弁38などを取付けることが
できるのみでなく、後に詳述する冷媒の流れも円
滑にすることができる。
また、前記一体型の膨張弁38の取付けは、例
えば、第3図に示すように、前記アダプタ32,
33の開口側端部にコネクタ39をロー付けし、
このコネクタ39に一体型膨張弁38を出入口部
分40a,40bを連結すればよい。
前記コネクタ39は通孔39a,39bを有
し、この通孔39a,39bに膨張弁ブロツク4
1の前記出入口部分40a,40bを嵌合し、こ
の膨張弁ブロツク41をボルト42によつて前記
コネクタ39に取付ければよい。
またこの膨張弁ブロツク41内には、アダプタ
32と連通する入口側流路43と、アダプタ33
と連通する出口側流路44とが形成され、この入
口側流路43には弁体45が、前記出口側流路4
3には感温ガスが封止されたパワーエレメント4
6が設けられ、このパワーエレメント46が弁体
45とを弁棒47により連携し、出口流路44を
流れる冷媒の温度に応じて前記弁体45とを弁座
48との間の隙間を調整するようにしている。
次に作用を説明する。
一体型膨張弁38の入口部分40aよりアダプ
タ32内に流入した冷媒は分岐管34の外周に沿
つて流過して分岐管35と通孔37から入口タン
ク9内に流入する。
この場合、扁平チユーブ5のタンク部分を積層
することにより形成したタンク、つまり内部に仕
切状のプレートが多数突出したタンクであつて
も、冷媒は確実に端部まで流れ、澱み部分が生じ
たり、偏流することなく円滑に流れる。
この入口タンク9内の冷媒は各扁平チユーブ5
の冷媒通路3を通つている間に空気と熱交換して
蒸発し、ガス化する。このガス冷媒は出口タンク
7より分岐管34、通孔36を通つてアダプタ3
3内に入り、一体型膨張弁38の出口部分40b
より流出する。
なお、上述した実施例は、アダプタ32と入口
タンク9、アダプタ33と出口タンク7とを連通
したものであるが、この逆にアダプタ32と出口
タンク7、アダプタ33と入口タンク9と連通す
るようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、出入口
管をタンク内に埋設した構造となるので、空気流
通方向前面側又は後面側に膨張弁を設置すること
ができ、限定された空間内に設置される膨張弁付
エバポレータの空気流通方向面積を最大限に大き
くでき、冷房能力を高めることが可能となる。し
かも、この構造であつてもスペース的に不利にな
ることもない、また膨張弁のエバポレータに対す
る組付も非常に容易になるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す積層型エバポ
レータの斜視図、第2図Aは同実施例のチユーブ
シートを示す正面図、第2図Bは同実施例のアダ
プタの斜視図、第3図は同実施例に対し一体型膨
張弁を装着する状態を示す要部断面図、第4図は
前記一体型膨張弁の内部構造を示す断面図、第5
図は従来の積層型エバポレータの要部を示す分解
斜視図、第6図は同積層型エバポレータの正面
図、第7図Aは同他の積層型エバポレータの正面
図、第7図Bは第7図Aの平面図、第8図は従来
の積層型エバポレータを車両に装着した状態を示
す概略図である。 3……冷媒流路、5……扁平チユーブ、7……
出口タンク、9……入口タンク、30……積層型
エバポレータ、32,33……アダプタ、34,
35……分岐管、38……一体型膨張弁、39…
…コネクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 空気の流れ方向に前後関係を持つて出口タン
    ク7と入口タンク9を有し、この両タンクをU
    字状の冷媒流路3により連通してなる扁平チユ
    ーブ5を、多数積層するとともに前記両タンク
    部を相互に連通してなる積層型エバポレータに
    おいて、前記扁平チユーブ5のタンク間に、有
    底筒状のアダプタ32,33を相互に近接して
    一対設け、該アダプタの一方は前記出口タンク
    7と、他方は入口タンク9と連通してなる積層
    型エバポレータ。 2 前記アダプタ32,33は、中央部分の扁平
    チユーブ5に設け、各アダプタ32,33に
    は、他方のアダプタ33,32内を貫通して冷
    媒を流す分岐管34,35を有してなる実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の積層型エバポ
    レータ。 3 前記アダプタ32,33は、一体型膨張弁3
    8が連結されるコネクタ39を有する実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の積層型エバポレ
    ータ。
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WO2024189823A1 (ja) * 2023-03-15 2024-09-19 三菱電機株式会社 熱交換器およびそれを備えた空気調和装置

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