JPH05197375A - タッチ生成装置 - Google Patents
タッチ生成装置Info
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- JPH05197375A JPH05197375A JP4303167A JP30316792A JPH05197375A JP H05197375 A JPH05197375 A JP H05197375A JP 4303167 A JP4303167 A JP 4303167A JP 30316792 A JP30316792 A JP 30316792A JP H05197375 A JPH05197375 A JP H05197375A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来にない演奏タッチパラメータを抽出で
き、かつ抽出された演奏タッチパラメータが楽音にタッ
チレスポンス効果として反映される度合いを演奏者が自
由に設定できるようにしたタッチ生成装置を提供する。 【構成】 連続的に可変の演奏操作状態を入力する演奏
入力装置を用い、この演奏入力装置から与えられる演奏
操作状態から、楽音を制御するための演奏タッチパラメ
ータを抽出するタッチ生成装置において、演奏操作に対
する感度を可変に設定する感度設定装置と、上記演奏操
作状態のピークを評価するピーク評価装置と、評価され
たピークを設定された感度に従って変更して上記演奏タ
ッチパラメータを得る変更装置とを設けた。
き、かつ抽出された演奏タッチパラメータが楽音にタッ
チレスポンス効果として反映される度合いを演奏者が自
由に設定できるようにしたタッチ生成装置を提供する。 【構成】 連続的に可変の演奏操作状態を入力する演奏
入力装置を用い、この演奏入力装置から与えられる演奏
操作状態から、楽音を制御するための演奏タッチパラメ
ータを抽出するタッチ生成装置において、演奏操作に対
する感度を可変に設定する感度設定装置と、上記演奏操
作状態のピークを評価するピーク評価装置と、評価され
たピークを設定された感度に従って変更して上記演奏タ
ッチパラメータを得る変更装置とを設けた。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は電子楽器に関し、特にタ
ッチレスポンス機能を有する電子楽器で用いられるタッ
チ生成装置に関する。
ッチレスポンス機能を有する電子楽器で用いられるタッ
チ生成装置に関する。
【0002】
【従来技術】押鍵によるイニシャルタッチを評価し、評
価したタッチデータを利用して音源を制御するタッチレ
スポンス機能付電子鍵盤楽器は既に周知である。一般
に、この種の電子鍵盤楽器では鍵盤の各々の鍵に対応し
て1以上の有接点スイッチを配置する。例えば、有接点
スイッチとして2接点スイッチを使用する機種では当該
2接点スイッチの状態が鍵の操作状態に応じて次のよう
に変化する。まず、鍵が離されているノーマル状態では
2接点スイッチの可動片が第1の固定接点と接触してい
る。押鍵に伴い、2接点スイッチの可動片は第1の固定
接点から離れる。さらに鍵が押し込まれて鍵の変位があ
る程度以上になると2接点スイッチの可動片が第2の固
定接点と接触した状態になる。タッチデータ生成装置は
上記2接点スイッチの可動片が第1の固定接点から離れ
て第2の固定接点に移動するまでの時間を測定する。こ
の計測結果は押鍵速度を表わし、イニシャルのタッチデ
ータとして、音源の制御のために利用される。有接点ス
イッチの構造上、上記2接点スイッチの可動片が第1の
固定接点から離れ始めるときの鍵変位はほぼ一定であ
り、また、変位の大きさは異なるものの、可動片が第2
の固定接点に接触するときの鍵の変位もほぼ一定であ
る。
価したタッチデータを利用して音源を制御するタッチレ
スポンス機能付電子鍵盤楽器は既に周知である。一般
に、この種の電子鍵盤楽器では鍵盤の各々の鍵に対応し
て1以上の有接点スイッチを配置する。例えば、有接点
スイッチとして2接点スイッチを使用する機種では当該
2接点スイッチの状態が鍵の操作状態に応じて次のよう
に変化する。まず、鍵が離されているノーマル状態では
2接点スイッチの可動片が第1の固定接点と接触してい
る。押鍵に伴い、2接点スイッチの可動片は第1の固定
接点から離れる。さらに鍵が押し込まれて鍵の変位があ
る程度以上になると2接点スイッチの可動片が第2の固
定接点と接触した状態になる。タッチデータ生成装置は
上記2接点スイッチの可動片が第1の固定接点から離れ
て第2の固定接点に移動するまでの時間を測定する。こ
の計測結果は押鍵速度を表わし、イニシャルのタッチデ
ータとして、音源の制御のために利用される。有接点ス
イッチの構造上、上記2接点スイッチの可動片が第1の
固定接点から離れ始めるときの鍵変位はほぼ一定であ
り、また、変位の大きさは異なるものの、可動片が第2
の固定接点に接触するときの鍵の変位もほぼ一定であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のタ
ッチデータ生成装置では、押鍵速度のみをイニシャルの
演奏タッチとして測定する。しかし、押鍵速度のみが演
奏タッチのすべてでないことは明らかである。換言すれ
ば、押鍵速度は押鍵タッチの1つの側面ないし特徴を表
わすものにすぎない。したがって、他の側面を表わすデ
ータを測定し、これを演奏タッチあるいは演奏タッチの
1つのパラメータとして利用して音源を制御するように
すれば、従来にないタッチレスポンス効果が付加された
楽音を得ることが可能となる。この場合において、この
種の演奏タッチパラメータの大きさ、換言すれば、演奏
タッチが楽音に反映される度合を演奏者の好みや楽曲に
合わせて自由に選択できれば一層好ましい。したがっ
て、この考案の目的は従来にない演奏タッチパラメータ
を抽出でき、かつ抽出された演奏タッチパラメータが楽
音にタッチレスポンス効果として反映される度合を演奏
者が自由に設定できるようにしたタッチ生成装置を提供
することである。
ッチデータ生成装置では、押鍵速度のみをイニシャルの
演奏タッチとして測定する。しかし、押鍵速度のみが演
奏タッチのすべてでないことは明らかである。換言すれ
ば、押鍵速度は押鍵タッチの1つの側面ないし特徴を表
わすものにすぎない。したがって、他の側面を表わすデ
ータを測定し、これを演奏タッチあるいは演奏タッチの
1つのパラメータとして利用して音源を制御するように
すれば、従来にないタッチレスポンス効果が付加された
楽音を得ることが可能となる。この場合において、この
種の演奏タッチパラメータの大きさ、換言すれば、演奏
タッチが楽音に反映される度合を演奏者の好みや楽曲に
合わせて自由に選択できれば一層好ましい。したがっ
て、この考案の目的は従来にない演奏タッチパラメータ
を抽出でき、かつ抽出された演奏タッチパラメータが楽
音にタッチレスポンス効果として反映される度合を演奏
者が自由に設定できるようにしたタッチ生成装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、連続的に可変の演奏操作状態を入力す
る演奏入力手段を用い、この演奏入力手段から与えられ
る演奏操作状態から、楽音を制御するための演奏タッチ
パラメータを抽出するタッチ生成装置において、演奏操
作に対する感度を可変に設定する感度設定手段と、上記
演奏操作状態のピークを評価するピーク評価手段と、評
価されたピークを設定された感度に従って変更して上記
演奏タッチパラメータを得る変更手段とを設けたことを
特徴とする。
を達成するため、連続的に可変の演奏操作状態を入力す
る演奏入力手段を用い、この演奏入力手段から与えられ
る演奏操作状態から、楽音を制御するための演奏タッチ
パラメータを抽出するタッチ生成装置において、演奏操
作に対する感度を可変に設定する感度設定手段と、上記
演奏操作状態のピークを評価するピーク評価手段と、評
価されたピークを設定された感度に従って変更して上記
演奏タッチパラメータを得る変更手段とを設けたことを
特徴とする。
【0005】
【作 用】上記の構成によれば、ピーク評価手段によ
り、連続的に可変の演奏操作状態のピークが評価され
る。このパラメータは従来にはない新しい演奏タッチパ
ラメータである。更に、評価されたピークは変更手段に
より感度設定手段の設定した感度で変更されて、最終的
な演奏タッチパラメータとなる。したがって、感度を高
く設定した場合には高感度のタッチレスポンス効果を得
ることができ、低く設定した場合にはその分、抑えられ
たタッチレスポンス効果を得ることができる。この結
果、演奏者は好みや、楽想に有ったタッチレスポンス効
果付き演奏を行うことが可能となる。
り、連続的に可変の演奏操作状態のピークが評価され
る。このパラメータは従来にはない新しい演奏タッチパ
ラメータである。更に、評価されたピークは変更手段に
より感度設定手段の設定した感度で変更されて、最終的
な演奏タッチパラメータとなる。したがって、感度を高
く設定した場合には高感度のタッチレスポンス効果を得
ることができ、低く設定した場合にはその分、抑えられ
たタッチレスポンス効果を得ることができる。この結
果、演奏者は好みや、楽想に有ったタッチレスポンス効
果付き演奏を行うことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1はこの発明を電子鍵盤楽器に適用した場合
の全体構成図である。この電子鍵盤楽器は演奏入力手段
として鍵盤と鍵盤の各鍵に対応して配置され、各々の鍵
の変位を検出する入力装置1を有する。入力装置1から
のアナログ鍵変位信号ASはA/D変換器2により、時
分割A/Dスキャンされて対応するデジタル信号DSに
変換され、更に、データ変換器3により平均化され、そ
のデジタル出力TDがタッチデータ生成装置兼楽音制御
手段としてのマイクロプロセッサ6に入力される。
明する。図1はこの発明を電子鍵盤楽器に適用した場合
の全体構成図である。この電子鍵盤楽器は演奏入力手段
として鍵盤と鍵盤の各鍵に対応して配置され、各々の鍵
の変位を検出する入力装置1を有する。入力装置1から
のアナログ鍵変位信号ASはA/D変換器2により、時
分割A/Dスキャンされて対応するデジタル信号DSに
変換され、更に、データ変換器3により平均化され、そ
のデジタル出力TDがタッチデータ生成装置兼楽音制御
手段としてのマイクロプロセッサ6に入力される。
【0007】一方、メモリ4には演奏タッチパラメータ
の生成や音源装置7で生成する楽音の制御に必要なプロ
グラム、パラメータ等が記憶され、所望のパラメータの
選択がスイッチ/表示部5からの選択信号SSに従って
行われるようになっている。更に、この考案に従い、ス
イッチ/表示部5には、鍵操作のタッチが楽音に反映さ
れる度合(タッチ感度)を設定する手段が含まれてい
る。
の生成や音源装置7で生成する楽音の制御に必要なプロ
グラム、パラメータ等が記憶され、所望のパラメータの
選択がスイッチ/表示部5からの選択信号SSに従って
行われるようになっている。更に、この考案に従い、ス
イッチ/表示部5には、鍵操作のタッチが楽音に反映さ
れる度合(タッチ感度)を設定する手段が含まれてい
る。
【0008】マイクロプロセッサ6はデータ変換器3か
らの鍵変位を表わすデータTDから演奏タッチパラメー
タを抽出し、それを設定されたタッチ感度に従って修正
する。更に、マイクロプロセッサ6は演奏タッチパラメ
ータとメモリ4からの楽音パラメータTAを基にして楽
音制御データTSを生成して音源装置7に転送し、これ
により音源装置7を制御する。音源装置7は送られてき
た楽音制御データTSに従って楽音信号をMDを発生
し、アンプ、スピーカ等から成る出力装置8に出力す
る。出力装置8は送られてきた楽音信号MDを増幅し、
音MTとして外部に出力する。
らの鍵変位を表わすデータTDから演奏タッチパラメー
タを抽出し、それを設定されたタッチ感度に従って修正
する。更に、マイクロプロセッサ6は演奏タッチパラメ
ータとメモリ4からの楽音パラメータTAを基にして楽
音制御データTSを生成して音源装置7に転送し、これ
により音源装置7を制御する。音源装置7は送られてき
た楽音制御データTSに従って楽音信号をMDを発生
し、アンプ、スピーカ等から成る出力装置8に出力す
る。出力装置8は送られてきた楽音信号MDを増幅し、
音MTとして外部に出力する。
【0009】上記入力装置1の機構と回路構成をそれぞ
れ、図2と図3に示す。図2において、鍵盤の鍵2−1
は支点2−2を中心として上下に揺動可能である。この
鍵2−1にはラック2−3が取り付けられており、この
ラック2−3の歯と噛み合う歯をもつピニオン2−4が
図示のように設けられている。このピニオン2−4の軸
2−4aには鍵変位センサーとしての可変抵抗器2−5
が取り付けられており、鍵2−1の変位がこの可変抵抗
器2−5の抵抗値として検出されるようになっている。
すなわち、各鍵2−1に対する可変抵抗器2−5は図3
に示すようにマトリクス状に接続されており、時分割A
/Dスキャンの際、このマトリクス回路の各行lに、定
電源が順次接続されて可変抵抗器2−5の一端に加えら
れる。この結果、各可変抵抗器2−5の他端には鍵変位
に対応するアナログ電圧が発生する。1行分のアナログ
電圧はアナログマルチプレクサ(図示せず)を介して多
重化された後A/D変換器2に入力され、デジタル値に
変換される。
れ、図2と図3に示す。図2において、鍵盤の鍵2−1
は支点2−2を中心として上下に揺動可能である。この
鍵2−1にはラック2−3が取り付けられており、この
ラック2−3の歯と噛み合う歯をもつピニオン2−4が
図示のように設けられている。このピニオン2−4の軸
2−4aには鍵変位センサーとしての可変抵抗器2−5
が取り付けられており、鍵2−1の変位がこの可変抵抗
器2−5の抵抗値として検出されるようになっている。
すなわち、各鍵2−1に対する可変抵抗器2−5は図3
に示すようにマトリクス状に接続されており、時分割A
/Dスキャンの際、このマトリクス回路の各行lに、定
電源が順次接続されて可変抵抗器2−5の一端に加えら
れる。この結果、各可変抵抗器2−5の他端には鍵変位
に対応するアナログ電圧が発生する。1行分のアナログ
電圧はアナログマルチプレクサ(図示せず)を介して多
重化された後A/D変換器2に入力され、デジタル値に
変換される。
【0010】図4(a)は可変抵抗器2−5によって検
出される鍵変位信号ASのプロフィールを例示したもの
である。図示のように、鍵の変位は時間とともに連続的
に変化する。図4(a)に示す鍵変位信号に対するデー
タ変換部3の出力TDのプロフィールを図4(b)に示
す。図中、xlは鍵に対する操作が開始したかどうかを
識別するためのしきい値を表わし、xhは鍵変位プロフ
ィールのピーク変位を表わしている。
出される鍵変位信号ASのプロフィールを例示したもの
である。図示のように、鍵の変位は時間とともに連続的
に変化する。図4(a)に示す鍵変位信号に対するデー
タ変換部3の出力TDのプロフィールを図4(b)に示
す。図中、xlは鍵に対する操作が開始したかどうかを
識別するためのしきい値を表わし、xhは鍵変位プロフ
ィールのピーク変位を表わしている。
【0011】図5はスイッチ/表示部5(図1)に設け
られるタッチ感度設定装置の構成例を示す。設定(T
S)キー5−1を押すことにより、タッチ感度設定モー
ドが設定され、このモードにおいて、アップ(UP)キ
ー5−2を操作するとタッチ感度が高くなり、ダウン
(DOWN)キー5−3を押すとタッチ感度が低くな
る。設定されたタッチ感度データは表示パネル5−4に
表示される。
られるタッチ感度設定装置の構成例を示す。設定(T
S)キー5−1を押すことにより、タッチ感度設定モー
ドが設定され、このモードにおいて、アップ(UP)キ
ー5−2を操作するとタッチ感度が高くなり、ダウン
(DOWN)キー5−3を押すとタッチ感度が低くな
る。設定されたタッチ感度データは表示パネル5−4に
表示される。
【0012】図6にマイクロプロセッサ6が実行するタ
ッチ感度設定処理のフローを示す。この処理はスイッチ
/表示部5のスイッチ変化に対する処理ルーチンの1つ
である。
ッチ感度設定処理のフローを示す。この処理はスイッチ
/表示部5のスイッチ変化に対する処理ルーチンの1つ
である。
【0013】ステップS−1で、設定キー5−1により
タッチ感度設定モードが選択されているかどうかが調べ
られる。このモードのときには、ステップS−2、S−
3、S−3に示すように、アップキー5−2が押される
都度、タッチ感度データKがインクリメントされその結
果が表示パネル5−4に表示される。ただし、感度が上
限100に達しているときにはその値に固定される。同
様に、ステップS−5〜S−7に示すように、ダウンキ
ー5−3が押される都度、下限0に達しない限り、タッ
チ感度データKがデクリメントされ、その結果が表示さ
れる。なお、図6のフローは、鍵盤の演奏中にも実行さ
れるようになっている。
タッチ感度設定モードが選択されているかどうかが調べ
られる。このモードのときには、ステップS−2、S−
3、S−3に示すように、アップキー5−2が押される
都度、タッチ感度データKがインクリメントされその結
果が表示パネル5−4に表示される。ただし、感度が上
限100に達しているときにはその値に固定される。同
様に、ステップS−5〜S−7に示すように、ダウンキ
ー5−3が押される都度、下限0に達しない限り、タッ
チ感度データKがデクリメントされ、その結果が表示さ
れる。なお、図6のフローは、鍵盤の演奏中にも実行さ
れるようになっている。
【0014】次に、図7を参照して、データ変換部3の
鍵変位データから演奏タッチパラメータを抽出する処理
について説明する。マイクロプロセッサ6は任意の1つ
の鍵2−1に関して、押鍵開始検出モードに移行する際
に、Sにゼロを代入する(A−1)。そして、その鍵に
係る鍵変位データDATAを読み込んでDiにストアし
(A−2)、このデータの値Diが押鍵開始のしきい値
xl(図4参照)を越えたかどうかを調べ(A−3)、
しきい値xlに達していなければA−2に戻る。
鍵変位データから演奏タッチパラメータを抽出する処理
について説明する。マイクロプロセッサ6は任意の1つ
の鍵2−1に関して、押鍵開始検出モードに移行する際
に、Sにゼロを代入する(A−1)。そして、その鍵に
係る鍵変位データDATAを読み込んでDiにストアし
(A−2)、このデータの値Diが押鍵開始のしきい値
xl(図4参照)を越えたかどうかを調べ(A−3)、
しきい値xlに達していなければA−2に戻る。
【0015】A−3で鍵変位データDiがしきい値xl
以上になったことが検知されると、マイクロプロセッサ
6はイニシャルの演奏タッチパラメータの生成モードに
移行する。すなわち、A−4に示すように、着目してい
る鍵変位データDATAを読み込む毎に、カウンタSを
インクリメントし、読み込んだ鍵変位データDATAを
Di+1にストアする。そして、今回の鍵変位データDi+1
を前回の鍵変位データDiと比較し、Di+1≦Diの成立
の有無を判別することにより、鍵変位がピークに達した
かどうかを調べる。Di+1>Diが成立する間は鍵の変位
を増大していて、ピークxhには達していないので、D
i+1の内容をDiに移し(A−5)、ステップA−4に戻
る。
以上になったことが検知されると、マイクロプロセッサ
6はイニシャルの演奏タッチパラメータの生成モードに
移行する。すなわち、A−4に示すように、着目してい
る鍵変位データDATAを読み込む毎に、カウンタSを
インクリメントし、読み込んだ鍵変位データDATAを
Di+1にストアする。そして、今回の鍵変位データDi+1
を前回の鍵変位データDiと比較し、Di+1≦Diの成立
の有無を判別することにより、鍵変位がピークに達した
かどうかを調べる。Di+1>Diが成立する間は鍵の変位
を増大していて、ピークxhには達していないので、D
i+1の内容をDiに移し(A−5)、ステップA−4に戻
る。
【0016】ステップA−6において、Di+1≦Diが成
立するときは、Diが鍵変位のピークのデータのときで
ある。この時点でカウンタSには鍵変位がしきい値xl
を越えてからピークに達するまでの時間のデータが入っ
ている。
立するときは、Diが鍵変位のピークのデータのときで
ある。この時点でカウンタSには鍵変位がしきい値xl
を越えてからピークに達するまでの時間のデータが入っ
ている。
【0017】そこでマイクロプロセッサ6は演奏タッチ
パラメータを得るためにステップA−7に進み、カウン
タSの内容を第1のイニシャル演奏パラメータとしてR
ATEにストアするとともに、鍵変位のピークデータD
iと、図6のフローで得ているタッチ感度データKとか
ら第2のイニシャル演奏パラメータを計算し、VALU
Eにストアする。したがって、RATEは押鍵速度を表
わし、VALUEは押鍵の変位の大きさをタッチ感度デ
ータに従って換算した値を示すことになる。
パラメータを得るためにステップA−7に進み、カウン
タSの内容を第1のイニシャル演奏パラメータとしてR
ATEにストアするとともに、鍵変位のピークデータD
iと、図6のフローで得ているタッチ感度データKとか
ら第2のイニシャル演奏パラメータを計算し、VALU
Eにストアする。したがって、RATEは押鍵速度を表
わし、VALUEは押鍵の変位の大きさをタッチ感度デ
ータに従って換算した値を示すことになる。
【0018】このRATEとVALUEのデータはマイ
クロプロセッサ6が音源装置7に対して、対応する鍵2
−1に係る楽音の発音の開始を指示する発音処理ルーチ
ン(図示せず)において、直接的にあるいは間接的に使
用され、その結果、抽出した演奏タッチRATE、VA
LUEを反映した楽音が音源装置7において生成され、
表情豊かなタッチレスポンス効果が奏される。更に、V
ALUEに関しては、感度データで調整された大きさで
タッチレスポンス効果が付くことになる。
クロプロセッサ6が音源装置7に対して、対応する鍵2
−1に係る楽音の発音の開始を指示する発音処理ルーチ
ン(図示せず)において、直接的にあるいは間接的に使
用され、その結果、抽出した演奏タッチRATE、VA
LUEを反映した楽音が音源装置7において生成され、
表情豊かなタッチレスポンス効果が奏される。更に、V
ALUEに関しては、感度データで調整された大きさで
タッチレスポンス効果が付くことになる。
【0019】2つのイニシャル演奏タッチパラメータR
ATE、VALUEは楽音制御のために種々の形態で利
用することができる。例えば、音量制御への応用におい
ては、押鍵ピーク変位データVALUEを楽音の振幅エ
ンベロープのアタックの到達レベルの変更データとし
て、押鍵速度データRATEをアタックの到達レベルま
での時間の変更データとして使用できる。
ATE、VALUEは楽音制御のために種々の形態で利
用することができる。例えば、音量制御への応用におい
ては、押鍵ピーク変位データVALUEを楽音の振幅エ
ンベロープのアタックの到達レベルの変更データとし
て、押鍵速度データRATEをアタックの到達レベルま
での時間の変更データとして使用できる。
【0020】また、音色制御への応用においては、押鍵
ピーク変位データVALUEを楽音スペクトルの混合比
として使用できる。また、音高制御に応用する場合に
は、VALUEをビブラートの深さとし、RATEをビ
ブラートの速度パラメータとして利用することができ
る。以上で実施例の説明を終るがこの発明は上記実施例
には限定されず、種々の変形、音色が容易に行える。
ピーク変位データVALUEを楽音スペクトルの混合比
として使用できる。また、音高制御に応用する場合に
は、VALUEをビブラートの深さとし、RATEをビ
ブラートの速度パラメータとして利用することができ
る。以上で実施例の説明を終るがこの発明は上記実施例
には限定されず、種々の変形、音色が容易に行える。
【0021】例えば、上記実施例では演奏入力手段とし
て鍵盤と鍵盤の各鍵の変位を検出するセンサー2−5を
用いているが、電子管楽器に応用する場合にはマウスピ
ースとマウスピースを通る呼気あるいは吸気を検出する
ブレスセンサーとを演奏入力手段として使用でき、また
電子弦楽器に応用する場合には弦と弦の振動をピックア
ップする変換器、あるいは弦へのチョーキングを検出す
るチョーキングセンサーあるいはトレモロアームとトレ
モロアームの変位を検出するトレモロセンサーとで構成
することができる。要するに、演奏入力手段は連続的に
可変の演奏操作状態を入力あるいは検出する任意の手段
であればよい。
て鍵盤と鍵盤の各鍵の変位を検出するセンサー2−5を
用いているが、電子管楽器に応用する場合にはマウスピ
ースとマウスピースを通る呼気あるいは吸気を検出する
ブレスセンサーとを演奏入力手段として使用でき、また
電子弦楽器に応用する場合には弦と弦の振動をピックア
ップする変換器、あるいは弦へのチョーキングを検出す
るチョーキングセンサーあるいはトレモロアームとトレ
モロアームの変位を検出するトレモロセンサーとで構成
することができる。要するに、演奏入力手段は連続的に
可変の演奏操作状態を入力あるいは検出する任意の手段
であればよい。
【0022】また、上記実施例では速度パラメータRA
TEに関しては、感度データKによる変更を行っていな
いが、これについても行うことができる。一般に、連続
可変の演奏操作状態から複数の演奏パラメータを得る場
合において、演奏タッチパラメータごとに独立して感度
データが設定されるようにしてもよいし、全ての演奏タ
ッチパラメータに共通の感度データが設定されるように
してもよく、このための変更は容易に実現できる。
TEに関しては、感度データKによる変更を行っていな
いが、これについても行うことができる。一般に、連続
可変の演奏操作状態から複数の演奏パラメータを得る場
合において、演奏タッチパラメータごとに独立して感度
データが設定されるようにしてもよいし、全ての演奏タ
ッチパラメータに共通の感度データが設定されるように
してもよく、このための変更は容易に実現できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明では演奏入力手段から連続的に可変の演奏操作状態が
入力されるようにし、ピーク評価手段にてこの演奏操作
状態のピークを評価し、演奏操作に対する感度を感度設
定手段にて可変に設定できるようにし、評価されたピー
クの演奏操作状態を変更手段にて設定感度に従って変更
して演奏タッチパラメータを得ているので、従来では抽
出することのできなかった演奏タッチパラメータで制御
される楽音を得ることができるとともに、レスポンス効
果として楽音に反映される度合を演奏者が自由に調整で
きる利点がある。結果として、従来にない表情豊かなタ
ッチレスポンス効果付演奏を、演奏者の望むように行う
ことが可能となる。
明では演奏入力手段から連続的に可変の演奏操作状態が
入力されるようにし、ピーク評価手段にてこの演奏操作
状態のピークを評価し、演奏操作に対する感度を感度設
定手段にて可変に設定できるようにし、評価されたピー
クの演奏操作状態を変更手段にて設定感度に従って変更
して演奏タッチパラメータを得ているので、従来では抽
出することのできなかった演奏タッチパラメータで制御
される楽音を得ることができるとともに、レスポンス効
果として楽音に反映される度合を演奏者が自由に調整で
きる利点がある。結果として、従来にない表情豊かなタ
ッチレスポンス効果付演奏を、演奏者の望むように行う
ことが可能となる。
【図1】この発明を電子鍵盤楽器に適用した場合の全体
構成図。
構成図。
【図2】鍵の機構を示す図。
【図3】鍵変位センサーとしての可変抵抗器のマトリク
ス回路を示す図。
ス回路を示す図。
【図4】入力装置から入力される鍵変位信号のプロフィ
ールを示す図。
ールを示す図。
【図5】鍵操作に対する感度を設定する設定装置の配置
図。
図。
【図6】マイクロプロセッサにより実行される感度設定
処理のフローチャート。
処理のフローチャート。
【図7】マイクロプロセッサにより実行されるタッチデ
ータ生成のフローチャート。
ータ生成のフローチャート。
1 入力装置 2−1 鍵 2−5 可変抵抗器 5−1 設定キー 5−2 アップキー 5−3 ダウンキー 6 マイクロプロセッサ
Claims (1)
- 【請求項1】連続的に可変の演奏操作状態に基づいて、
楽音の特性を制御するための演奏タッチパラメータを生
成するタッチ生成装置において、 上記演奏操作状態のピークを評価するピーク評価手段
と、 演奏操作に対する感度を可変に設定する感度設定手段
と、 上記ピーク評価手段の評価したピークを上記感度設定手
段の設定した感度に従って変更して上記演奏タッチパラ
メータを得る変更手段と、 有することを特徴とするタッチ生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4303167A JPH05197375A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | タッチ生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4303167A JPH05197375A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | タッチ生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05197375A true JPH05197375A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=17917699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4303167A Pending JPH05197375A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | タッチ生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05197375A (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4303167A patent/JPH05197375A/ja active Pending
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