JPH05200757A - フレキシブルスタンパー、ロール状スタンパー、および光情報記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents

フレキシブルスタンパー、ロール状スタンパー、および光情報記録媒体用基板の製造方法

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JPH05200757A
JPH05200757A JP4014967A JP1496792A JPH05200757A JP H05200757 A JPH05200757 A JP H05200757A JP 4014967 A JP4014967 A JP 4014967A JP 1496792 A JP1496792 A JP 1496792A JP H05200757 A JPH05200757 A JP H05200757A
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JP
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recording medium
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JP4014967A
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English (en)
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Hirofumi Kamitakahara
弘文 上高原
Naoki Kushida
直樹 串田
Osamu Shikame
修 鹿目
Hisanori Hayashi
久範 林
Takashi Kai
丘 甲斐
Toshiya Yuasa
俊哉 湯浅
Hitoshi Yoshino
斉 芳野
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 スタンパーの構成材料よりも熱伝導率の低い
断熱層(2)を内部に有することを特徴とするフレキシ
ブルスタンパー(1)、およびこれを備えたロール状ス
タンパー。ロールとフレキシブルスタンパーの間に少な
くとも一つの多孔質層を有することを特徴とするロール
状スタンパー。 【効果】 内部に断熱層を包含させることにより、異物
混入を防止し、断熱層の動きやヨレを防止できる。また
多孔質層の採用により、良好な断熱効果を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体用基板
の凹凸を形成するローラー・グルーブ成型法に有用な、
フレキシブルスタンパー、ロール状スタンパー、および
スタンパーを用いた光情報記録媒体用基板の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種情報の記録には、磁気テー
プ、磁気ディスク等の磁気材料、各種半導体メモリー等
が主として用いられてきた。このような磁気メモリー、
半導体メモリーは情報の書き込みおよび読み出しが容易
に行えるという利点はあるが、反面、情報の内容を容易
に書き換えられたり、また、高密度記録ができないとい
う問題点があった。
【0003】このような問題点を解決するために、多種
多様の情報を効率よく取り扱う手段として、光情報記録
媒体による光学的情報記録方法が提案され、そのための
光学的情報記録担体、記録再生方法、記録再生装置が提
案されている。かかる情報記録担体としての光情報記録
媒体は、一般にレーザー光を用いて情報記録担体上の光
記録層の一部を揮散させるか、反射率の変化を生じさせ
るか、あるいは変形を生じさせて、光学的な反射率や透
過率の差によって情報を記録し、あるいは再生を行って
いる。この場合、光記録層は情報を書き込み後、現像処
理等の必要がなく、「書いた後に直読する」ことのでき
る、いわゆるDRAW(ダイレクト・リード・アフター
・ライト)媒体であり、高密度記録が可能であり、また
追加書き込みも可能であることから、情報の記録・保存
媒体として有効である。
【0004】一般的な光情報記録媒体では、熱可塑性樹
脂であるポリカーボネート樹脂やポリメチルメタクリル
樹脂を、トラックや情報に対応する凹凸パターンが記録
されているスタンパーを用いて、その凹凸を転写してグ
ルーブを形成している。
【0005】光情報記録媒体用基板にグルーブを形成す
る方法としては、インジェクション成型法、あるいはコ
ンプレッション成型法が採用されている。しかし、光情
報記録媒体用基板の仕様では、基板の平面度および平滑
度が光学的レベルで高いことが要求されている。インジ
ェクション成型法あるいはコンプレッション成型法にお
いては、反り、気泡の混入等の欠陥が発生しやすく、こ
のため光による情報検出を著しく阻害するので、温度、
圧力の制御や、型の精度、気泡の発生防止等に非常に困
難が伴い、また装置自体も大型化してしまうために、生
産コストのかかるものであった。さらに、コンプレッシ
ョン成型法においては、枚葉処理であるために、後工程
が煩雑で生産性が低かった。
【0006】プラスチック平板は、気泡の混入も少なく
平滑均一な板が容易に製造できるため、この平板にスタ
ンパーを密着させて圧力を加え、凹凸パターンを転写す
る方法も提案されているが、板面全体に均一な圧力をか
けるには非常に大きな圧力を必要としていた。
【0007】これを解決する方法として、成型用ローラ
ー(ロール状スタンパー)と鏡面ローラーの間に、押し
出し機のTダイから押し出された溶融樹脂を通し、小さ
な圧力で成型用ローラーの凹凸パターンを転写するロー
ラー・グルーブ成型法により、光情報記録媒体用基板を
製造する方法がある。
【0008】この方法に用いるロール状スタンパーは、
凹凸の施されているフレキシブルスタンパーの両端に固
定具を溶着し、さらに固定具とほぼ同形状の溝をローラ
ーに施し、この溝に固定具を挿入し、固定具の少なくと
も一方にテンションの掛かる機構を設け、フレキシブル
スタンパーをローラーに固定するものであった。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
したように、光カード、光ディスクなどの光情報記録媒
体は、平面性、微細凹凸の転写性等の特性値が厳しいた
め、成型する成型ロールが不均一であると、極めて微細
な凹凸パターンが精度良く転写されなかったり、基板厚
さが不均一になったり、平面性が悪くなるという問題が
生じる。そして、光情報記録媒体の基板材料には、光の
透過率、耐久性、機械的強度などの特性から、ポリカー
ボネートが使用されている。しかし、ポリカーボネート
は光学異方性を有し、歪みを加えると複屈折が生じてし
まうという問題を有している。複屈折が生じると記録再
生するレーザーの光量が変化し、C/N等の劣化につな
がる。
【0010】また押し出し機から押し出された溶融した
ポリカーボネートを成型ローラーと鏡面ローラーの間を
通して、微細な凹凸パターンを転写する際もその成型時
には成型歪みが生じてしまい、その結果、複屈折が生じ
てしまう。すなわち、高転写性を達成するには、大きな
成型歪みを加えねばならず、低複屈折を達成するには成
型歪みを極力小さく抑えなければならない。
【0011】上記した微細な凹凸パターンを精度良く転
写し、且つ成型歪みの無い低複屈折シートを作製するた
めに本願出願人は、先に、特願平3−249203号に
おいて、ローラーとスタンパの間に樹脂層を介在させた
成型ロールを提案した。この樹脂層は、スタンパーと鏡
面ロールの間で断熱材として働き、成型する際の基板の
凹凸パターンの転写をよくし、成型歪みを緩和し、複屈
折を生じさせにくくするものである。更には、鏡面ロー
ルとスタンパーの密着性の向上を図り、熱分布のムラを
少なくするものである。しかしながら、媒体基板におい
ては微細凹凸パターンの転写性において、スタンパーに
対するより一層の忠実性が求められている。
【0012】本発明は、上述のような従来技術における
課題を解決するためになされたものである。
【0013】すなわち、本発明の一つの目的は、ローラ
ー・グルーブ成型法により成型される光情報記録媒体用
基板の微細な凹凸パターンに、凹凸欠陥、転写性ムラ等
の欠陥の発生を防止することのできる、断熱層を設けた
フレキシブルスタンパーおよびそれを備えたロール状ス
タンパーを提供することにある。
【0014】また、本発明の他の一つの目的は、溶融樹
脂をロールで成型する際、微細な凹凸パターンを精度良
く転写させ、成型歪みや浮く屈折を生じさせないスタン
パーを装備したロール状スタンパーであり、特に光情報
記録媒体用基板に求められる極めて微細な凹凸パターン
を高精度に転写できるものを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記一つの目的
は、スタンパーの構成材料よりも熱伝導率の低い断熱層
を内部に有することを特徴とするフレキシブルスタンパ
ー、およびこれを備えたロール状スタンパーにより達成
できる。
【0016】また、本発明の上記他の一つの目的は、ロ
ールと、該ロール表面に設けられたフレキシブルスタン
パーとから成るロール状スタンパーであって、該ロール
と該フレキシブルスタンパーの間に少なくとも一つの多
孔質層を有することを特徴とするロール状スタンパーに
より達成できる。
【0017】
【作用】内部に断熱層を有する本発明のフレキシブルス
タンパーを用いてロール状スタンパーとすれば、従来の
断熱層をロールとフレキシブルスタンパーの間に設けた
ロール状スタンパーとは異なり、その断熱層が動いた
り、よれたりせず、またゴミ等の付着も無く、光情報記
録媒体用基板の微細な凹凸パターンをローラー・グルー
ブ成型法により形成する際の凹凸欠陥や転写性のムラ欠
陥を防止できる。
【0018】また、多孔質層を有する本発明のロール状
スタンパーは、空気は熱伝導率が小さいことから、断熱
効果という点で空気を内包する多孔質層が極めて有効な
断熱層として作用し、成型の際の基板の凹凸パターン転
写を良好ならしめる。
【0019】
【実施例】まず、断熱層を内部に有する本発明のフレキ
シブルスタンパーに関して図面を参照しつつ以下に詳細
に説明する。
【0020】図1(A)は、本発明のフレキシブルスタ
ンパー(固定具付き)の一例を示す概略図であり、図1
(B)はそのA−A’断面図である。この図1に示すフ
レキシブルスタンパー1は、光情報記録媒体用基板の凹
凸微細パターンに対応する所定の凹凸パターン15を表
面に有し、その内部に断熱層2を有し、その両端にはフ
レキシブルスタンパーをローラーに固定するための固定
具4を有している。
【0021】図2は、本発明のロール状スタンパーの一
例を示す概略断面図である。この図2に示すロール状ス
タンパー5は、図1に示した内部に断熱層2を有するフ
レキシブルスタンパー1を、ローラー17の所定の溝に
固定具4を挿入して設けたものである。
【0022】図3は、本発明の内部に断熱層2を有する
フレキシブルスタンパー1の製造方法の例を示す工程説
明図である。この図3に示す製造方法においては、まず
図3(A)に示すように、青板ガラス等のガラス基板6
上にフォトレジスト7を成膜する。次いで図3(B)に
示すように、このフォトレジストに露光・現像を行うこ
とで、トラッキング用溝や情報用ピット等の凹凸微細パ
ターン7’を形成し、これをガラス原盤8とする。次い
で図3(C)に示すように、パターン7’上に導電化膜
9を形成する。次いで図3(D)に示すように、導電化
膜9上に電鋳法により金属膜13を形成し、この表面を
研磨する。次いで図3(E)に示すように、この上に、
金属膜13よりも熱伝導率の低い紫外線硬化樹脂やポリ
イミドフィルム等の断熱層2を形成する。次いで図3
(F)に示すように、この上に導電化膜(不図示)を形
成した後電鋳法により金属膜13を再び形成し断熱層2
が金属膜の内部に包含されるように形成する。次いで、
この金属膜13を研磨した後、図3(G)に示すよう
に、導電化膜9と金属膜1とを一体となった状態でガラ
ス原盤8より剥離することにって、内部に断熱層2を有
するフレキシブルスタンパー1が得られる。
【0023】図4は、本発明の光情報記録媒体用基板の
製造方法に用い得るRG装置(ローラーグルーブ装置)
の一例を示す模式的断面図である。まず押し出し機11
を用いてポリカーボネートペレット等のペレット状樹脂
を溶融しながら一定の速度で押し出し、これをTダイ1
0により成型形状に近付ける。このTダイ10から押し
出された溶融樹脂を、上述した様な内部に断熱層2を有
するフレキシブルスタンパー1を備えたロール状スタン
パー5と、板厚調整および鏡面を調整するための鏡面ロ
ーラー12との間を通し、トラッキング用溝や情報用ピ
ット等の凹凸の微細パターンを小さな圧力で連続的に転
写する。これによって光情報記録媒体用基板の連続シー
トが得られる。なお、ここで基板材料として用いる樹脂
としては、例えばポリカーボネート、ポリオレフィン、
ポリエステル、ポリエーテルサルフォン等の樹脂が適宜
用いられる。
【0024】また、本発明のロール状スタンパーを構成
するためのローラー17は、硬度が高く、熱伝導率の良
いものであれば、どのような材料でも用いることができ
るが、例えば、鉄鋼、クロム鋼などの金属を用いること
ができる。ローラー17の表面の加工精度は、成型する
光情報記録媒体用基板の面精度とほぼ同じかまたはそれ
よりも良い面精度が望ましい。また、必要に応じて表面
に窒化チタンなどの硬化膜やクロムメッキなどのメッキ
を施すことも可能である。また、スタンパー1の厚み
は、スタンパーをローラーに貼り合せるために、一般に
インジェクションに用いられているものよりも薄いもの
が好ましい。その範囲としては10〜300μm程度が
望ましく、より好ましい厚さは30〜200μmであ
る。
【0025】次に、ロールとフレキシブルスタンパーと
の間に多孔質層を有する本発明のロール状スタンパーに
関して図面を参照しつつ以下に詳細に説明する。
【0026】図5は、本発明のロール状スタンパーの例
を示す概略図であり、図6はその概略斜視図である。こ
の図5に示すロール状スタンパー20は、鏡面ローラー
21に、フレキシブルスタンパー23が、多孔質層22
としてポーラスプラスチックシートを介して固定具24
により固定されて成る。
【0027】図7は、本発明の本発明の光情報記録媒体
用基板の製造方法に用い得る装置の一例を示す模式的断
面図である。この図7に示すように、押し出し機1から
押し出された熱可塑性樹脂26を、本発明のロール状ス
タンパー20および鏡面ロール27および28の間で加
熱加圧してプリフォーマットパターンまたは情報信号を
転写する。
【0028】ここで基板材料として用いる樹脂26とし
ては、例えばポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリエーテルサルフォン等の樹脂が適宜用い
られる。
【0029】本発明のロール状スタンパー20を構成す
るためのローラー21は、硬度が高く、熱伝導率の良い
ものであれば、どのような材料でも用いることができる
が、例えば、鉄鋼、クロム鋼などの金属を用いることが
できる。鏡面ローラー21の表面の加工精度は、成型す
る光情報記録媒体用基板の面精度とほぼ同じかまたはそ
れよりも良い面精度が望ましい。また、必要に応じて表
面に窒化チタンなどの硬化膜やクロムメッキなどのメッ
キを施すことも可能である。
【0030】ここでのフレキシブルスタンパー23は、
一般にCD(コンパクトディスク)等に採用されている
公知の製法で作製すればよい。具体的には、ガラス原盤
にレジストを塗布して、パターンを露光現像してから、
ニッケルをスパッタで成膜して、電鋳して所定の厚さま
でニッケルを析出させる。こうして得られたスタンパー
を第2原盤とし更に孫スタンパーを作製しても良い。
【0031】スタンパー23の厚みは、スタンパー23
をローラー21に貼り合せるために、一般にインジェク
ションに用いられているものよりも薄いものが好まし
い。その範囲としては10〜300μm程度が望まし
く、より好ましい厚さは30〜200μmである。
【0032】この様にしてできたスタンパーを、鏡面ロ
ールに固定・密着させて本発明のロール状スタンパー2
0とするわけだが、上述したように、押し出し機25か
ら押し出されたポリカーボネート等の樹脂26が、この
ロール状スタンパー20と鏡面ローラー27および28
で加圧成型され、ロール状スタンパーの凹凸パターンお
よび鏡面ローラーの鏡面が基板に転写する。この加圧成
型される際、微細凹凸パターンの基板への転写をより精
密に且つより忠実に転写させるために、ローラー21と
スタンパー23の間に多孔質層22を挿入したことが有
効となる。
【0033】基板材料としてポリカーボネートを用いた
場合、押し出し機25から押し出されるポリカーボネー
トの温度は300℃前後とすればよく、このポリカーボ
ネートが130℃〜150℃に設定されたロール状スタ
ンパー20および鏡面ローラー27および28の間を通
って微細凹凸パターンが成型される。すなわち、溶融し
たポリカーボネートは急激に冷やされることとなり、そ
の結果、急激な粘度の変化(上昇)が生じていることに
なる。
【0034】以上のことから、転写をよくするため、ロ
ール状スタンパー20と鏡面ロール27および28の間
を通るポリカーボネートの粘度の変化をいかに抑えるか
ということになる。その方策としてロール状スタンパー
20におけるフレキシブルスタンパー23の表面温度を
成型時のみ極力高温に保持することが有効であり、具体
的には、鏡面ロール21とフレキシブルスタンパー23
の間に断熱層22を設けたことが効果的となる。特に、
断熱効果という点では、空気は熱伝導率が小さいことか
ら、空気を内包する多孔質層が極めて有効な断熱層とし
て作用する。
【0035】この多孔質層22は、例えば空気を独立気
泡もしくは連続気泡としてマトリックス材中に含有する
均質な厚さの層である。このマトリックス材としては、
前記マトリックス材中に気泡として低熱伝導率の空気が
存在する故、特に熱伝導率という点で限定を受けること
はなく、金属、セラミックス、樹脂など使用可能である
が、低熱伝導率であることは好ましい態様である。耐熱
性を有する樹脂材料は上記の点および取り扱い性、加工
し易さ等の点で好適である。耐熱性樹脂材料としては、
例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリ
エーテルサルフォン(PES)、エポキシ樹脂、テフロ
ン樹脂、ポリイミド樹脂などが使用できる。
【0036】この多孔質層22を形成する方法として
は、マトリックス材中に中空微粒子を混入する方法、マ
トリックス類の微粒子を焼結させる方法、微粒子をマト
リックス材中に混入し、そのあと微粒子を溶出させる方
法など、各種の方法が適用可能である。
【0037】ローラー21とフレキシブルスタンパー2
3の間に多孔質層22を界在させたあと、スタンパー2
3を鏡面ロール21に固定する方法としては、例えば、
フレキシブルスタンパー23の両端に固定具24をレー
ザー等で溶接し、更に鏡面ロール21に固定具より少し
大きな溝を形成し、この溝に固定具24を嵌合して固定
する方法がある。この他にも、ネジ止めやバネ等により
固定しても良く、密着性良く固定できている限り、その
手段は特に限定されない。
【0038】この様にして作製したロール状スタンパー
20を用いて、先に述べた図7に示すように、光学的異
方性を有する熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート
を、押し出して成型すれば、複屈折が小さく、スタンパ
ーの凹凸の転写性の良好な基板が得られる。さらに成型
された基板は、洗浄、記録層成膜、保護基板との貼り合
せ、所定形状への切断、特性検査、梱包などの工程を経
て光情報記録媒体として完成する。
【0039】図8は、図5のA部位を拡大して示した概
略部分断面図であり、本発明の代表的な態様を示すもの
である。鏡面ローラー21とフレキシブルスタンパー2
3の間に多孔質層22としてシート形状の、例えば、ポ
ーラスなプラスチックシートによって断熱効果を発揮す
ることができるとともに、シート状であるという点で断
熱層の厚さをシートの厚さで制御することができるとい
う利点がある。
【0040】図9、図10、図11は、図8に示した態
様以外の態様を各種示したものである。図9はスタンパ
ー23の裏面に多孔質層22を積層し、スタンパー23
と一体化した態様を示す。図10は、ローラー21の表
面に多孔質層22を積層し、ローラー21と一体化した
態様を示す。これらの構成は多孔質層22をあらかじめ
スタンパーあるいはロール作製時に形成しておくためス
タンパーを装着する際にゴミ等の混入を低下させること
ができ、成型シートの欠陥が少なくなり、品質、歩留が
向上する。図11は、スタンパー裏面およびロール表面
ともに多孔質層22を形成した態様である。図9、図1
0、図11の態様では、多孔質層22がスタンパー23
またはロール面に密着しているため、成型時、多孔質層
の位置ずれなどが発生し、成型シートの均質性が損なわ
れることが少ない。特に図10の態様においてはロール
面に多孔質層22を形成するため、図9と比べスタンパ
ー毎に多孔質層22を形成する必要がないためスタンパ
ーの交換を要する場合有利である。
【0041】以上、図8から図11までの構成のロール
状スタンパーを用いてシート成型を行う空気層を含有す
る多孔質層の熱伝導率が、金属ロール、金属スタンパー
の熱伝導率より小さいため、成型時多孔質層が極めて有
効に断熱効果を発揮し、成型時の熱可塑性樹脂の急激な
温度低下が抑制され、その結果、溶融粘度の変化も抑制
され、成型される基板シートの凹凸パターンの転写が極
めて精密に転写可能となるのである。なお、本発明にお
いて、着脱可能とは、例えば着脱する界面において実質
的に分離する力を必要としないことを意味する。
【0042】以下、具体的な実施例データにより、本発
明を更に詳細に説明する。なお、以下の実施例において
は、断熱層をフレキシブルスタンパーの内部に有する点
を特徴とする本発明に関しては「実施例A」として示
し、多孔質層を有する点を特徴とする本発明に関しては
「実施例B」として示した。
【0043】<実施例A−1>まず、以下の様にして、
断熱層を内部に有する本発明のフレキシブルスタンパー
をの製造した。
【0044】図3(A)に示した工程において、青板ガ
ラス等のガラス基板6にフォトレジスト7(Az137
0、ヘキスト・ジャパン社製)を滴下し、スピナーで3
000オングストロームの膜厚に塗布した。その後、9
0℃・30分の条件でプレベークを行った。
【0045】次に、図3(B)に示した工程において、
レーザー露光装置(Mirror Projecior Mask Aligner ・
MPA−1500、キャノン社製)等の露光装置を用
い、複数個の情報記録媒体用の所定パターン(ストライ
プ状)を露光し、現像液(Az312MIF、ヘキスト
・ジャパン社製)で現像することにより、トラッキング
用溝や情報用ピット等の凹凸の微細パターン7’を形成
し、光カード用のガラス原盤8を得た。
【0046】次に図3(C)に示した工程において、電
鋳法により金属膜を形成するための前処理として、スパ
ッター装置、蒸着装置等の成膜装置を用い、導電化処理
を行った。また、膜厚1000〜2000オングストロ
ームのニッケル膜をスパッター装置により成膜すること
で、導電化膜9をガラス原盤8の上に形成した。
【0047】次に図3(D)に示した工程において、導
電化膜9の施されたガラス原盤8に電鋳法により金属膜
13を形成した。スルファミン酸ニッケル電鋳液中で、
導電化膜9の施されたガラス原盤8を20〜30rpm
で回転させながら、通電電流の時間積分値150〜30
0AH(アンペア・アワー)の条件で100〜200μ
mのニッケル金属を析出させ、金属膜13を形成した。
【0048】ここで使用した電鋳液の組成は、スルファ
ミン酸ニッケル・4水塩〔Ni(NH2 SO3 )2・4
2 O〕=500g/l、硼酸〔H3 BO3 〕=35〜
38g/l、ピット防止剤=2.5ml/lである。
【0049】次に図3(E)に示した工程において、金
属膜13を100μmの厚さに研磨した後に、断熱層2
を形成した。断熱層には金属膜13より熱伝導率の良く
ない材料であれば何を用いてもよく、本実施例において
は、ポリイミドフィルムを用い、それを所定の位置に瞬
間接着剤で固定した。ポリイミドフィルムの厚さとして
は、50μm〜200μm程度が好ましい。
【0050】次に図3(F)に示した工程においては、
工程(C)および、工程(D)と同様にして、再び導電
化処理を行い、金属膜13を形成した。この金属膜13
は研磨した。
【0051】最後に図3(G)に示した工程において、
導電化膜9および金属膜13を一体として、同時にガラ
ス原盤8より剥離させ、表面に付着しているフォトレジ
ストを除去し、レーザー切断することにより、ライン・
アンド・スペース:9.5μm/2.5μm、段差:2
500〜3000オングストロームのストライプ状案内
溝の形成された、断熱層を設けたフレキシブルスタンパ
ー1が得られた。
【0052】溶着の手法に、フレキシブルスタンパーの
端部を固定具の端部に巻き付けた状態に溶着する端部溶
着を用い、YAGレーザー溶着装置(JK701、ルモ
ニクス社製)により、オンタイム=5.0msec、ア
シストガス=アルゴン、周波数=15Hz、出力=5.
5J 80W、速度=200mm/分の条件で固定を行
った。
【0053】このようにして、図1(A)および(B)
に示した内部に断熱層を有するフレキシブルスタンパー
(固定具付き)が完成した。このフレキシブルスタンパ
ーを、予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラ
ーに取り付け、テンションを掛けながら固定することに
より、図2に示すロール状スタンパー5を作製した。次
に、このロール状スタンパー5を用い、図4に示すRG
装置によりローラー・グルーブ成型を試みた。押し出し
機11のTダイ10からポリカーボネートの溶融樹脂
を、280℃〜310℃の樹脂温度で押し出し、ロール
状スタンパー5と鏡面ローラー12の間を通し、小さな
圧力でロール状スタンパー5の微細な凹凸パターンを転
写したところ、30時間経過してもポリイミドフィルム
の断熱層が比較的自由に動いたり、よれたりすることが
なかった。その結果、ローラー・グルーブ成型法により
成型された情報記録媒体用基板の微細な凹凸パターン
に、転写性ムラ等の悪影響を与えることなく、良好な凹
凸パターンを転写した情報記録媒体用基板の連続シート
14を製造できた。
【0054】<実施例A−2>工程(A)〜工程(D)
は実施例A−1と同様とし、工程(E)では、金属膜1
3を100μmの厚さに研磨した後に、断熱層2を形成
した。断熱層には紫外線硬化型樹脂(2P樹脂)を用い
た。2P樹脂(スリーボンドSS120)をバーコート
により塗布し、硬化させた。硬化は、窒素雰囲気中で行
い、2P樹脂の厚さとしては、50μm〜200μm程
度が好ましく、本実施例においては50μmに形成し
た。次に、工程(F)および工程(G)も実施例A−1
と同様とした。
【0055】溶着の手法に、フレキシブルスタンパーの
端部を固定具の端部に巻き付けた状態に溶着する端部溶
着を用い、YAGレーザー溶着装置(JK701、ルモ
ニクス社製)により、オンタイム=5.0msec、ア
シストガス=アルゴン、周波数=15Hz、出力=5.
5J 80W、速度=200mm/分の条件で固定を行
った。
【0056】このようにして、図1(A)および(B)
に示される、断熱層を設けたフレキシブルスタンパー
(固定具付き)が完成した。この断熱層を設けたフレキ
シブルスタンパーを、予め固定具とほぼ同形状の溝を施
してあるローラーに取り付け、テンションを掛けながら
固定することにより、図2に示すロール状スタンパー5
を作製した。
【0057】次に、このロール状スタンパー5を用い、
図5に示すRG装置によりローラー・グルーブ成型を試
みた。押し出し機11のTダイ10からポリカーボネー
トの溶融樹脂を、280℃〜310℃の樹脂温度で押し
出し、ロール状スタンパー5と鏡面ローラー12の間を
通し、小さな圧力でロール状スタンパー5の微細な凹凸
パターンを転写したところ、30時間経過してもポリイ
ミドフィルムの断熱層が比較的自由に動いたり、よれた
りすることがなかった。その結果、ローラー・グルーブ
成型法により成型された情報記録媒体用基板の微細な凹
凸パターンに、転写性ムラ等の悪影響を与えることな
く、良好な凹凸パターンを転写した情報記録媒体用基板
の連続シート14を製造できた。
【0058】<比較例A−1>工程(A)〜工程(D)
を実施例A−1と同様にし、金属膜13を200μmの
厚さに研磨することにより、内部に断熱層を有さないフ
レキシブルスタンパーを製造した。
【0059】次に、固定具との溶着はYAGレーザー溶
着装置(JIK701、ルモニクス社製)を用い、実施
例1と同条件で行った。このフレキシブルスタンパー
を、予め固定具とほぼ同形状の溝を施してあるローラー
に取り付け、テンションを掛けながら固定することによ
りロール状スタンパーを作製した。なお、断熱層にはポ
リイミドフィルムを用いた。次に、このロール状スタン
パー5を用い、図4に示すRG装置によりローラー・ブ
ルーブ成型を試みた。
【0060】押し出し機11のTダイ10からポリカー
ボネートの溶融樹脂を、280℃〜310℃の樹脂温度
で押し出し、ロール状スタンパー5と鏡面ローラー12
の間を通し、小さな圧力でロール状スタンパー5の微細
な凹凸パターンを転写したところ、欠陥が発生し、良好
な凹凸パターンを転写した情報記録媒体用基板の連続シ
ート14を製造することができなかった。
【0061】<実施例B−1>図5および図9に示すロ
ール状スタンパーを以下の様にして作製した。ロール径
300mmφの鉄製ローラーにCrメッキし、さらに鏡
面仕上げし表面粗さを0.1μmに仕上げた鏡面ローラ
ーに、上辺が10.05mmで下辺が15.05mm高
さ5mmの台形溝を作製した。
【0062】次に、鏡面仕上げした300mm□×厚さ
10mmのガラス原盤にフォトレジスト(AZ−130
0、ヘキストジャパン社製)を300nm塗布し、レー
ザーカッティングマシーンで80mm×30mmの領域
に、光カードパターンを、グルーブ幅3μm、ピッチ1
2μmのプリグルーブとプリフォーマット信号等の凹凸
パターンを、ガラス原盤上に多数描き、現像処理後凹凸
パターンを形成し、その上にNiをスパッタで100n
m成膜し、さらに電鋳を行いNiを200μm付着させ
た後、裏面を鏡面研磨し厚みを150μm、表面粗さ
0.1μm以下に仕上げた。
【0063】次に、ポリアミド樹脂溶液(LARC−T
PIワニス、三井東圧化学社製、固形分:30%、溶
剤:ジエチレングリコールジメチルエーテル)50部に
架橋スチレン−アクリル中空微粒子(日本合成ゴム社
製、SX863(P))10部を分散させた。塗料を前
記スタンパーの研磨を施した面にスプレーコートし、2
50℃、5時間、乾燥硬化し、厚さ0.5mmの多孔質
層を形成した。
【0064】このスタンパーに、鉄製で、上辺が10m
m、下辺が15mm、高さ5mmの固定具をレーザーに
溶接し、鏡面ロールに作製した溝に固定具を挿入し、ロ
ール状スタンパーとした。これをロールスタンドに取り
付け、押出成型機(日立造船、SHT90)からポリカ
ーボネート(帝人化成、L−1225)を押し出し、3
m/分の送り速度・ダイ温度は300℃・ロール温度1
40℃の条件で、厚さ0.4mm・幅30cmにシート
成形した。押し出した基板を測定してみたところ、複屈
折の値はシングルバスで10〜20nmでバラツキは少
なかった。凹凸パターンの転写性も97%以上で非常に
良好であった。なお、転写性は凹凸パターンの断面積比
率とする。
【0065】<実施例B−2>図5および図10に示す
ロール状スタンパーを以下の様にして作製した。鏡面ロ
ーラーに実施例B−1と同様の塗料をスプレーコート
し、乾燥、硬化させ、鏡面ローラー上に多孔質層を形成
した。
【0066】更に実施例B−1と同様にして厚さ150
μm、表面粗さ0.1μm以下のスタンパーに固定具を
溶接し、前記表面層に多孔質層を有するローラーにスタ
ンパー固定しロール状スタンパーとした。これをロール
スタンドに取り付け、押出成型機(日立造船、SHT9
0)からポリカーボネート(帝人化成、L−1225)
を押し出し、4m/分の送り速度・ダイ温度は300℃
・ロール温度150℃の条件で、厚さ0.4mm・幅3
0cmにシート成形した。押し出した基板を測定してみ
たところ、複屈折の値はシングルバスで10〜20nm
でバラツキは少なかった。凹凸パターンの転写性も97
%以上で非常に良好であった。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、フレキ
シブルスタンパーの内部にポリイミドフィルム等の断熱
層を包含させることにより、次のような、顕著な効果
(1)(2)を奏することができる。
【0068】(1)フレキシブルスタンパーとポリイミ
ドフィルム等の断熱層の間に、ゴミや異物が混入するこ
とがなく、ローラー・グルーブ成型法により成型された
情報記録媒体用基板の微細な凹凸パターンが、欠陥なく
正確に転写できる。
【0069】(2)ポリイミドフィルム等の断熱層が比
較的自由に動いたり、よれたりしないために、ローラー
・グルーブ成型法により成型された情報記録媒体用基板
の微細な凹凸パターンに、転写性ムラ等の欠陥が発生し
難い。さらにフレキシブルスタンパー自体が劣化してし
まうこともない。
【0070】また、以上の説明から明らかなように、ロ
ールとフレキシブルスタンパーの間に多孔質層を介在さ
せることにより、光学的異方性を有する熱可塑性樹脂に
スタンパーの凹凸パターンを成型する際の成型歪みを緩
和することができ、複屈折が小さく、精密パターンの転
写性が良い光情報記録媒体の基板を大量に生産性良く提
供できる。また、該シートの作製、取り付けは容易に行
いうるので、本発明のロール状スタンパーは実用上非常
に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の内部に断熱層を設けたフレ
キシブルスタンパー(固定具付き)の概略図であり、
(B)は、切断ラインA−A’で切断したときの概略断
面図である。
【図2】本発明の内部に断熱層を設けたフレキシブルス
タンパーをローラーに固定して成る、ロール状スタンパ
ーの概略断面図である。
【図3】本発明の断熱層を設けたフレキシブルスタンパ
ーの製造方法を示す工程説明図である。
【図4】本発明のロール状スタンパー用いたRG装置の
模式的断面図である。
【図5】本発明の多孔質層を有するロール状スタンパー
の概略図である。
【図6】本発明の多孔質層を有するロール状スタンパー
の概略斜視図である。
【図7】本発明の多孔質層を有するロール状スタンパー
用いた装置の概略図である。
【図8】図1のA部の拡大部分の態様を示す図である。
【図9】図1のA部の拡大部分の態様を示す図である。
【図10】図1のA部の拡大部分の態様を示す図であ
る。
【図11】図1のA部の拡大部分の態様を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 フレキシブルスタンパー 2 断熱層 4 固定具 5 ロール状スタンパー 6 ガラス基板 7 フォトレジスト 7’ 凹凸微細パターン 8 ガラス原盤 9 導電化膜 10 Tダイ 11 押し出し機 12 鏡面ローラー 13 金属膜 14 情報記録媒体用基板の連続シート 15 凹凸パターン 17 ローラー 20 ロール状スタンパー 21 鏡面ローラー 22 断熱層 23 フレキシブルスタンパー 24 固定具 25 押し出し機 26 熱可塑性樹脂 27 鏡面ローラー 28 鏡面ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 7/26 511 7215−5D 521 7215−5D // B29L 17:00 4F (72)発明者 林 久範 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 甲斐 丘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 湯浅 俊哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 芳野 斉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンパーの構成材料よりも熱伝導率の
    低い断熱層を内部に有することを特徴とするフレキシブ
    ルスタンパー。
  2. 【請求項2】 基材に凹凸をパターニングする工程、該
    パターン上に導電化膜を形成する工程、該導電化膜上に
    電鋳法により金属膜を形成する工程、該金属膜を研磨す
    る工程、該研磨された金属膜上に断熱層を形成する工
    程、該断熱層上に導電化膜を形成する工程、該導電化膜
    上に電鋳法により金属膜を形成する工程、該金属膜を研
    磨する工程、および該導電化膜と該金属膜を一体として
    前記基材より剥離する工程を有することを特徴とする請
    求項1記載のフレキシブルスタンパーの製造方法。
  3. 【請求項3】 光情報記録媒体の基板材料となる熱可塑
    性シートに凹凸を形成するためのロール状スタンパーで
    あって、スタンパーの構成材料よりも熱伝導率の低い断
    熱層を内部に有し両端に固定具を有するフレキシブルス
    タンパーを、ローラーの溝に該固定具を嵌合することに
    よって該ローラー表面に設けて成ることを特徴とするロ
    ール状スタンパー。
  4. 【請求項4】 光情報記録媒体の基板材料となる熱可塑
    性シートに、ロールと該ロール表面に設けられたフレキ
    シブルスタンパーとから成るロール状スタンパーにより
    凹凸を形成する工程を有する光情報記録媒体用基板の製
    造方法において、該フレキシブルスタンパーがスタンパ
    ーの構成材料よりも熱伝導率の低い断熱層を内部に有す
    ることを特徴とする光情報記録媒体用基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 ロールと、該ロール表面に設けられたフ
    レキシブルスタンパーとから成るロール状スタンパーで
    あって、該ロールと該フレキシブルスタンパーの間に少
    なくとも一つの多孔質層を有することを特徴とするロー
    ル状スタンパー。
  6. 【請求項6】 ロールと多孔質層との界面、フレキシブ
    ルスタンパーと多孔質層との界面および多孔質層間面か
    ら成る群のうちの一以上の面が着脱可能である請求項5
    記載のロール状スタンパー。
  7. 【請求項7】 光情報記録媒体の基板材料となる熱可塑
    性シートに、ロールと該ロール表面に設けられたフレキ
    シブルスタンパーとから成るロール状スタンパーにより
    凹凸を形成する工程を有する光情報記録媒体用基板の製
    造方法において、該ロール状スタンパーが、該ロールと
    該フレキシブルスタンパーの間に少なくとも一つの多孔
    質層を有することを特徴とする光情報記録媒体用基板の
    製造方法。
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