JPH04364911A - 光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法および製造装置 - Google Patents
光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法および製造装置Info
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- JPH04364911A JPH04364911A JP3141708A JP14170891A JPH04364911A JP H04364911 A JPH04364911 A JP H04364911A JP 3141708 A JP3141708 A JP 3141708A JP 14170891 A JP14170891 A JP 14170891A JP H04364911 A JPH04364911 A JP H04364911A
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- resin
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録媒体に使用される
樹脂基板シートの製造方法に関する。
樹脂基板シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多種多様の情報を取り扱う手段として、
光学的情報記録方法が提案され、そのための光学的情報
記録担体(光ディスク、光カード、光テープ等)、記録
・再生方法、記録・再生装置が提案され、該光学的情報
記録担体としての光記録媒体は、一般にレーザー光を用
いて該担体上の光記録層の一部を揮散させるか、反射率
の変化や屈折率の変化を生じさせるか、或いは変形を生
じさせて、光学的特性(例えば、反射率、透過率等)の
差によって情報を記録し、或いは再生を行なっている。
光学的情報記録方法が提案され、そのための光学的情報
記録担体(光ディスク、光カード、光テープ等)、記録
・再生方法、記録・再生装置が提案され、該光学的情報
記録担体としての光記録媒体は、一般にレーザー光を用
いて該担体上の光記録層の一部を揮散させるか、反射率
の変化や屈折率の変化を生じさせるか、或いは変形を生
じさせて、光学的特性(例えば、反射率、透過率等)の
差によって情報を記録し、或いは再生を行なっている。
【0003】情報の記録・再生は該担体を構成する基板
上のトラック溝部の微細な凹凸を利用してレーザー光の
位相差によりトラッキングしながら光学的書き込みと読
み出しを行なっている。該担体中の基板にトラック溝や
さらにはプリフォーマットと呼ばれる信号情報を凹凸状
に設けてある。凹凸パターンをあらかじめ形成したスタ
ンパーを用いて熱可塑性樹脂にプレス成形法や射出成形
法等の熱転写により、トラック溝や信号情報に対応する
凹凸パターンを基板上に形成する。その他に、樹脂シー
トに成形ロールで加熱押圧して凹凸パターンを転写する
方法(特開昭56−86721号)や紫外線、電子線硬
化樹脂を用いて成形ロールの凹凸パターンを転写する方
法(特開昭56−84921号)が提案され、さらに、
樹脂を溶解して押し出してから成形ロールで加熱、冷却
、押圧して凹凸パターンを転写する方法も提案されてい
る。
上のトラック溝部の微細な凹凸を利用してレーザー光の
位相差によりトラッキングしながら光学的書き込みと読
み出しを行なっている。該担体中の基板にトラック溝や
さらにはプリフォーマットと呼ばれる信号情報を凹凸状
に設けてある。凹凸パターンをあらかじめ形成したスタ
ンパーを用いて熱可塑性樹脂にプレス成形法や射出成形
法等の熱転写により、トラック溝や信号情報に対応する
凹凸パターンを基板上に形成する。その他に、樹脂シー
トに成形ロールで加熱押圧して凹凸パターンを転写する
方法(特開昭56−86721号)や紫外線、電子線硬
化樹脂を用いて成形ロールの凹凸パターンを転写する方
法(特開昭56−84921号)が提案され、さらに、
樹脂を溶解して押し出してから成形ロールで加熱、冷却
、押圧して凹凸パターンを転写する方法も提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの成形
ロールで加熱、押圧して凹凸パターンを転写して基板を
連続的に製造する方法では、成形ロールと加圧ロールで
溶融樹脂を加圧、冷却するときの押し圧にムラがあると
、樹脂シートの複屈折が大きくなってしまう。
ロールで加熱、押圧して凹凸パターンを転写して基板を
連続的に製造する方法では、成形ロールと加圧ロールで
溶融樹脂を加圧、冷却するときの押し圧にムラがあると
、樹脂シートの複屈折が大きくなってしまう。
【0005】溶融樹脂の押し出し時には成形ロールおよ
び加圧ロールの入口付近にバンクと呼ばれる樹脂溜りが
発生する。このバンク量は溶融樹脂の押し出し量が一定
の場合には増加するため、ロールギャップ量が変動し、
樹脂シートの厚さが変動してしまう。この結果、押し圧
にムラが生じて樹脂シートの複屈折が大きくなってしま
う。
び加圧ロールの入口付近にバンクと呼ばれる樹脂溜りが
発生する。このバンク量は溶融樹脂の押し出し量が一定
の場合には増加するため、ロールギャップ量が変動し、
樹脂シートの厚さが変動してしまう。この結果、押し圧
にムラが生じて樹脂シートの複屈折が大きくなってしま
う。
【0006】これは、各ロールに挟み込まれる溶融樹脂
の厚さの変動が大きくなり、成形ロールと加圧ロールで
加圧、加熱、冷却されるときの溶融樹脂の厚さが変動す
ると、それに伴って各ロールで樹脂シートを押す圧力が
変動するためである。強く押されたときは樹脂シートに
複屈折が発生し、弱く押されたときは凹凸パターンの転
写が不十分になる。
の厚さの変動が大きくなり、成形ロールと加圧ロールで
加圧、加熱、冷却されるときの溶融樹脂の厚さが変動す
ると、それに伴って各ロールで樹脂シートを押す圧力が
変動するためである。強く押されたときは樹脂シートに
複屈折が発生し、弱く押されたときは凹凸パターンの転
写が不十分になる。
【0007】このことは、特に溶融樹脂を押し出してか
ら成形ロールで凹凸パターンを転写して樹脂シートを製
造する方法で生じやすいため、該方法によるものにおい
ては、加圧ロール、成形ロールの表面温度とその分布お
よびTダイより押し出す樹脂量を厳しく制御しなければ
ならず、押し出し成形のコントロールが難しくなり、求
める精度によっては制御不能になってしまうという問題
点が生じている。
ら成形ロールで凹凸パターンを転写して樹脂シートを製
造する方法で生じやすいため、該方法によるものにおい
ては、加圧ロール、成形ロールの表面温度とその分布お
よびTダイより押し出す樹脂量を厳しく制御しなければ
ならず、押し出し成形のコントロールが難しくなり、求
める精度によっては制御不能になってしまうという問題
点が生じている。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、成形ロールで加熱、押圧して凹凸パ
ターンを転写して基板を連続的に製造する方法および装
置において、容易なコントロールで要求される精度を達
成することのできる製造方法を実現することを目的とす
る。
されたものであり、成形ロールで加熱、押圧して凹凸パ
ターンを転写して基板を連続的に製造する方法および装
置において、容易なコントロールで要求される精度を達
成することのできる製造方法を実現することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録媒体基板
用樹脂シートの製造方法は、上面に光記録媒体のトラッ
ク溝部である凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹
脂基板シートの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込ん
で該溶融樹脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工するこ
とにより行う光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法に
おいて、前記樹脂基板シートの少なくとも片面に、トラ
ック溝部の凹凸パターンの深さよりも高さが高い凸部ま
たはトラック溝の凹凸パターンの深さよりも深さが深い
凹部の少なくとも一方を形成するものである。
用樹脂シートの製造方法は、上面に光記録媒体のトラッ
ク溝部である凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹
脂基板シートの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込ん
で該溶融樹脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工するこ
とにより行う光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法に
おいて、前記樹脂基板シートの少なくとも片面に、トラ
ック溝部の凹凸パターンの深さよりも高さが高い凸部ま
たはトラック溝の凹凸パターンの深さよりも深さが深い
凹部の少なくとも一方を形成するものである。
【0010】また、本発明の光記録媒体基板用樹脂シー
トの製造装置は、上面に光記録媒体のトラック溝部であ
る凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹脂基板シー
トの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込んで該溶融樹
脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工することにより行
う光記録媒体用樹脂基板シートの製造装置において、前
記ロール対を構成するロールの少なくとも一方には、前
記樹脂基板シートに形成されるトラック溝部の凹凸パタ
ーンの深さよりも高さが高い凸部またはトラック溝の凹
凸パターンの深さよりも深さが深い凹部の少なくとも一
方が形成されたスタンパーが取り付けられる。
トの製造装置は、上面に光記録媒体のトラック溝部であ
る凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹脂基板シー
トの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込んで該溶融樹
脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工することにより行
う光記録媒体用樹脂基板シートの製造装置において、前
記ロール対を構成するロールの少なくとも一方には、前
記樹脂基板シートに形成されるトラック溝部の凹凸パタ
ーンの深さよりも高さが高い凸部またはトラック溝の凹
凸パターンの深さよりも深さが深い凹部の少なくとも一
方が形成されたスタンパーが取り付けられる。
【0011】
【作用】本発明の方法および本発明の装置により製造さ
れる光記録媒体基板用樹脂シートの一部には、トラック
溝部の凹凸パターンの深さよりも高さが高い凸部または
トラック溝の凹凸パターンの深さよりも深さが深い凹部
の少なくとも一方が形成される。
れる光記録媒体基板用樹脂シートの一部には、トラック
溝部の凹凸パターンの深さよりも高さが高い凸部または
トラック溝の凹凸パターンの深さよりも深さが深い凹部
の少なくとも一方が形成される。
【0012】これらの凹部または凸部を設けることによ
り、溶融樹脂の押し出し量が常に一定であっても、ロー
ル対に挟み込まれる溶融樹脂の量が変化するため、見か
けの溶融樹脂の押し出し量が一定とならず、各ロール対
の入口付近のバンクの量が増加することが防止され、ロ
ールギャップ量および樹脂シートの厚さが変動すること
が防止される。
り、溶融樹脂の押し出し量が常に一定であっても、ロー
ル対に挟み込まれる溶融樹脂の量が変化するため、見か
けの溶融樹脂の押し出し量が一定とならず、各ロール対
の入口付近のバンクの量が増加することが防止され、ロ
ールギャップ量および樹脂シートの厚さが変動すること
が防止される。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明による装置の一実施例の構成
を示す図、図2は図1中の成形ロール101上に形成さ
れるスタンパの一例を示す平面図、図3は図1中の成型
ロール101および加圧ロール102の構成を示す断面
図である。
を示す図、図2は図1中の成形ロール101上に形成さ
れるスタンパの一例を示す平面図、図3は図1中の成型
ロール101および加圧ロール102の構成を示す断面
図である。
【0015】本実施例は図1に示す装置を用いて、ホッ
パー104より投入した樹脂をルーダー105で溶融温
度まで加熱・混練して溶融させてから、Tダイ106の
スリットからシート形状に押し出すと同時に、図3に示
すように、成形ロール101と加圧ロール102で挟ん
で加熱、冷却及び押圧等の加圧・成形を行なって樹脂シ
ート103の成形を行うものである。成形された樹脂シ
ート103は後段に設けられた反り取りロール108に
よって平坦とされ、搬送ロール107によって移動する
。
パー104より投入した樹脂をルーダー105で溶融温
度まで加熱・混練して溶融させてから、Tダイ106の
スリットからシート形状に押し出すと同時に、図3に示
すように、成形ロール101と加圧ロール102で挟ん
で加熱、冷却及び押圧等の加圧・成形を行なって樹脂シ
ート103の成形を行うものである。成形された樹脂シ
ート103は後段に設けられた反り取りロール108に
よって平坦とされ、搬送ロール107によって移動する
。
【0016】図1中の加圧ロール102には図2に示さ
れるようなスタンパー211が取り付けられる。該スタ
ンパー211には、情報が記録されたトラック溝212
と、その周囲に配設され、トラック溝212の深さより
も高さが高い凸部213および凹部214とが設けられ
ている。
れるようなスタンパー211が取り付けられる。該スタ
ンパー211には、情報が記録されたトラック溝212
と、その周囲に配設され、トラック溝212の深さより
も高さが高い凸部213および凹部214とが設けられ
ている。
【0017】次に、本実施例における加圧・成形動作に
ついて図3を参照して具体的に説明する。
ついて図3を参照して具体的に説明する。
【0018】Tダイ106から押し出された溶融樹脂は
、成形ロール101と加圧ロール102で挟まれて加圧
されるが、両ロールで挟み込まれて加圧された時点での
溶融樹脂は、加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ30
9よりも薄くなる。
、成形ロール101と加圧ロール102で挟まれて加圧
されるが、両ロールで挟み込まれて加圧された時点での
溶融樹脂は、加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ30
9よりも薄くなる。
【0019】成形ロール101および加圧ロール102
のそれぞれには、図2中のスタンパー211と同様にト
ラック溝312の深さよりも高さが高い凸部3131,
3132および凹部3141,3142がそれぞれ設け
られている。これにより各ロールに挟み込まれた時点の
溶融樹脂にはトラック溝312の深さよりも高い凹凸が
形成される。これらの凹部または凸部を設けることによ
り、溶融樹脂の押し出し量が常に一定であっても、ロー
ル対に挟み込まれる溶融樹脂の量が変化するため、見か
けの溶融樹脂の押し出し量が一定とならず、各ロール対
の入口付近のバンクの量が増加することが防止され、ロ
ールギャップ量および樹脂シートの厚さが変動すること
が防止される。
のそれぞれには、図2中のスタンパー211と同様にト
ラック溝312の深さよりも高さが高い凸部3131,
3132および凹部3141,3142がそれぞれ設け
られている。これにより各ロールに挟み込まれた時点の
溶融樹脂にはトラック溝312の深さよりも高い凹凸が
形成される。これらの凹部または凸部を設けることによ
り、溶融樹脂の押し出し量が常に一定であっても、ロー
ル対に挟み込まれる溶融樹脂の量が変化するため、見か
けの溶融樹脂の押し出し量が一定とならず、各ロール対
の入口付近のバンクの量が増加することが防止され、ロ
ールギャップ量および樹脂シートの厚さが変動すること
が防止される。
【0020】本実施例において、溶融樹脂のこれらの各
ロールに挟み込まれた時点での厚さは、各ロールの間隔
であるロールギャップ310によって決定される。この
ロールギャップ310は、上記の凸部3131,313
2および凹部3141,3142を設けたことにより調
節され、溶融樹脂が各ロールに挟み込まれた時点での厚
さの変動は10%以下に抑えられる。これは、成形ロー
ル101および加圧ロール102の入口付近に生じたバ
ンクと呼ばれる樹脂溜りが吸収・調節されることによる
。
ロールに挟み込まれた時点での厚さは、各ロールの間隔
であるロールギャップ310によって決定される。この
ロールギャップ310は、上記の凸部3131,313
2および凹部3141,3142を設けたことにより調
節され、溶融樹脂が各ロールに挟み込まれた時点での厚
さの変動は10%以下に抑えられる。これは、成形ロー
ル101および加圧ロール102の入口付近に生じたバ
ンクと呼ばれる樹脂溜りが吸収・調節されることによる
。
【0021】本実施例におけるバンクの吸収・調節動作
について説明する。
について説明する。
【0022】成形ロール101および加圧ロール102
の入口付近に生じたバンクはトラック溝312の深さよ
りも高い凹部3141,3142によって吸収される。 このとき、加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ309
およびロールギャップ310のそれぞれは上記バンクが
生じていたときの厚さより少ないものとなるが、続く凸
部3131,3132によって大きなものとなる。この
ように、バンクの吸収および発生を行わせることにより
、バンクは各ロールの一周期にて解消されるものとなり
、その発生量も所定量以下に抑えられ、各ロールに挟み
込まれた時点での溶融樹脂の厚さの変動は10%以下に
抑えられる。
の入口付近に生じたバンクはトラック溝312の深さよ
りも高い凹部3141,3142によって吸収される。 このとき、加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ309
およびロールギャップ310のそれぞれは上記バンクが
生じていたときの厚さより少ないものとなるが、続く凸
部3131,3132によって大きなものとなる。この
ように、バンクの吸収および発生を行わせることにより
、バンクは各ロールの一周期にて解消されるものとなり
、その発生量も所定量以下に抑えられ、各ロールに挟み
込まれた時点での溶融樹脂の厚さの変動は10%以下に
抑えられる。
【0023】なお、バンクの発生量は、加圧ロール、成
形ロールの表面温度、その分布および各ロールの回転速
度によって変化するものであるため、その発生量に応じ
てこれらのいずれかを調整することによりより高精度な
制御を行うことができる。
形ロールの表面温度、その分布および各ロールの回転速
度によって変化するものであるため、その発生量に応じ
てこれらのいずれかを調整することによりより高精度な
制御を行うことができる。
【0024】本実施例において、溶融樹脂の厚さ309
、ロールギャップ310の大きさは、製造する樹脂シー
ト103や成形ロール101の径、成形速度に応じて自
由に選択することができるが、下記の式を満足する範囲
が好ましい。
、ロールギャップ310の大きさは、製造する樹脂シー
ト103や成形ロール101の径、成形速度に応じて自
由に選択することができるが、下記の式を満足する範囲
が好ましい。
【0025】ロールギャップ310<樹脂シート103
<加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ309樹脂シー
ト103の製造に用いる樹脂は、熱可塑性を持つ樹脂で
あれば、いずれの樹脂でも用いることができる。例えば
、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリル樹脂、
ポリスチレン樹脂、アモルファスポレオレフィン系樹脂
、塩化ビニル樹脂等の光透過性の良い高分子材料または
それらのコ−ポリマーを、必要に応じて単独でまたは混
合させて用いることができる。これらの樹脂中に離型材
、粘度調節剤、酸化防止材、ワックス等の各種添加物を
必要に応じて適量添加しても良い。樹脂の溶融温度は5
0〜500度の範囲で、用いる樹脂によって自由に選択
できる。好ましい範囲は100〜400度である。押し
出して樹脂シートを形成する速度も、0.1〜1000
m/分の間で自由に選択できる。好ましい速度範囲は2
〜50m/分である。成形ロール101で凸部3131
及びトラック溝312を転写時の、成形ロール101と
加圧ロール102による押圧は0.1kg/cm2が良
く、好ましくは1〜10kg/cm2の範囲が良い。
<加圧・成形される前の溶融樹脂の厚さ309樹脂シー
ト103の製造に用いる樹脂は、熱可塑性を持つ樹脂で
あれば、いずれの樹脂でも用いることができる。例えば
、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリル樹脂、
ポリスチレン樹脂、アモルファスポレオレフィン系樹脂
、塩化ビニル樹脂等の光透過性の良い高分子材料または
それらのコ−ポリマーを、必要に応じて単独でまたは混
合させて用いることができる。これらの樹脂中に離型材
、粘度調節剤、酸化防止材、ワックス等の各種添加物を
必要に応じて適量添加しても良い。樹脂の溶融温度は5
0〜500度の範囲で、用いる樹脂によって自由に選択
できる。好ましい範囲は100〜400度である。押し
出して樹脂シートを形成する速度も、0.1〜1000
m/分の間で自由に選択できる。好ましい速度範囲は2
〜50m/分である。成形ロール101で凸部3131
及びトラック溝312を転写時の、成形ロール101と
加圧ロール102による押圧は0.1kg/cm2が良
く、好ましくは1〜10kg/cm2の範囲が良い。
【0026】成形ロール101及び、または加圧ロール
102に形成された凸部3131,3132または凹部
3141,3142を、両ロールのそれぞれ、または一
方に形成する位置は、ロールギャップ310を変化させ
て、各ロールに挟み込まれた時点での溶融樹脂の厚さの
変動を10%以下に抑えることのできる位置であれば、
いずれの位置でも形成することができる。
102に形成された凸部3131,3132または凹部
3141,3142を、両ロールのそれぞれ、または一
方に形成する位置は、ロールギャップ310を変化させ
て、各ロールに挟み込まれた時点での溶融樹脂の厚さの
変動を10%以下に抑えることのできる位置であれば、
いずれの位置でも形成することができる。
【0027】凸部3131,3132、凹部3141,
3142は、成形ロール101と加圧ロール102の両
方で、周方向に同じ位置に形成することもできるし、異
なる位置に形成することもできる。成形ロール101と
加圧ロール102の両方に凹部3141,3142また
は凸部3131,3132を形成してもよい。
3142は、成形ロール101と加圧ロール102の両
方で、周方向に同じ位置に形成することもできるし、異
なる位置に形成することもできる。成形ロール101と
加圧ロール102の両方に凹部3141,3142また
は凸部3131,3132を形成してもよい。
【0028】また、これらの凹部または凸部を設けるこ
とにより、各ロール対の入口付近のバンクの量が増加す
ることが防止され、ロールギャップ量および樹脂シート
の厚さが変動することが防止されるため、片方に凹部を
設け、反対側に凸部を設ける組み合わせも用いることが
でき、これにより、ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂
の厚さの変動を10%以下に制御することが容易となり
、複屈折の小さい、光学特性の良い樹脂基板シートの成
形を行なうことができるという利点がある。
とにより、各ロール対の入口付近のバンクの量が増加す
ることが防止され、ロールギャップ量および樹脂シート
の厚さが変動することが防止されるため、片方に凹部を
設け、反対側に凸部を設ける組み合わせも用いることが
でき、これにより、ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂
の厚さの変動を10%以下に制御することが容易となり
、複屈折の小さい、光学特性の良い樹脂基板シートの成
形を行なうことができるという利点がある。
【0029】この凸部、凹部を形成する位置は、トラッ
ク溝に近すぎるとと、トラック溝付近での樹脂の流れに
乱れが生じ易くなったり、トラックに歪みが発生したり
するため、トラック溝周辺に形成する場合は、トラック
溝から1mm以上離れた位置に形成することが好ましく
、より好ましくは3mm以上離れた位置に形成すること
が好ましい。
ク溝に近すぎるとと、トラック溝付近での樹脂の流れに
乱れが生じ易くなったり、トラックに歪みが発生したり
するため、トラック溝周辺に形成する場合は、トラック
溝から1mm以上離れた位置に形成することが好ましく
、より好ましくは3mm以上離れた位置に形成すること
が好ましい。
【0030】これらの凹凸部の形状としては、図2中の
凸部213、凹部214に示されるように、トラック溝
部212の周辺の適当な位置に形成することができる。 例えばトラック溝212の周囲を囲むように円形または
楕円形、長方形や正方形、三角等の多角形に形成するこ
ともできる。トラック溝212周辺以外の場所にも任意
の位置に、任意の形状に形成できる。押し出し方向に対
して、垂直、平行または斜め方向に形成することも可能
であり、さらにはこれらの方向を自由に組み合わせて形
成することができる。特に、押し出し方向に垂直な方向
である各ロールの周方向に一定の間隔で形成すると、各
ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂の厚さ309(図3
参照)の変動を抑えるのに効果が大きい。
凸部213、凹部214に示されるように、トラック溝
部212の周辺の適当な位置に形成することができる。 例えばトラック溝212の周囲を囲むように円形または
楕円形、長方形や正方形、三角等の多角形に形成するこ
ともできる。トラック溝212周辺以外の場所にも任意
の位置に、任意の形状に形成できる。押し出し方向に対
して、垂直、平行または斜め方向に形成することも可能
であり、さらにはこれらの方向を自由に組み合わせて形
成することができる。特に、押し出し方向に垂直な方向
である各ロールの周方向に一定の間隔で形成すると、各
ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂の厚さ309(図3
参照)の変動を抑えるのに効果が大きい。
【0031】凸部213、凹部214の高さ/深さは、
高さ/深さが大きすぎるとと、凸部213、凹部214
周辺の樹脂の流れが悪くなってしまい、製造された樹脂
シート103(図1参照)に複屈折が生じたり、厚さム
ラが発生してしまう。また高さ/深さが小さすぎると、
ロールギャップ310の変化を生じさせることが不十分
となり、各ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂の厚さ3
09の変動を一定以下に抑えることができなくなってし
まう。凸部213、凹部214の好ましい高さ/深さは
、製造する樹脂シート103の厚さの1/10〜1/2
の範囲であり、具体的な数値としては、押し出して作る
樹脂シート103の厚さによるが、0.01〜10.0
mmの範囲である。
高さ/深さが大きすぎるとと、凸部213、凹部214
周辺の樹脂の流れが悪くなってしまい、製造された樹脂
シート103(図1参照)に複屈折が生じたり、厚さム
ラが発生してしまう。また高さ/深さが小さすぎると、
ロールギャップ310の変化を生じさせることが不十分
となり、各ロールに挟み込まれる前の溶融樹脂の厚さ3
09の変動を一定以下に抑えることができなくなってし
まう。凸部213、凹部214の好ましい高さ/深さは
、製造する樹脂シート103の厚さの1/10〜1/2
の範囲であり、具体的な数値としては、押し出して作る
樹脂シート103の厚さによるが、0.01〜10.0
mmの範囲である。
【0032】凸部213、凹部214の幅は必要な幅で
あれば、自由に選択することができる。幅が広すぎると
樹脂の流れが不均一となり、狭すぎると各ロールに挟み
込まれる前の溶融樹脂の厚さ309の変動を抑える効果
がなくなってしまう。好ましい幅は0.01〜10mm
の範囲である。凸部213、凹部214の断面形状は円
形、楕円、台形、三角形または多角形、矩形の中から自
由に選択できる。
あれば、自由に選択することができる。幅が広すぎると
樹脂の流れが不均一となり、狭すぎると各ロールに挟み
込まれる前の溶融樹脂の厚さ309の変動を抑える効果
がなくなってしまう。好ましい幅は0.01〜10mm
の範囲である。凸部213、凹部214の断面形状は円
形、楕円、台形、三角形または多角形、矩形の中から自
由に選択できる。
【0033】本発明におけるトラック溝212を持つス
タンパー211の材質は、用いるスタンパー211の製
造方法に応じて、ニッケル、クロム等の金属、タングス
テンカーバイド、窒化チタン等の金属化合物、可撓性を
持つガラス、セラミックス、または高分子等の樹脂類を
必要に応じて選択して用いることができる。スタンパー
211の表面には必要に応じて、金属酸化物、窒化物、
炭化物等による表面硬化層、シリコン系樹脂等による保
護層、炭素ハロゲン化物等による離型層等を形成するこ
ともできる。
タンパー211の材質は、用いるスタンパー211の製
造方法に応じて、ニッケル、クロム等の金属、タングス
テンカーバイド、窒化チタン等の金属化合物、可撓性を
持つガラス、セラミックス、または高分子等の樹脂類を
必要に応じて選択して用いることができる。スタンパー
211の表面には必要に応じて、金属酸化物、窒化物、
炭化物等による表面硬化層、シリコン系樹脂等による保
護層、炭素ハロゲン化物等による離型層等を形成するこ
ともできる。
【0034】スタンパー211の製造方法は、一般にス
タンパー、型の製造に用いられている方法であればいず
れの方法でも用いることができる。具体的には、ガラス
原盤にレジストを所定の厚さに塗布して、パターンを露
光、現像してから、ニッケルをスパッターで成膜して導
電化処理してから、電鋳にて所定の厚さまでニッケルを
析出させる方法で得ることができる。こうして得られた
スタンパーをマスターとして、そのレプリカ(マザース
タンパー)及び第2レプリカ(孫スタンパー)を作成し
ても良い。その他の方法としては、剛性を持った材料か
らなる基板にフォトリソ等の方法でパターンを形成して
、そのパターンをレジストにして該剛性を持った基板を
湿式または乾式エッチングで必要な深さまでパターンの
溝を形成する方法や、フォトマスク等のあらかじめ凹凸
パターンを形成した原盤から1回または複数回レプリカ
を取って製造する方法を用いることもできる。スタンパ
ーの厚さは成形可能な強度、剛性、熱伝導度を持つ範囲
であれば、いずれでも良いが、0.01〜50mmの範
囲が好ましい。
タンパー、型の製造に用いられている方法であればいず
れの方法でも用いることができる。具体的には、ガラス
原盤にレジストを所定の厚さに塗布して、パターンを露
光、現像してから、ニッケルをスパッターで成膜して導
電化処理してから、電鋳にて所定の厚さまでニッケルを
析出させる方法で得ることができる。こうして得られた
スタンパーをマスターとして、そのレプリカ(マザース
タンパー)及び第2レプリカ(孫スタンパー)を作成し
ても良い。その他の方法としては、剛性を持った材料か
らなる基板にフォトリソ等の方法でパターンを形成して
、そのパターンをレジストにして該剛性を持った基板を
湿式または乾式エッチングで必要な深さまでパターンの
溝を形成する方法や、フォトマスク等のあらかじめ凹凸
パターンを形成した原盤から1回または複数回レプリカ
を取って製造する方法を用いることもできる。スタンパ
ーの厚さは成形可能な強度、剛性、熱伝導度を持つ範囲
であれば、いずれでも良いが、0.01〜50mmの範
囲が好ましい。
【0035】凸部または/及び凹部形成されたスタンパ
ーが付けられた成形ロールと加圧ロールとを用いて、各
ロールに挟み込まれた時点での溶融樹脂の厚さ変動を1
0%以下に抑えながら、本実施例により製造される樹脂
基板は、以下のような特徴を有する。 1.成型した樹脂基板シートの複屈折が小さい。 2.溶融樹脂のロールでの流れムラによる、トラック溝
の転写ムラが小さい。 3.トラック溝にゴーストピットが発生することがない
。
ーが付けられた成形ロールと加圧ロールとを用いて、各
ロールに挟み込まれた時点での溶融樹脂の厚さ変動を1
0%以下に抑えながら、本実施例により製造される樹脂
基板は、以下のような特徴を有する。 1.成型した樹脂基板シートの複屈折が小さい。 2.溶融樹脂のロールでの流れムラによる、トラック溝
の転写ムラが小さい。 3.トラック溝にゴーストピットが発生することがない
。
【0036】さらに凸部、凹部を樹脂基板に転写するこ
とによって以下の効果も得られる。 4.スタンパーの光記録担体の内部または外部に工程管
理用の記号(スタンパー番号等)を設けることができる
。 5.エンボス加工やホログラムパターン、模様の形成を
同時に行なうことができる。
とによって以下の効果も得られる。 4.スタンパーの光記録担体の内部または外部に工程管
理用の記号(スタンパー番号等)を設けることができる
。 5.エンボス加工やホログラムパターン、模様の形成を
同時に行なうことができる。
【0037】図4(a)〜(f)および図5(a)〜(
f)は図2中のスタンパー211の製造方法を段階的に
示す断面図である。
f)は図2中のスタンパー211の製造方法を段階的に
示す断面図である。
【0038】トラック溝212よりも高さが高い凸部2
13を形成する方法としては、前記トラック溝212を
持つスタンパー211の製造工程中で、図4(a)に示
すような原盤421(またはスタンパー211)にトラ
ック溝412を形成した後に、トラック溝412に相当
する部分に図4(b)に示すように保護基材で被覆42
2を施す。トラック溝412が形成されている場合には
、トラック溝412に相当する部分は必ず被覆する。 その後、図4(c)に示すように、切削、研磨等の機械
的な方法で図4(f)に示される凸部213を作るため
の溝423を形成する。この溝423を形成する方法と
しては上記の機械的な方法の他にエッチング方法(ウエ
ットエッチまたはドライエッチ)方法を用いることがで
きる。その他には、トラック溝412の凹凸パターンを
フォトリソ工程で形成するときにレジストに2種類の強
度または波長の光を用いて露光、現像して、2種類の深
さの溝を形成してトラック溝と同時に凸部になる溝42
3を形成する方法を用いることも可能である。
13を形成する方法としては、前記トラック溝212を
持つスタンパー211の製造工程中で、図4(a)に示
すような原盤421(またはスタンパー211)にトラ
ック溝412を形成した後に、トラック溝412に相当
する部分に図4(b)に示すように保護基材で被覆42
2を施す。トラック溝412が形成されている場合には
、トラック溝412に相当する部分は必ず被覆する。 その後、図4(c)に示すように、切削、研磨等の機械
的な方法で図4(f)に示される凸部213を作るため
の溝423を形成する。この溝423を形成する方法と
しては上記の機械的な方法の他にエッチング方法(ウエ
ットエッチまたはドライエッチ)方法を用いることがで
きる。その他には、トラック溝412の凹凸パターンを
フォトリソ工程で形成するときにレジストに2種類の強
度または波長の光を用いて露光、現像して、2種類の深
さの溝を形成してトラック溝と同時に凸部になる溝42
3を形成する方法を用いることも可能である。
【0039】次に、トラック溝412上の被覆422を
除去してから、原盤421(またはトラック溝412)
の形成された面上に図4(d)に示すような導電膜42
5を形成する。導電化処理された導電膜425の上に所
定の厚さまで電鋳を行なって図4(e)に示すような電
鋳膜426を得る。続いて、電鋳膜426の裏面を研磨
して平面性を高める。この後、電鋳膜426を原盤42
1より剥離することにより図4(f)に示すようなスタ
ンパー211が得られる。
除去してから、原盤421(またはトラック溝412)
の形成された面上に図4(d)に示すような導電膜42
5を形成する。導電化処理された導電膜425の上に所
定の厚さまで電鋳を行なって図4(e)に示すような電
鋳膜426を得る。続いて、電鋳膜426の裏面を研磨
して平面性を高める。この後、電鋳膜426を原盤42
1より剥離することにより図4(f)に示すようなスタ
ンパー211が得られる。
【0040】トラック溝212よりも高さが高い凹部2
14を形成する方法としては、前記トラック溝212を
持つスタンパー211の製造工程中で、図5(a)に示
すような原盤421(またはスタンパー211)にトラ
ック溝412を形成した後に、トラック溝412に相当
する部分に図5(b)に示すように保護基材で被覆42
2を施す。トラック溝412が形成されている場合には
、トラック溝412に相当する部分は必ず被覆する。 その後、真空蒸着、スパッター、CVD、PVD、プラ
ズマ重合等の真空成膜方法、ディッピング、各種印刷法
、厚さの決まった部材を貼り付ける方法等により、図5
(f)に示される凹部214の深さと同じ高さの突起5
24を形成する。突起524の形成方法はこの他に、ト
ラック溝412の凹凸パターンをフォトリソ工程で形成
するときに、レジストに2種類の強度または波長の光を
用いて露光、現像して、2種類の深さの溝を形成してト
ラック溝412と同時に突起524を形成する方法を用
いることも可能である。
14を形成する方法としては、前記トラック溝212を
持つスタンパー211の製造工程中で、図5(a)に示
すような原盤421(またはスタンパー211)にトラ
ック溝412を形成した後に、トラック溝412に相当
する部分に図5(b)に示すように保護基材で被覆42
2を施す。トラック溝412が形成されている場合には
、トラック溝412に相当する部分は必ず被覆する。 その後、真空蒸着、スパッター、CVD、PVD、プラ
ズマ重合等の真空成膜方法、ディッピング、各種印刷法
、厚さの決まった部材を貼り付ける方法等により、図5
(f)に示される凹部214の深さと同じ高さの突起5
24を形成する。突起524の形成方法はこの他に、ト
ラック溝412の凹凸パターンをフォトリソ工程で形成
するときに、レジストに2種類の強度または波長の光を
用いて露光、現像して、2種類の深さの溝を形成してト
ラック溝412と同時に突起524を形成する方法を用
いることも可能である。
【0041】次に、トラック溝412上の被覆422を
除去してから、原盤421(またはトラック溝412)
の形成された面上に図5(d)に示すような導電膜42
5を形成する。導電化処理された導電膜425の上に所
定の厚さまで電鋳を行なって図5(e)に示すような電
鋳膜426を得る。続いて、電鋳膜426の裏面を研磨
して平面性を高める。この後、電鋳膜426を原盤42
1より剥離することにより図5(f)に示すようなスタ
ンパー211が得られる。この場合に加圧ロール102
に取り付けるスタンパー211は、トラック溝212が
形成されていないスタンパー211を用いることも可能
である。
除去してから、原盤421(またはトラック溝412)
の形成された面上に図5(d)に示すような導電膜42
5を形成する。導電化処理された導電膜425の上に所
定の厚さまで電鋳を行なって図5(e)に示すような電
鋳膜426を得る。続いて、電鋳膜426の裏面を研磨
して平面性を高める。この後、電鋳膜426を原盤42
1より剥離することにより図5(f)に示すようなスタ
ンパー211が得られる。この場合に加圧ロール102
に取り付けるスタンパー211は、トラック溝212が
形成されていないスタンパー211を用いることも可能
である。
【0042】成形ロール101や加圧ロール102を構
成するロール芯の材質は、成形時に必要な強度を持ち、
硬度が高く、熱伝導率の良い材料であれば、どのような
材料でも用いることができ、例えば、鉄、クロム鋼等の
金属、金属合金、金属化合物、ガラス、セラミックス等
を用いることができる。
成するロール芯の材質は、成形時に必要な強度を持ち、
硬度が高く、熱伝導率の良い材料であれば、どのような
材料でも用いることができ、例えば、鉄、クロム鋼等の
金属、金属合金、金属化合物、ガラス、セラミックス等
を用いることができる。
【0043】各ロール表面の加工処理としては脱錆、脱
脂、水分を除去して研磨することが望ましい。表面精度
は成形する光記録媒体の面精度とほぼ同じか、またはそ
れよりも良い面精度が必要である。好ましい面精度は1
S以下で、より好ましい面精度は0.1S以下である。 また必要に応じて表面に窒化チタン等の硬化膜、シリコ
ン等の保護層を形成することもできるし、クロムメッキ
等のメッキを施すことも可能である。
脂、水分を除去して研磨することが望ましい。表面精度
は成形する光記録媒体の面精度とほぼ同じか、またはそ
れよりも良い面精度が必要である。好ましい面精度は1
S以下で、より好ましい面精度は0.1S以下である。 また必要に応じて表面に窒化チタン等の硬化膜、シリコ
ン等の保護層を形成することもできるし、クロムメッキ
等のメッキを施すことも可能である。
【0044】成形ロール101または加圧ロール102
へのスタンパー211の固定方法は、各ロールの表面に
凹凸なく固定できる方法であれば、いずれの方法でも用
いることができる。例えば、接着剤または粘着剤をスタ
ンパー211の裏面の全面または一部に塗布してロール
芯に貼り付ける方法、スタンパー211の端または一部
をロールに直接ネジ止めする方法、スタンパー211の
対向する2辺の端に棒状またはバンド状の固定具を取り
付けてロール芯に固定する方法、スタンパー211をロ
ール芯に設けた凹みにはめ込む方法、スタンパー211
を鞘状に加工してロール芯に被せて固定する方法、ハン
ダや低融点合金を用いてスタンパー211をロール芯に
ハンダ付ける方法等の中から必要に応じて選択すること
ができる。また、必要に応じてスタンパー211とロー
ル芯との間に断熱層や蓄熱層、弾性層、補強層、ズリ防
止層、熱伝導層等の機能を持つ層を設けることも可能で
ある。
へのスタンパー211の固定方法は、各ロールの表面に
凹凸なく固定できる方法であれば、いずれの方法でも用
いることができる。例えば、接着剤または粘着剤をスタ
ンパー211の裏面の全面または一部に塗布してロール
芯に貼り付ける方法、スタンパー211の端または一部
をロールに直接ネジ止めする方法、スタンパー211の
対向する2辺の端に棒状またはバンド状の固定具を取り
付けてロール芯に固定する方法、スタンパー211をロ
ール芯に設けた凹みにはめ込む方法、スタンパー211
を鞘状に加工してロール芯に被せて固定する方法、ハン
ダや低融点合金を用いてスタンパー211をロール芯に
ハンダ付ける方法等の中から必要に応じて選択すること
ができる。また、必要に応じてスタンパー211とロー
ル芯との間に断熱層や蓄熱層、弾性層、補強層、ズリ防
止層、熱伝導層等の機能を持つ層を設けることも可能で
ある。
【0045】以下、実施例を示し、本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 [実施例1]厚さ20mm,300×350mmのガラ
ス表面に、ピッチ12μm、幅2.3μm、深さ300
0Åの平行溝からなる、長さ85.6mm、幅31mm
の長方形の光カードの標準フォーマットのトラック溝が
、4個形成されたフォトマスク(HOYA)を用いて、
該フォトマスクの表面にレジスト(AZ−1370、ヘ
キストジャパン)を2μmの厚さにスピンコートした。 ガラス板の短辺の片側に、トラック溝から30mm離れ
た位置に、7mmの正三角形の凸部パターンを短辺に平
行に、一列に、露光機(MA−10、三笠)を用いて露
光した。現像後、30%の弗化水素水(キシダ化学)を
用いて10μmの深さまでエッチングして凸部用のパタ
ーンを作った。リムーバー(AZリムーバー、ヘキスト
ジャパン)を用いてレジストを除去した後、再び同じレ
ジストを同じ厚さに全面に塗布した。凸部用のパターン
を形成したのと反対の短辺に、短辺と平行になるように
同じように凸部と同じ位置に、同じパターンを露光、現
像した。その上に金属クロムを10μmの厚さに蒸着し
て凹部用のパターンを形成した。再びレジストを取り除
いて原盤を形成した。ニッケルを1000Åの厚さに真
空中でスパッターして表面を導電化してから、ニッケル
電鋳を行なって、厚さ200μmのの凸部、凹部が形成
されたスタンパーを得た。外形を240×300mmの
大きさに切断した後で、長辺方向の両端を、厚さ10m
m、幅15mm、長さ400の固定具に、5mmの幅で
、YAGレーザーを用いて2kWの出力で溶接した。同
様にトラック溝の形成されていない同じ厚さ、大きさの
ガラス板に同じ方法で凸部用、凹部用のパターンをトラ
ック溝付きの場合と全く同じように形成した。同じよう
にレジストを取り除いて、導電化処理を行なってから、
電鋳、研磨、切断、溶接を行なって同じ厚さのトラック
溝がなく凸部、凹部が形成されたスタンパーを得た。
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 [実施例1]厚さ20mm,300×350mmのガラ
ス表面に、ピッチ12μm、幅2.3μm、深さ300
0Åの平行溝からなる、長さ85.6mm、幅31mm
の長方形の光カードの標準フォーマットのトラック溝が
、4個形成されたフォトマスク(HOYA)を用いて、
該フォトマスクの表面にレジスト(AZ−1370、ヘ
キストジャパン)を2μmの厚さにスピンコートした。 ガラス板の短辺の片側に、トラック溝から30mm離れ
た位置に、7mmの正三角形の凸部パターンを短辺に平
行に、一列に、露光機(MA−10、三笠)を用いて露
光した。現像後、30%の弗化水素水(キシダ化学)を
用いて10μmの深さまでエッチングして凸部用のパタ
ーンを作った。リムーバー(AZリムーバー、ヘキスト
ジャパン)を用いてレジストを除去した後、再び同じレ
ジストを同じ厚さに全面に塗布した。凸部用のパターン
を形成したのと反対の短辺に、短辺と平行になるように
同じように凸部と同じ位置に、同じパターンを露光、現
像した。その上に金属クロムを10μmの厚さに蒸着し
て凹部用のパターンを形成した。再びレジストを取り除
いて原盤を形成した。ニッケルを1000Åの厚さに真
空中でスパッターして表面を導電化してから、ニッケル
電鋳を行なって、厚さ200μmのの凸部、凹部が形成
されたスタンパーを得た。外形を240×300mmの
大きさに切断した後で、長辺方向の両端を、厚さ10m
m、幅15mm、長さ400の固定具に、5mmの幅で
、YAGレーザーを用いて2kWの出力で溶接した。同
様にトラック溝の形成されていない同じ厚さ、大きさの
ガラス板に同じ方法で凸部用、凹部用のパターンをトラ
ック溝付きの場合と全く同じように形成した。同じよう
にレジストを取り除いて、導電化処理を行なってから、
電鋳、研磨、切断、溶接を行なって同じ厚さのトラック
溝がなく凸部、凹部が形成されたスタンパーを得た。
【0046】表面に10μmの厚さにクロムメッキして
、0.1Sの精度で研磨した、外径300mm、長さ4
00mmの鉄製のロール固定具と同じ形状の溝を形成し
て、トラック溝と凸部、凹部が形成されたスタンパーの
端面に溶接された固定具の一方を成形ロールにネジ止め
して、他方のスタンパーに2.0kgの張力が掛かるよ
うにして固定した。一本の成形ロールに同じようにして
、3枚のスタンパーと取り付けた。同様にトラック溝が
なく凸部、凹部が形成されたスタンパーを同じ形状のロ
ールに同じように固定して加圧ロールを得た。この成形
ロールと加圧ロールをそれぞれ凸部どうし、凹部どうし
が向き合うようにして、押し出し成型機(日立造船、S
HT90−32DVG)に取り付けて、4.0m/分の
速度で、ダイ温度は295℃、成形ロール温度160℃
の条件で、ポリカーボネート(帝人化成、L−1225
)を0.4mm厚さに押し出した。樹脂を押し出して成
形を行なっているときのバンク量の変動は7〜8%で十
分に小さかった。また、押し出した基板を測定してみた
ところ次に示すような特性を示した。光透過率は89%
で十分に透明であった。(日立、U−3400、λ=8
30nm)。複屈折は、全面にわたってシングルパスで
20nm以下で小さかった。(日本電子光学社、複屈折
測定器、λ=830nm)。また、糸引き等は見られな
かった。トラック溝の線幅はマスクの99%であり良好
であった(エリオニクス、三次元計測装置)。トラック
溝の外形寸法はマスクを基準にして誤差1%以下で形状
の変化は十分に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の
転写乱れは発生しなかった(カールツァイス、計測顕微
鏡)。またトラック溝の深さはマスクの97%であり、
十分に転写していた。(テーラーホブソン、タリステッ
プ)。続いて、下記構造式[I]で示される、光記録材
料を溶剤塗布した。
、0.1Sの精度で研磨した、外径300mm、長さ4
00mmの鉄製のロール固定具と同じ形状の溝を形成し
て、トラック溝と凸部、凹部が形成されたスタンパーの
端面に溶接された固定具の一方を成形ロールにネジ止め
して、他方のスタンパーに2.0kgの張力が掛かるよ
うにして固定した。一本の成形ロールに同じようにして
、3枚のスタンパーと取り付けた。同様にトラック溝が
なく凸部、凹部が形成されたスタンパーを同じ形状のロ
ールに同じように固定して加圧ロールを得た。この成形
ロールと加圧ロールをそれぞれ凸部どうし、凹部どうし
が向き合うようにして、押し出し成型機(日立造船、S
HT90−32DVG)に取り付けて、4.0m/分の
速度で、ダイ温度は295℃、成形ロール温度160℃
の条件で、ポリカーボネート(帝人化成、L−1225
)を0.4mm厚さに押し出した。樹脂を押し出して成
形を行なっているときのバンク量の変動は7〜8%で十
分に小さかった。また、押し出した基板を測定してみた
ところ次に示すような特性を示した。光透過率は89%
で十分に透明であった。(日立、U−3400、λ=8
30nm)。複屈折は、全面にわたってシングルパスで
20nm以下で小さかった。(日本電子光学社、複屈折
測定器、λ=830nm)。また、糸引き等は見られな
かった。トラック溝の線幅はマスクの99%であり良好
であった(エリオニクス、三次元計測装置)。トラック
溝の外形寸法はマスクを基準にして誤差1%以下で形状
の変化は十分に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の
転写乱れは発生しなかった(カールツァイス、計測顕微
鏡)。またトラック溝の深さはマスクの97%であり、
十分に転写していた。(テーラーホブソン、タリステッ
プ)。続いて、下記構造式[I]で示される、光記録材
料を溶剤塗布した。
【0047】
【化1】
この基板を100mm幅に切断して、保護基板には0.
25mm厚のポリカーボネート(帝人化成、パンライト
251)を同じ100mm幅に切断して、50ミクロン
の厚さの接着剤(ヒロダイン、エバフレックス7500
EXP)を挟んで、ロールラミネーター(大成ラミネー
ター、特注品)を用いて、送り速度0.10m、ロール
温度110℃、ロール圧力2.0kgでロール間に0.
5mmの金属製のギャップを挟んでラミネートした。そ
れから86×54mmのカードサイズに切断して光カー
ドを作製した。
25mm厚のポリカーボネート(帝人化成、パンライト
251)を同じ100mm幅に切断して、50ミクロン
の厚さの接着剤(ヒロダイン、エバフレックス7500
EXP)を挟んで、ロールラミネーター(大成ラミネー
ター、特注品)を用いて、送り速度0.10m、ロール
温度110℃、ロール圧力2.0kgでロール間に0.
5mmの金属製のギャップを挟んでラミネートした。そ
れから86×54mmのカードサイズに切断して光カー
ドを作製した。
【0048】次の条件で記録・再生してみたところ、C
/N比で47dB、ビットエラーレイトは1×10−5
であった。この値は60℃、90%RHの条件で100
0時間保存しても、読み取り特性、書き込み特性ともに
変化がなかった。
/N比で47dB、ビットエラーレイトは1×10−5
であった。この値は60℃、90%RHの条件で100
0時間保存しても、読み取り特性、書き込み特性ともに
変化がなかった。
【0049】カードの送り速度:記録時60mm/秒、
再生時400mm/秒 記録周波数:7.65kHz、再生周波数:51kHz
レーザーパワー:書き込み3.5mW、読み出し0.2
mW、スポット径3ミクロン [実施例2]実施例1と同じフォトマスクを用いて、実
施例1と同じ位置にフォトマスクには凸部だけを、ガラ
スには凹部だけを実施例と同じ方法で形成して、凸部の
付いたトラック溝を有するスタンパーと、凹部の付いた
トラック溝のないスタンパーを得た。実施例1と同様に
それぞれの凸部と凹部が向かい合うようにして、実施例
と同じ成形ロールと加圧ロールにスタンパーを設置した
。実施例1と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と
同じ条件で0.4mm厚のポリカーボネートを成形した
。成形中のバンク量の変動は7〜8%であった。得られ
た樹脂基板シートを実施例1と同じように測定すると、
光透過率は89%で十分に透明であった。複屈折は全面
にわたってシングルパルスデで20nm以下で小さかっ
た。また、糸引き等は見られなかった。トラック溝の線
幅はマスクの99%であり良好であった。トラック溝の
外形寸法はマスクを基準にして誤差1%以下で形状の変
化は十分に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の転写
乱れは発生しなかった。トラック溝の転写深さは97%
であった。 [実施例3]実施例1と同じフォトマスクとガラスを用
いて、実施例1と同じ位置に、実施例1と同じようにフ
ォトマスクとガラスに凸部、凹部を実施例1と同じ方法
で形成して、凸部と凹部の付いたトラック溝を有するス
タンパーと、トラック溝のないスタンパーを得た。それ
ぞれの凸部、凹部が対向するスタンパーの凸部、凹部と
向かい合わない位置になるようにして、実施例1と同じ
成形ロールを加圧ロールにスタンパーを設置した。実施
例1と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と同じ条
件で0.4mm厚のポリカーボネートを成形した。成形
中のバンク量の変動は7〜8%であった。得られた樹脂
基板シートを実施例1と同じように測定すると、光透過
率は89%で十分に透明であった。複屈折は全面にわた
ってシングルパルスで20nm以下で小さかった。また
、糸引き等は見られなかった。トラック溝の線幅はマス
クの99%であり良好であった。トラック溝の外形寸法
はマスクを基準にして誤差1%以下で形状の変化は十分
に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の転写乱れは発
生しなかった。トラック溝の転写深さは97%であった
。 [比較例1]実施例と同じフォトマスクとガラスを用い
て、凸部、凹部を形成しないで、導電化処理と電鋳を行
なった。実施例1と同じように裏面研磨、切断、溶接を
行なってトラック溝を有するスタンパーと、トラック溝
のないスタンパーを得た。実施例1と同じ成形ロールと
加圧ロールにそれぞれスタンパーを設置した。実施例1
と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と同じ条件で
0.4mm厚のポリカーボネートを形成した。バンク量
の変動は20%であった。実施例1と同様に測定すると
、光透過率は89%で十分に透明であった。複屈折は部
分的にシングルパルスで最大50nmとなってしまった
。糸引き等は見られなかった。トラック溝の線幅はマス
クの99%であり良好であった。トラック溝の外形寸法
はマスクを基準にして最大で誤差10%で形状の変化が
大きい。トラック溝の転写は深さで97%であった。
再生時400mm/秒 記録周波数:7.65kHz、再生周波数:51kHz
レーザーパワー:書き込み3.5mW、読み出し0.2
mW、スポット径3ミクロン [実施例2]実施例1と同じフォトマスクを用いて、実
施例1と同じ位置にフォトマスクには凸部だけを、ガラ
スには凹部だけを実施例と同じ方法で形成して、凸部の
付いたトラック溝を有するスタンパーと、凹部の付いた
トラック溝のないスタンパーを得た。実施例1と同様に
それぞれの凸部と凹部が向かい合うようにして、実施例
と同じ成形ロールと加圧ロールにスタンパーを設置した
。実施例1と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と
同じ条件で0.4mm厚のポリカーボネートを成形した
。成形中のバンク量の変動は7〜8%であった。得られ
た樹脂基板シートを実施例1と同じように測定すると、
光透過率は89%で十分に透明であった。複屈折は全面
にわたってシングルパルスデで20nm以下で小さかっ
た。また、糸引き等は見られなかった。トラック溝の線
幅はマスクの99%であり良好であった。トラック溝の
外形寸法はマスクを基準にして誤差1%以下で形状の変
化は十分に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の転写
乱れは発生しなかった。トラック溝の転写深さは97%
であった。 [実施例3]実施例1と同じフォトマスクとガラスを用
いて、実施例1と同じ位置に、実施例1と同じようにフ
ォトマスクとガラスに凸部、凹部を実施例1と同じ方法
で形成して、凸部と凹部の付いたトラック溝を有するス
タンパーと、トラック溝のないスタンパーを得た。それ
ぞれの凸部、凹部が対向するスタンパーの凸部、凹部と
向かい合わない位置になるようにして、実施例1と同じ
成形ロールを加圧ロールにスタンパーを設置した。実施
例1と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と同じ条
件で0.4mm厚のポリカーボネートを成形した。成形
中のバンク量の変動は7〜8%であった。得られた樹脂
基板シートを実施例1と同じように測定すると、光透過
率は89%で十分に透明であった。複屈折は全面にわた
ってシングルパルスで20nm以下で小さかった。また
、糸引き等は見られなかった。トラック溝の線幅はマス
クの99%であり良好であった。トラック溝の外形寸法
はマスクを基準にして誤差1%以下で形状の変化は十分
に小さく、凸部、凹部によるトラック溝の転写乱れは発
生しなかった。トラック溝の転写深さは97%であった
。 [比較例1]実施例と同じフォトマスクとガラスを用い
て、凸部、凹部を形成しないで、導電化処理と電鋳を行
なった。実施例1と同じように裏面研磨、切断、溶接を
行なってトラック溝を有するスタンパーと、トラック溝
のないスタンパーを得た。実施例1と同じ成形ロールと
加圧ロールにそれぞれスタンパーを設置した。実施例1
と同じ押し出し成型機を用いて、実施例1と同じ条件で
0.4mm厚のポリカーボネートを形成した。バンク量
の変動は20%であった。実施例1と同様に測定すると
、光透過率は89%で十分に透明であった。複屈折は部
分的にシングルパルスで最大50nmとなってしまった
。糸引き等は見られなかった。トラック溝の線幅はマス
クの99%であり良好であった。トラック溝の外形寸法
はマスクを基準にして最大で誤差10%で形状の変化が
大きい。トラック溝の転写は深さで97%であった。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0051】請求項1に記載の方法においては、容易な
コントロールで要求される精度を達成することができ、
製造される樹脂シートを複屈折率が小さく、トラック溝
の転写が良好に行われるものとすることができる効果が
ある。
コントロールで要求される精度を達成することができ、
製造される樹脂シートを複屈折率が小さく、トラック溝
の転写が良好に行われるものとすることができる効果が
ある。
【0052】請求項2に記載の装置においては、上記効
果を有する製造装置を実現することができる効果がある
。
果を有する製造装置を実現することができる効果がある
。
【図1】本発明による装置の一実施例の構成を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1中の成形ロール101上に形成されるスタ
ンパーの一例を示す平面図である。
ンパーの一例を示す平面図である。
【図3】図1中の成型ロール101および加圧ロール1
02の構成を示す断面図である。
02の構成を示す断面図である。
【図4】(a)〜(f)は図2中のスタンパー211の
製造方法を段階的に示す断面図である。
製造方法を段階的に示す断面図である。
【図5】(a)〜(f)は図2中のスタンパー211の
製造方法を段階的に示す断面図である。
製造方法を段階的に示す断面図である。
101 成形ロール
102 加圧ロール
103 樹脂シート
104 ホッパー
105 ルーダー
106 Tダイ
107 搬送ロール
108 反り取りロール
211,311 スタンパー
212,312,412 トラック溝213,3
131,3132 凸部214,3141,31
42 凹部309 厚さ 310 ロールギャップ 421 原盤 422 被覆 423 溝 425 導電膜 426 電鋳膜 524 突起
131,3132 凸部214,3141,31
42 凹部309 厚さ 310 ロールギャップ 421 原盤 422 被覆 423 溝 425 導電膜 426 電鋳膜 524 突起
Claims (2)
- 【請求項1】 上面に光記録媒体のトラック溝部であ
る凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹脂基板シー
トの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込んで該溶融樹
脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工することにより行
う光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法において、前
記樹脂基板シートの少なくとも片面に、トラック溝部の
凹凸パターンの深さよりも高さが高い凸部またはトラッ
ク溝の凹凸パターンの深さよりも深さが深い凹部の少な
くとも一方を形成することを特徴とする光記録媒体用樹
脂基板シートの製造方法。 - 【請求項2】 上面に光記録媒体のトラック溝部であ
る凹凸パターンが形成される光記録媒体用樹脂基板シー
トの製造を、溶融樹脂をロール対に挟み込んで該溶融樹
脂を所定厚さの樹脂基板シートに加工することにより行
う光記録媒体用樹脂基板シートの製造装置において、前
記ロール対を構成するロールの少なくとも一方には、前
記樹脂基板シートに形成されるトラック溝部の凹凸パタ
ーンの深さよりも高さが高い凸部またはトラック溝の凹
凸パターンの深さよりも深さが深い凹部の少なくとも一
方が形成されたスタンパーが取り付けられることを特徴
とする光記録媒体用樹脂基板シートの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141708A JPH04364911A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141708A JPH04364911A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364911A true JPH04364911A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15298356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3141708A Pending JPH04364911A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 光記録媒体用樹脂基板シートの製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04364911A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012132896A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | 富士フイルム株式会社 | ロール及びロール清掃方法 |
| JPWO2013031086A1 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-03-23 | パナソニック株式会社 | テープ状光記録媒体の金型、テープ状光記録媒体およびその裁断装置 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141708A patent/JPH04364911A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012132896A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | 富士フイルム株式会社 | ロール及びロール清掃方法 |
| JPWO2013031086A1 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-03-23 | パナソニック株式会社 | テープ状光記録媒体の金型、テープ状光記録媒体およびその裁断装置 |
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