JPH0520128Y2 - - Google Patents

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JPH0520128Y2
JPH0520128Y2 JP1986158897U JP15889786U JPH0520128Y2 JP H0520128 Y2 JPH0520128 Y2 JP H0520128Y2 JP 1986158897 U JP1986158897 U JP 1986158897U JP 15889786 U JP15889786 U JP 15889786U JP H0520128 Y2 JPH0520128 Y2 JP H0520128Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は3条刈りコンバインにおける引き起し
装置の駆動構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、3条刈りコンバインの穀稈搬送装置
において、左右に「ハ」字型に配置して一対の上
部搬送装置と下部搬送装置を設け、該「ハ」の字
型の後端において、左右の搬送装置から送られて
くる穀稈を合流させ、下部搬送装置の下に配置し
た横設駆動ケースから、上方の引き起し装置へ3
本の駆動軸ケースを突出する技術は公知とされて
いるのである。例えば、特開昭58−138317号公報
や、特開昭60−160815号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、「ハ」の字型に配置した前部
の上部搬送装置と下部搬送装置により左右から穀
稈を搬送し、「ハ」の字型の搬送装置の後端にお
いて、左右の搬送装置より送られてくる穀稈を合
流させる構成において、該「ハ」の字型の合流部
が、機体の左右の中心部に位置する為に、該部分
が中央の引き起し装置の下の位置となり、丁度該
部分に、中央引き起し装置を駆動する駆動軸ケー
スが通過する位置と合致してしまうのである。
そして該駆動軸ケースの位置を確保する為に
は、従来の技術においては、「ハ」の字型の合流
部の方を後方へ退避させていたのである。
本考案は該中央の引き起し装置の位置を、他の
左右の駆動軸ケースよりも前方に突出させること
により、該不具合を解消し、該前方に突出配置し
た駆動軸ケースを、下部搬送装置の挟扼杆の支持
体に兼用したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明する。
「ハ」の字型に配置した左右一対の下部搬送装
置2L,2Rの上方に、略重複して左右一対の上
部搬送装置1L,1Rを配置し、前方に3条用引
き起し装置8L,8N,8Rを配置し、下部搬送
装置2L,2Rの下方に横設した横設駆動ケース
6と、該引き起し装置8L,8N,8Rの間を3
本の駆動軸ケース45R,44,45Lにより連
結する構成において、中央の引き起し装置8Nを
駆動する駆動軸ケース44を、左右の引き起し装
置8L,8Rの駆動軸ケース45L,45Rより
も前方で、前記「ハ」の字型に配置した下部搬送
装置2L,2Rの間から上方へ突出し、該下部搬
送装置2L,2Rと対向する位置の駆動軸ケース
44の外周に挟扼杆取付体15を固設し、該駆動
軸ケース44により、挟扼杆取付体15から突出
した下部搬送装置2L,2Rの挟扼杆12,13
を支持させたものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と作用を説明す
る。
第1図は本考案の穀稈搬送装置の全体平面図、
第2図は同じく全体側面図、第3図は横設駆動ケ
ース6の平面断面図、第4図は横設駆動ケース6
と突出駆動ケース34の部分の側面図である。
第1図・第2図において全体構成から説明す
る。
刈取装置の前端には分草杆が突出しており、該
分草杆に取り付けられた分草板により、倒伏穀稈
を分草する。分草後の穀稈を3本の引き起し装置
8L,8N、8Rにより引き起し、株元部はタイ
ン付きベルトにより構成された掻き込み搬送装置
10L,10N,10Rにより搬送通路に案内
し、刈刃装置により株元部を切断する。
切断後の株元部をスターホイール7R,7N,
7Lにより、2本の搬送通路に導く。スターホイ
ール7Rは挟扼杆との間で一本の搬送通路を構成
し、スターホイール7N,7Lにより一本の搬送
通路を構成している。
スターホイール7Rに続いて後方へ向かい下部
搬送装置2Rが配置され、該下部搬送装置2Rの
上方に上部搬送装置1Rが重複状態に配置されて
いる。
スターホイール7N,7Lに続いて、下部搬送
装置2Lが配置されて、該下部搬送装置2Lの上
方に上部搬送装置1Lが配置されている。
該上部搬送装置1L,1Rと下部搬送装置2
L,2Rは、平面視において「ハ」の字型に構成
されており、後端に左右の穀稈搬送通路の合流部
が構成されている。
該合流部を始端部として、穂先縦搬送装置4と
株元縦搬送装置5が配置されており、該穂先縦搬
送装置4と株元縦搬送装置5は一体的に構成され
ており、後端の枢支点を中心に先端を上下に回動
して、長短稈調節を可能としている。
該前部の搬送装置1,2と、後部の回動可能な
搬送装置4,5の間において、回動時の干渉を発
生させない為に、ある程度の空間を構成すると、
該部分が搬送装置の無い死角空間となつてしまう
のである。
本構成では、上部搬送装置1Rと穂先縦搬送装
置4との間に発生する間隙を埋める為に、両者の
間に配置した受継ぎ搬送装置3を設けている。
下部搬送装置2L,2Rより株元縦搬送装置5
に至る間に発生する間隙は、下部搬送装置2Lを
後方まで延長して、株元縦搬送装置5の側面に沿
う位置まで延長配置していることにより、死角空
間を解消すべく構成しているのである。
次に本考案の穀稈搬送装置の駆動構成について
説明する。
エンジンからの動力が、Vベルトを介して刈取
搬送入力ケース9に入力されているのである。該
刈取搬送入力ケース9の入力軸部分が刈取搬送装
置の上下回動の枢支点に構成されているのであ
る。
また該刈取搬送入力ケース9より穂先縦搬送装
置4と株元縦搬送装置5の駆動ケースが突出され
ており、該駆動ケース部分を中心に穂先縦搬送装
置4と株元縦搬送装置5が斜めに傾いた状態で、
長短稈調節の為にモーター等により始端部を上下
に回動されるのである。
また刈取搬送入力ケース9より動力伝達パイプ
11が前方へ突出されており、該動力伝達パイプ
11は内部に配置された動力伝達軸27により横
設駆動ケース6に動力を伝達すると共に、該刈取
搬送装置の全体を上下回動可能に支持する役目も
しているのである。
動力伝達パイプ11の先端に横設駆動ケース6
の中央部が結合され、両者により「T」字型に構
成されているのである。
横設駆動ケース6より5本の軸が上方へ向けて
突出され、その内の3本により引き起し装置8
L,8N,8Rを駆動し、後の2本が下部搬送装
置2L,2Rを駆動しているのである。
下部搬送装置2Lを駆動した動力は延長されて
上部搬送装置1Lをも駆動し、下部搬送装置2R
を駆動した動力は、受継ぎ搬送装置3を駆動した
後、上部搬送装置1Rを駆動すべく動力伝達構成
されているのである。
スターホイール7R,7Lと掻き込み搬送装置
10L,10Rは、下部搬送装置2L,2Rの搬
送チエーンにより強制的に駆動され、中央のスタ
ーホイール7Nと左のスターホイール7Lと噛合
して駆動され、該スターホイール7Nにて掻き込
み搬送装置10Nを駆動しているのである。
左右の「ハ」の字型に構成した下部搬送装置2
L,2Rの間に、挟扼杆取付体15を立設し、該
挟扼杆取付体15より弾性付勢状態で挟扼杆1
2,13を支持している。
挟扼杆12は下部搬送装置2Rの搬送チエーン
に向けて付勢されており、挟扼杆13は下部搬送
装置2Lの搬送チエーンに向けて付勢されてい
る。
また挟扼杆取付体15より、「ハ」の字型の合
流部に向けて、合流部ガイド杆14が延出されて
いるのである。
本考案の要部を構成する中央の引き起し装置8
Nの駆動軸ケース44が、該挟扼杆取付体15の
支持杆を兼用されており、該駆動軸ケース44の
中途部に挟扼杆取付体15が固設され、該駆動軸
ケース44は挟扼杆取付体15を貫通して上方へ
延び、引き起し装置8Nへ至つているのである。
次に第3図・第4図の図面に基づいて説明す
る。
動力伝達パイプ11の先端に横設駆動ケース6
の中央部が結合され、両者により「T」字型に構
成されているのである。
動力伝達軸27の先端が横設駆動ケース6内に
突出した部分に、ベベルギヤ43が固設され、該
ベベルギヤ43が、刈取駆動横設軸33上のベベ
ルギア41と噛合している。該刈取駆動横設軸3
3はその先端において、刈刃クランクを具備して
いるのである。
そして刈取駆動横設軸33はベベルギア41の
直ぐ横の位置に配置されたカツプリング39によ
り横設軸38に連結されているのである。
横設軸38上の2組のベベルギア装置により、
左側の下部搬送装置2と上部搬送装置1を駆動す
る駆動軸16と、左側の引き起し装置8Lの駆動
軸37に動力伝達している。該駆動軸37の周囲
に左側の駆動軸ケース45を配置し、上方へ突出
し、引き起し装置8Lを駆動しているのである。
また刈取駆動横設軸33の上には3組のベベル
ギア装置が配置されており、横設駆動ケース6か
ら突出した突出駆動ケース34に駆動軸35によ
た動力伝達し、突出ケース34より中央の引き起
し装置8Nを駆動する駆動軸ケース44を上方へ
突出している。該駆動軸ケース44が挟扼杆取付
体15を貫通支持して、引き起し装置8Nに至つ
ているのである。
また駆動軸17より右側の下部搬送装置2Rと
受継ぎ搬送装置3と上部搬送装置1Rを駆動し、
駆動軸36の外周に右側の駆動軸ケース45を上
方へ突出し、右側の引き起し装置8Rを駆動して
いるのである。
横設駆動ケース6より突出した刈取駆動横設軸
33に、刈刃クランクが固設され刈刃31を受け
刃32の上で摺動させているのである。
第5図は上部搬送装置1Lの平面分解図、第6
図は同じく側面断面図、第7図は上部搬送装置1
Rの平面分解図、第8図は同じく側面断面図、第
9図は同じくケース部の前面断面図である。
第5図より第9図の図面においては、上部搬送
装置1L,1Rを構成するケースの部品兼用化を
図つた構成が開示されている。
即ち左右の上部搬送装置1L,1Rを同じ部品
により、組立配置構造のみを変更することによ
り、コストを安くして構成可能としているのであ
る。
即と上部搬送装置1L,1Rを構成する上下の
ケース46を同一部品により兼用部品として構成
しているのである。
そして上下のケースを合わせて構成している左
右のケースも共通部品として構成しているのであ
る。
しかし左右のケースを同一の部品とする場合に
おいて、ケース46に設けたタイン起立突起46
aの部分が、左右の逆位置に配置される必要があ
り、また上下の駆動スプロケツト48とタイン起
立スプロケツト47とが、前後の位置を入れ代わ
る必要があるのである。この場合にタイン起立ス
プロケツト47は幅が厚いので、ケース46にプ
レスにて押し出し構成するタイン起立突起46a
をスプロケツトの部分まで延設することが出来な
いのである。
故にタイン起立突起46aはスプロケツトに至
る手前で終了させて、その後の起立突起の延長部
分は延長起立突起50をケース46の内面に取り
付けることにより、構成しているのである。
以上の如く、ケース46の内部に設けるタイン
49の起立突部49aが接当する部分である起立
突起を、ケース46に一体的に押し出して構成し
たタイン起立突起46aと、これに付設して起立
突起を延長する延長起立突起50に構成したこと
により、左右の上部搬送装置1L,1Rと、上部
搬送装置1の上下のケースを兼用部品とすること
ができて、全体的なコストの低下に寄与させるこ
とが出来たものである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、前方に配置した駆動軸ケース44の、
下部搬送装置2L,2Rと対応する位置に、挟扼
杆取付体15を固定し、該挟扼杆取付体15より
挟扼杆12,13を突出したことにより、従来の
技術のように、横設駆動ケースの部分から、挟扼
杆12,13を支持する為の支持体を突出する必
要が無くなり、頑丈に構成した駆動軸ケース44
が挟扼杆12,13の支持体を兼用するのであ
る。
第2に、該駆動軸ケース44は内部に軸を配置
した頑丈な構造であるので、挟扼杆12,13に
大きな力が掛かつたとしても、挟扼杆取付体15
の部分が撓むことが無いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の穀稈搬送装置の全体平面図、
第2図は同じく全体側面図、第3図は横設駆動ケ
ース6の平面断面図、第4図は横設駆動ケース6
と突出駆動ケース34の部分の側面図、第5図は
上部搬送装置1Lの平面分解図、第6図は同じく
側面断面図、第7図は上部搬送装置1Rの平面分
解図、第8図は同じく側面断面図、第9図は同じ
くケース部の前面断面図である。 1L,1R……上部搬送装置、2L,2R……
下部搬送装置、6……横設駆動ケース、8L,8
N,8R……引き起し装置、15……挟扼杆取付
体、34……突出駆動ケース、44……中央の引
き起し装置駆動軸ケース、45L,45R……左
右の引き起し装置駆動軸ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 「ハ」の字型に配置した左右一対の下部搬送装
    置2L,2Rの上方に、略重複して左右一対の上
    部搬送装置1L,1Rを配置し、前方に3条用引
    き起し装置8L,8N,8Rを配置し、下部搬送
    装置2L,2Rの下方に横設した横設駆動ケース
    6と、該引き起し装置8L,8N,8Rの間を3
    本の駆動軸ケース45R,44,45Lにより連
    結する構成において、中央の引き起し装置8Nを
    駆動する駆動軸ケース44を、左右の引き起し装
    置8L,8Rの駆動軸ケース45L,45Rより
    も前方で、前記「ハ」の字型に配置した下部搬送
    装置2L,2Rの間から上方へ突出し、該下部搬
    送装置2L,2Rと対向する位置の駆動軸ケース
    44の外周に挟扼杆取付体15を固設し、該駆動
    軸ケース44により、挟扼杆取付体15から突出
    した下部搬送装置2L,2Rの挟扼杆12,13
    を支持させたことを特徴とするコンバインの引き
    起し駆動構造。
JP1986158897U 1986-10-16 1986-10-16 Expired - Lifetime JPH0520128Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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