JPH05201324A - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents
車両のスリップ制御装置Info
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- JPH05201324A JPH05201324A JP4014829A JP1482992A JPH05201324A JP H05201324 A JPH05201324 A JP H05201324A JP 4014829 A JP4014829 A JP 4014829A JP 1482992 A JP1482992 A JP 1482992A JP H05201324 A JPH05201324 A JP H05201324A
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- JP
- Japan
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- acceleration
- amount
- control
- slip
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】サスペンションの振動の助長することなく、車
両の加速時における駆動輪のスリップを効率良く抑え、
その加速性の向上を図る。 【構成】エンジン制御量の演算には、スリップ量検出手
段52によって検出される駆動輪のスリップ量と、加速
度検出手段53によって検出される加速度とを用いる一
方、ブレーキ制御量の演算のために、上記加速度検出手
段52によって検出された加速度に前回の値を所定割合
で反映させてなまし加速度を得るフィルタ手段54を設
け、必要に応じて上記なまし加速度を用いてブレーキ制
御量を演算する。
両の加速時における駆動輪のスリップを効率良く抑え、
その加速性の向上を図る。 【構成】エンジン制御量の演算には、スリップ量検出手
段52によって検出される駆動輪のスリップ量と、加速
度検出手段53によって検出される加速度とを用いる一
方、ブレーキ制御量の演算のために、上記加速度検出手
段52によって検出された加速度に前回の値を所定割合
で反映させてなまし加速度を得るフィルタ手段54を設
け、必要に応じて上記なまし加速度を用いてブレーキ制
御量を演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のスリップ制御装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のスリップ制御(トラクションコン
トロール)装置は、車両の加速時に駆動輪が過大駆動ト
ルクによりスリップして加速性が低下することを防止す
るために、駆動輪のスリップ量を検出し、この駆動輪の
スリップ量が目標スリップ量となるように、エンジン出
力を低減制御するエンジン制御や、駆動輪のブレーキ力
を制御するブレーキ制御を行なうものとして、一般に知
られている。
トロール)装置は、車両の加速時に駆動輪が過大駆動ト
ルクによりスリップして加速性が低下することを防止す
るために、駆動輪のスリップ量を検出し、この駆動輪の
スリップ量が目標スリップ量となるように、エンジン出
力を低減制御するエンジン制御や、駆動輪のブレーキ力
を制御するブレーキ制御を行なうものとして、一般に知
られている。
【0003】例えば、特開昭64−106762号公報
には、駆動輪のスリップ量に対応する制御変数を車輪速
から演算する制御変数演算手段を設け、該制御変数に基
づいてブレーキ制御を行なうトラクションコントロール
システムにおいて、上記制御変数の使用にあたって、該
制御変数に走行路面の凹凸度に応じたフィルターをかけ
ることにより、悪路走行での車体振動やピッチングを防
止する、提案が記載されている。
には、駆動輪のスリップ量に対応する制御変数を車輪速
から演算する制御変数演算手段を設け、該制御変数に基
づいてブレーキ制御を行なうトラクションコントロール
システムにおいて、上記制御変数の使用にあたって、該
制御変数に走行路面の凹凸度に応じたフィルターをかけ
ることにより、悪路走行での車体振動やピッチングを防
止する、提案が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両のスリ
ップ制御において、ブレーキ制御量やエンジン制御量を
駆動輪のスリップ量のみに基づいて求めるのでなく、当
該駆動輪の加速度をも加味して求めるようにすれば、ス
リップ量の増減の傾向に応じた制御を行なうことがで
き、スリップの早期収束の点で有利になる。
ップ制御において、ブレーキ制御量やエンジン制御量を
駆動輪のスリップ量のみに基づいて求めるのでなく、当
該駆動輪の加速度をも加味して求めるようにすれば、ス
リップ量の増減の傾向に応じた制御を行なうことがで
き、スリップの早期収束の点で有利になる。
【0005】しかし、車両の高速走行時にはサスペンシ
ョンの共振の影響で車輪に周期的な負荷が作用し、駆動
輪の加速度が変動することがある。これに対して、上述
の如く駆動輪の加速度をそのまま制御量の演算に用いて
いると、上記加速度の変動によってブレーキ力が変動す
ることになり、このため駆動輪が振動して上記サスペン
ションの振動を助長する結果となって車体の振動を招く
恐れがある。
ョンの共振の影響で車輪に周期的な負荷が作用し、駆動
輪の加速度が変動することがある。これに対して、上述
の如く駆動輪の加速度をそのまま制御量の演算に用いて
いると、上記加速度の変動によってブレーキ力が変動す
ることになり、このため駆動輪が振動して上記サスペン
ションの振動を助長する結果となって車体の振動を招く
恐れがある。
【0006】すなわち、本発明の課題は、上記サスペン
ションの振動の助長することなく、車両の加速時におけ
る駆動輪のスリップを効率良く抑え、その加速性の向上
を図ることにある。
ションの振動の助長することなく、車両の加速時におけ
る駆動輪のスリップを効率良く抑え、その加速性の向上
を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
このような課題に対して、エンジン制御量の演算には駆
動輪の実際の加速度を用いるようにし、ブレーキ制御量
の演算には、駆動輪の実際の加速度にフィルタをかけて
なるなまし加速度を用いることができるようにするもの
である。
このような課題に対して、エンジン制御量の演算には駆
動輪の実際の加速度を用いるようにし、ブレーキ制御量
の演算には、駆動輪の実際の加速度にフィルタをかけて
なるなまし加速度を用いることができるようにするもの
である。
【0008】すなわち、上記課題を解決する手段は、車
両の加速時における駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるようにエンジン出力を低減制御するエンジ
ン制御手段と、上記駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるように当該駆動輪に付与するブレーキ力を
制御するブレーキ制御手段とを備え、上記エンジン制御
手段及びブレーキ制御手段が、上記駆動輪のスリップ量
と当該駆動輪の加速度とに基づいて各々の制御量を演算
する制御量演算手段を備えている車両のスリップ制御装
置であって、上記駆動輪のスリップ量を検出するスリッ
プ量検出手段と、上記駆動輪の加速度を検出する加速度
検出手段と、該加速度検出手段によって検出された加速
度に前回の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得
るフィルタ手段とを備え、上記エンジン制御手段の制御
量演算手段は、上記スリップ量検出手段によって検出さ
れる駆動輪のスリップ量と、上記加速度検出手段によっ
て検出される加速度とに基づいて制御量を演算し、上記
ブレーキ制御手段の制御量演算手段は、上記スリップ量
検出手段によって検出される駆動輪のスリップ量と、上
記加速度検出手段によって検出される加速度と上記フィ
ルタ手段によって得られるなまし加速度とのうちから選
択された加速度とに基づいて制御量を演算することを特
徴とするものである。
両の加速時における駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるようにエンジン出力を低減制御するエンジ
ン制御手段と、上記駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるように当該駆動輪に付与するブレーキ力を
制御するブレーキ制御手段とを備え、上記エンジン制御
手段及びブレーキ制御手段が、上記駆動輪のスリップ量
と当該駆動輪の加速度とに基づいて各々の制御量を演算
する制御量演算手段を備えている車両のスリップ制御装
置であって、上記駆動輪のスリップ量を検出するスリッ
プ量検出手段と、上記駆動輪の加速度を検出する加速度
検出手段と、該加速度検出手段によって検出された加速
度に前回の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得
るフィルタ手段とを備え、上記エンジン制御手段の制御
量演算手段は、上記スリップ量検出手段によって検出さ
れる駆動輪のスリップ量と、上記加速度検出手段によっ
て検出される加速度とに基づいて制御量を演算し、上記
ブレーキ制御手段の制御量演算手段は、上記スリップ量
検出手段によって検出される駆動輪のスリップ量と、上
記加速度検出手段によって検出される加速度と上記フィ
ルタ手段によって得られるなまし加速度とのうちから選
択された加速度とに基づいて制御量を演算することを特
徴とするものである。
【0009】このような課題解決手段においては、サス
ペンションの共振のために駆動輪の加速度が変動して
も、ブレーキ制御量の演算には、この変動の影響を少な
くしたなまし加速度を用いることができ、ブレーキ力の
余分な変動によってサスペンションの振動を助長するこ
とを防止できる。
ペンションの共振のために駆動輪の加速度が変動して
も、ブレーキ制御量の演算には、この変動の影響を少な
くしたなまし加速度を用いることができ、ブレーキ力の
余分な変動によってサスペンションの振動を助長するこ
とを防止できる。
【0010】一方、エンジン制御量の演算には、上記な
まし加速度ではなく駆動輪の実際の加速度が用いられる
ため、制御の応答遅れを防止することができる。すなわ
ち、エンジン制御量の演算にまで上記なまし加速度を用
いると、実際に駆動輪の加速度が上昇、つまりはスリッ
プ量が増大する傾向にあるときに、当該加速度にフィル
タがかけられているがために、制御が遅れることになる
が、上述の如く実際の加速度を用いてエンジン制御量を
演算するから、制御の遅れがなくなる。また、このよう
にエンジン制御量を実際の加速度に基づいて演算して
も、エンジン出力の増減はサスペンションの振動に対し
ては直接の影響は与えず、この振動の助長の問題はな
い。
まし加速度ではなく駆動輪の実際の加速度が用いられる
ため、制御の応答遅れを防止することができる。すなわ
ち、エンジン制御量の演算にまで上記なまし加速度を用
いると、実際に駆動輪の加速度が上昇、つまりはスリッ
プ量が増大する傾向にあるときに、当該加速度にフィル
タがかけられているがために、制御が遅れることになる
が、上述の如く実際の加速度を用いてエンジン制御量を
演算するから、制御の遅れがなくなる。また、このよう
にエンジン制御量を実際の加速度に基づいて演算して
も、エンジン出力の増減はサスペンションの振動に対し
ては直接の影響は与えず、この振動の助長の問題はな
い。
【0011】ところで、アクセルペダルの踏込みにより
駆動輪の車輪速が上昇しスリップ量が増大すると、エン
ジン制御及びブレーキ制御が実行されて上記スリップ量
の増大が抑えられ上記車輪速の上昇が鈍ってくる。この
ときは駆動輪の車輪速はピークを迎える一方、駆動輪の
加速度がプラスの値からマイナスの値へと大きく変化し
ていく時点であり、このときに、サスペンションの共振
の影響が上記加速度に現れると、当該加速度の変化量は
非常に大きなものになる。そして、このような加速度の
大きな変動がそのまま上記ブレーキ制御量に反映される
と、ブレーキ力の変動が過度に大きくなる。
駆動輪の車輪速が上昇しスリップ量が増大すると、エン
ジン制御及びブレーキ制御が実行されて上記スリップ量
の増大が抑えられ上記車輪速の上昇が鈍ってくる。この
ときは駆動輪の車輪速はピークを迎える一方、駆動輪の
加速度がプラスの値からマイナスの値へと大きく変化し
ていく時点であり、このときに、サスペンションの共振
の影響が上記加速度に現れると、当該加速度の変化量は
非常に大きなものになる。そして、このような加速度の
大きな変動がそのまま上記ブレーキ制御量に反映される
と、ブレーキ力の変動が過度に大きくなる。
【0012】これに対しては、上記ブレーキ制御手段の
制御量演算にあたって、上記加速度検出手段によって検
出される加速度の変化量が所定値未満のときには当該検
出加速度を制御量の演算に用い、上記変化量が所定値以
上のときには上記なまし加速度を用いることが好適であ
る。
制御量演算にあたって、上記加速度検出手段によって検
出される加速度の変化量が所定値未満のときには当該検
出加速度を制御量の演算に用い、上記変化量が所定値以
上のときには上記なまし加速度を用いることが好適であ
る。
【0013】このようにすると、上記駆動輪の車輪速が
ピークを迎える手前の加速度の変化が小さい領域では、
ブレーキ制御量の演算に実際の加速度を用いることにな
るが、加速度の変化が小さいからブレーキ力の大きな変
動はなく、かえって加速度の変化に即したブレーキ制御
により駆動輪のスリップの早期収束を図ることができ
る。一方、上記車輪速のピークを挾む前後の加速度の変
化が大きい領域では、上記ブレーキ制御量の演算になま
し加速度が用いられるから、加速度変化が大きくてもブ
レーキ力の過度な変動を防止することができ、サスペン
ションの振動助長を防止することができる。また、この
ころは駆動輪のスリップが収束傾向を示し始めているこ
ろであるから、ブレーキ制御が実際の加速度の変動に対
し遅れることがあっても支障は少ない。
ピークを迎える手前の加速度の変化が小さい領域では、
ブレーキ制御量の演算に実際の加速度を用いることにな
るが、加速度の変化が小さいからブレーキ力の大きな変
動はなく、かえって加速度の変化に即したブレーキ制御
により駆動輪のスリップの早期収束を図ることができ
る。一方、上記車輪速のピークを挾む前後の加速度の変
化が大きい領域では、上記ブレーキ制御量の演算になま
し加速度が用いられるから、加速度変化が大きくてもブ
レーキ力の過度な変動を防止することができ、サスペン
ションの振動助長を防止することができる。また、この
ころは駆動輪のスリップが収束傾向を示し始めているこ
ろであるから、ブレーキ制御が実際の加速度の変動に対
し遅れることがあっても支障は少ない。
【0014】上記なまし加速度の算出にあたっては、上
記加速度検出手段によって検出される加速度の変化量が
大きいほど今回の検出値に反映させる前回の値の割合を
大きくすることが好適である。
記加速度検出手段によって検出される加速度の変化量が
大きいほど今回の検出値に反映させる前回の値の割合を
大きくすることが好適である。
【0015】このようにすると、サスペンションの振動
を助長する傾向が大きいときに、加速度のなまし度合い
が大きくなってブレーキ力の変動が小さくなり、上記サ
スペンションの振動助長を防止する上で有利になる。
を助長する傾向が大きいときに、加速度のなまし度合い
が大きくなってブレーキ力の変動が小さくなり、上記サ
スペンションの振動助長を防止する上で有利になる。
【0016】
【発明の効果】従って、本発明によれば、エンジン制御
量の演算には、スリップ量検出手段によって検出される
駆動輪のスリップ量と、加速度検出手段によって検出さ
れる加速度とを用いる一方、ブレーキ制御量の演算のた
めに、上記加速度検出手段によって検出された加速度に
前回の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得るフ
ィルタ手段を設け、必要に応じて上記なまし加速度を用
いてブレーキ制御量を演算するようにしたから、駆動輪
の加速度の実際の変動に対する制御の応答遅れをエンジ
ン制御側で防止しながら、サスペンションの共振のため
に駆動輪の加速度が変動しても、ブレーキ制御量の余分
な変動を抑えてサスペンションの振動、ひいては車体の
振動が助長されることを防止できる。
量の演算には、スリップ量検出手段によって検出される
駆動輪のスリップ量と、加速度検出手段によって検出さ
れる加速度とを用いる一方、ブレーキ制御量の演算のた
めに、上記加速度検出手段によって検出された加速度に
前回の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得るフ
ィルタ手段を設け、必要に応じて上記なまし加速度を用
いてブレーキ制御量を演算するようにしたから、駆動輪
の加速度の実際の変動に対する制御の応答遅れをエンジ
ン制御側で防止しながら、サスペンションの共振のため
に駆動輪の加速度が変動しても、ブレーキ制御量の余分
な変動を抑えてサスペンションの振動、ひいては車体の
振動が助長されることを防止できる。
【0017】また、上記ブレーキ制御量の演算にあたっ
て、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が所定値未満のときには当該検出加速度を制御量の
演算に用い、上記変化量が所定値以上のときには上記な
まし加速度を用いるものによれば、駆動輪のスリップ量
が増大傾向にあるときには、応答遅れのないブレーキ制
御によって駆動輪のスリップの早期収束を図りながら、
駆動輪の加速度の変化が大きいときには、上記なまし加
速度の利用によりブレーキ力の余分な変動を防止して、
サスペンションの振動助長を防止することができる。
て、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が所定値未満のときには当該検出加速度を制御量の
演算に用い、上記変化量が所定値以上のときには上記な
まし加速度を用いるものによれば、駆動輪のスリップ量
が増大傾向にあるときには、応答遅れのないブレーキ制
御によって駆動輪のスリップの早期収束を図りながら、
駆動輪の加速度の変化が大きいときには、上記なまし加
速度の利用によりブレーキ力の余分な変動を防止して、
サスペンションの振動助長を防止することができる。
【0018】また、上記なまし加速度の算出にあたっ
て、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が大きいほど今回の検出値に反映させる前回の値の
割合を大きくするものによれば、上記サスペンションの
振動助長を効率良く防止することができる。
て、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が大きいほど今回の検出値に反映させる前回の値の
割合を大きくするものによれば、上記サスペンションの
振動助長を効率良く防止することができる。
【0019】
【実施例】図1において、1FLは左前輪、1FRは右
前輪、1RLは左後輪、1RRは右後輪である。車体前
部にはエンジン2が横置きに搭載され、該エンジン2で
の発生トルクは、クラッチ3、変速機4、差動ギア5に
伝達された後、左ドライブシャフト6Lを介して左前輪
1FLに、また右ドライブシャフト6Rを介して右前輪
1FRに伝達される。このように、車両は、前輪1F
L、1FRが駆動輪とされ、後輪1RL、1RRが従動
輪とされた前輪駆動車とされている。
前輪、1RLは左後輪、1RRは右後輪である。車体前
部にはエンジン2が横置きに搭載され、該エンジン2で
の発生トルクは、クラッチ3、変速機4、差動ギア5に
伝達された後、左ドライブシャフト6Lを介して左前輪
1FLに、また右ドライブシャフト6Rを介して右前輪
1FRに伝達される。このように、車両は、前輪1F
L、1FRが駆動輪とされ、後輪1RL、1RRが従動
輪とされた前輪駆動車とされている。
【0020】各車輪に装備されたブレーキ7FL〜7R
Rは、油圧式とされたディスクブレーキとされている。
また、ブレーキ液圧発生源としてのマスタシリンダ8
は、2つの吐出口8a,8bを有するタンデム型とされ
ている。このマスタシリンダ8の一方の吐出口8aから
伸びるブレーキ配管13は、途中で2本に分岐されて、
分岐配管13Fが左前輪用ブレーキ7FL(のキャリパ
内に装備されたホイールシリンダ)に接続され、分岐配
管13Rが右後輪用ブレーキ7RRに接続されている。
マスタシリンダ8の他方の吐出口8bから伸びる分岐配
管14も2本に分岐されて、分岐配管14Fが右前輪用
ブレーキ7FRに接続され、分岐配管14Rが左後輪用
ブレーキ7RLに接続されている。
Rは、油圧式とされたディスクブレーキとされている。
また、ブレーキ液圧発生源としてのマスタシリンダ8
は、2つの吐出口8a,8bを有するタンデム型とされ
ている。このマスタシリンダ8の一方の吐出口8aから
伸びるブレーキ配管13は、途中で2本に分岐されて、
分岐配管13Fが左前輪用ブレーキ7FL(のキャリパ
内に装備されたホイールシリンダ)に接続され、分岐配
管13Rが右後輪用ブレーキ7RRに接続されている。
マスタシリンダ8の他方の吐出口8bから伸びる分岐配
管14も2本に分岐されて、分岐配管14Fが右前輪用
ブレーキ7FRに接続され、分岐配管14Rが左後輪用
ブレーキ7RLに接続されている。
【0021】前輪用すなわち駆動輪用の分岐配管13
F、14Fには、電磁式の液圧調整弁15Lあるいは1
5Rが接続され、後輪用の分岐配管13R,14Rに
は、電磁式の開閉弁16Lあるいは16Rが接続されて
いる。液圧調整弁15L,15Rは、ブレーキ7FL、
7FRへのマスタシリンダ8からのブレーキ液圧供給
と、該ブレーキ7FL、7FRのブレーキ液圧を配管2
1L,21Rを介してリザーバタンク22L,22Rへ
解放する態様とを切換える。リザーバタンク21Lのブ
レーキ液は、ポンプ23Lによって、逆止弁24Lが接
続された配管25Lを介して配管13に戻され、同様
に、リザーバタンク22Rのブレーキ液は、ポンプ23
Rによって、逆止弁24Rが接続された配管25Rを介
して配管14に戻される。
F、14Fには、電磁式の液圧調整弁15Lあるいは1
5Rが接続され、後輪用の分岐配管13R,14Rに
は、電磁式の開閉弁16Lあるいは16Rが接続されて
いる。液圧調整弁15L,15Rは、ブレーキ7FL、
7FRへのマスタシリンダ8からのブレーキ液圧供給
と、該ブレーキ7FL、7FRのブレーキ液圧を配管2
1L,21Rを介してリザーバタンク22L,22Rへ
解放する態様とを切換える。リザーバタンク21Lのブ
レーキ液は、ポンプ23Lによって、逆止弁24Lが接
続された配管25Lを介して配管13に戻され、同様
に、リザーバタンク22Rのブレーキ液は、ポンプ23
Rによって、逆止弁24Rが接続された配管25Rを介
して配管14に戻される。
【0022】ブレーキペダル12に対する踏込み力は、
倍力装置すなわちブレーキブースタ11を介してマスタ
シリンダ8に伝達される。このブースタ11は、基本的
には既知の真空倍力装置と同じであるが、スリップ制御
の際には後述するように、ブレーキペダルの踏込み操作
が行われていなくてもブレーキ力を得ることができるよ
うに構成されている。
倍力装置すなわちブレーキブースタ11を介してマスタ
シリンダ8に伝達される。このブースタ11は、基本的
には既知の真空倍力装置と同じであるが、スリップ制御
の際には後述するように、ブレーキペダルの踏込み操作
が行われていなくてもブレーキ力を得ることができるよ
うに構成されている。
【0023】ブースタ11は、車体およびマスタシリン
ダ8に固定されたケース31を有し、該ケース31内
が、ダイヤフラム32とこれに固定されたバルブボディ
33とによって、第1室34と第2室35とに画成され
ている。第1室34には常に負圧源の負圧(例えばエン
ジン2の吸気負圧)が供給されており、ブレーキペダル
が踏込み操作されていないときは第2室35が第1室3
4と連通されて、ブースタ11の作動が停止された状態
とされる。そして、ブレーキペダル12を踏込み操作す
ると、第2室35に大気圧が供給され、これによりダイ
ヤフラム32がバルブボディ33と共に前方へ変位して
倍力作用が得られる。
ダ8に固定されたケース31を有し、該ケース31内
が、ダイヤフラム32とこれに固定されたバルブボディ
33とによって、第1室34と第2室35とに画成され
ている。第1室34には常に負圧源の負圧(例えばエン
ジン2の吸気負圧)が供給されており、ブレーキペダル
が踏込み操作されていないときは第2室35が第1室3
4と連通されて、ブースタ11の作動が停止された状態
とされる。そして、ブレーキペダル12を踏込み操作す
ると、第2室35に大気圧が供給され、これによりダイ
ヤフラム32がバルブボディ33と共に前方へ変位して
倍力作用が得られる。
【0024】第2室35に対する負圧供給と大気圧供給
との切換えは、基本的には、バルブボディ33内に装備
された弁装置によってなされる。このバルブボディ33
部分を図2に基づいて説明する。
との切換えは、基本的には、バルブボディ33内に装備
された弁装置によってなされる。このバルブボディ33
部分を図2に基づいて説明する。
【0025】先ず、バルブボディ33は、ダイヤフラム
32に固定されるパワーピストン41を有し、このパワ
ーピストン41に形成された凹部41a内には、リアク
ションディスク42と出力軸43の基端部とが嵌合され
ている。この出力軸43は、マスタシリンダ8の入力軸
となるものである。また、ブレーキペダル12に連結さ
れた入力軸44の先端部には、バルブボディ33内にお
いて、バルブプランジャ45が取付けられている。この
バルブプランジャ45の後方には、真空弁46が配設さ
れている。
32に固定されるパワーピストン41を有し、このパワ
ーピストン41に形成された凹部41a内には、リアク
ションディスク42と出力軸43の基端部とが嵌合され
ている。この出力軸43は、マスタシリンダ8の入力軸
となるものである。また、ブレーキペダル12に連結さ
れた入力軸44の先端部には、バルブボディ33内にお
いて、バルブプランジャ45が取付けられている。この
バルブプランジャ45の後方には、真空弁46が配設さ
れている。
【0026】パワーピストン41には圧力導入通路50
が形成されており、該圧力導入通路50は常時、前記バ
ルブプランジャ45の周囲に形成される空間Xに連通さ
れている。この空間Xは、常に第2室35と連通されて
いる。そして、圧力導入通路50の空間X側への開口端
部に、前記真空弁46が離着座される弁座47が形成さ
れている。また、真空弁46は、バルブプランジャ45
の後端に形成された弁座45aに対しても離着座され
る。
が形成されており、該圧力導入通路50は常時、前記バ
ルブプランジャ45の周囲に形成される空間Xに連通さ
れている。この空間Xは、常に第2室35と連通されて
いる。そして、圧力導入通路50の空間X側への開口端
部に、前記真空弁46が離着座される弁座47が形成さ
れている。また、真空弁46は、バルブプランジャ45
の後端に形成された弁座45aに対しても離着座され
る。
【0027】以上のような構成において、いま、圧力導
入通路50に負圧が導入されている場合を想定する。こ
の状態で、ブレーキペダル12が踏込み操作されていな
いときは、図2の状態で、スプリング48、49の付勢
力によって真空弁46が弁座45aに着座するも、弁座
47とは離間されている。したがって、圧力導入通路5
0からの負圧は、空間Xを介して第2室35に導入さ
れ、倍力作用は行なわれない。
入通路50に負圧が導入されている場合を想定する。こ
の状態で、ブレーキペダル12が踏込み操作されていな
いときは、図2の状態で、スプリング48、49の付勢
力によって真空弁46が弁座45aに着座するも、弁座
47とは離間されている。したがって、圧力導入通路5
0からの負圧は、空間Xを介して第2室35に導入さ
れ、倍力作用は行なわれない。
【0028】ブレーキペダル12を踏込み操作すると、
入力軸44したがってバルブプランジャ45が前方動
(図中左方動)される。この前方動の際、真空弁46
は、先ず弁座47に着座して空間Xと圧力導入通路50
との連通を遮断し、その後真空弁46に対して弁座45
aが離間される。この真空弁46と弁座45aとが離間
することにより、バルブボディ33の後方からの大気圧
が空間Xに導入されて、第2室35が大気圧となる。こ
れにより、ダイヤフラム32がバルブボディ33と共に
前方へ変位し、この結果出力軸43が前方動して倍力作
用が行なわれる。マスタシリンダ8からのブレーキ反力
は、リアクションディスク42を介して、バルブプラン
ジャ45したがってブレーキペダル12に伝達される。
ブレーキペダル12の踏込み操作力が解放されると、リ
ターンスプリング36(図1参照)により図2の状態へ
復帰して、次の倍力作用に備えることになる。
入力軸44したがってバルブプランジャ45が前方動
(図中左方動)される。この前方動の際、真空弁46
は、先ず弁座47に着座して空間Xと圧力導入通路50
との連通を遮断し、その後真空弁46に対して弁座45
aが離間される。この真空弁46と弁座45aとが離間
することにより、バルブボディ33の後方からの大気圧
が空間Xに導入されて、第2室35が大気圧となる。こ
れにより、ダイヤフラム32がバルブボディ33と共に
前方へ変位し、この結果出力軸43が前方動して倍力作
用が行なわれる。マスタシリンダ8からのブレーキ反力
は、リアクションディスク42を介して、バルブプラン
ジャ45したがってブレーキペダル12に伝達される。
ブレーキペダル12の踏込み操作力が解放されると、リ
ターンスプリング36(図1参照)により図2の状態へ
復帰して、次の倍力作用に備えることになる。
【0029】以上説明した部分は、既知の真空倍力装置
と同じであるが、本実施例では、スリップ制御のため
に、圧力導入通路50に対して、第1室34の負圧を導
入させる状態と大気圧を導入させる状態とに切換えるよ
うにしている。すなわち、第1室34と圧力導入通路5
0とが配管37を介して接続され、該配管37に3方電
磁切換弁(導入切換手段)38が接続されている(図1
参照)。この切換弁38は、消磁時に圧力導入通路50
を第1室34に連通させ、励磁時に圧力導入通路50に
大気圧を導入させる。この切換弁38が励磁されて圧力
導入通路50に大気圧が導入されると、前記空間Xした
がって第2室35は、ブレーキペダル12の踏込み操作
が行なわれていなくても大気圧となり、この結果倍力作
用を行なってマスタシリンダ8にブレーキ液圧を発生さ
せることになる。
と同じであるが、本実施例では、スリップ制御のため
に、圧力導入通路50に対して、第1室34の負圧を導
入させる状態と大気圧を導入させる状態とに切換えるよ
うにしている。すなわち、第1室34と圧力導入通路5
0とが配管37を介して接続され、該配管37に3方電
磁切換弁(導入切換手段)38が接続されている(図1
参照)。この切換弁38は、消磁時に圧力導入通路50
を第1室34に連通させ、励磁時に圧力導入通路50に
大気圧を導入させる。この切換弁38が励磁されて圧力
導入通路50に大気圧が導入されると、前記空間Xした
がって第2室35は、ブレーキペダル12の踏込み操作
が行なわれていなくても大気圧となり、この結果倍力作
用を行なってマスタシリンダ8にブレーキ液圧を発生さ
せることになる。
【0030】次に制御系について説明する。制御系は、
マイクロコンピュータを利用して構成されており、図1
において、51はエンジン制御とブレーキ制御とを行な
う制御手段であり、この制御手段51には、各車輪1F
L〜1RRの回転速度を検出するセンサS1〜S4から
の信号が入力される。
マイクロコンピュータを利用して構成されており、図1
において、51はエンジン制御とブレーキ制御とを行な
う制御手段であり、この制御手段51には、各車輪1F
L〜1RRの回転速度を検出するセンサS1〜S4から
の信号が入力される。
【0031】上記制御手段51は、路面の摩擦係数を検
出する摩擦係数検出手段、制御目標値設定手段、スリッ
プ量検出手段52、加速度検出手段53、フィルタ手段
54、エンジン制御量演算手段55、ブレーキ制御量演
算手段56、スリップ判定手段、並びにエンジン出力及
びブレーキのコントロールための出力手段を備えてい
て、この制御手段51からは、エンジン制御のためのエ
ンジン出力調整手段9、ブレーキ制御のための液圧調整
弁15L,15R、開閉弁16L,16R、及び切換弁
38へ制御信号が出力される。エンジン出力調整手段9
は、アクセルペダル10に連動するメインスロットル弁
とは別に吸気通路に設けられたサブスロットル弁(図示
省略)を駆動することによりエンジン出力を調整するも
のである。
出する摩擦係数検出手段、制御目標値設定手段、スリッ
プ量検出手段52、加速度検出手段53、フィルタ手段
54、エンジン制御量演算手段55、ブレーキ制御量演
算手段56、スリップ判定手段、並びにエンジン出力及
びブレーキのコントロールための出力手段を備えてい
て、この制御手段51からは、エンジン制御のためのエ
ンジン出力調整手段9、ブレーキ制御のための液圧調整
弁15L,15R、開閉弁16L,16R、及び切換弁
38へ制御信号が出力される。エンジン出力調整手段9
は、アクセルペダル10に連動するメインスロットル弁
とは別に吸気通路に設けられたサブスロットル弁(図示
省略)を駆動することによりエンジン出力を調整するも
のである。
【0032】以下、具体的に説明する。 [路面摩擦係数の検出]摩擦係数検出手段は、左右の駆
動輪1FL,1FRの各々が転動する路面左右部の摩擦
係数を検出するものであり、その検出は、対応する左右
の従動輪1RL,1RRの車輪速Vrとその加速度VG
とに基づいて行なわれる。
動輪1FL,1FRの各々が転動する路面左右部の摩擦
係数を検出するものであり、その検出は、対応する左右
の従動輪1RL,1RRの車輪速Vrとその加速度VG
とに基づいて行なわれる。
【0033】まず、加速度VG の演算には、タイマA
(100msecカウント)と、タイマB(500msecカウ
ント)とを用いる。すなわち、加速度VG は、スリップ
制御開始から500msec経過まで(加速度が十分に大き
くない)は、100msec毎に100msec間の車輪速Vr
(単位;km/h)の変化に基いて次の(1) 式により求
め、500msec経過後(加速度が十分に発達)は100
msec毎に500msec間の車輪速Vrの変化に基いて次の
(2) 式により求める。
(100msecカウント)と、タイマB(500msecカウ
ント)とを用いる。すなわち、加速度VG は、スリップ
制御開始から500msec経過まで(加速度が十分に大き
くない)は、100msec毎に100msec間の車輪速Vr
(単位;km/h)の変化に基いて次の(1) 式により求
め、500msec経過後(加速度が十分に発達)は100
msec毎に500msec間の車輪速Vrの変化に基いて次の
(2) 式により求める。
【0034】−(1) 式− VG =Gk1×{Vr(k) −Vr(k-100) } −(2) 式− VG =Gk2×{Vr(k) −Vr(k-500) } 上記Gk1及びGk2は係数である。また、Vr(k) は現時
点、Vr(k-100) は100msec前、Vr(k-500) は50
0msec前の各車輪速である。
点、Vr(k-100) は100msec前、Vr(k-500) は50
0msec前の各車輪速である。
【0035】そして、上述の如くして算出された加速度
VG と車輪速Vrとから次の表1により3次元補間によ
って路面摩擦係数μを求める。なお、スリップ制御中で
ないときには、摩擦係数μは3.0に設定される。
VG と車輪速Vrとから次の表1により3次元補間によ
って路面摩擦係数μを求める。なお、スリップ制御中で
ないときには、摩擦係数μは3.0に設定される。
【0036】
【表1】 [制御目標値の設定]この制御目標値は、前輪1FL,
1FRのスリップ量として目標とする値であり、上記車
輪速Vrと摩擦係数μとに基いて演算されるものであ
る。すなわち、エンジン制御目標値SETは、左右の従
動輪1RL,1RRのうち速い方の従動輪の車輪速Vr
と摩擦係数μとに基づいて、車輪速Vrが高くなるにつ
れて値が小さくなるように、且つ摩擦係数μが小さくな
るにつれて値が小さくなるように設定されたマップから
演算される。また、ブレーキ制御目標値SBTの演算に
は、上記エンジン制御目標値よりも高い値に設定された
マップが用いられる。
1FRのスリップ量として目標とする値であり、上記車
輪速Vrと摩擦係数μとに基いて演算されるものであ
る。すなわち、エンジン制御目標値SETは、左右の従
動輪1RL,1RRのうち速い方の従動輪の車輪速Vr
と摩擦係数μとに基づいて、車輪速Vrが高くなるにつ
れて値が小さくなるように、且つ摩擦係数μが小さくな
るにつれて値が小さくなるように設定されたマップから
演算される。また、ブレーキ制御目標値SBTの演算に
は、上記エンジン制御目標値よりも高い値に設定された
マップが用いられる。
【0037】[スリップ量検出]スリップ量検出手段5
2は、左右駆動輪1FL,1FRの車輪速VFL,VFRか
ら左右の従動輪1RL,1RRのうち速い方の車輪速V
rを減算してこの両輪のスリップ量SL,SRを求め
る。
2は、左右駆動輪1FL,1FRの車輪速VFL,VFRか
ら左右の従動輪1RL,1RRのうち速い方の車輪速V
rを減算してこの両輪のスリップ量SL,SRを求め
る。
【0038】さらに、次式で示すように、上記スリップ
量SL,SRに基いてその平均スリップ量SAvを求
め、このSAvの上記エンジン制御目標値SETからの
偏差をエンジン制御量の演算変数ENとする。
量SL,SRに基いてその平均スリップ量SAvを求
め、このSAvの上記エンジン制御目標値SETからの
偏差をエンジン制御量の演算変数ENとする。
【0039】EN=(SL+SR)/2−SET 一方、ブレーキ制御量の演算のために、次式で示すよう
に、上記SL,SRの上記ブレーキ制御目標値SBTか
らの偏差を演算変数ENとして求める。
に、上記SL,SRの上記ブレーキ制御目標値SBTか
らの偏差を演算変数ENとして求める。
【0040】EN=SL−SBT EN=SR−SBT ブレーキ制御においては、左右の駆動輪1FL,1FR
に付与するブレーキ力を独立して制御するために、駆動
輪1FL,1FRの各々につきENを求めるものであ
る。
に付与するブレーキ力を独立して制御するために、駆動
輪1FL,1FRの各々につきENを求めるものであ
る。
【0041】[加速度検出]加速度検出手段53は、上
記エンジン制御量及びブレーキ制御量の各々の演算変数
ENの時間変化率DENを求めることにより、駆動輪の
加速度を検出する。当該検出にあたって、駆動輪の車輪
速から直接加速度を演算したり、加速度センサを用いた
りしてもよいが、本例の場合は、上記ENからDENを
求めることにより間接的に駆動輪の加速度を求めている
ものである。上記DENには、1FL,1FRの車輪速
VFL,VFRの微分項が含まれる。
記エンジン制御量及びブレーキ制御量の各々の演算変数
ENの時間変化率DENを求めることにより、駆動輪の
加速度を検出する。当該検出にあたって、駆動輪の車輪
速から直接加速度を演算したり、加速度センサを用いた
りしてもよいが、本例の場合は、上記ENからDENを
求めることにより間接的に駆動輪の加速度を求めている
ものである。上記DENには、1FL,1FRの車輪速
VFL,VFRの微分項が含まれる。
【0042】[フィルタ手段]フィルタ手段54は、上
記加速度検出手段53によって検出された加速度に前回
の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得るもので
あるが、本例の場合は上記DENを処理してなましDE
Nを得る。具体的には、今回の検出値DEN(k) に前回
の出力値DEN(k-1) を所定割合TEだけ反映させる次
式の指数平滑によってなましDEN(なまし加速度)を
得る。
記加速度検出手段53によって検出された加速度に前回
の値を所定割合で反映させてなまし加速度を得るもので
あるが、本例の場合は上記DENを処理してなましDE
Nを得る。具体的には、今回の検出値DEN(k) に前回
の出力値DEN(k-1) を所定割合TEだけ反映させる次
式の指数平滑によってなましDEN(なまし加速度)を
得る。
【0043】なましDEN=DEN(k) ×(1−TE)
+DEN(k-1) ×TE [エンジン制御量演算]エンジン制御量演算手段55
は、上記スリップ量検出手段52によって検出される駆
動輪のスリップ量SL,SRの平均値に基くエンジン制
御量用の演算変数ENと、該ENの時間変化率DENと
をパラメータとして、次のマップ(表2)より求める。
+DEN(k-1) ×TE [エンジン制御量演算]エンジン制御量演算手段55
は、上記スリップ量検出手段52によって検出される駆
動輪のスリップ量SL,SRの平均値に基くエンジン制
御量用の演算変数ENと、該ENの時間変化率DENと
をパラメータとして、次のマップ(表2)より求める。
【0044】
【表2】 この場合、上記マップに記載の記号ZO はサブスロット
ル弁の開度の保持を表わし、Nは閉動、Pは開動を表わ
す。また、N,Pの添字S,M,B は制御量の大きさを表わ
すもので、「S 」は小(開動量小、閉動量小)、「M 」
は中(開動量中、閉動量中)、「B 」は大(開動量大、
閉動量大)の意味である。
ル弁の開度の保持を表わし、Nは閉動、Pは開動を表わ
す。また、N,Pの添字S,M,B は制御量の大きさを表わ
すもので、「S 」は小(開動量小、閉動量小)、「M 」
は中(開動量中、閉動量中)、「B 」は大(開動量大、
閉動量大)の意味である。
【0045】[ブレーキ制御量演算]ブレーキ制御量演
算手段56は、各駆動輪につき、上記スリップ量検出手
段52によって検出される各々のスリップ量SL,SR
に基くブレーキ制御量用の各演算変数ENと、該ENの
時間変化率DENとをパラメータとして、上記表2に示
すものと基本的には同様の傾向で設定されたマップ(記
載は省略する)より求める。
算手段56は、各駆動輪につき、上記スリップ量検出手
段52によって検出される各々のスリップ量SL,SR
に基くブレーキ制御量用の各演算変数ENと、該ENの
時間変化率DENとをパラメータとして、上記表2に示
すものと基本的には同様の傾向で設定されたマップ(記
載は省略する)より求める。
【0046】但し、上記時間変化率DENに関しては、
上記加速度検出手段53により得られるDENと、上記
フィルタ手段54により得られるなましDENとを使い
分けることになる。
上記加速度検出手段53により得られるDENと、上記
フィルタ手段54により得られるなましDENとを使い
分けることになる。
【0047】すなわち、ブレーキ制御量演算手段56
は、上記加速度検出手段53によって得られるDENの
変化量ΔDEN{DEN(k) −DEN(k-1) の値の絶対
値}が所定値Ko 未満のときには当該DEN(k) を制御
量の演算に用い、当該変化量ΔDENが所定値Ko 以上
のときには上記なましDENを用いるものである。
は、上記加速度検出手段53によって得られるDENの
変化量ΔDEN{DEN(k) −DEN(k-1) の値の絶対
値}が所定値Ko 未満のときには当該DEN(k) を制御
量の演算に用い、当該変化量ΔDENが所定値Ko 以上
のときには上記なましDENを用いるものである。
【0048】さらに、上記ブレーキ制御量演算手段56
は、上記変化量ΔDENに基づいてフィルタ手段54に
おける前回の値の反映割合TEを変更設定する手段を備
えている。この場合、上記ΔDENにが大きくなるほど
上記TEが大きくなるように設定される。
は、上記変化量ΔDENに基づいてフィルタ手段54に
おける前回の値の反映割合TEを変更設定する手段を備
えている。この場合、上記ΔDENにが大きくなるほど
上記TEが大きくなるように設定される。
【0049】図3には以上のブレーキ制御量演算の流れ
が示されている。まず、各種のデータが入力され、ブレ
ーキ制御中であるときにブレーキ制御量の演算が実行さ
れる(ステップP1,P2)。すなわち、上記変化量Δ
DENがKo 未満であれば、今回の検出値DEN(k) を
用いてブレーキ制御量が演算される(ステップP3〜P
5)。一方、上記変化量ΔDENがKo 以上であれば、
フィルタ手段54における前回値の反映割合TEが上記
変化量ΔDENに基づいて求められ、このTEを用いて
なましDENが求められ、該なましDENを用いてブレ
ーキ制御量が演算される(ステップP3→P6→P7→
P5)。
が示されている。まず、各種のデータが入力され、ブレ
ーキ制御中であるときにブレーキ制御量の演算が実行さ
れる(ステップP1,P2)。すなわち、上記変化量Δ
DENがKo 未満であれば、今回の検出値DEN(k) を
用いてブレーキ制御量が演算される(ステップP3〜P
5)。一方、上記変化量ΔDENがKo 以上であれば、
フィルタ手段54における前回値の反映割合TEが上記
変化量ΔDENに基づいて求められ、このTEを用いて
なましDENが求められ、該なましDENを用いてブレ
ーキ制御量が演算される(ステップP3→P6→P7→
P5)。
【0050】[スリップ判定]上記駆動輪のスリップ量
SL,SRのうち大きい方の値がエンジン制御目標値S
ET以上になったとき、エンジン制御要と判定し、ま
た、上記SL又はSRがブレーキ制御目標値SBT以上
になったときブレーキ制御用と判定する。
SL,SRのうち大きい方の値がエンジン制御目標値S
ET以上になったとき、エンジン制御要と判定し、ま
た、上記SL又はSRがブレーキ制御目標値SBT以上
になったときブレーキ制御用と判定する。
【0051】[出力コントロール]エンジン制御につい
ては、上記エンジン制御量演算手段55により求められ
た制御量でサブスロットル弁を駆動することにより実行
され、ブレーキ制御については、上記ブレーキ制御量演
算手段56により各駆動輪毎に求められた制御量に応じ
た制御信号を液圧調整弁15L,15Rに出力すること
により行なわれる(デューティ制御)。
ては、上記エンジン制御量演算手段55により求められ
た制御量でサブスロットル弁を駆動することにより実行
され、ブレーキ制御については、上記ブレーキ制御量演
算手段56により各駆動輪毎に求められた制御量に応じ
た制御信号を液圧調整弁15L,15Rに出力すること
により行なわれる(デューティ制御)。
【0052】[スリップ制御例]図4にはスリップ制御
の一例が示されている。すなわち、t1時点前までは、
駆動輪に大きなスリップが生じていないので、エンジン
制御は行われておらず、従ってサブスロットル弁は全開
であって、スロットル開度Tn(メイン及びサブの両ス
ロットル弁の合成開度であって、開度の小さな方のスロ
ットル弁の開度に一致する)は、アクセルペダル踏込量
に対応したメインスロットル弁の開度TH・Mである。
の一例が示されている。すなわち、t1時点前までは、
駆動輪に大きなスリップが生じていないので、エンジン
制御は行われておらず、従ってサブスロットル弁は全開
であって、スロットル開度Tn(メイン及びサブの両ス
ロットル弁の合成開度であって、開度の小さな方のスロ
ットル弁の開度に一致する)は、アクセルペダル踏込量
に対応したメインスロットル弁の開度TH・Mである。
【0053】t1時点では、駆動輪のスリップ量が、エ
ンジン制御目標値SETとなった大きなスリップ発生時
となる。このt1時点で、スロットル開度が予め設定さ
れた下限制御値SMにまで一挙に低下される(フィード
フォワード制御)。そして、一旦SMとした後は、駆動
輪のスリップ量がエンジン制御目標値SETとなるよう
に、サブスロットル弁の開度が制御される。このとき、
スロットル開度Tnはサブスロットル弁開度TH・Sと
なる。
ンジン制御目標値SETとなった大きなスリップ発生時
となる。このt1時点で、スロットル開度が予め設定さ
れた下限制御値SMにまで一挙に低下される(フィード
フォワード制御)。そして、一旦SMとした後は、駆動
輪のスリップ量がエンジン制御目標値SETとなるよう
に、サブスロットル弁の開度が制御される。このとき、
スロットル開度Tnはサブスロットル弁開度TH・Sと
なる。
【0054】t2時点では、駆動輪のスリップ量がブレ
ーキ制御目標値SBT以上となったときであり、このと
きは、駆動輪に対してブレーキ液圧が供給され、エンジ
ン制御とブレーキ制御の両方によるスリップ制御の開始
される。ブレーキ液圧は、駆動輪のスリップ量がブレー
キ制御目標値SBTとなるように制御される。
ーキ制御目標値SBT以上となったときであり、このと
きは、駆動輪に対してブレーキ液圧が供給され、エンジ
ン制御とブレーキ制御の両方によるスリップ制御の開始
される。ブレーキ液圧は、駆動輪のスリップ量がブレー
キ制御目標値SBTとなるように制御される。
【0055】t3時点では、駆動輪のスリップ量がブレ
ーキ制御目標値SBT未満となったときであり、これに
よって、ブレーキ液圧が徐々に低下され、やがてブレー
キ液圧は零となる。ただし、エンジン制御は、なおも継
続される。エンジン制御の終了条件は、実施例では、ス
リップ量がSETに収束した時点としている。
ーキ制御目標値SBT未満となったときであり、これに
よって、ブレーキ液圧が徐々に低下され、やがてブレー
キ液圧は零となる。ただし、エンジン制御は、なおも継
続される。エンジン制御の終了条件は、実施例では、ス
リップ量がSETに収束した時点としている。
【0056】[車両のサスペンションの共振の影響につ
いて]図5において、実線で示す曲線は、車両のサスペ
ンションの共振の影響がない場合の駆動輪の車輪速と加
速度とを示し、破線で示す曲線は、サスペンションの共
振の影響で駆動輪に周期的な負荷が作用し、当該駆動輪
の加速度が変動した場合をモデル化して示すものであ
る。
いて]図5において、実線で示す曲線は、車両のサスペ
ンションの共振の影響がない場合の駆動輪の車輪速と加
速度とを示し、破線で示す曲線は、サスペンションの共
振の影響で駆動輪に周期的な負荷が作用し、当該駆動輪
の加速度が変動した場合をモデル化して示すものであ
る。
【0057】すなわち、実線で示すように、アクセルペ
ダル10の踏込みにより駆動輪の車輪速が加速上昇しス
リップ量が増大すると、上述のエンジン制御及びブレー
キ制御が実行されて上記スリップ量の増大が抑えられ、
車輪速は上昇が鈍ってピークを迎え、その後は低下して
いく。これに対して、駆動輪の加速度は、車輪速の上昇
過程でピークを迎えた後、車輪速がピークを迎えた時点
でプラスの値からマイナス値に大きく変化していく。そ
して、実際の加速度は上記実線にサスペンションの共振
による変動がプラスされて破線のようになる。
ダル10の踏込みにより駆動輪の車輪速が加速上昇しス
リップ量が増大すると、上述のエンジン制御及びブレー
キ制御が実行されて上記スリップ量の増大が抑えられ、
車輪速は上昇が鈍ってピークを迎え、その後は低下して
いく。これに対して、駆動輪の加速度は、車輪速の上昇
過程でピークを迎えた後、車輪速がピークを迎えた時点
でプラスの値からマイナス値に大きく変化していく。そ
して、実際の加速度は上記実線にサスペンションの共振
による変動がプラスされて破線のようになる。
【0058】同図から明らかなように、車輪速が定常的
に上昇するころまではサスペンションの共振の影響があ
っても加速度の変化量ΔGは小さいが、車輪速がピーク
を迎えるころは上記変化量ΔGが非常に大きくなる。上
記加速度はブレーキ制御量演算のためのDENに対応
し、上記ΔGは変化量ΔDENに対応する。
に上昇するころまではサスペンションの共振の影響があ
っても加速度の変化量ΔGは小さいが、車輪速がピーク
を迎えるころは上記変化量ΔGが非常に大きくなる。上
記加速度はブレーキ制御量演算のためのDENに対応
し、上記ΔGは変化量ΔDENに対応する。
【0059】本実施例においては、上記ΔDENが所定
値Ko 未満のときは加速度検出手段53によって得られ
るDENを用いてブレーキ制御量が演算されるから、図
5で言えば車輪速がピークを迎える手前までは、実際の
加速度に応じてブレーキ制御量が演算されることにな
る。このときは、加速度の変化量が少ないからブレーキ
力の大きな変動はなく、かえって加速度の変化に速した
ブレーキ制御により駆動輪のスリップの早期収束を図る
ことができる。
値Ko 未満のときは加速度検出手段53によって得られ
るDENを用いてブレーキ制御量が演算されるから、図
5で言えば車輪速がピークを迎える手前までは、実際の
加速度に応じてブレーキ制御量が演算されることにな
る。このときは、加速度の変化量が少ないからブレーキ
力の大きな変動はなく、かえって加速度の変化に速した
ブレーキ制御により駆動輪のスリップの早期収束を図る
ことができる。
【0060】一方、上記車輪速がピークを越える前後の
加速度の変化が大きい領域では、上記ブレーキ制御量の
演算になましDENが用いられるから、加速度変化が大
きくてもブレーキ力の過度な変動は防止される。よっ
て、サスペンションの振動助長を防止することができる
ものであり、且つ、このころは駆動輪のスリップが収束
傾向を示し始めているころであるから、ブレーキ制御が
実際の加速度の変動に対し遅れることがあっても支障は
少ない。さらに、上述の如く、ブレーキ制御がなましD
ENに基づいて行なわれても、エンジン制御は実際の加
速度に対応するDENに基づいて応答性良く行なわれる
から、スリップの収束という面で支障は少ないものであ
る。
加速度の変化が大きい領域では、上記ブレーキ制御量の
演算になましDENが用いられるから、加速度変化が大
きくてもブレーキ力の過度な変動は防止される。よっ
て、サスペンションの振動助長を防止することができる
ものであり、且つ、このころは駆動輪のスリップが収束
傾向を示し始めているころであるから、ブレーキ制御が
実際の加速度の変動に対し遅れることがあっても支障は
少ない。さらに、上述の如く、ブレーキ制御がなましD
ENに基づいて行なわれても、エンジン制御は実際の加
速度に対応するDENに基づいて応答性良く行なわれる
から、スリップの収束という面で支障は少ないものであ
る。
【0061】また、上記加速度の変化量ΔG(ΔDE
N)が大きくなると、それに応じてなましDENを得る
ための前回値の反映割合TEが大きくなるから、結果的
にブレーキ力の変動が小さくなり、上記サスペンション
の振動助長を防止する上で有利になる。
N)が大きくなると、それに応じてなましDENを得る
ための前回値の反映割合TEが大きくなるから、結果的
にブレーキ力の変動が小さくなり、上記サスペンション
の振動助長を防止する上で有利になる。
図面は本発明の実施例を示す。
【図1】車両のスリップ制御装置の全体構成図
【図2】ブレーキブースタの断面図
【図3】ブレーキ制御量演算のフロー図
【図4】スリップ制御における駆動輪のスリップ量等の
経時変化の一例を示す図
経時変化の一例を示す図
【図5】駆動輪の加速度へのサスペンションの共振の影
響を示す図
響を示す図
1FL,1FR 駆動輪 2 エンジン 7FL〜7FR ブレーキ 9 エンジン出力調整手段 51 制御手段 52 スリップ量検出手段 53 加速度検出手段 54 フィルタ手段 55 エンジン制御量演算手段 56 ブレーキ制御量演算手段
Claims (3)
- 【請求項1】車両の加速時における駆動輪の路面に対す
るスリップ量が目標値となるようにエンジン出力を低減
制御するエンジン制御手段と、上記駆動輪の路面に対す
るスリップ量が目標値となるように当該駆動輪に付与す
るブレーキ力を制御するブレーキ制御手段とを備え、上
記エンジン制御手段及びブレーキ制御手段が、上記駆動
輪のスリップ量と当該駆動輪の加速度とに基づいて各々
の制御量を演算する制御量演算手段を備えている車両の
スリップ制御装置であって、 上記駆動輪のスリップ量を検出するスリップ量検出手段
と、上記駆動輪の加速度を検出する加速度検出手段と、
該加速度検出手段によって検出された加速度に前回の値
を所定割合で反映させてなまし加速度を得るフィルタ手
段とを備え、 上記エンジン制御手段の制御量演算手段は、上記スリッ
プ量検出手段によって検出される駆動輪のスリップ量
と、上記加速度検出手段によって検出される加速度とに
基づいて制御量を演算し、 上記ブレーキ制御手段の制御量演算手段は、上記スリッ
プ量検出手段によって検出される駆動輪のスリップ量
と、上記加速度検出手段によって検出される加速度と上
記フィルタ手段によって得られるなまし加速度とのうち
から選択された加速度とに基づいて制御量を演算するこ
とを特徴とする車両のスリップ制御装置。 - 【請求項2】上記ブレーキ制御手段の制御量演算手段
は、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が所定値未満のときには当該検出加速度を制御量の
演算に用い、上記変化量が所定値以上のときには上記な
まし加速度を用いる請求項1に記載の車両のスリップ制
御装置。 - 【請求項3】上記ブレーキ制御手段の制御量演算手段
は、上記加速度検出手段によって検出される加速度の変
化量が大きいほどフィルタ手段における前回の値の反映
割合を大きくさせる請求項1に記載の車両のスリップ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01482992A JP3323219B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 車両のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01482992A JP3323219B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 車両のスリップ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201324A true JPH05201324A (ja) | 1993-08-10 |
| JP3323219B2 JP3323219B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=11871933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01482992A Expired - Fee Related JP3323219B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 車両のスリップ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3323219B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP01482992A patent/JP3323219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3323219B2 (ja) | 2002-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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