JPH05201325A - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents
車両のスリップ制御装置Info
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- JPH05201325A JPH05201325A JP1303092A JP1303092A JPH05201325A JP H05201325 A JPH05201325 A JP H05201325A JP 1303092 A JP1303092 A JP 1303092A JP 1303092 A JP1303092 A JP 1303092A JP H05201325 A JPH05201325 A JP H05201325A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- brake
- control
- brake control
- negative pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ブレーキ力を調節してトラクションをコントロ
ールするにあたり、運転者がアクセルペダル10からブ
レーキペダル12に踏み変えた際に、該ブレーキペダル
12の踏込み操作に違和感を覚えないようにする。 【構成】アクセルベダル10の作動の解除を検出するセ
ンサS5と、該センサS5の故障を検出する故障検出手
段55とを設け、上記センサS5によってアクセルペダ
ル10の作動解除が検出されたとき、及び上記該センサ
S5の故障が検出されたときには、上記ブレーキ力の調
節によるトラクションコントロールを禁止する。
ールするにあたり、運転者がアクセルペダル10からブ
レーキペダル12に踏み変えた際に、該ブレーキペダル
12の踏込み操作に違和感を覚えないようにする。 【構成】アクセルベダル10の作動の解除を検出するセ
ンサS5と、該センサS5の故障を検出する故障検出手
段55とを設け、上記センサS5によってアクセルペダ
ル10の作動解除が検出されたとき、及び上記該センサ
S5の故障が検出されたときには、上記ブレーキ力の調
節によるトラクションコントロールを禁止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のスリップ制御装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のスリップ制御装置は、車両の加速
時に駆動輪が過大駆動トルクによりスリップして加速性
が低下することを防止するために、駆動輪のスリップ量
を検出し、この駆動輪のスリップ量が目標スリップ量と
なるように、エンジン出力を低減制御するエンジン制御
や、駆動輪のブレーキ力を制御するブレーキ制御を行な
うものとして、一般に知られている。
時に駆動輪が過大駆動トルクによりスリップして加速性
が低下することを防止するために、駆動輪のスリップ量
を検出し、この駆動輪のスリップ量が目標スリップ量と
なるように、エンジン出力を低減制御するエンジン制御
や、駆動輪のブレーキ力を制御するブレーキ制御を行な
うものとして、一般に知られている。
【0003】そして、上記エンジン出力の制御にあたっ
て、アクセルペダルの踏込量が少なくなったときに、こ
れに連動させてエンジン出力トルクを低減させることに
より、運転者のアクセル操作を車両の運転状態に直ちに
反映させるようにするという提案はある(特開昭63−
38063号公報参照)。
て、アクセルペダルの踏込量が少なくなったときに、こ
れに連動させてエンジン出力トルクを低減させることに
より、運転者のアクセル操作を車両の運転状態に直ちに
反映させるようにするという提案はある(特開昭63−
38063号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ブレー
キ制御に関しては、アクセルペダルからブレーキペダル
の踏み変えられた際に、このブレーキペダルの踏込みを
検出して当該ブレーキ制御を中止するようにしても、ま
だブレーキ制御によるブレーキ力が残っているから、運
転者はブレーキペダルを踏込んだ際に違和感を覚え易
い。特にブレーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置
を利用してブレーキ制御を行なうタイプにおいては、ブ
レーキペダルを踏み込んだ際にブレーキ力を急激に増大
させることも難しくなる。
キ制御に関しては、アクセルペダルからブレーキペダル
の踏み変えられた際に、このブレーキペダルの踏込みを
検出して当該ブレーキ制御を中止するようにしても、ま
だブレーキ制御によるブレーキ力が残っているから、運
転者はブレーキペダルを踏込んだ際に違和感を覚え易
い。特にブレーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置
を利用してブレーキ制御を行なうタイプにおいては、ブ
レーキペダルを踏み込んだ際にブレーキ力を急激に増大
させることも難しくなる。
【0005】すなわち、上記タイプのものにおいては、
ダイヤフラムで仕切られた第1室及び第2室の各々に負
圧を導入しておき、ブレーキペダルが踏まれた際やブレ
ーキ制御時に上記第2室に大気を導入して当該両室に圧
力差を得ることにより、上記ダイヤフラムを介してブレ
ーキペダルの踏力の助勢を行なうようになっている。そ
して、上記ブレーキ制御を解除した時には、上記第2室
に大気の代わりに第1室を介して負圧源の負圧を導入す
るようになっているが、このために、上記第2室への負
圧の導入が終了するまでの間、第1室の負圧が一時的に
低下した状態になる。従って、ブレーキペダルの踏込み
によって上記第2室に大気を導入しても、上記第1室の
負圧が低下しているために、ブレーキ力の増大が緩やか
なものになってしまう。
ダイヤフラムで仕切られた第1室及び第2室の各々に負
圧を導入しておき、ブレーキペダルが踏まれた際やブレ
ーキ制御時に上記第2室に大気を導入して当該両室に圧
力差を得ることにより、上記ダイヤフラムを介してブレ
ーキペダルの踏力の助勢を行なうようになっている。そ
して、上記ブレーキ制御を解除した時には、上記第2室
に大気の代わりに第1室を介して負圧源の負圧を導入す
るようになっているが、このために、上記第2室への負
圧の導入が終了するまでの間、第1室の負圧が一時的に
低下した状態になる。従って、ブレーキペダルの踏込み
によって上記第2室に大気を導入しても、上記第1室の
負圧が低下しているために、ブレーキ力の増大が緩やか
なものになってしまう。
【0006】かかる問題に対しては、上記アクセルペダ
ルの踏込みが解除された際に、これをセンサで検出し
て、ブレーキ制御を直ちに中止することが考えられる。
しかし、このようにすれば、上記問題を解決できるもの
の、上記アクセルペダルの踏込み検出センサの故障とい
う事態にも考えられる。
ルの踏込みが解除された際に、これをセンサで検出し
て、ブレーキ制御を直ちに中止することが考えられる。
しかし、このようにすれば、上記問題を解決できるもの
の、上記アクセルペダルの踏込み検出センサの故障とい
う事態にも考えられる。
【0007】そこで、本発明は、上記センサの故障をも
考慮して、上述の問題に対処するものである。
考慮して、上述の問題に対処するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
このような課題に対して、エンジンのアクセル手段の作
動の解除をセンサで検出したときに、ブレーキ制御を禁
止するようにするとともに、上記センサの故障を検出し
たときにも上記ブレーキ制御を禁止するものである。
このような課題に対して、エンジンのアクセル手段の作
動の解除をセンサで検出したときに、ブレーキ制御を禁
止するようにするとともに、上記センサの故障を検出し
たときにも上記ブレーキ制御を禁止するものである。
【0009】すなわち、上記課題を解決する手段は、車
両の加速時における駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるように該駆動輪に付与するブレーキ力を制
御するブレーキ制御手段を備えた車両のスリップ制御装
置であって、エンジンのアクセル手段の作動の解除を検
出するセンサと、上記センサの故障を検出する故障検出
手段と、上記センサによるアクセル手段の作動解除の検
出と、上記故障検出手段による当該センサの故障の検出
とのうち少なくとも一方の検出が行なわれたときに、上
記ブレーキ制御手段の作動を禁止するブレーキ制御規制
手段とを備えていることを特徴とするものである。
両の加速時における駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるように該駆動輪に付与するブレーキ力を制
御するブレーキ制御手段を備えた車両のスリップ制御装
置であって、エンジンのアクセル手段の作動の解除を検
出するセンサと、上記センサの故障を検出する故障検出
手段と、上記センサによるアクセル手段の作動解除の検
出と、上記故障検出手段による当該センサの故障の検出
とのうち少なくとも一方の検出が行なわれたときに、上
記ブレーキ制御手段の作動を禁止するブレーキ制御規制
手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】かかる手段においては、上記センサによっ
てアクセル手段の作動の解除が検出されると、ブレーキ
制御手段によるブレーキ制御が直ちに禁止され、駆動輪
へのブレーキ力の付与が解除される。よって、運転者が
アクセルペダルからブレーキペダルに踏み変えた際、上
記ブレーキ制御手段によるブレーキ力の付与は既に解除
されているため、運転者は自身の意思のみによって、つ
まりはブレーキペダルの操作のみによってブレーキ力を
調節することができ、このブレーキペダルの踏込みに際
して運転者が違和感を覚えることがなくなる。
てアクセル手段の作動の解除が検出されると、ブレーキ
制御手段によるブレーキ制御が直ちに禁止され、駆動輪
へのブレーキ力の付与が解除される。よって、運転者が
アクセルペダルからブレーキペダルに踏み変えた際、上
記ブレーキ制御手段によるブレーキ力の付与は既に解除
されているため、運転者は自身の意思のみによって、つ
まりはブレーキペダルの操作のみによってブレーキ力を
調節することができ、このブレーキペダルの踏込みに際
して運転者が違和感を覚えることがなくなる。
【0011】そうして、上記センサが故障した場合にお
いても、上記アクセル手段の作動解除が検出された場合
と同様に上述のブレーキ制御が禁止されるため、ブレー
キペダルを踏み込んだ際に既に駆動輪にブレーキ力が作
用しているという事態は生ずることがなく、運転者はブ
レーキペダルに違和感を覚えることなく、ブレーキ操作
を行なうことができる。
いても、上記アクセル手段の作動解除が検出された場合
と同様に上述のブレーキ制御が禁止されるため、ブレー
キペダルを踏み込んだ際に既に駆動輪にブレーキ力が作
用しているという事態は生ずることがなく、運転者はブ
レーキペダルに違和感を覚えることなく、ブレーキ操作
を行なうことができる。
【0012】上記故障検出手段としては、車両の加速中
であるのに上記センサがアクセル手段の作動解除を検出
しているときに故障と判定するもの、車両の減速中であ
るのに当該センサがアクセル手段の作動解除を検出して
いないときに故障と判定するもの、当該センサからアク
セル手段の作動解除を検出する信号が断続的に所定時間
以上続いて出力されている(チャタリング)ときに故障
と判定するもの、当該センサの送信線の断線やショート
を検出したとに故障と判定するもの、さらには、ブレー
キ制御量が大であるのに当該センサがアクセル手段の作
動解除を検出したときに故障と判定するものなど、種々
のものを適用することができる。
であるのに上記センサがアクセル手段の作動解除を検出
しているときに故障と判定するもの、車両の減速中であ
るのに当該センサがアクセル手段の作動解除を検出して
いないときに故障と判定するもの、当該センサからアク
セル手段の作動解除を検出する信号が断続的に所定時間
以上続いて出力されている(チャタリング)ときに故障
と判定するもの、当該センサの送信線の断線やショート
を検出したとに故障と判定するもの、さらには、ブレー
キ制御量が大であるのに当該センサがアクセル手段の作
動解除を検出したときに故障と判定するものなど、種々
のものを適用することができる。
【0013】また、上記課題解決手段においては、上記
ブレーキ制御規制手段による制御の規制を受けずに、上
記駆動輪の路面に対するスリップ量が目標値となるよう
にエンジン出力を低減制御するエンジン制御手段を別途
設けておくことが好適である。すなわち、このようにす
ると、上記センサの故障によりブレーキ制御が禁止され
ても、上記エンジン制御手段が作動可能であるため、車
両の加速時には、スリップ制御装置の本来の目的である
駆動輪のスリップ量の制御を行なうことができ、良好な
加速性の確保という点で有利になる。
ブレーキ制御規制手段による制御の規制を受けずに、上
記駆動輪の路面に対するスリップ量が目標値となるよう
にエンジン出力を低減制御するエンジン制御手段を別途
設けておくことが好適である。すなわち、このようにす
ると、上記センサの故障によりブレーキ制御が禁止され
ても、上記エンジン制御手段が作動可能であるため、車
両の加速時には、スリップ制御装置の本来の目的である
駆動輪のスリップ量の制御を行なうことができ、良好な
加速性の確保という点で有利になる。
【0014】また、左右の駆動輪の各々が転動する路面
左右部の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段と、この
摩擦係数検出手段により検出される路面左右部の摩擦係
数の差が所定値以上のときに当該路面はスプリット路で
あると判定し、上記ブレーキ制御規制手段の作動を禁止
するスプリット路判定手段とを設けることも好適であ
る。
左右部の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段と、この
摩擦係数検出手段により検出される路面左右部の摩擦係
数の差が所定値以上のときに当該路面はスプリット路で
あると判定し、上記ブレーキ制御規制手段の作動を禁止
するスプリット路判定手段とを設けることも好適であ
る。
【0015】このようにすると、スプリット路ではブレ
ーキ制御手段の作動がブレーキ制御規制手段の作動に優
先することになる。従って、スプリット路において、ブ
レーキ制御中にアクセル手段の作動が解除されたり、こ
の解除を検出するセンサが故障しても、ブレーキ制御が
継続されることになり、車両の挙動安定性の確保の面で
有利になる。
ーキ制御手段の作動がブレーキ制御規制手段の作動に優
先することになる。従って、スプリット路において、ブ
レーキ制御中にアクセル手段の作動が解除されたり、こ
の解除を検出するセンサが故障しても、ブレーキ制御が
継続されることになり、車両の挙動安定性の確保の面で
有利になる。
【0016】さらに、上記ブレーキ制御におけるブレー
キの駆動源として、負圧源の負圧が導入される第1室
と、該第1室の負圧と大気とが切換えて導入される第2
室と、上記第1室と第2室とを仕切るダイヤフラムとを
備え、ブレーキペダルの踏込みにより上記第2室への導
入を負圧から大気に切換え上記ダイヤフラムを介してブ
レーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置を用い、上
記ブレーキ制御手段によるブレーキ力の制御時に上記第
2室に大気を導入し、ブレーキ力の非制御時に上記第2
室に上記第1室の負圧を導入する導入切換手段を別途設
けたものにおいては、アクセル手段の作動の解除と同時
に、上記第2室への負圧の導入が開始されるため、ブレ
ーキペダルの踏込み時には当該負圧の導入を終了させ
て、上記第1室に所期のブレーキ力が得られる負圧を確
保しておくことが可能になり、急ブレーキ時等において
ブレーキ力の確保が容易になる。
キの駆動源として、負圧源の負圧が導入される第1室
と、該第1室の負圧と大気とが切換えて導入される第2
室と、上記第1室と第2室とを仕切るダイヤフラムとを
備え、ブレーキペダルの踏込みにより上記第2室への導
入を負圧から大気に切換え上記ダイヤフラムを介してブ
レーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置を用い、上
記ブレーキ制御手段によるブレーキ力の制御時に上記第
2室に大気を導入し、ブレーキ力の非制御時に上記第2
室に上記第1室の負圧を導入する導入切換手段を別途設
けたものにおいては、アクセル手段の作動の解除と同時
に、上記第2室への負圧の導入が開始されるため、ブレ
ーキペダルの踏込み時には当該負圧の導入を終了させ
て、上記第1室に所期のブレーキ力が得られる負圧を確
保しておくことが可能になり、急ブレーキ時等において
ブレーキ力の確保が容易になる。
【0017】
【発明の効果】従って、本発明によれば、アクセル手段
の作動の解除がセンサによって検出されるか、または当
該センサの故障が故障検出手段によって検出されたとき
に、ブレーキ制御手段の作動を禁止するブレーキ制御規
制手段を設けたから、駆動輪にブレーキ力が付与されて
いる状態でブレーキペダルの踏込みを行なう、という事
態を回避することができ、運転者はブレーキペダルに違
和感を覚えることなく、ブレーキ操作を行なうことがで
きるようになる。
の作動の解除がセンサによって検出されるか、または当
該センサの故障が故障検出手段によって検出されたとき
に、ブレーキ制御手段の作動を禁止するブレーキ制御規
制手段を設けたから、駆動輪にブレーキ力が付与されて
いる状態でブレーキペダルの踏込みを行なう、という事
態を回避することができ、運転者はブレーキペダルに違
和感を覚えることなく、ブレーキ操作を行なうことがで
きるようになる。
【0018】また、上記ブレーキ制御規制手段による制
御の規制を受けずに、上記駆動輪の路面に対するスリッ
プ量が目標値となるようにエンジン出力を低減制御する
エンジン制御手段を備えているものによれば、上記セン
サの故障によりブレーキ制御が禁止されても、車両の加
速時にはスリップ制御を継続することができ、良好な加
速性を確保することができる。
御の規制を受けずに、上記駆動輪の路面に対するスリッ
プ量が目標値となるようにエンジン出力を低減制御する
エンジン制御手段を備えているものによれば、上記セン
サの故障によりブレーキ制御が禁止されても、車両の加
速時にはスリップ制御を継続することができ、良好な加
速性を確保することができる。
【0019】また、摩擦係数検出手段により検出される
路面左右部の摩擦係数の差が所定値以上のときに当該路
面はスプリット路であると判定し上記ブレーキ制御規制
手段の作動を禁止するスプリット路判定手段を備えてい
るものによれば、スプリット路では、ブレーキ制御中に
アクセル手段の作動が解除されたり、この解除を検出す
るセンサが故障しても、ブレーキ制御を継続することが
でき、車両の挙動が不安定になることを防止することが
できる。
路面左右部の摩擦係数の差が所定値以上のときに当該路
面はスプリット路であると判定し上記ブレーキ制御規制
手段の作動を禁止するスプリット路判定手段を備えてい
るものによれば、スプリット路では、ブレーキ制御中に
アクセル手段の作動が解除されたり、この解除を検出す
るセンサが故障しても、ブレーキ制御を継続することが
でき、車両の挙動が不安定になることを防止することが
できる。
【0020】また、ブレーキペダルの踏力を助勢する真
空倍力装置を利用してブレーキ制御時のブレーキ力を得
るようにしたものにおいても、運転者にブレーキペダル
の操作に違和感を与えることなく、所期のブレーキ力を
得ることが容易になる。
空倍力装置を利用してブレーキ制御時のブレーキ力を得
るようにしたものにおいても、運転者にブレーキペダル
の操作に違和感を与えることなく、所期のブレーキ力を
得ることが容易になる。
【0021】
【実施例】図1において、1FLは左前輪、1FRは右
前輪、1RLは左後輪、1RRは右後輪である。車体前
部にはエンジン2が横置きに搭載され、該エンジン2で
の発生トルクは、クラッチ3、変速機4、差動ギア5に
伝達された後、左ドライブシャフト6Lを介して左前輪
1FLに、また右ドライブシャフト6Rを介して右前輪
1FRに伝達される。このように、車両は、前輪1F
L、1FRが駆動輪とされ、後輪1RL、1RRが従動
輪とされた前輪駆動車とされている。
前輪、1RLは左後輪、1RRは右後輪である。車体前
部にはエンジン2が横置きに搭載され、該エンジン2で
の発生トルクは、クラッチ3、変速機4、差動ギア5に
伝達された後、左ドライブシャフト6Lを介して左前輪
1FLに、また右ドライブシャフト6Rを介して右前輪
1FRに伝達される。このように、車両は、前輪1F
L、1FRが駆動輪とされ、後輪1RL、1RRが従動
輪とされた前輪駆動車とされている。
【0022】各車輪に装備されたブレーキ7FL〜7R
Rは、油圧式とされたディスクブレーキとされている。
また、ブレーキ液圧発生源としてのマスタシリンダ8
は、2つの吐出口8a,8bを有するタンデム型とされ
ている。このマスタシリンダ8の一方の吐出口8aから
伸びるブレーキ配管13は、途中で2本に分岐されて、
分岐配管13Fが左前輪用ブレーキ7FL(のキャリパ
内に装備されたホイールシリンダ)に接続され、分岐配
管13Rが右後輪用ブレーキ7RRに接続されている。
マスタシリンダ8の他方の吐出口8bから伸びる分岐配
管14も2本に分岐されて、分岐配管14Fが右前輪用
ブレーキ7FRに接続され、分岐配管14Rが左後輪用
ブレーキ7RLに接続されている。
Rは、油圧式とされたディスクブレーキとされている。
また、ブレーキ液圧発生源としてのマスタシリンダ8
は、2つの吐出口8a,8bを有するタンデム型とされ
ている。このマスタシリンダ8の一方の吐出口8aから
伸びるブレーキ配管13は、途中で2本に分岐されて、
分岐配管13Fが左前輪用ブレーキ7FL(のキャリパ
内に装備されたホイールシリンダ)に接続され、分岐配
管13Rが右後輪用ブレーキ7RRに接続されている。
マスタシリンダ8の他方の吐出口8bから伸びる分岐配
管14も2本に分岐されて、分岐配管14Fが右前輪用
ブレーキ7FRに接続され、分岐配管14Rが左後輪用
ブレーキ7RLに接続されている。
【0023】前輪用すなわち駆動輪用の分岐配管13
F、14Fには、電磁式の液圧調整弁15Lあるいは1
5Rが接続され、後輪用の分岐配管13R,14Rに
は、電磁式の開閉弁16Lあるいは16Rが接続されて
いる。液圧調整弁15L,15Rは、ブレーキ7FL、
7FRへのマスタシリンダ8からのブレーキ液圧供給
と、該ブレーキ7FL、7FRのブレーキ液圧を配管2
1L,21Rを介してリザーバタンク22L,22Rへ
解放する態様とを切換える。リザーバタンク21Lのブ
レーキ液は、ポンプ23Lによって、逆止弁24Lが接
続された配管25Lを介して配管13に戻され、同様
に、リザーバタンク22Rのブレーキ液は、ポンプ23
Rによって、逆止弁24Rが接続された配管25Rを介
して配管14に戻される。
F、14Fには、電磁式の液圧調整弁15Lあるいは1
5Rが接続され、後輪用の分岐配管13R,14Rに
は、電磁式の開閉弁16Lあるいは16Rが接続されて
いる。液圧調整弁15L,15Rは、ブレーキ7FL、
7FRへのマスタシリンダ8からのブレーキ液圧供給
と、該ブレーキ7FL、7FRのブレーキ液圧を配管2
1L,21Rを介してリザーバタンク22L,22Rへ
解放する態様とを切換える。リザーバタンク21Lのブ
レーキ液は、ポンプ23Lによって、逆止弁24Lが接
続された配管25Lを介して配管13に戻され、同様
に、リザーバタンク22Rのブレーキ液は、ポンプ23
Rによって、逆止弁24Rが接続された配管25Rを介
して配管14に戻される。
【0024】ブレーキペダル12に対する踏込み力は、
倍力装置すなわちブレーキブースタ11を介してマスタ
シリンダ8に伝達される。このブースタ11は、基本的
には既知の真空倍力装置と同じであるが、スリップ制御
の際には後述するように、ブレーキペダルの踏込み操作
が行われていなくてもブレーキ力を得ることができるよ
うに構成されている。
倍力装置すなわちブレーキブースタ11を介してマスタ
シリンダ8に伝達される。このブースタ11は、基本的
には既知の真空倍力装置と同じであるが、スリップ制御
の際には後述するように、ブレーキペダルの踏込み操作
が行われていなくてもブレーキ力を得ることができるよ
うに構成されている。
【0025】ブースタ11は、車体およびマスタシリン
ダ8に固定されたケース31を有し、該ケース31内
が、ダイヤフラム32とこれに固定されたバルブボディ
33とによって、第1室34と第2室35とに画成され
ている。第1室34には常に負圧源の負圧(例えばエン
ジン2の吸気負圧)が供給されており、ブレーキペダル
が踏込み操作されていないときは第2室35が第1室3
4と連通されて、ブースタ11の作動が停止された状態
とされる。そして、ブレーキペダル12を踏込み操作す
ると、第2室35に大気圧が供給され、これによりダイ
ヤフラム32がバルブボディ33と共に前方へ変位して
倍力作用が得られる。
ダ8に固定されたケース31を有し、該ケース31内
が、ダイヤフラム32とこれに固定されたバルブボディ
33とによって、第1室34と第2室35とに画成され
ている。第1室34には常に負圧源の負圧(例えばエン
ジン2の吸気負圧)が供給されており、ブレーキペダル
が踏込み操作されていないときは第2室35が第1室3
4と連通されて、ブースタ11の作動が停止された状態
とされる。そして、ブレーキペダル12を踏込み操作す
ると、第2室35に大気圧が供給され、これによりダイ
ヤフラム32がバルブボディ33と共に前方へ変位して
倍力作用が得られる。
【0026】第2室35に対する負圧供給と大気圧供給
との切換えは、基本的には、バルブボディ33内に装備
された弁装置によってなされる。このバルブボディ33
部分を図2に基づいて説明する。
との切換えは、基本的には、バルブボディ33内に装備
された弁装置によってなされる。このバルブボディ33
部分を図2に基づいて説明する。
【0027】先ず、バルブボディ33は、ダイヤフラム
32に固定されるパワーピストン41を有し、このパワ
ーピストン41に形成された凹部41a内には、リアク
ションディスク42と出力軸43の基端部とが嵌合され
ている。この出力軸43は、マスタシリンダ8の入力軸
となるものである。また、ブレーキペダル12に連結さ
れた入力軸44の先端部には、バルブボディ33内にお
いて、バルブプランジャ45が取付けられている。この
バルブプランジャ45の後方には、真空弁46が配設さ
れている。
32に固定されるパワーピストン41を有し、このパワ
ーピストン41に形成された凹部41a内には、リアク
ションディスク42と出力軸43の基端部とが嵌合され
ている。この出力軸43は、マスタシリンダ8の入力軸
となるものである。また、ブレーキペダル12に連結さ
れた入力軸44の先端部には、バルブボディ33内にお
いて、バルブプランジャ45が取付けられている。この
バルブプランジャ45の後方には、真空弁46が配設さ
れている。
【0028】パワーピストン41には圧力導入通路50
が形成されており、該圧力導入通路50は常時、前記バ
ルブプランジャ45の周囲に形成される空間Xに連通さ
れている。この空間Xは、常に第2室35と連通されて
いる。そして、圧力導入通路50の空間X側への開口端
部に、前記真空弁46が離着座される弁座47が形成さ
れている。また、真空弁46は、バルブプランジャ45
の後端に形成された弁座45aに対しても離着座され
る。
が形成されており、該圧力導入通路50は常時、前記バ
ルブプランジャ45の周囲に形成される空間Xに連通さ
れている。この空間Xは、常に第2室35と連通されて
いる。そして、圧力導入通路50の空間X側への開口端
部に、前記真空弁46が離着座される弁座47が形成さ
れている。また、真空弁46は、バルブプランジャ45
の後端に形成された弁座45aに対しても離着座され
る。
【0029】以上のような構成において、いま、圧力導
入通路50に負圧が導入されている場合を想定する。こ
の状態で、ブレーキペダル12が踏込み操作されていな
いときは、図2の状態で、スプリング48、49の付勢
力によって真空弁46が弁座45aに着座するも、弁座
47とは離間されている。したがって、圧力導入通路5
0からの負圧は、空間Xを介して第2室35に導入さ
れ、倍力作用は行なわれない。
入通路50に負圧が導入されている場合を想定する。こ
の状態で、ブレーキペダル12が踏込み操作されていな
いときは、図2の状態で、スプリング48、49の付勢
力によって真空弁46が弁座45aに着座するも、弁座
47とは離間されている。したがって、圧力導入通路5
0からの負圧は、空間Xを介して第2室35に導入さ
れ、倍力作用は行なわれない。
【0030】ブレーキペダル12を踏込み操作すると、
入力軸44したがってバルブプランジャ45が前方動
(図中左方動)される。この前方動の際、真空弁46
は、先ず弁座47に着座して空間Xと圧力導入通路50
との連通を遮断し、その後真空弁46に対して弁座45
aが離間される。この真空弁46と弁座45aとが離間
することにより、バルブボディ33の後方からの大気圧
が空間Xに導入されて、第2室35が大気圧となる。こ
れにより、ダイヤフラム32がバルブボディ33と共に
前方へ変位し、この結果出力軸43が前方動して倍力作
用が行なわれる。マスタシリンダ8からのブレーキ反力
は、リアクションディスク42を介して、バルブプラン
ジャ45したがってブレーキペダル12に伝達される。
ブレーキペダル12の踏込み操作力が解放されると、リ
ターンスプリング36(図1参照)により図2の状態へ
復帰して、次の倍力作用に備えることになる。
入力軸44したがってバルブプランジャ45が前方動
(図中左方動)される。この前方動の際、真空弁46
は、先ず弁座47に着座して空間Xと圧力導入通路50
との連通を遮断し、その後真空弁46に対して弁座45
aが離間される。この真空弁46と弁座45aとが離間
することにより、バルブボディ33の後方からの大気圧
が空間Xに導入されて、第2室35が大気圧となる。こ
れにより、ダイヤフラム32がバルブボディ33と共に
前方へ変位し、この結果出力軸43が前方動して倍力作
用が行なわれる。マスタシリンダ8からのブレーキ反力
は、リアクションディスク42を介して、バルブプラン
ジャ45したがってブレーキペダル12に伝達される。
ブレーキペダル12の踏込み操作力が解放されると、リ
ターンスプリング36(図1参照)により図2の状態へ
復帰して、次の倍力作用に備えることになる。
【0031】以上説明した部分は、既知の真空倍力装置
と同じであるが、本実施例では、スリップ制御のため
に、圧力導入通路50に対して、第1室34の負圧を導
入させる状態と大気圧を導入させる状態とに切換えるよ
うにしている。すなわち、第1室34と圧力導入通路5
0とが配管37を介して接続され、該配管37に3方電
磁切換弁(導入切換手段)38が接続されている(図1
参照)。この切換弁38は、消磁時に圧力導入通路50
を第1室34に連通させ、励磁時に圧力導入通路50に
大気圧を導入させる。この切換弁38が励磁されて圧力
導入通路50に大気圧が導入されると、前記空間Xした
がって第2室35は、ブレーキペダル12の踏込み操作
が行なわれていなくても大気圧となり、この結果倍力作
用を行なってマスタシリンダ8にブレーキ液圧を発生さ
せることになる。
と同じであるが、本実施例では、スリップ制御のため
に、圧力導入通路50に対して、第1室34の負圧を導
入させる状態と大気圧を導入させる状態とに切換えるよ
うにしている。すなわち、第1室34と圧力導入通路5
0とが配管37を介して接続され、該配管37に3方電
磁切換弁(導入切換手段)38が接続されている(図1
参照)。この切換弁38は、消磁時に圧力導入通路50
を第1室34に連通させ、励磁時に圧力導入通路50に
大気圧を導入させる。この切換弁38が励磁されて圧力
導入通路50に大気圧が導入されると、前記空間Xした
がって第2室35は、ブレーキペダル12の踏込み操作
が行なわれていなくても大気圧となり、この結果倍力作
用を行なってマスタシリンダ8にブレーキ液圧を発生さ
せることになる。
【0032】次に制御系について説明する。制御系は、
マイクロコンピュータを利用して構成されており、図1
において、51はエンジン制御とブレーキ制御とを行な
う制御手段であり、この制御手段51には、各車輪1F
L〜1RRの回転速度を検出するセンサS1〜S4から
の信号、及びブレーキ制御規制手段53からの信号が入
力される。
マイクロコンピュータを利用して構成されており、図1
において、51はエンジン制御とブレーキ制御とを行な
う制御手段であり、この制御手段51には、各車輪1F
L〜1RRの回転速度を検出するセンサS1〜S4から
の信号、及びブレーキ制御規制手段53からの信号が入
力される。
【0033】上記制御手段51は、路面の摩擦係数を検
出する摩擦係数検出手段、制御目標値設定手段、スリッ
プ量検出手段、スリップ判定手段、制御量演算手段、並
びにエンジン出力及びブレーキのコントロールための出
力手段を備えていて、この制御手段51からは、エンジ
ン制御のためのエンジン出力調整手段9、ブレーキ制御
のための液圧調整弁15L,15R、開閉弁16L,1
6R、及び切換弁38へ制御信号が出力される。エンジ
ン出力調整手段9は、アクセルペダル10に連動するメ
インスロットル弁とは別に吸気通路に設けられたサブス
ロットル弁(図示省略)を駆動することによりエンジン
出力を調整するものである。
出する摩擦係数検出手段、制御目標値設定手段、スリッ
プ量検出手段、スリップ判定手段、制御量演算手段、並
びにエンジン出力及びブレーキのコントロールための出
力手段を備えていて、この制御手段51からは、エンジ
ン制御のためのエンジン出力調整手段9、ブレーキ制御
のための液圧調整弁15L,15R、開閉弁16L,1
6R、及び切換弁38へ制御信号が出力される。エンジ
ン出力調整手段9は、アクセルペダル10に連動するメ
インスロットル弁とは別に吸気通路に設けられたサブス
ロットル弁(図示省略)を駆動することによりエンジン
出力を調整するものである。
【0034】また、上記ブレーキ制御規制手段53に
は、アクセルペダル(エンジン2のアクセル手段)の作
動の解除を検出するアイドルスイッチS5、このアイド
ルスイッチS5の故障を検出する故障検出手段55及び
スプリット路判定手段54からの各信号が入力される。
また、上記故障検出手段55には、アイドルスイッチS
5からの信号及び上記制御手段51からの信号が入力さ
れる。
は、アクセルペダル(エンジン2のアクセル手段)の作
動の解除を検出するアイドルスイッチS5、このアイド
ルスイッチS5の故障を検出する故障検出手段55及び
スプリット路判定手段54からの各信号が入力される。
また、上記故障検出手段55には、アイドルスイッチS
5からの信号及び上記制御手段51からの信号が入力さ
れる。
【0035】以下、具体的に説明する。 [路面摩擦係数の検出]摩擦係数検出手段は、左右の駆
動輪1FL,1FRの各々が転動する路面左右部の摩擦
係数を検出するものであり、その検出は、対応する左右
の従動輪1RL,1RRの車輪速Vrとその加速度VG
とに基づいて行なわれる。
動輪1FL,1FRの各々が転動する路面左右部の摩擦
係数を検出するものであり、その検出は、対応する左右
の従動輪1RL,1RRの車輪速Vrとその加速度VG
とに基づいて行なわれる。
【0036】まず、加速度VG の演算には、タイマA
(100msecカウント)と、タイマB(500msecカウ
ント)とを用いる。すなわち、加速度VG は、スリップ
制御開始から500msec経過まで(加速度が十分に大き
くない)は、100msec毎に100msec間の車輪速Vr
(単位;km/h)の変化に基いて次の(1) 式により求
め、500msec経過後(加速度が十分に発達)は100
msec毎に500msec間の車輪速Vrの変化に基いて次の
(2) 式により求める。
(100msecカウント)と、タイマB(500msecカウ
ント)とを用いる。すなわち、加速度VG は、スリップ
制御開始から500msec経過まで(加速度が十分に大き
くない)は、100msec毎に100msec間の車輪速Vr
(単位;km/h)の変化に基いて次の(1) 式により求
め、500msec経過後(加速度が十分に発達)は100
msec毎に500msec間の車輪速Vrの変化に基いて次の
(2) 式により求める。
【0037】−(1) 式− VG =Gk1×{Vr(k) −Vr(k-100) } −(2) 式− VG =Gk2×{Vr(k) −Vr(k-500) } 上記Gk1及びGk2は係数である。また、Vr(k) は現時
点、Vr(k-100) は100msec前、Vr(k-500) は50
0msec前の各車輪速である。
点、Vr(k-100) は100msec前、Vr(k-500) は50
0msec前の各車輪速である。
【0038】そして、上述の如くして算出された加速度
VG と車輪速Vrとから次の表1により3次元補間によ
って路面左右部の各摩擦係数μを求める。なお、スリッ
プ制御中でないときには、摩擦係数μは3.0に設定さ
れる。
VG と車輪速Vrとから次の表1により3次元補間によ
って路面左右部の各摩擦係数μを求める。なお、スリッ
プ制御中でないときには、摩擦係数μは3.0に設定さ
れる。
【0039】
【表1】 [制御目標値の設定]この制御目標値は、前輪1FL,
1FRのスリップ量として目標とする値であり、上記車
輪速Vrと摩擦係数μとに基いて演算されるものであ
る。すなわち、エンジン制御目標値SETは、左右の従
動輪1RL,1RRのうち速い方の従動輪の車輪速Vr
と摩擦係数μとに基づいて、車輪速Vrが高くなるにつ
れて値が小さくなるように、且つ摩擦係数μが小さくな
るにつれて値が小さくなるように設定されたマップから
演算される。また、ブレーキ制御目標値SBTの演算に
は、上記エンジン制御目標値よりも高い値に設定された
マップが用いられる。
1FRのスリップ量として目標とする値であり、上記車
輪速Vrと摩擦係数μとに基いて演算されるものであ
る。すなわち、エンジン制御目標値SETは、左右の従
動輪1RL,1RRのうち速い方の従動輪の車輪速Vr
と摩擦係数μとに基づいて、車輪速Vrが高くなるにつ
れて値が小さくなるように、且つ摩擦係数μが小さくな
るにつれて値が小さくなるように設定されたマップから
演算される。また、ブレーキ制御目標値SBTの演算に
は、上記エンジン制御目標値よりも高い値に設定された
マップが用いられる。
【0040】[スリップ量演算]スリップ量の演算は次
のようにして行なう。左右駆動輪1FL,1FRの車輪
速VFL,VFRから左右の従動輪1RL,1RRのうち速
い方の車輪速Vrを減算してこの両輪のスリップ量S
L,SRを求め、また、このスリップ量SL,SRに基
いてその平均スリップ量SAvを演算し、さらに、上記
両スリップ量SL,SRのうちの大きい方のスリップ量
を最高スリップ量SHiとして求める。エンジン制御に
おいてはSHiが用いられ、ブレーキ制御においては左
右の駆動輪に付与する制動力を独立して制御するため
に、上記SL,SRが用いられる。
のようにして行なう。左右駆動輪1FL,1FRの車輪
速VFL,VFRから左右の従動輪1RL,1RRのうち速
い方の車輪速Vrを減算してこの両輪のスリップ量S
L,SRを求め、また、このスリップ量SL,SRに基
いてその平均スリップ量SAvを演算し、さらに、上記
両スリップ量SL,SRのうちの大きい方のスリップ量
を最高スリップ量SHiとして求める。エンジン制御に
おいてはSHiが用いられ、ブレーキ制御においては左
右の駆動輪に付与する制動力を独立して制御するため
に、上記SL,SRが用いられる。
【0041】[スリップ判定]上記SHiがエンジン制
御目標値SET以上になったとき、エンジン制御要と判
定し、また、SL又はSRがブレーキ制御目標値SBT
以上になったときブレーキ制御要と判定する。
御目標値SET以上になったとき、エンジン制御要と判
定し、また、SL又はSRがブレーキ制御目標値SBT
以上になったときブレーキ制御要と判定する。
【0042】[制御量演算]エンジン制御量について
は、平均スリップ量SAvの制御目標値SETからの偏
差と、この偏差の時間変化率とに基いて、所定のマップ
により求められる。また、ブレーキ制御量も、エンジン
制御量と同様に、スリップ量SL,SRの制御目標値S
BTからの偏差と、この偏差の変化率とに基いて、所定
のマップから演算される。
は、平均スリップ量SAvの制御目標値SETからの偏
差と、この偏差の時間変化率とに基いて、所定のマップ
により求められる。また、ブレーキ制御量も、エンジン
制御量と同様に、スリップ量SL,SRの制御目標値S
BTからの偏差と、この偏差の変化率とに基いて、所定
のマップから演算される。
【0043】[出力コントロール]エンジン制御につい
ては、上記エンジン制御量に応じてサブスロットル弁の
開度を調整することにより行なう。ブレーキ制御につい
ては、各駆動輪毎に演算されたブレーキ制御量に応じた
制御信号を液圧調整弁15L,15Rに出力することに
より行なう(デューティ制御)。
ては、上記エンジン制御量に応じてサブスロットル弁の
開度を調整することにより行なう。ブレーキ制御につい
ては、各駆動輪毎に演算されたブレーキ制御量に応じた
制御信号を液圧調整弁15L,15Rに出力することに
より行なう(デューティ制御)。
【0044】[スリップ制御例]図3にはスリップ制御
の一例が示されている。すなわち、t1時点前までは、
駆動輪に大きなスリップが生じていないので、エンジン
制御は行われておらず、従ってサブスロットル弁は全開
であって、スロットル開度Tn(メイン及びサブの両ス
ロットル弁の合成開度であって、開度の小さな方のスロ
ットル弁の開度に一致する)は、アクセルペダル踏込量
に対応したメインスロットル弁の開度TH・Mである。
の一例が示されている。すなわち、t1時点前までは、
駆動輪に大きなスリップが生じていないので、エンジン
制御は行われておらず、従ってサブスロットル弁は全開
であって、スロットル開度Tn(メイン及びサブの両ス
ロットル弁の合成開度であって、開度の小さな方のスロ
ットル弁の開度に一致する)は、アクセルペダル踏込量
に対応したメインスロットル弁の開度TH・Mである。
【0045】t1時点では、駆動輪のスリップ量が、エ
ンジン制御目標値SETとなった大きなスリップ発生時
となる。このt1時点で、スロットル開度が予め設定さ
れた下限制御値SMにまで一挙に低下される(フィード
フォワード制御)。そして、一旦SMとした後は、駆動
輪のスリップ量がエンジン制御目標値SETとなるよう
に、サブスロットル弁の開度がフィードバック制御され
る。このとき、スロットル開度Tnはサブスロットル弁
開度TH・Sとなる。
ンジン制御目標値SETとなった大きなスリップ発生時
となる。このt1時点で、スロットル開度が予め設定さ
れた下限制御値SMにまで一挙に低下される(フィード
フォワード制御)。そして、一旦SMとした後は、駆動
輪のスリップ量がエンジン制御目標値SETとなるよう
に、サブスロットル弁の開度がフィードバック制御され
る。このとき、スロットル開度Tnはサブスロットル弁
開度TH・Sとなる。
【0046】t2時点では、駆動輪のスリップ量がブレ
ーキ制御目標値SBT以上となったときであり、このと
きは、駆動輪に対してブレーキ液圧が供給され、エンジ
ン制御とブレーキ制御の両方によるスリップ制御の開始
される。ブレーキ液圧は、駆動輪のスリップ量がブレー
キ制御目標値SBTとなるようにフィードバック制御さ
れる。
ーキ制御目標値SBT以上となったときであり、このと
きは、駆動輪に対してブレーキ液圧が供給され、エンジ
ン制御とブレーキ制御の両方によるスリップ制御の開始
される。ブレーキ液圧は、駆動輪のスリップ量がブレー
キ制御目標値SBTとなるようにフィードバック制御さ
れる。
【0047】t3時点では、駆動輪のスリップ量がブレ
ーキ制御目標値SBT未満となったときであり、これに
よって、ブレーキ液圧が徐々に低下され、やがてブレー
キ液圧は零となる。ただし、エンジン制御は、なおも継
続される。
ーキ制御目標値SBT未満となったときであり、これに
よって、ブレーキ液圧が徐々に低下され、やがてブレー
キ液圧は零となる。ただし、エンジン制御は、なおも継
続される。
【0048】エンジン制御の終了条件は、実施例では、
スリップ量がSETに収束した時点としている。ブレー
キ制御に関しては以下の通りである。
スリップ量がSETに収束した時点としている。ブレー
キ制御に関しては以下の通りである。
【0049】[ブレーキ制御の規制]ブレーキ制御規制
手段53は、アイドルスイッチS5、故障検出手段55
及び上記スプリット路判定手段54からの各信号に基づ
いて、上記制御手段51のブレーキ制御手段の作動を禁
止するものである。
手段53は、アイドルスイッチS5、故障検出手段55
及び上記スプリット路判定手段54からの各信号に基づ
いて、上記制御手段51のブレーキ制御手段の作動を禁
止するものである。
【0050】まず、上記アイドルスイッチS5について
説明すると、これは、アクセルペダル10の踏込みが解
除されたときにオン信号を出力するものである。上記故
障検出手段55は、制御手段51から車両の加速中を示
す加速信号(VG >0)と、アイドルスイッチS5から
の信号とを受け、加速信号を受けている状態でアイドル
スイッチS5からオン信号を入力した状態が所定時間継
続したときに、アイドルスイッチS5の故障を判定する
ものである。また、スプリット路判定手段54は、摩擦
係数検出手段から路面左右部の摩擦係数μを受け、この
左右のμの差が所定値以上であるときに、当該路面はス
プリット路であると判定する。
説明すると、これは、アクセルペダル10の踏込みが解
除されたときにオン信号を出力するものである。上記故
障検出手段55は、制御手段51から車両の加速中を示
す加速信号(VG >0)と、アイドルスイッチS5から
の信号とを受け、加速信号を受けている状態でアイドル
スイッチS5からオン信号を入力した状態が所定時間継
続したときに、アイドルスイッチS5の故障を判定する
ものである。また、スプリット路判定手段54は、摩擦
係数検出手段から路面左右部の摩擦係数μを受け、この
左右のμの差が所定値以上であるときに、当該路面はス
プリット路であると判定する。
【0051】そうして、上記ブレーキ制御規制手段53
は、次の条件,の少なくとも一方が成立するときに
おいて、スプリット路判定手段54によってスプリット
路が判定されていないときに、上記ブレーキ制御手段の
作動禁止信号を制御手段51に与えるものである。
は、次の条件,の少なくとも一方が成立するときに
おいて、スプリット路判定手段54によってスプリット
路が判定されていないときに、上記ブレーキ制御手段の
作動禁止信号を制御手段51に与えるものである。
【0052】 アイドルスイッチS5がオンである。 故障検出手段55がアイドルスイッチS5の故障を
検出している。
検出している。
【0053】ブレーキ制御規制の流れは図4に示されて
いる。各種データが入力され、まずアイドルスイッチS
5が故障しているか否かが確認され、否ならばアイドル
スイッチS5がオンになっているか否かが確認される
(ステップP1〜P3)。そして、アイドルスイッチS
5が故障している場合、あるいはアイドルスイッチS5
がオンになっている場合には、スリップ制御中か否かが
確認される(ステップP4)。制御中であれば、スプリ
ット路の判定がなされていないときにブレーキ制御が規
制(禁止)され、スプリット路の判定があれば、ブレー
キ制御は継続される(ステップP5,P6)。また、制
御中でないときにも、以後のブレーキ制御を行なわない
よう規制される(ステップP4,P6)。
いる。各種データが入力され、まずアイドルスイッチS
5が故障しているか否かが確認され、否ならばアイドル
スイッチS5がオンになっているか否かが確認される
(ステップP1〜P3)。そして、アイドルスイッチS
5が故障している場合、あるいはアイドルスイッチS5
がオンになっている場合には、スリップ制御中か否かが
確認される(ステップP4)。制御中であれば、スプリ
ット路の判定がなされていないときにブレーキ制御が規
制(禁止)され、スプリット路の判定があれば、ブレー
キ制御は継続される(ステップP5,P6)。また、制
御中でないときにも、以後のブレーキ制御を行なわない
よう規制される(ステップP4,P6)。
【0054】従って、アイドルスイッチS5によってア
クセルベダル10の踏込みの解除が検出されたときだけ
でなく、当該アイドルスイッチS5が故障したときに
も、ブレーキ制御手段によるブレーキ制御が直ちに禁止
され、駆動輪へのブレーキ力の付与が解除される。よっ
て、運転者がブレーキペダル12を踏む際には、アイド
ルスイッチS5の状態いかんを問わず、必ず、ブレーキ
制御手段によるブレーキ力の付与が解除された状態にあ
るため、このブレーキペダルの踏込み操作に運転者が違
和感を覚えることがなくなる。
クセルベダル10の踏込みの解除が検出されたときだけ
でなく、当該アイドルスイッチS5が故障したときに
も、ブレーキ制御手段によるブレーキ制御が直ちに禁止
され、駆動輪へのブレーキ力の付与が解除される。よっ
て、運転者がブレーキペダル12を踏む際には、アイド
ルスイッチS5の状態いかんを問わず、必ず、ブレーキ
制御手段によるブレーキ力の付与が解除された状態にあ
るため、このブレーキペダルの踏込み操作に運転者が違
和感を覚えることがなくなる。
【0055】また、ブースタ11においては、アイドル
スイッチS5がオンになると同時に、切換弁38が消磁
されて第1室34を第2室35に連通せしめ該第2室3
5への負圧の導入が開始される。よって、ブレーキペダ
ル12の踏込み時には当該負圧の導入を終了させて、上
記第1室34に所期のブレーキ力が得られる負圧を確保
しておくことが可能になり、急ブレーキ時のブレーキ力
の確保が容易になる。
スイッチS5がオンになると同時に、切換弁38が消磁
されて第1室34を第2室35に連通せしめ該第2室3
5への負圧の導入が開始される。よって、ブレーキペダ
ル12の踏込み時には当該負圧の導入を終了させて、上
記第1室34に所期のブレーキ力が得られる負圧を確保
しておくことが可能になり、急ブレーキ時のブレーキ力
の確保が容易になる。
【0056】また、上述の如く、ブレーキ制御の作動が
規制されても、エンジン制御の作動は規制されない。す
なわち、上記アイドルスイッチS5が故障しても上記エ
ンジン制御は行なわれるため、車両の加速時には、当該
エンジン制御によって良好な加速性を確保することがで
きる。
規制されても、エンジン制御の作動は規制されない。す
なわち、上記アイドルスイッチS5が故障しても上記エ
ンジン制御は行なわれるため、車両の加速時には、当該
エンジン制御によって良好な加速性を確保することがで
きる。
【0057】一方、スプリット路が判定されているとき
には、ブレーキ制御の規制はない。従って、スプリット
路において、ブレーキ制御中にアイドルスイッチS5が
故障しても、ブレーキ制御が継続されることになり、車
両の挙動安定性の確保の面で有利になる。
には、ブレーキ制御の規制はない。従って、スプリット
路において、ブレーキ制御中にアイドルスイッチS5が
故障しても、ブレーキ制御が継続されることになり、車
両の挙動安定性の確保の面で有利になる。
図面は本発明の実施例を示す。
【図1】車両のスリップ制御装置の全体構成図
【図2】ブレーキブースタの断面図
【図3】スリップ制御における駆動輪のスリップ量等の
経時変化の一例を示す図
経時変化の一例を示す図
【図4】ブレーキ制御の規制制御のフロー図
1FL,1FR 駆動輪 2 エンジン 7FL〜7FR ブレーキ 8 マスタシリンダ 9 エンジン出力調整手段 10 アクセルペダル(アクセル手段) 12 ブレーキペダル 32 ダイヤフラム 34 第1室 35 第2室 38 切換弁 51 制御手段 53 ブレーキ制御規制手段 54 スプリット路判定手段 55 故障検出手段 S5 アイドルスイッチ(センサ)
Claims (4)
- 【請求項1】車両の加速時における駆動輪の路面に対す
るスリップ量が目標値となるように該駆動輪に付与する
ブレーキ力を制御するブレーキ制御手段を備えた車両の
スリップ制御装置であって、 エンジンのアクセル手段の作動の解除を検出するセンサ
と、 上記センサの故障を検出する故障検出手段と、 上記センサによるアクセル手段の作動解除の検出と、上
記故障検出手段による当該センサの故障の検出とのうち
少なくとも一方の検出が行なわれたときに、上記ブレー
キ制御手段の作動を禁止するブレーキ制御規制手段とを
備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。 - 【請求項2】上記ブレーキ制御規制手段による制御の規
制を受けずに、上記駆動輪の路面に対するスリップ量が
目標値となるようにエンジン出力を低減制御するエンジ
ン制御手段を備えている請求項1に記載の車両のスリッ
プ制御装置。 - 【請求項3】左右の駆動輪の各々が転動する路面左右部
の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段と、 上記摩擦係数検出手段により検出される路面左右部の摩
擦係数の差が所定値以上のときに当該路面はスプリット
路であると判定し上記ブレーキ制御規制手段の作動を禁
止するスプリット路判定手段とを備えている請求項1に
記載の車両のスリップ制御装置。 - 【請求項4】負圧源と、該負圧源の負圧が導入される第
1室と、該第1室の負圧と大気とが切換えて導入される
第2室と、上記第1室と第2室とを仕切るダイヤフラム
とを備え、ブレーキペダルの踏込みにより上記第2室へ
の導入を負圧から大気に切換え上記ダイヤフラムを介し
てブレーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置と、 上記ブレーキ制御手段により制御されブレーキ力の制御
時に上記第2室に大気を導入し、ブレーキ力の非制御時
に上記第2室に上記第1室の負圧を導入する導入切換手
段とを備えている請求項1に記載の車両のスリップ制御
装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1303092A JP3250831B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 車両のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP1303092A JP3250831B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 車両のスリップ制御装置 |
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| JPH05201325A true JPH05201325A (ja) | 1993-08-10 |
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ID=11821738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1303092A Expired - Fee Related JP3250831B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 車両のスリップ制御装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3250831B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002517351A (ja) * | 1998-06-05 | 2002-06-18 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 横方向で摩擦係数の異なる車道における車両のトラクションスリップコントロール方法と装置 |
| KR20190117059A (ko) * | 2018-04-06 | 2019-10-16 | 현대자동차주식회사 | 차량 제어 시스템, 차량 제어 시스템의 제어 방법 |
| CN117841945A (zh) * | 2024-01-18 | 2024-04-09 | 浙江飞碟汽车制造有限公司 | 一种真空助力系统故障处理方法 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1303092A patent/JP3250831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002517351A (ja) * | 1998-06-05 | 2002-06-18 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 横方向で摩擦係数の異なる車道における車両のトラクションスリップコントロール方法と装置 |
| KR20190117059A (ko) * | 2018-04-06 | 2019-10-16 | 현대자동차주식회사 | 차량 제어 시스템, 차량 제어 시스템의 제어 방법 |
| CN110341696A (zh) * | 2018-04-06 | 2019-10-18 | 现代自动车株式会社 | 车辆控制系统及其控制方法 |
| CN110341696B (zh) * | 2018-04-06 | 2024-05-28 | 现代自动车株式会社 | 车辆控制系统及其控制方法 |
| CN117841945A (zh) * | 2024-01-18 | 2024-04-09 | 浙江飞碟汽车制造有限公司 | 一种真空助力系统故障处理方法 |
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