JPH052016A - 尿検査用容器 - Google Patents
尿検査用容器Info
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- JPH052016A JPH052016A JP27956891A JP27956891A JPH052016A JP H052016 A JPH052016 A JP H052016A JP 27956891 A JP27956891 A JP 27956891A JP 27956891 A JP27956891 A JP 27956891A JP H052016 A JPH052016 A JP H052016A
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- container
- urine test
- sheet
- urine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用の都度、容器を準備する必要がなく、尿
検査用試薬の使用可能期間が長く、しかも保管中の容積
が小さい尿検査用容器を提供する。 【構成】 尿検査用容器を、ガスバリアー性シートを用
いて構成し、その開口部をシールして容器内部を密封
し、さらに容器内には尿検査用試薬を含む組成物を塗布
して尿検査用試薬区域を形成する。
検査用試薬の使用可能期間が長く、しかも保管中の容積
が小さい尿検査用容器を提供する。 【構成】 尿検査用容器を、ガスバリアー性シートを用
いて構成し、その開口部をシールして容器内部を密封
し、さらに容器内には尿検査用試薬を含む組成物を塗布
して尿検査用試薬区域を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用の都度、容器を準
備する必要がなく、尿検査用試薬の使用可能期間が長
く、しかも保管中の容積が小さい、改良された尿検査用
容器に関するものである。
備する必要がなく、尿検査用試薬の使用可能期間が長
く、しかも保管中の容積が小さい、改良された尿検査用
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、尿中の糖分、蛋白質、pH、潜血
等を検出する目的のため、尿検査用試薬を瀘紙に含浸さ
せた尿検査紙やプラスチック棒を適用した尿検査用ステ
ィックを使用することが行なわれている。
等を検出する目的のため、尿検査用試薬を瀘紙に含浸さ
せた尿検査紙やプラスチック棒を適用した尿検査用ステ
ィックを使用することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式では
採尿用容器と尿検査紙等を別々に用意しなければならな
い不便さがある上、尿検査紙等は通常、数十本が一括し
て密封してあるので一旦開封すると空気中の水分や炭酸
ガスの作用で検査機能が低下する不都合がある。
採尿用容器と尿検査紙等を別々に用意しなければならな
い不便さがある上、尿検査紙等は通常、数十本が一括し
て密封してあるので一旦開封すると空気中の水分や炭酸
ガスの作用で検査機能が低下する不都合がある。
【0004】容器と検査紙等を別々に用意する不便さ
は、紙コップ等の内面に検査紙を貼り付けた尿検査用紙
コップにより一応解消するが、検査紙が露出しているた
め使用可能期間が短かくなり、紙コップの開口部を蓋で
密封すると積み重ねが効かなくなる欠点も生じ、紙コッ
プを幾つか積み重ねて密封したとしても依然として嵩張
る欠点がある。
は、紙コップ等の内面に検査紙を貼り付けた尿検査用紙
コップにより一応解消するが、検査紙が露出しているた
め使用可能期間が短かくなり、紙コップの開口部を蓋で
密封すると積み重ねが効かなくなる欠点も生じ、紙コッ
プを幾つか積み重ねて密封したとしても依然として嵩張
る欠点がある。
【0005】本発明は、上記した従来技術の欠点を解消
するものであって、尿検査用の検査紙と容器を別々に準
備する煩雑さがなく、尿検査用試薬区域における試薬の
使用可能期間が長く、しかも容積が小さく保存中に場所
をとらない尿検査用容器を提供することを目的とする。
するものであって、尿検査用の検査紙と容器を別々に準
備する煩雑さがなく、尿検査用試薬区域における試薬の
使用可能期間が長く、しかも容積が小さく保存中に場所
をとらない尿検査用容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の尿検査用容器
は、ガスバリアー性シートを用いて構成された容器の内
面に尿検査用試薬を含む組成物を塗布して尿検査用試薬
区域は形成され、かつ容器の開口部がシールされること
により容器内部が密封されていることを特徴とするもの
である。
は、ガスバリアー性シートを用いて構成された容器の内
面に尿検査用試薬を含む組成物を塗布して尿検査用試薬
区域は形成され、かつ容器の開口部がシールされること
により容器内部が密封されていることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】尿検査用容器はガスバリアー性シートを用いて
構成され、その開口部がシールされて容器内部が密封さ
れ、さらに容器内には尿検査用試薬を含む組成物が塗布
されて尿検査用試薬区域が形成されており、これにより
尿検査用試薬の使用可能期間が長いものとなり、さら
に、尿検査を極めて容易に行なうことが可能となる。
構成され、その開口部がシールされて容器内部が密封さ
れ、さらに容器内には尿検査用試薬を含む組成物が塗布
されて尿検査用試薬区域が形成されており、これにより
尿検査用試薬の使用可能期間が長いものとなり、さら
に、尿検査を極めて容易に行なうことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の実施例の1つを表わすもので、容
器1はガスバリアー性シートからなる包装袋であって、
図面中斜線で示す部分をシールすることにより内部が密
封されており、内部を見せるために図面ではその一部を
切り欠き線2によって除去した部分の裏面側シート3の
包装袋内面には、後述するように尿検査用試薬含む組成
物を塗布することにより、尿検査用試薬区域4を形成し
てある。このように本発明の実施態様の1においてはガ
スバリアー性シートを用いて構成された密封包装袋の内
面に尿検査用試薬区域が形成されている。このような実
施態様においては、図1中5で示すように引き裂きによ
って開封しやすくするためV字状等の切り目5を入れて
おくか、あるいはシートの厚みの半分程度切り込んだ切
り目をミシン目状に入れておくと、道具を用いずに開封
することができる。いずれの方法においても、開封して
検査対象である尿を採取し、尿検査用試薬区域4に尿を
接触させて呈色させ、予め準備した標準色と比較し判定
を行なう。
する。図1は本発明の実施例の1つを表わすもので、容
器1はガスバリアー性シートからなる包装袋であって、
図面中斜線で示す部分をシールすることにより内部が密
封されており、内部を見せるために図面ではその一部を
切り欠き線2によって除去した部分の裏面側シート3の
包装袋内面には、後述するように尿検査用試薬含む組成
物を塗布することにより、尿検査用試薬区域4を形成し
てある。このように本発明の実施態様の1においてはガ
スバリアー性シートを用いて構成された密封包装袋の内
面に尿検査用試薬区域が形成されている。このような実
施態様においては、図1中5で示すように引き裂きによ
って開封しやすくするためV字状等の切り目5を入れて
おくか、あるいはシートの厚みの半分程度切り込んだ切
り目をミシン目状に入れておくと、道具を用いずに開封
することができる。いずれの方法においても、開封して
検査対象である尿を採取し、尿検査用試薬区域4に尿を
接触させて呈色させ、予め準備した標準色と比較し判定
を行なう。
【0009】図1に示した形状のものは自身で起立する
ことができないので、厚みのある剛性の比較的大きい
ガスバリアー性シートを用いて容器を構成し、適当な補
助具や仕切箱に立てるか、開封後の開口部となる付近
にプラスチックチャックを設けておき、倒れても採取し
た尿が外部に流れ出さないようにしておく等の再封手段
を備えたものとするとよい。又、図1のものは採尿時に
保持しにくいので、ガスバリアー性シートのうち開封後
の開口部となる付近を予め厚くしておいて剛性を部分的
に高めるか、別体のシートで容器の内部或いは外部より
補強しておくと、開口部の両側部を押すことにより開口
させていることができ、しかも持ちやすい。更に手で持
つ部分をエンボス加工して滑りにくくしてもよい。
ことができないので、厚みのある剛性の比較的大きい
ガスバリアー性シートを用いて容器を構成し、適当な補
助具や仕切箱に立てるか、開封後の開口部となる付近
にプラスチックチャックを設けておき、倒れても採取し
た尿が外部に流れ出さないようにしておく等の再封手段
を備えたものとするとよい。又、図1のものは採尿時に
保持しにくいので、ガスバリアー性シートのうち開封後
の開口部となる付近を予め厚くしておいて剛性を部分的
に高めるか、別体のシートで容器の内部或いは外部より
補強しておくと、開口部の両側部を押すことにより開口
させていることができ、しかも持ちやすい。更に手で持
つ部分をエンボス加工して滑りにくくしてもよい。
【0010】図2は本発明の尿検査用容器の他の例を示
し、その内部を示すために表側の一部を切り欠いた平面
図としてある。図2中容器6は自立性包装袋を表わし、
ガスバリアー性シートからなる表面側シート7、裏面側
シート8及び両シートの間に挿入されていて折り線が破
線で示される底部シート9の各シートから構成され、斜
線で示す周囲が四方シールされて密封されている。裏面
側シート8の内部の上方には、後述するように尿検査用
試薬を含む組成物を塗布することにより尿検査用試薬区
域4が形成されている。包装袋6は、そのA−A線矢視
断面図を図3に示すように、側部のシール部分のうち底
部シート9のない大部分では表面側シート7と裏面側シ
ート8の両シートが直接シールされ、底部シート9のあ
る部分では表面側シート7と底部シート9の間、底部シ
ート9の折られた内側どうし、及び底部シート9と裏面
側シート8の間の各箇所がシールされている。又、包装
袋6は、そのB−B線矢視断面図を図4に示すように、
側部シール以外の部分では上縁部10において表面側シ
ート7と裏面側シート8が直接シールされ、下縁部11
において表面側シート7と対向する底部シート9との
間、及び裏面側シート8と対向する底部シート9との間
の両箇所がシールされている。そして、底部シート9の
折られた内側どうしや、底部シート9の上部12の大部
分と、その部分と対向する表裏両シートとの間はシール
されていない。このような構造を持つ包装袋6は内部に
液体を注入したり、或いは息を吹き込んだり、又は手で
拡げることにより下端13が円形に近い形状の糸底状と
なって自立することができるので(図5)、図1のもの
に比べて採尿後、水平な場所に立てて置くのに適してい
る。又、図2〜図5で示した容器には、図1の容器にお
いて行なった開封のための手段や、使用上の利点を生じ
るための付加的手段を加えてもよい。このように本発明
の実施態様の2においては、ガスバリアー性シートを用
いて構成された密封包装袋の内面に尿検査用試薬区域が
形成されており、かつ、包装袋を開封して底部を拡げる
ことにより補助手段なしに自身で起立する、即ち自立性
のものである。
し、その内部を示すために表側の一部を切り欠いた平面
図としてある。図2中容器6は自立性包装袋を表わし、
ガスバリアー性シートからなる表面側シート7、裏面側
シート8及び両シートの間に挿入されていて折り線が破
線で示される底部シート9の各シートから構成され、斜
線で示す周囲が四方シールされて密封されている。裏面
側シート8の内部の上方には、後述するように尿検査用
試薬を含む組成物を塗布することにより尿検査用試薬区
域4が形成されている。包装袋6は、そのA−A線矢視
断面図を図3に示すように、側部のシール部分のうち底
部シート9のない大部分では表面側シート7と裏面側シ
ート8の両シートが直接シールされ、底部シート9のあ
る部分では表面側シート7と底部シート9の間、底部シ
ート9の折られた内側どうし、及び底部シート9と裏面
側シート8の間の各箇所がシールされている。又、包装
袋6は、そのB−B線矢視断面図を図4に示すように、
側部シール以外の部分では上縁部10において表面側シ
ート7と裏面側シート8が直接シールされ、下縁部11
において表面側シート7と対向する底部シート9との
間、及び裏面側シート8と対向する底部シート9との間
の両箇所がシールされている。そして、底部シート9の
折られた内側どうしや、底部シート9の上部12の大部
分と、その部分と対向する表裏両シートとの間はシール
されていない。このような構造を持つ包装袋6は内部に
液体を注入したり、或いは息を吹き込んだり、又は手で
拡げることにより下端13が円形に近い形状の糸底状と
なって自立することができるので(図5)、図1のもの
に比べて採尿後、水平な場所に立てて置くのに適してい
る。又、図2〜図5で示した容器には、図1の容器にお
いて行なった開封のための手段や、使用上の利点を生じ
るための付加的手段を加えてもよい。このように本発明
の実施態様の2においては、ガスバリアー性シートを用
いて構成された密封包装袋の内面に尿検査用試薬区域が
形成されており、かつ、包装袋を開封して底部を拡げる
ことにより補助手段なしに自身で起立する、即ち自立性
のものである。
【0011】図6は本発明の尿検査用容器の第3の例を
示し、容器14の内部には、尿検査用試薬を含む組成物
を塗布して尿検査用試薬区域4が形成されているもので
ある。
示し、容器14の内部には、尿検査用試薬を含む組成物
を塗布して尿検査用試薬区域4が形成されているもので
ある。
【0012】容器14は後述するように容器の外面が例
えば板紙で構成され、容器内面がガスバリアー性シート
からなっており、内部には達しないミシン目状の切り込
み15,16,17,及び18が設けられており、上部
を開封した後に表面側材19を図面手前方向に、又、裏
面側材20を図面奥の方向に引っ張るか、好ましくは左
右の側縁21,22を容器中央方向に押すことによって
容器全体を拡げることができ、図7に示すような形状と
なって自立することができる。図8は図7に示した形状
のものをひっくり返した状態を示す。
えば板紙で構成され、容器内面がガスバリアー性シート
からなっており、内部には達しないミシン目状の切り込
み15,16,17,及び18が設けられており、上部
を開封した後に表面側材19を図面手前方向に、又、裏
面側材20を図面奥の方向に引っ張るか、好ましくは左
右の側縁21,22を容器中央方向に押すことによって
容器全体を拡げることができ、図7に示すような形状と
なって自立することができる。図8は図7に示した形状
のものをひっくり返した状態を示す。
【0013】図9は図6〜図8で示した容器14を作成
するための材料の展開図を示しており、表面は例えば板
紙23のような剛性が高い材料であり、内面はガスバリ
アー性シート24からなっている。板紙23及びシート
24とは必要箇所、好ましくは板紙23の全面で互いに
熱融着等により積層されている。ここでシート24の大
きさは板紙23と同じでよく、シート24の形状を示す
ために便宜上大きめに描いてある。又、4つの折り片2
5〜28の先端29と30及び31と32が接していて
差支えないが、形状及びシート24の折り線35を明示
するために、やはり便宜上間隔を空けて描いてある。
又、図9に示す材料では、板紙23の表面から板紙23
の厚みの大部分、好ましくは板紙の全厚みに到達するミ
シン目状の切り込み15,15´,16,16´,1
7,17´,18,18´,33,33´,34が設け
られている。図9の展開図の材料をミシン目34及び折
り線35に沿って内側に折り曲げ、更にミシン目33,
33´に沿って外側に折り曲げ、左右の両側部及び上部
の三方をシールすることにより内部が密封され図6の形
状とすることができる。又、図6〜図9に示した容器1
4は上部をはさみなどで開封してもよいが、開封用の切
り目線38を設けておくなどした方が開封のための道具
が不要になってよい。
するための材料の展開図を示しており、表面は例えば板
紙23のような剛性が高い材料であり、内面はガスバリ
アー性シート24からなっている。板紙23及びシート
24とは必要箇所、好ましくは板紙23の全面で互いに
熱融着等により積層されている。ここでシート24の大
きさは板紙23と同じでよく、シート24の形状を示す
ために便宜上大きめに描いてある。又、4つの折り片2
5〜28の先端29と30及び31と32が接していて
差支えないが、形状及びシート24の折り線35を明示
するために、やはり便宜上間隔を空けて描いてある。
又、図9に示す材料では、板紙23の表面から板紙23
の厚みの大部分、好ましくは板紙の全厚みに到達するミ
シン目状の切り込み15,15´,16,16´,1
7,17´,18,18´,33,33´,34が設け
られている。図9の展開図の材料をミシン目34及び折
り線35に沿って内側に折り曲げ、更にミシン目33,
33´に沿って外側に折り曲げ、左右の両側部及び上部
の三方をシールすることにより内部が密封され図6の形
状とすることができる。又、図6〜図9に示した容器1
4は上部をはさみなどで開封してもよいが、開封用の切
り目線38を設けておくなどした方が開封のための道具
が不要になってよい。
【0014】図6〜図9に実施例を示した本発明の第3
の実施態様では、フレキシブルなシートで構成された包
装袋が硬い板紙等の剛性のある材料で周囲を補強されて
いるので、開封して一旦拡げておくと少々の外力では元
に戻って倒れることがなく、手で持ったときに形状を維
持しやすい。この実施態様では図6〜図9の実施例の
他、図9中25,26,27,28で示す折り片や37
で示す底部の位置の板紙のいずれか、もしくは両方を省
くことも可能である。又、ミシン目17,17´,1
8,18´は開口部に達するように形成して開口部の縁
まで曲げるようにすると、より形状を維持しやすく、2
5〜28の折り片や底部37を省いたときには特に有効
である。或いはミシン目15,15´,16,16´を
折り罫としたり、ミシン目17,17´,18,18´
を省略することもでき、このようにすると容器の形状を
簡素化できる。
の実施態様では、フレキシブルなシートで構成された包
装袋が硬い板紙等の剛性のある材料で周囲を補強されて
いるので、開封して一旦拡げておくと少々の外力では元
に戻って倒れることがなく、手で持ったときに形状を維
持しやすい。この実施態様では図6〜図9の実施例の
他、図9中25,26,27,28で示す折り片や37
で示す底部の位置の板紙のいずれか、もしくは両方を省
くことも可能である。又、ミシン目17,17´,1
8,18´は開口部に達するように形成して開口部の縁
まで曲げるようにすると、より形状を維持しやすく、2
5〜28の折り片や底部37を省いたときには特に有効
である。或いはミシン目15,15´,16,16´を
折り罫としたり、ミシン目17,17´,18,18´
を省略することもでき、このようにすると容器の形状を
簡素化できる。
【0015】図1〜図9及び以降の図10〜図12の各
図においては、更に容器の外から見えるように製造者
名、用途、製造日、有効期限、使用法、注意事項などを
印刷してあってもよい。
図においては、更に容器の外から見えるように製造者
名、用途、製造日、有効期限、使用法、注意事項などを
印刷してあってもよい。
【0016】上記において容器1及び6、並びに容器1
4の内面を構成するシートとしてはガスバリアー性があ
りフレキシブルなものを使用する。具体的な材料として
はプラスチックシートのうちガスバリアー性の高い、例
えばプレーンセロファン(PT)、ポリエチレンテレフ
タート(PET)、ナイロン(Ny)、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)などのフィルムやこれらの、あるいは他の
フィルムや紙との複合フィルムである。複合フィルムの
例としては、上記の( )内の記号を用いるとPT/P
E、PVDCコート/PT/PE、PET/PE、ポリ
カーボネート/PE、PP(延伸)/PE/PT/P
E、PVDC/PET/PE、PVC(無可塑)/P
E、PP(延伸)/PVA/PE、PP/PE/PVD
C、Ny/PEなどである。以上のプラスチックフィル
ム及び複合フィルムを用いると、各フィルムを透明とし
ておけば容器1,6を透明にすることができるので、呈
色を外部から観察できるし、採尿量も見やすい。又、容
器14においても板紙の一部を小窓状にくり抜いておけ
ば透視ができる。或いは複合フィルムにかえてプラスチ
ックフィルムとアルミニウム箔(Al)の複合体とすれ
ば更にガスバリアー性が向上する、この例としてはPT
/PE/Al/PE、Ny/PE/Al/PEなどがあ
り、以上の各フィルム及び複合フィルムは用途に合わせ
て必要なガスバリアー性を有するものを適宜選択して用
いる。
4の内面を構成するシートとしてはガスバリアー性があ
りフレキシブルなものを使用する。具体的な材料として
はプラスチックシートのうちガスバリアー性の高い、例
えばプレーンセロファン(PT)、ポリエチレンテレフ
タート(PET)、ナイロン(Ny)、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)などのフィルムやこれらの、あるいは他の
フィルムや紙との複合フィルムである。複合フィルムの
例としては、上記の( )内の記号を用いるとPT/P
E、PVDCコート/PT/PE、PET/PE、ポリ
カーボネート/PE、PP(延伸)/PE/PT/P
E、PVDC/PET/PE、PVC(無可塑)/P
E、PP(延伸)/PVA/PE、PP/PE/PVD
C、Ny/PEなどである。以上のプラスチックフィル
ム及び複合フィルムを用いると、各フィルムを透明とし
ておけば容器1,6を透明にすることができるので、呈
色を外部から観察できるし、採尿量も見やすい。又、容
器14においても板紙の一部を小窓状にくり抜いておけ
ば透視ができる。或いは複合フィルムにかえてプラスチ
ックフィルムとアルミニウム箔(Al)の複合体とすれ
ば更にガスバリアー性が向上する、この例としてはPT
/PE/Al/PE、Ny/PE/Al/PEなどがあ
り、以上の各フィルム及び複合フィルムは用途に合わせ
て必要なガスバリアー性を有するものを適宜選択して用
いる。
【0017】尿検査用試薬区域4は尿中の病理学的成
分、例えば、糖、蛋白質、潜血、ケトン体(アセト酢酸
もしくはアセトン)、ウロビリノーゲン、ビリルビン等
あるいは尿のpH等により色調の変化を起こす区域であ
る。色調の変化は、上記病理学的成分と試薬との反応に
より試薬中に含まれる色素あるいは色素前駆体が変色あ
るいは発色することにより生じる。具体的な各病理学的
成分とそれに用いる試薬を例示すると次の表のようであ
る。
分、例えば、糖、蛋白質、潜血、ケトン体(アセト酢酸
もしくはアセトン)、ウロビリノーゲン、ビリルビン等
あるいは尿のpH等により色調の変化を起こす区域であ
る。色調の変化は、上記病理学的成分と試薬との反応に
より試薬中に含まれる色素あるいは色素前駆体が変色あ
るいは発色することにより生じる。具体的な各病理学的
成分とそれに用いる試薬を例示すると次の表のようであ
る。
【0018】
【表1】
【0019】例えば上記の表において、糖を検出する場
合、尿中のグルコースをグルコースオキシダーゼで酸化
し、この時に生じた過酸化水素がペルオキシダーゼの存
在下でO−トリジンを酸化発色させ、ベージュ色から青
紫色に変色させる。
合、尿中のグルコースをグルコースオキシダーゼで酸化
し、この時に生じた過酸化水素がペルオキシダーゼの存
在下でO−トリジンを酸化発色させ、ベージュ色から青
紫色に変色させる。
【0020】蛋白質の場合は、アルブミンとテトラブロ
モフェノールブルーとの結合によりテトラブロモフェノ
ールブルーが黄色から青色になる。pHについては衆知
のように、酸・塩基指示薬を用いている。
モフェノールブルーとの結合によりテトラブロモフェノ
ールブルーが黄色から青色になる。pHについては衆知
のように、酸・塩基指示薬を用いている。
【0021】潜血はヘモグロビンのもつため、ペルオキ
シダーゼ活性を利用し、過酸化物とO−トリジンの存在
下でO−トリジンが酸化発色する。色調は糖と同様であ
る。ケトンは、尿中のアセト酢酸もしくはアセトンとニ
トロプルシッドナトリウムとが反応し無色から紫色とな
る。
シダーゼ活性を利用し、過酸化物とO−トリジンの存在
下でO−トリジンが酸化発色する。色調は糖と同様であ
る。ケトンは、尿中のアセト酢酸もしくはアセトンとニ
トロプルシッドナトリウムとが反応し無色から紫色とな
る。
【0022】ウロビリノーゲンについては尿中のウロビ
リノーゲンとp−ジメチルアミノベンズアルデヒドとの
反応で赤色化が生じ、またビリルビンについてはジクロ
ルベンゼンジアゾニウム塩とのカップリング反応により
色素を生成し赤色となる。
リノーゲンとp−ジメチルアミノベンズアルデヒドとの
反応で赤色化が生じ、またビリルビンについてはジクロ
ルベンゼンジアゾニウム塩とのカップリング反応により
色素を生成し赤色となる。
【0023】このような指示薬や酵素を用いて尿検査用
試薬区域を形成するには、所望の指示薬や酵素を含む組
成物を作成し、その組成物を容器の内面の所定箇所に塗
布する。塗布の方法としては、印刷法、種々のコーティ
ング法等いずれの方法であってもよく、特に印刷法は製
造効率がすぐれているので量産に適している。なお、容
器の内面に尿検査用試薬区域を形成するタイミングは容
器の組み立て前でも組み立て後でもよい。
試薬区域を形成するには、所望の指示薬や酵素を含む組
成物を作成し、その組成物を容器の内面の所定箇所に塗
布する。塗布の方法としては、印刷法、種々のコーティ
ング法等いずれの方法であってもよく、特に印刷法は製
造効率がすぐれているので量産に適している。なお、容
器の内面に尿検査用試薬区域を形成するタイミングは容
器の組み立て前でも組み立て後でもよい。
【0024】印刷法により尿検査用試薬区域を形成する
のに用いる尿検査用試薬はいずれも非水溶媒を用いて構
成されるのが製造効率上望ましく、このうち特にグルコ
ースオキシターゼ、ペルオキシターゼという酵素を用い
た非水溶媒系の糖検出用試薬は、酵素の安定性、製造効
率、印刷物の糖度、信頼性の点で水系溶媒を用いた組成
物(特願昭57−90664号)よりも優れており、本
発明でも利用すると一層良い。
のに用いる尿検査用試薬はいずれも非水溶媒を用いて構
成されるのが製造効率上望ましく、このうち特にグルコ
ースオキシターゼ、ペルオキシターゼという酵素を用い
た非水溶媒系の糖検出用試薬は、酵素の安定性、製造効
率、印刷物の糖度、信頼性の点で水系溶媒を用いた組成
物(特願昭57−90664号)よりも優れており、本
発明でも利用すると一層良い。
【0025】非水溶媒による組成物の成分は前記した酵
素と、指示薬、結合剤及び添加剤であり、このうち糖以
外の検出を行なうときは酵素は不要である。組成物中の
結合剤としては、尿や尿中の目的とする成分並びに上記
した酵素及び指示薬に影響を及ぼさず、又、試験を妨げ
ないものであることが必要であり、その都度適宜な試験
法によりチェックして使用することが望ましいが、本発
明者等の実験によれば以下の各高分子化合物は使用可能
である。
素と、指示薬、結合剤及び添加剤であり、このうち糖以
外の検出を行なうときは酵素は不要である。組成物中の
結合剤としては、尿や尿中の目的とする成分並びに上記
した酵素及び指示薬に影響を及ぼさず、又、試験を妨げ
ないものであることが必要であり、その都度適宜な試験
法によりチェックして使用することが望ましいが、本発
明者等の実験によれば以下の各高分子化合物は使用可能
である。
【0026】合成高分子として、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリフェニルアセタール、ポリメタクリレート、ポ
リアクリルアミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、マレイン酸と他の成分とのポリマー類、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン等、半合成高分子として、メチルセルロース、エ
チルセルロース、プロピルセルロース等のセルロース誘
導体、澱粉エーテル等、天然高分子として、澱粉、カゼ
イン、多糖類等。
ル、ポリフェニルアセタール、ポリメタクリレート、ポ
リアクリルアミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、マレイン酸と他の成分とのポリマー類、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン等、半合成高分子として、メチルセルロース、エ
チルセルロース、プロピルセルロース等のセルロース誘
導体、澱粉エーテル等、天然高分子として、澱粉、カゼ
イン、多糖類等。
【0027】上記の高分子化合物のうち、イソブチレン
−無水マレイン酸コポリマー、スチレン−マレイン酸コ
ポリマー等のマレイン酸を成分として含むマレイン酸系
共重合物を用いるとなお良い。
−無水マレイン酸コポリマー、スチレン−マレイン酸コ
ポリマー等のマレイン酸を成分として含むマレイン酸系
共重合物を用いるとなお良い。
【0028】更に上記した酵素、指示薬及び結合剤に加
えて、添加物として検査区域の吸水性及び保水性を向上
させ、酵素及び指示薬と尿中の病理学的成分との反応を
円滑に進めるため、吸水性の担持体として、シリカ系ク
レー、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス、
セルロース等の微粒子を適宜に添加する。
えて、添加物として検査区域の吸水性及び保水性を向上
させ、酵素及び指示薬と尿中の病理学的成分との反応を
円滑に進めるため、吸水性の担持体として、シリカ系ク
レー、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス、
セルロース等の微粒子を適宜に添加する。
【0029】上記各成分を用いて非水溶媒系の組成物を
作成する方法について述べると、まず凍結乾燥品の酵
素、指示薬及び必要に応じ緩衝剤等を粉砕し、およそ2
5μm以下の粒子とする。次に酵素、指示薬、緩衝剤の
粒子を、予め結合剤を非水溶媒に溶解した結合剤溶液中
に、吸水性の担持体である前記した微粒子と共に分散、
混練する。分散、混練には高速攪拌機、サンドミル、ボ
ールミル、ホモゲナイザー、3本ロール、超音波分散機
等が用いられる。
作成する方法について述べると、まず凍結乾燥品の酵
素、指示薬及び必要に応じ緩衝剤等を粉砕し、およそ2
5μm以下の粒子とする。次に酵素、指示薬、緩衝剤の
粒子を、予め結合剤を非水溶媒に溶解した結合剤溶液中
に、吸水性の担持体である前記した微粒子と共に分散、
混練する。分散、混練には高速攪拌機、サンドミル、ボ
ールミル、ホモゲナイザー、3本ロール、超音波分散機
等が用いられる。
【0030】又、非水溶剤としてはアルコール類、ケト
ン類、芳香族類、各種エステル類、炭化水素類等の有機
溶剤のうちから、結合剤の溶解性を考慮し、任意に選択
して使用しうるが、有機溶剤はあらかじめ脱水して用い
ることが好ましい。なお、糖を検出する目的で組成物を
作成する場合、溶剤としてメタノールを用いると酵素の
活性が水を用いるとき以上に急激に失われるので好まし
くない。更に、必要により組成物中には水ぬれ性、発色
の均一性を向上させるために界面活性剤等を添加するこ
ともできる。界面活性剤としては、アニオン系、カチオ
ン系、非イオン系のものが、いずれも使用できる。
ン類、芳香族類、各種エステル類、炭化水素類等の有機
溶剤のうちから、結合剤の溶解性を考慮し、任意に選択
して使用しうるが、有機溶剤はあらかじめ脱水して用い
ることが好ましい。なお、糖を検出する目的で組成物を
作成する場合、溶剤としてメタノールを用いると酵素の
活性が水を用いるとき以上に急激に失われるので好まし
くない。更に、必要により組成物中には水ぬれ性、発色
の均一性を向上させるために界面活性剤等を添加するこ
ともできる。界面活性剤としては、アニオン系、カチオ
ン系、非イオン系のものが、いずれも使用できる。
【0031】このような組成物を用いて容器の内面もし
くは容器内面に後に付設する別の基体に印刷する目的で
は、公知の印刷法がいずれも利用しうるが、本発明にお
いては比較的塗布量が多く、かつ、塗布量が一定な方式
が好ましく、その意味でシルクスクリーン印刷、凹版印
刷、グラビア印刷等が好ましい。塗布量としては一概に
は言えないが、通常2g/m2 〜30g/m2(乾燥
時)でる。別の基体としては試薬と反応しないもの、
又、試薬の発色過程の反応を阻害しないものであればい
かなるものでもよい。例えば紙、合成紙、各種プラスチ
ックおよびフィルム、紙とプラスチックをラミネートし
たもの等が使用できる。
くは容器内面に後に付設する別の基体に印刷する目的で
は、公知の印刷法がいずれも利用しうるが、本発明にお
いては比較的塗布量が多く、かつ、塗布量が一定な方式
が好ましく、その意味でシルクスクリーン印刷、凹版印
刷、グラビア印刷等が好ましい。塗布量としては一概に
は言えないが、通常2g/m2 〜30g/m2(乾燥
時)でる。別の基体としては試薬と反応しないもの、
又、試薬の発色過程の反応を阻害しないものであればい
かなるものでもよい。例えば紙、合成紙、各種プラスチ
ックおよびフィルム、紙とプラスチックをラミネートし
たもの等が使用できる。
【0032】本発明は基本的には以上のような構成から
なるが、更に次のような改変を行なってもよい。例えば
尿検査用試薬区域4を検査目的物質を変えた数個の区域
としてもよいし、又、濃度の判定のできる尿検査用試薬
区域としもよく、更に、これらの区域を発色させると文
字や記号、特に判定記号が顕出するようにしてもよい。
なるが、更に次のような改変を行なってもよい。例えば
尿検査用試薬区域4を検査目的物質を変えた数個の区域
としてもよいし、又、濃度の判定のできる尿検査用試薬
区域としもよく、更に、これらの区域を発色させると文
字や記号、特に判定記号が顕出するようにしてもよい。
【0033】尿検査用試薬区域は、図1〜図9の例で
は、ガスバリアー性シート透明でない場合は、開口部、
即ち上方向から見て呈色状態を判定するようになってい
る。しかし、いずれの例でも観察用の小窓等を容器の上
方に設けておいて横方向から呈色状態が見られるように
してもよい(図10〜図12)。
は、ガスバリアー性シート透明でない場合は、開口部、
即ち上方向から見て呈色状態を判定するようになってい
る。しかし、いずれの例でも観察用の小窓等を容器の上
方に設けておいて横方向から呈色状態が見られるように
してもよい(図10〜図12)。
【0034】図10は横方向からの観察に適した容器の
開封後の形状の一例を示し、容器38の表側39に切り
欠き41を形成したものである。この形状のものは、例
えば図1および図2の容器の場合であればミシン目を図
10の線41に沿って設けておいたり、線41をはさん
で並行する両側を強化しておくなどすれば、開封により
形成できる。この図10の形状のものはこのままで使用
してもよいが、一旦、採尿して尿検査用試薬区域4を呈
色させ、内容物を捨てた後、再び折りたたみ、予め必要
に応じ設けておいた標準色40と比較すると、呈色した
区域4と標準色40が並ぶので比べやすい。標準色40
は検査目的物質およびその濃度に応じて適宜に必要個数
設ける。
開封後の形状の一例を示し、容器38の表側39に切り
欠き41を形成したものである。この形状のものは、例
えば図1および図2の容器の場合であればミシン目を図
10の線41に沿って設けておいたり、線41をはさん
で並行する両側を強化しておくなどすれば、開封により
形成できる。この図10の形状のものはこのままで使用
してもよいが、一旦、採尿して尿検査用試薬区域4を呈
色させ、内容物を捨てた後、再び折りたたみ、予め必要
に応じ設けておいた標準色40と比較すると、呈色した
区域4と標準色40が並ぶので比べやすい。標準色40
は検査目的物質およびその濃度に応じて適宜に必要個数
設ける。
【0035】図11はやはり横方向から観察するのに適
した容器の例を示し、容器42の表側43の上部に小窓
44を透明シートで構成し、内側に尿検査用試薬区域1
0を設けた例である。小窓44を開けて尿検査用試薬区
域4を設けるやり方としては、表側43を構成する材料
の一部を複合フィルムであれば紙やアルミニウムを部分
的に除去し、あるいは一部を未着色にすることにより小
窓状に透明にしておくか、又は表面のみをくり抜き、内
面を少なくともくり抜き箇所相当部が透明なシートで構
成して小窓状とし、その部分に尿検査用試薬を含む組成
物を塗布して尿検査用試薬区域4を設ける方法がある。
この図11の例では標準色40を必要に応じ並べて形成
しておけば容器を折りたたまなくても区域4の呈色と標
準色40を比較しやすい。
した容器の例を示し、容器42の表側43の上部に小窓
44を透明シートで構成し、内側に尿検査用試薬区域1
0を設けた例である。小窓44を開けて尿検査用試薬区
域4を設けるやり方としては、表側43を構成する材料
の一部を複合フィルムであれば紙やアルミニウムを部分
的に除去し、あるいは一部を未着色にすることにより小
窓状に透明にしておくか、又は表面のみをくり抜き、内
面を少なくともくり抜き箇所相当部が透明なシートで構
成して小窓状とし、その部分に尿検査用試薬を含む組成
物を塗布して尿検査用試薬区域4を設ける方法がある。
この図11の例では標準色40を必要に応じ並べて形成
しておけば容器を折りたたまなくても区域4の呈色と標
準色40を比較しやすい。
【0036】図12は容器45の表側46に小窓44を
あけ、図11のものと同様に透明シートで構成してお
き、裏側47の内面に尿検査用試薬区域4を設けておく
もので、このような形状のものでも横方向から呈色を観
察することができる。
あけ、図11のものと同様に透明シートで構成してお
き、裏側47の内面に尿検査用試薬区域4を設けておく
もので、このような形状のものでも横方向から呈色を観
察することができる。
【0037】なお、以上の説明では標準色を容器の表面
に予め設けることにつき言及したが、標準色は容器とは
別の基材に設けておくこともよいし、或いは容器内面に
尿検査用試薬区域4と並べて形成してあってもよい。容
器内面に並べて形成するときは、採尿により変色するこ
とがないような組成物で形成したり、或いは形成後、保
護層を設けてもよいし、容器を複合フィルムで構成する
ときはその積層内部に設ける等工夫してもよい。
に予め設けることにつき言及したが、標準色は容器とは
別の基材に設けておくこともよいし、或いは容器内面に
尿検査用試薬区域4と並べて形成してあってもよい。容
器内面に並べて形成するときは、採尿により変色するこ
とがないような組成物で形成したり、或いは形成後、保
護層を設けてもよいし、容器を複合フィルムで構成する
ときはその積層内部に設ける等工夫してもよい。
【0038】次に、より具体的な実施例を示して本発明
をさらに詳細に説明する。 実施例1 PVDCコートPET(厚み30μm)/PE(厚み3
0μm)の構成のガスバリアー性シートを用い、そのP
E面に下記組成のインキを用い、一辺が6mmの4角形の
パターンを設けた。
をさらに詳細に説明する。 実施例1 PVDCコートPET(厚み30μm)/PE(厚み3
0μm)の構成のガスバリアー性シートを用い、そのP
E面に下記組成のインキを用い、一辺が6mmの4角形の
パターンを設けた。
【0039】ブドウ糖用組成物
グルコースオキシターゼ ・・・・0.5g
(東洋紡製、Grade II)
ペルオキシターゼ ・・・0.15g
(東洋紡製、Grade III )
O−トリジン ・・・・0.9g
ステアリン酸モノグリセライド ・・・・1.0g
(花王石鹸製、アトムルT−95)
イソブチレン/無水マレイン酸共重合体 ・・・3.0g
(クラレイソブチレンケミカル製、イソバン 60)
n−ブタノール ・・・・60g
微結晶セルロース ・・・・35g
(旭化成製、アビセルSF)
なお上記のブドウ糖用組成物には、更に黄色若しくは赤
色の着色剤(染料若しくは顔料)を加えてもよい。
色の着色剤(染料若しくは顔料)を加えてもよい。
【0040】以上の組成物はホモミキサーで微細分散さ
せた後、スクリーン印刷法により印刷した。用いたスク
リーン版は100mesh、レジスト及びスクリーン紗の厚
みの合計は100μmであった。印刷後、80℃の温度
で1時間後乾燥した。
せた後、スクリーン印刷法により印刷した。用いたスク
リーン版は100mesh、レジスト及びスクリーン紗の厚
みの合計は100μmであった。印刷後、80℃の温度
で1時間後乾燥した。
【0041】得られた印刷シートを印刷部を内面にして
図1に示したような袋を四方をヒートシールして得た。
このようにして得られた検査用袋に上部のV字ノッチに
より開封して採尿し、印刷部に接触させたところ印刷部
が呈色した。
図1に示したような袋を四方をヒートシールして得た。
このようにして得られた検査用袋に上部のV字ノッチに
より開封して採尿し、印刷部に接触させたところ印刷部
が呈色した。
【0042】なお、これとは別に同様の印刷を白色のポ
リスチレンフィルム上に行なっておき、既知のグルコー
ス濃度の尿中に手早く浸漬し、30秒後に色調を測定し
た結果を次表に示す。次表における色調の表示はJIS
Z 8721に定める標準色標によるものである。
リスチレンフィルム上に行なっておき、既知のグルコー
ス濃度の尿中に手早く浸漬し、30秒後に色調を測定し
た結果を次表に示す。次表における色調の表示はJIS
Z 8721に定める標準色標によるものである。
【0043】次表からは0.05%のグルコース濃度が
測定しうることがわかる。
測定しうることがわかる。
【0044】
【表2】
【0045】又、検査用容器の保存性を調べるために温
度40℃、湿度75%(RH)の条件で6カ月放置し、
同様の既知グルコース濃度の尿を検査したところ、例え
ば尿中グルコース濃度0.1%における呈色状態は、印
刷直後に使用したときの呈色状態とほとんど変わらず、
同一の判定値を与えるものであった。
度40℃、湿度75%(RH)の条件で6カ月放置し、
同様の既知グルコース濃度の尿を検査したところ、例え
ば尿中グルコース濃度0.1%における呈色状態は、印
刷直後に使用したときの呈色状態とほとんど変わらず、
同一の判定値を与えるものであった。
【0046】なお、下記に示す蛋白質用組成物、pH用
組成物を用いて容器を作成しても上記と同様の結果を得
ることができ、又、ブドウ糖用組成物を加えた3種の組
成物を別々に用いて各組成物による印刷部を別々に並べ
て設けたところ、3種の試験が行なえた。
組成物を用いて容器を作成しても上記と同様の結果を得
ることができ、又、ブドウ糖用組成物を加えた3種の組
成物を別々に用いて各組成物による印刷部を別々に並べ
て設けたところ、3種の試験が行なえた。
【0047】蛋白質用組成物
エチルセルロース(N−200) ・・・・・・3g
エチルアルコール/メチルエチルケトン ・・・・・76g
(3/7混合溶剤)
テトラブロモフェノールブルー ・・・・・・1g
硫酸マグネシウム ・・・・0.5g
クエン酸 ・・・・・・3g
クエン酸ナトリウム ・・・・1.5g
シリカ系充てん剤 ・・・・・15g
(土屋カオリン製、クリスタライト FM−1)
pH用組成物
エチルセルロース(N−50) ・・・・・・8g
エタノール/トルエン(2/8)混合溶剤 ・・76.89g
ブロモチモールブルー ・・・・0.1g
メチルレッド ・・・0.01g
シリカ系充てん剤 ・・・・・15g
(富士デヴィソン製、サイロイド224)
実施例2
PET(厚み12μm)/PE(厚み15μm)/Al
(厚み20μm)/PE(厚み30μm)の構成のガス
バリアー性シートを用い、そのPE面に実施例1で用い
たものと同じ組成物を用いて印刷部を形成し、図2に示
す自立袋を作成した。得られた検査用袋は実施例1で得
たものと同様に使用でき、その上、単独で補助手段なし
に起立させることができた。
(厚み20μm)/PE(厚み30μm)の構成のガス
バリアー性シートを用い、そのPE面に実施例1で用い
たものと同じ組成物を用いて印刷部を形成し、図2に示
す自立袋を作成した。得られた検査用袋は実施例1で得
たものと同様に使用でき、その上、単独で補助手段なし
に起立させることができた。
【0048】実施例3
坪量200g/m2 に板紙を用い、紙/PE(厚み30
μm)/PET(厚み12μm)/Al(厚み9μm)
/PE(厚み20μm)のシートを用いて図6で示した
容器とした。この実施例では実施例1で用いたのと同じ
組成物により容器内面に印刷部を形成した。
μm)/PET(厚み12μm)/Al(厚み9μm)
/PE(厚み20μm)のシートを用いて図6で示した
容器とした。この実施例では実施例1で用いたのと同じ
組成物により容器内面に印刷部を形成した。
【0049】この実施例で得られた容器は上部をミシン
目の位置で開封し、拡げることにより図7に示すような
形状となり、手で持っても形状が維持され、その他の性
能は前記実施例1及び2と同様であった。
目の位置で開封し、拡げることにより図7に示すような
形状となり、手で持っても形状が維持され、その他の性
能は前記実施例1及び2と同様であった。
【0050】
【発明の効果】本発明の尿検査用容器においては、検査
用試薬を含む組成物を塗布して形成した尿検査用試薬区
域が容器内に密封されているので、尿検査用の検査紙と
容器を別々に準備する煩雑さがなく、尿検査用試薬区域
にける試薬の使用可能期間が長く、しかも容積が小さい
ので保存中に場所をとらない利点がある。
用試薬を含む組成物を塗布して形成した尿検査用試薬区
域が容器内に密封されているので、尿検査用の検査紙と
容器を別々に準備する煩雑さがなく、尿検査用試薬区域
にける試薬の使用可能期間が長く、しかも容積が小さい
ので保存中に場所をとらない利点がある。
【図1】本発明の実施例を示す一部を切り欠いた状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す一部を切り欠いた状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】図1の容器のA−A線矢視断面図である。
【図4】図1の容器のB−B線矢視断面図である。
【図5】図2の容器を開封し起立させた状態を示す斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の実施例を示す一部を切り欠いた状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】図6の容器を開封し拡げた状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】図6の容器を開封し拡げた状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】図6の容器の展開した状態を示す説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の容器の他の実施例を部分的に描いた
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明の容器の他の実施例を部分的に描いた
斜視図である。
斜視図である。
【図12】本発明の容器の他の実施例を部分的に描いた
斜視図である。
斜視図である。
1,6,14,38,42,45…容器
2,41…切り欠き線
7…表面側シート
8…裏面側シート
9…底部シート
15,16,17,18…ミシン目
40…標準色
44…小窓
Claims (4)
- 【請求項1】 ガスバリアー性シートを用いて構成され
た容器の内面に尿検査用試薬を含む組成物を塗布して尿
検査用試薬区域が形成され、かつ容器の開口部がシール
されることにより容器内部が密封されていることを特徴
とする尿検査用容器。 - 【請求項2】 容器は包装袋であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の尿検査用容器。 - 【請求項3】 容器は自立性容器であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の尿検査用容器。 - 【請求項4】 容器はフレキシブルなシートで構成され
た包装袋が剛性のある材料で周囲を補強されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の尿検査用容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3279568A JP2547490B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 尿検査用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3279568A JP2547490B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 尿検査用容器 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19969883A Division JPS6091262A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 尿検査用容器及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052016A true JPH052016A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2547490B2 JP2547490B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17612792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3279568A Expired - Lifetime JP2547490B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 尿検査用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547490B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5543879A (en) * | 1993-10-15 | 1996-08-06 | Nikon Corporation | Driving apparatus |
| JPH11287798A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Mirusu Seimei Kagaku Kenkyusho:Kk | 検尿用シート |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511198U (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-07 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279568A patent/JP2547490B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511198U (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-07 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5543879A (en) * | 1993-10-15 | 1996-08-06 | Nikon Corporation | Driving apparatus |
| JPH11287798A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Mirusu Seimei Kagaku Kenkyusho:Kk | 検尿用シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547490B2 (ja) | 1996-10-23 |
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