JPH0520312U - ノイズフイルタ用電磁装置 - Google Patents
ノイズフイルタ用電磁装置Info
- Publication number
- JPH0520312U JPH0520312U JP6708391U JP6708391U JPH0520312U JP H0520312 U JPH0520312 U JP H0520312U JP 6708391 U JP6708391 U JP 6708391U JP 6708391 U JP6708391 U JP 6708391U JP H0520312 U JPH0520312 U JP H0520312U
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- Japan
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- core
- frequency
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で安価に一対の巻線の絶縁を図
る。 【構成】 円筒状の低周波用Mn−Znフェライト磁芯
1と貫通した縦孔2,3を有し低周波用Mn−Znフェ
ライト磁芯1の筒内部に隙間を開けた状態に挿入配置さ
れる円柱状のNi−Zn高周波用フェライト磁芯4とを
設け、巻線6,7を低周波用Mn−Znフェライト磁芯
1の一側および他側に分離してそれぞれ巻回するととも
に高周波用Ni−Znフェライト磁芯4の縦孔2,3に
それぞれ挿通した。 【効果】 絶縁性を有する低周波用Mn−Znフェライ
ト磁芯1の一側および他側にそれぞれ分離して巻回した
巻線6,7の間に絶縁性を有する高周波用Ni−Znフ
ェライト磁芯4が介在することになり、高周波用Ni−
Znフェライト磁芯4が巻線6,7に対して仕切り部材
となり、巻線6,7間の絶縁を図ることができ、巻線
6,7間の絶縁のための特別な部材は不要であり、構成
が簡単で安価である。
る。 【構成】 円筒状の低周波用Mn−Znフェライト磁芯
1と貫通した縦孔2,3を有し低周波用Mn−Znフェ
ライト磁芯1の筒内部に隙間を開けた状態に挿入配置さ
れる円柱状のNi−Zn高周波用フェライト磁芯4とを
設け、巻線6,7を低周波用Mn−Znフェライト磁芯
1の一側および他側に分離してそれぞれ巻回するととも
に高周波用Ni−Znフェライト磁芯4の縦孔2,3に
それぞれ挿通した。 【効果】 絶縁性を有する低周波用Mn−Znフェライ
ト磁芯1の一側および他側にそれぞれ分離して巻回した
巻線6,7の間に絶縁性を有する高周波用Ni−Znフ
ェライト磁芯4が介在することになり、高周波用Ni−
Znフェライト磁芯4が巻線6,7に対して仕切り部材
となり、巻線6,7間の絶縁を図ることができ、巻線
6,7間の絶縁のための特別な部材は不要であり、構成
が簡単で安価である。
Description
【0001】
この考案は、電子機器のノイズ対策用部品であるコモンモードノイズフィルタ (インダクタ)等のノイズフィルタ用電磁装置に関するものである。
【0002】
ノイズフィルタは、EMC対策部品として多く使用されているが、電子機器か ら発生するノイズは、広い高調波成分を含んでいるため、広帯域でのフィルタ効 果が要求される。しかし、現状では、コア材質として、Mn−Znフェライト材 が用いられており、その透磁率は2MHz程度が限界である。それ以上の帯域にお いては、ノイズ低減効果を得るためには、高周波フェライト材としてNi−Zn フェライト材を使用したノイズフィルタを併用してノイズ低減を図っている。
【0003】 ところが、低周波用と高周波用の2種のノイズフィルタを使用するのは、小型 化、薄型化の流れに反し、一つのノイズフィルタ用電磁装置で広い周波数帯域に わたってノイズ低減効果を有するものが要求されている。このような要求を満た す一つのアイデアとして、図3に示すように、材質の異なる2種の磁芯、例えば Mn−Znフェライト材からなる低周波用フェライト磁芯11とNi−Znフェ ライト磁芯からなる高周波用フェライト磁芯12とを同心状に形成して複合磁芯 13となし、この複合磁芯13に巻線(図示せず)を施したノイズフィルタ用電 磁装置がすでに提案されている。
【0004】 このようなノイズフィルタの中で、一つの複合磁芯に一対の巻線を巻回したノ イズフィルタ用電磁装置からなるコモンモードノイズフィルタがある。このよう に2個の巻線を有するコモンモードノイズフィルタは、一対の巻線間の絶縁性の 向上が重要視される。一対の巻線間の絶縁性の向上のアイデアの大部分は、コア ケースの形状の工夫によるものである。
【0005】 一つのアイデアとして、図4に示すように(実開平2−84305号参照)、 中心孔を有する絶縁性の筒状コアケース21において、その中心孔22内に絶縁 性プラスチックからなる仕切り板23を設け、一対の巻線24,25を分離して 巻回した構成のコモンモードチョークコイルが提案されている。これは、筒状コ アケース21および仕切り板23の採用によって絶縁性向上を図るものである。
【0006】
しかし、図4のように、筒状コアケース21の工夫によって一対の巻線24, 25の絶縁を図る構成の場合、筒状コアケース21に絶縁のための仕切り板23 を設けるなど、構造が複雑となり、高価になるという問題があった。 したがって、この考案の目的は、簡単な構成で安価に一対の巻線の絶縁を図る ことができるノイズフィルタ用電磁装置を提供することである。
【0007】
この考案のノイズフィルタ用電磁装置は、筒状の低周波用フェライト磁芯と貫 通した一対の縦孔を有し低周波用フェライト磁芯の筒内部に隙間を開けた状態に 挿入配置される柱状の高周波用フェライト磁芯とで複合磁芯を構成し、一対の巻 線を低周波用フェライト磁芯の一側および他側に分離してそれぞれ巻回するとと もに高周波用フェライト磁芯の一対の縦孔にそれぞれ挿通したものである。
【0008】
この考案の構成によれば、筒状の低周波用フェライト磁芯の筒内部に柱状の高 周波用フェライト磁芯を挿入配置する構成であるので、絶縁性を有する低周波用 フェライト磁芯の一側および他側にそれぞれ分離して巻回した一対の巻線の間に 絶縁性を有する高周波用フェライト磁芯が介在することになり、高周波用フェラ イト磁芯が一対の巻線に対して仕切り部材となり、一対の巻線間の絶縁を図るこ とができる。
【0009】
【実施例】 この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。このノイズフィル タ用電磁装置は、図1(a)〜(c)に示すように、円筒状の低周波用フェライ ト磁芯1と貫通した一対の縦孔2,3を有し低周波用フェライト磁芯1の筒内部 に巻線巻装用の隙間を開けた状態に挿入配置される円柱状の高周波用フェライト 磁芯4とで複合磁芯5を構成し、一対の巻線6,7を低周波用フェライト磁芯1 の一側および他側に分離してそれぞれ数ターン巻回するとともに高周波用フェラ イト磁芯4の一対の縦孔2,3にそれぞれ挿通(1ターンの巻回)したものであ る。
【0010】 この場合、組み立ては、例えば、図1(a)に示すように、一対の巻線6,7 を高周波用フェライト磁芯4の一対の縦孔2,3に挿通し、その後同図(b)に 示すように、一対の縦孔2,3を貫通した一対の巻線6,7を低周波用フェライ ト磁芯1の一側および他側にそれぞれ巻回し、この後同図(c)に示すように、 高周波用フェライト磁芯4を低周波用フェライト磁芯1の筒内部に挿入すること で完成する。
【0011】 低周波用フェライト磁芯1は、Mn−Znフェライト材からなり、図2の透磁 率の周波数特性を示す特性図において曲線Bで示すように、低周波領域で透磁率 を有し、この低周波用フェライト磁芯1と一対の巻線6,7とで低周波用のコモ ンモードノイズフィルタ用チョークコイルが形成される。また、高周波用フェラ イト磁芯4は、Ni−Znフェライト材からなり、図2の特性図において曲線A で示すように、低周波領域から高周波領域まで一定の透磁率を有し、この高周波 用フェライト磁芯4と一対の巻線6,7とで高周波用のコモンモードノイズフィ ルタ用チョークコイルが形成される。なお、低周波用フェライト磁芯1と高周波 用フェライト磁芯4とは高さが等しくなるように設定される。
【0012】 そして、低周波用フェライト磁芯1の筒内部に高周波用フェライト磁芯4に挿 入配置した状態で、一対の巻線6,7を巻回もしくは挿入されているので、全体 として見れば、低周波用フェライト磁芯1および高周波用フェライト磁芯4は低 周波および高周波の両方にわたって透磁率を有する複合磁芯5となり、この複合 磁芯5に一対の巻線6,7を巻回したものは、広帯域にわたってノイズ低減効果 を有するコモンモードチョークコイルを形成することになる。
【0013】 また、円筒状の低周波用フェライト磁芯1の筒内部に柱状の高周波用フェライ ト磁芯4を挿入配置しているので、絶縁性を有する低周波用フェライト磁芯1の 一側および他側にそれぞれ分離して巻回した一対の巻線6,7の間に絶縁性を有 する高周波用フェライト磁芯4が介在することになり、高周波用フェライト磁芯 4が一対の巻線6,7に対して仕切り部材となり、一対の巻線6,7間の絶縁を 図ることができる。
【0014】
この考案のノイズフィルタ用電磁装置によれば、筒状の低周波用フェライト磁 芯の筒内部に柱状の高周波用フェライト磁芯を挿入配置する構成であるので、絶 縁性を有する低周波用フェライト磁芯の一側および他側にそれぞれ分離して巻回 した一対の巻線の間に絶縁性を有する高周波用フェライト磁芯が介在することに なり、高周波用フェライト磁芯が一対の巻線に対して仕切り部材となり、一対の 巻線間の絶縁を図ることができ、一対の巻線間の絶縁のために仕切り部材を有す るコアケースを設けることは不要となり、簡単な構成で安価に一対の巻線の絶縁 を図ることができる。
【図1】(a)〜(c)はこの考案の一実施例のノイズ
フィルタ用電磁装置の組み立て手順を示す斜視図であ
る。
フィルタ用電磁装置の組み立て手順を示す斜視図であ
る。
【図2】Ni−Znフェライト材およびMn−Znフェ
ライト材の透磁率の周波数特性を示す特性図である。
ライト材の透磁率の周波数特性を示す特性図である。
【図3】従来のノイズフィルタ用電磁装置における複合
磁芯の構成を示す斜視図である。
磁芯の構成を示す斜視図である。
【図4】コモンモードノイズフィルタにおける一対の巻
線の絶縁の構成を示すコアケースおよびその周辺部の斜
視図である。
線の絶縁の構成を示すコアケースおよびその周辺部の斜
視図である。
1 低周波用フェライト磁芯 2,3 縦孔 4 高周波用フェライト磁芯 5 複合磁芯 6,7 巻線
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状の低周波用フェライト磁芯と貫通し
た一対の縦孔を有し前記低周波用フェライト磁芯の筒内
部に隙間を開けた状態に挿入配置される柱状の高周波用
フェライト磁芯とで構成した複合磁芯と、前記低周波用
フェライト磁芯の一側および他側に分離してそれぞれ巻
回されるとともに前記高周波用フェライト磁芯の一対の
縦孔に挿通された一対の巻線とを備えたノイズフィルタ
用電磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6708391U JPH0520312U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ノイズフイルタ用電磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6708391U JPH0520312U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ノイズフイルタ用電磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520312U true JPH0520312U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13334631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6708391U Pending JPH0520312U (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ノイズフイルタ用電磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520312U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006074006A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-03-16 | Sumida Corporation | 磁気素子 |
| JP2016018929A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | Necトーキン株式会社 | リアクトル及びこれを用いた直流電圧変換装置 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP6708391U patent/JPH0520312U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006074006A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-03-16 | Sumida Corporation | 磁気素子 |
| JP2016018929A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | Necトーキン株式会社 | リアクトル及びこれを用いた直流電圧変換装置 |
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