JPH05209394A - 粗面化ロール及び両面艶消し塗被紙 - Google Patents

粗面化ロール及び両面艶消し塗被紙

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JPH05209394A
JPH05209394A JP35106891A JP35106891A JPH05209394A JP H05209394 A JPH05209394 A JP H05209394A JP 35106891 A JP35106891 A JP 35106891A JP 35106891 A JP35106891 A JP 35106891A JP H05209394 A JPH05209394 A JP H05209394A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面艶消し塗被紙を製造するための粗面化ロ
ール及び該ロールによって製造される両面艶消し塗被紙
を得る。 【構成】 硬質ロール表面に、長さ1mmの間にランダム
に10〜35μmの大きな起伏が3〜12個設けられた粗面とさ
れ、更に該粗面上に、2〜8μmの小さな起伏が形成され
ている粗面化ロールと、該ロールを用いて製造される紙
の二次元表面粗さ(Ra)が0.02〜0.15μmである両面艶消
し塗被紙である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粗面化ロール及び両面
艶消し塗被紙であって、更に詳しくは両面艶消し塗被紙
の製造において用いられる粗面化ロールと、両面に優れ
た白紙表面性並びに印刷後の表面性を有する両面艶消し
塗被紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】艶消し塗被紙は、印刷に際し上品で落ち
着いた印刷効果が得られるので、単色印刷から高級多色
印刷の分野まで広く使われており、需要は更に伸びつつ
ある。
【0003】従来の艶消し塗被紙は、原紙に塗料を塗
被、乾燥させたまま或は乾燥後の白紙光沢度を低く抑え
るため金属ロールによる処理を軽く施して仕上げて製品
化されていたが、白紙光沢度及び印刷後光沢度の何れも
が低い水準にあり、この方法による塗被紙の表面性は劣
っているという欠点がある。
【0004】これに対して、サチンホワイトを含有する
塗被紙をJIS B 0601で定義される表面粗さ(Rmax)1.2〜2
0μの硬質粗面化ロールで処理し、低白紙光沢で高印刷
光沢を得る方法(特公昭59-53956号公報)が提案されて
おり、更には予め金属ロールと弾性ロールよりなるカレ
ンダーで塗被紙表面を平滑及び緻密にした後、1〜30μm
の表面粗さ(Rmax)を有する粗面化ロールで処理して、低
白紙光沢でインキ平滑性の良い艶消し塗被紙を得る方法
(特開平1-260094号公報)も提案されている。
【0005】また、このような白紙のマット調を改善す
るため、本出願人は最近原紙に塗料を塗被、乾燥して得
られる塗被紙を8〜25μmの粗面化ロールと弾性ロールを
組合わせたカレンダーに通して塗布面の処理を施す方法
を提案した(特願平2-226711号公報)。
【0006】これらの方法では、粗面化ロールの粗さ
と、塗被紙の粗面化ロール及び弾性ロールへの接触回数
を組合わせて、艶消し塗被紙の平滑性を改善し、それに
よって白紙表面性並びに印刷後の表面性を改善しようと
するもので、それなりの効果は得られている。
【0007】しかしながら、これらの方法によれば弾性
ロールのショアーD硬度の程度により粗面化ロールと最
後に接触した面の平滑性がどうしても劣る上、粗面化ロ
ールの表面の粗さが単一の深さであるため、粗さが小さ
いと艶消しの効果が不十分であったり、粗さが大きいと
表面平滑性が出難くなり、両面の艶消しと平滑性を同時
に均一に改善できないという欠点があった。
【0008】更に、JIS B 0601で定義される表面粗さ(R
max)が8〜25μmの硬質粗面化ロールに塗被紙の両面を夫
々2回圧接して艶消し処理を施した後、ASTM規格 D-2240
によるショアーD硬度80〜90の範囲の弾性ロール間を通
過させて塗被紙の両面を処理し紙の二次元表面粗さ(Ra)
を0.02〜0.15μmとする両面艶消し塗被紙の製造方法が
提案されている(特願平3-261302号)。
【0009】しかしながら、前記方法で得られる両面艶
消し塗被紙の表面も単一な凹凸を有する粗面化ロールで
処理されたものであるため、得られる艶消し塗被紙は前
記理由により艶消しと平滑性の均一性の面で不十分であ
るという欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、艶消し
塗被紙の表面が優れた艶消し状態で、最も緻密で平滑に
仕上げられるよう粗面化ロールの表面形状と粗さについ
て鋭意研究した結果、粗面化ロールに設けられている表
面形状を改善することによって、該ロールを用いて得ら
れた両面艶消し塗被紙の白紙光沢度並びに印刷後の光沢
度に優れた両面艶消し塗被紙が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、艶消し塗
被紙を製造する際に使用する粗面化ロールにおいて、該
ロール表面に長さ1mmの間に、10〜35μmの大きな起伏
(表面の高低差)がランダムに3〜12個設けられた粗面
が形成されており、更に該粗面上に2〜8μmの小さな起
伏が形成されている粗面化ロールである。
【0012】また、第2の発明は、原紙の両面に塗料を
塗被、乾燥させた後、粗面化ロールに圧接しながら通紙
して仕上げられる塗被紙において、前記第1の発明の粗
面化ロールを用いて得られた塗被紙の表面粗さが、JIS
B 0601で定義される紙の二次元表面粗さ(Ra)0.02〜0.15
μmである両面艶消し塗被紙である。
【0013】第1の発明は、鋼鉄製乃至合金製ロール或
はその表面にクロムメッキ処理したものに、サンドブラ
スト法、腐蝕法によって、簡単に粗面を形成することが
できる。前記起伏が35μmを超えると、塗被紙の表面が
ガサつき、ざらざらした感じとなり、10μm未満ではグ
ロスモットル(光沢むら)が出易くなる。また、前記起
伏の数は長さ1mmの間にランダムに3〜12個、好ましくは
5〜10個形成されている。
【0014】更に、第1の発明は前記粗面の上に、2〜8
μmの小さな起伏からなる粗面が形成されている。該小
さな起伏が8μmを超えると、前記大きな起伏との組合わ
せによって塗被紙の表面がガサつき易くなるので好まし
くなく、2μm未満では該表面が光沢を帯びるので艶消し
の効果を損ない、グロスモットルも出易くなる。
【0015】即ち、第1の発明は、ロール表面に最初に
粗目の起伏からなる粗面を形成し、次いで微細な起伏か
らなる粗面を前記粗面の上に形成するという二段処理に
よって得られる。尚、前記硬質粗面化ロールは、コット
ン、アスベスト、ウール、プラスチック等の公知の弾性
ロールと組合わされて用いられる。
【0016】また、第2の発明で用いられる塗被液用顔
料としては、カオリン、炭酸カルシウム、酸化チタン、
水酸化アルミニウム、サチンホワイト、酸化亜鉛、硫酸
バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、タル
ク、シリカ、活性白土、珪藻土、プラスチックピグメン
ト等の一般に塗被紙用塗料に用いられる顔料を挙げるこ
とができ、とりわけ重質炭酸カルシウムを主成分とし、
これらの顔料を適宜選択して組合わされたものが好適に
用いられる。
【0017】更に、第2の発明で用いられる塗被液用接
着剤としては、カゼイン、大豆蛋白、酵母蛋白、澱粉、
酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン
化澱粉、酵素変性澱粉等の変性澱粉、セルロース誘導体
のような天然接着剤及びスチレン・ブタジエン系共重合
体、メチルメタクリレート・ブタジエン系共重合体等の
共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル重合体若しくは共重合体等の
アクリル系重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビニル共
重合体のような酢酸ビニル系重合体ラテックス、ポリビ
ニルアルコールのような合成接着剤等が挙げられ、これ
らの接着剤の1種又は2種以上が用いられ、顔料100重
量部当り5〜30重量部配合される。
【0018】尚、第2の発明で用いられる塗被液の調製
に際しては、分散剤、流動変性剤、消泡剤、着色剤等の
通常塗被紙に用いられる各種助剤が必要に応じて適宜選
択して用いられる。
【0019】
【作用】第1の発明及び第2の発明は、以上の如き構成
のものからなり、次ぎに、第2の発明の製造法を例示す
れば、前記の如く調製された塗被液は、木材パルプ、古
紙パルプ等から構成され、公知の抄紙機で抄造された原
紙の両面に、所望に応じて片面当り10〜35g/m2の範囲で
塗被される。
【0020】尚、塗被方式に関しては特に限定されず、
一般の塗被紙の製造に用いられるブレードコーター、エ
アナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、チ
ャンプレックスコーター等の中から適宜選択して用いら
れ、単層或は多層に塗被され、3〜8%の水分まで乾燥さ
れて巻取られる。
【0021】このようにして得られた塗被紙は、第1の
発明の粗面化ロールと弾性ロールとの間を圧接して通過
させられ、ニップ線圧、温度、塗料の塗被量を調整して
艶消し塗被紙の表面が、JIS B 0601で定義される粗さ(R
a)が0.02〜0.15μmの範囲にある艶消し塗被紙が得られ
る。前記粗さ(Ra)が0.02μm未満では艶消しの効果がな
くなり、0.15μmを超えるとざらつきが目立ち、平滑性
が不十分になるので本発明には適さない。表面及び裏面
には夫々粗面化ロールが接触するように通紙されるが、
好ましくは各々の面に2回以上圧接される。艶消し塗被
紙の片面にのみ施す場合にも同様に処理される。
【0022】第2の発明の艶消し塗被紙は、前記のよう
に粗面化ロールに圧接されて、最後に弾性ロール間を通
紙させると艶消しと表面平滑性がより優れたものになる
ので好ましく、この時の弾性ロールのASTM規格 D-2240
によるショアーD硬度は特に限定されない。
【0023】しかしながら、これらの弾性ロールは粗面
化ロールと組合わせて用いられることが多く、艶消しと
平滑性の面からこれらの弾性ロールのショアー硬度D
は、80〜90°の範囲で用いられるのが好ましい。
【0024】第2の発明が所望の効果を得るためには、
塗被紙は硬質粗面化ロール及び弾性ロールの表面温度が
55℃以下、好ましくは30〜45℃の範囲で圧接処理され
る。そのため必要に応じて空気冷却、水冷却等を応用し
た冷却装置が設置される。
【0025】塗被紙が圧接して通紙される場合のニップ
の加圧条件は、塗被紙の塗料の配合、粗面化ロール表面
の大きな起伏と小さな起伏の組合わせ条件、ロールの温
度等の組合わせにより決定されるが、100〜300Kg/cmの
範囲の圧力が適宜選択して用いられる。
【0026】第1の発明のロールは、塗被紙の両面に優
れた白紙表面性及び印刷後の表面性を付与することがで
き、第1の発明のロールを用いて製造される第2の発明
の艶消し塗被紙は、前記の各種特徴を備えている。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、勿論本発明はこれによって何等限定されるもの
ではない。尚、以下、部及び%とあるのは、すべて重量
部及び重量%を示す。
【0028】実施例1 顔料としてカオリン[エンゲルハード・ミネラルズ・ア
ンド・ケミカルズ(EMC)社製、商品名:ウルトラホワイ
ト90]40部及び平均粒子径3μmの重質炭酸カルシウム
(自社製、粉砕炭酸カルシウム)50部、沈降性炭酸カル
シウム(白石工業社製、商品名ブリリアント15)7部及
び平均粒子径2μmのサチンホワイト(自社製)3部を混
合機に入れ、これに攪拌しながら酸化澱粉(王子コンス
ターチ社製、商品名:王子エースA)7部及びラテックス
(旭化成社製、商品名:L-1537)12部、更に顔料当り分
散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.3%、潤滑剤として
ステアリン酸カルシウム0.5%、蛍光染料0.2%を順次添
加し、十分混合分散した後、25%アンモニア水溶液を
用いてpHをアルカリ性に調節して塗被紙を製造した。
【0029】この塗被紙を広葉樹晒クラフトパルプを用
いて公知の抄紙機で抄造された坪量80g/m2の原紙の両面
に片面当り20g/m2をブレードコーターにより塗被し、公
知の乾燥機で乾燥して紙水分6%の塗被紙を製造した。
【0030】次いで、塗被紙は、祖面化ロール表面に33
μmの大きな起伏が、長さ1mmの間にランダムに4個設け
られた粗面上に、更に4μmの小さな起伏が形成された硬
質粗面化ロール2本と、ASTM規格 D-2240によるショアー
D硬度88°の弾性ロール5本及びチルドロール3本配置さ
れた図1に示すようなスーパーカレンダーAで塗被紙の
表面と裏面が夫々2回粗面化ロール1に圧接され、その
後弾性ロール2間を通過させて通紙して艶消し処理が施
される。
【0031】この時の粗面化ロール1の温度は40℃、ニ
ップ圧は200Kg/cmで、紙の裏面(抄紙機におけるワイヤ
ー面)を上にしてスピード700m/分で通紙する。尚、図
1中、符号3はチルドロール、4はペーパーロール、5
は塗被紙である。得られた塗被紙の品質評価を次の方法
で行った。
【0032】品質評価の方法 1)白紙光沢度:JIS P 8142に従い、角度75度で測定し
た。 2)白紙の二次元表面粗さ:小坂研究所製の表面粗さ測定
器(形式:SE-3AK型)使用し、中心線平均粗さ(Ra)で示
した。 3)白紙表面性:艶消し塗被紙を目視により評価し、最も
良いものから順に○、□、△、×で表示した。○□、□
△、△×は夫々の中間を示す。 4)印刷後表面性:艶消し塗被紙を三菱ダイヤ印刷機(三
菱重工業社製)で印刷し、目視により最も良いものから
順に○、□、△、×で表示した。○□、□△、△×は夫
々の中間を示す。
【0033】実施例2 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、17μmから
なる大きな起伏が長さ1mmの間にランダムに7個設けられ
た粗面表面に、更に7μmの小さな起伏が形成されている
粗面化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶
消し塗被紙を製造した。
【0034】実施例3 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、11μmから
なる大きな起伏が長さ1mmの間にランダムに11個設けら
れた粗面表面に、更に6μmの小さな起伏が形成されてい
る粗面化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして
艶消し塗被紙を製造した。
【0035】実施例4 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、17μmから
なる大きな起伏が長さ1mmの間にランダムに7個設けられ
た粗面表面に、更に2μmの小さな起伏が形成されている
粗面化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶
消し塗被紙を製造した。
【0036】比較例1 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、長さ1mmの
間にランダムに37μmの大きな起伏が2個設けられた粗面
表面に、更に、4μmの小さな起伏が形成されている粗面
化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶消し
塗被紙を製造した。
【0037】比較例2 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、長さ1mmの
間にランダムに8μmの大きな起伏が14個設けられた粗面
表面に、更に、4μmの小さな起伏が形成されている粗面
化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶消し
塗被紙を製造した。
【0038】比較例3 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、長さ1mmの
間にランダムに17μmの大きな起伏が7個設けられた粗面
表面に、更に、1μmの小さな起伏が形成されている粗面
化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶消し
塗被紙を製造した。
【0039】比較例4 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、長さ1mmの
間にランダムに17μmの大きな起伏が7個設けられた粗面
表面に、更に、10μmの小さな起伏が形成されている粗
面化ロールを用いた以外は、実施例1と同じにして艶消
し塗被紙を製造した。
【0040】比較例5 塗被紙に硬質粗面化ロールを備えたスーパーカレンダー
で艶消しを施す際、該粗面化ロール表面に、長さ1mmの
間にランダムに11μmの大きな起伏が11個設けられた粗
面表面で、小さな起伏のない粗面化ロールを用いた以外
は、実施例1と同じにして塗被紙を製造した。
【0041】実施例1乃至4並びに比較例1乃至5で得
られた塗被紙の品質評価を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1から明らかな如く、本発明の粗面化ロ
ールを用いて得られた塗被紙は、白紙の表面粗さ、白紙
の表面性及び印刷後の表面性ともきわめて優れている
(実施例1至4参照)のに対し、粗面化ロール表面の小
さな起伏は適正であっても大きな起伏が大き過ぎると、
得られた塗被紙の表面はガサついてざらざらしており、
表面平滑性と印刷後の表面性が劣っている(比較例
1)。
【0044】また、大きな起伏が細か過ぎると、艶消し
塗被紙の白紙及び印刷後の表面にグロスモットル(光沢
むら)が目立ち(比較例2)、大きな起伏は適正であっ
ても、小さな起伏が小さ過ぎると、艶消し塗被紙の表面
は光沢を帯びており、グロスモットルも目立っている
(比較例3)。
【0045】一方、大きな起伏は適正であっても、小さ
な起伏が大き過ぎると、塗被紙の表面はガサついてざら
ざらしており、表面粗さが目立ち(比較例4)、小さな
起伏を有せず大きな起伏のみの粗面化ロールでは塗被紙
の表面がガサついてざらざらしており、表面粗さが目立
っている(比較例5)。
【0046】
【発明の効果】以上の如く第1の発明は、ロール表面に
ランダムに大きな起伏からなる粗面が形成されていると
共に、更に該粗面表面に小さな起伏が形成されたもので
あって、従来の単なる粗面とは異なり、二段処理によっ
て粗面化されたものであるから、粗面表面が極めて細か
く、艶消し効果に優れている。
【0047】また、第2の発明は、前記第1の発明のロ
ールによって、表面に0.02〜0.15μmの二次元表面粗さ
を有し、優れた白紙表面性及び印刷後の表面性を示すと
いう効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】艶消し塗被紙を製造するためのカレンダー装置
の一例の側面図である。
【符号の説明】
A: スーパーカレンダー装置 1: 粗面化ロール 2: 弾性ロール 3: チルドロール 4: ペーパーロール 5: 塗被紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠見 公史 鳥取県米子市吉岡373番地 王子製紙株式 会社米子工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艶消し塗被紙を仕上げる際に用いられる
    粗面化ロールにおいて、該ロール表面が、長さ1mmの間
    にランダムに10〜35μmの大きな起伏が3〜12個設けられ
    た粗面とされ、更に該粗面上に、2〜8μmの小さな起伏
    が形成されていることを特徴とする粗面化ロール。
  2. 【請求項2】 原紙の両面に塗料を塗被、乾燥させた
    後、粗面化ロールに圧接しながら通紙して仕上げる艶消
    し塗被紙において、請求項1の粗面化ロールを用いて製
    造され、JIS B 0601で定義される紙の二次元表面粗さ(R
    a)が0.02〜0.15μmであることを特徴とする両面艶消し
    塗被紙。
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