JPH0860596A - 顔料塗被紙及びその製造方法 - Google Patents
顔料塗被紙及びその製造方法Info
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- JPH0860596A JPH0860596A JP6190327A JP19032794A JPH0860596A JP H0860596 A JPH0860596 A JP H0860596A JP 6190327 A JP6190327 A JP 6190327A JP 19032794 A JP19032794 A JP 19032794A JP H0860596 A JPH0860596 A JP H0860596A
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い光沢感及び均質感を発現する顔料塗被
紙、及びその製造方法を提供する。 【構成】 主成分として顔料及び接着剤からなる塗被
組成物を塗設した顔料塗被紙を、ロール表面に、セラミ
ックもしくはサーメットを溶射し、該溶射ロール表面の
中心線平均粗さRa(JIS B 0601)が0.3
μm以上5.0μm以下であり、且つ粗さ曲線の振幅分
布曲線の3次モーメントであるSKEWNESSが−
1.0以上である粗面ロールと、弾性ロールとからなる
ニップを、該顔料塗被紙の塗被面側が接するように少な
くとも1回通過させることにより、顔料塗被紙表面に3
次元粗さの中心面に平行で中心面より2μm谷側にある
断面での谷の数が、1mm2 当り50〜300個設けた
ことを特徴とする顔料塗被紙及びその製造方法。
紙、及びその製造方法を提供する。 【構成】 主成分として顔料及び接着剤からなる塗被
組成物を塗設した顔料塗被紙を、ロール表面に、セラミ
ックもしくはサーメットを溶射し、該溶射ロール表面の
中心線平均粗さRa(JIS B 0601)が0.3
μm以上5.0μm以下であり、且つ粗さ曲線の振幅分
布曲線の3次モーメントであるSKEWNESSが−
1.0以上である粗面ロールと、弾性ロールとからなる
ニップを、該顔料塗被紙の塗被面側が接するように少な
くとも1回通過させることにより、顔料塗被紙表面に3
次元粗さの中心面に平行で中心面より2μm谷側にある
断面での谷の数が、1mm2 当り50〜300個設けた
ことを特徴とする顔料塗被紙及びその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白紙面及び印刷面の平
坦感に優れ、且つ高い光沢感を発現する顔料塗被紙とそ
の製造方法に関する。
坦感に優れ、且つ高い光沢感を発現する顔料塗被紙とそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原紙上に主成分として顔料及び接着剤か
らなる塗被層を設けた顔料塗被紙は、平滑性が高く、イ
ンキ受理性に優れ、印刷に適している。従来から高級感
に富む顔料塗被紙(以下、塗被紙)とは、優れた色再現
性と光沢感を備えたものであり、一般に高い印刷光沢を
有していた。又、高い印刷光沢を得るために、高い白紙
光沢を有していた。
らなる塗被層を設けた顔料塗被紙は、平滑性が高く、イ
ンキ受理性に優れ、印刷に適している。従来から高級感
に富む顔料塗被紙(以下、塗被紙)とは、優れた色再現
性と光沢感を備えたものであり、一般に高い印刷光沢を
有していた。又、高い印刷光沢を得るために、高い白紙
光沢を有していた。
【0003】ところが近年、絵と文字が混在する印刷物
において、白紙光沢の高いものは文字部でギラツキを生
じるため、白紙光沢を低くしたダル、マットと呼ばれる
艶消し塗被紙が多く用いられるようになってきた。一般
的に、白紙光沢を低くすることは印刷光沢をも低くする
傾向にあるが、白紙光沢と印刷光沢の差が大きいと印刷
光沢が低くても光沢感を発現することが知られている。
又、艶消し塗被紙では、白紙光沢が低いために均質感を
生じやすく高級感を付与しやすいという特長がある。従
って、艶消し塗被紙は、最終的に光沢感、均質感という
主観的な評価をされるものである。
において、白紙光沢の高いものは文字部でギラツキを生
じるため、白紙光沢を低くしたダル、マットと呼ばれる
艶消し塗被紙が多く用いられるようになってきた。一般
的に、白紙光沢を低くすることは印刷光沢をも低くする
傾向にあるが、白紙光沢と印刷光沢の差が大きいと印刷
光沢が低くても光沢感を発現することが知られている。
又、艶消し塗被紙では、白紙光沢が低いために均質感を
生じやすく高級感を付与しやすいという特長がある。従
って、艶消し塗被紙は、最終的に光沢感、均質感という
主観的な評価をされるものである。
【0004】この様な特性を持つ艶消し塗被紙を得るた
めの手段として、古くから2つの手段が採られてきた。
一つは、粒度の粗い顔料を用いる手段であり、もう一つ
は、多段スーパーカレンダ処理を行わず、光沢を付けな
いという手段である。前者は、用いる顔料と接着剤の種
類と量のバランスで白紙光沢、印刷光沢の最適化を図る
手法であり、後者は、一つには軽いカレンダ仕上げによ
る手法と、他に表面を粗面化した粗面ロールによる手法
が挙げられる。これら3種類の手法には、いずれの場合
も利点、欠点が掲げられる。
めの手段として、古くから2つの手段が採られてきた。
一つは、粒度の粗い顔料を用いる手段であり、もう一つ
は、多段スーパーカレンダ処理を行わず、光沢を付けな
いという手段である。前者は、用いる顔料と接着剤の種
類と量のバランスで白紙光沢、印刷光沢の最適化を図る
手法であり、後者は、一つには軽いカレンダ仕上げによ
る手法と、他に表面を粗面化した粗面ロールによる手法
が挙げられる。これら3種類の手法には、いずれの場合
も利点、欠点が掲げられる。
【0005】第一の粒度の粗い顔料を用いる手法は、求
める特性を得るためには顔料の種類及び使用量が限られ
るため、手替わりが発生して操業性に劣ると同時に高い
光沢感を得難いという欠点が存在した。
める特性を得るためには顔料の種類及び使用量が限られ
るため、手替わりが発生して操業性に劣ると同時に高い
光沢感を得難いという欠点が存在した。
【0006】第二の軽いカレンダ仕上げによる手法は、
塗被紙を低いスーパーカレンダ線圧もしくはソフトカレ
ンダで仕上げる手法であり、一般的に白紙光沢を低く保
ち、艶出し配合の塗被紙をそのまま利用できる利点はあ
るものの、印刷に必要とされる平滑性に劣り、高級感を
得難いという欠点があった。
塗被紙を低いスーパーカレンダ線圧もしくはソフトカレ
ンダで仕上げる手法であり、一般的に白紙光沢を低く保
ち、艶出し配合の塗被紙をそのまま利用できる利点はあ
るものの、印刷に必要とされる平滑性に劣り、高級感を
得難いという欠点があった。
【0007】第三の粗面ロールによる手法は、表面を粗
面化したロール(以下、粗面ロール)で塗被紙を仕上げ
る手法である(例えば、特公昭47−85号公報)。か
かる手法によれば、粗面ロール表面が磨耗するという大
きな課題はあるものの、粗面ロールの交換或は粗面ロー
ルのニップ線圧の可変化によって、種々の艶消し面に変
更できること、使用する顔料を艶出し塗被紙と同一にす
ることができ、生産効率を低下させないこと、粗面ロー
ルによる粗面化処理と通常のカレンダによる平滑化処理
を組み合わせることで片面艶消し塗被紙、両面艶消し塗
被紙を同様の方法で製造できること等、艶消し塗被紙の
種々の要求に応えることができ、非常に価値のある技術
といえることは確かである。
面化したロール(以下、粗面ロール)で塗被紙を仕上げ
る手法である(例えば、特公昭47−85号公報)。か
かる手法によれば、粗面ロール表面が磨耗するという大
きな課題はあるものの、粗面ロールの交換或は粗面ロー
ルのニップ線圧の可変化によって、種々の艶消し面に変
更できること、使用する顔料を艶出し塗被紙と同一にす
ることができ、生産効率を低下させないこと、粗面ロー
ルによる粗面化処理と通常のカレンダによる平滑化処理
を組み合わせることで片面艶消し塗被紙、両面艶消し塗
被紙を同様の方法で製造できること等、艶消し塗被紙の
種々の要求に応えることができ、非常に価値のある技術
といえることは確かである。
【0008】この手法に関しては、これまで多くの技術
が開示されており、その内容は、粗面ロールの最大粗さ
(Rmax:JIS B0601)、平均粗さ(Ra:JI
SB0601)の規定、処理温度、ニップを形成する弾
性ロールの材質、硬度の規定及び塗被層を形成する塗布
液の顔料及びバインダーの種類、量の規定というもので
ある(例えば、特開平1−162892号、同1−25
0493号、同2−175990号、同1−26009
4号、同3−260198号、同4−091294号、
同4−119192号、同4−109199号、同5−
214699号、同4−153396号等の各公報)。
が開示されており、その内容は、粗面ロールの最大粗さ
(Rmax:JIS B0601)、平均粗さ(Ra:JI
SB0601)の規定、処理温度、ニップを形成する弾
性ロールの材質、硬度の規定及び塗被層を形成する塗布
液の顔料及びバインダーの種類、量の規定というもので
ある(例えば、特開平1−162892号、同1−25
0493号、同2−175990号、同1−26009
4号、同3−260198号、同4−091294号、
同4−119192号、同4−109199号、同5−
214699号、同4−153396号等の各公報)。
【0009】しかしながら、そのようにして得られた塗
被紙では、一般に、印刷に必要な平滑性が必ずしも満足
できるものでなかったり、光沢感に劣っていた。そこ
で、印刷光沢に優れたサチンホワイトを顔料として用い
る手法(特公昭59−53956号公報)が開示されて
いるが、塗布液の配合に制限を加える結果となり、粗面
ロールを用いるメリットを充分には生かせないでいた。
被紙では、一般に、印刷に必要な平滑性が必ずしも満足
できるものでなかったり、光沢感に劣っていた。そこ
で、印刷光沢に優れたサチンホワイトを顔料として用い
る手法(特公昭59−53956号公報)が開示されて
いるが、塗布液の配合に制限を加える結果となり、粗面
ロールを用いるメリットを充分には生かせないでいた。
【0010】更に、表面粗さを細かく規定した粗面ロー
ルを用いる手法(特開平5−209394号公報)が開
示されている。この手法では粗面ロール表面の凹凸の大
きさを規定してはいるものの、その表面形状を規定して
いないため、必ずしも効果のあるものではなかった。
又、粗面ロールに硬質メッキロールを使用しているた
め、操業中の粗面ロール表面の磨耗に伴う塗被紙品質の
変化は避け難いものがあった。
ルを用いる手法(特開平5−209394号公報)が開
示されている。この手法では粗面ロール表面の凹凸の大
きさを規定してはいるものの、その表面形状を規定して
いないため、必ずしも効果のあるものではなかった。
又、粗面ロールに硬質メッキロールを使用しているた
め、操業中の粗面ロール表面の磨耗に伴う塗被紙品質の
変化は避け難いものがあった。
【0011】粗面ロールの磨耗に関しては、ロール表面
に硬質メッキを施した粗面ロールであっても、塗被紙顔
料分が研磨剤の働きをすることを考えると耐磨耗性もあ
まり期待できない。磨耗に対してロール交換という管理
で対応する事は生産効率を低下させるため、粗面ロール
を使用するメリットを失う結果となる。
に硬質メッキを施した粗面ロールであっても、塗被紙顔
料分が研磨剤の働きをすることを考えると耐磨耗性もあ
まり期待できない。磨耗に対してロール交換という管理
で対応する事は生産効率を低下させるため、粗面ロール
を使用するメリットを失う結果となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、粗面ロ
ールを使用して、光沢感を高く保持した顔料塗被紙を製
造できないかを鋭意検討した結果、粗面ロールの表面形
状が、該ロールを使用して得られた顔料塗被紙の光沢感
に大きく影響することに着目し、粗面ロールの表面形状
を突起を刻んだものに改良し、顔料塗被紙表面に小さく
深い細孔を適当数設けることで、光沢感に優れ均質感に
富む顔料塗被紙が得られることを見いだした。
ールを使用して、光沢感を高く保持した顔料塗被紙を製
造できないかを鋭意検討した結果、粗面ロールの表面形
状が、該ロールを使用して得られた顔料塗被紙の光沢感
に大きく影響することに着目し、粗面ロールの表面形状
を突起を刻んだものに改良し、顔料塗被紙表面に小さく
深い細孔を適当数設けることで、光沢感に優れ均質感に
富む顔料塗被紙が得られることを見いだした。
【0013】更に、粗面ロールを実際に使用する際に問
題となる耐磨耗性についても同時に粗面ロール材質面か
ら検討を進めた結果、粒子硬度の高いセラミックもしく
はサーメットを表面に溶射したロールを使用する事で、
上記の問題が解決することを見い出した。
題となる耐磨耗性についても同時に粗面ロール材質面か
ら検討を進めた結果、粒子硬度の高いセラミックもしく
はサーメットを表面に溶射したロールを使用する事で、
上記の問題が解決することを見い出した。
【0014】従って、本発明の目的は、高い光沢感を発
現し、均質感に富む高級感溢れる顔料塗被紙を得るこ
と、及びその製造方法を提供することである。詳しく
は、優れた光沢感及び均質感を有するための顔料塗被紙
の表面粗さの条件と、これを達成するための粗面ロール
の表面形状の条件を提供し、更には粗面ロールを操業す
る上で問題となるロールの磨耗を解決する手段を提供す
るものである。
現し、均質感に富む高級感溢れる顔料塗被紙を得るこ
と、及びその製造方法を提供することである。詳しく
は、優れた光沢感及び均質感を有するための顔料塗被紙
の表面粗さの条件と、これを達成するための粗面ロール
の表面形状の条件を提供し、更には粗面ロールを操業す
る上で問題となるロールの磨耗を解決する手段を提供す
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の顔料塗被
紙は、原紙上に主成分として顔料及び接着剤からなる塗
被層を設けた顔料塗被紙において、該塗被層面の3次元
表面粗さの中心面に平行、且つ該中心面より2μm谷側
にある断面での谷の数が、1mm2 当り50〜300個
であることを特徴とするものである。
紙は、原紙上に主成分として顔料及び接着剤からなる塗
被層を設けた顔料塗被紙において、該塗被層面の3次元
表面粗さの中心面に平行、且つ該中心面より2μm谷側
にある断面での谷の数が、1mm2 当り50〜300個
であることを特徴とするものである。
【0016】又、本発明の顔料塗被紙の製造方法は、セ
ラミックもしくはサーメットを表面に溶射した粗面ロー
ルで、中心線平均粗さRa (JIS B0601)が
0.3〜5.0μm、且つ粗さ曲線の振幅分布曲線の3
次モーメントであるSKEWNESSが−1.0以上で
ある該粗面ロールを用い、原紙上に主成分として顔料及
び接着剤からなる塗被組成物を塗設した顔料塗被紙の塗
被層面側が該粗面ロールに接するように、該粗面ロール
と弾性ロールで構成されるカレンダニップに少なくとも
1回以上顔料塗被紙を通過させて製造することを特徴と
するものである。
ラミックもしくはサーメットを表面に溶射した粗面ロー
ルで、中心線平均粗さRa (JIS B0601)が
0.3〜5.0μm、且つ粗さ曲線の振幅分布曲線の3
次モーメントであるSKEWNESSが−1.0以上で
ある該粗面ロールを用い、原紙上に主成分として顔料及
び接着剤からなる塗被組成物を塗設した顔料塗被紙の塗
被層面側が該粗面ロールに接するように、該粗面ロール
と弾性ロールで構成されるカレンダニップに少なくとも
1回以上顔料塗被紙を通過させて製造することを特徴と
するものである。
【0017】以下、本発明の顔料塗被紙及びその製造方
法について、詳細に説明する。
法について、詳細に説明する。
【0018】本発明では、顔料塗被紙を粗面ロールを使
用したカレンダニップにより粗面化処理する事で、優れ
た光沢感及び均質感を発現する顔料塗被紙が得られる。
即ち、本発明によれば、顔料塗被紙表面の粗面化に起因
する光沢感の低下が無く、且つ原紙坪量及び塗布量の変
動による微少な質量ムラに起因する不均質感が無い顔料
塗被紙が得られるわけである。
用したカレンダニップにより粗面化処理する事で、優れ
た光沢感及び均質感を発現する顔料塗被紙が得られる。
即ち、本発明によれば、顔料塗被紙表面の粗面化に起因
する光沢感の低下が無く、且つ原紙坪量及び塗布量の変
動による微少な質量ムラに起因する不均質感が無い顔料
塗被紙が得られるわけである。
【0019】顔料塗被紙表面の粗面化に起因する光沢感
の低下は、顔料塗被紙表面の凹凸形状を非常に平坦な表
面に深い細孔が適当数空いているものにすることで解決
される。この凹凸形状を記述するためには、顔料塗被紙
の表面粗さ測定(JIS B0601)が必須であり、
平均粗さ(Ra)や最大粗さ(Rmax)の規定が考え
られる。平均粗さ(Ra)は、細孔の数が増加するにつ
れて大きくなるが、細孔の大きさ、深さにも依存するた
め、上記の表面凹凸形状を記述するには不十分である。
更に、最大粗さ(Rmax)は、測定部の1点の情報し
か与えないため、たとえ平均粗さ(Ra)と共に規定さ
れたとしても充分な記述とはいえない。
の低下は、顔料塗被紙表面の凹凸形状を非常に平坦な表
面に深い細孔が適当数空いているものにすることで解決
される。この凹凸形状を記述するためには、顔料塗被紙
の表面粗さ測定(JIS B0601)が必須であり、
平均粗さ(Ra)や最大粗さ(Rmax)の規定が考え
られる。平均粗さ(Ra)は、細孔の数が増加するにつ
れて大きくなるが、細孔の大きさ、深さにも依存するた
め、上記の表面凹凸形状を記述するには不十分である。
更に、最大粗さ(Rmax)は、測定部の1点の情報し
か与えないため、たとえ平均粗さ(Ra)と共に規定さ
れたとしても充分な記述とはいえない。
【0020】そこで、本発明では、顔料塗被紙表面の3
次元表面粗さ測定を行うことが求められる。前述したよ
うに、顔料塗被紙表面の凹凸形状は、小さく深い細孔が
適当数空いていることが求められるため、3次元表面粗
さ測定での谷の数が規定されなくてはならない。しかし
ながら、3次元表面粗さ測定結果の中心面で谷の数を評
価する場合、顔料塗被紙の微少な質量変動に伴う凹凸
や、原紙を形成するパルプ繊維自身の凹凸にさえも影響
を受けてしまい、細孔の特徴を正しく捉えることができ
ない。従って、顔料塗被紙の表面形状は、3次元表面粗
さ測定の中心面に平行で且つ該中心面より2μm谷側に
ある断面で評価することが適当であり、これまでの検討
結果から顔料塗被紙に求められる特徴は、該断面での谷
の数が、1mm2 当り50〜300個、好ましくは10
0〜200個であることである。
次元表面粗さ測定を行うことが求められる。前述したよ
うに、顔料塗被紙表面の凹凸形状は、小さく深い細孔が
適当数空いていることが求められるため、3次元表面粗
さ測定での谷の数が規定されなくてはならない。しかし
ながら、3次元表面粗さ測定結果の中心面で谷の数を評
価する場合、顔料塗被紙の微少な質量変動に伴う凹凸
や、原紙を形成するパルプ繊維自身の凹凸にさえも影響
を受けてしまい、細孔の特徴を正しく捉えることができ
ない。従って、顔料塗被紙の表面形状は、3次元表面粗
さ測定の中心面に平行で且つ該中心面より2μm谷側に
ある断面で評価することが適当であり、これまでの検討
結果から顔料塗被紙に求められる特徴は、該断面での谷
の数が、1mm2 当り50〜300個、好ましくは10
0〜200個であることである。
【0021】上記のように、規定された谷の数が50個
より少ないということは、顔料塗被紙表面に大きい窪み
が空いているか、或は顔料塗被紙表面が非常に平滑であ
ることを意味する。顔料塗被紙表面に大きな窪みが空い
ていると、印刷面でインキの沈み込みを生じ光沢感が低
下し、又、顔料塗被紙表面が非常に平滑であると、印刷
面にチラツキ感を生じたり、いびつな光沢ムラを生じる
ため、均質感に富む面感が得られない。又、谷の数が3
00個より多いと、逆に高い光沢感を得るのに充分平滑
な顔料塗被紙表面が得にくかったり、塗布層そのものの
強度が低下して印刷時のトラブルとなることがある。
より少ないということは、顔料塗被紙表面に大きい窪み
が空いているか、或は顔料塗被紙表面が非常に平滑であ
ることを意味する。顔料塗被紙表面に大きな窪みが空い
ていると、印刷面でインキの沈み込みを生じ光沢感が低
下し、又、顔料塗被紙表面が非常に平滑であると、印刷
面にチラツキ感を生じたり、いびつな光沢ムラを生じる
ため、均質感に富む面感が得られない。又、谷の数が3
00個より多いと、逆に高い光沢感を得るのに充分平滑
な顔料塗被紙表面が得にくかったり、塗布層そのものの
強度が低下して印刷時のトラブルとなることがある。
【0022】本発明では、上記の表面形状を顔料塗被紙
表面に付与するために、粗面ロールと弾性ロールとで形
成されるカレンダニップに顔料塗被紙を通す粗面化処理
をする必要があるが、粗面ロールとしてセラミックもし
くはサーメットを表面に溶射したロールを使用すること
が求められる。従来、粗面ロールとして使用されてきた
鋼鉄乃至合金製ロールに、サンドブラスト法、腐食法、
彫刻法などによってロール表面に所望の粗さを付与した
もの、並びにその表面にクロムメッキ処理を施したもの
で、実操業上で問題となっていた粗面ロールの耐磨耗性
の不足を、該溶射ロールを使用することで解決すること
ができる。
表面に付与するために、粗面ロールと弾性ロールとで形
成されるカレンダニップに顔料塗被紙を通す粗面化処理
をする必要があるが、粗面ロールとしてセラミックもし
くはサーメットを表面に溶射したロールを使用すること
が求められる。従来、粗面ロールとして使用されてきた
鋼鉄乃至合金製ロールに、サンドブラスト法、腐食法、
彫刻法などによってロール表面に所望の粗さを付与した
もの、並びにその表面にクロムメッキ処理を施したもの
で、実操業上で問題となっていた粗面ロールの耐磨耗性
の不足を、該溶射ロールを使用することで解決すること
ができる。
【0023】又、本発明に使用する粗面ロールを製造す
る方法は、溶射法を用いることが特徴であり、ロッドス
プレイ法、プラズマパウダースプレイ法を挙げることが
できる。セラミック及びサーメットの組成物としては、
Al2O3 、TiO2、SiO2、Fe2O3、MgO、C
aO、Cr2O3、ZrO2、Y2O3、C、MnO2 、K2
O、Na2O、などが挙げられる。
る方法は、溶射法を用いることが特徴であり、ロッドス
プレイ法、プラズマパウダースプレイ法を挙げることが
できる。セラミック及びサーメットの組成物としては、
Al2O3 、TiO2、SiO2、Fe2O3、MgO、C
aO、Cr2O3、ZrO2、Y2O3、C、MnO2 、K2
O、Na2O、などが挙げられる。
【0024】又、粗面ロールの表面形状として求められ
る条件は、ロール表面の平均粗さRa(JIS B06
01)が0.3μm〜5.0μmであり、且つ粗さ曲線
の振幅分布曲線の3次元モーメントであるSKEWNE
SSが−1.0以上であることである。
る条件は、ロール表面の平均粗さRa(JIS B06
01)が0.3μm〜5.0μmであり、且つ粗さ曲線
の振幅分布曲線の3次元モーメントであるSKEWNE
SSが−1.0以上であることである。
【0025】粗面ロール表面の平均粗さRaが0.3μ
mより小さいと、顔料塗被紙表面への粗面化効果が充分
でなくなり、顔料塗被紙表面の均質感が得られない。逆
に、平均粗さRaが5.0μmより大きいと、顔料塗被
紙表面の平滑性が低下し、充分に高い光沢感が得られな
くなったり、塗布層の強度の低下を招き、印刷時のトラ
ブルを生じる結果となる。
mより小さいと、顔料塗被紙表面への粗面化効果が充分
でなくなり、顔料塗被紙表面の均質感が得られない。逆
に、平均粗さRaが5.0μmより大きいと、顔料塗被
紙表面の平滑性が低下し、充分に高い光沢感が得られな
くなったり、塗布層の強度の低下を招き、印刷時のトラ
ブルを生じる結果となる。
【0026】顔料塗被紙表面には、前述したように、平
坦な面に深い細孔を適当数設けることが求められるた
め、粗面ロールの表面は突起を刻んだものにする必要が
ある。この粗面ロール表面形状を記述するためには平均
粗さの規定だけでは不充分であるため、本発明では表面
粗さ曲線の振幅分布曲線の3次元モーメントであるSK
EWNESSを導入した。
坦な面に深い細孔を適当数設けることが求められるた
め、粗面ロールの表面は突起を刻んだものにする必要が
ある。この粗面ロール表面形状を記述するためには平均
粗さの規定だけでは不充分であるため、本発明では表面
粗さ曲線の振幅分布曲線の3次元モーメントであるSK
EWNESSを導入した。
【0027】SKEWNESS(ISO 4287/1
−1984)とは、表面粗さ測定を行って得られる粗さ
曲線の振幅分布曲線の中心線に対する対称性を示すパラ
メータで、粗さ曲線の中心線をX軸、縦倍率の方向をZ
軸として粗さ曲線をZ=f(x)で表した場合、下記数
1で定義される。
−1984)とは、表面粗さ測定を行って得られる粗さ
曲線の振幅分布曲線の中心線に対する対称性を示すパラ
メータで、粗さ曲線の中心線をX軸、縦倍率の方向をZ
軸として粗さ曲線をZ=f(x)で表した場合、下記数
1で定義される。
【0028】
【数1】
【0029】式中、Rsk:SKEWNESS、L:評
価長さ、Rq:自乗平均粗さ、であり、自乗平均粗さR
qは次式で定義されるものである。
価長さ、Rq:自乗平均粗さ、であり、自乗平均粗さR
qは次式で定義されるものである。
【0030】
【数2】
【0031】図7に示すように、振幅分布曲線のピーク
が、中心線より上側、即ち凸側に偏っている場合は、S
KEWNESSは0より小さくなり(図7a)、逆に下
側、即ち凹側に偏っている場合は、SKEWNESSは
0より大きくなる(図7c)。図7bに示されるよう
に、振幅分布曲線のピークが、中心線付近にある場合
は、SKEWNESSはほぼ0となる。
が、中心線より上側、即ち凸側に偏っている場合は、S
KEWNESSは0より小さくなり(図7a)、逆に下
側、即ち凹側に偏っている場合は、SKEWNESSは
0より大きくなる(図7c)。図7bに示されるよう
に、振幅分布曲線のピークが、中心線付近にある場合
は、SKEWNESSはほぼ0となる。
【0032】本発明では、粗面ロールの表面形状が突起
を刻んだものであることが求められるが、そのような粗
面ロールの表面粗さを測定した場合、得られる粗さ曲線
に対する振幅分布曲線のピークは、中心線より下側(凹
側)に偏っているか、中心線付近にあるため、SKEW
NESSが−1.0以上、好ましくは0.0以上である
ことが求められる。これに対して、表面を研磨して仕上
げたロールでは、非常に平坦な面に少数の細孔が空く表
面形状となり、表面粗さ測定を行って得られる粗さ曲線
に対する振幅分布曲線のピークは、中心線より上側(凸
側)に偏り、SKEWNESSは−1.0より小さくな
る。
を刻んだものであることが求められるが、そのような粗
面ロールの表面粗さを測定した場合、得られる粗さ曲線
に対する振幅分布曲線のピークは、中心線より下側(凹
側)に偏っているか、中心線付近にあるため、SKEW
NESSが−1.0以上、好ましくは0.0以上である
ことが求められる。これに対して、表面を研磨して仕上
げたロールでは、非常に平坦な面に少数の細孔が空く表
面形状となり、表面粗さ測定を行って得られる粗さ曲線
に対する振幅分布曲線のピークは、中心線より上側(凸
側)に偏り、SKEWNESSは−1.0より小さくな
る。
【0033】粗面ロールの対となる弾性ロールについて
は、弾性体の材質は特に限定されず、コットン、アスベ
スト、ウール、プラスチック、ゴム等公知のものが使用
できる。被覆弾性体の条件は柔らかすぎると顔料塗被紙
表面の粗面化効果が不十分となり、又、操業中の耐久性
に問題が生じる。逆に、硬すぎると顔料塗被紙表面にい
びつな平滑むらが付く。故に、適度な弾性体被覆ロール
硬度条件としては、ショアーD硬度で70゜〜90゜の
範囲で選択されるが、処理速度、顔料塗被紙坪量及び目
標とする厚み等に応じて選択される。
は、弾性体の材質は特に限定されず、コットン、アスベ
スト、ウール、プラスチック、ゴム等公知のものが使用
できる。被覆弾性体の条件は柔らかすぎると顔料塗被紙
表面の粗面化効果が不十分となり、又、操業中の耐久性
に問題が生じる。逆に、硬すぎると顔料塗被紙表面にい
びつな平滑むらが付く。故に、適度な弾性体被覆ロール
硬度条件としては、ショアーD硬度で70゜〜90゜の
範囲で選択されるが、処理速度、顔料塗被紙坪量及び目
標とする厚み等に応じて選択される。
【0034】粗面化処理の順序については、顔料塗被紙
を粗面化処理のみで仕上げる方法、顔料塗被紙を粗面化
処理した後にソフトカレンダ或はスーパーカレンダ処理
する方法、ソフトカレンダ或はスーパーカレンダ処理を
した後に粗面化処理する方法、スーパーカレンダの硬質
ロールの少なくとも1本を粗面ロールにする方法が挙げ
られるが、塗布液の配合、要求される品質、特性で変わ
るものであり、特に限定されるものではない。
を粗面化処理のみで仕上げる方法、顔料塗被紙を粗面化
処理した後にソフトカレンダ或はスーパーカレンダ処理
する方法、ソフトカレンダ或はスーパーカレンダ処理を
した後に粗面化処理する方法、スーパーカレンダの硬質
ロールの少なくとも1本を粗面ロールにする方法が挙げ
られるが、塗布液の配合、要求される品質、特性で変わ
るものであり、特に限定されるものではない。
【0035】従って、粗面ロールと弾性ロールとで構成
されるカレンダニップは、例えば、図1に示されるよう
な塗布装置のリーラー前に設置されたカレンダ装置、図
2に示されるようなマットカレンダ装置、図3に示され
るような多段スーパーカレンダ装置のスタックの前、図
4に示されるような多段スーパーカレンダ装置のリーラ
ーの前、図5に示されるような多段スーパーカレンダ装
置、に設置される。
されるカレンダニップは、例えば、図1に示されるよう
な塗布装置のリーラー前に設置されたカレンダ装置、図
2に示されるようなマットカレンダ装置、図3に示され
るような多段スーパーカレンダ装置のスタックの前、図
4に示されるような多段スーパーカレンダ装置のリーラ
ーの前、図5に示されるような多段スーパーカレンダ装
置、に設置される。
【0036】図1から図5に示されるカレンダ装置で
は、顔料塗被紙の片面を処理することができるが、顔料
塗被紙の両面を粗面化処理するには、本発明による粗面
ロールと弾性ロールとで構成されるカレンダニップを、
もう一方の塗被面を処理できるように配置するか、或は
一度片面を粗面化処理した顔料塗被紙を、もう一方の塗
被面が粗面化処理されるように、再び本発明による粗面
ロールと弾性ロールから構成されるカレンダニップを通
過させて粗面化処理すればよい。
は、顔料塗被紙の片面を処理することができるが、顔料
塗被紙の両面を粗面化処理するには、本発明による粗面
ロールと弾性ロールとで構成されるカレンダニップを、
もう一方の塗被面を処理できるように配置するか、或は
一度片面を粗面化処理した顔料塗被紙を、もう一方の塗
被面が粗面化処理されるように、再び本発明による粗面
ロールと弾性ロールから構成されるカレンダニップを通
過させて粗面化処理すればよい。
【0037】勿論、粗面化処理を顔料塗被紙に施す際
に、ライン速度、カレンダ線圧、ロール表面温度、スチ
ームシャワーの使用、塗布液の配合、カレンダ処理順序
により転写効率が異なり、結果的に均質感、及び光沢感
に影響を及ぼすことは十分に考えられる。しかしなが
ら、様々な品質要求に対して高い光沢感を有し、且つ均
質感に富み高級感溢れる顔料塗被紙を提供するために
は、本発明に記載される表面形状の条件を満たす粗面ロ
ールにより粗面化処理することが必要条件であり、所望
の顔料塗被紙の面感を得るためにこれらの操業条件を変
更することは構わない。
に、ライン速度、カレンダ線圧、ロール表面温度、スチ
ームシャワーの使用、塗布液の配合、カレンダ処理順序
により転写効率が異なり、結果的に均質感、及び光沢感
に影響を及ぼすことは十分に考えられる。しかしなが
ら、様々な品質要求に対して高い光沢感を有し、且つ均
質感に富み高級感溢れる顔料塗被紙を提供するために
は、本発明に記載される表面形状の条件を満たす粗面ロ
ールにより粗面化処理することが必要条件であり、所望
の顔料塗被紙の面感を得るためにこれらの操業条件を変
更することは構わない。
【0038】本発明における顔料塗被紙とは、原紙の片
面或は両面に、主成分として顔料及び接着剤からなる塗
被組成物の塗布量が、乾燥重量規準で片面当り5g/m2以
上、好ましくは8g/m2以上となるように1層以上塗設し
たものを指す。塗布量が5g/m2より少ないと、充分に高
い光沢感、及び均質感を得にくいことがあり、又、粗面
ロールによる処理を施した場合に、塗被層が破壊される
おそれがある。
面或は両面に、主成分として顔料及び接着剤からなる塗
被組成物の塗布量が、乾燥重量規準で片面当り5g/m2以
上、好ましくは8g/m2以上となるように1層以上塗設し
たものを指す。塗布量が5g/m2より少ないと、充分に高
い光沢感、及び均質感を得にくいことがあり、又、粗面
ロールによる処理を施した場合に、塗被層が破壊される
おそれがある。
【0039】本発明において、用いることができる原紙
としては、一般に使用される上質紙、中質紙、更紙、マ
シンコート紙、アート紙、キャストコート紙、合成紙、
レジンコーテッド紙、プラスチックフィルム等を例外な
く含む。
としては、一般に使用される上質紙、中質紙、更紙、マ
シンコート紙、アート紙、キャストコート紙、合成紙、
レジンコーテッド紙、プラスチックフィルム等を例外な
く含む。
【0040】本発明において、主成分として顔料及び接
着剤からなる塗被組成物とは、顔料と接着剤、その他添
加剤と共に水に溶解もしくは分散せしめた塗布液であ
り、該塗布液における顔料、接着剤、その他添加剤の固
形分濃度が、10〜70重量%のものを言う。顔料、接
着剤の配合割合は、一般に、顔料100重量部に対し、
接着剤が5重量部以上、好ましくは、10〜70重量部
であることが望ましい。
着剤からなる塗被組成物とは、顔料と接着剤、その他添
加剤と共に水に溶解もしくは分散せしめた塗布液であ
り、該塗布液における顔料、接着剤、その他添加剤の固
形分濃度が、10〜70重量%のものを言う。顔料、接
着剤の配合割合は、一般に、顔料100重量部に対し、
接着剤が5重量部以上、好ましくは、10〜70重量部
であることが望ましい。
【0041】本発明で用いられる顔料としては、カオリ
ン、クレー、炭酸カルシウム、サチンホワイト、酸化チ
タン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
硫酸カルシウム、シリカ、活性白土、レーキ、プラスチ
ックピグメント、バインダーピグメント等が挙げられ
る。
ン、クレー、炭酸カルシウム、サチンホワイト、酸化チ
タン、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
硫酸カルシウム、シリカ、活性白土、レーキ、プラスチ
ックピグメント、バインダーピグメント等が挙げられ
る。
【0042】本発明に用いられる接着剤としては、スチ
レン・ブタジエン系、酢ビ・アクリル系、エチレン・酢
ビ系、ブタジエン・メチルメタクリル系、酢ビ・ブチル
アクリレート系等の各種共重合体、ポリビニルアルコー
ル、無水マレイン酸共重合体、イソブテン・無水マレイ
ン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共
重合体等の合成系接着剤、酸化澱粉、エーテル化澱粉、
エステル化澱粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシュド
ライして得られる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆蛋白
等の天然系接着剤などのような一般に知られた接着剤が
挙げられる。又、必要に応じて、増粘剤、保水剤、耐水
化剤、着色剤等の通常の顔料塗被紙用顔料塗布液に配合
される各種助剤が適宜使用できる。
レン・ブタジエン系、酢ビ・アクリル系、エチレン・酢
ビ系、ブタジエン・メチルメタクリル系、酢ビ・ブチル
アクリレート系等の各種共重合体、ポリビニルアルコー
ル、無水マレイン酸共重合体、イソブテン・無水マレイ
ン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共
重合体等の合成系接着剤、酸化澱粉、エーテル化澱粉、
エステル化澱粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシュド
ライして得られる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆蛋白
等の天然系接着剤などのような一般に知られた接着剤が
挙げられる。又、必要に応じて、増粘剤、保水剤、耐水
化剤、着色剤等の通常の顔料塗被紙用顔料塗布液に配合
される各種助剤が適宜使用できる。
【0043】本発明において、塗被組成物の塗布に用い
ることができる塗布方式としては、ブレード、エアナイ
フ、ロッド、メータリングバー、カーテン、ダイ、リッ
プ、スライドホッパー、コンマ、マイクログラビア、ゲ
ートロール、パドル、グラビアロール、リバースロール
等の塗布方式が挙げられる。又、塗被層の塗布は、抄紙
機に付設してオンマシン形式で塗布する方式、抄紙機と
独立して、オフマシン形式で塗布する方式のいずれの方
式を採ることも可能である。
ることができる塗布方式としては、ブレード、エアナイ
フ、ロッド、メータリングバー、カーテン、ダイ、リッ
プ、スライドホッパー、コンマ、マイクログラビア、ゲ
ートロール、パドル、グラビアロール、リバースロール
等の塗布方式が挙げられる。又、塗被層の塗布は、抄紙
機に付設してオンマシン形式で塗布する方式、抄紙機と
独立して、オフマシン形式で塗布する方式のいずれの方
式を採ることも可能である。
【0044】
【実施例】以下では、本発明を実施例により詳細に説明
する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない
ことは言うまでもない。各実施例及び比較例で共通で用
いられる項目について説明をする。以下、特に指定の無
い場合は、%、部は全て重量単位とする。
する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない
ことは言うまでもない。各実施例及び比較例で共通で用
いられる項目について説明をする。以下、特に指定の無
い場合は、%、部は全て重量単位とする。
【0045】[原紙]炭酸カルシウムを填料とする坪量
68.7g/m2の中性紙を原紙とし、填料分を6%とし
た。サイズプレスは、酸化澱粉を絶乾塗布量4g/m2とな
るように塗布した。
68.7g/m2の中性紙を原紙とし、填料分を6%とし
た。サイズプレスは、酸化澱粉を絶乾塗布量4g/m2とな
るように塗布した。
【0046】[艶出し(グロス)配合の未処理紙]原紙
上に、以下の配合で示す塗布液を固形分濃度60%で調
整し、ブレードコーターで600m/分で両面塗布し
た。塗布量は、乾燥重量で片面当り4.5、6.0、
8.5、12.0g/m2の4種類の未処理紙を作製した。 カオリンクレー(商品名;UW90、ユンゲルハード製) 20部 カオリンクレー(商品名;HS、HUBER製) 60部 炭酸カルシウム(商品名;カービタル90、奥多摩工業製) 20部 バインダー(市販SBRラテックス) 10部 バインダー(市販燐酸エステル化澱粉) 3部 ポリアクリル酸ソーダ 0.1部 アンモニア水を用いてpH9〜9.5に調整
上に、以下の配合で示す塗布液を固形分濃度60%で調
整し、ブレードコーターで600m/分で両面塗布し
た。塗布量は、乾燥重量で片面当り4.5、6.0、
8.5、12.0g/m2の4種類の未処理紙を作製した。 カオリンクレー(商品名;UW90、ユンゲルハード製) 20部 カオリンクレー(商品名;HS、HUBER製) 60部 炭酸カルシウム(商品名;カービタル90、奥多摩工業製) 20部 バインダー(市販SBRラテックス) 10部 バインダー(市販燐酸エステル化澱粉) 3部 ポリアクリル酸ソーダ 0.1部 アンモニア水を用いてpH9〜9.5に調整
【0047】[艶消し(マット)配合の未処理紙]原紙
上に、以下の配合で示す塗布液を固形分濃度60%で調
整し、ブレードコーターで600m/分で両面塗布し
た。塗布量は、乾燥重量で片面当り4.5、6.0、
8.5、12.0g/m2の4種類の未処理紙を作製した。 カオリンクレー(商品名;HS、HUBER製) 20部 炭酸カルシウム(商品名;エスカロン1500、三協精粉) 80部 バインダー(市販SBRラテックス) 10部 バインダー(市販燐酸エステル化澱粉) 4部 ポリアクリル酸ソーダ 0.1部 アンモニア水を用いてpH9〜9.5に調整
上に、以下の配合で示す塗布液を固形分濃度60%で調
整し、ブレードコーターで600m/分で両面塗布し
た。塗布量は、乾燥重量で片面当り4.5、6.0、
8.5、12.0g/m2の4種類の未処理紙を作製した。 カオリンクレー(商品名;HS、HUBER製) 20部 炭酸カルシウム(商品名;エスカロン1500、三協精粉) 80部 バインダー(市販SBRラテックス) 10部 バインダー(市販燐酸エステル化澱粉) 4部 ポリアクリル酸ソーダ 0.1部 アンモニア水を用いてpH9〜9.5に調整
【0048】[スーパーカレンダ処理]上記のように作
製された未処理紙を、線圧250kg/cm、ライン速
度500m/分の条件下で、硬質鏡面ロールと弾性ロー
ルの組み合わせで構成される12段のスーパーカレンダ
で処理し、スーパーカレンダ処理紙(以下、スーパー処
理紙)を作製した。
製された未処理紙を、線圧250kg/cm、ライン速
度500m/分の条件下で、硬質鏡面ロールと弾性ロー
ルの組み合わせで構成される12段のスーパーカレンダ
で処理し、スーパーカレンダ処理紙(以下、スーパー処
理紙)を作製した。
【0049】[テストカレンダ]弾性ロールと硬質ロー
ルから構成される1ニップのテストカレンダであり、ロ
ール径500mm、有効面長は600mmである。弾性
ロールはショアーD硬度84゜の樹脂被覆ソフトロール
を使用した。硬質ロールは表1に示されるA〜Gの表面
粗さを持つ粗面ロール7本を適宜選択して使用した。A
〜Fの粗面ロールはグレイアルミナ(Al2O3、TiO
2、SiO2、Fe2O3)をプラズマスプレー法でロール
表面に溶射して作製されたロールである。A〜Eまでは
溶射後未研磨のロールであり、FはDを研磨したもので
ある。Gの粗面ロールは、金属ロール表面にサンドブラ
スト加工を施した後、クロムメッキをしたものである。
カレンダ処理線圧は100kg/cm、処理速度は15
0m/分であった。
ルから構成される1ニップのテストカレンダであり、ロ
ール径500mm、有効面長は600mmである。弾性
ロールはショアーD硬度84゜の樹脂被覆ソフトロール
を使用した。硬質ロールは表1に示されるA〜Gの表面
粗さを持つ粗面ロール7本を適宜選択して使用した。A
〜Fの粗面ロールはグレイアルミナ(Al2O3、TiO
2、SiO2、Fe2O3)をプラズマスプレー法でロール
表面に溶射して作製されたロールである。A〜Eまでは
溶射後未研磨のロールであり、FはDを研磨したもので
ある。Gの粗面ロールは、金属ロール表面にサンドブラ
スト加工を施した後、クロムメッキをしたものである。
カレンダ処理線圧は100kg/cm、処理速度は15
0m/分であった。
【0050】[粗面ロール表面粗さ測定]粗面ロールの
表面粗さ測定は、東京精密株式会社製のハンディーサー
フE−30Aを用い、粗面ロールの面長方向に触針の走
査方向が平行になるようにして行った。中心線平均粗さ
Raはこの装置の値を用い、SKEWNESSは粗さ曲
線の出力信号をコンピュータに取り込み、演算処理を行
って得た。
表面粗さ測定は、東京精密株式会社製のハンディーサー
フE−30Aを用い、粗面ロールの面長方向に触針の走
査方向が平行になるようにして行った。中心線平均粗さ
Raはこの装置の値を用い、SKEWNESSは粗さ曲
線の出力信号をコンピュータに取り込み、演算処理を行
って得た。
【0051】
【表1】
【0052】<実施例1〜3>片面当りの塗布量が1
2.0g/m2の艶出し配合のスーパー処理紙を、それぞれ
粗面ロールB〜Dで粗面化処理を施した。
2.0g/m2の艶出し配合のスーパー処理紙を、それぞれ
粗面ロールB〜Dで粗面化処理を施した。
【0053】<実施例4、5>実施例4及び5は、片面
当りの塗布量がそれぞれ8.5g/m2及び6.0g/m2であ
る以外は、実施例2と同様である。
当りの塗布量がそれぞれ8.5g/m2及び6.0g/m2であ
る以外は、実施例2と同様である。
【0054】<実施例6〜10>用紙に未処理紙を用い
た以外は、それぞれ実施例1〜5と同様である。
た以外は、それぞれ実施例1〜5と同様である。
【0055】<実施例11〜20>艶消し配合の顔料塗
被紙を用いた以外は、それぞれ実施例1〜10と同様で
ある。
被紙を用いた以外は、それぞれ実施例1〜10と同様で
ある。
【0056】<実施例21>実施例7と同様の条件で、
連続して60000mの処理を施した。
連続して60000mの処理を施した。
【0057】<比較例1〜3>片面当りの塗布量が1
2.0g/m2の艶出し配合のスーパー処理紙を、それぞれ
粗面ロールA、E、Fで粗面化処理を施した。
2.0g/m2の艶出し配合のスーパー処理紙を、それぞれ
粗面ロールA、E、Fで粗面化処理を施した。
【0058】<比較例4〜6>用紙に未処理紙を用いた
以外は、それぞれ比較例1〜3と同様である。
以外は、それぞれ比較例1〜3と同様である。
【0059】<比較例7、8>片面当りの塗布量が4.
5g/m2の艶出し配合の未処理紙、及びスーパー処理紙
を、粗面ロールCで粗面化処理を施したものである。
5g/m2の艶出し配合の未処理紙、及びスーパー処理紙
を、粗面ロールCで粗面化処理を施したものである。
【0060】<比較例9、10>艶消し配合の顔料塗被
紙を用いた以外は、それぞれ比較例7、8と同様であ
る。
紙を用いた以外は、それぞれ比較例7、8と同様であ
る。
【0061】<比較例11、12>片面当りの塗布量が
12.0g/m2である艶出し配合、及び艶消し配合の未処
理紙を、スーパーカレンダ処理したものである。
12.0g/m2である艶出し配合、及び艶消し配合の未処
理紙を、スーパーカレンダ処理したものである。
【0062】粗面ロールGを用いた以外、比較例4と同
様の処理を60000m連続して行った。
様の処理を60000m連続して行った。
【0063】表2に、これら実施例及び比較例で得られ
た顔料塗被紙の物性値及び評価結果を示すと共に、以下
でこれらの評価方法及び結果について更に説明する。
た顔料塗被紙の物性値及び評価結果を示すと共に、以下
でこれらの評価方法及び結果について更に説明する。
【0064】
【表2】
【0065】[平滑度]東英電子工業株式会社製、SM
−0A、スムースター平滑度計でJ.TAPPI N
o.5に従って測定した。
−0A、スムースター平滑度計でJ.TAPPI N
o.5に従って測定した。
【0066】[光沢度]JIS P8142に従い白紙
光沢は角度75度で測定した。又、ローランドオフセッ
ト印刷機(RVK−3)を用い墨、藍、赤、黄の多色印
刷を行い、単色は赤、重色は4色のベタ印刷部で印刷光
沢を角度60度で測定した。
光沢は角度75度で測定した。又、ローランドオフセッ
ト印刷機(RVK−3)を用い墨、藍、赤、黄の多色印
刷を行い、単色は赤、重色は4色のベタ印刷部で印刷光
沢を角度60度で測定した。
【0067】[顔料塗被紙表面粗さ]顔料塗被紙の表面
粗さ測定は、小坂研究所製の触針式三次元表面粗さ計サ
ーフコーダSE−30Kを用いて測定した。谷の数の算
出には、SE−30Kに付属の粒子解析ソフトを用い
た。図6に示される粗さ曲線を用いて顔料塗被紙の粗さ
特性について説明をする。この図における説明は2次元
モデルで説明するが、実際の測定は3次元である。本発
明での谷の数の算出は、ある測定長における粗さ曲線に
ついての中心線(面)に平行な線(面)を中心線(面)
から2μm谷側に引き、この直線と粗さ曲線の囲む部分
(斜線部分)の数を数えることである。
粗さ測定は、小坂研究所製の触針式三次元表面粗さ計サ
ーフコーダSE−30Kを用いて測定した。谷の数の算
出には、SE−30Kに付属の粒子解析ソフトを用い
た。図6に示される粗さ曲線を用いて顔料塗被紙の粗さ
特性について説明をする。この図における説明は2次元
モデルで説明するが、実際の測定は3次元である。本発
明での谷の数の算出は、ある測定長における粗さ曲線に
ついての中心線(面)に平行な線(面)を中心線(面)
から2μm谷側に引き、この直線と粗さ曲線の囲む部分
(斜線部分)の数を数えることである。
【0068】[面感]本実施例における処理を施した顔
料塗被紙印刷面の目視による面感評価を、光沢感、均質
感について行った。光沢感については、○:優れてい
る、△:普通、×:劣っている、の3段階評価を行っ
た。均質感については、◎:非常に均質である、○:均
質である、△:普通、×:ムラがある、の4段階評価を
行った。
料塗被紙印刷面の目視による面感評価を、光沢感、均質
感について行った。光沢感については、○:優れてい
る、△:普通、×:劣っている、の3段階評価を行っ
た。均質感については、◎:非常に均質である、○:均
質である、△:普通、×:ムラがある、の4段階評価を
行った。
【0069】[粗面ロール形状]実施例1〜3と比較例
1〜3の比較、及び実施例6〜8と比較例4〜6の比較
は、艶出し配合の顔料塗被紙において、それぞれスーパ
ー処理紙と塗抹紙でのロール形状の違いによる物性、面
感の違いを表したものである。これらの結果から、粗面
ロール表面の平均粗さRaが0.3μmより小さくなる
と、光沢感は発現するものの均質感に欠けることが分か
る。又、粗面ロール表面の平均粗さRaが5.0μmよ
り大きくなると、顔料塗被紙に均質感は得られるもの
の、光沢感が失われてしまう。更に、粗面ロール表面の
平均粗さRaが0.3〜5.0μmの範囲にあっても、
SKEWNESSが−1.0より小さいと、均質感が得
られない。
1〜3の比較、及び実施例6〜8と比較例4〜6の比較
は、艶出し配合の顔料塗被紙において、それぞれスーパ
ー処理紙と塗抹紙でのロール形状の違いによる物性、面
感の違いを表したものである。これらの結果から、粗面
ロール表面の平均粗さRaが0.3μmより小さくなる
と、光沢感は発現するものの均質感に欠けることが分か
る。又、粗面ロール表面の平均粗さRaが5.0μmよ
り大きくなると、顔料塗被紙に均質感は得られるもの
の、光沢感が失われてしまう。更に、粗面ロール表面の
平均粗さRaが0.3〜5.0μmの範囲にあっても、
SKEWNESSが−1.0より小さいと、均質感が得
られない。
【0070】以上のように、艶出し配合の顔料塗被紙に
対して有効であった粗面ロールは、実施例11〜13、
及び実施例16〜18に見られるように、艶消し配合の
塗抹紙に対しても高い光沢感と優れた均質感を発現して
いることが分かる。
対して有効であった粗面ロールは、実施例11〜13、
及び実施例16〜18に見られるように、艶消し配合の
塗抹紙に対しても高い光沢感と優れた均質感を発現して
いることが分かる。
【0071】[塗布量]実施例2、4、5と比較例7の
比較、及び実施例7、9、10と比較例8の比較は、艶
出し配合の顔料塗被紙において、塗布量の違いによる物
性、及び面感の違いを表したものである。これらの結果
から、片面当りの塗布量が5.0g/m2より少ないと原紙
面の影響を受けて顔料塗被紙表面が粗くなり、高い光沢
感及び均質感が得られなくなる。艶消し配合の顔料塗被
紙に対しても、塗布量の影響は実施例12、14、15
と比較例9の比較、及び実施例17、19、20と比較
例10の比較から、艶出し配合の顔料塗被紙と全く同じ
傾向にあることが分かる。
比較、及び実施例7、9、10と比較例8の比較は、艶
出し配合の顔料塗被紙において、塗布量の違いによる物
性、及び面感の違いを表したものである。これらの結果
から、片面当りの塗布量が5.0g/m2より少ないと原紙
面の影響を受けて顔料塗被紙表面が粗くなり、高い光沢
感及び均質感が得られなくなる。艶消し配合の顔料塗被
紙に対しても、塗布量の影響は実施例12、14、15
と比較例9の比較、及び実施例17、19、20と比較
例10の比較から、艶出し配合の顔料塗被紙と全く同じ
傾向にあることが分かる。
【0072】[粗面ロールの磨耗]実施例21と比較例
13は、粗面ロールの耐磨耗性を比較するものである。
各処理後、ロール表面粗さを測定したところ、実施例2
1の粗面ロールCはRa1.2、比較例13の粗面ロー
ルGはRa0.52となり、本発明によるセラミック溶
射による粗面ロールが耐磨耗性に優れていることが分か
る。
13は、粗面ロールの耐磨耗性を比較するものである。
各処理後、ロール表面粗さを測定したところ、実施例2
1の粗面ロールCはRa1.2、比較例13の粗面ロー
ルGはRa0.52となり、本発明によるセラミック溶
射による粗面ロールが耐磨耗性に優れていることが分か
る。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の形状の粗面ロー
ルを用いて顔料塗被紙を処理することにより、光沢感が
高く平坦感に富む顔料塗被紙を得ることができる。
ルを用いて顔料塗被紙を処理することにより、光沢感が
高く平坦感に富む顔料塗被紙を得ることができる。
【図1】粗面ロールを備えた塗工装置のリーラー部の概
略図である。
略図である。
【図2】粗面ロールを備えたカレンダ装置の概略図であ
る。
る。
【図3〜5】粗面ロールを備えた多段スーパーカレンダ
装置の概略図である。
装置の概略図である。
【図6】本発明で規定する顔料塗被紙表面の谷の数の内
容を説明する図である。
容を説明する図である。
【図7】本発明で規定する粗面ロール表面のSKEWN
ESSの内容を説明する図である。
ESSの内容を説明する図である。
1 粗面ロール 2 弾性ロール 3 硬質鏡面ロール 4 ペーパーロール 5 リーラー 6 多段スーパーカレンダ装置 7 顔料塗被紙
Claims (2)
- 【請求項1】 原紙上に主成分として顔料及び接着剤か
らなる塗被層を設けた顔料塗被紙において、該塗被層面
の3次元表面粗さの中心面に平行、且つ該中心面より2
μm谷側にある断面での谷の数が、1mm2 当り50〜
300個であることを特徴とする顔料塗被紙。 - 【請求項2】 顔料塗被紙の製造方法において、セラミ
ックもしくはサーメットを表面に溶射した粗面ロール
で、中心線平均粗さRa(JIS B0601)が0.
3〜5.0μm、且つ粗さ曲線の振幅分布曲線の3次モ
ーメントであるSKEWNESSが−1.0以上である
該粗面ロールを用い、原紙上に主成分として顔料及び接
着剤からなる塗被組成物を塗設した顔料塗被紙の塗被層
面側が該粗面ロールに接するように、該粗面ロールと弾
性ロールで構成されるカレンダニップに少なくとも1回
以上顔料塗被紙を通過させて製造することを特徴とする
顔料塗被紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190327A JPH0860596A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 顔料塗被紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190327A JPH0860596A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 顔料塗被紙及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0860596A true JPH0860596A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16256344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6190327A Pending JPH0860596A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 顔料塗被紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0860596A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005093155A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Yamauchi Corporation | 抄紙機用プレスロール、その製造方法、湿紙に対するプレス方法および抄紙機用プレスロールの表面研磨方法 |
| JP2008545067A (ja) * | 2005-07-02 | 2008-12-11 | エム−リール オサケ ユキチュア ユルキネン | キャストコートデバイス |
| JP2009522455A (ja) * | 2006-01-02 | 2009-06-11 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 光沢又は艶消し表面繊維紙匹を製造するためのカレンダリング方法及びマルチロールカレンダ |
| JP2011184820A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 印刷用塗工紙 |
| US8066795B2 (en) | 2006-09-12 | 2011-11-29 | Fujimi Incorporated | Thermal spray powder and thermal spray coating |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01150667A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-13 | Tocalo Co Ltd | 塗工紙用ロール |
| JPH02234993A (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-18 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 艶消し塗被紙の製造方法 |
| JPH05209394A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-08-20 | Oji Paper Co Ltd | 粗面化ロール及び両面艶消し塗被紙 |
| JPH07127000A (ja) * | 1993-11-01 | 1995-05-16 | Nippon Paper Ind Co Ltd | 光沢塗被紙の製造方法 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP6190327A patent/JPH0860596A/ja active Pending
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| AU2005226311B2 (en) * | 2004-03-25 | 2008-03-20 | Yamauchi Corporation | Press roll for paper machine, method of manufacturing the same, pressing method for wet paper, and surface polishing method for paper machine press roll |
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| JP2011184820A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 印刷用塗工紙 |
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