JPH0521464Y2 - - Google Patents

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JPH0521464Y2
JPH0521464Y2 JP10990886U JP10990886U JPH0521464Y2 JP H0521464 Y2 JPH0521464 Y2 JP H0521464Y2 JP 10990886 U JP10990886 U JP 10990886U JP 10990886 U JP10990886 U JP 10990886U JP H0521464 Y2 JPH0521464 Y2 JP H0521464Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、四輪駆動トラクタの前輪動力取出装
置に関する。
(従来の技術) 登坂力や牽引力を増大する目的でもつて、後輪
駆動トラクタの走行系動力伝達経路に、前輪駆動
用の動力伝達装置を組込み、四輪(全輪)駆動型
式にすることが試みられているが、この場合、動
力伝達装置の軸構成が多数本となつている。特
に、前輪駆動用の推進軸をトラクタ車体の側部若
しくは下腹部に膨出状としてそのカバーケースが
位置したときには、地上高を低くしたり、装置の
複雑化と大型化を招いている。
そこで、実公昭58−19065号公報で開示されて
いるように、車体を構成するミツシヨンケース内
に、後輪用差動装置が備えられ、該差動装置を駆
動する後輪用入力軸上に、前輪駆動用の動力取出
ギヤが設けられ、該動力取出ギヤに咬合される連
動ギヤを有するとともに前輪用差動装置に連動さ
れた前輪用入力軸がミツシヨンケースに内蔵され
て前記後輪用入力軸より下方において前方に延設
されている四輪駆動トラクタの前輪動力取出装置
がある。
(考案が解決しようとする問題点) 前述刊行物記載の従来技術にあつては、前輪用
入力軸がミツシヨンケース内にあることから、動
力取出ケースを必要とせず、従つて、地上高を大
にすることができるけれども、動力取出が画一的
となり、タイヤセレクシヨンに適応させることが
困難であつた。
本考案は、動力取出ケースを採用したにも拘ら
ず地上高は充分に確保せしめ、しかも、タイヤセ
レクシヨンに適用可能にしたことを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述目的を達成するために講じる技術
的手段の特徴とする処は、車体23を構成するミ
ツシヨンケース24内に、後輪用差動装置13が
備えられ、該差動装置13を駆動する後輪用入力
軸15上に、前輪駆動用の動力取出キヤ19が設
けられ、該動力取出ギヤ19に咬合される連動ギ
ヤ20を有するとともに前輪用差動装置22に連
動された前輪用入力軸21がミツシヨンケース2
4に内蔵されて前記後輪用入力軸15より下方に
おいて前方に延設されている四輪駆動トラクタの
前輪動力取出装置において、 動力取出ギヤ19に対応するミツシヨンケース
24の下底部33に、窓34が形成されており、 該窓34を施蓋する板状の着座部38とこの着
座部38に一体として突出された一対のアーム3
9,40とを有する動力取出ケース36がミツシ
ヨンケース24の下底部33に着脱固定自在に取
付けられて前記一対のアーム39,40が窓34
に対して挿脱自在とされており、 更に、一対のアーム39,40には動力取出ギ
ヤ19に咬合される連動ギヤ20を有する動力取
出軸37が軸受41,42を介して支持されてお
り、 シフター43を前輪用入力軸21にあずけた状
態で動力取出軸37とともに動力取出ケース36
のアーム39,40が窓34より挿脱自在である
点にある。
(作用) 後輪用入力軸15上の動力取出ギヤ19に連動
ギヤ20が咬合されていることから動力取出軸3
7へは後輪側と同期乃至同調したトルクが伝達さ
れ、シフター43を介して前輪用入力軸21に伝
達され、前輪用差動装置22を駆動し、ここに、
四輪駆動される。
シフター43を前輪用入力軸21にあずけてお
いて動力取出軸37を動力取出ケース36ととも
に窓34より取出すことにより、着脱され、従つ
て、歯数が異なる連動ギヤ20を有する動力取出
軸37に変更して動力取出ケース36を組付ける
ことにより、タイヤセレクシヨンに適応される。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
トラクタミツシヨンの全体構成を示す第3図に
おいて、1はエンジンであり、クラツチ2を介し
て推進軸3が断続される。
推進軸3の後端にはPTOクラツチ4が設けら
れ、該クラツチ4を介してPTO推進軸5が連動
連結され、PTO変速装置6を介してPTO軸6A
を駆動可能としている。
7は主変速装置であり、PTO推進軸5上に套
嵌された筒構造の変速軸8に軸方向の間隔を有し
て変速ギヤ9を設け、該変速ギヤ9に咬合される
伝達ギヤ10を有する入力軸11等からなり、入
力軸11に対しては推進軸3からのトルクを正逆
転切換装置12を介して伝動可能としている。
13は後輪用差動装置であり、そのクラウンギ
ヤ14に後輪用入力軸15のベベルピニオン16
が咬合されており、後輪用入力軸15上には本例
にあつては3段構成の副変速装置17が備えられ
ており、該副変速装置17は主変速装置7に筒構
造の副変速軸18等を介して連動されている。
後輪用入力軸17には前輪用動力取出ギヤ19
が備えられており、該ギヤ19に咬合する連動ギ
ヤ20を有する前輪用入力軸21を介して前輪差
動装置22に連動されている。
ここで、後輪用差動装置13は車体23を構成
するミツシヨンケース24に内蔵され、前輪用入
力軸21は後輪用入力軸17の下方においてミツ
シヨンケース24に内蔵されて前方に延設されて
いる。
第1図をも参照すると、後輪用入力軸15はそ
の軸方向両端が軸受25,26で支持されてお
り、該軸受25,26間における軸上に、3個の
副変速ギヤ27,28,29が空転自在に套嵌さ
れてシフター30,31によつて断接自在とされ
ている。
軸受25,26のうち前側の軸受25は中間壁
32に支持されており、該中間壁32側の後輪用
入力軸15上に、動力取出ギヤ19がスプライン
等によつて取付けられている。
動力取出ギヤ19と対応するミツシヨンケース
24の下底部33には窓34が形成されてなり、
該窓34を介して前輪用の動力取出装置35がカ
セツト構成して組込まれている。
動力取出装置35は、動力取出ケース36に連
動ギヤ20を有する動力取出軸37を備えてな
り、動力取出ケース36は、板状で窓34を施蓋
する着座部38と、該着座部38に一体として突
出された一対のアーム39,40とからなり、ア
ーム39,40に動力取出軸37を軸受41,4
2によつて支持してなり、アーム39,40を中
間壁32の前後に入込状として位置させることに
よつて連動ギヤ20を動力取出ギヤ19に咬合さ
せるとともに、着座部38で窓34を施蓋せしめ
て該着座部38を下底部33に図外ボルトで着脱
固定自在に取付けてなる。
従つて、動力取出ケース36の対のアーム3
9,40は第2図で示す如く窓34より挿脱自在
とされ、挿入されたとき、連動ギヤ20が動力取
出ギヤ19に咬合されるとともに、動力取出軸3
7が前輪用入力軸21の軸心延長線上にあり、両
軸21,37が軸方向摺動自在のシフター43を
介して接合分離自在とされている。
なお、シフター43は動力取出軸37および入
力軸21の軸対向部に設けた咬合体44,45上
で摺動自在とされているが、咬合体44,45を
省略して軸上にシフター43を套嵌したものでも
よい。
いずれにしても、シフター43を入力軸21側
にあずけた状態で第2図で示す如く動力取出装置
35が着脱自在とされ、従つて、連動ギヤ20と
して歯数が異なるものを有する動力取出装置35
を着脱自在にすることで、タイヤセレクシヨンに
適応できることになる。
その他、第1図において、46はシフトギヤで
あり、主変速軸8と副変速軸18とを入切自在に
するものである。
(考案の効果) 本考案は、車体23を構成するミツシヨンケー
ス24内に、後輪用差動装置13が備えられ、該
差動装置13を駆動する後輪用入力軸15上に、
前輪駆動用の動力取出ギヤ19が設けられ、該動
力取出ギヤ19に咬合される連動ギヤ20を有す
るとともに前輪用差動装置22に連動された前輪
用入力軸21がミツシヨンケース24に内蔵され
て前記後輪用入力軸15より下方において前方に
延設されている四輪駆動トラクタの前輪動力取出
装置において、 動力取出ギヤ19に対応するミツシヨンケース
24の下底部33に、窓34が形成されており、 該窓34を施蓋する板状の着座部38とこの着
座部38に一体として突出された一対のアーム3
9,40とを有する動力取出ケース36がミツシ
ヨンケース24の下底部33に着脱固定自在に取
付けられて前記一対のアーム39,40が窓34
に対して挿脱自在とされており、 更に、一対のアーム39,40には動力取出ギ
ヤ19に咬合される連動ギヤ20を有する動力取
出軸37が軸受41,42を介して支持されてお
り、 動力取出軸37はその軸方向端部が前輪用入力
軸21に対して軸方向摺動自在なシフター43を
介して接合分離自在とされており、 シフター43を前輪用入力軸21にあずけた状
態で動力取出軸37とともに動力取出ケース36
のアーム39,40が窓34より挿脱自在である
ことから次の利点がある。
動力取出ケース36のアーム39,40は窓3
4を介してミツシヨンケース24内にあり、板状
の着座部38が窓34を施蓋しているので、車体
23の下底部33より下方に突出することがな
く、地上高を大にすることができる。
また、動力取出ケース36に支持された動力取
出軸37はシフター43を入力軸21にあずけた
状態で窓34より挿脱自在であり、従つて、歯数
の異なる連動ギヤ20を有する動力取出軸37を
挿脱させることによつて、タイヤセレクシヨンに
適応した前輪動力取出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
立面断面図、第2図は動力取出装置の組込み状態
を示す説明的な断面図、第3図は全体構成図であ
る。 13……後輪用差動装置、15……後輪用入力
軸、19……動力取出ギヤ、20……連動ギヤ、
21……前輪用入力軸、22……前輪用差動装
置、24……ミツシヨンケース、34……窓、3
6……動力取出ケース、37……動力取出軸、3
8……着座部、39,40……アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体23を構成するミツシヨンケース24内
    に、後輪用差動装置13が備えられ、該差動装置
    13を駆動する後輪用入力軸15上に、前輪駆動
    用の動力取出ギヤ19が設けられ、該動力取出ギ
    ヤ19に咬合される連動ギヤ20を有するととも
    に前輪用差動装置22に連動された前輪用入力軸
    21がミツシヨンケース24に内蔵されて前記後
    輪用入力軸15より下方において前方に延設され
    ている四輪駆動トラクタの前輪動力取出装置にお
    いて、 動力取出ギヤ19に対応するミツシヨンケース
    24の下底部33に、窓34が形成されており、 該窓34を施蓋する板状の着座部38とこの着
    座部38に一体として突出された一対のアーム3
    9,40とを有する動力取出ケース36がミツシ
    ヨンケース24の下底部33に着脱固定自在に取
    付けられて前記一対のアーム39,40が窓34
    に対して挿脱自在とされており、 更に、一対のアーム39,40には動力取出ギ
    ヤ19に咬合される連動ギヤ20を有する動力取
    出軸37が軸受41,42を介して支持されてお
    り、 動力取出軸37はその軸方向端部が前輪用入力
    軸21に対して軸方向摺動自在なシフター43を
    介して接合分離自在とされており、 シフター43を前輪用入力軸21にあずけた状
    態で動力取出軸37とともに動力取出ケース36
    のアーム39,40が窓34より挿脱自在である
    ことを特徴とする四輪駆動トラクタの前輪動力取
    出装置。
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