JPH0521949B2 - - Google Patents
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- JPH0521949B2 JPH0521949B2 JP61174197A JP17419786A JPH0521949B2 JP H0521949 B2 JPH0521949 B2 JP H0521949B2 JP 61174197 A JP61174197 A JP 61174197A JP 17419786 A JP17419786 A JP 17419786A JP H0521949 B2 JPH0521949 B2 JP H0521949B2
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- Japan
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- resin
- epoxy
- carboxylic acid
- epoxy resin
- coated
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技術分野
本発明は水中硬化型エポキシ塗料組成物にかか
り、さらに詳しくは海洋構造物、港湾、河川施設
などの水中部および干満帯の塗装に用いられる付
着性、耐水性に優れたエポキシ樹脂を主剤とする
塗料組成物に関するものである。 従来技術 従来から水中硬化型塗料としては各種の塗料が
知られている。これらのうちエポキシ−ポリアミ
ド樹脂系に顔料などを加えた組成物はポリアミド
樹脂の界面活性能を利用し、水中での被塗面に濡
れ易く工夫されたものであるがポリアミド樹脂が
水に溶解しやすく、未硬化状態で水中へ溶出する
ため、そのを防止するために顔料などで塗料粘度
を高くする必要がある。しかしながらこの粘性が
被塗面との濡れ性を低下させ、塗装作業性も著し
く阻害している。また硬化膜の被塗面との付着性
および耐食性も充分とはいえず、長時間の実用は
期待できない。一方、エポキシ−ポリアミン樹脂
系に顔料などを加えた組成物は一般に疎水性が強
く、親水性である被塗面に対し濡れ性が悪く、そ
のそのため数々の改良技術が提案されている。た
とえば界面活性剤などで親水性/疎水性のバラン
スを調整し、被塗面との濡れ性を改良する方法が
あるが硬化膜の付着性を向上させるには至つてい
ない。また界面活性剤の使用は耐水性を低下させ
る問題を含んでいる。さらに別の技術としてエポ
キシ樹脂のリン酸による変性の試みもなされてい
るが、硬化膜の付着性に問題がある。 発明が解決しようとする問題点 そこで水中で被塗面に容易に被膜でき、硬化膜
の付着力に優れ、且つ長期の防食に耐えうる水中
硬化型エポキシ塗料組成物が要望されており、か
かる塗料組成物を提供することが本発明目的であ
る。 問題点を解決するための手段 本発明にしたがえば上記目的を達成するため、
エポキシ樹脂と分子内に少なくとも1コの水酸基
を有する多価カルボン酸とを反応させて得られる
カルボン酸変性エポキシ樹脂と、ポリアミド樹脂
またはポリアミン樹脂とを樹脂成分として含むこ
とを特徴とする二液型組成物である水中硬化型エ
ポキシ塗料組成物が提供せられる。 本発明においてはエポキシ樹脂の有する優れた
塗膜性能と硬化性を失うことなくカルボン酸とエ
ポキシ樹脂の一部を反応させることにより、分子
内に極性基が導入され、付着力の向上が達成せら
れる。 本発明で使用するカルボン酸変性エポキシ樹脂
は分子内に少なくとも1コの水酸基を有する多価
カルボン酸とエポキシ樹脂とから製造することが
でき、通常これら両者をエポキシ樹脂中のエポキ
シ基1当量に対し、カルボン酸のカルボキシル基
が0.01〜0.5当量、好ましくは0.01〜0.3当量の割
合となる如く反応させる。カルボキシル基が0.01
当量未満であると塗料作業性および硬化膜の付着
性が悪くなる傾向を示し、また0.5当量を越える
と粘度が上昇し、共に好ましくない。反応温度は
通常50〜150℃程度で行う。また反応促進剤とし
て必要により第3級アミンを0.1%以下添加して
もよい。この反応においては溶剤は必ずしも必要
ではないが、溶剤の共存下で反応を行つてもよ
い。この際の溶剤としては、芳香族系溶剤、ケト
ン系溶剤、エーテル系溶剤などが挙げられ、これ
ら溶剤の使用量は目的とするカルボン酸変性エポ
キシ樹脂100重量部当たり、通常5〜50重量部程
度である。このようにして得られるカルボン酸変
性エポキシ樹脂は通常液状であるが固体の場合は
希釈剤などで溶解して使用することが好ましい。
エポキシ当量は4000以下、好ましくは190〜500程
度である。 本発明で原料として用いられるエポキシ樹脂は
下記式、 (式中Zは−H、−CH3、−C2H5である) で示されるグリシジルエーテル基を分子内に少な
くとも1コ有するものであり、その代表的なもの
としては、例えばビスフエノールAのジグリシジ
ルエーテル、ビスフエノールFのジグリシジルエ
ーテル、フエノールノボラツクエポキシ樹脂、ビ
スフエノール類のアルキレンオキシド付加物のジ
グリシジルエーテルなどが好適に用いられる。 本発明においてエポキシ樹脂の変性に用いられ
るカルボン酸としては分子内に少なくとも1コの
水酸基を有する多価カルボン酸が用いられ、特に
リンゴ酸、酒石酸、クエン酸のような分子内に少
なくとも1コの水酸基を有するジカルボン酸、ト
リカルボン酸が好ましい。 本発明では上記のカルボン酸変性エポキシ樹脂
の硬化剤として通常のエポキシ樹脂用の硬化剤が
用いられ、それらは例えば脂肪族系ポリアミン、
芳香族系ポリアミン、脂環族系ポリアミン、ポリ
アミド、ポリメルカプタン等でありうるが、就中
ポリアミド樹脂、ポリアミン樹脂が好ましい。こ
れら硬化剤の使用量も通常の硬化剤としての使用
量であり、通常エポキシ基1当量に対しポリアミ
ンの場合はアミン当量、ポリメルカプタンの場合
はメルカプタンの活性水素当量を0.5〜2.0当量程
度使用すればよい。 また本発明による水中硬化型エポキシ塗料組成
物は従来の水中硬化型塗料に用いられる顔料、骨
材を必要に応じて適宜含有してもよい。用いられ
る顔料および骨材は着色機能のほか、水中で塗装
する際に被覆材料が水との比重差により浮遊する
ことを防止するたもめのものであり、比重が大き
くかつ耐食性に優れたものが好ましい。たとえ
ば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アルミ
ニウム、アルミニウム粉、硫酸バリウム、硫酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
タルク、クレー、カオリン、マイカ、グラフアイ
ト、シリカ、珪藻土、アスベストなどが挙げられ
る。骨材としては、硅砂、ガラスフレーク、ガラ
ス繊維、合成繊維、天然または人造マイカシアス
アイアンオキサイドなどが挙げられる。顔料およ
ひ骨材の配合量は全組成物中の顔料、骨材の容積
濃度として60%以下が好ましい。さらに所望によ
りこの塗料組成物中に界面活性剤、揺変剤、シラ
ンカツプリング剤、インヒビターなどの改質剤、
粘度調整のための非反応性希釈剤、溶剤などを加
えることも可能である。 本発明にかかる水中硬化型エポキシ塗料組成物
は水中において容易に鋼材、コンクリートなどに
刷毛、ローラー、コテなどで施工を行うことがで
き、従来のエポキシ系水中硬化塗料と比較して次
の利点を有する。 被塗面との濡れ性が良く、塗装作業性が優れ
ている。 硬化膜の付着性が優れている。 電気的に高抵抗膜であり、耐食性が優れてい
る。 上記のとおり本発明の水中硬化型エポキシ塗料
組成物は水中塗装作業性に優れ、形成された塗膜
は長期にわたつて防食効果が大きく、海洋構造物
などの飛沫帯や没水部などの塗装用材料として好
適である。 以下に実施例、比較例を示して本発明をより具
体的に説明する。実施例および比較例において、
部はすべて重量による。尚、実施例および比較例
における評価方法は次のとおりである。 水中塗装作業性 ◎……ヘラによる1回のしごき塗りで被塗面を
100%被覆できる状態 ○……ヘラによる2回のしごき塗りで被塗面を
100%被覆できる状態 △……ヘラによる3〜5回のしごき塗りで被塗
面を100%被覆できる状態 ×……ヘラによる6回以上のしごき塗りで被塗面
を被覆できる状態 被塗面への濡れ性 ヘラ塗装した硬化膜の被塗面との接触面を目視で
観察。 ○……14゜より小 △……45゜〜90゜ ×……90゜より大 付着性 10mm間隔のゴバン目試験により残存塗膜面積 ◎……95%以上 ○……94〜80% △……79〜50% ×……49%以下 塗膜の電気抵抗 塗膜の交流電気抵抗値 測定条件:電極面積50cm2、周波数1kHz 測定器:CJA−3型防食塗膜試験器(新電子工
業社製) 実施例 1〜9 第1表に示したエポキシ樹脂とカルボン酸を混
合し、さらに、反応促進剤としてN,N−ジメチ
ルベンジルアミンを0.05%添加し、130℃で3時
間反応を行いカルボン酸変性エポキシ樹脂を得
た。該樹脂100部に酸化チタン10部、タルク50部、
ガラスフレーク30部を混合し、硬化剤を第1表に
示した配合割合で配合し、粘度調整剤として適当
量の非反応性希釈剤(ハイゾールSAS296、日本
石油化学社製)を加えた塗料を水中硬化型エポキ
シ塗料組成物とした。但し、実施例8では上記顔
料を加えずクリヤーとして使用した。 予め1年間海水中で発錆させた厚さ3.2mmの鋼
板をワイヤーブラシでSt−3(SIS05−5900によ
る)処理した鋼板を被塗基材とし、上記水中硬化
型エポキシ塗料組成物を海水中において、ヘラで
約3mmの厚さに塗布し、水中塗装作業性、被塗面
への濡れ性を評価した。さらに浸漬1年後の硬化
膜の付着性、電気抵抗を測定した。以上の結果を
第1表に示す。 比較例 1 MIL−P−28579(YD)の配合に従つて塗料を
製造し、その塗料を用いて実施例と同様の評価を
行つた。結果を第2表に示す。 比較例 2 ビスフエノールAジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量190)100部に実施例同様の顔料配合を同
割合で混合し、硬化剤を第2表に示した配合割合
で配合して、比較組成物を得た。この組成物を用
いて実施例と同様の評価を行つた結果を第2表に
示す。 比較例 3 ビスフエノールAジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量190)100部とオルトリン酸2部を混合
し、80℃で5時間反応を行い、リン酸変性エポキ
シ樹脂を得た。該樹脂100部に実施例同様の顔料
配合を同割合で混合し、硬化剤を第2表に示した
配合割合で配合して比較組成物を得た。この組成
物を用いて実施例と同様の評価を行つた結果を第
2表に示す。 比較例 4 比較例2にアルキルベンゼンスルホン酸塩を2
部混合し、比較組成物を得た。この組成物を用い
て実施例と同様の評価を行つた結果を第2表に示
す。 比較例 5 比較例2にオレイン酸を2部混合し、比較組成
物を得た。この組成物を用いて実施例と同様の評
価を行つた結果を第2表に示す。
り、さらに詳しくは海洋構造物、港湾、河川施設
などの水中部および干満帯の塗装に用いられる付
着性、耐水性に優れたエポキシ樹脂を主剤とする
塗料組成物に関するものである。 従来技術 従来から水中硬化型塗料としては各種の塗料が
知られている。これらのうちエポキシ−ポリアミ
ド樹脂系に顔料などを加えた組成物はポリアミド
樹脂の界面活性能を利用し、水中での被塗面に濡
れ易く工夫されたものであるがポリアミド樹脂が
水に溶解しやすく、未硬化状態で水中へ溶出する
ため、そのを防止するために顔料などで塗料粘度
を高くする必要がある。しかしながらこの粘性が
被塗面との濡れ性を低下させ、塗装作業性も著し
く阻害している。また硬化膜の被塗面との付着性
および耐食性も充分とはいえず、長時間の実用は
期待できない。一方、エポキシ−ポリアミン樹脂
系に顔料などを加えた組成物は一般に疎水性が強
く、親水性である被塗面に対し濡れ性が悪く、そ
のそのため数々の改良技術が提案されている。た
とえば界面活性剤などで親水性/疎水性のバラン
スを調整し、被塗面との濡れ性を改良する方法が
あるが硬化膜の付着性を向上させるには至つてい
ない。また界面活性剤の使用は耐水性を低下させ
る問題を含んでいる。さらに別の技術としてエポ
キシ樹脂のリン酸による変性の試みもなされてい
るが、硬化膜の付着性に問題がある。 発明が解決しようとする問題点 そこで水中で被塗面に容易に被膜でき、硬化膜
の付着力に優れ、且つ長期の防食に耐えうる水中
硬化型エポキシ塗料組成物が要望されており、か
かる塗料組成物を提供することが本発明目的であ
る。 問題点を解決するための手段 本発明にしたがえば上記目的を達成するため、
エポキシ樹脂と分子内に少なくとも1コの水酸基
を有する多価カルボン酸とを反応させて得られる
カルボン酸変性エポキシ樹脂と、ポリアミド樹脂
またはポリアミン樹脂とを樹脂成分として含むこ
とを特徴とする二液型組成物である水中硬化型エ
ポキシ塗料組成物が提供せられる。 本発明においてはエポキシ樹脂の有する優れた
塗膜性能と硬化性を失うことなくカルボン酸とエ
ポキシ樹脂の一部を反応させることにより、分子
内に極性基が導入され、付着力の向上が達成せら
れる。 本発明で使用するカルボン酸変性エポキシ樹脂
は分子内に少なくとも1コの水酸基を有する多価
カルボン酸とエポキシ樹脂とから製造することが
でき、通常これら両者をエポキシ樹脂中のエポキ
シ基1当量に対し、カルボン酸のカルボキシル基
が0.01〜0.5当量、好ましくは0.01〜0.3当量の割
合となる如く反応させる。カルボキシル基が0.01
当量未満であると塗料作業性および硬化膜の付着
性が悪くなる傾向を示し、また0.5当量を越える
と粘度が上昇し、共に好ましくない。反応温度は
通常50〜150℃程度で行う。また反応促進剤とし
て必要により第3級アミンを0.1%以下添加して
もよい。この反応においては溶剤は必ずしも必要
ではないが、溶剤の共存下で反応を行つてもよ
い。この際の溶剤としては、芳香族系溶剤、ケト
ン系溶剤、エーテル系溶剤などが挙げられ、これ
ら溶剤の使用量は目的とするカルボン酸変性エポ
キシ樹脂100重量部当たり、通常5〜50重量部程
度である。このようにして得られるカルボン酸変
性エポキシ樹脂は通常液状であるが固体の場合は
希釈剤などで溶解して使用することが好ましい。
エポキシ当量は4000以下、好ましくは190〜500程
度である。 本発明で原料として用いられるエポキシ樹脂は
下記式、 (式中Zは−H、−CH3、−C2H5である) で示されるグリシジルエーテル基を分子内に少な
くとも1コ有するものであり、その代表的なもの
としては、例えばビスフエノールAのジグリシジ
ルエーテル、ビスフエノールFのジグリシジルエ
ーテル、フエノールノボラツクエポキシ樹脂、ビ
スフエノール類のアルキレンオキシド付加物のジ
グリシジルエーテルなどが好適に用いられる。 本発明においてエポキシ樹脂の変性に用いられ
るカルボン酸としては分子内に少なくとも1コの
水酸基を有する多価カルボン酸が用いられ、特に
リンゴ酸、酒石酸、クエン酸のような分子内に少
なくとも1コの水酸基を有するジカルボン酸、ト
リカルボン酸が好ましい。 本発明では上記のカルボン酸変性エポキシ樹脂
の硬化剤として通常のエポキシ樹脂用の硬化剤が
用いられ、それらは例えば脂肪族系ポリアミン、
芳香族系ポリアミン、脂環族系ポリアミン、ポリ
アミド、ポリメルカプタン等でありうるが、就中
ポリアミド樹脂、ポリアミン樹脂が好ましい。こ
れら硬化剤の使用量も通常の硬化剤としての使用
量であり、通常エポキシ基1当量に対しポリアミ
ンの場合はアミン当量、ポリメルカプタンの場合
はメルカプタンの活性水素当量を0.5〜2.0当量程
度使用すればよい。 また本発明による水中硬化型エポキシ塗料組成
物は従来の水中硬化型塗料に用いられる顔料、骨
材を必要に応じて適宜含有してもよい。用いられ
る顔料および骨材は着色機能のほか、水中で塗装
する際に被覆材料が水との比重差により浮遊する
ことを防止するたもめのものであり、比重が大き
くかつ耐食性に優れたものが好ましい。たとえ
ば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アルミ
ニウム、アルミニウム粉、硫酸バリウム、硫酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
タルク、クレー、カオリン、マイカ、グラフアイ
ト、シリカ、珪藻土、アスベストなどが挙げられ
る。骨材としては、硅砂、ガラスフレーク、ガラ
ス繊維、合成繊維、天然または人造マイカシアス
アイアンオキサイドなどが挙げられる。顔料およ
ひ骨材の配合量は全組成物中の顔料、骨材の容積
濃度として60%以下が好ましい。さらに所望によ
りこの塗料組成物中に界面活性剤、揺変剤、シラ
ンカツプリング剤、インヒビターなどの改質剤、
粘度調整のための非反応性希釈剤、溶剤などを加
えることも可能である。 本発明にかかる水中硬化型エポキシ塗料組成物
は水中において容易に鋼材、コンクリートなどに
刷毛、ローラー、コテなどで施工を行うことがで
き、従来のエポキシ系水中硬化塗料と比較して次
の利点を有する。 被塗面との濡れ性が良く、塗装作業性が優れ
ている。 硬化膜の付着性が優れている。 電気的に高抵抗膜であり、耐食性が優れてい
る。 上記のとおり本発明の水中硬化型エポキシ塗料
組成物は水中塗装作業性に優れ、形成された塗膜
は長期にわたつて防食効果が大きく、海洋構造物
などの飛沫帯や没水部などの塗装用材料として好
適である。 以下に実施例、比較例を示して本発明をより具
体的に説明する。実施例および比較例において、
部はすべて重量による。尚、実施例および比較例
における評価方法は次のとおりである。 水中塗装作業性 ◎……ヘラによる1回のしごき塗りで被塗面を
100%被覆できる状態 ○……ヘラによる2回のしごき塗りで被塗面を
100%被覆できる状態 △……ヘラによる3〜5回のしごき塗りで被塗
面を100%被覆できる状態 ×……ヘラによる6回以上のしごき塗りで被塗面
を被覆できる状態 被塗面への濡れ性 ヘラ塗装した硬化膜の被塗面との接触面を目視で
観察。 ○……14゜より小 △……45゜〜90゜ ×……90゜より大 付着性 10mm間隔のゴバン目試験により残存塗膜面積 ◎……95%以上 ○……94〜80% △……79〜50% ×……49%以下 塗膜の電気抵抗 塗膜の交流電気抵抗値 測定条件:電極面積50cm2、周波数1kHz 測定器:CJA−3型防食塗膜試験器(新電子工
業社製) 実施例 1〜9 第1表に示したエポキシ樹脂とカルボン酸を混
合し、さらに、反応促進剤としてN,N−ジメチ
ルベンジルアミンを0.05%添加し、130℃で3時
間反応を行いカルボン酸変性エポキシ樹脂を得
た。該樹脂100部に酸化チタン10部、タルク50部、
ガラスフレーク30部を混合し、硬化剤を第1表に
示した配合割合で配合し、粘度調整剤として適当
量の非反応性希釈剤(ハイゾールSAS296、日本
石油化学社製)を加えた塗料を水中硬化型エポキ
シ塗料組成物とした。但し、実施例8では上記顔
料を加えずクリヤーとして使用した。 予め1年間海水中で発錆させた厚さ3.2mmの鋼
板をワイヤーブラシでSt−3(SIS05−5900によ
る)処理した鋼板を被塗基材とし、上記水中硬化
型エポキシ塗料組成物を海水中において、ヘラで
約3mmの厚さに塗布し、水中塗装作業性、被塗面
への濡れ性を評価した。さらに浸漬1年後の硬化
膜の付着性、電気抵抗を測定した。以上の結果を
第1表に示す。 比較例 1 MIL−P−28579(YD)の配合に従つて塗料を
製造し、その塗料を用いて実施例と同様の評価を
行つた。結果を第2表に示す。 比較例 2 ビスフエノールAジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量190)100部に実施例同様の顔料配合を同
割合で混合し、硬化剤を第2表に示した配合割合
で配合して、比較組成物を得た。この組成物を用
いて実施例と同様の評価を行つた結果を第2表に
示す。 比較例 3 ビスフエノールAジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量190)100部とオルトリン酸2部を混合
し、80℃で5時間反応を行い、リン酸変性エポキ
シ樹脂を得た。該樹脂100部に実施例同様の顔料
配合を同割合で混合し、硬化剤を第2表に示した
配合割合で配合して比較組成物を得た。この組成
物を用いて実施例と同様の評価を行つた結果を第
2表に示す。 比較例 4 比較例2にアルキルベンゼンスルホン酸塩を2
部混合し、比較組成物を得た。この組成物を用い
て実施例と同様の評価を行つた結果を第2表に示
す。 比較例 5 比較例2にオレイン酸を2部混合し、比較組成
物を得た。この組成物を用いて実施例と同様の評
価を行つた結果を第2表に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エポキシ樹脂と分子内に少なくとも1コの水
酸基を有する多価カルボン酸とを反応させて得ら
れるカルボン酸変性エポキシ樹脂と、ポリアミド
樹脂またはポリアミン樹脂を樹脂成分として含む
ことを特徴とする水中硬化型エポキシ塗料組成
物。 2 カルボン酸変性エポキシ樹脂がエポキシ樹脂
と分子内に少なくとも1コの水酸基を有する多価
カルボン酸とを、エポキシ基1当量に対しカルボ
キシル基が0.01〜0.5当量の割合となる量で反応
させて得られる樹脂である特許請求の範囲第1項
記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17419786A JPS6330569A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 水中硬化型エポキシ塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17419786A JPS6330569A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 水中硬化型エポキシ塗料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6330569A JPS6330569A (ja) | 1988-02-09 |
| JPH0521949B2 true JPH0521949B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15974420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17419786A Granted JPS6330569A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 水中硬化型エポキシ塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6330569A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2824969B2 (ja) * | 1988-03-16 | 1998-11-18 | 中国塗料株式会社 | 水中塗装型塗料組成物およびこの塗料組成物の水中塗装方法 |
| JPH09310044A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-12-02 | Dainippon Toryo Co Ltd | 水中硬化性塗料組成物 |
| AU4244297A (en) * | 1996-10-04 | 1998-04-24 | Ppg Industries, Inc. | Coating compositions with citric acid containing polymers for enhanced adhesion to substrates |
| US6169150B1 (en) | 1998-12-02 | 2001-01-02 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Coating compositions with dicarboxylic half ester containing polymers and polyanhydride curing agents |
| CN106047048A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-10-26 | 杭州萧山临江化工制品有限公司 | 一种用于海洋钢结构的耐盐雾涂料 |
| JPWO2019198378A1 (ja) * | 2018-04-13 | 2021-02-12 | 株式会社Moresco | 化合物およびその利用 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5430248A (en) * | 1977-08-12 | 1979-03-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polyamide resin composition |
| JPS5523143A (en) * | 1978-08-07 | 1980-02-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Cold-setting resin composition |
| JPS592543B2 (ja) * | 1979-08-31 | 1984-01-19 | 関西ペイント株式会社 | 鋼構造物の防食方法 |
| JPS5835629B2 (ja) * | 1979-08-31 | 1983-08-03 | 関西ペイント株式会社 | 低温硬化性塗料組成物 |
| JPS58215463A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-14 | Harima Kasei Kogyo Kk | 塗料用エポキシ樹脂組成物 |
| JPS59221367A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 接着剤組成物 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP17419786A patent/JPS6330569A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6330569A (ja) | 1988-02-09 |
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