JPH0522150A - デルタシグマ変調器 - Google Patents
デルタシグマ変調器Info
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- JPH0522150A JPH0522150A JP19834591A JP19834591A JPH0522150A JP H0522150 A JPH0522150 A JP H0522150A JP 19834591 A JP19834591 A JP 19834591A JP 19834591 A JP19834591 A JP 19834591A JP H0522150 A JPH0522150 A JP H0522150A
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーバサンプリング形D−A変換器に用いら
れるデルタシグマ変調器の発振を防止する。 【構成】 加算器55にオーバフローまたはアンダフロ
ーが発生すると、検出回路57がそれを検出する。そし
て、設定回路58は、加算器55がオーバフローしたと
きに、加算器55のとりうる最大値を出力し、加算器5
5がアンダフローしたときに、加算器55のとりうる最
小値を出力する。また、加算器55にオーバフローもア
ンダフローも生じないときには、加算器55の出力をそ
のまま出力する。
れるデルタシグマ変調器の発振を防止する。 【構成】 加算器55にオーバフローまたはアンダフロ
ーが発生すると、検出回路57がそれを検出する。そし
て、設定回路58は、加算器55がオーバフローしたと
きに、加算器55のとりうる最大値を出力し、加算器5
5がアンダフローしたときに、加算器55のとりうる最
小値を出力する。また、加算器55にオーバフローもア
ンダフローも生じないときには、加算器55の出力をそ
のまま出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オーバサンプリング
形D−A変換器において使用されるデルタシグマ変調器
に関するものである。
形D−A変換器において使用されるデルタシグマ変調器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭61−177819
号公報に示された従来のデルタシグマ変調器を用いたオ
ーバサンプリング形D−A変換器を示す構成図である。
図において、1はディジタル信号が入力される信号入力
端子、2はアナログ信号が出力される信号出力端子であ
る。3はデルタシグマ変調器と呼ばれるものであり、4
はアナログ信号を出力するD−A変換回路である。
号公報に示された従来のデルタシグマ変調器を用いたオ
ーバサンプリング形D−A変換器を示す構成図である。
図において、1はディジタル信号が入力される信号入力
端子、2はアナログ信号が出力される信号出力端子であ
る。3はデルタシグマ変調器と呼ばれるものであり、4
はアナログ信号を出力するD−A変換回路である。
【0003】また、5は積分器51で構成された積分回
路、6は積分回路5の出力を量子化する量子化器、7は
入力されたディジタル信号による値から遅延回路8の出
力を減算する減算器、8は量子化器6の出力を1/fs
(fs はサンプリング周波数)だけ遅延させる遅延回路
である。
路、6は積分回路5の出力を量子化する量子化器、7は
入力されたディジタル信号による値から遅延回路8の出
力を減算する減算器、8は量子化器6の出力を1/fs
(fs はサンプリング周波数)だけ遅延させる遅延回路
である。
【0004】また、図5は積分器51の内部回路例を示
したもので、55は加算器、56はレジスタである。
したもので、55は加算器、56はレジスタである。
【0005】次に動作について説明する。信号入力端子
1に入力される信号は、通常、サンプリング周波数fs
でサンプリングされ、前段(図示せず)でディジタル信
号処理された信号周波数帯域fbw の信号である。この
信号は、減算器7で量子化器6の出力が差し引かれた
後、積分回路5を通り、量子化器6で量子化される。量
子化された信号は、D−A変換回路4でアナログ信号に
変換される。また、量子化器6の出力は、遅延回路8で
T=1/fs の遅延を受けた後、減算器7の一方の入力
となる。そして、次の入力信号から差し引かれる信号と
なる。
1に入力される信号は、通常、サンプリング周波数fs
でサンプリングされ、前段(図示せず)でディジタル信
号処理された信号周波数帯域fbw の信号である。この
信号は、減算器7で量子化器6の出力が差し引かれた
後、積分回路5を通り、量子化器6で量子化される。量
子化された信号は、D−A変換回路4でアナログ信号に
変換される。また、量子化器6の出力は、遅延回路8で
T=1/fs の遅延を受けた後、減算器7の一方の入力
となる。そして、次の入力信号から差し引かれる信号と
なる。
【0006】ここで、量子化器6の量子化ステップサイ
ズをVq とすると、量子化誤差は、±0.5Vq の振幅
範囲内のランダム値となる。よって、量子化誤差によっ
て発生する量子化雑音の周波数スペクトルは、fs /2
の帯域内に一様に分布するものとなる。また、量子化器
6が発生する量子化雑音電圧をVqN、積分回路5の伝達
特性をH(z)とした場合、信号出力端子2に現れる雑
音成分VTNは、(1)式のz関数で表される。
ズをVq とすると、量子化誤差は、±0.5Vq の振幅
範囲内のランダム値となる。よって、量子化誤差によっ
て発生する量子化雑音の周波数スペクトルは、fs /2
の帯域内に一様に分布するものとなる。また、量子化器
6が発生する量子化雑音電圧をVqN、積分回路5の伝達
特性をH(z)とした場合、信号出力端子2に現れる雑
音成分VTNは、(1)式のz関数で表される。
【0007】
VTN=VqN/(1+z-1・H(z)) ・・・(1)
ここで、z-1=e-jwr,w=2πf,r=1/fs ,で
ある。積分回路5の伝達関数H(z)は、理想積分とす
ると、(2)式で表される。
ある。積分回路5の伝達関数H(z)は、理想積分とす
ると、(2)式で表される。
【0008】
H(z) =(1−z-1) ・・・(2)
【0009】(2)式を(1)式に代入すると、雑音成
分VTNは(3)式で表される。また積分回路5の伝達関
数H(z)は(4)式で表される。
分VTNは(3)式で表される。また積分回路5の伝達関
数H(z)は(4)式で表される。
【0010】
VTN=VqN・(1+z)-1 ・・・(3)
(1−z)-1=1−e-jwr=2sin(πf/fs ) ・・・(4)
【0011】量子化雑音電圧VqNは、fs /2の帯域内
に一様のレベルで分布する白色雑音であるから、(4)
式の周波数特性から明らかなように、雑音成分VTNは、
低い周波数成分ほどレベルが低い。
に一様のレベルで分布する白色雑音であるから、(4)
式の周波数特性から明らかなように、雑音成分VTNは、
低い周波数成分ほどレベルが低い。
【0012】このように、雑音の周波数分布特性を変え
てS/Nを改善するD−A変換器をノイズ・シェイピン
グ形と呼び、特に図4に示す構成とした場合を、デルタ
シグマ変調形と呼んでいる。例えば、fbw=16kH
z、fs =2048kHzとすると、(3)式より、帯
域内雑音レベルは約31dB減衰する。このS/N改善
効果は、D−A変換回路4の分解能を32倍(5ビット
分)高めたことと等価である。
てS/Nを改善するD−A変換器をノイズ・シェイピン
グ形と呼び、特に図4に示す構成とした場合を、デルタ
シグマ変調形と呼んでいる。例えば、fbw=16kH
z、fs =2048kHzとすると、(3)式より、帯
域内雑音レベルは約31dB減衰する。このS/N改善
効果は、D−A変換回路4の分解能を32倍(5ビット
分)高めたことと等価である。
【0013】図6は上記公報に示された他のデルタシグ
マ変調形のD−A変換器を示したもので、図6に示され
たものは、積分回路5を2重積分形とした構成となって
いる。図6に示されたものにおいて、積分回路5の伝達
関数は、理想積分として、(5)式で表される。
マ変調形のD−A変換器を示したもので、図6に示され
たものは、積分回路5を2重積分形とした構成となって
いる。図6に示されたものにおいて、積分回路5の伝達
関数は、理想積分として、(5)式で表される。
【0014】
H(z)=(2−z-1)/(1−z-1)2 ・・・(5)
【0015】(5)式を(1)式に代入すると、雑音成
分VTNは(6)式で表される。
分VTNは(6)式で表される。
【0016】
VTN=VqN・(1−z-1)2 ・・・(6)
【0017】ここで、fbw=16kHz、fs =204
8kHzとすると、(6)式より、帯域内雑音レベルは
約47dB減衰し、S/Nは図4に示されたものにおけ
るS/Nよりさらに13dB改善されたことになる。こ
れは、D−A変換回路4の分解能をさらに4倍(2ビッ
ト分)高めたことと等価である。
8kHzとすると、(6)式より、帯域内雑音レベルは
約47dB減衰し、S/Nは図4に示されたものにおけ
るS/Nよりさらに13dB改善されたことになる。こ
れは、D−A変換回路4の分解能をさらに4倍(2ビッ
ト分)高めたことと等価である。
【0018】以上のようにして、信号周波数帯域fbw
の2倍よりも高いサンプリング周波数fs を用いて、低
分解能のD−A変換回路4を用いた場合であっても、高
いD−A変換精度を実現している。
の2倍よりも高いサンプリング周波数fs を用いて、低
分解能のD−A変換回路4を用いた場合であっても、高
いD−A変換精度を実現している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のD−A変換器に
おけるデルタシグマ変調器は以上のように構成されてい
るので、一般に積分器51,52,54は、図5に示す
ように、加算器55とレジスタ56とで構成されてい
る。よって、入力信号によっては加算器55においてオ
ーバフローやアンダフローが発生し、その場合には積分
回路5の伝達特性は(2)式や(5)式で表されたもの
とは異なり、場合によってはデルタシグマ変調器が発振
することもあり、不安定であるという課題があった。
おけるデルタシグマ変調器は以上のように構成されてい
るので、一般に積分器51,52,54は、図5に示す
ように、加算器55とレジスタ56とで構成されてい
る。よって、入力信号によっては加算器55においてオ
ーバフローやアンダフローが発生し、その場合には積分
回路5の伝達特性は(2)式や(5)式で表されたもの
とは異なり、場合によってはデルタシグマ変調器が発振
することもあり、不安定であるという課題があった。
【0020】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、高精度で安定なデルタシグマ変調
器を得ることを目的とする。
めになされたもので、高精度で安定なデルタシグマ変調
器を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデルタシグマ変調器は、積分回路を、加算器のオーバ
フローおよびアンダフローを検出する検出回路と、検出
回路がオーバフローおよびアンダフローを検出していな
いときには加算器の出力をそのまま出力し、検出回路が
オーバフローを検出したときには加算器が出力しうる最
大値を出力値として出力し、検出回路がアンダフローを
検出したときには加算器が出力しうる最小値を出力値と
して出力する設定回路とを備えた回路としたものであ
る。
るデルタシグマ変調器は、積分回路を、加算器のオーバ
フローおよびアンダフローを検出する検出回路と、検出
回路がオーバフローおよびアンダフローを検出していな
いときには加算器の出力をそのまま出力し、検出回路が
オーバフローを検出したときには加算器が出力しうる最
大値を出力値として出力し、検出回路がアンダフローを
検出したときには加算器が出力しうる最小値を出力値と
して出力する設定回路とを備えた回路としたものであ
る。
【0022】また、請求項2記載の発明に係るデルタシ
グマ変調器は、積分回路を、加算器のオーバフローおよ
びアンダフローを検出する検出回路と、検出回路がオー
バフローおよびアンダフローを検出していないときには
加算器の出力をそのまま出力し、検出回路がオーバフロ
ーを検出したときには加算器が出力しうる最大値よりも
小さい所定値を出力値として出力し、検出回路がアンダ
フローを検出したときには加算器が出力しうる最小値よ
りも大きい所定値を出力値として出力する設定回路とを
備えたものである。
グマ変調器は、積分回路を、加算器のオーバフローおよ
びアンダフローを検出する検出回路と、検出回路がオー
バフローおよびアンダフローを検出していないときには
加算器の出力をそのまま出力し、検出回路がオーバフロ
ーを検出したときには加算器が出力しうる最大値よりも
小さい所定値を出力値として出力し、検出回路がアンダ
フローを検出したときには加算器が出力しうる最小値よ
りも大きい所定値を出力値として出力する設定回路とを
備えたものである。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明における設定回路および請
求項2記載の発明における設定回路は、加算器がオーバ
フローまたはアンダフローを起こしても、積分器出力と
して所定値を出力し、積分器が発振することを防止す
る。
求項2記載の発明における設定回路は、加算器がオーバ
フローまたはアンダフローを起こしても、積分器出力と
して所定値を出力し、積分器が発振することを防止す
る。
【0024】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例による
デルタシグマ変調器を用いたD−A変換器を示すブロッ
ク図である。図において、5Aは積分回路、55は積分
回路5Aへの入力とレジスタ56の出力とを加算する加
算器、56は設定回路58の出力を保持するレジスタ、
57は加算器55のオーバフローを検出する検出回路、
58は加算器55がとりうる最大値または最小値を出力
するとともにその値をレジスタ56に設定する設定回路
である。59は加算器55、レジスタ56、検出回路5
7および設定回路58からなる積分器である。
デルタシグマ変調器を用いたD−A変換器を示すブロッ
ク図である。図において、5Aは積分回路、55は積分
回路5Aへの入力とレジスタ56の出力とを加算する加
算器、56は設定回路58の出力を保持するレジスタ、
57は加算器55のオーバフローを検出する検出回路、
58は加算器55がとりうる最大値または最小値を出力
するとともにその値をレジスタ56に設定する設定回路
である。59は加算器55、レジスタ56、検出回路5
7および設定回路58からなる積分器である。
【0025】図2はこの発明の第1の実施例によるデル
タシグマ変調器の積分器を詳細に示す回路図である。こ
こでは、入力信号が16ビットで構成されている場合を
例にとる。図2において、加算器55は0ビット目から
14ビット目のそれぞれに対応した全加算器100〜1
14および15ビット目に対応した半加算器115で構
成されている。なお、図3において、全加算器101〜
113は省略されている。
タシグマ変調器の積分器を詳細に示す回路図である。こ
こでは、入力信号が16ビットで構成されている場合を
例にとる。図2において、加算器55は0ビット目から
14ビット目のそれぞれに対応した全加算器100〜1
14および15ビット目に対応した半加算器115で構
成されている。なお、図3において、全加算器101〜
113は省略されている。
【0026】また、検出回路57は、加算器55のオー
バフローを検出するためのゲート回路121,122,
123、アンダフローを検出するためのゲート回路12
4,125、設定回路58の出力を定めるためのゲート
回路126,127,128で構成されている。
バフローを検出するためのゲート回路121,122,
123、アンダフローを検出するためのゲート回路12
4,125、設定回路58の出力を定めるためのゲート
回路126,127,128で構成されている。
【0027】そして、設定回路58は、全加算器100
〜114および半加算器115の出力のそれぞれに対応
した設定器130〜145で構成されている。なお、図
2において、設定器131〜143は省略されている
が、設定器131〜143はそれぞれ設定器130と同
一の構成および結線状態を有している。また、入力信号
が示す値は2の補数表現で表され、16ビットの第nビ
ット目の値をA(n),B(n),S(n)と表す(0
≦n≦15)。
〜114および半加算器115の出力のそれぞれに対応
した設定器130〜145で構成されている。なお、図
2において、設定器131〜143は省略されている
が、設定器131〜143はそれぞれ設定器130と同
一の構成および結線状態を有している。また、入力信号
が示す値は2の補数表現で表され、16ビットの第nビ
ット目の値をA(n),B(n),S(n)と表す(0
≦n≦15)。
【0028】次に動作について説明する。減算器7の出
力と前回の積分結果を保持しているレジスタ56の出力
が、加算器55で加算されることにより積分がなされ
る。そして、加算器55の出力結果に応じて検出回路5
7は、加算器55の出力をそのまま外部に出力するか、
最大値もしくは最小値を出力するかを決定する。
力と前回の積分結果を保持しているレジスタ56の出力
が、加算器55で加算されることにより積分がなされ
る。そして、加算器55の出力結果に応じて検出回路5
7は、加算器55の出力をそのまま外部に出力するか、
最大値もしくは最小値を出力するかを決定する。
【0029】加算器55において、全加算器115の入
力A(15)およびB(15)が「0」で、全加算器1
15の出力S(15)が「1」であるとき、加算器55
はオーバフローを起こしている。このとき、検出回路5
7において、アンドゲート121の出力OVFがハイレ
ベルとなり、ノアゲート126の出力THがローレベル
となる。
力A(15)およびB(15)が「0」で、全加算器1
15の出力S(15)が「1」であるとき、加算器55
はオーバフローを起こしている。このとき、検出回路5
7において、アンドゲート121の出力OVFがハイレ
ベルとなり、ノアゲート126の出力THがローレベル
となる。
【0030】よって、設定回路58において、加算器5
5の出力は阻止され、設定器145の出力はローレベ
ル、そして設定器130〜144の出力はハイレベルと
なる。すなわち、加算器55のとりうる最大値7FFF
(H)が積分器59の出力となる。
5の出力は阻止され、設定器145の出力はローレベ
ル、そして設定器130〜144の出力はハイレベルと
なる。すなわち、加算器55のとりうる最大値7FFF
(H)が積分器59の出力となる。
【0031】加算器55において、全加算器115の入
力A(15)およびB(15)が「1」で、全加算器1
15の出力S(15)が「0」であるとき、加算器55
はアンダフローを起こしている。このとき、検出回路5
7において、アンドゲート124の出力UNFがハイレ
ベルとなり、ノアゲート126の出力THがローレベル
となる。
力A(15)およびB(15)が「1」で、全加算器1
15の出力S(15)が「0」であるとき、加算器55
はアンダフローを起こしている。このとき、検出回路5
7において、アンドゲート124の出力UNFがハイレ
ベルとなり、ノアゲート126の出力THがローレベル
となる。
【0032】よって、設定回路58において、加算器5
5の出力は阻止され、設定器145の出力はハイレベ
ル、そして設定器130〜144の出力はローレベルと
なる。すなわち、加算器55のとりうる最小値8000
(H)が積分器59の出力となる。
5の出力は阻止され、設定器145の出力はハイレベ
ル、そして設定器130〜144の出力はローレベルと
なる。すなわち、加算器55のとりうる最小値8000
(H)が積分器59の出力となる。
【0033】加算器55においてオーバフローもアンダ
フローも生じていないときには、検出回路において、ア
ンドゲート121,124の出力OVF,UNFはとも
にローレベル、ノアゲート126の出力THはハイレベ
ルとなる。よって、各設定器130〜145において、
最大値または最小値を設定するための素子はオフ状態、
加算器55の出力に接続された素子がオン状態となり、
加算器55の出力がそのまま積分器59の出力となる。
フローも生じていないときには、検出回路において、ア
ンドゲート121,124の出力OVF,UNFはとも
にローレベル、ノアゲート126の出力THはハイレベ
ルとなる。よって、各設定器130〜145において、
最大値または最小値を設定するための素子はオフ状態、
加算器55の出力に接続された素子がオン状態となり、
加算器55の出力がそのまま積分器59の出力となる。
【0034】以上のようにして、加算器55にオーバフ
ローやアンダフローが生じても、積分器59の出力には
オーバフローやアンダフローが生じない。
ローやアンダフローが生じても、積分器59の出力には
オーバフローやアンダフローが生じない。
【0035】実施例2.図3はこの発明の第2の実施例
によるデルタシグマ変調器の積分器を詳細に示す回路図
である。この場合には、設定器144が設定器145と
同一結線状態となっている。そして、加算器55のオー
バフロー発生時に設定器144,145の出力はローレ
ベル、アンダフロー発生時にハイレベルとなる。なお、
その他の設定器130〜143の結線状態は第1の実施
例における状態と同じである。
によるデルタシグマ変調器の積分器を詳細に示す回路図
である。この場合には、設定器144が設定器145と
同一結線状態となっている。そして、加算器55のオー
バフロー発生時に設定器144,145の出力はローレ
ベル、アンダフロー発生時にハイレベルとなる。なお、
その他の設定器130〜143の結線状態は第1の実施
例における状態と同じである。
【0036】よって、この場合には、加算器55がオー
バフローしたときに、積分器59の出力は3FFF
(H)、アンダフローしたときに、積分器59の出力は
C000(H)となる。この場合には、オーバフローま
たはアンダフローが生じたときにレジスタ56に3FF
F(H)またはC000(H)が設定され、加算器55
においてオーバフローまたはアンダフローが連続して発
生することが防止される。すなわち、回路の安定性がよ
り向上する。
バフローしたときに、積分器59の出力は3FFF
(H)、アンダフローしたときに、積分器59の出力は
C000(H)となる。この場合には、オーバフローま
たはアンダフローが生じたときにレジスタ56に3FF
F(H)またはC000(H)が設定され、加算器55
においてオーバフローまたはアンダフローが連続して発
生することが防止される。すなわち、回路の安定性がよ
り向上する。
【0037】なお、上記各実施例において、1つの積分
器59を有する1次デルタシグマ変調器の場合について
説明したが、2次デルタシグマ変調器や3次デルタシグ
マ変調器のように複数個の積分器を有するものについて
も本発明を適用することができる。
器59を有する1次デルタシグマ変調器の場合について
説明したが、2次デルタシグマ変調器や3次デルタシグ
マ変調器のように複数個の積分器を有するものについて
も本発明を適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、デルタシグマ変調器を、加算器がオーバフローま
たはアンダフローしたときに、加算器のとりうる最大値
または最小値を出力するように構成したので、発振など
を防止でき、安定に動作するものが得られる効果があ
る。
れば、デルタシグマ変調器を、加算器がオーバフローま
たはアンダフローしたときに、加算器のとりうる最大値
または最小値を出力するように構成したので、発振など
を防止でき、安定に動作するものが得られる効果があ
る。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、デル
タシグマ変調器を、加算器がオーバフローまたはアンダ
フローしたときに、加算器のとりうる最大値よりも小さ
い所定値または最小値よりも大きい所定値を出力するよ
うに構成したので、発振などを防止できるとともに連続
的にオーバフローやアンダフローが生ずる可能性を低下
させ、より安定に動作するものが得られる効果がある。
タシグマ変調器を、加算器がオーバフローまたはアンダ
フローしたときに、加算器のとりうる最大値よりも小さ
い所定値または最小値よりも大きい所定値を出力するよ
うに構成したので、発振などを防止できるとともに連続
的にオーバフローやアンダフローが生ずる可能性を低下
させ、より安定に動作するものが得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるデルタシグマ変調器
を用いたD−A変換器を示すブロック図である。
を用いたD−A変換器を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施例によるデルタシグマ変
調器における積分器の詳細構成を示す回路図である。
調器における積分器の詳細構成を示す回路図である。
【図3】この発明の第2の実施例によるデルタシグマ変
調器における積分器の詳細構成を示す回路図である。
調器における積分器の詳細構成を示す回路図である。
【図4】従来のデルタシグマ変調器を用いたD−A変換
器の構成を示すブロック図である。
器の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のデルタシグマ変調器における積分器を示
す回路図である。
す回路図である。
【図6】従来の他のデルタシグマ変調器を用いたD−A
変換器を示すブロック図である。
変換器を示すブロック図である。
5 積分回路
6 量子化器
7 減算器
8 遅延回路
55 加算器
56 レジスタ
57 検出回路
58 設定回路
Claims (2)
- 【請求項1】 入力ディジタル値の積分を行う積分回路
と、この積分回路の出力の量子化を行う量子化器と、こ
の量子化器の出力を遅延させる遅延回路と、入力信号の
値から前記遅延回路の出力を減算し減算結果を前記入力
ディジタル値として出力する減算器とを備えたデルタシ
グマ変調器において、前記積分回路は、前記入力ディジ
タル値とレジスタの出力とを加算する加算器と、この加
算器のオーバフローおよびアンダフローを検出して検出
信号を出力する検出回路と、前記検出信号のオフ時に前
記加算器が出力した値を出力値として出力するととも
に、前記検出回路がオーバフローを検出したときに前記
加算器が出力しうる最大値を出力値として出力し、前記
検出回路がアンダフローを検出したときに前記加算器が
出力しうる最小値を出力値として出力し、前記出力値を
前記レジスタに供給する設定回路とを備えたことを特徴
とするデルタシグマ変調器。 - 【請求項2】 入力ディジタル値の積分を行う積分回路
と、この積分回路の出力の量子化を行う量子化器と、こ
の量子化器の出力を遅延させる遅延回路と、入力信号の
値から前記遅延回路の出力を減算し減算結果を前記入力
ディジタル値として出力する減算器とを備えたデルタシ
グマ変調器において、前記積分回路は、前記入力ディジ
タル値とレジスタの出力とを加算する加算器と、この加
算器のオーバフローおよびアンダフローを検出して検出
信号を出力する検出回路と、前記検出信号のオフ時に前
記加算器が出力した値を出力値として出力するととも
に、前記検出回路がオーバフローを検出したときに前記
加算器が出力しうる最大値よりも小さい所定値を出力値
として出力し、前記検出回路がアンダフローを検出した
ときに前記加算器が出力しうる最小値よりも大きい値を
出力値として出力し、前記出力値を前記レジスタに供給
する設定回路とを備えたことを特徴とするデルタシグマ
変調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19834591A JPH0522150A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | デルタシグマ変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19834591A JPH0522150A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | デルタシグマ変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522150A true JPH0522150A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16389581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19834591A Pending JPH0522150A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | デルタシグマ変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2008044725A1 (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-18 | パナソニック株式会社 | Δς型変調器を搭載する半導体装置及び半導体システム |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP19834591A patent/JPH0522150A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2008044725A1 (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-18 | パナソニック株式会社 | Δς型変調器を搭載する半導体装置及び半導体システム |
| US7868803B2 (en) | 2006-10-13 | 2011-01-11 | Panasonic Corporation | Semiconductor device having ΔΣ modulator, and semiconductor system |
| JP4680295B2 (ja) * | 2006-10-13 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | Δς型変調器を搭載する半導体装置及び半導体システム |
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