JPH05224938A - 適用条件処理装置 - Google Patents
適用条件処理装置Info
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- JPH05224938A JPH05224938A JP4023894A JP2389492A JPH05224938A JP H05224938 A JPH05224938 A JP H05224938A JP 4023894 A JP4023894 A JP 4023894A JP 2389492 A JP2389492 A JP 2389492A JP H05224938 A JPH05224938 A JP H05224938A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基本的な適用条件を組み合せて適用条件を容
易に表現する。 【構成】 推論規則や公理の適用条件の基本となる適用
条件を適用条件記憶部1に格納しておき、適用条件設定
部2で扱う推論規則や公理ごとに基本となる適用条件を
取り出し組み合せて対応付ける。証明実行部3でこれに
より推論規則を使って証明を行うときは、この推論規則
に対応付けられた適用条件が満足されているときのみ証
明を進めることができる。また公理を使って証明を行う
ときには、対応する適用条件を満足するときのみ、その
公理を使用することができる。
易に表現する。 【構成】 推論規則や公理の適用条件の基本となる適用
条件を適用条件記憶部1に格納しておき、適用条件設定
部2で扱う推論規則や公理ごとに基本となる適用条件を
取り出し組み合せて対応付ける。証明実行部3でこれに
より推論規則を使って証明を行うときは、この推論規則
に対応付けられた適用条件が満足されているときのみ証
明を進めることができる。また公理を使って証明を行う
ときには、対応する適用条件を満足するときのみ、その
公理を使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作成した証明に間違い
がないか否かチェックする証明チェッカや証明を作成す
るツールである証明コンストラクタにおいて、証明に使
用する推論規則や公理に用いる適用条件の正当性を確認
する適用条件処理装置に関する。
がないか否かチェックする証明チェッカや証明を作成す
るツールである証明コンストラクタにおいて、証明に使
用する推論規則や公理に用いる適用条件の正当性を確認
する適用条件処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】証明チェッカや証明コンストラクタにお
いて、推論規則を適用して証明を行う際に、証明ステッ
プの正当性を保証するため、その推論規則に付けられて
いる適用条件を満たした場合だけ証明を進めることが要
求される。このため、推論規則ごとに適用条件を記述
し、推論規則を使った証明を行う際に適用条件をチェッ
クする機能が必要である。公理の場合も同様に適用条件
を満足した公理だけを証明で用いることが要求される。
いて、推論規則を適用して証明を行う際に、証明ステッ
プの正当性を保証するため、その推論規則に付けられて
いる適用条件を満たした場合だけ証明を進めることが要
求される。このため、推論規則ごとに適用条件を記述
し、推論規則を使った証明を行う際に適用条件をチェッ
クする機能が必要である。公理の場合も同様に適用条件
を満足した公理だけを証明で用いることが要求される。
【0003】従来は推論規則や公理の適用条件を表わす
のに、適用条件の持つ意味を特別な意味記述言語(論理
を記述するためのプログラミング言語)を用いて間接的
に表わしていた。
のに、適用条件の持つ意味を特別な意味記述言語(論理
を記述するためのプログラミング言語)を用いて間接的
に表わしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、このような
従来の記述方法では次のような問題を生じていた。 予備知識の問題 上述の意味記述言語を知らないと適用条件が書けないた
め、時間をかけて複雑な言語を学習する必要がある。 記述の容易さの問題 どのような推論を行う規則なのかを記述するときに、そ
の一部として適用条件も記述することになるため、誤っ
た記述を行う可能性が高い。
従来の記述方法では次のような問題を生じていた。 予備知識の問題 上述の意味記述言語を知らないと適用条件が書けないた
め、時間をかけて複雑な言語を学習する必要がある。 記述の容易さの問題 どのような推論を行う規則なのかを記述するときに、そ
の一部として適用条件も記述することになるため、誤っ
た記述を行う可能性が高い。
【0005】すなわち、従来の記述方法は、基本的には
専門家向けの記述方法であり、初心者、意味記述言語を
知らない人などの一般の人が記述するにはかなり困難で
あった。
専門家向けの記述方法であり、初心者、意味記述言語を
知らない人などの一般の人が記述するにはかなり困難で
あった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、様々な論理に現れる基本的な適用条件を抽出し、
適用条件の持つ意味を基本的な適用条件を組み合せて直
接的に表現する適用条件処理装置を提供することを目的
とする。
ので、様々な論理に現れる基本的な適用条件を抽出し、
適用条件の持つ意味を基本的な適用条件を組み合せて直
接的に表現する適用条件処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1原理
図である。本発明の適用条件処理装置は、推論規則に適
用する適用条件を記憶する適用条件記憶部1と、推論規
則を格納し使用する推論規則について前記適用条件記憶
部1より必要とする適用条件を選択し使用する推論規則
とその適用条件の組み合せを設定する適用条件設定部2
と、この使用する推論規則を適用して証明を行う際に、
この使用する推論規則と選択した適用条件の組み合せが
満足するものであるか否かの確認を行う証明実行部3と
を備えたものである。
図である。本発明の適用条件処理装置は、推論規則に適
用する適用条件を記憶する適用条件記憶部1と、推論規
則を格納し使用する推論規則について前記適用条件記憶
部1より必要とする適用条件を選択し使用する推論規則
とその適用条件の組み合せを設定する適用条件設定部2
と、この使用する推論規則を適用して証明を行う際に、
この使用する推論規則と選択した適用条件の組み合せが
満足するものであるか否かの確認を行う証明実行部3と
を備えたものである。
【0008】また、前記証明実行部3は、前記推論規則
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにしたものである。
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにしたものである。
【0009】図2は本発明の第2原理図である。本発明
の適用条件処理装置は、推論規則に適用する適用条件を
記憶する適用条件記憶部1と、推論規則に適用する適用
条件を作成する適用条件作成部4と、推論規則を格納し
使用する推論規則について前記適用条件記憶部1、前記
適用条件作成部4より必要とする適用条件を選択して使
用する推論規則とその適用条件の組み合せを設定する適
用条件設定部2と、この使用する推論規則を適用して証
明を行う際に、この使用する推論規則と選択した適用条
件の組み合せが満足するものであるか否かの確認を行う
証明実行部3とを備えたものである。
の適用条件処理装置は、推論規則に適用する適用条件を
記憶する適用条件記憶部1と、推論規則に適用する適用
条件を作成する適用条件作成部4と、推論規則を格納し
使用する推論規則について前記適用条件記憶部1、前記
適用条件作成部4より必要とする適用条件を選択して使
用する推論規則とその適用条件の組み合せを設定する適
用条件設定部2と、この使用する推論規則を適用して証
明を行う際に、この使用する推論規則と選択した適用条
件の組み合せが満足するものであるか否かの確認を行う
証明実行部3とを備えたものである。
【0010】また、前記証明実行部3は、前記推論規則
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにする。
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにする。
【0011】また、公理に適用する適用条件を記憶する
適用条件記憶部1と、公理を格納し使用する公理につい
て前記適用条件記憶部1より必要とする適用条件を選択
し使用する公理とその適用条件の組み合せを設定する適
用条件設定部2と、この使用する公理を適用して証明を
行う際に、この使用する公理と選択した適用条件の組み
合せが満足するものであるか否かの確認を行う証明実行
部3とを備えたものである。
適用条件記憶部1と、公理を格納し使用する公理につい
て前記適用条件記憶部1より必要とする適用条件を選択
し使用する公理とその適用条件の組み合せを設定する適
用条件設定部2と、この使用する公理を適用して証明を
行う際に、この使用する公理と選択した適用条件の組み
合せが満足するものであるか否かの確認を行う証明実行
部3とを備えたものである。
【0012】また、公理に適用する適用条件を記憶する
適用条件記憶部1と、公理に適用する適用条件を作成す
る適用条件作成部4と、公理を格納し使用する公理につ
いて前記適用条件記憶部1、前記適用条件作成部4より
必要とする適用条件を選択し使用する公理とその適用条
件の組み合せを設定する適用条件設定部2と、この使用
する公理を適用して証明を行う際に、この使用する公理
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を行う証明実行部3とを備えたものである。
適用条件記憶部1と、公理に適用する適用条件を作成す
る適用条件作成部4と、公理を格納し使用する公理につ
いて前記適用条件記憶部1、前記適用条件作成部4より
必要とする適用条件を選択し使用する公理とその適用条
件の組み合せを設定する適用条件設定部2と、この使用
する公理を適用して証明を行う際に、この使用する公理
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を行う証明実行部3とを備えたものである。
【0013】
【作用】上記構成により、適用規則や公理の適用条件の
基本となる適用条件を適用条件記憶部1に格納してお
き、適用条件設定部2で、扱う推論規則や公理ごとに基
本となる適用条件を取り出し組み合せて対応付ける。こ
れにより推論規則を使って証明を行うときは、この推論
規則に対応付けられた適用条件が満足されているときの
み証明を進めることができる。また、公理を使って証明
を行うときは、対応する適用条件を満足するときのみそ
の公理を使用することができる。
基本となる適用条件を適用条件記憶部1に格納してお
き、適用条件設定部2で、扱う推論規則や公理ごとに基
本となる適用条件を取り出し組み合せて対応付ける。こ
れにより推論規則を使って証明を行うときは、この推論
規則に対応付けられた適用条件が満足されているときの
み証明を進めることができる。また、公理を使って証明
を行うときは、対応する適用条件を満足するときのみそ
の公理を使用することができる。
【0014】適用条件記憶部1に格納されている基本と
なる適用条件だけでは適用条件を十分に表わせないとき
には、適用条件作成部4によって作成した適用条件を追
加することによって実現する。
なる適用条件だけでは適用条件を十分に表わせないとき
には、適用条件作成部4によって作成した適用条件を追
加することによって実現する。
【0015】また、推論規則の適用条件については、証
明が完成されたときにしかチェックができない適用条件
があるので、証明途中でのチェックを保留し、証明完成
時にチェックを行うことにより、適用可能な証明スタイ
ルの範囲を広げることができる。
明が完成されたときにしかチェックができない適用条件
があるので、証明途中でのチェックを保留し、証明完成
時にチェックを行うことにより、適用可能な証明スタイ
ルの範囲を広げることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図3は本発明の第1実施例の構成を示す図で、図
1に示す原理図1の具体例を示す。図1における適用条
件記憶部1に記憶されている適用条件として、図3に示
すように4つの条件を設ける。
する。図3は本発明の第1実施例の構成を示す図で、図
1に示す原理図1の具体例を示す。図1における適用条
件記憶部1に記憶されている適用条件として、図3に示
すように4つの条件を設ける。
【0017】4つの条件の意味は次の通りである。 T is free for X in P:論理式 Pの中の変数X に項T を
代入したとき、項T の中で自由変数であったものは、や
はり自由変数である。 T is bound in P :論理式P の中で変数T は束縛変数で
ある。 T is not free in P:論理式P の中で変数T は自由変数
でない。 A is an eigen-variable:項A はeigen-variableであ
る。 template:menu:論理式P の中の変数に代入を行うと
き、代入の対象とする変数はユーザが指定する。
代入したとき、項T の中で自由変数であったものは、や
はり自由変数である。 T is bound in P :論理式P の中で変数T は束縛変数で
ある。 T is not free in P:論理式P の中で変数T は自由変数
でない。 A is an eigen-variable:項A はeigen-variableであ
る。 template:menu:論理式P の中の変数に代入を行うと
き、代入の対象とする変数はユーザが指定する。
【0018】証明チェッカや証明コンストラクタにおい
ては、推論規則用の適用条件として、次の4つの条件を
設ける。 自由変数であること 束縛変数であること 自由変数でないこと eigen-variableであること
ては、推論規則用の適用条件として、次の4つの条件を
設ける。 自由変数であること 束縛変数であること 自由変数でないこと eigen-variableであること
【0019】そして上記4つの条件の中から使用する推
論規則に適用する条件を選択し、この選択した適用条件
を全て満足するように証明を進める。
論規則に適用する条件を選択し、この選択した適用条件
を全て満足するように証明を進める。
【0020】公理の適用条件としては、,,の中
から選択するようにする。これはのeigen-variableの
チェックは、証明を進めていって導かれた論理式に対し
て行うものであり、公理のように、それを導くのに仮定
している論理式のない論理式に対しては不用となるから
である。
から選択するようにする。これはのeigen-variableの
チェックは、証明を進めていって導かれた論理式に対し
て行うものであり、公理のように、それを導くのに仮定
している論理式のない論理式に対しては不用となるから
である。
【0021】上述の適用条件によって大部分の論理で使
われる推論規則や公理の適用条件はカバーできる。しか
し、新たな適用条件が必要な場合もあり、図2の発明の
原理2に示すように適用条件作成部4を設けて対応す
る。
われる推論規則や公理の適用条件はカバーできる。しか
し、新たな適用条件が必要な場合もあり、図2の発明の
原理2に示すように適用条件作成部4を設けて対応す
る。
【0022】図1,2に示す適用条件設定部2は、使用
する推論規則または公理に対して適用条件記憶部1の上
述した4個または3個の適用条件の内から選択する。図
3に示す例は述語論理の推論規則∃Eの適用条件を示し
たもので、この推論規則の適用条件は、選択された適用
条件の3つを全て論理積(and )で結合したものであ
る。適用条件設定部2として、専用エディタを用いてい
る。
する推論規則または公理に対して適用条件記憶部1の上
述した4個または3個の適用条件の内から選択する。図
3に示す例は述語論理の推論規則∃Eの適用条件を示し
たもので、この推論規則の適用条件は、選択された適用
条件の3つを全て論理積(and )で結合したものであ
る。適用条件設定部2として、専用エディタを用いてい
る。
【0023】ここで証明に使われる推論規則および書換
え規則について説明する。推論規則は、図4(a)に示
すパターンで示され、線の上にある論理式から線の下に
ある論理式を得ることができることを示している。仮定
式はあってもなくてもよい。仮定式iと前提式iをつな
ぐ「:」は、前提式を導くための仮定の1つに仮定式i
があるということを示している。
え規則について説明する。推論規則は、図4(a)に示
すパターンで示され、線の上にある論理式から線の下に
ある論理式を得ることができることを示している。仮定
式はあってもなくてもよい。仮定式iと前提式iをつな
ぐ「:」は、前提式を導くための仮定の1つに仮定式i
があるということを示している。
【0024】証明の中で指定した仮定式と前提式と、推
論規則の定義の前提式と仮定式のパターンが一致し、か
つ、推論規則に適用条件が付いているならば、それを満
しているときに限り、結論式が導ける。推論規則に適用
条件が付いていないときは、証明の中で指定した仮定式
と前提式と、定義の前提式と仮定式のパターンが一致す
れば、結論が導ける。
論規則の定義の前提式と仮定式のパターンが一致し、か
つ、推論規則に適用条件が付いているならば、それを満
しているときに限り、結論式が導ける。推論規則に適用
条件が付いていないときは、証明の中で指定した仮定式
と前提式と、定義の前提式と仮定式のパターンが一致す
れば、結論が導ける。
【0025】書換え規則は、(b)に示すパターンで示
される。書換え前と後の式は、見た目は異なるが同じこ
とを表わす。推論規則は、論理式全体にしか適用できな
い。定義を見ると、線の上には複数個の式がきてよい。
のに対し、書換え規則は、論理式の中の一部分にも適用
可能である。
される。書換え前と後の式は、見た目は異なるが同じこ
とを表わす。推論規則は、論理式全体にしか適用できな
い。定義を見ると、線の上には複数個の式がきてよい。
のに対し、書換え規則は、論理式の中の一部分にも適用
可能である。
【0026】定義を見ると線の上と下の式の数は必ず1
つである。
つである。
【0027】図5は適用条件設定部2に格納する推論規
則の一例を示すメニューである。図6,図7は推論規則
の具体例を示す。上段に推論規則の名前を示し、中段に
推論規則、下段はこの推論規則に適用する適用条件を設
定するものである。図8,図9は書換え規則の具体例を
示す。書換え規則には適用条件はない。
則の一例を示すメニューである。図6,図7は推論規則
の具体例を示す。上段に推論規則の名前を示し、中段に
推論規則、下段はこの推論規則に適用する適用条件を設
定するものである。図8,図9は書換え規則の具体例を
示す。書換え規則には適用条件はない。
【0028】図10は述語論理の推論規則∃Eの適用条件
を設定する方法を説明する図である。同図において
(a)は専用エディタを示し、(b)はこの専用エディ
タによって適用条件を指定した状態を示す。
を設定する方法を説明する図である。同図において
(a)は専用エディタを示し、(b)はこの専用エディ
タによって適用条件を指定した状態を示す。
【0029】(a)の上段は、図3に示した4つの適用
条件が示されている。この中から、適用条件を過不足な
く指定するために専用エディタを設けてある。このエデ
ィタの一番上の領域はメニューで、各々の行のメニュー
の項目になっている。この項目の中で「*」で括って示
されているものが適用条件を示すのに必ず必要な要素を
示す。例えば、自由変数を表すには、項目の中に「*」
で括って示されているt(項1)、x(変数)、P
(x)(項2)の3つの要素が必要であることを示す。
また、eigen −variableであることを示すには、a
(項)が必要である。他の適用条件についても、同様で
ある。
条件が示されている。この中から、適用条件を過不足な
く指定するために専用エディタを設けてある。このエデ
ィタの一番上の領域はメニューで、各々の行のメニュー
の項目になっている。この項目の中で「*」で括って示
されているものが適用条件を示すのに必ず必要な要素を
示す。例えば、自由変数を表すには、項目の中に「*」
で括って示されているt(項1)、x(変数)、P
(x)(項2)の3つの要素が必要であることを示す。
また、eigen −variableであることを示すには、a
(項)が必要である。他の適用条件についても、同様で
ある。
【0030】メニューの中の項目を一つ選ぶと、その下
の領域にプロンプトが出る。このプロンプトは、適用条
件を示すのに必要な要素の入力を要求するものである。
必要な要素を全て入力し終ると、その下のメニューに基
本となる適用条件が表示される。以上の動作を繰り返し
て、必要な適用条件をすべて入力すると、推論規則の適
用条件の定義が終る。推論規則に適用条件が付いている
時には、すべての適用条件をすべて満たした時にのみ、
その推論規則を適用することが許される。
の領域にプロンプトが出る。このプロンプトは、適用条
件を示すのに必要な要素の入力を要求するものである。
必要な要素を全て入力し終ると、その下のメニューに基
本となる適用条件が表示される。以上の動作を繰り返し
て、必要な適用条件をすべて入力すると、推論規則の適
用条件の定義が終る。推論規則に適用条件が付いている
時には、すべての適用条件をすべて満たした時にのみ、
その推論規則を適用することが許される。
【0031】例えば、このエディタで、「変数Z は、項
Q の中で自由変数ではない。」という適用条件を定義す
るには、一番上のメニューの中の項目「*x* is not
freein *P (x)*」を選ぶ。そうすると、その下の
領域に「x?>」と、次に「P (x)?>」というプロ
ンプトが出る。各々に対して、「Z 」,「Q 」と入力す
ると、必要な要素が揃ったので、その下のメニューに適
用条件「Z is not free in Q」が表示される。
Q の中で自由変数ではない。」という適用条件を定義す
るには、一番上のメニューの中の項目「*x* is not
freein *P (x)*」を選ぶ。そうすると、その下の
領域に「x?>」と、次に「P (x)?>」というプロ
ンプトが出る。各々に対して、「Z 」,「Q 」と入力す
ると、必要な要素が揃ったので、その下のメニューに適
用条件「Z is not free in Q」が表示される。
【0032】このようにして指定した適用条件の意味は
次の通りである。 Z is not free in Q:論理式Q の中で変数Z は自由変数
でない。 Z is not free in ∃XP(X ):論理式∃XP(X )の中
で変数Zは自由変数でない。 Z is an eigen-variable:項Z はeigen-variableであ
る。 template:all-occurrence:論理式P の中の変数に代入
を行うときに、すべての変数を代入の対象とする。
次の通りである。 Z is not free in Q:論理式Q の中で変数Z は自由変数
でない。 Z is not free in ∃XP(X ):論理式∃XP(X )の中
で変数Zは自由変数でない。 Z is an eigen-variable:項Z はeigen-variableであ
る。 template:all-occurrence:論理式P の中の変数に代入
を行うときに、すべての変数を代入の対象とする。
【0033】次に図3に示す証明実行部3について説明
する。証明実行部3は証明を行うが、証明に関する基本
的動作は次の3つである。 推論規則や書換え規則(これらをまとめて導出規則と
いう)の定義から、前提の論理式、仮定の論理式、結論
式のパターンを導出規則ごとに記憶する。 ユーザの入力する論理式を記憶する。公理や定理の論
理式が入力される場合もある。
する。証明実行部3は証明を行うが、証明に関する基本
的動作は次の3つである。 推論規則や書換え規則(これらをまとめて導出規則と
いう)の定義から、前提の論理式、仮定の論理式、結論
式のパターンを導出規則ごとに記憶する。 ユーザの入力する論理式を記憶する。公理や定理の論
理式が入力される場合もある。
【0034】入力済の論理式の中から、ユーザが仮定
として指定した論理式、前提として指定した論理式と、
それらに適用する導出規定を取り出す。ユーザが指定し
た論理式に導出規則が適用可能ならば、適用して結論の
論理式を作成する。結論の論理式も入力された論理式と
同様に指定し、導出規則を適用することができる。
として指定した論理式、前提として指定した論理式と、
それらに適用する導出規定を取り出す。ユーザが指定し
た論理式に導出規則が適用可能ならば、適用して結論の
論理式を作成する。結論の論理式も入力された論理式と
同様に指定し、導出規則を適用することができる。
【0035】ユーザの指定した論理式と、導出規則の定
義に書かれている前提の論理式、仮定の論理式のパター
ンが一致し、かつ、導出規則が推論規則ならば適用条件
を満足しているときに「適用可能である」と言い、適用
可能な時、導出規則の定義に書かれている結論の論理式
のパターンから結論の論理式を作成することを「導出規
則を適用する」と言う。導出規則を1回適用することを
証明を1ステップ進めると言う。
義に書かれている前提の論理式、仮定の論理式のパター
ンが一致し、かつ、導出規則が推論規則ならば適用条件
を満足しているときに「適用可能である」と言い、適用
可能な時、導出規則の定義に書かれている結論の論理式
のパターンから結論の論理式を作成することを「導出規
則を適用する」と言う。導出規則を1回適用することを
証明を1ステップ進めると言う。
【0036】証明実行部3では、作成した証明の保存
や、論理式の複写も行う。また、導出規則を適用すると
きに、前提と仮定から結論を得るのではなく、逆に結論
から前提を得る方法もある。
や、論理式の複写も行う。また、導出規則を適用すると
きに、前提と仮定から結論を得るのではなく、逆に結論
から前提を得る方法もある。
【0037】図11は述語論理における適用条件のチェッ
ク例を示す。本図により適用条件のチェックを具体的に
説明する。図中A〜Lは論理式に付けた符号である。以
下の説明は次のように分けて行う。 1.Aの論理式の入力からCの論理式を導くまで 2.Aの論理式の複写(A−copy)からEの論理式を導
くまで 3.CとEの論理式からHの論理式を導くまで 4.Iの論理式の入力からJの論理式を導くまで 5.HとJの論理式からLの論理式(結論)を導くまで
ク例を示す。本図により適用条件のチェックを具体的に
説明する。図中A〜Lは論理式に付けた符号である。以
下の説明は次のように分けて行う。 1.Aの論理式の入力からCの論理式を導くまで 2.Aの論理式の複写(A−copy)からEの論理式を導
くまで 3.CとEの論理式からHの論理式を導くまで 4.Iの論理式の入力からJの論理式を導くまで 5.HとJの論理式からLの論理式(結論)を導くまで
【0038】1.Aの論理式の入力からCの論理式を導
くまで 仮定となる論理式(以降仮定式と称す) NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,outp)…A を入力する。仮定となる論理式には番号がつき、この場
合3となる。式Aに図7(d)に示す推論規則「∧E
Q」を適用する。定義の前提式のパターンとA式は次の
ように一致している。
くまで 仮定となる論理式(以降仮定式と称す) NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,outp)…A を入力する。仮定となる論理式には番号がつき、この場
合3となる。式Aに図7(d)に示す推論規則「∧E
Q」を適用する。定義の前提式のパターンとA式は次の
ように一致している。
【0039】Pに当るのは、NANDGate(i1,i2,x ) Qに当るのは、NOTGate (x ,outp)
【0040】結論の論理式(以降、結論式と称す)のパ
ターンはQなので、論理式、 NOTGate (x ,outp)…B を導く。この推論規則について、本実施例では適用条件
が付いていないので、適用条件のチェックは不用とな
る。なお、適用条件が付くか否かはユーザが指示する。
論理式Aの下に線を引き、線の横には適用した推論規則
の名前と結論式が依存している仮定の番号3を中カッコ
で括って表示し、線の下には結論式を表示する。
ターンはQなので、論理式、 NOTGate (x ,outp)…B を導く。この推論規則について、本実施例では適用条件
が付いていないので、適用条件のチェックは不用とな
る。なお、適用条件が付くか否かはユーザが指示する。
論理式Aの下に線を引き、線の横には適用した推論規則
の名前と結論式が依存している仮定の番号3を中カッコ
で括って表示し、線の下には結論式を表示する。
【0041】次にBの論理式に図8(e)に示す書換え
規則NOTGate def を適用する。書換え規則の定義と対
応することにより、 Pに当るのは、x Qに当るのは、outp ということがわかる。書換え後の式のパターンはQ≡〜
P(〜はnot を表わす)であるから、論理式、 outp≡〜x…C を導く。論理式Bの下に線を引き、線の横には適用した
書換え規則の名前と、結論式が依存している仮定の番号
3を中カッコで括って表示し、線の下には結論式を表示
する。
規則NOTGate def を適用する。書換え規則の定義と対
応することにより、 Pに当るのは、x Qに当るのは、outp ということがわかる。書換え後の式のパターンはQ≡〜
P(〜はnot を表わす)であるから、論理式、 outp≡〜x…C を導く。論理式Bの下に線を引き、線の横には適用した
書換え規則の名前と、結論式が依存している仮定の番号
3を中カッコで括って表示し、線の下には結論式を表示
する。
【0042】2.Aの論理式の複写(A−copy)からE
の論理式を導くまで この場合、推論規則として図7(c)に示す∧EPを適
用し、書換え規則として図8(f)に示すNANDGate de
f を使うことにより1.と同様にEの論理式を得ること
ができる。
の論理式を導くまで この場合、推論規則として図7(c)に示す∧EPを適
用し、書換え規則として図8(f)に示すNANDGate de
f を使うことにより1.と同様にEの論理式を得ること
ができる。
【0043】3.CとEの論理式からHの論理式を導く
まで CとEの論理式に図6(a)に示す推論規則Repを適
用する。この場合、 Pに当るのは、outp≡〜x Qに当るのは、x Rに当るのは、〜(i1∧i2) ということになる。そして結論式のパターンはP(R/
Q)であるので次の結論式が得られる。
まで CとEの論理式に図6(a)に示す推論規則Repを適
用する。この場合、 Pに当るのは、outp≡〜x Qに当るのは、x Rに当るのは、〜(i1∧i2) ということになる。そして結論式のパターンはP(R/
Q)であるので次の結論式が得られる。
【0044】outp≡〜〜(i1∧i2)…F
【0045】この推論規則も適用条件は不用とのユーザ
の指示があるものとし、適用条件のチェックは行なわな
い。論理式CとEの下に線を引き、線の横には適用した
推論規則の名前と結論式が依存している仮定の番号3を
中カッコで表示し、線の下には結論式を表示する。
の指示があるものとし、適用条件のチェックは行なわな
い。論理式CとEの下に線を引き、線の横には適用した
推論規則の名前と結論式が依存している仮定の番号3を
中カッコで表示し、線の下には結論式を表示する。
【0046】次にFの論理式の中の≡の右側の式に図8
(g)に示す書換え規則〜〜Eを適用する。書換え規則
より Pに当るのは、(i1∧i2) ということがわかる。書換え後の式のパターンはPであ
るから論理式は次のようになる。
(g)に示す書換え規則〜〜Eを適用する。書換え規則
より Pに当るのは、(i1∧i2) ということがわかる。書換え後の式のパターンはPであ
るから論理式は次のようになる。
【0047】outp≡i1∧i2…G
【0048】さらに、Gの論理式に、図9(h)に示す
書換え規則ANDGate def0を適用する。 Pに当るのは、i1 Qに当るのは、i2 Rに当るのは、outp ということがわかる。書換え後の式のパターンはANDGat
e (P,Q,R)であるから、次論理式を導くことがで
きる。
書換え規則ANDGate def0を適用する。 Pに当るのは、i1 Qに当るのは、i2 Rに当るのは、outp ということがわかる。書換え後の式のパターンはANDGat
e (P,Q,R)であるから、次論理式を導くことがで
きる。
【0049】ANDGate (i1,i2,outp)…H
【0050】4.Iの論理式の入力からJの論理式を導
くまで 仮定式ANDGate IMP (i1,i2,outp)…I を入力する。仮定となる論理式には番号10を付ける。式
Iに図9(i)に示す書換え規則ANDGate IMP def
を適用する。 Xに当るのはi1 Yに当るのはi2 Zに当るのはoutp
くまで 仮定式ANDGate IMP (i1,i2,outp)…I を入力する。仮定となる論理式には番号10を付ける。式
Iに図9(i)に示す書換え規則ANDGate IMP def
を適用する。 Xに当るのはi1 Yに当るのはi2 Zに当るのはoutp
【0051】そして書換え後の式のパターンは、 ∃T(NANDGate(X ,Y ,T ) ∧NOTGate (T ,Z )) であり、まだわからないTをユーザに問い合せ、xとユ
ーザが入力したので論理は次のように導かれる。 ∃x(NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,outp))…J
ーザが入力したので論理は次のように導かれる。 ∃x(NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,outp))…J
【0052】5.HとJの論理式からLの論理式(結
論)を導くまで HとJの論理式に図10(b)に示す推論規則∃Eを適用
する。 Pに当るのは、NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x
,outp) Qに当るのは、ANDGate (i1,i2,outp) Zに当るのは、x 結論式のパターンはQであるから、次の論理式が導かれ
る。
論)を導くまで HとJの論理式に図10(b)に示す推論規則∃Eを適用
する。 Pに当るのは、NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x
,outp) Qに当るのは、ANDGate (i1,i2,outp) Zに当るのは、x 結論式のパターンはQであるから、次の論理式が導かれ
る。
【0053】ANDGate (i1,i2,outp)…K
【0054】推論規則の定義は、仮定式、前提式、結論
式のパターンを示すだけでなく、結論の依存する仮定に
ついても示している。例えば、推論規則∃Eを適用した
結果の結論式の依存する仮定については、「結論のQが
依存する仮定とは、前提式∃XP(X)を導くための仮
定と、前提のQを導くのに使われていた仮定のうちP
(Z)以外のもの全ての合計である。」ということを示
している。故に結論のQが依存する仮定は、10番の論理
式となる。
式のパターンを示すだけでなく、結論の依存する仮定に
ついても示している。例えば、推論規則∃Eを適用した
結果の結論式の依存する仮定については、「結論のQが
依存する仮定とは、前提式∃XP(X)を導くための仮
定と、前提のQを導くのに使われていた仮定のうちP
(Z)以外のもの全ての合計である。」ということを示
している。故に結論のQが依存する仮定は、10番の論理
式となる。
【0055】次に、推論規則∃Eは次の3つの適用条件
を持っているので、これをチェックする。 ZはQの中で自由変数として現れない。 Zは∃XP(X/Z)の中で自由変数として現れな
い。 Zはeigen-variableである。
を持っているので、これをチェックする。 ZはQの中で自由変数として現れない。 Zは∃XP(X/Z)の中で自由変数として現れな
い。 Zはeigen-variableである。
【0056】適用条件のチェック 論理式ANDGate (i1,i2,outp)の中にxは現れていな
いので満足する。 適用条件のチェック 論理的∃x(NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,
outp)の中でxは自由変数として現われていないので満
足する。 適用条件のチェック 結論の論理式が存在している10番の仮定ANDGate IMP
(i1,i2,outp)の中にxが自由変数として現れていな
いので満足する。
いので満足する。 適用条件のチェック 論理的∃x(NANDGate(i1,i2,x )∧NOTGate (x ,
outp)の中でxは自由変数として現われていないので満
足する。 適用条件のチェック 結論の論理式が存在している10番の仮定ANDGate IMP
(i1,i2,outp)の中にxが自由変数として現れていな
いので満足する。
【0057】適用条件は全て満たされたので、この推論
規則は適用可能である。論理式HとJの下に線を引き、
線の横には適用した推論規則の名前と結論式が依存して
いる仮定番号10を中カッコで括って表示し、線の下に結
論式Kを表示する。
規則は適用可能である。論理式HとJの下に線を引き、
線の横には適用した推論規則の名前と結論式が依存して
いる仮定番号10を中カッコで括って表示し、線の下に結
論式Kを表示する。
【0058】次にIを仮定式(10番の付いた論理式)、
Kを前提式とし、それに図6(b)に示す推論規則⊃I
を適用する。定義の仮定式と前提式のパターンI,Kか
ら、 Pに当るのは、ANDGate IMP (i1,i2,outp) Qに当るのは、ANDGate (i1,i2,outp) ということがわかる。そして結論式のパターンはP⊃Q
であるので次の論理式を導くことができる。
Kを前提式とし、それに図6(b)に示す推論規則⊃I
を適用する。定義の仮定式と前提式のパターンI,Kか
ら、 Pに当るのは、ANDGate IMP (i1,i2,outp) Qに当るのは、ANDGate (i1,i2,outp) ということがわかる。そして結論式のパターンはP⊃Q
であるので次の論理式を導くことができる。
【0059】 ANDGate IMP (i1,i2,outp)⊃ANDGate (i1,i2,outp)…L
【0060】推論規則⊃Iを適用した結果の結論式の依
存する仮定については、その定義から「結論のP⊃Qが
依存する仮定とは、前提式Qを導くための仮定のうちP
以外のもの全てである。」ということを示している。故
に、結論のP⊃Qが依存する仮定はなくなる。この推論
規則に対しては、ユーザは適用条件を付けていないもの
とする。論理式Kの下に線を引き、線の横には適用した
推論規則の名前と結論式が依存している仮定式がないこ
とを示すため、中カッコの中は空とし、線の下には結論
式Lを表示する。
存する仮定については、その定義から「結論のP⊃Qが
依存する仮定とは、前提式Qを導くための仮定のうちP
以外のもの全てである。」ということを示している。故
に、結論のP⊃Qが依存する仮定はなくなる。この推論
規則に対しては、ユーザは適用条件を付けていないもの
とする。論理式Kの下に線を引き、線の横には適用した
推論規則の名前と結論式が依存している仮定式がないこ
とを示すため、中カッコの中は空とし、線の下には結論
式Lを表示する。
【0061】Lの論理式は、なんらの仮定なしに成り立
っている。このようなとき、論理式Lの証明が完成した
と言い、推論規則や書換え規則を適用してきた一連の流
れを論理式Lの証明と言う。
っている。このようなとき、論理式Lの証明が完成した
と言い、推論規則や書換え規則を適用してきた一連の流
れを論理式Lの証明と言う。
【0062】なお、上述の実施例の証明を結論から行う
とeigen −variableのチェックができない。つまり論理
式KのANDGate (i1,i2,outp)と、推論規則∃Eから
線の上の2つの論理式JとH、∃x(NANDGate(i1,i
2,x )∧NOTGate (x ,outp),ANDGate (i1,i2,o
utp)を導く。このときにも適用条件のチェックを行
う。適用条件のうち次の2つは、上の3つの論理式K,
J,Hから可能である。
とeigen −variableのチェックができない。つまり論理
式KのANDGate (i1,i2,outp)と、推論規則∃Eから
線の上の2つの論理式JとH、∃x(NANDGate(i1,i
2,x )∧NOTGate (x ,outp),ANDGate (i1,i2,o
utp)を導く。このときにも適用条件のチェックを行
う。適用条件のうち次の2つは、上の3つの論理式K,
J,Hから可能である。
【0063】論理式ANDGate (i1,i2,outp)の中で変
数xは自由変数でない。論理式∃x(NANDGate(i1,i
2,x)∧NOTGate (x ,outp)の中で変数xは自由変
数でない。
数xは自由変数でない。論理式∃x(NANDGate(i1,i
2,x)∧NOTGate (x ,outp)の中で変数xは自由変
数でない。
【0064】しかし、項xがeigen-variableであること
は、線の下の論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依存し
ている仮定の論理式がわからないのでチェックできな
い。適用条件に合っていないわけではないので証明が完
成して、論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依存してい
る仮定の論理式がわかればチェック可能となる。
は、線の下の論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依存し
ている仮定の論理式がわからないのでチェックできな
い。適用条件に合っていないわけではないので証明が完
成して、論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依存してい
る仮定の論理式がわかればチェック可能となる。
【0065】推論規則を適用したときに、eigen-variab
leのチェックをせず、証明が完成した時に、証明を探索
してeigen-variableの適用条件が付いている推論規則が
あれば、その条件を満たしているかどうかチェックす
る。本例で言うと論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依
存している仮定の論理式ANDGate IMP (i1,i2,out
p)の中で項xが自由変数でないことを確認する。
leのチェックをせず、証明が完成した時に、証明を探索
してeigen-variableの適用条件が付いている推論規則が
あれば、その条件を満たしているかどうかチェックす
る。本例で言うと論理式ANDGate (i1,i2,outp)が依
存している仮定の論理式ANDGate IMP (i1,i2,out
p)の中で項xが自由変数でないことを確認する。
【0066】なお、「Zはeigen-variableである」と
は、証明は、いくつかの仮定となる論理式から上述した
ように、推論規則等を何度も適用して行なわれるが、こ
のように証明を進めて行って導かれた論理式の依存して
いる全ての仮定の中にZが自由変数として含まれない場
合をいう。
は、証明は、いくつかの仮定となる論理式から上述した
ように、推論規則等を何度も適用して行なわれるが、こ
のように証明を進めて行って導かれた論理式の依存して
いる全ての仮定の中にZが自由変数として含まれない場
合をいう。
【0067】また、∀x.f(x,y) 全てのxについてf(x,y)が成立する。 ∃x.f(x,y) あるxについてf(x,y)が成立する。 の∀xや∃xを限定作用素と言い、この限定作用素の作
用範囲は上の論理式で言うとf(x,y)となる。この
作用範囲の中のxを「束縛変数」と言い、この作用範囲
の中の束縛変数でない変数yを「自由変数」という。
用範囲は上の論理式で言うとf(x,y)となる。この
作用範囲の中のxを「束縛変数」と言い、この作用範囲
の中の束縛変数でない変数yを「自由変数」という。
【0068】また、推論規則∃Eは存在限量子∃(exis
t )の削除(elimination )の略で図3に示す∃XP
(X)という論理式は、「式Pを成り立たせるXが存在
する。」という意味である。具体的な論理式を表わして
いるのではなく、この推論規則を適用できる論理式のパ
ターンを表わす。なお、図10に示すP(X/Z)は論理
式P(Z)の中のZにXを代入した式という意味を表わ
す。
t )の削除(elimination )の略で図3に示す∃XP
(X)という論理式は、「式Pを成り立たせるXが存在
する。」という意味である。具体的な論理式を表わして
いるのではなく、この推論規則を適用できる論理式のパ
ターンを表わす。なお、図10に示すP(X/Z)は論理
式P(Z)の中のZにXを代入した式という意味を表わ
す。
【0069】次に第2実施例を説明する。図12は本実施
例の構成を示し、図2に対応する。本実施例は適用条件
の1つeigen-variableを変更して新たな適用条件を作
り、その推論規則∃E’の適用条件の中の1つにしてい
る。適用条件作成部4としてテキスト・エディタを用い
ている。適用条件作成部4で作成した適用条件を、適用
条件記憶部2の専用エディタの中で他の適用条件と組み
合せている。
例の構成を示し、図2に対応する。本実施例は適用条件
の1つeigen-variableを変更して新たな適用条件を作
り、その推論規則∃E’の適用条件の中の1つにしてい
る。適用条件作成部4としてテキスト・エディタを用い
ている。適用条件作成部4で作成した適用条件を、適用
条件記憶部2の専用エディタの中で他の適用条件と組み
合せている。
【0070】図13,図14は適用条件作成部4のテキスト
・エディタによる新たなeigen −variableを作成してい
る状況を示し、図15はこれより図11に示す証明を変更し
た図である。新しい仮定式1,2が前の仮定式10にとっ
て代っている。
・エディタによる新たなeigen −variableを作成してい
る状況を示し、図15はこれより図11に示す証明を変更し
た図である。新しい仮定式1,2が前の仮定式10にとっ
て代っている。
【0071】新たな論理や推論規則を作成するときに、
基本となる適用条件だけでは表現できないような適用条
件が必要になったときには、新たな基本となる適用条件
を作成する。その適用条件の意味記述をテキスト・エデ
ィタで行う。意味記述はプログラミングに相当するもの
であるので、通常プログラミングに用いるテキスト・エ
ディタを本実施例では用いている。
基本となる適用条件だけでは表現できないような適用条
件が必要になったときには、新たな基本となる適用条件
を作成する。その適用条件の意味記述をテキスト・エデ
ィタで行う。意味記述はプログラミングに相当するもの
であるので、通常プログラミングに用いるテキスト・エ
ディタを本実施例では用いている。
【0072】本実施例で推論規則∃Eの適用条件eigen-
variableの意味が、論理によって、次のように第1実施
例(図3)の場合と異なる。第1実施例の場合、eigen-
variableの条件は自由変数Zが次の条件を満たすことと
している。 前提式∃XP(X/Z)の中で自由変数として現れな
い。 前提式Qの中で自由変数として現れない。 結論式Qの持つ仮定のうち、P(Z)以外の全ての論
理式で自由変数として現れない。
variableの意味が、論理によって、次のように第1実施
例(図3)の場合と異なる。第1実施例の場合、eigen-
variableの条件は自由変数Zが次の条件を満たすことと
している。 前提式∃XP(X/Z)の中で自由変数として現れな
い。 前提式Qの中で自由変数として現れない。 結論式Qの持つ仮定のうち、P(Z)以外の全ての論
理式で自由変数として現れない。
【0073】結論式Qの持つ仮定とは、前提式∃XP
(X/Z)とQの各々が持つ仮定の合計から、仮定P
(Z)を除いたものであるから、を言い換えると次の
ようになる。 a 前提式∃XP(X/Z)の依存している仮定式の中
では、Zは自由変数として現れない。 b 前提式Qの依存している仮定式のうち、P(Z)以
外の論理式では、Zは自由変数として現れない。
(X/Z)とQの各々が持つ仮定の合計から、仮定P
(Z)を除いたものであるから、を言い換えると次の
ようになる。 a 前提式∃XP(X/Z)の依存している仮定式の中
では、Zは自由変数として現れない。 b 前提式Qの依存している仮定式のうち、P(Z)以
外の論理式では、Zは自由変数として現れない。
【0074】つまり、第1実施例で示したような通常の
eigen-variableの条件では、Zは2つの前提式の中で
も、2つの前提式が依存している仮定式(但し、P
(Z)を除く)の中でも、自由変数であってはならな
い。
eigen-variableの条件では、Zは2つの前提式の中で
も、2つの前提式が依存している仮定式(但し、P
(Z)を除く)の中でも、自由変数であってはならな
い。
【0075】これに対して、第2実施例で新たに作成し
たeigen-variableの条件は、,は全く同一である
が、が次のように異なっている。 ′P(Z)を仮定に持つ論理式Q(前提式Q)の持っ
ている仮定のうち、P(Z)以外の全ての論理式でも自
由変数ではない。そして前提式∃XP(X/Z)の依存
している仮定については何も言っていない。つまり通常
のeigen-variableでのa がなくなっている。
たeigen-variableの条件は、,は全く同一である
が、が次のように異なっている。 ′P(Z)を仮定に持つ論理式Q(前提式Q)の持っ
ている仮定のうち、P(Z)以外の全ての論理式でも自
由変数ではない。そして前提式∃XP(X/Z)の依存
している仮定については何も言っていない。つまり通常
のeigen-variableでのa がなくなっている。
【0076】これは「2つの前提式の中と、前提式Qの
依存している仮定の中からP(Z)を除いた仮定の中
で、Zは自由変数ではいけない。但し、前提式∃XP
(X/Z)の依存している仮定式の中には自由変数とし
て現れてもよい。」と言い換えることもできる。
依存している仮定の中からP(Z)を除いた仮定の中
で、Zは自由変数ではいけない。但し、前提式∃XP
(X/Z)の依存している仮定式の中には自由変数とし
て現れてもよい。」と言い換えることもできる。
【0077】第1実施例で示した通常のeigen-variable
適用条件と第2実施例で作成したeigen-variable適用条
件は、定数の名前替えを行えば、同じことを表してい
る。このように二つの表現があるのは、人によって条件
の表し方が異なるからである。
適用条件と第2実施例で作成したeigen-variable適用条
件は、定数の名前替えを行えば、同じことを表してい
る。このように二つの表現があるのは、人によって条件
の表し方が異なるからである。
【0078】上述の第1,第2実施例は、3つの適用条
件は∧(and )で関連付けされていたが、or,if,whil
e などで組み合せてもよい。
件は∧(and )で関連付けされていたが、or,if,whil
e などで組み合せてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、推論規則や公理の適用条件を基本的な適用条件の組
み合せによって実現できるため、適用条件を容易に作成
でき、証明の正当性を保証することに寄与するところが
大きい。また必要に応じて適用条件を新に作成すること
も可能である。
は、推論規則や公理の適用条件を基本的な適用条件の組
み合せによって実現できるため、適用条件を容易に作成
でき、証明の正当性を保証することに寄与するところが
大きい。また必要に応じて適用条件を新に作成すること
も可能である。
【図1】本発明の第1原理図である。
【図2】本発明の第2原理図である。
【図3】本発明の第1実施例を説明する図である。
【図4】推論規則と書換え規則のパターンを説明する図
である。
である。
【図5】推論規則のメニュー例を示す図である。
【図6】推論規則例を示す図である。
【図7】他の推論規則例を示す図である。
【図8】書換え規則例を示す図である。
【図9】他の書換え規則例を示す図である。
【図10】専用エディタにより、推論規則に適用条件を
選択する方法を説明する図である。
選択する方法を説明する図である。
【図11】述語論理における適用条件のチェック例を示
す図である。
す図である。
【図12】第2実施例を説明する図である。
【図13】新しい適用条件をテキスト・エディタで作成
する説明図である。
する説明図である。
【図14】新しい適用条件の内容の一部を示す図であ
る。
る。
【図15】新しい適用条件の作成とチェック例を示す図
である。
である。
1 適用条件記憶部 2 適用条件設定部 3 証明実行部 4 適用条件作成部
Claims (6)
- 【請求項1】 推論規則に適用する適用条件を記憶する
適用条件記憶部(1)と、推論規則を格納し使用する推
論規則について前記適用条件記憶部(1)より必要とす
る適用条件を選択し使用する推論規則とその適用条件の
組み合せを設定する適用条件設定部(2)と、この使用
する推論規則を適用して証明を行う際に、この使用する
推論規則と選択した適用条件の組み合せが満足するもの
であるか否かの確認を行う証明実行部(3)とを備えた
ことを特徴とする適用条件処理装置。 - 【請求項2】 前記証明実行部(3)は、前記推論規則
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにしたことを特徴とする請求項
1記載の適用条件処理装置。 - 【請求項3】 推論規則に適用する適用条件を記憶する
適用条件記憶部(1)と、推論規則に適用する適用条件
を作成する適用条件作成部(4)と、推論規則を格納し
使用する推論規則について前記適用条件記憶部(1)、
前記適用条件作成部(4)より必要とする適用条件を選
択して使用する推論規則とその適用条件の組み合せを設
定する適用条件設定部(2)と、この使用する推論規則
を適用して証明を行う際に、この使用する推論規則と選
択した適用条件の組み合せが満足するものであるか否か
の確認を行う証明実行部(3)とを備えたことを特徴と
する適用条件処理装置。 - 【請求項4】 前記証明実行部(3)は、前記推論規則
と選択した適用条件の組み合せが満足するものであるか
否かの確認を証明完成後でなければできない場合は、証
明完成後に確認するようにしたことを特徴とする請求項
3記載の適用条件処理装置。 - 【請求項5】 公理に適用する適用条件を記憶する適用
条件記憶部(1)と、公理を格納し使用する公理につい
て前記適用条件記憶部(1)より必要とする適用条件を
選択し使用する公理とその適用条件の組み合せを設定す
る適用条件設定部(2)と、この使用する公理を適用し
て証明を行う際に、この使用する公理と選択した適用条
件の組み合せが満足するものであるか否かの確認を行う
証明実行部(3)とを備えたことを特徴とする適用条件
処理装置。 - 【請求項6】 公理に適用する適用条件を記憶する適用
条件記憶部(1)と、公理に適用する適用条件を作成す
る適用条件作成部(4)と、公理を格納し使用する公理
について前記適用条件記憶部(1)、前記適用条件作成
部(4)より必要とする適用条件を選択し使用する公理
とその適用条件の組み合せを設定する適用条件設定部
(2)と、この使用する公理を適用して証明を行う際
に、この使用する公理と選択した適用条件の組み合せが
満足するものであるか否かの確認を行う証明実行部
(3)とを備えたことを特徴とする適用条件処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023894A JPH05224938A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 適用条件処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023894A JPH05224938A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 適用条件処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05224938A true JPH05224938A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12123164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023894A Withdrawn JPH05224938A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 適用条件処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05224938A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4889685A (en) * | 1985-11-27 | 1989-12-26 | Permelec Electrode Ltd. | Process of producing titanium composite having a coil-shaped skeletal structure on the surface thereof |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023894A patent/JPH05224938A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4889685A (en) * | 1985-11-27 | 1989-12-26 | Permelec Electrode Ltd. | Process of producing titanium composite having a coil-shaped skeletal structure on the surface thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |