JPH05225997A - 積層燃料電池 - Google Patents
積層燃料電池Info
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- JPH05225997A JPH05225997A JP4056500A JP5650092A JPH05225997A JP H05225997 A JPH05225997 A JP H05225997A JP 4056500 A JP4056500 A JP 4056500A JP 5650092 A JP5650092 A JP 5650092A JP H05225997 A JPH05225997 A JP H05225997A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層燃料電池の電池構成部の一様の締付力が
得られるようにすると共に軽量化を図る。 【構成】 スタックSの上下に配置するホルダー22,
23を、板厚方向の温度差で曲がるが締付力でも曲がり
得る厚さとしてフレキシビリティをもたせる。上下のホ
ルダー22,23の外側に高温でも若干の弾性を有する
断熱材24,25を重ねて配置する。上下の締付架構1
5と16の間でスタックSにホルダー22,23、断熱
材24,25を介して締付力を与える。高温になってホ
ルダー22,23が曲がっても、断熱材24,25の弾
性を利用した締付力によりホルダー22,23は平らに
なり、一様の締付力が得られる。
得られるようにすると共に軽量化を図る。 【構成】 スタックSの上下に配置するホルダー22,
23を、板厚方向の温度差で曲がるが締付力でも曲がり
得る厚さとしてフレキシビリティをもたせる。上下のホ
ルダー22,23の外側に高温でも若干の弾性を有する
断熱材24,25を重ねて配置する。上下の締付架構1
5と16の間でスタックSにホルダー22,23、断熱
材24,25を介して締付力を与える。高温になってホ
ルダー22,23が曲がっても、断熱材24,25の弾
性を利用した締付力によりホルダー22,23は平らに
なり、一様の締付力が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料の有する化学エネル
ギーを直接電気エネルギーに変換させるエネルギー部門
で用いる燃料電池に関するもので、特に、セルを多層に
積層して所定の締付力を付与させるようにした積層燃料
電池に関するものである。
ギーを直接電気エネルギーに変換させるエネルギー部門
で用いる燃料電池に関するもので、特に、セルを多層に
積層して所定の締付力を付与させるようにした積層燃料
電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池のうち、特に、溶融炭酸塩型燃
料電池は、図5に一例を示す如く、電解質として溶融炭
酸塩を多孔質物質にしみ込ませてなるタイル(電解質
板)1をカソード(酸素極)2とアノード(燃料極)3
の両電極で両面から挟み、カソード2側に酸化ガスOG
を供給すると共にアノード3側に燃料ガスFGを供給す
ることによりカソード2側とアノード3側で各々反応を
行わせて発電を行わせるようにしたものを1セルCと
し、各セルCをセパレータ4を介し多層に積層してスタ
ックSとするようにしている。
料電池は、図5に一例を示す如く、電解質として溶融炭
酸塩を多孔質物質にしみ込ませてなるタイル(電解質
板)1をカソード(酸素極)2とアノード(燃料極)3
の両電極で両面から挟み、カソード2側に酸化ガスOG
を供給すると共にアノード3側に燃料ガスFGを供給す
ることによりカソード2側とアノード3側で各々反応を
行わせて発電を行わせるようにしたものを1セルCと
し、各セルCをセパレータ4を介し多層に積層してスタ
ックSとするようにしている。
【0003】上記溶融炭酸塩型燃料電池のうち、内部マ
ニホールド型の燃料電池にあっては、カソード2側へ供
給する酸化ガスOGの給排用マニホールド5と7を、タ
イル1及びセパレータ4の相対する側の周辺部に貫通し
て形成し、供給用マニホールド5から導かれた酸化ガス
OGを各セルCのカソード2とセパレータ4間のガス通
路9に供給して反対側の排出用マニホールド7から排出
させるようにし、又、アノード3側へ供給する燃料ガス
FGの給排用マニホールド6と8を、上記と同様にタイ
ル1とセパレータ4の周辺部に貫通させて形成し、供給
用マニホールド6を通してアノード3とセパレータ4と
の間のガス通路10に供給された燃料ガスFGが排出用
マニホールド8から排出されるようにしてあり、且つ上
記タイル1とセパレータ4の周辺部はウェットシール部
としてあり、更に、周辺部には、電極の厚さによる段差
をなくしてシール性を高めるために、中央部分が切り抜
かれているマスク板11,12をセパレータ4とタイル
1との間に介在させ、上記各ガスの給排用マニホールド
5,7と6,8が中央部分のガス通路9と10にマスク
板11,12に設けた開口部にて連通させた構成として
ある。
ニホールド型の燃料電池にあっては、カソード2側へ供
給する酸化ガスOGの給排用マニホールド5と7を、タ
イル1及びセパレータ4の相対する側の周辺部に貫通し
て形成し、供給用マニホールド5から導かれた酸化ガス
OGを各セルCのカソード2とセパレータ4間のガス通
路9に供給して反対側の排出用マニホールド7から排出
させるようにし、又、アノード3側へ供給する燃料ガス
FGの給排用マニホールド6と8を、上記と同様にタイ
ル1とセパレータ4の周辺部に貫通させて形成し、供給
用マニホールド6を通してアノード3とセパレータ4と
の間のガス通路10に供給された燃料ガスFGが排出用
マニホールド8から排出されるようにしてあり、且つ上
記タイル1とセパレータ4の周辺部はウェットシール部
としてあり、更に、周辺部には、電極の厚さによる段差
をなくしてシール性を高めるために、中央部分が切り抜
かれているマスク板11,12をセパレータ4とタイル
1との間に介在させ、上記各ガスの給排用マニホールド
5,7と6,8が中央部分のガス通路9と10にマスク
板11,12に設けた開口部にて連通させた構成として
ある。
【0004】上記構成としてある燃料電池は、電池性能
とシール性能が良好に維持されることが必要であり、電
極反応部においてカソード2及びアノード3の各電極と
タイル1とセパレータ4とが一様な圧力分布で接触して
いることと、運転中におけるスタックSの高さ減少に対
して追従性があることが要求される。そのため、燃料電
池全体を一定の締付力で締め付けることが必要である。
とシール性能が良好に維持されることが必要であり、電
極反応部においてカソード2及びアノード3の各電極と
タイル1とセパレータ4とが一様な圧力分布で接触して
いることと、運転中におけるスタックSの高さ減少に対
して追従性があることが要求される。そのため、燃料電
池全体を一定の締付力で締め付けることが必要である。
【0005】従来の燃料電池の締付方式としては、図5
に示す如くセルCをセパレータ4を介して積層してなる
スタックSを、図6に概要を示す如く、上下のホルダー
13と14にて挾持させ、更に、上下のホルダー13と
14の外側に締付架構15,16を重ねて配置させて、
該上下の締付架構15,16同士を締付ロッド17でつ
なぎ、各締付ロッド17の両端に螺合させた各ナット1
8を均等に締め付けることによりホルダー13,14を
介してスタックSに均一な締付力を付与させるように
し、スタックSの高さの減少は加圧ばね19で追従させ
るようにしている。この場合に、スタックSに与える締
付圧力分布を一様にする上から、上下のホルダー13,
14は板厚方向の温度差による曲がりを小さくするため
に厚板とし、剛性を大きくするようにしており、しか
も、内部マニホールド型の燃料電池にあっては、厚板構
造とした下部ホルダー14にスタックSの各マニホール
ド5,6,7,8と連通する孔21を順次加工形成して
外部のガスヘッダー20に連絡管を介し連通させるよう
にするか、あるいは、下部ホルダー14の内部にガスヘ
ッダー20を設けるようにしている。すなわち、上下の
ホルダー13,14は、外への放熱のため、板厚方向に
温度差を持って図7のように曲がる。この曲がり量fは
次式で示される。
に示す如くセルCをセパレータ4を介して積層してなる
スタックSを、図6に概要を示す如く、上下のホルダー
13と14にて挾持させ、更に、上下のホルダー13と
14の外側に締付架構15,16を重ねて配置させて、
該上下の締付架構15,16同士を締付ロッド17でつ
なぎ、各締付ロッド17の両端に螺合させた各ナット1
8を均等に締め付けることによりホルダー13,14を
介してスタックSに均一な締付力を付与させるように
し、スタックSの高さの減少は加圧ばね19で追従させ
るようにしている。この場合に、スタックSに与える締
付圧力分布を一様にする上から、上下のホルダー13,
14は板厚方向の温度差による曲がりを小さくするため
に厚板とし、剛性を大きくするようにしており、しか
も、内部マニホールド型の燃料電池にあっては、厚板構
造とした下部ホルダー14にスタックSの各マニホール
ド5,6,7,8と連通する孔21を順次加工形成して
外部のガスヘッダー20に連絡管を介し連通させるよう
にするか、あるいは、下部ホルダー14の内部にガスヘ
ッダー20を設けるようにしている。すなわち、上下の
ホルダー13,14は、外への放熱のため、板厚方向に
温度差を持って図7のように曲がる。この曲がり量fは
次式で示される。
【0006】
【数1】 但し、f:曲がり量 h:ホルダー板厚 l:ホルダーの大きさ t:表面温度 Δt:温度差 α:熱膨張率 温度差による曲がりは、式(1)に示すように板厚に反
比例しているので、曲がり量を小さくするためホルダー
13,14の板厚を厚くして有効電極面積2000cm2
以上のスタックSでは40mm以上の厚さのものが使用さ
れていた。
比例しているので、曲がり量を小さくするためホルダー
13,14の板厚を厚くして有効電極面積2000cm2
以上のスタックSでは40mm以上の厚さのものが使用さ
れていた。
【0007】ここで、ホルダー13,14の曲がりを小
さくしなければならないのは、 ホルダー13,14に曲がりがあると、中央部に荷重
が集中して周辺部では締付力が弱くなるので、ウェット
シール部でのシール性が損われ、ガスリークが生じる、 ホルダー13,14に曲がりがあると、中央部分のカ
レントコレクタ部では電池とセパレータとの接触(当
り)が不均一となり、接触の悪い部分が生じて来て内部
電気抵抗が上昇し、電池性能が低下する、 運転条件の変化で曲がりが繰り返し起こると、腐食層
の剥れ等を生じ、腐食の進行、電解質消失につながる、
からである。
さくしなければならないのは、 ホルダー13,14に曲がりがあると、中央部に荷重
が集中して周辺部では締付力が弱くなるので、ウェット
シール部でのシール性が損われ、ガスリークが生じる、 ホルダー13,14に曲がりがあると、中央部分のカ
レントコレクタ部では電池とセパレータとの接触(当
り)が不均一となり、接触の悪い部分が生じて来て内部
電気抵抗が上昇し、電池性能が低下する、 運転条件の変化で曲がりが繰り返し起こると、腐食層
の剥れ等を生じ、腐食の進行、電解質消失につながる、
からである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、上記
〜の理由でホルダー13,14の曲がりが小さくな
るよう厚板とし、更に、内部マニホールド型燃料電池で
は、厚板のホルダーに孔21あるいはガスヘッダー20
を設けているので、次のような問題がある。 (イ)過渡的な温度差も考えると、ホルダー13,14
を厚板としても曲りは避けられない。 (ロ)大型スタックとなると、ホルダー13,14が大
きくなり、電池構成部分の当りをよくするためには精度
の高い平面度の要求される加工が必要となるが、精度を
必要とする厚板の製作が難しい。 (ハ)厚板内に孔を設けたり、ガスヘッダーを設けるこ
とは加工が大変であると共に、ガスヘッダーを設けるこ
とは一段と厚板で重量物となり取り扱いも難しくなる。 (ニ)ホルダー13,14は、厚板で平面方向に熱が移
動し易くホルダー内の平面温度分布が一様化され、スタ
ックSの温度分布と異なり、性能にばらつきが生じる。
〜の理由でホルダー13,14の曲がりが小さくな
るよう厚板とし、更に、内部マニホールド型燃料電池で
は、厚板のホルダーに孔21あるいはガスヘッダー20
を設けているので、次のような問題がある。 (イ)過渡的な温度差も考えると、ホルダー13,14
を厚板としても曲りは避けられない。 (ロ)大型スタックとなると、ホルダー13,14が大
きくなり、電池構成部分の当りをよくするためには精度
の高い平面度の要求される加工が必要となるが、精度を
必要とする厚板の製作が難しい。 (ハ)厚板内に孔を設けたり、ガスヘッダーを設けるこ
とは加工が大変であると共に、ガスヘッダーを設けるこ
とは一段と厚板で重量物となり取り扱いも難しくなる。 (ニ)ホルダー13,14は、厚板で平面方向に熱が移
動し易くホルダー内の平面温度分布が一様化され、スタ
ックSの温度分布と異なり、性能にばらつきが生じる。
【0009】そこで、本発明は、ホルダーを厚板として
いる従来方式の問題を解決するため、ホルダーを温度差
によって曲がっても締付力でも撓むようにして平面度の
精度が悪くても電池構成部分の当りがよくなるようにす
ると共に、軽量で且つ一様な締付力が得られるようにし
た積層燃料電池を提供しようとするものである。
いる従来方式の問題を解決するため、ホルダーを温度差
によって曲がっても締付力でも撓むようにして平面度の
精度が悪くても電池構成部分の当りがよくなるようにす
ると共に、軽量で且つ一様な締付力が得られるようにし
た積層燃料電池を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、タイルをカソードとアノードの両電極で
両面から挟んでなるセルをセパレータを介し積層してス
タックとしたものを、上下のホルダー間に挾持させて所
定の締付力をスタックに付与させるようにしてある積層
燃料電池において、締付力で撓み得る所要厚さの板を上
下のホルダーとしてスタックの上下に配置すると共に、
該上下ホルダーの外側に弾性を有する断熱材を重ねて配
置して上下の締付架構間に設置し、上下の締付架構同士
を締付ロッドを介し締め付けてスタックに締付力を付与
させるようにした構成とする。
決するために、タイルをカソードとアノードの両電極で
両面から挟んでなるセルをセパレータを介し積層してス
タックとしたものを、上下のホルダー間に挾持させて所
定の締付力をスタックに付与させるようにしてある積層
燃料電池において、締付力で撓み得る所要厚さの板を上
下のホルダーとしてスタックの上下に配置すると共に、
該上下ホルダーの外側に弾性を有する断熱材を重ねて配
置して上下の締付架構間に設置し、上下の締付架構同士
を締付ロッドを介し締め付けてスタックに締付力を付与
させるようにした構成とする。
【0011】
【作用】ホルダーは薄くてフレキシビリティがあるの
で、温度差でホルダーが曲がっても締付力でホルダーは
曲がることができるので、温度差による曲りに対しても
一様な締付力をスタックに与えることができ、ウェット
シール部のシールが損われることがなく、又、軽量化が
図れる。更に、弾性を有する断熱材をホルダーの外側に
配しているので、この断熱材の弾性を利用して締め付け
ることができると共に、ホルダーとスタックの温度分布
を近づけることができて性能のばらつきを抑えることが
可能となる。
で、温度差でホルダーが曲がっても締付力でホルダーは
曲がることができるので、温度差による曲りに対しても
一様な締付力をスタックに与えることができ、ウェット
シール部のシールが損われることがなく、又、軽量化が
図れる。更に、弾性を有する断熱材をホルダーの外側に
配しているので、この断熱材の弾性を利用して締め付け
ることができると共に、ホルダーとスタックの温度分布
を近づけることができて性能のばらつきを抑えることが
可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の実施例を示すもので、燃料
電池のセルCを積層してなるスタックSを薄板とした上
下のホルダー22と23で挾持させ、且つ該上下のホル
ダー22と23の外側に高温でも若干の弾性を有するセ
ラミックス断熱材24,25を配置し、該上下の断熱材
24,25と上下のホルダー22,23とスタックSと
を積層した状態で上下の締付架構15,16間に設置
し、上下の締付架構15,16同士を、加圧ばね19付
きの締付ロッド17を介して締め付け、スタックSに一
定の締付力を付与させるようにした構成とする。
電池のセルCを積層してなるスタックSを薄板とした上
下のホルダー22と23で挾持させ、且つ該上下のホル
ダー22と23の外側に高温でも若干の弾性を有するセ
ラミックス断熱材24,25を配置し、該上下の断熱材
24,25と上下のホルダー22,23とスタックSと
を積層した状態で上下の締付架構15,16間に設置
し、上下の締付架構15,16同士を、加圧ばね19付
きの締付ロッド17を介して締め付け、スタックSに一
定の締付力を付与させるようにした構成とする。
【0014】上記上下ホルダー22,23の厚さは、温
度差によって曲がっても上記締付架構15,16を介し
ての締付力でも平らになるようなフレキシビリティを持
たせた薄いものとする。
度差によって曲がっても上記締付架構15,16を介し
ての締付力でも平らになるようなフレキシビリティを持
たせた薄いものとする。
【0015】又、内部マニホールド型の場合は、下部ホ
ルダー23に、従来の如き孔を設ける代りに、柔軟性を
有するチューブ26,27,28,29を接続し、スタ
ックSに設けてある酸化ガスの給排用マニホールド5,
7と燃料ガスの給排用マニホールド6,8とを上記チュ
ーブ26,27と28,29にて別々のガスヘッダー3
0,31と32,33に接続させるようにする。
ルダー23に、従来の如き孔を設ける代りに、柔軟性を
有するチューブ26,27,28,29を接続し、スタ
ックSに設けてある酸化ガスの給排用マニホールド5,
7と燃料ガスの給排用マニホールド6,8とを上記チュ
ーブ26,27と28,29にて別々のガスヘッダー3
0,31と32,33に接続させるようにする。
【0016】スタックSの各段のセルごとに酸化ガスと
燃料ガスが供給されて、燃料電池の運転が行われると、
ホルダー22,23は板厚方向の温度差により曲ろうと
するが、該ホルダー22,23は15mm以下の薄板でフ
レキシビリティが持たせてあり、しかも、高温で若干の
弾性を有している断熱材24,25の弾性を利用して締
め付けられるので、ホルダー22,23は締付力で平ら
になることができる。これによりスタックSは全面にわ
たって均一な締付力が得られ、電池性能を向上させるこ
とができる。又、ホルダー22,23と中心セルの温度
分布は、ホルダー22,23が薄板であることから平面
方向の熱の流れが小さくなり、温度分布の改善が図れ
る。
燃料ガスが供給されて、燃料電池の運転が行われると、
ホルダー22,23は板厚方向の温度差により曲ろうと
するが、該ホルダー22,23は15mm以下の薄板でフ
レキシビリティが持たせてあり、しかも、高温で若干の
弾性を有している断熱材24,25の弾性を利用して締
め付けられるので、ホルダー22,23は締付力で平ら
になることができる。これによりスタックSは全面にわ
たって均一な締付力が得られ、電池性能を向上させるこ
とができる。又、ホルダー22,23と中心セルの温度
分布は、ホルダー22,23が薄板であることから平面
方向の熱の流れが小さくなり、温度分布の改善が図れ
る。
【0017】次に、ホルダー22,23の板厚を15mm
以下とする根拠について説明する。
以下とする根拠について説明する。
【0018】今、図2に示す如く、ホルダー22,23
の或る部分(a×aの範囲)の表面温度差がΔtだった
場合の該或る部の曲がり量fについてみると、前記した
式(1)の如く
の或る部分(a×aの範囲)の表面温度差がΔtだった
場合の該或る部の曲がり量fについてみると、前記した
式(1)の如く
【0019】
【数2】 である。Δt一定とすると、曲がりは板厚に反比例す
る。
る。
【0020】次に、締付力による板の曲がりを考えてみ
ると、周辺が固定された縦×横の長さがa×aの板が図
3の如く一様分布の締付力Pを受けたときの板の最大曲
がり量(撓み量)Wmax は、次式で与えられる。
ると、周辺が固定された縦×横の長さがa×aの板が図
3の如く一様分布の締付力Pを受けたときの板の最大曲
がり量(撓み量)Wmax は、次式で与えられる。
【0021】
【数3】 但し、α2 :0.015 E:ヤング率 上記式(1)に示した温度差による板の曲がり量fより
も上記式(2)に示した締付力による板の曲がり量Wma
x を大きくする、すなわち、 f≦Wmax とすれば、上下のホルダー22,23はスタックSを平
らに締め付けて各セルコンポーネントの当りが全面にわ
たり得られ、スタックの内部抵抗の低減による性能の向
上とウェットシール部のシール性の向上が図れる。
も上記式(2)に示した締付力による板の曲がり量Wma
x を大きくする、すなわち、 f≦Wmax とすれば、上下のホルダー22,23はスタックSを平
らに締め付けて各セルコンポーネントの当りが全面にわ
たり得られ、スタックの内部抵抗の低減による性能の向
上とウェットシール部のシール性の向上が図れる。
【0022】Δtが一定の場合、式(1)、(2)から
【0023】
【数4】 となる。
【0024】E=143×109 Pa P=2×105 Pa α=1.44×10-5/℃ α2 =0.015 のとき、式(3)は、
【0025】
【数5】 となる。aは、いかにきめ細かくセル積層部を均一に締
め付けるかを示すフレキシビリティを表わす大きさであ
る。
め付けるかを示すフレキシビリティを表わす大きさであ
る。
【0026】aを200mmとすると、図4に示す如く、
Δt=2℃ならば、式(4)から h≦10.8mm となり、Δt=1℃とすると、 h≦15.2mm となる。過渡変化も考えると、Δt=1℃は大いに起こ
り得る値であり、本発明によるフレキシビリティを持っ
たホルダー22,23の板厚は、15mm以下が望ましい
ということが云える。
Δt=2℃ならば、式(4)から h≦10.8mm となり、Δt=1℃とすると、 h≦15.2mm となる。過渡変化も考えると、Δt=1℃は大いに起こ
り得る値であり、本発明によるフレキシビリティを持っ
たホルダー22,23の板厚は、15mm以下が望ましい
ということが云える。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の積層燃料電池
によれば、スタックを上下から挾持させる上下のホルダ
ーを、板厚方向の温度差により曲がるが締付力によって
も曲がるような厚みの板としてフレキシビリティを持た
せ、且つ上下のホルダーに、高温でも若干弾性を有する
断熱材を配し、断熱材の弾性を利用してスタックを全面
にわたり均一に締め付けるようにしたので、運転中にホ
ルダーが温度差で曲がっても締付力でホルダーが平らに
なるので、スタックを全面にわたり一様に締付力を与え
ることができて電池性能の向上を図ることができると共
に、ホルダーは薄板で軽量化が図れ、ホルダーの製作に
高い精度を必要とせず、ホルダーの製作性がよくなり、
又、断熱材をホルダーの外側に重ねて配しているので、
ホルダーとセル中心部の温度分布を少なくすることがで
きて温度分布の改善が図れ、更に、ホルダーは薄板にし
て内部マニホールドと連通するチューブをホルダーに接
続する構成が採用できて、加工が楽である、等の優れた
効果を奏し得る。
によれば、スタックを上下から挾持させる上下のホルダ
ーを、板厚方向の温度差により曲がるが締付力によって
も曲がるような厚みの板としてフレキシビリティを持た
せ、且つ上下のホルダーに、高温でも若干弾性を有する
断熱材を配し、断熱材の弾性を利用してスタックを全面
にわたり均一に締め付けるようにしたので、運転中にホ
ルダーが温度差で曲がっても締付力でホルダーが平らに
なるので、スタックを全面にわたり一様に締付力を与え
ることができて電池性能の向上を図ることができると共
に、ホルダーは薄板で軽量化が図れ、ホルダーの製作に
高い精度を必要とせず、ホルダーの製作性がよくなり、
又、断熱材をホルダーの外側に重ねて配しているので、
ホルダーとセル中心部の温度分布を少なくすることがで
きて温度分布の改善が図れ、更に、ホルダーは薄板にし
て内部マニホールドと連通するチューブをホルダーに接
続する構成が採用できて、加工が楽である、等の優れた
効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層燃料電池の概略側面図である。
【図2】ホルダーの或る部分の温度差による曲がり量を
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
【図3】締付力による曲がり量を説明するための図であ
る。
る。
【図4】ホルダーの板厚とフレッキシビリティーを得よ
うとするきめ細かさを表わす大きさの関係を示す図であ
る。
うとするきめ細かさを表わす大きさの関係を示す図であ
る。
【図5】燃料電池の一例を示す断面図である。
【図6】従来の積層燃料電池の概略側面図である。
【図7】従来のホルダーの温度差による曲がりを示す図
である。
である。
1 タイル 2 カソード 3 アノード 4 セパレータ 13 上部ホルダー 14 下部ホルダー 15,16 締付架構 17 締付ロッド 22 上部ホルダー 23 下部ホルダー 24,25 断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 タイルをカソードとアノードの両電極で
両面から挟んでなるセルをセパレータを介し積層してス
タックとしたものを、上下のホルダー間に挾持させて所
定の締付力をスタックに付与させるようにしてある積層
燃料電池において、上記ホルダーを、締付力でも曲がり
得る厚さとし、且つ上記上下のホルダーの外側に高温で
も弾性を有する断熱材を重ねて配置し、上記断熱材の外
側から締め付けた構成を有することを特徴とする積層燃
料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056500A JPH05225997A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 積層燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056500A JPH05225997A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 積層燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05225997A true JPH05225997A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13028831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056500A Pending JPH05225997A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 積層燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05225997A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06231794A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Hitachi Ltd | 積層型燃料電池 |
| JP2005235550A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Mitsubishi Materials Corp | 燃料電池 |
| KR100709212B1 (ko) * | 2005-04-20 | 2007-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료 전지 시스템 및 스택 |
| JP2008533668A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-21 | バラード パワー システムズ インコーポレイティド | 燃料電池スタックのシャットダウン方法および設計 |
| JP2011014293A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Eneos Celltech Co Ltd | 燃料電池システム |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4056500A patent/JPH05225997A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06231794A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Hitachi Ltd | 積層型燃料電池 |
| JP2005235550A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Mitsubishi Materials Corp | 燃料電池 |
| JP2008533668A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-21 | バラード パワー システムズ インコーポレイティド | 燃料電池スタックのシャットダウン方法および設計 |
| KR100709212B1 (ko) * | 2005-04-20 | 2007-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료 전지 시스템 및 스택 |
| US7700216B2 (en) | 2005-04-20 | 2010-04-20 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Stack for fuel cell system having an element for reducing stress concentration |
| JP2011014293A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Eneos Celltech Co Ltd | 燃料電池システム |
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