JPH0522838A - 保護継電装置 - Google Patents
保護継電装置Info
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- JPH0522838A JPH0522838A JP3190910A JP19091091A JPH0522838A JP H0522838 A JPH0522838 A JP H0522838A JP 3190910 A JP3190910 A JP 3190910A JP 19091091 A JP19091091 A JP 19091091A JP H0522838 A JPH0522838 A JP H0522838A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変流器2次側の地絡ではしゃ断不動作検出信
号が出力されないしゃ断器不動作対策機能付保護継電装
置を得る。 【構成】 保護対象機器の入力側と出力側に設けられた
第1の変流器CT1と第2の変流器CT2の2次側に比
率差動継電器87を挿入すると共に、この第2の変流器
CT2の2次回路に過電流継電器51F1を挿入し、か
つ保護対象機器の一端側に計器用変圧器PT1を設け、
その2次回路に不足電圧継電器27を挿入して、上記比
率差動継電器87と上記過電流継電器51F1及び上記
不足継電器27の3者が共に動作した時にしゃ断器不動
作指令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を備え
た。
号が出力されないしゃ断器不動作対策機能付保護継電装
置を得る。 【構成】 保護対象機器の入力側と出力側に設けられた
第1の変流器CT1と第2の変流器CT2の2次側に比
率差動継電器87を挿入すると共に、この第2の変流器
CT2の2次回路に過電流継電器51F1を挿入し、か
つ保護対象機器の一端側に計器用変圧器PT1を設け、
その2次回路に不足電圧継電器27を挿入して、上記比
率差動継電器87と上記過電流継電器51F1及び上記
不足継電器27の3者が共に動作した時にしゃ断器不動
作指令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を備え
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統の安定化を図
るためのしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置に関す
る。
るためのしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば「保護継電工学」(昭和5
6年7月20日電気学会発刊、218頁〜219頁、2
24頁〜226頁)に示された従来のしゃ断器不動作対
策機能付保護継電装置の回路図である。図において、
1,2は電源、1TR,2TRは変圧器、CT1,CT
2は変流器、CB1〜CB5はしゃ断器、O1,O2は
母線、1L,2Lは送電線、87は変圧器1TR保護用
の比率差動継電器であり、上記変流器CT1,CT2の
2次回路を互いに接続する差動回路に設けた動作コイル
OCと、該差動回路からの流入電流もしくは流出電流で
付勢されるように該変流器の2次回路に設けた抑制コイ
ルRC1,RC2を内蔵している。また、51F1は変
流器CT1の2次回路に設けた過電流継電器である。
6年7月20日電気学会発刊、218頁〜219頁、2
24頁〜226頁)に示された従来のしゃ断器不動作対
策機能付保護継電装置の回路図である。図において、
1,2は電源、1TR,2TRは変圧器、CT1,CT
2は変流器、CB1〜CB5はしゃ断器、O1,O2は
母線、1L,2Lは送電線、87は変圧器1TR保護用
の比率差動継電器であり、上記変流器CT1,CT2の
2次回路を互いに接続する差動回路に設けた動作コイル
OCと、該差動回路からの流入電流もしくは流出電流で
付勢されるように該変流器の2次回路に設けた抑制コイ
ルRC1,RC2を内蔵している。また、51F1は変
流器CT1の2次回路に設けた過電流継電器である。
【0003】この構成においては、通常時は電源1から
変圧器1TRへ負荷電流I0 が流れている。この場合、
変流器CT1,CT2の2次電流I1 ,I2 は大きさが
等しいため、比率差動継電器87の差動回路である動作
コイルOCに流れる電流はI1 −I2 =0となる。この
ため、比率差動継電器87は不動作である。この比率差
動継電機器87は変流器CT1と変流器CT2の2次電
流の和を抑制力とする継電器で、抑制力については、変
流器CT1,CT2の各2次電流のうちの大きい方、ま
たは各2次電流の和を採用してもよい。抑制力を付加し
ている理由は、外部故障時の大きな貫通電流によって発
生する変流器CT1,CT2間の差動誤差電流で比率差
動継電器87が誤動作するのを防ぐためである。変圧器
1TRに内部故障が生じた場合は、変圧器故障点F1 に
向かって故障電流IF1,IF2が流れる。この時、比率差
動継電器87の動作コイルOCに流れる電流IF1+IF2
≠0となるため、比率差動継電器87は動作することに
なる。
変圧器1TRへ負荷電流I0 が流れている。この場合、
変流器CT1,CT2の2次電流I1 ,I2 は大きさが
等しいため、比率差動継電器87の差動回路である動作
コイルOCに流れる電流はI1 −I2 =0となる。この
ため、比率差動継電器87は不動作である。この比率差
動継電機器87は変流器CT1と変流器CT2の2次電
流の和を抑制力とする継電器で、抑制力については、変
流器CT1,CT2の各2次電流のうちの大きい方、ま
たは各2次電流の和を採用してもよい。抑制力を付加し
ている理由は、外部故障時の大きな貫通電流によって発
生する変流器CT1,CT2間の差動誤差電流で比率差
動継電器87が誤動作するのを防ぐためである。変圧器
1TRに内部故障が生じた場合は、変圧器故障点F1 に
向かって故障電流IF1,IF2が流れる。この時、比率差
動継電器87の動作コイルOCに流れる電流IF1+IF2
≠0となるため、比率差動継電器87は動作することに
なる。
【0004】図6は従来のしゃ断器不動作指令出力回路
のブロック図であって、3は比率差動継電器87と過電
流継電器51F1の各出力を入力とするAND回路、4
はAND回路3の出力を受けて作動し、一定時間後にし
ゃ断器不動作検出信号(以下、CBF信号と略称する)
を出力するタイマ回路である。上記のように、変圧器1
TRに内部故障が発生した場合は、比率差動継電器87
が動作してトリップ信号を出力し、しゃ断器CB1をト
リップさせ、電源1を停止させ、故障個所を電力系統か
ら切り離す。この時に、CB1がトリップ(開放)しな
かった場合、変圧器1TRへの故障電流IF1が継続して
流れるため、これを過電流継電器51F1が検出する。
この結果、比率差動継電器87と過電流継電器51F1
の同時動作のAND条件でタイマ回路4を駆動して、一
定時間後(例えば100ms後)にしゃ断器不動作検出
信号(CBF信号)を送出する。CBF信号が出ると、
しゃ断器CB3とCB4をトリップさせる。すなわち、
しゃ断器不動作検出機能はしゃ断器CB1がトリップで
きなかった(不動作)ことを検出して、その不動作しゃ
断器と同一母線につながるしゃ断器(図5の場合では、
CB1,CB3,CB4が同一母線につながっている)
トリップさせるものである。
のブロック図であって、3は比率差動継電器87と過電
流継電器51F1の各出力を入力とするAND回路、4
はAND回路3の出力を受けて作動し、一定時間後にし
ゃ断器不動作検出信号(以下、CBF信号と略称する)
を出力するタイマ回路である。上記のように、変圧器1
TRに内部故障が発生した場合は、比率差動継電器87
が動作してトリップ信号を出力し、しゃ断器CB1をト
リップさせ、電源1を停止させ、故障個所を電力系統か
ら切り離す。この時に、CB1がトリップ(開放)しな
かった場合、変圧器1TRへの故障電流IF1が継続して
流れるため、これを過電流継電器51F1が検出する。
この結果、比率差動継電器87と過電流継電器51F1
の同時動作のAND条件でタイマ回路4を駆動して、一
定時間後(例えば100ms後)にしゃ断器不動作検出
信号(CBF信号)を送出する。CBF信号が出ると、
しゃ断器CB3とCB4をトリップさせる。すなわち、
しゃ断器不動作検出機能はしゃ断器CB1がトリップで
きなかった(不動作)ことを検出して、その不動作しゃ
断器と同一母線につながるしゃ断器(図5の場合では、
CB1,CB3,CB4が同一母線につながっている)
トリップさせるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成におい
ては、次に述べるような問題点があり、これを図7及び
図8を参照して説明する。図7は通常の負荷電流I0 が
流れている状態の時に、変流器CT1の2次側F2 点が
地絡した場合を示す。この場合、変流器CT1の2次電
流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1 点へ流れるた
め、比率差動継電器87の動作コイルOCには変流器C
T2の2次電流I2のみが流れ、比率差動継電器8は動
作し、しゃ断器CB1をトリップさせる。しゃ断器CB
1がトリップ後の状態を示したのが図8であり、変流器
CT1の2次側F2 点の地絡した点をE2 、比率差動継
電器側の接地点をE1 とする。
ては、次に述べるような問題点があり、これを図7及び
図8を参照して説明する。図7は通常の負荷電流I0 が
流れている状態の時に、変流器CT1の2次側F2 点が
地絡した場合を示す。この場合、変流器CT1の2次電
流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1 点へ流れるた
め、比率差動継電器87の動作コイルOCには変流器C
T2の2次電流I2のみが流れ、比率差動継電器8は動
作し、しゃ断器CB1をトリップさせる。しゃ断器CB
1がトリップ後の状態を示したのが図8であり、変流器
CT1の2次側F2 点の地絡した点をE2 、比率差動継
電器側の接地点をE1 とする。
【0006】発電所や変電所の広さ、機器の配置方法、
接地の仕方によっては、E1 点とE2 点に電位差がある
ことが考えられている。E1 点とE2 点に電位差がある
場合、環電流Ik が流れることになる。この環電流Ik
の大きさによっては比率差動継電87と過電流継電器5
1F1が共に動作するため、図6のタイマ回路4の駆動
後、CBF信号が出てしまうことになる。つまり、変流
器2次側の地絡時、しゃ断器CB1がトリップしたにも
かかわらず、しゃ断器CB1が不動作であるという判定
をしてしまい、同一母線O1につながる他のしゃ断器C
B3,CB4までトリップさせてしまうという問題点が
あった。
接地の仕方によっては、E1 点とE2 点に電位差がある
ことが考えられている。E1 点とE2 点に電位差がある
場合、環電流Ik が流れることになる。この環電流Ik
の大きさによっては比率差動継電87と過電流継電器5
1F1が共に動作するため、図6のタイマ回路4の駆動
後、CBF信号が出てしまうことになる。つまり、変流
器2次側の地絡時、しゃ断器CB1がトリップしたにも
かかわらず、しゃ断器CB1が不動作であるという判定
をしてしまい、同一母線O1につながる他のしゃ断器C
B3,CB4までトリップさせてしまうという問題点が
あった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、変流器2次側の地絡では、CB
F信号が出ないしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置
を得ることを目的とする。
ためになされたもので、変流器2次側の地絡では、CB
F信号が出ないしゃ断器不動作対策機能付保護継電装置
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保護継電装
置は、従来の構成に対し、保護対象機器の一端側に計器
用変圧器を設け、その2次回路に不足電圧継電器を挿入
して、上記比率差動継電器と上記過電流継電器及び上記
不足電圧継電器の3者が共に動作した時にしゃ断器不動
作指令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を設けた
ものである。
置は、従来の構成に対し、保護対象機器の一端側に計器
用変圧器を設け、その2次回路に不足電圧継電器を挿入
して、上記比率差動継電器と上記過電流継電器及び上記
不足電圧継電器の3者が共に動作した時にしゃ断器不動
作指令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を設けた
ものである。
【0009】
【作用】本発明では、比率差動継電器を介して差動接続
された第1と第2の変流器の該第2の変流器2次回路に
ある過電流継電機器と上記比率差動継電器が動作しただ
けでは、しゃ断器不動作指令が送出されず、不足電圧継
電器も共に動作して始めてしゃ断器不動作指令が送出さ
れるから、誤ってしゃ断器不動作指令信号が発生し同一
母線につながるしゃ断器が全てトリップしてしまうよう
なことはない。
された第1と第2の変流器の該第2の変流器2次回路に
ある過電流継電機器と上記比率差動継電器が動作しただ
けでは、しゃ断器不動作指令が送出されず、不足電圧継
電器も共に動作して始めてしゃ断器不動作指令が送出さ
れるから、誤ってしゃ断器不動作指令信号が発生し同一
母線につながるしゃ断器が全てトリップしてしまうよう
なことはない。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は実施例1に係る回路図を示
し、図1において、27は計器用変圧器PT1の2次回
路に設置した不足電圧継電器である。他の構成は図5の
ものと同じであるので、同一符号を付してある。また、
図2は本実施例に係るしゃ断器不動作指令出力回路のブ
ロック図であり、AND回路3は比率差動継電器87、
過電流継電器51F1、不足電圧継電器27の各出力を
入力とする。
参照して説明する。図1は実施例1に係る回路図を示
し、図1において、27は計器用変圧器PT1の2次回
路に設置した不足電圧継電器である。他の構成は図5の
ものと同じであるので、同一符号を付してある。また、
図2は本実施例に係るしゃ断器不動作指令出力回路のブ
ロック図であり、AND回路3は比率差動継電器87、
過電流継電器51F1、不足電圧継電器27の各出力を
入力とする。
【0011】この構成において、通常時は電源1から変
圧器1TRへ負荷電流I0 が流れている。この場合、変
流器CT1,CT2の2次電流I1 ,I2 は大きさが等
しいため、比率差動継電器87の差動回路である動作コ
イルOCに流れる電流はI1−I2 =0となる。このた
め、比率差動継電器87は不動作である。変圧器1TR
に内部故障が生じた場合は、変圧器故障点F1 に向かっ
て故障電流IF1,IF2が流れる。この時、比率差動継電
器87の動作コイルOCに流れる電流はIF1+IF2≠0
となるため、比率差動継電器87は動作して、図2に示
すようにトリップ信号を出し、しゃ断器CB1をトリッ
プさせ、電源1を停止させ、故障箇所を電力系統から切
り離す。
圧器1TRへ負荷電流I0 が流れている。この場合、変
流器CT1,CT2の2次電流I1 ,I2 は大きさが等
しいため、比率差動継電器87の差動回路である動作コ
イルOCに流れる電流はI1−I2 =0となる。このた
め、比率差動継電器87は不動作である。変圧器1TR
に内部故障が生じた場合は、変圧器故障点F1 に向かっ
て故障電流IF1,IF2が流れる。この時、比率差動継電
器87の動作コイルOCに流れる電流はIF1+IF2≠0
となるため、比率差動継電器87は動作して、図2に示
すようにトリップ信号を出し、しゃ断器CB1をトリッ
プさせ、電源1を停止させ、故障箇所を電力系統から切
り離す。
【0012】この時、もし、しゃ断器CB1に不都合が
あって、CB1がトリップしなかった場合、変圧器1T
Rへの故障電流IF1が継続して流れるため、CT1 の2
次側にも電流が流れ、過電流継電機器51F1が動作す
る。さらに変圧器の内部故障(巻き線地絡)により、変
圧器の端子電圧が下がるため不足電圧継電器27も動作
する。すなわち、比率差動継電器87、過電流継電器5
1F1、不足電圧継電器27が全て動作するため、AN
D回路3の出力が「H」となり、タイマ回路4を駆動し
て、一定時間後(例えば100ms後)にCBF信号を
送出する。CBF信号が出ると、CB1と同一母線O1
につながるしゃ断器CB3,CB4がトリップする。
あって、CB1がトリップしなかった場合、変圧器1T
Rへの故障電流IF1が継続して流れるため、CT1 の2
次側にも電流が流れ、過電流継電機器51F1が動作す
る。さらに変圧器の内部故障(巻き線地絡)により、変
圧器の端子電圧が下がるため不足電圧継電器27も動作
する。すなわち、比率差動継電器87、過電流継電器5
1F1、不足電圧継電器27が全て動作するため、AN
D回路3の出力が「H」となり、タイマ回路4を駆動し
て、一定時間後(例えば100ms後)にCBF信号を
送出する。CBF信号が出ると、CB1と同一母線O1
につながるしゃ断器CB3,CB4がトリップする。
【0013】次に、通常の負荷電流I0 が流れている状
態の時、変流器CT1の2次側F2点が地絡した場合の
動作を図3と図4について説明する。この場合、変流器
CT1の2次電流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1
点へ流れるため、比率差動継電器87の動作コイルOC
には変流器CT2の2次電流I2 のみが流れ、比率差動
継電器87が動作し、しゃ断器CB1をトリップさせ、
電源1を停止させる。
態の時、変流器CT1の2次側F2点が地絡した場合の
動作を図3と図4について説明する。この場合、変流器
CT1の2次電流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1
点へ流れるため、比率差動継電器87の動作コイルOC
には変流器CT2の2次電流I2 のみが流れ、比率差動
継電器87が動作し、しゃ断器CB1をトリップさせ、
電源1を停止させる。
【0014】図4はしゃ断器CB1がトリップ後の状態
を示ししたもので、変流器CT1の地絡点E1 とE2 点
に電位差があると、環電流Ik が動作コイルOCを流れ
る。この環電流Ik の大きさによっては比率差動継電器
87と過電流継電器51F1が共に動作するが、計器用
変圧器PT1の設置場所の電圧は正規運用電圧であるた
め、特に低下はなく、不足電圧継電器27は動作しな
い。従って、図2に示すAND回路3のAND条件が成
立しないことになり、CBF信号は送出されない。
を示ししたもので、変流器CT1の地絡点E1 とE2 点
に電位差があると、環電流Ik が動作コイルOCを流れ
る。この環電流Ik の大きさによっては比率差動継電器
87と過電流継電器51F1が共に動作するが、計器用
変圧器PT1の設置場所の電圧は正規運用電圧であるた
め、特に低下はなく、不足電圧継電器27は動作しな
い。従って、図2に示すAND回路3のAND条件が成
立しないことになり、CBF信号は送出されない。
【0015】従って、本実施例によれば、変流器2次側
の地絡時、しゃ断器CB1がトリップしたにもかかわら
ず、しゃ断器CB1が不動作であるという判定がなさ
れ、同一母線O1につながる他のしゃ断器CB3,CB
4までトリップしてしまうようなことは確実に防止され
る。
の地絡時、しゃ断器CB1がトリップしたにもかかわら
ず、しゃ断器CB1が不動作であるという判定がなさ
れ、同一母線O1につながる他のしゃ断器CB3,CB
4までトリップしてしまうようなことは確実に防止され
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通り、しゃ断器
不動作を検出する過電流継電器と不足電圧継電器を設
け、両者が共に動作し、かつ比率差動継電器が動作して
いることをもってCBF信号を送出するタイマ回路を駆
動する構成としたことにより、変流器2次側の地絡で誤
ってしゃ断器不動作検出信号が送出されるようなことを
防止することができ、従来に比し、信頼性を向上するこ
とができる。
不動作を検出する過電流継電器と不足電圧継電器を設
け、両者が共に動作し、かつ比率差動継電器が動作して
いることをもってCBF信号を送出するタイマ回路を駆
動する構成としたことにより、変流器2次側の地絡で誤
ってしゃ断器不動作検出信号が送出されるようなことを
防止することができ、従来に比し、信頼性を向上するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す実施例におけるしゃ断器不動作指令
出力回路を示すブロック図である。
出力回路を示すブロック図である。
【図3】実施例1の動作を説明するための動作説明図で
ある。
ある。
【図4】実施例1の動作を説明するための動作説明図で
ある。
ある。
【図5】従来のしゃ断器不動作対策付保護継電装置を示
す回路図である。
す回路図である。
【図6】従来例におけるしゃ断器不動作指令出力回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】図5に示す装置の動作説明図である。
【図8】図5に示す装置の動作説明図である。
3 AND回路 4 タイマ回路 27 不足電圧継電器 1TR,2TR 変圧器(保護対象機器) CT1,CT2 変流器 PT1 計器用変圧器 OC 動作コイル RC1,RC2 抑制コイル 87 保護継電装置(比率差動継電器) 51F1 過電流継電器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成におい
ては、次に述べるような問題点があり、これを図7及び
図8を参照して説明する。図7は通常の負荷電流I0 が
流れている状態の時に、変流器CT1の2次側F2 点が
地絡した場合を示す。この場合、変流器CT1の2次電
流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1 点へ流れるた
め、比率差動継電器87の動作コイルOCには変流器C
T2の2次電流I2のみが流れ、比率差動継電器87は
動作し、しゃ断器CB1をトリップさせる。しゃ断器C
B1がトリップ後の状態を示したのが図8であり、変流
器CT1の2次側F2 点の地絡した点をE2 、比率差動
継電器側の接地点をE1 とする。
ては、次に述べるような問題点があり、これを図7及び
図8を参照して説明する。図7は通常の負荷電流I0 が
流れている状態の時に、変流器CT1の2次側F2 点が
地絡した場合を示す。この場合、変流器CT1の2次電
流I1 はF2 点から大地のE2 点→E1 点へ流れるた
め、比率差動継電器87の動作コイルOCには変流器C
T2の2次電流I2のみが流れ、比率差動継電器87は
動作し、しゃ断器CB1をトリップさせる。しゃ断器C
B1がトリップ後の状態を示したのが図8であり、変流
器CT1の2次側F2 点の地絡した点をE2 、比率差動
継電器側の接地点をE1 とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図4はしゃ断器CB1がトリップ後の状態
を示したもので、変流器CT1の地絡点E1 とE2 点に
電位差があると、環電流Ik が動作コイルOCを流れ
る。この環電流Ik の大きさによっては比率差動継電器
87と過電流継電器51F1が共に動作するが、計器用
変圧器PT1の設置場所の電圧は正規運用電圧であるた
め、特に低下はなく、不足電圧継電器27は動作しな
い。従って、図2に示すAND回路3のAND条件が成
立しないことになり、CBF信号は送出されない。
を示したもので、変流器CT1の地絡点E1 とE2 点に
電位差があると、環電流Ik が動作コイルOCを流れ
る。この環電流Ik の大きさによっては比率差動継電器
87と過電流継電器51F1が共に動作するが、計器用
変圧器PT1の設置場所の電圧は正規運用電圧であるた
め、特に低下はなく、不足電圧継電器27は動作しな
い。従って、図2に示すAND回路3のAND条件が成
立しないことになり、CBF信号は送出されない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 保護対象機器の入力側と出力側に設けた
第1の変流器と第2の変流器、両変流器の2次側の一端
にそれぞれ接続される抑制コイルと差動電流が流れる動
作コイルを有する比率差動継電器、上記第2の変流器の
2次回路に挿入された過電流継電器を有する保護継電装
置において、保護対象機器の一端側に設けた計器用変圧
器の2次回路に不足電圧継電器を挿入し、上記比率差動
継電器の出力と上記過電流継電器の出力及び上記不足電
圧継電器の出力が共に入力された場合にしゃ断器不動作
指令を送出するしゃ断器不動作指令出力回路を有するこ
とを特徴とする保護継電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190910A JPH0522838A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190910A JPH0522838A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 保護継電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522838A true JPH0522838A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16265753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3190910A Pending JPH0522838A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 保護継電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522838A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60121914A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | 東京電力株式会社 | 電流差動保護継電装置 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3190910A patent/JPH0522838A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60121914A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | 東京電力株式会社 | 電流差動保護継電装置 |
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