JPH05230893A - 複数吊りボルト兼用インサート - Google Patents
複数吊りボルト兼用インサートInfo
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- JPH05230893A JPH05230893A JP4082607A JP8260792A JPH05230893A JP H05230893 A JPH05230893 A JP H05230893A JP 4082607 A JP4082607 A JP 4082607A JP 8260792 A JP8260792 A JP 8260792A JP H05230893 A JPH05230893 A JP H05230893A
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 天井用のインサートにおいて、1つのインサ
ートに対して複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部を
選択的に蝿挿(螺着)できるようにした複数吊りボルト
兼用インサートを提供する。 【構成】 金属製のインサート本体2を、合成樹脂製の
支持体に支持させて天井の型枠またはデッキに取り付け
るようにしたインサート1であって、上記インサート本
体2は、奥側に小径の雌ネジ部、手前側に大径の雌ネジ
部を同心状に配設し、1つのインサート本体2に対し
て、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に
螺挿可能とした。
ートに対して複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部を
選択的に蝿挿(螺着)できるようにした複数吊りボルト
兼用インサートを提供する。 【構成】 金属製のインサート本体2を、合成樹脂製の
支持体に支持させて天井の型枠またはデッキに取り付け
るようにしたインサート1であって、上記インサート本
体2は、奥側に小径の雌ネジ部、手前側に大径の雌ネジ
部を同心状に配設し、1つのインサート本体2に対し
て、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に
螺挿可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井用のインサートに
関し、詳しくは1つのインサートに対して、複数の径の
異なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に螺挿(螺着)可
能とした複数吊りボルト兼用インサートに関する。
関し、詳しくは1つのインサートに対して、複数の径の
異なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に螺挿(螺着)可
能とした複数吊りボルト兼用インサートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製のインサート本体を、合成
樹脂製の支持体に支持させて天井の型枠またはデッキに
取り付け、型枠においては打ち込まれたコンクリートが
固まってから型枠を外した状態で、デッキに取り付けた
ものはそのままの状態で、それぞれインサート本体に吊
ボルトを螺挿し、この吊ボルトに吊下げ物を吊下げて使
用するようにしたインサートが周知である。そして、イ
ンサートは、施工前に予め予定された吊下げ物の荷重に
応じて定まる吊ボルトの径、例えばw3/8、w1/2
(各インチ)等に対応するものが、施工段階で何れかを
選択して使い分けられている。
樹脂製の支持体に支持させて天井の型枠またはデッキに
取り付け、型枠においては打ち込まれたコンクリートが
固まってから型枠を外した状態で、デッキに取り付けた
ものはそのままの状態で、それぞれインサート本体に吊
ボルトを螺挿し、この吊ボルトに吊下げ物を吊下げて使
用するようにしたインサートが周知である。そして、イ
ンサートは、施工前に予め予定された吊下げ物の荷重に
応じて定まる吊ボルトの径、例えばw3/8、w1/2
(各インチ)等に対応するものが、施工段階で何れかを
選択して使い分けられている。
【0003】また、型枠に使用されるインサートAとし
て、図15に示すように、金属製のインサート本体を内
装した合成樹脂製の支持体の本体部Bに、インサート本
体及びインサート本体に螺挿される吊ボルトEの腐食防
止や結露防止等の目的で、合成樹脂製の蓋部Cを被冠
し、この状態で図示しない型枠に支持体の本体部Bを釘
により取り付け、この状態でコンクリートを打ち込み、
打ち込まれたコンクリートが固まってから型枠を外し、
インサート本体に吊ボルトEを螺挿して使用するように
したものも周知である。
て、図15に示すように、金属製のインサート本体を内
装した合成樹脂製の支持体の本体部Bに、インサート本
体及びインサート本体に螺挿される吊ボルトEの腐食防
止や結露防止等の目的で、合成樹脂製の蓋部Cを被冠
し、この状態で図示しない型枠に支持体の本体部Bを釘
により取り付け、この状態でコンクリートを打ち込み、
打ち込まれたコンクリートが固まってから型枠を外し、
インサート本体に吊ボルトEを螺挿して使用するように
したものも周知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のイ
ンサートは、施工前に予め予定された吊下げ物の荷重に
応じて定まる吊ボルトの径に対応して、予め用意された
複数のもののうちから、施工段階で何れか1つを選択し
て使い分けるようにしているので、施工後において、吊
下げ物が増設されることになってその荷重が増大し、例
えばw3/8吊ボルトでは強度不足になったときには、
新たにw1/2吊ボルト用を吊下げるためのインサート
を増設しなければならない、といった問題点があった。
ンサートは、施工前に予め予定された吊下げ物の荷重に
応じて定まる吊ボルトの径に対応して、予め用意された
複数のもののうちから、施工段階で何れか1つを選択し
て使い分けるようにしているので、施工後において、吊
下げ物が増設されることになってその荷重が増大し、例
えばw3/8吊ボルトでは強度不足になったときには、
新たにw1/2吊ボルト用を吊下げるためのインサート
を増設しなければならない、といった問題点があった。
【0005】また、上記従来の合成樹脂製の支持体の本
体部Bに、合成樹脂製の蓋部Cを被冠して使用するよう
にしたものにおいては、支持体の本体部Bに対し、蓋部
Cを固着することなく単に被冠しているだけなので、イ
ンサート本体に吊ボルトEを螺挿し固着するとき、吊ボ
ルトEのねじ込みトルクにより、あるいは吊下げ物の荷
重により、図16に示すように、支持体の本体部B部分
が蓋部Cから離脱した状態で落下してしまうことがあ
る、といった問題点があった。本発明は、上記の各問題
点を解決することを目的になされたものてある。
体部Bに、合成樹脂製の蓋部Cを被冠して使用するよう
にしたものにおいては、支持体の本体部Bに対し、蓋部
Cを固着することなく単に被冠しているだけなので、イ
ンサート本体に吊ボルトEを螺挿し固着するとき、吊ボ
ルトEのねじ込みトルクにより、あるいは吊下げ物の荷
重により、図16に示すように、支持体の本体部B部分
が蓋部Cから離脱した状態で落下してしまうことがあ
る、といった問題点があった。本発明は、上記の各問題
点を解決することを目的になされたものてある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による複数吊りボルト兼用インサートは、 金属製のインサート本体を、合成樹脂製の支持体に
支持させて天井の型枠またはデッキに取り付けるように
したインサートにおいて、上記インサート本体は、奥側
に小径の雌ネジ部、手前側に大径の雌ネジ部を同心状に
配設し、1つのインサート本体に対して、複数の径の異
なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に螺挿可能としたこ
と、 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部を有する
ナット、手前側に大径の雌ネジ部を有するナットを同心
状に配設して構成したこと、
めに本発明による複数吊りボルト兼用インサートは、 金属製のインサート本体を、合成樹脂製の支持体に
支持させて天井の型枠またはデッキに取り付けるように
したインサートにおいて、上記インサート本体は、奥側
に小径の雌ネジ部、手前側に大径の雌ネジ部を同心状に
配設し、1つのインサート本体に対して、複数の径の異
なる吊りボルトの雄ネジ部を選択的に螺挿可能としたこ
と、 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部を有する
ナット、手前側に大径の雌ネジ部を有するナットを同心
状に配設して構成したこと、
【0007】 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部
とにより構成し、蓋部内にインサート本体を回り止めし
て嵌挿し、蓋部を本体部に対し嵌挿することにより、抜
け止めされて固着するように構成したこと、 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、本体部に対し蓋部を螺挿できるようにし、蓋部内に
インサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋部を本体部に
対し螺着するようにしたこと、 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したこと、 をそれぞれ特徴とする。
とにより構成し、蓋部内にインサート本体を回り止めし
て嵌挿し、蓋部を本体部に対し嵌挿することにより、抜
け止めされて固着するように構成したこと、 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、本体部に対し蓋部を螺挿できるようにし、蓋部内に
インサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋部を本体部に
対し螺着するようにしたこと、 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したこと、 をそれぞれ特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によって本発明の複数吊りボルト兼
用インサートは、以下の作用を行う。 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部、手前側
に大径の雌ネジ部を同心状に配設し、1つのインサート
本体に対して、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部
を選択的に螺挿可能としたので、吊下げ物の荷重に応じ
て吊りボルトを選択してインサート本体に螺挿して使用
し、吊りボルトに無駄がない。また、吊下げ物の荷重が
変化したときに、それに対応して吊りボルトを選択して
使用することができ、新たにインサートを増設する必要
がない。
用インサートは、以下の作用を行う。 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部、手前側
に大径の雌ネジ部を同心状に配設し、1つのインサート
本体に対して、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部
を選択的に螺挿可能としたので、吊下げ物の荷重に応じ
て吊りボルトを選択してインサート本体に螺挿して使用
し、吊りボルトに無駄がない。また、吊下げ物の荷重が
変化したときに、それに対応して吊りボルトを選択して
使用することができ、新たにインサートを増設する必要
がない。
【0009】 インサート本体を、奥側に小径の雌ネ
ジ部を有するナット、手前側に大径の雌ネジ部を有する
ナットを同心状に配設して構成したので、インサート本
体に市販のナットをそのまま使用することができ、イン
サート本体のコストが低減される。また、市販のナット
をそのまま使用するだけなので、組立が容易で、熟練を
要しない。 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し嵌挿することにより、抜け止めされて
固着するようにしたので、支持体の本体部と蓋部とがコ
ンクリートで固められてインサート本体に吊ボルトを螺
挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクにより、
あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋部から
離脱して落下するようなことがなく、支持強度が増大す
る。
ジ部を有するナット、手前側に大径の雌ネジ部を有する
ナットを同心状に配設して構成したので、インサート本
体に市販のナットをそのまま使用することができ、イン
サート本体のコストが低減される。また、市販のナット
をそのまま使用するだけなので、組立が容易で、熟練を
要しない。 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し嵌挿することにより、抜け止めされて
固着するようにしたので、支持体の本体部と蓋部とがコ
ンクリートで固められてインサート本体に吊ボルトを螺
挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクにより、
あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋部から
離脱して落下するようなことがなく、支持強度が増大す
る。
【0010】 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部
とにより構成し、本体部に対し蓋部を螺挿できるように
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し螺着するようにしたので、本体部に対
する蓋部の固着がより強固なものとなり、本体部と蓋部
とがコンクリートで固められてインサート本体に吊ボル
トを螺挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクに
より、あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋
部から離脱するのが確実に阻止され、支持強度がより強
大なものとなる。 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したので、複数の吊ボルトが選択的に使用できて経済的
であり、また、ほぼ同じ雌ネジ部に対し複数の吊ボルト
を選択的に螺挿でき、作業性が良好となる。
とにより構成し、本体部に対し蓋部を螺挿できるように
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し螺着するようにしたので、本体部に対
する蓋部の固着がより強固なものとなり、本体部と蓋部
とがコンクリートで固められてインサート本体に吊ボル
トを螺挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクに
より、あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋
部から離脱するのが確実に阻止され、支持強度がより強
大なものとなる。 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したので、複数の吊ボルトが選択的に使用できて経済的
であり、また、ほぼ同じ雌ネジ部に対し複数の吊ボルト
を選択的に螺挿でき、作業性が良好となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面に基づい
て具体的に説明する。図1において、符号1はインサー
トで、このインサート1は、金属製のインサート本体2
として、何れも市販のw3/8(インチ)径のネジ穴3
aを有する細径六角ナット3と、w1/2(インチ)径
のネジ穴4aを有する太径六角ナット4とを用いてい
る。これら細径六角ナット3と太径六角ナット4は、図
3ないし図7に示すように、合成樹脂製の蓋部5内に形
成され、それぞれ六角形をした、奥側の細径ナット収容
穴6と、手前側に細径ナット収容穴6と同心状に形成さ
れた太径ナット収容穴7とに、回り止めして収容される
ようになっている。また、蓋部5は、上部にコンクリー
ト係合溝8を形成し、下方に向けて弾性を有する4個の
係合片9を突出させており、各係合片9に係合爪10を
形成している。
て具体的に説明する。図1において、符号1はインサー
トで、このインサート1は、金属製のインサート本体2
として、何れも市販のw3/8(インチ)径のネジ穴3
aを有する細径六角ナット3と、w1/2(インチ)径
のネジ穴4aを有する太径六角ナット4とを用いてい
る。これら細径六角ナット3と太径六角ナット4は、図
3ないし図7に示すように、合成樹脂製の蓋部5内に形
成され、それぞれ六角形をした、奥側の細径ナット収容
穴6と、手前側に細径ナット収容穴6と同心状に形成さ
れた太径ナット収容穴7とに、回り止めして収容される
ようになっている。また、蓋部5は、上部にコンクリー
ト係合溝8を形成し、下方に向けて弾性を有する4個の
係合片9を突出させており、各係合片9に係合爪10を
形成している。
【0012】上記蓋部5を嵌挿させるための支持体であ
る合成樹脂製の本体部11は、蓋部嵌挿穴12を有し、
この蓋部嵌挿穴12に上記係合片9の係合爪10と対応
する係合窓13を形成している。また、蓋部嵌挿穴12
に連通する胴部14の外周には四方にリブ15が張り出
し、胴部14の下端部外周には、リブ15と一体的に天
井の型枠(図示せず)へ取り付けるための取付け座16
を形成している。取付け座16には4個の釘穴17が設
けられている。上記本体部11には、図3に示すよう
に、取付け座16の中央部から、さらに下方に突出し
て、図示しないデッキに取り付けるようにしたデッキ取
付け部18を一体的に形成して、デッキ取付け用として
も良いものである。
る合成樹脂製の本体部11は、蓋部嵌挿穴12を有し、
この蓋部嵌挿穴12に上記係合片9の係合爪10と対応
する係合窓13を形成している。また、蓋部嵌挿穴12
に連通する胴部14の外周には四方にリブ15が張り出
し、胴部14の下端部外周には、リブ15と一体的に天
井の型枠(図示せず)へ取り付けるための取付け座16
を形成している。取付け座16には4個の釘穴17が設
けられている。上記本体部11には、図3に示すよう
に、取付け座16の中央部から、さらに下方に突出し
て、図示しないデッキに取り付けるようにしたデッキ取
付け部18を一体的に形成して、デッキ取付け用として
も良いものである。
【0013】上記蓋部5を本体部11に嵌挿させるとき
は、図4に示すように、蓋部5を上向きにし、まず細径
六角ナット3を細径ナット収容穴6に、次いで太径六角
ナット4を太径ナット収容穴7に嵌挿,収容する(図3
参照)。そして、本体部11を下向きにして蓋部嵌挿穴
12に蓋部5を押し込むようにして嵌挿させると、図5
のように蓋部5の係合片9の係合爪10が本体部11の
係合窓13と弾性的に係合し、蓋部5は本体部11に抜
け止めして固着され、インサート1ができあがる。この
状態でインサート1を反転させると、蓋部5内で細径六
角ナット3及び太径六角ナット4がそれぞれの自重によ
り下方に移動して、細径六角ナット3の上方には所定の
間隙19が形成されるようになっている。
は、図4に示すように、蓋部5を上向きにし、まず細径
六角ナット3を細径ナット収容穴6に、次いで太径六角
ナット4を太径ナット収容穴7に嵌挿,収容する(図3
参照)。そして、本体部11を下向きにして蓋部嵌挿穴
12に蓋部5を押し込むようにして嵌挿させると、図5
のように蓋部5の係合片9の係合爪10が本体部11の
係合窓13と弾性的に係合し、蓋部5は本体部11に抜
け止めして固着され、インサート1ができあがる。この
状態でインサート1を反転させると、蓋部5内で細径六
角ナット3及び太径六角ナット4がそれぞれの自重によ
り下方に移動して、細径六角ナット3の上方には所定の
間隙19が形成されるようになっている。
【0014】このようにして形成されたインサート1
は、天井の型枠に取り付ける際には、本体部11の取付
け座16を型枠に接した状態で4個の釘穴17に釘を打
ちつけて固定し、また、デッキに取り付ける場合には、
デッキに開けられた穴にデッキ取付け部18を挿通させ
て固定する。そして、型枠内またはデッキ内にコンクリ
ートを打ち込み、コンクリートが固まった時点で、型枠
を取外すと取付け座16の下面が露出して、デッキの場
合はそのままの状態で、吊ボルトをインサート1に螺挿
することができる。吊ボルトは、図6に示すw3/8
(インチ)径の細径ボルト20か、または図7に示すw
1/2(インチ)径の太径ボルト20aが、選択的に使
用される。
は、天井の型枠に取り付ける際には、本体部11の取付
け座16を型枠に接した状態で4個の釘穴17に釘を打
ちつけて固定し、また、デッキに取り付ける場合には、
デッキに開けられた穴にデッキ取付け部18を挿通させ
て固定する。そして、型枠内またはデッキ内にコンクリ
ートを打ち込み、コンクリートが固まった時点で、型枠
を取外すと取付け座16の下面が露出して、デッキの場
合はそのままの状態で、吊ボルトをインサート1に螺挿
することができる。吊ボルトは、図6に示すw3/8
(インチ)径の細径ボルト20か、または図7に示すw
1/2(インチ)径の太径ボルト20aが、選択的に使
用される。
【0015】コンクリートに埋め込まれたインサート1
は、本体部11の胴部14の外周に4個のリブ15が張
り出し、このリブ15と一体的に取付け座16が設けら
れ、本体部11に対し蓋部5が、その係合片9の係合爪
10を本体部11の係合窓13に係合させて抜け止めし
て固着され、しかも蓋部5には、コンクリート係合溝8
が形成されているので、コンクリートに対しきわめて強
固に支持されており、特に下方への引っ張り荷重に対し
強い構造になっている。
は、本体部11の胴部14の外周に4個のリブ15が張
り出し、このリブ15と一体的に取付け座16が設けら
れ、本体部11に対し蓋部5が、その係合片9の係合爪
10を本体部11の係合窓13に係合させて抜け止めし
て固着され、しかも蓋部5には、コンクリート係合溝8
が形成されているので、コンクリートに対しきわめて強
固に支持されており、特に下方への引っ張り荷重に対し
強い構造になっている。
【0016】そして、インサート1に細径ボルト20を
螺挿するときは、図6のように細径六角ナット3のネジ
穴3aに螺合し、細径ボルト20を順次締め付けると、
細径ボルト20の先端部は細径六角ナット3を突き抜け
た状態で深く螺合し、太径六角ナット4を下方に押し付
けて本体部11の蓋部嵌挿穴12の底面に強く接した状
態で固着される。このとき、太径六角ナット4の外周面
により係合片9が外側に向け押し付けられ、係合爪10
と係合窓13との係合がより強固となり、蓋部5は本体
部11から離脱しなくなる。また、細径ボルト20をか
なり強く締め付けても、あるいは細径ボルト20に相当
荷重の吊下げ物を吊下げても、インサート1は上記のよ
うにコンクリートに対し強固に支持されているので、容
易に離脱して落下するようなことがない。
螺挿するときは、図6のように細径六角ナット3のネジ
穴3aに螺合し、細径ボルト20を順次締め付けると、
細径ボルト20の先端部は細径六角ナット3を突き抜け
た状態で深く螺合し、太径六角ナット4を下方に押し付
けて本体部11の蓋部嵌挿穴12の底面に強く接した状
態で固着される。このとき、太径六角ナット4の外周面
により係合片9が外側に向け押し付けられ、係合爪10
と係合窓13との係合がより強固となり、蓋部5は本体
部11から離脱しなくなる。また、細径ボルト20をか
なり強く締め付けても、あるいは細径ボルト20に相当
荷重の吊下げ物を吊下げても、インサート1は上記のよ
うにコンクリートに対し強固に支持されているので、容
易に離脱して落下するようなことがない。
【0017】インサート1に太径ボルト20aを螺挿す
るときは、図7のように太径六角ナット4のネジ穴4a
に螺合し、太径ボルト20aを順次締め付けると、太径
ボルト20aの先端部は太径六角ナット4を突き抜けた
状態で深く螺合し、細径六角ナット3を上方に押し上げ
て蓋部5の細怪ナット収容穴6の上面に押し付けた状態
で固着される。このとき、太径六角ナット4の外周面に
より係合片9が外側に向け押し付けられ、係合爪10と
係合窓13との係合がより強固となり、蓋部5は本体部
11から離脱しなくなる。また、太径ボルト20aをか
なり強く締め付けたり、あるいは太径ボルト20aの強
度に相当する重い吊下げ物を吊下げたりしても、インサ
ート1はコンクリートに対し強固に支持されているの
で、容易に離脱して落下することがない。
るときは、図7のように太径六角ナット4のネジ穴4a
に螺合し、太径ボルト20aを順次締め付けると、太径
ボルト20aの先端部は太径六角ナット4を突き抜けた
状態で深く螺合し、細径六角ナット3を上方に押し上げ
て蓋部5の細怪ナット収容穴6の上面に押し付けた状態
で固着される。このとき、太径六角ナット4の外周面に
より係合片9が外側に向け押し付けられ、係合爪10と
係合窓13との係合がより強固となり、蓋部5は本体部
11から離脱しなくなる。また、太径ボルト20aをか
なり強く締め付けたり、あるいは太径ボルト20aの強
度に相当する重い吊下げ物を吊下げたりしても、インサ
ート1はコンクリートに対し強固に支持されているの
で、容易に離脱して落下することがない。
【0018】図8ないし図10に示す本発明の第2実施
例のものは、上記第1実施例の蓋部5と対応する蓋部を
5aと5bとに2分割して形成し、両蓋部5a,5b内
に細径ナット収容穴6aと太径ナット収容穴7aとを半
分ずつ形成し、上端部内側にそれぞれ係合突起21,2
2及び係合穴21a(図示せず),22aを対向させて
形成すると共に、内側下端部に2個ずつの弾性を有する
係合爪23を設けており、全体の平面外形は半円形をし
ている。本体部11の蓋部嵌挿穴12は円形をしてお
り、蓋部嵌挿穴12の底面に2個の係合窓24が形成さ
れている。また図示しないが、本体部11には第1実施
例のデッキ取付け部18と同様のデッキ取付け部を一体
的に形成して、デッキ取付け用としても良いものであ
る。
例のものは、上記第1実施例の蓋部5と対応する蓋部を
5aと5bとに2分割して形成し、両蓋部5a,5b内
に細径ナット収容穴6aと太径ナット収容穴7aとを半
分ずつ形成し、上端部内側にそれぞれ係合突起21,2
2及び係合穴21a(図示せず),22aを対向させて
形成すると共に、内側下端部に2個ずつの弾性を有する
係合爪23を設けており、全体の平面外形は半円形をし
ている。本体部11の蓋部嵌挿穴12は円形をしてお
り、蓋部嵌挿穴12の底面に2個の係合窓24が形成さ
れている。また図示しないが、本体部11には第1実施
例のデッキ取付け部18と同様のデッキ取付け部を一体
的に形成して、デッキ取付け用としても良いものであ
る。
【0019】そして、インサート1を組み立てるとき
は、両蓋部5a,5bを対向させ、その細径ナット収容
穴6aと太径ナット収容穴7a内に、図9のように細径
六角ナット3と太径六角ナット4を収容して係合突起2
1,22と係合穴21a,22aを係合させる。そのと
き、両蓋部5a,5bの各係合爪23はそれぞれ対向し
ている。そして、一体化した蓋部5a,5bを蓋部嵌挿
穴12内に嵌挿し、各係合爪23を係合窓24に挿入す
る。すると、図10のように各係合爪23は係合窓24
に対し抜け止めされ、両蓋部5a,5bは一体状となっ
て本体部11に固着される。従って、蓋部5a,5bは
本体部11から容易には離脱しないようになり、しかも
蓋部5a,5bは、両ナット3,4を包み込むようにし
て保持しているので、本体部11から外れようとする力
が働かないため外れ防止となる。
は、両蓋部5a,5bを対向させ、その細径ナット収容
穴6aと太径ナット収容穴7a内に、図9のように細径
六角ナット3と太径六角ナット4を収容して係合突起2
1,22と係合穴21a,22aを係合させる。そのと
き、両蓋部5a,5bの各係合爪23はそれぞれ対向し
ている。そして、一体化した蓋部5a,5bを蓋部嵌挿
穴12内に嵌挿し、各係合爪23を係合窓24に挿入す
る。すると、図10のように各係合爪23は係合窓24
に対し抜け止めされ、両蓋部5a,5bは一体状となっ
て本体部11に固着される。従って、蓋部5a,5bは
本体部11から容易には離脱しないようになり、しかも
蓋部5a,5bは、両ナット3,4を包み込むようにし
て保持しているので、本体部11から外れようとする力
が働かないため外れ防止となる。
【0020】このように構成された第2実施例のインサ
ート1においては、第1実施例のインサート1と同様
に、天井の型枠に釘で固定し、また、デッキに開けられ
た穴にデッキ取付け部を挿通させて固定し、コンクリー
トを打ち込んで固まってから型枠を取外し、デッキの場
合はそのままの状態で、吊ボルトの細径ボルト20、ま
たは太径ボルト20aを選択して螺挿する。このとき、
細径ボルト20は細径六角ナット3と、また太径ボルト
20aは太径六角ナット4とそれぞれ螺合して固定され
るが、間隙19aは、上記第1実施例の場合と同様に、
ボルトとナットが十分に螺合して、ボルトの脱落防止、
吊下げ強度増大の働きをする。
ート1においては、第1実施例のインサート1と同様
に、天井の型枠に釘で固定し、また、デッキに開けられ
た穴にデッキ取付け部を挿通させて固定し、コンクリー
トを打ち込んで固まってから型枠を取外し、デッキの場
合はそのままの状態で、吊ボルトの細径ボルト20、ま
たは太径ボルト20aを選択して螺挿する。このとき、
細径ボルト20は細径六角ナット3と、また太径ボルト
20aは太径六角ナット4とそれぞれ螺合して固定され
るが、間隙19aは、上記第1実施例の場合と同様に、
ボルトとナットが十分に螺合して、ボルトの脱落防止、
吊下げ強度増大の働きをする。
【0021】図11ないし図13に示す本発明の第3実
施例のものは、上記第1実施例の蓋部5及び第2実施例
の蓋部5a,5bと対応する合成樹脂製の蓋部5cを、
同じく合成樹脂製の本体部11に対し螺着するようにし
たものである。即ち、平面形状が円形をした蓋部5c内
に細径六角ナット3と太径六角ナット4を嵌挿する六角
形のナット収容穴を形成すると共に、その外側に雄ネジ
25を形成している。また、本体部11の蓋部5cを内
装させる部分の内周面には、雄ネジ25と螺合する雌ネ
ジ26を形成している。なお図示しないが、本体部11
には第1実施例のデッキ取付け部18と同様のデッキ取
付け部を一体的に形成して、デッキ取付け用としても良
いものである。
施例のものは、上記第1実施例の蓋部5及び第2実施例
の蓋部5a,5bと対応する合成樹脂製の蓋部5cを、
同じく合成樹脂製の本体部11に対し螺着するようにし
たものである。即ち、平面形状が円形をした蓋部5c内
に細径六角ナット3と太径六角ナット4を嵌挿する六角
形のナット収容穴を形成すると共に、その外側に雄ネジ
25を形成している。また、本体部11の蓋部5cを内
装させる部分の内周面には、雄ネジ25と螺合する雌ネ
ジ26を形成している。なお図示しないが、本体部11
には第1実施例のデッキ取付け部18と同様のデッキ取
付け部を一体的に形成して、デッキ取付け用としても良
いものである。
【0022】そして、インサート1を組み立てるとき
は、蓋部5cのナット収容穴内に、図12のように細径
六角ナット3と太径六角ナット4を収容し、蓋部5cを
本体部11に対し螺挿させる。このとき蓋部5cの雄ネ
ジ25は、本体部11の雌ネジ26と螺合し、蓋部5c
の回転と共に蓋部5cを本体部11に内装させ、図13
のように蓋部5cは本体部11に対し一体状に固着され
る。従って、蓋部5cは本体部11に対し強固に固着さ
れることになり、本体部11から容易には離脱しない。
は、蓋部5cのナット収容穴内に、図12のように細径
六角ナット3と太径六角ナット4を収容し、蓋部5cを
本体部11に対し螺挿させる。このとき蓋部5cの雄ネ
ジ25は、本体部11の雌ネジ26と螺合し、蓋部5c
の回転と共に蓋部5cを本体部11に内装させ、図13
のように蓋部5cは本体部11に対し一体状に固着され
る。従って、蓋部5cは本体部11に対し強固に固着さ
れることになり、本体部11から容易には離脱しない。
【0023】このように構成された第3実施例のインサ
ート1においては、第1実施例及び第2実施例のインサ
ート1と同様に、天井の型枠に釘で固定し、また、デッ
キに開けられた穴にデッキ取付け部を挿通させて固定
し、コンクリートを打ち込んで固まってから型枠を取外
し、デッキの場合はそのままの状態で、吊ボルトの細径
ボルト20、または太径ボルト20aを選択して螺挿す
る。このとき、細径ボルト20は細径六角ナット3と、
また太径ボルト20aは太径六角ナット4とそれぞれ螺
合して固定されるが、間隙19bは、上記第1実施例及
び第2実施例の場合と同様に、ボルトとナットが十分に
螺合して、ボルトの脱落を防止し、吊下げ強度を増大さ
せる働きをする。
ート1においては、第1実施例及び第2実施例のインサ
ート1と同様に、天井の型枠に釘で固定し、また、デッ
キに開けられた穴にデッキ取付け部を挿通させて固定
し、コンクリートを打ち込んで固まってから型枠を取外
し、デッキの場合はそのままの状態で、吊ボルトの細径
ボルト20、または太径ボルト20aを選択して螺挿す
る。このとき、細径ボルト20は細径六角ナット3と、
また太径ボルト20aは太径六角ナット4とそれぞれ螺
合して固定されるが、間隙19bは、上記第1実施例及
び第2実施例の場合と同様に、ボルトとナットが十分に
螺合して、ボルトの脱落を防止し、吊下げ強度を増大さ
せる働きをする。
【0024】なお、上記第1実施例ないし第3実施例に
おいては、金属製のインサート本体2を、細径六角ナッ
ト3と太径六角ナット4の2個により構成したが、これ
を2個以上として、これら各ナットにそれぞれ対応する
吊ボルトを用意して使用するようにしても良いものであ
る。
おいては、金属製のインサート本体2を、細径六角ナッ
ト3と太径六角ナット4の2個により構成したが、これ
を2個以上として、これら各ナットにそれぞれ対応する
吊ボルトを用意して使用するようにしても良いものであ
る。
【0025】図14に示す本発明の第4実施例のもの
は、第1実施例ないし第3実施例における、金属製のイ
ンサート本体2としての細径六角ナット3と太径六角ナ
ット4及び両ナットを収容する合成樹脂製の蓋部5,5
a,5b,5cに代えて、インサート本体2aを1つの
金属体により構成し、これを合成樹脂製の本体部11に
対し固着するようにしたものである。その固着手段とし
ては、図示しないがインサート本体2aの下部外周に雄
ネジを刻設し、本体部11のインサート本体嵌挿穴29
の内周面に雌ネジを形成して、インサート本体2aを本
体部11に螺挿して固定するか、あるいは他の手段によ
って固定するようにしている。本体部11はその高さが
第1実施例ないし第3実施例のものより低く、リブ15
aが短いものとなっている。
は、第1実施例ないし第3実施例における、金属製のイ
ンサート本体2としての細径六角ナット3と太径六角ナ
ット4及び両ナットを収容する合成樹脂製の蓋部5,5
a,5b,5cに代えて、インサート本体2aを1つの
金属体により構成し、これを合成樹脂製の本体部11に
対し固着するようにしたものである。その固着手段とし
ては、図示しないがインサート本体2aの下部外周に雄
ネジを刻設し、本体部11のインサート本体嵌挿穴29
の内周面に雌ネジを形成して、インサート本体2aを本
体部11に螺挿して固定するか、あるいは他の手段によ
って固定するようにしている。本体部11はその高さが
第1実施例ないし第3実施例のものより低く、リブ15
aが短いものとなっている。
【0026】上記インサート本体2aには、奥側にw3
/8(インチ)径の細径雌ネジ27を刻設すると共に、
手前側に細径雌ネジ27と同心状にw1/2(インチ)
径の太径雌ネジ28を刻設している。また、インサート
本体2aの頂部外周には、コンクリートとの係合をより
強固にするために張り出し部30が形成されている。な
お図示しないが、本体部11には第1実施例のデッキ取
付け部18と同様のデッキ取付け部を一体的に形成し
て、デッキ取付け用としても良いものである。そして、
インサート1を組み立てるときは、インサート本体2a
の雄ネジを本体部11のインサート本体嵌挿穴29の雌
ネジに螺挿させて固定するか、あるいは他の手段によっ
て固定することで、インサート本体2aと本体部11と
が一体的に結合される。
/8(インチ)径の細径雌ネジ27を刻設すると共に、
手前側に細径雌ネジ27と同心状にw1/2(インチ)
径の太径雌ネジ28を刻設している。また、インサート
本体2aの頂部外周には、コンクリートとの係合をより
強固にするために張り出し部30が形成されている。な
お図示しないが、本体部11には第1実施例のデッキ取
付け部18と同様のデッキ取付け部を一体的に形成し
て、デッキ取付け用としても良いものである。そして、
インサート1を組み立てるときは、インサート本体2a
の雄ネジを本体部11のインサート本体嵌挿穴29の雌
ネジに螺挿させて固定するか、あるいは他の手段によっ
て固定することで、インサート本体2aと本体部11と
が一体的に結合される。
【0027】このように構成された第4実施例のインサ
ート1においては、第1実施例ないし第3実施例のイン
サート1と同様に、天井の型枠に釘で固定し、また、デ
ッキに開けられた穴にデッキ取付け部を挿通させて固定
し、コンクリートを打ち込んで固まってから型枠を取外
し、デッキの場合はそのままの状態で、吊ボルトの細径
ボルト20、または太径ボルト20aを選択して蝶挿す
る。このとき、細径ボルト20は細径雌ネジ27と、ま
た太径ボルト20aは太径雌ネジ28とそれぞれ螺合し
て固定される。細径雌ネジ27及び太径雌ネジ28は、
細径ボルト20及び太径ボルト20aを螺着するのに十
分な長さを有しているので、ボルトの脱落を防止し、十
分な吊下げ強度を有している。また、インサート本体2
aの頂部に形成された張り出し部30により、コンクリ
ートとの係合がより強固になっている
ート1においては、第1実施例ないし第3実施例のイン
サート1と同様に、天井の型枠に釘で固定し、また、デ
ッキに開けられた穴にデッキ取付け部を挿通させて固定
し、コンクリートを打ち込んで固まってから型枠を取外
し、デッキの場合はそのままの状態で、吊ボルトの細径
ボルト20、または太径ボルト20aを選択して蝶挿す
る。このとき、細径ボルト20は細径雌ネジ27と、ま
た太径ボルト20aは太径雌ネジ28とそれぞれ螺合し
て固定される。細径雌ネジ27及び太径雌ネジ28は、
細径ボルト20及び太径ボルト20aを螺着するのに十
分な長さを有しているので、ボルトの脱落を防止し、十
分な吊下げ強度を有している。また、インサート本体2
aの頂部に形成された張り出し部30により、コンクリ
ートとの係合がより強固になっている
【0028】なお、上記第4実施例においては、金属製
のインサート本体2aに、細径雌ネジ27と太径雌ネジ
28とを同心状に2段に刻設したが、これを2段以上と
して、これら各雌ネジにそれぞれ対応する吊ボルトを用
意して使用するようにしても良いものである。
のインサート本体2aに、細径雌ネジ27と太径雌ネジ
28とを同心状に2段に刻設したが、これを2段以上と
して、これら各雌ネジにそれぞれ対応する吊ボルトを用
意して使用するようにしても良いものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複数吊りボ
ルト兼用インサートによれば、以下の効果を奏すること
ができる。 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部、手前側
に大径の雌ネジ部を同心状に配設し、1つのインサート
本体に対して、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部
を選択的に螺挿可能としたので、吊下げ物の荷重に応じ
て吊りボルトを選択してインサート本体に螺挿して使用
することができ、吊りボルトに無駄がなく経済的であ
る。また、吊下げ物の荷重が変わるときに、その変化に
対応して吊りボルトを選択して使用することができ、新
たにインサートを増設する必要がなく、施工期間の短縮
と経費の節減とが達成される。
ルト兼用インサートによれば、以下の効果を奏すること
ができる。 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ部、手前側
に大径の雌ネジ部を同心状に配設し、1つのインサート
本体に対して、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部
を選択的に螺挿可能としたので、吊下げ物の荷重に応じ
て吊りボルトを選択してインサート本体に螺挿して使用
することができ、吊りボルトに無駄がなく経済的であ
る。また、吊下げ物の荷重が変わるときに、その変化に
対応して吊りボルトを選択して使用することができ、新
たにインサートを増設する必要がなく、施工期間の短縮
と経費の節減とが達成される。
【0030】 インサート本体を、奥側に小怪の雌ネ
ジ部を有するナット、手前側に大径の雌ネジ部を有する
ナットを同心状に配設して構成したので、インサート本
体に市販のナットをそのまま使用することができ、イン
サート本体のコストを大幅に低減することができる。ま
た、市販のナットがそのまま使用できるので、組立が容
易となり、熟練を必要としない。 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し嵌挿することにより、抜け止めされて
固着するようにしたので、支持体の本体部と蓋部とがコ
ンクリートで固められてインサート本体に吊ボルトを螺
挿し固定するときに、吊ボルトのねじ込みトルクによ
り、あるいは吊下げ物の荷重によって、本体部部分が蓋
部から離脱して落下するようなことがなく、支持強度が
増大して吊ボルトを安定して支持することができる。
ジ部を有するナット、手前側に大径の雌ネジ部を有する
ナットを同心状に配設して構成したので、インサート本
体に市販のナットをそのまま使用することができ、イン
サート本体のコストを大幅に低減することができる。ま
た、市販のナットがそのまま使用できるので、組立が容
易となり、熟練を必要としない。 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部とにより構成
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し嵌挿することにより、抜け止めされて
固着するようにしたので、支持体の本体部と蓋部とがコ
ンクリートで固められてインサート本体に吊ボルトを螺
挿し固定するときに、吊ボルトのねじ込みトルクによ
り、あるいは吊下げ物の荷重によって、本体部部分が蓋
部から離脱して落下するようなことがなく、支持強度が
増大して吊ボルトを安定して支持することができる。
【0031】 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部
とにより構成し、本体部に対し蓋部を螺挿できるように
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し螺着するようにしたので、本体部に対
する蓋部の固着がより強固なものとなり、本体部と蓋部
とがコンクリートで固められてインサート本体に吊ボル
トを螺挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクに
より、あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋
部から離脱するのを確実に阻止することができる。従っ
て、吊ボルトの支持強度がより強大になり、容易に落下
するようなことがない。 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したので、複数の吊ボルトが選択的に使用できて経済的
である。また、ほぼ同じ雌ネジ部に対し複数の吊ボルト
を選択的に螺挿できて作業性が良好となり、吊下げ物の
吊下げ位置が変わることがない。
とにより構成し、本体部に対し蓋部を螺挿できるように
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し螺着するようにしたので、本体部に対
する蓋部の固着がより強固なものとなり、本体部と蓋部
とがコンクリートで固められてインサート本体に吊ボル
トを螺挿し固定するとき、吊ボルトのねじ込みトルクに
より、あるいは吊下げ物の荷重により、本体部部分が蓋
部から離脱するのを確実に阻止することができる。従っ
て、吊ボルトの支持強度がより強大になり、容易に落下
するようなことがない。 インサート本体を、1つの金属体に対し、奥側に小
径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に小径の雌ネジ
部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形成し、このイ
ンサート本体を合成樹脂製の支持体に支持させるように
したので、複数の吊ボルトが選択的に使用できて経済的
である。また、ほぼ同じ雌ネジ部に対し複数の吊ボルト
を選択的に螺挿できて作業性が良好となり、吊下げ物の
吊下げ位置が変わることがない。
【図1】本発明の第1実施例のインサートの分解斜視図
である。
である。
【図2】支持体の本体部をデッキ用とした部分斜視図で
ある。
ある。
【図3】蓋部及びインサート本体(ナット)の断面図で
ある。
ある。
【図4】蓋部にインサート本体(ナット)を嵌挿し、蓋
部を支持体の本体部に嵌挿するときの斜視図である。
部を支持体の本体部に嵌挿するときの斜視図である。
【図5】蓋部にインサート本体(ナット)を嵌挿し、蓋
部を支持体の本体部に嵌挿したときの蓋部部分の断面図
である。
部を支持体の本体部に嵌挿したときの蓋部部分の断面図
である。
【図6】インサート本体(ナット)に細径の吊ボルトを
螺挿したときの部分断面図である。
螺挿したときの部分断面図である。
【図7】インサート本体(ナット)に太径の吊ボルトを
螺挿したときの部分断面図である。
螺挿したときの部分断面図である。
【図8】本発明の第2実施例のインサートの分解斜視図
である。
である。
【図9】蓋部にインサート本体(ナット)を収容した状
態の断面図である。
態の断面図である。
【図10】蓋部にインサート本体(ナット)を収容し、
蓋部を支持体の本体部に嵌挿したときの蓋部部分の断面
図である。
蓋部を支持体の本体部に嵌挿したときの蓋部部分の断面
図である。
【図11】本発明の第3実施例のインサートの分解斜視
図である。
図である。
【図12】蓋部にインサート本体(ナット)を収容した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図13】蓋部にインサート本体(ナット)を収容し、
蓋部を支持体の本体部に螺着したときの蓋部部分の断面
図である。
蓋部を支持体の本体部に螺着したときの蓋部部分の断面
図である。
【図14】本発明の第4実施例のインサートの一部破断
した分解斜視図である。
した分解斜視図である。
【図15】従来例の縦断面図である。
【図16】同説明図である。
1 インサート 2,2a インサート本体 3 細径六角ナット 3a ネジ穴 4 太径六角ナット 4a ネジ穴 5,5a,5b,5c 蓋部 6,6a 細径ナット収容穴 7,7a 太径ナット収容穴 8 コンクリート係合溝 9 弾性係合片 10,23 係合爪 11 本体部 12 蓋部嵌挿穴 13,24 係合窓 14 胴部 15 リブ 16 取付け座 17 釘穴 18 デッキ取付け部 19,19a,19b 間隙 20 細径ボルト 20a 太径ボルト 21,22 係合突起 21a,22a 係合穴 25 雄ネジ 26 雌ネジ 27 細径雌ネジ 28 太径雌ネジ 29 インサート本体嵌挿穴 30 張り出し部
Claims (5)
- 【請求項1】 金属製のインサート本体を、合成樹脂製
の支持体に支持させて天井の型枠またはデッキに取り付
けるようにしたインサートにおいて、 上記インサート本体は、奥側に小径の雌ネジ部、手前側
に大径の雌ネジ部を同心状に配設し、1つのインサート
本体に対して、複数の径の異なる吊りボルトの雄ネジ部
を選択的に螺挿可能としたことを特徴とする複数吊りボ
ルト兼用インサート。 - 【請求項2】 インサート本体を、奥側に小径の雌ネジ
部を有するナット、手前側に大径の雌ネジ部を有するナ
ットを同心状に配設して構成したことを特徴とする請求
項1記載の複数吊りボルト兼用インサート。 - 【請求項3】 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部と
により構成し、蓋部内にインサート本体を回り止めして
嵌挿し、蓋部を本体部に対し嵌挿することにより、抜け
止めされて固着するように構成したことを特徴とする請
求項1または請求項2記載の複数吊りボルト兼用インサ
ート。 - 【請求項4】 合成樹脂製の支持体を、本体部と蓋部と
により構成し、本体部に対し蓋部を螺挿できるように
し、蓋部内にインサート本体を回り止めして嵌挿し、蓋
部を本体部に対し螺着するようにしたことを特徴とする
請求項1または請求項2記載の複数吊りボルト兼用イン
サート。 - 【請求項5】 インサート本体を、1つの金属体に対
し、奥側に小径の雌ネジ部を刻設すると共に、手前側に
小径の雌ネジ部と同心状に大径の雌ネジ部を刻設して形
成し、このインサート本体を合成樹脂製の支持体に支持
させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の複数
吊りボルト兼用インサート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082607A JPH0781325B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 複数吊りボルト兼用インサート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082607A JPH0781325B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 複数吊りボルト兼用インサート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05230893A true JPH05230893A (ja) | 1993-09-07 |
| JPH0781325B2 JPH0781325B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13779167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082607A Expired - Lifetime JPH0781325B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 複数吊りボルト兼用インサート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781325B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8267628B2 (en) | 2009-05-12 | 2012-09-18 | MW Engineering | Threaded anchor for concrete metal deck floors |
| US9945115B2 (en) | 2013-10-08 | 2018-04-17 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Concrete anchor |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4735616U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-20 | ||
| JPS4823787U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-19 | ||
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| JPS6124328A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-03 | Hitachi Ltd | インタフエ−ス回路 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4082607A patent/JPH0781325B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US8267628B2 (en) | 2009-05-12 | 2012-09-18 | MW Engineering | Threaded anchor for concrete metal deck floors |
| US9945115B2 (en) | 2013-10-08 | 2018-04-17 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Concrete anchor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0781325B2 (ja) | 1995-08-30 |
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