JPH0523548B2 - - Google Patents

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JPH0523548B2
JPH0523548B2 JP59273957A JP27395784A JPH0523548B2 JP H0523548 B2 JPH0523548 B2 JP H0523548B2 JP 59273957 A JP59273957 A JP 59273957A JP 27395784 A JP27395784 A JP 27395784A JP H0523548 B2 JPH0523548 B2 JP H0523548B2
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electrode region
photoelectric conversion
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transistors
mos
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Nobuyoshi Tanaka
Toshimoto Suzuki
Tsuneo Suzuki
Masaharu Ozaki
Shigetoshi Sugawa
Masato Shinohara
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光電変換装置に係り、特に、第一導電
型の半導体からなる制御電極領域と、前記第一導
電型とは異なる第二導電型の半導体からなる第一
及び第二の主電極領域と、を有し、光エネルギー
を受けることにより生成されるキヤリアを前記制
御電極領域に蓄積可能な複数のトランジスタと、 前記第一の主電極領域を選択的に基準電位に保
持する為の第1のスイツチと、 前記第一の主電極領域と前記トランジスタから
の信号を読出す為の容量素子とを選択的に接続す
る為の第2のスイツチと、 を具え、蓄積動作、読出し動作及びリフレツシユ
動作を行う光電変換装置に関する。
本発明は、たとえば放送用テレビ、一般用ビデ
オカメラ等の光電変換装置に適用される。
〔従来技術およびその問題点〕
近年光電変換装置殊に、固体撮像装置に関する
研究が、半導体技術の進展と共に積極的に行なわ
れ、一部では実用化され始めている。
これらの固体撮像装置は、大きく分けると
CCD型とMOS型の2つに分類される。CCD型撮
像装置は、MOSキヤパシタ電極下にポテンシヤ
ルの井戸を形成し、光の入射により発生した電荷
をこの井戸に蓄積し、読出し時には、これらのポ
テンシヤルの井戸を、電極にかけるパルスにより
順次動かして、蓄積された電荷を出力アンプ部ま
で転送して読出すという原理を用いている。また
CCD型撮像装置の中には、受光部はpn接合ダイ
オード構造を使い、転送部はCCD構造で行なう
というタイプのものもある。また一方、MOS型
撮像装置は、受光部を構成するpn接合よりなる
フオトダイオードの夫々に光の入射により発生し
た電荷を蓄積し、読出し時には、それぞれのフオ
トダイオードに接続されたMOSスイツチングト
ランジスタを順次オンすることにより蓄積された
電荷を出力アンプ部に読出すという原理を用いて
いる。
CCD型撮像装置は、比較的簡単な構造をもち、
また、発生し得る雑音からみても、最終段におけ
るフローテイング・デイフユージヨンよりなる電
荷検出器の容量値だけがランダム雑音に寄与する
ので、比較的低雑音の撮像装置であり、低照度撮
影が可能である。ただし、CCD型撮像装置を作
るプロセス的制約から、出力アンプとしてMOS
型アンプがオンチツプ化されるため、シリコン
と、SiO2膜との界面から画像上、目につきやす
い1/f雑音が発生する。従つて、低雑音とはい
いながら、その性能に限界が存在している。ま
た、高解像度化を図るためにセル数を増加させて
高密度化すると、一つのセルの面積が小さくなり
一つのポテンシヤル井戸に蓄積できる最大の電荷
量が減少し、ダイナミツクレンジがとれなくなる
ので、今後、固体撮像装置が高解像度化されてい
く上で大きな問題となる。また、CCD型の撮像
装置は、ポテンシヤルの井戸を順次動かしながら
蓄積電荷を転送していくわけであるから、セルの
一つに欠陥が存在してもそこで電荷転送がストツ
プしたり、あるいは、電荷量ダウンが起り、製造
歩留りが上がらないという欠点も有している。
これに対してMOS型撮像装置は、構造的には
CCD型撮像装置、特にフレーム転送型の装置に
比較して少し複雑ではあるが、蓄積容量を大きく
し得る様に構成でき、ダイナミツクレンジを広く
とれるという優位性をもつ。また、たとえセルの
1つに欠陥が存在しても、X−Yアドレス方式の
ためその欠陥による他のセルへの影響がなく、製
造歩留り的には有利である。しかしながら、この
MOS型撮像装置では、MOSトランジスタと
MOSアンプとの間には大きな浮遊容量が存在す
るために、読出し時にはきわめて大きな信号電圧
ドロツプが発生し、出力電圧が下がつてしまうこ
と、配線容量が大きく、これによるランダム雑音
の発生が大きいこと、また各フオトダイオードお
よび水平スキヤン用のMOSスイツチングトラン
ジスタの寄生容量のばらつきによる固定パターン
雑音の混入等があり、CCD型撮像装置に比較し
て低照度撮影はむずかしいこと等の欠点を有して
いる。
また、将来の撮像装置の高解像度化においては
各セルのサイズが縮小され、蓄積電荷が減少して
いく。これに対しチツプサイズから決まつてくる
配線容量は、たとえ線幅を細くしてもあまり下が
らない。このため、MOS型撮像装置は、ますま
すS/N的に不利になる。
CCD型およびMOS型撮像装置は、以上の様な
一長一短を有しながらも次第に実用化レベルに近
ずいてきてはいる。しかし、さらに将来必要とさ
れる高解像化を進めていくうえで本質的に大きな
問題を有しているといえる。
それらの固体撮像装置に関し、特開昭56−
150878“半導体撮像装置”、特開昭56−157073“半
導体撮像装置”、特開昭56−165473“半導体撮像装
置”に新しい方式が提案されている。CCD型、
MOS型の撮像装置が、光入射により発生した電
荷を主電極(例えばMOSトランジスタのソース)
に蓄積するのに対して、ここで提案されている方
式は、光入射により発生した電荷を制御電極(例
えばバイポーラ・トランジスタのベース、SIT
(静電誘導トランジスタ)あるいはMOSトランジ
スタのゲートに蓄積し、光により発生した電荷に
より、流れる電流をコントロールするという新し
い考え方にもとずくものである。すなわち、
CCD型、MOS型が、光入射により蓄積された電
荷そのものを外部へ読出してくるのに対して、こ
こで提案されている方式は、各セルの増幅機能に
より電荷増幅してから蓄積された電荷を読出すわ
けであり、また見方を変えるとインピーダンス変
換により低インピダンス出力として読出すわけで
ある。従つて、ここで提案されている方式は、高
出力、広ダイナミツクレンジ、低雑音であり、か
つ、光信号により励起されたキヤリア(電荷)は
制御電極に蓄積することから、非破壊読出しがで
きる等のいくつかのメリツトを有している。さら
に将来の高解像度化に対しても可能性を有する方
式であるといえる。
第6図は、上記電荷を制御電極に蓄積する方式
の光センサセルを複数個配列した従来の光電変換
装置の回路図である。
同図において、上記光センサセル101はライ
ン状に配列され、各出力端子はMOSトランジス
タ51〜5oを介して共通出力ライン20に接続さ
れている。共通出力ライン20は、出力アンプ2
1を介して出力端子22に接続されるとともに、
ラインリフレツシユ用のMOSトランジスタ24
を介して接地されている。また、MOSトランジ
スタ51〜5oの各ゲート電極は、ロジツク回路1
9の端子71〜7oにそれぞれ接続されている。
このような従来の光電変換装置において、各光
センサセル101の光情報信号は、MOSトラン
ジスタ51〜5oが順次ON状態となることで、共
通出力ライン20および出力アンプ20を介して
シリアルに読出される。
しかしながら、ある光センサセル101の読出
し動作に要する時間は、共通出力ライン20が有
する浮遊容量に比例する。したがつて、光センサ
セル101の個数nが増加する程、全体として続
出しに要する時間は急激に増大する。
このように従来では、高解像度を達成しようと
して光センサセルの個数nを増加させると、高速
読出し動作が困難になるという問題点を有してい
た。
さらに、上述したように光センサセル101
は、制御電極に光励起による電荷を蓄積する方式
であるために、読出しが終了すると、その蓄積電
荷をリフレツシユする必要がある。
従来、このリフレツシユ動作は全ての光センサ
セル101の読出し動作終了後に一括して行われ
ていたために、特に、光センサセル101を二次
元配列した場合、一括リフレツシユ動作が終了し
てから光センサセル101の読出し動作が開始さ
れるまでの時間が各光センサセル101によつて
異なつており、高速動作の達成および光電変換特
性の均一化等にとつて不都合であつた。
〔発明の概要〕
本発明による光電変換装置は、上記従来の問題
点を解決しようとするものであり、第一導電型の
半導体からなる制御電極領域と、前記第一導電型
とは異なる第二導電型の半導体からなる第一及び
第二の主電極領域と、を有し、光エネルギーを受
けることにより生成されるキヤリアを前記制御電
極領域に蓄積可能な複数のトランジスタと、 前記第一の主電極領域を選択的に基準電位に保
持する為の第1のスイツチと、 前記第一の主電極領域と前記トランジスタから
の信号を読出す為の容量素子とを選択的に接続す
る為の第2のスイツチと、 を具え、蓄積動作、読出し動作及びリフレツシユ
動作を行う光電変換装置において、 前記第二の主電極領域を前記蓄積動作、前記読
出し動作及び前記リフレツシユ動作中、前記制御
電極領域に対して逆方向にバイアスする手段と、 前記容量素子に読出された信号を順次走査する
為の走査手段と、 前記リフレツシユ動作時に、前記第1のスイツ
チ及び第2のスイツチを動作させて、前記第一の
主電極領域と前記容量素子とを前記基準電位に保
持し、前記制御電極領域と前記第一の主電極領域
との接合を順方向にバイアスして前記制御電極領
域と前記容量素子との電位をリセツトする手段
と、 を有することを特徴とする。
〔作用〕
このように構成することで、高速読出し動作が
達成されるとともに、光センサセルを二次元配列
した場合であつても、すべての光センサセルの蓄
積時間を均一化することができる。
また、容量素子の電位のリセツトと同時に第一
の主電極領域が基準電位に設定され、制御電極領
域と第一の主電極領域との間が順バイアスされて
制御電極領域に蓄積されたキヤリアが消滅する。
この時、第二の主電極領域は逆バイアス電位に保
持されて制御電極領域の電位がリセツトされるた
め、接合容量等に起因するノイズが乗りにくく、
リセツト動作も簡易なものとなる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は本発明による光電変換装置を構成する
光センサセルの断面図であり、第2図は該光セン
サセルの等価回路である。なお、以下では各部位
で共通するものについては同一の番号をつける事
とする。
第1図において、リン(P)、アンチモン
(Sb)、ヒ素(As)等の不純物をドープしてn型
又はn+型とされたシリコン基板12の上に、通
常PSG膜等で構成されるパシベーシヨン膜1
3; シリコン酸化膜(SiO2)より成る絶縁酸化膜
3; となり合う光センサセルとの間を電気的に絶縁
するためのSiO2あるいはSi3N4等よりなる絶縁膜
又はポリシリコン膜等で構成される素子分離領域
4; エピタキシヤル技術等で形成される不純物濃度
の低いn-領域5; その上の例えば不純物拡散技術又はイオン注入
技術を用いてボロン(B)等の不純物をドープしたバ
イポーラトランジスタのベースとなるp領域6; 不純物拡散技術、イオン注入技術等で形成され
るバイポーラトランジスタのエミツタとなるn+
領域7; 信号を外部へ読出すための、例えばアルミニウ
ム(Al),Al−Si,Al−Cu−Si等の導電材料で
形成される配線8; 絶縁膜3を通して、浮遊状態になされたp領域
6にパルスを印加するための電極9; 基板12の裏面にオーミツクコンタクトをとる
ために不純物拡散技術等で形成された不純物濃度
の高いn+領域10; 基板の電位を与える、すなわちバイポーラトラ
ンジスタのコレクタ電位を与えるためのアルミニ
ウム等の導電材料で形成される電極11; より構成されている。
第2図の等価回路のコンデンサ2は電極9、絶
縁膜3、p領域6のMOS構造より構成され、又
バイポーラトランジスタ1(以下、光電変換トラ
ンジスタとする。)はエミツタ(第一の主電極領
域となる)としてのn+領域7、ベース(制御電
極領域となる)としてのp領域6、不純物濃度の
小さいn-領域5、コレクタ(第二の主電極領域
となる)としてのn又はn+領域12の各部分よ
り構成されている。これらの図面から明らかなよ
うに、p領域6は浮遊領域になされている。
以下、光センサセルの基本動作を第1図及び第
2図を用いて説明する。
この光センサセルの基本動作は、光入射による
電荷蓄積動作、読出し動作およびリフレツシユ動
作より構成される。電荷蓄積動作においては、例
えばエミツタは、配線8を通して接地され、コレ
クタは電極11を通して正電位にバイアスされて
いる。またベースは、あらかじめコンデンサ2
に、リフレツシユ動作で電極9を通して正のパル
ス電圧VRFを印加することにより負電位、すなわ
ち、エミツタ7に対して逆バイアス状態にされて
いるものとする。
後に詳細に説明するが、リフレツシユ動作時に
電極9を通して印加される正のパルス電圧VRF
よつて、ベースであるp領域6の電位は、−aVRF
で表わされる負電位に設定される。ただし、aは
キヤパシタ2の容量と、ベース・コレクタ間およ
びベース・エミツタ間の容量との容量分割によつ
て決まる定数である。
この状態において、第1図に示す様に光センサ
セルの表側から光14が入射してくると、半導体
内においてエレクトロン・ホール対が発生する。
この内、エレクトロンは、n領域12が正電位に
バイアスされているのでn領域12側に流れだし
ていつてしまうが、ホールはp領域6にどんどん
蓄積されていく。このホールのp領域への蓄積に
よりp領域6の電位は次第に正電位に向かつて変
化していく。
このベース電位の変化量をΔVBとすると、蓄積
動作が終了した時点で、ベース電位は−aVRF
ΔVBとなつている。
読出し動作状態では、エミツタ、配線8は浮遊
状態に、コレクタは正電位VCCに保持される。こ
の状態で、電極9に読出し用の正の電圧VREを印
加すると、ベース電位は a(VRE−VRF)+ΔVB となる。このように、エミツタ電位に対して、ベ
ース電位が正方向にバイアスされると、エレクト
ロンは、エミツタからベースに注入され、コレク
タ電位が正電位になつているので、ドリフト電界
により加速されて、コレクタに到達する。ベース
領域6に蓄積された電荷はある程度ベース電流と
して失なわれるが、コレクタ電流の1/hfeであ
り非常に小さな値であり、ベース領域の電荷の減
衰はほとんど無視できる。
電極9に印加している正電圧VREをゼロボルト
にもどした時には、印加したときとは逆に、 −a・VRE なる電圧がベース電位に加算されるので、ベース
電位は、正電圧VREを印加する前の状態 −aVRF+ΔVB にもどる。
次いでp領域6に蓄積された電荷をリフレツシ
ユする動作について説明する。
上記構成に係る光センサセルでは、すでに述べ
たごとく、p領域6に蓄積された電荷は、読出し
動作では消滅しない。このため新しい光情報を入
力するためには、前に蓄積されていた電荷を消滅
させるためのリフレツシユ動作が必要である。ま
た同時に、浮遊状態になされているp領域6の電
位を所定の負電圧に帯電させておく必要がある。
上記構成に係る光センサセルでは、リフレツシ
ユ動作も読出し動作と同様、電極9に正電圧を印
加することにより行なう。このとき、配線8を通
してエミツタを接地する。コレクタは、電極11
を通して正電位にしておく。
この状態で正電圧VRFなる電圧が電極9に印加
されると、ベース電極には、 aVRF なる電圧が、前の読出し動作のときと同様瞬時的
にかかる。この電圧により、ベース・エミツタ間
は順方向にバイアスされて導通状態となり、電流
が流れ始め、ベース電位は次第に低下していく。
そして、正電圧VRFのパルスが立下がること
で、ベース電位はすでに述べたように所定の負電
位−aVRFに設定され、上記各動作が繰り返され
る。
次に、上記光センサセルを用いた本発明による
光電変換装置の第1実施例について説明する。
第3図において11〜1oは光電変換トランジス
タ、21〜2oは該光電変換トランジスタに制御信
号を伝達するためのキヤパシタであり、各々n個
配列されている。61〜6oはサンプルホールド回
路であり、光電変換トランジスタ11〜1oのエミ
ツタ端子からの出力信号のオンオフ制御を行う
MOSトランジスタ31〜3oと、該出力信号を蓄
積するキヤパシタ41〜4oと、該キヤパシタから
の蓄積された出力信号の読出しの制御を行う
MOSトランジスタ51〜5oとから構成されてい
る。19は、MOSトランジスタ51〜5oのオン
オフ動作を制御するロジツク回路、21は出力信
号を読出すアンプ、20は共通出力ライン、24
は共通出力ライン20に蓄積された電荷を放電さ
せるMOSトランジスタ、18は正電圧入力端子、
15は電源入力端子、22は出力端子、23は
MOSトランジスタ24に制御信号を送る制御入
力端子、16はMOSトランジスタ31〜3oに制
御信号を送る制御信号入力端子、17はキヤパシ
タ21〜2oに制御信号を送る制御信号入力端子、
1〜7oはロジツク回路の出力端子である。
以下、本発明による光電変換装置の第1実施例
の動作について説明する。ここでは、第3図に示
したMOSトランジスタ31〜3o,51〜5o,24
はNチヤンネルであるとする。
蓄積動作では、まず制御信号入力端子16にH
レベルを入力してMOSトランジスタ31〜3o
ON状態、ロジツク回路19の出力端子71〜7o
よりすべてHレベルを出力してMOSトランジス
タ51〜5oをON状態、制御信号入力端子23よ
りHレベルを入力してMOSトランジスタ24を
ON状態とする事により、光電変換トランジスタ
1〜1oの全てのエミツタを接地し、さらに正電
圧入力端子18より正のバイアス電圧を入力する
事により、光電変換トランジスタ11〜1oのすべ
てのコレクタを正電位をバイアスする。
また、後述するリフレツシユ動作により、光電
変換トランジスタ11〜1oのベースは負電位−
aVRFに設定されている。この状態で光センサセ
ルに光を照射し、ベースにホールを蓄積する。こ
こで、ベースの蓄積電圧をΔVBとする。
読出し動作は、制御信号入力端子16にHレベ
ルを入力してMOSトランジスタ31〜3oをON状
態、ロジツク回路19の出力端子71〜7oより全
てLレベルを出力してMOSトランジスタ51〜5
をoff状態とする事により、光電変換トランジス
タ11〜1oの全てのエミツタ端子をキヤパシタ4
〜4oと接続させる。また、正電圧入力18より
正のバイアス電圧を入力する事により光電変換ト
ランジスタ111〜11oの全てのコレクタを正電位
にバイアスする。この状態で、制御信号入力端子
17より正電圧VREのパルスを入力すると、光が
照射された光センサセルの光電変換トランジスタ
のベース電位はa(VRE−VRF)+ΔVBとなり、ベ
ース電流によつて決められるコレクタ電流が流
れ、接続されたキヤパシタにその光電変換トラン
ジスタの出力電圧(光情報信号)がホールドされ
る。一方、光の照射されない光センサセルの光電
変換トランジスタのベース電圧はa(VRE−VRF
となり、VRE=VRFとするとベース電圧は0Vとな
り接続されたキヤパシタには電荷が蓄積されな
い。
キヤパシタ41〜4oにホールドされた電圧を出
力端子22から読出すには、制御信号入力端子1
6よりLレベルを入力してMOSトランジスタ31
〜3oをOFF状態とした後、ロジツク回路の出力
端子71〜7oより順次Hレベルを出力し、MOS
トランジスタ51〜5oを順次ON状態とする事に
より実現される。ただし、ホールドされた各電圧
が、アンプ21を通して出力端子22より読出さ
れる毎に、制御入力端子23よりHレベルを入力
してMOSトランジスタ24をON状態にし、信
号を読出されたキヤパシタに蓄積された電荷を放
電し、再び制御入力端子23をLレベルとし
MOSトランジスタ24をOFF状態とする。この
ようにして、サンプルホールド回路61〜6oから
出力端子22への読出し動作を順次61から6o
ついて行う事により一ライン分の読出しをする事
ができる。
ここで、たとえばある光電変換トランジスタ1
からサンプルホールド回路6iへの読出しに要す
る時間をtRE1、サンプルホールド回路6iにホール
ドされた電圧を出力端子22より読出すのに要す
る時間をtRE2、サンプルホールド回路6iのキヤパ
シタ4iの電荷を放電するのに要する時間をtBE3
すると、各センサセルは全て同じ条件であるとす
れば、一ライン読み出しに要する時間はtRE1+n
(tRE2+tRE3)となる。サンプルホールド回路61
oを構成するMOSトランジスタ51〜5oには高
速のスイツチングMOSトランジスタが用いられ
るので、前記のキヤパシタ4iから出力端子22
への読出し時間tRE2と、前記電荷放電時間tRE3
小さな値である。一方光電変換トランジスタ11
〜1oは増幅作用をもつてはいるが、光センサセ
ルが密度化されると、各のセルの大きさが小さく
なるために、ベース領域に発生するキヤリア量が
減少しエミツタ電流はある一定の値に制限され
る。従つて前記光電変換トランジスタからの読出
し時間tRE1は比較的大きく、tRE1〓tRE2,tRE1〓tRE3
となる。
ここで、光電変換トランジスタからの読出し時
間tRE1はキヤパシタ41〜4oの容量に依存する。
また、キヤパシタ41〜4oの容量は共通出力ライ
ン20の有する浮遊容量によつて決定されてい
る。
そこで、本実施例において、キヤパシタ41
oの容量が共通出力ライン20の浮遊容量に等
しく設定された場合の一ライン読出し時間を、第
6図に示す従来例における一ライン読出し時間と
比較する。
まず、第6図における従来例では、ある光セン
サセル101から出力端子22に読出す時間は前
述したキヤパシタ41に蓄積される時間と同じtRE1
となり、共通出力ライン20からの放電時間は同
様にしてtRE3となるから、一ライン読出し時間は
n(tRE1+tRE3)となる。前述した本発明による光
電変換装置と同様に、tRE1〓tRE3である。nの大
きいラインセンサ等において、一ラインの読出し
時間を、本発明による光電変換装置と比較する
と、n(tRE1+tRE3)〓tRE1+n(tRE2+tRE3)とな
り、本発明による光電変換装置は十分な高速読出
しが可能な事を示している。
次に、リフレツシユ動作においては、制御信号
入力端子16にHレベルを入力してMOSトラン
ジスタ31〜3oをON状態、ロジツク回路19の
出力端子71〜7oにすべてHレベルを出力して
MOSトランジスタ51〜5oをON状態、制御信号
入力端子23よりHレベルを入力してMOSトラ
ンジスタ24をON状態とし、光電変換トランジ
スタ11〜1oのすべてのエミツタを接地する。ま
た正電圧入力端子18より正のバイアス電圧を入
力する事により光電変換トランジスタ11〜1o
すべてのコレクタを正電位にバイアスする。この
状態で、制御信号入力端子17より正電圧VRF
パルスを入力することによりリフレツシユ動作が
行われ、すでに述べたように、ベース電位は初期
状態の負電位−aVRFに往帰する。この時、ベー
ス電位のリセツトと同時にキヤパシタ41〜4o
電位もリセツトされる。
以上説明した蓄積、読出し、そしてリフレツシ
ユの各動作を繰返すことによつてラインセンセの
動作が実現される。
なお、本実施例では、MOSトランジスタ31
o,51〜5o,24はいずれもnチヤンネルと
して説明したが、PチヤンネルあるいはPチヤン
ネルとNチヤンネルを組合せた相補性MOSトラ
ンジスタで構成する事も可能である。
次に、本発明による光電変換装置の第2実施例
について説明する。
第4図は、本発明の第2実施例の回路図であ
る。
同図において、111〜1no光電変換トランジス
タ、211〜2noが該光電変換トランジスタ111
noに制御信号を伝達するキヤパシタであり、そ
れぞれ2次元的にn列,m行に配列されている。
1〜6oはサンプルホールド回路であり、光電変
換トランジスタ111〜1noエミツタ端子からの出
力信号の制御を行うMOSトランジスタ31〜3o
と、該MOSトランジスタ31〜3oの一方の主電
極と電源入力端子15とを接続するキヤパシタ4
〜4oと、該MOSトランジスタ31〜3oの一方の
主電極にゲート電極が接続されたMOSトランジ
スタ91〜9oと、該MOSトランジスタ91〜9o
電源入力端子25とに各々主電極が接続されると
ともに、ゲート電極がロジツク回路19a端子7
〜7oに各々接続されたMOSトランジスタ51
oと、MOSトランジスタ91〜9oの他方の主電
極と共通出力ライン20に一方を接続され、電源
入力端子15に他方を接続された抵抗81〜8o
からなる。17は光センサセルに制御信号を与え
る制御信号入力端子、16はMOSトランジスタ
1〜3oに制御信号を与える制御信号入力端子、
18は正電圧入力端子、22は出力端子、26は
MOSトランジスタ101〜10oに制御信号を与
える制御入力端子、27は電源入力端子である。
以下本発明による第2実施例の動作を第4図を
用いて説明する。
前述したように、本発明に係る光電変換トラン
ジスタ111〜1noは蓄積動作と、読み出し動作
と、リフレツシユ動作とからなる基本動作により
光電変換を実現する。第4図に示したすべての
MOSトランジスタがNチヤンネルであるとし、
正電源入力端子18と電源入力端子25は正電圧
とし、電源入力端子15と電源入力端子27は接
地されているとする。
蓄積動作においては、まず制御入力端子26に
Hレベルを入力する事によりMOSトランジスタ
101〜10oをON状態とし、光電変換トランジ
スタ111〜1onのすべてのエミツタを接地する。
また正電源入力端子18より入力される正電圧に
より光電変換トランジスタ111〜1noのすべての
コレクタ端子を正電圧に固定し、制御信号入力端
子171〜17nの任意の端子より正電圧VRFのパ
ルスを与え、光電トランジスタ111〜1noのベー
スは所定の負電位に設定されている。この状態
で、光センサセルに光を照射し、ベースにホール
を蓄積する。
なお、光電変換トランジスタ111〜1noのベー
スに負電位を与えるパルス印加は1行のみでもよ
く、また複数行同時に行う事もできる。
次に、読出し動作においては、制御信号入力端
子16にHレベルを入力してMOSトランジスタ
1〜3oをON状態、制御信号入力端子27にL
レベルを入力してMOSトランジスタ101〜10
をOFF状態とする事により光電変換トランジス
タ111〜1noのすべてのエミツタ端子を開放状態
にし、正電圧入力端子18より入力される正のバ
イアス電圧により、光電変換トランジスタ111
noのすべてのコレクタ端子を正電位にバイアス
する。この状態で、制御信号入力端子171〜1
nに順次又は任意に正電圧VREのパルスを印加
する。
今、入力端子17iに電圧VREのパルスが印加さ
れたとする。これによつて、光電変換トランジス
タ1i1〜1ioの出力がサンプルホールド回路のキ
ヤパシタ41〜4oに各々ホールドされるととも
に、キヤパシタ41〜4oの蓄積電圧がMOSトラ
ンジスタ91〜9oの各ゲート電極に印加される。
次に、サンプルホールド回路から出力端子22
への読出しは、制御入力端子16からLレベルの
信号を入力してMOSトランジスタ31〜3o
OFF状態とし、ロジツク回路19の出力端子71
〜7oからHレベルの信号を順次出力して、MOS
トランジスタ51〜5oを順次ON状態にすること
で行われる。
すなわち、ロジツク回路19の出力端子71
らHレベルが出力されると、MOSトランジスタ
1がON状態となり、端子25に印加されてい
る正電圧がMOSトランジスタ91に印加される。
これによつてMOSトランジスタ91の両主電極間
にゲート電極の印加電圧に対応した電流が流れ、
抵抗81の両端にはキヤパシタ41の蓄積電圧に対
応した電圧が発生し、この電圧が光電変換トラン
ジスタ1i1の光情報信号として出力端子22から
出力される。以下同様にして、キヤパシタ41
oに蓄積された電圧が順次出力端子22へ読出
され出力される。
こうして第i行目の光情報信号が読出される
と、同行の光電変換トランジスタ1i1〜1ioおよ
びキヤパシタ41〜4oのリフレツシユ動作が行わ
れる。
まず、制御入力端子16よりHレベルを入力し
てMOSトランジスタ31〜3oをON状態、制御入
力端子26よりHレベルを入力してMOSトラン
ジスタ101〜10oをON状態とする。これによ
つて、キヤパシタ41〜4oに蓄積された電荷は、
MOSトランジスタ31〜3oおよび101〜10o
介して放電される。また、同様に、光電変換トラ
ンジスタ1i1〜1ioのリフレツシユ動作は、入力
端子17iに正電圧を印加することによつて行わ
れる。
以上のリフレツシユ動作が終了すると、光電変
換トランジスタ1i1〜1ioは蓄積動作を開始する。
これと併行して、第j行目の光電変換トランジス
タ1j1〜1joの読出し動作そしてリフレツシユ動
作が上述と同様にして行われる。
すなわち、各行の光情報信号を一括してキヤパ
シタ41〜4oにホールドしてからシリアルに出力
する構成であるために、ある行の読出しおよびリ
フレツシユ動作と他の複数の行の蓄積動作とを同
時に行うことができる。
なお、読出し動作およびリフレツシユ動作は一
行毎だけでなく、複数行を同時に行つてもよい。
以上本発明の第2実施例である第4図の回路に
おける動作について説明してきたが、第4図の回
路の特徴は各行のリフレツシユ動作と、蓄積動作
と、サンプルホールド回路からの出力の読み出し
とが同時にできる点にある。従つて、各行のリフ
レツシユ動作から読み出し動作を行うまでの時間
が行によらず一定となるシーケンスで光電変換動
作をさせる事ができる。
第5図は、上記第2実施例の動作説明をより明
確にするための動作シーケンス図である。
同図において、記号Rで示した期間は光電変換
トランジスタからサンプルホールド回路61〜6o
への読み出し動作を表し、記号RSHで示した期間
はサンプルホールド回路61〜6oから出力端子2
2へのデータ読出しと光電変換トランジスタのリ
フレツシユ動作を表し、記号STで示した期間は
蓄積動作を表し、記号Wで示した期間は記号Wが
記された行以外のある特定の光電変換トランジス
タが読出しを行つている事を示している。すなわ
ち、期間Wでは、その光電変換トランジスタのベ
ース電位は負電位で蓄積動作状態であるが、その
エミツタ電位は、別の行の光電トランジスタのエ
ミツタからサンプルホールド回路へ読出しを行つ
ているために、正電位へ変化している。しかし、
この場合エミツタ電位とベース電位は逆バイアス
状態を維持しており、蓄積動作と同様となる。第
5図のにおいて、注目すべき点は各行の記号Rか
ら次に記号Rが現われるまでの時間が行によらず
一定になるという点である。行数mが多くなつた
場合、つまり高密度化して光センサセル数を多く
した場合は特に意味がある。すなわち、行数mが
多いと、第1行より第m行目までの出力を読み出
すのに多くの時間を要する。従つて、例えば全行
1度にリフレツシユを行つてから蓄積動作及び読
出し動作を行わせる場合、最後に読出す行では読
出し時間が長くなり、最初に読出す行と比較して
光電変換特性が大幅に変わつてしまう不都合が生
ずるわけであるが、本発明による第4図の回路お
よび第5図の動作シーケンスにおいては、リフレ
ツシユ動作から読出し動作までの時間が行によら
ず、一定となり上記欠点を改善できる。なお、第
4図に示した本発明による第2の実施例において
は、すべてのMOSトランジスタがNチヤンネル
MOSトランジスタで構成されている例を示した
が、PチヤンネルMOSトランジスタあるいはP
チヤンネルMOSトランジスタとNチヤンネル
MOSトランジスタを組み合せた相補型回路を適
宜に用いることができる。またサンプルホールド
回路のアンプとしてソースホロワタイプのアンプ
を用いた例を示したが、差動タイプ等の他の形式
のアンプを用いることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明による光電
変換装置は、複数の光センサセルの読出し信号を
一且容量素子に保持した後で順次出力するため
に、光センサセルの個数が増大しても高速読出し
動作を行うことができ、高解像度であるとともに
高速動作を行うことができる。
また、光センサセルを二次元配列した場合、各
光センサセルは読出し動作終了直後からリフレツ
シユ動作を行うことができるために、各光センサ
セルの蓄積動作期間が均一となり光電変換特性が
安定するとともに、従来のように読出し動作終了
後の遊び時間がなくなるために高速動作を行うこ
とができる。また、容量素子の電位のリセツトと
同時に第一の主電極領域が基準電位に設定され、
制御電極領域と第一の主電極領域との間が順バイ
アスされて制御電極領域に蓄積されたキヤパシタ
が消滅する。この時、第二の主電極領域は逆バイ
アス電位に保持されて制御電極領域の電位がリセ
ツトされるため、接合容量等に起因するノイズが
乗りにくく、リセツト動作も簡易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光電変換装置を構成する
光センサセルの断面図である。第2図は該光セン
サセルの等価回路である。第3図は本発明による
光電変換装置の第1実施例の回路図である。第4
図は本発明による光電変換装置の第2実施例の回
路図である。第5図は本発明による光電変換装置
の第2実施例の動作シーケンス図である。第6図
は従来の光電変換装置の回路図である。 11〜1o,111〜1no…光電変換トランジスタ、
1〜2o,211〜2no…キヤパシタ、31〜3o
MOSトランジスタ、41〜4o…キヤパシタ、51
〜5o…MOSトランジスタ、61〜6o…サンプル
ホールド回路、81〜8o…抵抗、91〜9o…MOS
トランジスタ、101〜10o…MOSトランジス
タ、21…アンプ、24…MOSトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一導電型の半導体からなる制御電極領域
    と、前記第一導電型とは異なる第二導電型の半導
    体からなる第一及び第二の主電極領域と、を有
    し、光エネルギーを受けることにより生成される
    キヤリアを前記制御電極領域に蓄積可能な複数の
    トランジスタと、 前記第一の主電極領域を選択的に基準電位に保
    持する為の第1のスイツチと、 前記第一の主電極領域と前記トランジスタから
    の信号を読出す為の容量素子とを選択的に接続す
    る為の第2のスイツチと、 を具え、蓄積動作、読出し動作及びリフレツシユ
    動作を行う光電変換装置において、 前記第二の主電極領域を前記蓄積動作、前記読
    出し動作及び前記リフレツシユ動作中、前記制御
    電極領域に対して逆方向にバイアスする手段と、 前記容量素子に読出された信号を順次走査する
    為の走査手段と、 前記リフレツシユ動作時に、前記第1のスイツ
    チ及び第2のスイツチを動作させて、前記第一の
    主電極領域と前記容量素子とを前記基準電位に保
    持し、前記制御電極領域と前記第一の主電極領域
    との接合を順方向にバイアスして前記制御電極領
    域と前記容量素子との電位をリセツトする手段
    と、 を有することを特徴とする光電変換装置。
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