JPH05238150A - コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−rom対応の追記型光ディスク - Google Patents
コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−rom対応の追記型光ディスクInfo
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- JPH05238150A JPH05238150A JP4078549A JP7854992A JPH05238150A JP H05238150 A JPH05238150 A JP H05238150A JP 4078549 A JP4078549 A JP 4078549A JP 7854992 A JP7854992 A JP 7854992A JP H05238150 A JPH05238150 A JP H05238150A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学的、物理的安定性の優れたフタロシアニ
ン化合物を記録膜材料として用い、記録感度の波長依存
性を防ぎ、良好な再生信号が得られ、コンパクトディス
ク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の追記型
光ディスクを得ること。 【構成】 透明基板/記録膜/反射膜/保護膜からな
り、コンパクトディスクフォーマット信号またはコンパ
クトディスク−ROMフォーマット信号の記録を行う追
記型光ディスクにおいて、その記録膜が下記一般式
[1]で示される化合物および一般式[2]で示される
化合物からそれぞれ選ばれる2種以上のフタロシアニン
化合物より構成されることを特徴とするコンパクトディ
スク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の追記
型光ディスク。
ン化合物を記録膜材料として用い、記録感度の波長依存
性を防ぎ、良好な再生信号が得られ、コンパクトディス
ク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の追記型
光ディスクを得ること。 【構成】 透明基板/記録膜/反射膜/保護膜からな
り、コンパクトディスクフォーマット信号またはコンパ
クトディスク−ROMフォーマット信号の記録を行う追
記型光ディスクにおいて、その記録膜が下記一般式
[1]で示される化合物および一般式[2]で示される
化合物からそれぞれ選ばれる2種以上のフタロシアニン
化合物より構成されることを特徴とするコンパクトディ
スク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の追記
型光ディスク。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光による情報
の記録、再生を行う光ディスクに関する。さらに詳しく
はコンパクトディスク(CD)あるいはコンパクトディ
スク−ROM(CD−ROM)対応の追記型光ディスク
に関する。
の記録、再生を行う光ディスクに関する。さらに詳しく
はコンパクトディスク(CD)あるいはコンパクトディ
スク−ROM(CD−ROM)対応の追記型光ディスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】集光レーザー光による情報記録媒体の中
で、オーデオ等の音楽再生用としてCD、コンピュータ
−ROMとして(CD−ROM)が広く普及している。
このようなCD、CD−ROMは、通常ポリカーボネー
ト等の透明基板表面にCDフォーマット信号またはCD
−ROMフォーマット信号を有するピット列を射出成形
時に形成し、その上からアルミまたは金等を蒸着あるい
はスパッタリングにより反射膜として設け、さらに保護
膜をコートして作成する。
で、オーデオ等の音楽再生用としてCD、コンピュータ
−ROMとして(CD−ROM)が広く普及している。
このようなCD、CD−ROMは、通常ポリカーボネー
ト等の透明基板表面にCDフォーマット信号またはCD
−ROMフォーマット信号を有するピット列を射出成形
時に形成し、その上からアルミまたは金等を蒸着あるい
はスパッタリングにより反射膜として設け、さらに保護
膜をコートして作成する。
【0003】このようにして作成された光ディスクの基
板裏面から再生レーザー光(780nm半導体レーザー
光)を照射して、ピットの凹凸による反射率の変化から
各信号を読み取り、情報を再生するものである。しか
し、このようなCDまたはCD−ROMは再生専用であ
り、記録ができないため、追記型光ディスクあるいは書
換え可能な光磁気ディスク等のような編集機能がないと
いう不都合さがあった。
板裏面から再生レーザー光(780nm半導体レーザー
光)を照射して、ピットの凹凸による反射率の変化から
各信号を読み取り、情報を再生するものである。しか
し、このようなCDまたはCD−ROMは再生専用であ
り、記録ができないため、追記型光ディスクあるいは書
換え可能な光磁気ディスク等のような編集機能がないと
いう不都合さがあった。
【0004】一方、編集機能を有する追記型光ディスク
あるいは光磁気ディスクとしては、Te等のカルコゲナ
イト系化合物、希土類金属化合物もしくはシアニン、ナ
フタロシアニン等の有機化合物を記録膜としたものが実
用化されている。
あるいは光磁気ディスクとしては、Te等のカルコゲナ
イト系化合物、希土類金属化合物もしくはシアニン、ナ
フタロシアニン等の有機化合物を記録膜としたものが実
用化されている。
【0005】しかしながら、これらの光ディスクは基板
面からの反射率が30〜40%であり、現在のCDの国
際規格であるレッドブックに記載されている基板面から
の反射率70%以上には到達しておらず、現状のままC
DもしくはCD−ROMの再生装置により信号の再生を
行うことはできないという問題点がある。このような問
題点を解決するために、シアニン等の記録膜の上に金等
の反射膜を設けて、基板面反射率で70%以上を確保し
て780nmでCDフォーマットあるいはCD−ROM
フォーマット信号を記録し、CDまたはCD−ROMの
再生装置で情報を読み出す光ディスクおよび方法が提案
されている。
面からの反射率が30〜40%であり、現在のCDの国
際規格であるレッドブックに記載されている基板面から
の反射率70%以上には到達しておらず、現状のままC
DもしくはCD−ROMの再生装置により信号の再生を
行うことはできないという問題点がある。このような問
題点を解決するために、シアニン等の記録膜の上に金等
の反射膜を設けて、基板面反射率で70%以上を確保し
て780nmでCDフォーマットあるいはCD−ROM
フォーマット信号を記録し、CDまたはCD−ROMの
再生装置で情報を読み出す光ディスクおよび方法が提案
されている。
【0006】しかしながら、一般にシアニン化合物は光
安定性が悪いため、CDあるいはCD−ROMのような
単板構成で直接太陽光にさらされるような使用条件下で
は、記録の信頼性に問題が生ずる可能性がある。
安定性が悪いため、CDあるいはCD−ROMのような
単板構成で直接太陽光にさらされるような使用条件下で
は、記録の信頼性に問題が生ずる可能性がある。
【0007】そのため、シアニン色素に代えて、化学
的、物理的安定性の優れたフタロシアニン化合物を記録
膜材料に使用する試みが検討されている。このフタロシ
アニン化合物の場合には、吸収バンドが非常にシャープ
であるため、CDドライブのピックアップに搭載される
半導体レーザーの発振波長の許容範囲(780〜800
nm程度)で安定した光学特性(反射率および吸収)を
得ることが困難であり、記録感度の波長依存性が大き
く、汎用性のある追記型光ディスクに成りにくいという
問題点がある。従って、現状では安定性に優れ、さらに
記録特性も良好なCDまたはCD−ROM対応の追記型
光ディスクは提供されていない。
的、物理的安定性の優れたフタロシアニン化合物を記録
膜材料に使用する試みが検討されている。このフタロシ
アニン化合物の場合には、吸収バンドが非常にシャープ
であるため、CDドライブのピックアップに搭載される
半導体レーザーの発振波長の許容範囲(780〜800
nm程度)で安定した光学特性(反射率および吸収)を
得ることが困難であり、記録感度の波長依存性が大き
く、汎用性のある追記型光ディスクに成りにくいという
問題点がある。従って、現状では安定性に優れ、さらに
記録特性も良好なCDまたはCD−ROM対応の追記型
光ディスクは提供されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の追記
機能、編集機能を有するCDあるいはCD−ROMの持
つ欠点を解決し、安定性に優れ、さらに記録特性も良好
なCD対応またはCD−ROM対応の追記型光ディスク
は提供するために、化学的、物理的安定性の優れたフタ
ロシアニン化合物を記録膜材料として用いる場合に生ず
る記録感度の波長依存性を防ぎ、良好な再生信号が得ら
れる記録材料について鋭意検討を行った結果、本発明を
得るに至った。
機能、編集機能を有するCDあるいはCD−ROMの持
つ欠点を解決し、安定性に優れ、さらに記録特性も良好
なCD対応またはCD−ROM対応の追記型光ディスク
は提供するために、化学的、物理的安定性の優れたフタ
ロシアニン化合物を記録膜材料として用いる場合に生ず
る記録感度の波長依存性を防ぎ、良好な再生信号が得ら
れる記録材料について鋭意検討を行った結果、本発明を
得るに至った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような安定性に優
れ、さらに記録特性も良好なCD、またはCD−ROM
対応の追記型光ディスクは以下のようにして実現され
る。透明基板/記録膜/反射膜/保護膜からなり、CD
フォーマット信号またはCD−ROMフォーマット信号
の記録を行う追記型光ディスクにおいて、その記録膜が
下記一般式[1]で示される化合物および一般式[2]
で示される化合物からそれぞれ選ばれる2種以上のフタ
ロシアニン化合物より構成されることを特徴とするコン
パクトディスク対応またはコンパクトディスク−ROM
対応の追記型光ディスク。
れ、さらに記録特性も良好なCD、またはCD−ROM
対応の追記型光ディスクは以下のようにして実現され
る。透明基板/記録膜/反射膜/保護膜からなり、CD
フォーマット信号またはCD−ROMフォーマット信号
の記録を行う追記型光ディスクにおいて、その記録膜が
下記一般式[1]で示される化合物および一般式[2]
で示される化合物からそれぞれ選ばれる2種以上のフタ
ロシアニン化合物より構成されることを特徴とするコン
パクトディスク対応またはコンパクトディスク−ROM
対応の追記型光ディスク。
【0010】一般式[1]
【化5】
【0011】[式中、置換基X1 〜X4 は、それぞれ独
立に置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基、ハロゲン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。
k、l、mおよびnはそれぞれ独立に0〜2の整数であ
り、置換基X1 〜X4の個数を表す。中心金属M1 はA
l、Ga、In、Si、Ge、Snを表す。置換基Z1
は、
立に置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基、ハロゲン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。
k、l、mおよびnはそれぞれ独立に0〜2の整数であ
り、置換基X1 〜X4の個数を表す。中心金属M1 はA
l、Ga、In、Si、Ge、Snを表す。置換基Z1
は、
【0012】
【化6】
【0013】を表す。ここでR1 、R2 、R3 およびR
4 は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基
またはアリーロキシ基を表す。y1 は、1または2の整
数であり置換基Z1 の個数を表す。]
4 は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基
またはアリーロキシ基を表す。y1 は、1または2の整
数であり置換基Z1 の個数を表す。]
【0014】一般式[2]
【化7】
【0015】[式中、置換基X5 〜X8 は、それぞれ独
立に置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基、ハロゲン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。
o、p、qおよびrはそれぞれ独立に0〜2の整数であ
り、置換基X5 〜X8の個数を表す。中心金属M2 はA
l、Ga、In、Si、Ge、Snを表す。置換基Z2
は、
立に置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基、ハロゲン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。
o、p、qおよびrはそれぞれ独立に0〜2の整数であ
り、置換基X5 〜X8の個数を表す。中心金属M2 はA
l、Ga、In、Si、Ge、Snを表す。置換基Z2
は、
【0016】
【化8】
【0017】を表す。ここでR5 は置換基を有してもよ
いアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表す。y2 は、1また
は2の整数であり置換基Z2 の個数を表す。]
いアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表す。y2 は、1また
は2の整数であり置換基Z2 の個数を表す。]
【0018】第二の発明は、第一の発明において、一般
式[1]のX1 〜X4 の置換位置が、それぞれX1 が式
中の1位または4位、X2 が式中の5位または8位、X
3 が式中の9位または12位、X4 が式中の13位また
は16位であることを特徴とするCD対応またはCD−
ROM対応の追記型光ディスク。
式[1]のX1 〜X4 の置換位置が、それぞれX1 が式
中の1位または4位、X2 が式中の5位または8位、X
3 が式中の9位または12位、X4 が式中の13位また
は16位であることを特徴とするCD対応またはCD−
ROM対応の追記型光ディスク。
【0019】第三の発明は、第一の発明において、一般
式[2]のX5 〜X8 の置換位置が、それぞれX5 が式
中の1位または4位、X6 が式中の5位または8位、X
7 が式中の9位または12位、X8 が式中の13位また
は16位であることを特徴とするCD対応またはCD−
ROM対応の追記型光ディスク。
式[2]のX5 〜X8 の置換位置が、それぞれX5 が式
中の1位または4位、X6 が式中の5位または8位、X
7 が式中の9位または12位、X8 が式中の13位また
は16位であることを特徴とするCD対応またはCD−
ROM対応の追記型光ディスク。
【0020】第四の発明は、第一ないし第三いずれかの
発明において、一般式[1]および一般式[2]のX1
〜X4 、X5 〜X8 およびZ1 、Z2 のいずれかに、も
しくはすべてにフッ素が含有された有機置換基が導入さ
れることを特徴とするCD対応またはCD−ROM対応
の追記型光ディスク。
発明において、一般式[1]および一般式[2]のX1
〜X4 、X5 〜X8 およびZ1 、Z2 のいずれかに、も
しくはすべてにフッ素が含有された有機置換基が導入さ
れることを特徴とするCD対応またはCD−ROM対応
の追記型光ディスク。
【0021】本発明の記録膜が、一般式[1]で示され
るフタロシアニン化合物と一般式[2]で示されるフタ
ロシアニン化合物のにより構成することについては、一
般式[1]で示されるフタロシアニン化合物は、リン含
有の軸置換基の効果により吸収波長が長波長にシフト
し、記録レーザーの発振波長域に吸収を有しレーザー光
を吸収し、熱的変化によってピットが形成されるヒート
モード記録において光学的に高感度化に有効である。
るフタロシアニン化合物と一般式[2]で示されるフタ
ロシアニン化合物のにより構成することについては、一
般式[1]で示されるフタロシアニン化合物は、リン含
有の軸置換基の効果により吸収波長が長波長にシフト
し、記録レーザーの発振波長域に吸収を有しレーザー光
を吸収し、熱的変化によってピットが形成されるヒート
モード記録において光学的に高感度化に有効である。
【0022】しかしながら、この一般式[1]のフタロ
シアニン化合物単独ではレーザー波長域の吸光度が大き
すぎて規格を満足する反射率が得られなくなる場合があ
る。それゆえ、軸置換のアシル基の効果により熱分解点
が低く熱的に高感度化が可能である一般式[2]で示さ
れるフタロシアニン化合物を混合することにより、比較
的吸収が少なくて記録が可能になるため、高感度でしか
も高反射率のメディアとなり、さらに再生波形も良好と
なる。
シアニン化合物単独ではレーザー波長域の吸光度が大き
すぎて規格を満足する反射率が得られなくなる場合があ
る。それゆえ、軸置換のアシル基の効果により熱分解点
が低く熱的に高感度化が可能である一般式[2]で示さ
れるフタロシアニン化合物を混合することにより、比較
的吸収が少なくて記録が可能になるため、高感度でしか
も高反射率のメディアとなり、さらに再生波形も良好と
なる。
【0023】また、置換基にフッ素を導入することによ
り、溶解性が向上すると同時に、基板との界面エネルギ
ーによると考えられるが、記録ピットの状態が良好にな
り、記録信号のコントラストが大きく、さらに再生波形
がきれいになる。また、中心金属の軸置換基にリン含有
の置換基を導入することにより、汎用の汎用のアルコー
ル系およびセロソルブ系の溶媒への溶解性が向上し、光
ディスク基板として汎用に使用されているポリカーボネ
ート基板を侵すことなく塗布できる利点がある。
り、溶解性が向上すると同時に、基板との界面エネルギ
ーによると考えられるが、記録ピットの状態が良好にな
り、記録信号のコントラストが大きく、さらに再生波形
がきれいになる。また、中心金属の軸置換基にリン含有
の置換基を導入することにより、汎用の汎用のアルコー
ル系およびセロソルブ系の溶媒への溶解性が向上し、光
ディスク基板として汎用に使用されているポリカーボネ
ート基板を侵すことなく塗布できる利点がある。
【0024】本発明の一般式[1]で示されるフタロシ
アニン化合物に導入されるX1 〜X4 および一般式
[2]で示されるフタロシアニン化合物に導入されるX
5 〜X8を構成する原子および有機置換基の代表例とし
ては、ハロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素、フッ
素があり、置換基を有してもよいアルキル基としては、
メチル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、ステア
リル基、トリクロロメチル基、2−メトキシエチル基、
フタルイミドメチル基、置換基を有してもよいアルコキ
シ基としては、メトキシ基、n−ブトキシ基、tert
−ブトキシ基、トリクロロメトキシ基、トリフルオロエ
トキシ基、テトラフルオロプロポキシ基、ペンタフルオ
ロプロポキシ基等を、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基としては、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、テト
ラフルオロプロピルチオ基等を挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
アニン化合物に導入されるX1 〜X4 および一般式
[2]で示されるフタロシアニン化合物に導入されるX
5 〜X8を構成する原子および有機置換基の代表例とし
ては、ハロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素、フッ
素があり、置換基を有してもよいアルキル基としては、
メチル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、ステア
リル基、トリクロロメチル基、2−メトキシエチル基、
フタルイミドメチル基、置換基を有してもよいアルコキ
シ基としては、メトキシ基、n−ブトキシ基、tert
−ブトキシ基、トリクロロメトキシ基、トリフルオロエ
トキシ基、テトラフルオロプロポキシ基、ペンタフルオ
ロプロポキシ基等を、置換基を有してもよいアルキルチ
オ基としては、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、テト
ラフルオロプロピルチオ基等を挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0025】本発明に用いられる一般式[1]で示され
るフタロシアニン化合物と一般式[2]で示されるフタ
ロシアニン化合物との混合比率については、化合物の種
類および組み合わせにより異なるが、一般式[1]示さ
れるフタロシアニン化合物/一般式[2]示されるフタ
ロシアニン化合物=1/9〜9/1の範囲でよく、さら
に3/7〜7/3の範囲が望ましい。また、記録膜に
は、耐光性、耐環境性等の安定性、繰り返し再生の安定
性をさらに向上させる目的で、酸素クエンチャー、紫外
線吸収剤等の添加剤を加えてもよい。例えば一般式
[3]で示されるジインモニウム系化合物および一般式
[4]で示されるアゾベンゼン系化合物があげられる。
るフタロシアニン化合物と一般式[2]で示されるフタ
ロシアニン化合物との混合比率については、化合物の種
類および組み合わせにより異なるが、一般式[1]示さ
れるフタロシアニン化合物/一般式[2]示されるフタ
ロシアニン化合物=1/9〜9/1の範囲でよく、さら
に3/7〜7/3の範囲が望ましい。また、記録膜に
は、耐光性、耐環境性等の安定性、繰り返し再生の安定
性をさらに向上させる目的で、酸素クエンチャー、紫外
線吸収剤等の添加剤を加えてもよい。例えば一般式
[3]で示されるジインモニウム系化合物および一般式
[4]で示されるアゾベンゼン系化合物があげられる。
【0026】一般式[3]
【化9】
【0027】[式中、nは1〜4の整数を表す。R6 は
水素原子もしくはアルキル基を表す。X9-はハロゲン原
子、過塩素酸、ホウフッ化水素酸、ヘキサフルオロ酢
酸、フッ化アンチモン、フッ化砒素等の陰イオンを表
す。]
水素原子もしくはアルキル基を表す。X9-はハロゲン原
子、過塩素酸、ホウフッ化水素酸、ヘキサフルオロ酢
酸、フッ化アンチモン、フッ化砒素等の陰イオンを表
す。]
【0028】一般式[4]
【化10】
【0029】[式中、R7 は水素原子もしくはアルキル
基を表す。R8 は水酸基、アルコキシ基、アミノ基ある
いはニトロ基を表す。]
基を表す。R8 は水酸基、アルコキシ基、アミノ基ある
いはニトロ基を表す。]
【0030】記録膜の成膜方法としては、ドライプロセ
ス、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法によっても
可能であるが、ウェットプロセス、例えば、スピンコー
ト法、ディップ法、スプレー法、ロールコート法あるい
はLB(ラングミュア−ブロジェット)法によっても可
能である。
ス、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法によっても
可能であるが、ウェットプロセス、例えば、スピンコー
ト法、ディップ法、スプレー法、ロールコート法あるい
はLB(ラングミュア−ブロジェット)法によっても可
能である。
【0031】本発明の記録膜素材は、汎用の有機溶媒、
例えば、アルコール系、ケトン系、セロソルブ系、ハロ
ゲン化炭化水素系、フロン系等に溶解するため、生産性
および記録膜の均一性からスピンコート法により成膜す
る方法が好ましい。
例えば、アルコール系、ケトン系、セロソルブ系、ハロ
ゲン化炭化水素系、フロン系等に溶解するため、生産性
および記録膜の均一性からスピンコート法により成膜す
る方法が好ましい。
【0032】このように、いわゆる塗布法で成膜する場
合には、必要に応じて高分子バインダーを加えても良
い。高分子バインダーとしてはアクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩
化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ニトロセルロー
ス、フェノール樹脂等が挙げられるがこれに限られるも
のではない。高分子バインダーの混合比としては特に制
限はないが、フタロシアニン化合物に対して30重量%
以下が好ましい。
合には、必要に応じて高分子バインダーを加えても良
い。高分子バインダーとしてはアクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩
化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ニトロセルロー
ス、フェノール樹脂等が挙げられるがこれに限られるも
のではない。高分子バインダーの混合比としては特に制
限はないが、フタロシアニン化合物に対して30重量%
以下が好ましい。
【0033】本発明の記録膜層の最適膜厚は、記録膜材
料の種類および組合せにより異なるため特に制限はな
く、500〜3000Åが好ましく、さらに1000〜
2500Åが最適膜厚範囲である。
料の種類および組合せにより異なるため特に制限はな
く、500〜3000Åが好ましく、さらに1000〜
2500Åが最適膜厚範囲である。
【0034】本発明の反射膜素材としては、金、銀、
銅、白金、アルミニウム、コバルト、スズ等の金属およ
びこれらを主成分とした合金、MgO、ZnO、SnO
等の金属酸化物、SiN4 、AlN、TiN等の窒化物
等が挙げられるが、絶対反射率が高く安定性に優れてい
る点から金が最適である。このように、反射膜素材とし
ては金が最適であるが、金は高価であるため、安価な光
ディスクを得ることが困難となる問題点がある。この問
題を解決する目的で、金の膜厚を最小限に小さくし、膜
厚不足を他の金属(例えば、アルミニウム、銀等)で補
うような金属積層膜を反射膜に用いることも可能であ
る。
銅、白金、アルミニウム、コバルト、スズ等の金属およ
びこれらを主成分とした合金、MgO、ZnO、SnO
等の金属酸化物、SiN4 、AlN、TiN等の窒化物
等が挙げられるが、絶対反射率が高く安定性に優れてい
る点から金が最適である。このように、反射膜素材とし
ては金が最適であるが、金は高価であるため、安価な光
ディスクを得ることが困難となる問題点がある。この問
題を解決する目的で、金の膜厚を最小限に小さくし、膜
厚不足を他の金属(例えば、アルミニウム、銀等)で補
うような金属積層膜を反射膜に用いることも可能であ
る。
【0035】なお、この場合、積層する下層(記録膜に
接する層)の金膜厚は、最低200Å以上必要であり、
金属積層膜の全膜厚は800〜2500Åが最適であ
る。また、場合によっては有機系の高反射膜を使用する
こともできる。このような反射膜の成膜方法としては、
ドライプロセス例えば真空蒸着法、スパッタリング法が
最も好ましいがこれに限られるものではない。本発明の
反射膜の最適膜厚については、特に制限はないが400
〜1300Åの範囲が好ましい。
接する層)の金膜厚は、最低200Å以上必要であり、
金属積層膜の全膜厚は800〜2500Åが最適であ
る。また、場合によっては有機系の高反射膜を使用する
こともできる。このような反射膜の成膜方法としては、
ドライプロセス例えば真空蒸着法、スパッタリング法が
最も好ましいがこれに限られるものではない。本発明の
反射膜の最適膜厚については、特に制限はないが400
〜1300Åの範囲が好ましい。
【0036】さらに、反射膜の上より、ディスク特に記
録膜層および反射膜層の化学的劣化(例えば酸化、吸水
等)および物理的劣化(例えば傷、けずれ等)を防ぐ目
的でディスクを保護するための保護層を設ける。保護層
用の材料としては、紫外線硬化型樹脂を用いて、スピン
コートにより塗布し、紫外線照射により硬化させる方法
が好ましいがこれに限られるものではない。 保護層の
最適膜厚については、薄い場合には、保護の効果が低下
し、厚い場合には樹脂の硬化時の収縮によりディスクの
そり等の機械特性の悪化の原因になるため、2〜20ミ
クロンの範囲で成膜することが好ましい。
録膜層および反射膜層の化学的劣化(例えば酸化、吸水
等)および物理的劣化(例えば傷、けずれ等)を防ぐ目
的でディスクを保護するための保護層を設ける。保護層
用の材料としては、紫外線硬化型樹脂を用いて、スピン
コートにより塗布し、紫外線照射により硬化させる方法
が好ましいがこれに限られるものではない。 保護層の
最適膜厚については、薄い場合には、保護の効果が低下
し、厚い場合には樹脂の硬化時の収縮によりディスクの
そり等の機械特性の悪化の原因になるため、2〜20ミ
クロンの範囲で成膜することが好ましい。
【0037】また、本発明に用いられるディスク基板と
しては信号の書込や読み出しを行うための光の透過率が
好ましくは85%以上であり、かつ光学異方性の小さい
ものが望ましい。例えば、ガラス、またはアクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(ポリ−4−メ
チルペンテン等)、ポリエーテルスルホン樹脂などの熱
可塑性樹脂やエポキシ樹脂、アリル樹脂等の熱硬化性樹
脂からなる基板が挙げられる。これらの中で、成形のし
やすさ、ATIP用のウォブル信号および案内溝等の付
与のしやすさなどから熱可塑性樹脂からなるものが好ま
しく、さらに光学特性や機械特性およびコストからみて
アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなるものが特
に好ましい。 また、ATIP用ウォブル信号および案
内溝などの付与は熱可塑性樹脂を成形(射出成形、圧縮
成形)する際にスタンパーなどを用いて付与する方法が
好ましいが、フォトポリマー樹脂を用いるいわゆる2P
法による方法によっても行うことができる。
しては信号の書込や読み出しを行うための光の透過率が
好ましくは85%以上であり、かつ光学異方性の小さい
ものが望ましい。例えば、ガラス、またはアクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(ポリ−4−メ
チルペンテン等)、ポリエーテルスルホン樹脂などの熱
可塑性樹脂やエポキシ樹脂、アリル樹脂等の熱硬化性樹
脂からなる基板が挙げられる。これらの中で、成形のし
やすさ、ATIP用のウォブル信号および案内溝等の付
与のしやすさなどから熱可塑性樹脂からなるものが好ま
しく、さらに光学特性や機械特性およびコストからみて
アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなるものが特
に好ましい。 また、ATIP用ウォブル信号および案
内溝などの付与は熱可塑性樹脂を成形(射出成形、圧縮
成形)する際にスタンパーなどを用いて付与する方法が
好ましいが、フォトポリマー樹脂を用いるいわゆる2P
法による方法によっても行うことができる。
【0038】本発明の案内溝の形状については、特に制
限はなく矩形、台形あるいはU字形であってもよい。ま
た、案内溝の寸法については、記録膜材料の種類および
組合せ等により最適値はそれぞれ異なるが、平均溝幅
(溝深さの1/2の位置の幅)が0.3〜0.6ミクロ
ン、また、溝深さが800〜2000オングストローム
の範囲が好ましい。
限はなく矩形、台形あるいはU字形であってもよい。ま
た、案内溝の寸法については、記録膜材料の種類および
組合せ等により最適値はそれぞれ異なるが、平均溝幅
(溝深さの1/2の位置の幅)が0.3〜0.6ミクロ
ン、また、溝深さが800〜2000オングストローム
の範囲が好ましい。
【0039】本発明のディスク形態は、記録後CDある
いはCD−ROMとして機能する必要があるため、CD
あるいはCD−ROMの規格(レッドブック)およびR
−CDの規格(オレンジブック)に準拠していることが
好ましい。
いはCD−ROMとして機能する必要があるため、CD
あるいはCD−ROMの規格(レッドブック)およびR
−CDの規格(オレンジブック)に準拠していることが
好ましい。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限られるものではない。
るが、本発明は以下の実施例に限られるものではない。
【0041】実施例1 深さ1100オングストローム、幅0.45ミクロン、
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(a)および(b)を
1:1 で混合したものを2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロパノールに50mg/mlの濃度で溶解し、0.
2ミクロンのフィルタリングを行い塗液を調製し、この
塗液を用いて、スピンコーターにより記録膜厚1300
オングストロームに成膜した。次に、このようにして得
た記録膜の上に真空蒸着により金を膜厚800オングス
トロームに成膜した。さらに、この上に紫外線硬化型樹
脂により5ミクロンの保護膜を設けて光ディスクを作成
した。このようにして作成した光ディスクの反射率は7
4%であった。このようにして作成した光ディスクを用
い、波長785nmの半導体レーザーを使用して線速度
1.4m/secで、EFM−CDフォーマット信号を
記録したところ、最適記録レーザーパワーが7.6mW
で記録が可能であった。次に、この信号をCDプレーヤ
ーによりレーザーパワー0.5mWで再生を行ったとこ
ろ、得られた信号は良好であり、市販のCDプレーヤー
に十分かかるレベルであった。
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(a)および(b)を
1:1 で混合したものを2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロパノールに50mg/mlの濃度で溶解し、0.
2ミクロンのフィルタリングを行い塗液を調製し、この
塗液を用いて、スピンコーターにより記録膜厚1300
オングストロームに成膜した。次に、このようにして得
た記録膜の上に真空蒸着により金を膜厚800オングス
トロームに成膜した。さらに、この上に紫外線硬化型樹
脂により5ミクロンの保護膜を設けて光ディスクを作成
した。このようにして作成した光ディスクの反射率は7
4%であった。このようにして作成した光ディスクを用
い、波長785nmの半導体レーザーを使用して線速度
1.4m/secで、EFM−CDフォーマット信号を
記録したところ、最適記録レーザーパワーが7.6mW
で記録が可能であった。次に、この信号をCDプレーヤ
ーによりレーザーパワー0.5mWで再生を行ったとこ
ろ、得られた信号は良好であり、市販のCDプレーヤー
に十分かかるレベルであった。
【0042】実施例2 深さ900オングストローム、幅0.52ミクロン、ピ
ッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(c)および(d)を
5:3で混合したものをジアセトンアルコールに65m
g/mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフィルタリ
ングを行い塗液を調製し、この塗液を用いて、スピンコ
ーターにより記録膜厚1450オングストロームに成膜
した。次に、このようにして得た記録膜の上に真空蒸着
により金を膜厚500オングストロームに成膜した。さ
らに、この上に紫外線硬化型樹脂により5ミクロンの保
護膜を設けて光ディスクを作成した。このようにして作
成した光ディスクの反射率は71%であった。このよう
にして作成した光ディスクを用い、波長785nmの半
導体レーザーを使用して線速度1.4m/secで、E
FM−CDフォーマット信号を記録したところ、最適記
録レーザーパワーが7.4mWで記録が可能であった。
次に、この信号をCDプレーヤーによりレーザーパワー
0.5mWで再生を行ったところ、得られた信号は良好
であり、市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであ
った。
ッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(c)および(d)を
5:3で混合したものをジアセトンアルコールに65m
g/mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフィルタリ
ングを行い塗液を調製し、この塗液を用いて、スピンコ
ーターにより記録膜厚1450オングストロームに成膜
した。次に、このようにして得た記録膜の上に真空蒸着
により金を膜厚500オングストロームに成膜した。さ
らに、この上に紫外線硬化型樹脂により5ミクロンの保
護膜を設けて光ディスクを作成した。このようにして作
成した光ディスクの反射率は71%であった。このよう
にして作成した光ディスクを用い、波長785nmの半
導体レーザーを使用して線速度1.4m/secで、E
FM−CDフォーマット信号を記録したところ、最適記
録レーザーパワーが7.4mWで記録が可能であった。
次に、この信号をCDプレーヤーによりレーザーパワー
0.5mWで再生を行ったところ、得られた信号は良好
であり、市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであ
った。
【0043】実施例3 深さ1550オングストローム、幅0.54ミクロン、
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(e)および(f)を
7:3で混合したものをジアセトンアルコールに50m
g/mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフィルタリ
ングを行い塗液を調製し、この塗液を用いて、スピンコ
ーターにより記録膜厚1720オングストロームに成膜
した。次に、このようにして得た記録膜の上に真空蒸着
により金を膜厚500オングストロームに成膜した。さ
らに、この上に紫外線硬化型樹脂により5ミクロンの保
護膜を設けて光ディスクを作成した。このようにして作
成した光ディスクの反射率は69%であった。このよう
にして作成した光ディスクを用い、波長785nmの半
導体レーザーを使用して線速度1.4m/secで、E
FM−CDフォーマット信号を記録したところ、最適記
録レーザーパワーが7.0mWで記録が可能であった。
次に、この信号をCDプレーヤーによりレーザーパワー
0.5mWで再生を行ったところ、得られた信号は良好
であり、市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであ
った。
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に、フタロシアニン化合物(e)および(f)を
7:3で混合したものをジアセトンアルコールに50m
g/mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフィルタリ
ングを行い塗液を調製し、この塗液を用いて、スピンコ
ーターにより記録膜厚1720オングストロームに成膜
した。次に、このようにして得た記録膜の上に真空蒸着
により金を膜厚500オングストロームに成膜した。さ
らに、この上に紫外線硬化型樹脂により5ミクロンの保
護膜を設けて光ディスクを作成した。このようにして作
成した光ディスクの反射率は69%であった。このよう
にして作成した光ディスクを用い、波長785nmの半
導体レーザーを使用して線速度1.4m/secで、E
FM−CDフォーマット信号を記録したところ、最適記
録レーザーパワーが7.0mWで記録が可能であった。
次に、この信号をCDプレーヤーによりレーザーパワー
0.5mWで再生を行ったところ、得られた信号は良好
であり、市販のCDプレーヤーに十分かかるレベルであ
った。
【0044】実施例4〜8 深さ1250オングストローム、幅0.50ミクロン、
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に表1で示すフタロシアニン化合物の組み合わせ
および条件で成膜した。次に、このようにして得た記録
膜の上に真空蒸着により金を膜厚500オングストロー
ムに成膜した。さらに、この上に紫外線硬化型樹脂によ
り5ミクロンの保護膜を設けて光ディスクを作成した。
このようにして作成した光ディスクの反射率および実施
例1と同様な方法で記録、再生を行った場合の最適記録
レーザーパワーを表2に示す。
ピッチ1.6ミクロンの案内溝を有する厚さ1.20m
m、外径120mm、内径15mmのポリカーボネート
基板上に表1で示すフタロシアニン化合物の組み合わせ
および条件で成膜した。次に、このようにして得た記録
膜の上に真空蒸着により金を膜厚500オングストロー
ムに成膜した。さらに、この上に紫外線硬化型樹脂によ
り5ミクロンの保護膜を設けて光ディスクを作成した。
このようにして作成した光ディスクの反射率および実施
例1と同様な方法で記録、再生を行った場合の最適記録
レーザーパワーを表2に示す。
【0045】
【化11】 フタロシアニン化合物(a)
【0046】
【化12】 フタロシアニン化合物(b)
【0047】
【化13】 フタロシアニン化合物(c)
【0048】
【化14】 フタロシアニン化合物(d)
【0049】
【化15】 フタロシアニン化合物(e)
【0050】
【化16】 フタロシアニン化合物(f)
【0051】
【化17】 フタロシアニン化合物(g)
【0052】
【化18】 フタロシアニン化合物(h)
【0053】
【化19】 フタロシアニン化合物(i)
【0054】
【化20】 フタロシアニン化合物(j)
【0055】
【化21】 フタロシアニン化合物(k)
【0056】
【化22】 フタロシアニン化合物(l)
【0057】
【化23】 フタロシアニン化合物(m)
【0058】
【化24】 フタロシアニン化合物(n)
【0059】
【化25】 フタロシアニン化合物(o)
【0060】
【化26】 フタロシアニン化合物(p)
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】本発明により、従来の追記機能、編集機
能を有するCDあるいはCD−ROMの持つ欠点を解決
し、安定性に優れ、さらに記録感度の波長依存性を防
ぎ、良好な再生信号が得られるCDあるいはCD−RO
Mを得ることができた。
能を有するCDあるいはCD−ROMの持つ欠点を解決
し、安定性に優れ、さらに記録感度の波長依存性を防
ぎ、良好な再生信号が得られるCDあるいはCD−RO
Mを得ることができた。
Claims (4)
- 【請求項1】 透明基板/記録膜/反射膜/保護膜から
なり、コンパクトディスクフォーマット信号またはコン
パクトディスク−ROMフォーマット信号の記録を行う
追記型光ディスクにおいて、その記録膜が下記一般式
[1]で示される化合物および一般式[2]で示される
化合物からそれぞれ選ばれる2種以上のフタロシアニン
化合物より構成されることを特徴とするコンパクトディ
スク対応またはコンパクトディスク−ROM対応の追記
型光ディスク。 一般式[1] 【化1】 [式中、置換基X1 〜X4 は、それぞれ独立に置換基を
有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコ
キシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。k、l、mお
よびnはそれぞれ独立に0〜2の整数であり、置換基X
1 〜X4の個数を表す。中心金属M1 はAl、Ga、I
n、Si、Ge、Snを表す。置換基Z1 は、 【化2】 を表す。ここでR1 、R2 、R3 およびR4 は置換基を
有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリー
ル基、置換基を有してもよいアルコキシ基またはアリー
ロキシ基を表す。y1 は、1または2の整数であり置換
基Z1 の個数を表す。] 一般式[2] 【化3】 [式中、置換基X5 〜X8 は、それぞれ独立に置換基を
有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコ
キシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ基、ハロゲ
ン原子、ニトロ基およびシアノ基を表す。o、p、qお
よびrはそれぞれ独立に0〜2の整数であり、置換基X
5 〜X8の個数を表す。中心金属M2 はAl、Ga、I
n、Si、Ge、Snを表す。置換基Z2 は、 【化4】 を表す。ここでR5 は置換基を有してもよいアルキル
基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有して
もよいアラルキル基を表す。y2 は、1または2の整数
であり置換基Z2 の個数を表す。] - 【請求項2】 一般式[1]のX1 〜X4 の置換位置
が、それぞれX1 が式中の1位または4位、X2 が式中
の5位または8位、X3 が式中の9位または12位、X
4 が式中の13位または16位であることを特徴とする
請求項1記載のコンパクトディスク対応またはコンパク
トディスク−ROM対応の追記型光ディスク。 - 【請求項3】 一般式[2]のX5 〜X8 の置換位置
が、それぞれX5 が式中の1位または4位、X6 が式中
の5位または8位、X7 が式中の9位または12位、X
8 が式中の13位または16位であることを特徴とする
請求項1記載のコンパクトディスク対応またはコンパク
トディスク−ROM対応の追記型光ディスク。 - 【請求項4】 一般式[1]および一般式[2]のX1
〜X4 、X5 〜X8 およびZ1 、Z2 のいずれかに、も
しくはすべてにフッ素が含有された有機置換基が導入さ
れることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の
コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−R
OM対応の追記型光ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078549A JPH05238150A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−rom対応の追記型光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078549A JPH05238150A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−rom対応の追記型光ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238150A true JPH05238150A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=13665002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4078549A Pending JPH05238150A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | コンパクトディスク対応またはコンパクトディスク−rom対応の追記型光ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05238150A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0619345A1 (en) * | 1993-04-09 | 1994-10-12 | MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. | Phthalocyanine compound and optical recording medium containing it |
| JP2013079301A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | アルミニウムフタロシアニン |
| JP2013087251A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | アルミニウムフタロシアニン |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4078549A patent/JPH05238150A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0619345A1 (en) * | 1993-04-09 | 1994-10-12 | MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. | Phthalocyanine compound and optical recording medium containing it |
| JP2013079301A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | アルミニウムフタロシアニン |
| JP2013087251A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | アルミニウムフタロシアニン |
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