JPH05243453A - 半導体パッケージ - Google Patents
半導体パッケージInfo
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- JPH05243453A JPH05243453A JP4076396A JP7639692A JPH05243453A JP H05243453 A JPH05243453 A JP H05243453A JP 4076396 A JP4076396 A JP 4076396A JP 7639692 A JP7639692 A JP 7639692A JP H05243453 A JPH05243453 A JP H05243453A
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- JP
- Japan
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- semiconductor package
- solder
- lead
- linear expansion
- package
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W74/00—Encapsulations, e.g. protective coatings
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 面実装形の半導体パッケージの半導体パッケ
ージとプリント配線板との接合部に、熱応力によるはん
だクラックが発生するのを防ぎ、かつパッケージとリー
ドの界面で界面剥離やパッケージの損傷を生じさせない
ようにする。 【構成】 半導体チップをアルミナ、チッ化アルミなど
のセラミック、あるいはセラミックと同程度の線膨張係
数を有する樹脂により封止し、側面に複数のリード2を
引き出してなる面実装形の半導体パッケージ1におい
て、前記リード2の少なくともはんだ3との接合部に銅
めっき6を施した。 【効果】 半導体パッケージとプリント配線板とのはん
だ接合部の長寿命化が図れる。
ージとプリント配線板との接合部に、熱応力によるはん
だクラックが発生するのを防ぎ、かつパッケージとリー
ドの界面で界面剥離やパッケージの損傷を生じさせない
ようにする。 【構成】 半導体チップをアルミナ、チッ化アルミなど
のセラミック、あるいはセラミックと同程度の線膨張係
数を有する樹脂により封止し、側面に複数のリード2を
引き出してなる面実装形の半導体パッケージ1におい
て、前記リード2の少なくともはんだ3との接合部に銅
めっき6を施した。 【効果】 半導体パッケージとプリント配線板とのはん
だ接合部の長寿命化が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、面実装形の半導体パ
ッケージに係り、特に半導体パッケージの側面に引き出
されたリードに関するものである。
ッケージに係り、特に半導体パッケージの側面に引き出
されたリードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4a,bはそれぞれ従来のセラミック
あるいはセラミックと同程度の線膨張係数を有する樹脂
により封止された面実装形の半導体パッケージを示す平
面図、及び実装状態における一部断面図である。図にお
いて、1は半導体パッケージで、この半導体パッケージ
1は、半導体チップ(図示せず)をセラミックあるいは
セラミックと同程度の線膨張係数を有する樹脂により封
止し、半導体チップの電極パッドに電気的に接続された
J字状の屈曲リード2がパッケージの側面から複数引き
出されている。3ははんだ、4はプリント配線板、5は
プリント配線板4上に設けられたはんだパッドである。
ここで、Lは半導体パッケージ1の相対するリード2間
の距離を表し、dは半導体パッケージ1の底面とプリン
ト配線板4との間隙を表し、hははんだパッド5からリ
ード2の付け根までの高さを表している。
あるいはセラミックと同程度の線膨張係数を有する樹脂
により封止された面実装形の半導体パッケージを示す平
面図、及び実装状態における一部断面図である。図にお
いて、1は半導体パッケージで、この半導体パッケージ
1は、半導体チップ(図示せず)をセラミックあるいは
セラミックと同程度の線膨張係数を有する樹脂により封
止し、半導体チップの電極パッドに電気的に接続された
J字状の屈曲リード2がパッケージの側面から複数引き
出されている。3ははんだ、4はプリント配線板、5は
プリント配線板4上に設けられたはんだパッドである。
ここで、Lは半導体パッケージ1の相対するリード2間
の距離を表し、dは半導体パッケージ1の底面とプリン
ト配線板4との間隙を表し、hははんだパッド5からリ
ード2の付け根までの高さを表している。
【0003】次に、従来の半導体パッケージの実装につ
いて説明する。プリント配線板4上に設けられたはんだ
パッド5にあらかじめ適量のはんだ3を供給しておき、
はんだパッド5上に半導体パッケージ1の屈曲リード2
の底部を載置し、次いで外部からの熱源によってはんだ
3を溶融・固化させる、いわゆるリフローソルダリング
によって半導体パッケージ1をプリント配線板4に実装
する。
いて説明する。プリント配線板4上に設けられたはんだ
パッド5にあらかじめ適量のはんだ3を供給しておき、
はんだパッド5上に半導体パッケージ1の屈曲リード2
の底部を載置し、次いで外部からの熱源によってはんだ
3を溶融・固化させる、いわゆるリフローソルダリング
によって半導体パッケージ1をプリント配線板4に実装
する。
【0004】しかしながら、この種の面実装形の半導体
パッケージ1は、リード2をプリント配線板4に設けら
れた穴に差し込んで実装する挿入形の半導体パッケージ
と異なり、プリント配線板4との接合がはんだ3だけで
行われており、部材の線膨張係数と剛性と温度差との積
で決定される熱応力が、リード2とプリント配線板4上
に設けられたはんだパッド5との間の接合部に集中して
加わることから、繰り返し熱応力によって、はんだ接合
部にクラック(以下、このクラックのことを特にはんだ
クラックという)が発生しやすい。そこで、面実装形の
半導体パッケージ1を実装したプリント配線板4は、繰
り返し冷熱サイクル試験(以下、熱サイクル試験とい
う)を行って、十分信頼性を確認した後に製品を出荷す
るようにしている。この熱サイクル試験は、試料を繰り
返し加熱/冷却して強制的に熱応力を発生させ、短時間
に製品の寿命評価を行う加速試験法であり、市場におい
て現実の製品が遭遇し得ないような過酷な温度環境が試
料に与えられる。熱サイクル試験は、例えば−40℃⇔
125℃の加熱/冷却で行われる。
パッケージ1は、リード2をプリント配線板4に設けら
れた穴に差し込んで実装する挿入形の半導体パッケージ
と異なり、プリント配線板4との接合がはんだ3だけで
行われており、部材の線膨張係数と剛性と温度差との積
で決定される熱応力が、リード2とプリント配線板4上
に設けられたはんだパッド5との間の接合部に集中して
加わることから、繰り返し熱応力によって、はんだ接合
部にクラック(以下、このクラックのことを特にはんだ
クラックという)が発生しやすい。そこで、面実装形の
半導体パッケージ1を実装したプリント配線板4は、繰
り返し冷熱サイクル試験(以下、熱サイクル試験とい
う)を行って、十分信頼性を確認した後に製品を出荷す
るようにしている。この熱サイクル試験は、試料を繰り
返し加熱/冷却して強制的に熱応力を発生させ、短時間
に製品の寿命評価を行う加速試験法であり、市場におい
て現実の製品が遭遇し得ないような過酷な温度環境が試
料に与えられる。熱サイクル試験は、例えば−40℃⇔
125℃の加熱/冷却で行われる。
【0005】従来この種の面実装形半導体パッケージ1
では、封止材としてアルミナやチッ化アルミなどのセラ
ミック、あるいは線膨張係数を大幅に低下させた樹脂な
ど、線膨張係数(約5〜7×10−6/℃)が半導体チ
ップの素材である単結晶シリコンの線膨張係数(約3×
10−6/℃)に近い材料を使用して、封止材と半導体
チップとの間に生じる熱応力を緩和している。一方、半
導体パッケージを搭載するプリント配線板4は、配線の
微細化が進んでいるものの、材料的にはFR−4が主流
であり、その線膨張係数は面方向でおよそ16×10
−6/℃である。従って、半導体パッケージ1とプリン
ト配線板4との間には、約10×10−6/℃の線膨張
係数の差があるため、この線膨張係数の差によりはんだ
接合部に熱応力が発生すると考えられていた。そこで、
従来の半導体パッケージ1では、半導体パッケージ1と
プリント配線板4との間隙dを設けて、はんだパッド5
からリード2の付け根までの高さ(以下、スタンドオフ
値という)hを十分に取る構造として、熱応力をリード
2の変形で吸収するようにしている。例えば、ガラスシ
ール型32ピンCLCCでは、スタンドオフ値hは0.
65mmである。(’89三菱半導体データブックIC
パッケージ編)
では、封止材としてアルミナやチッ化アルミなどのセラ
ミック、あるいは線膨張係数を大幅に低下させた樹脂な
ど、線膨張係数(約5〜7×10−6/℃)が半導体チ
ップの素材である単結晶シリコンの線膨張係数(約3×
10−6/℃)に近い材料を使用して、封止材と半導体
チップとの間に生じる熱応力を緩和している。一方、半
導体パッケージを搭載するプリント配線板4は、配線の
微細化が進んでいるものの、材料的にはFR−4が主流
であり、その線膨張係数は面方向でおよそ16×10
−6/℃である。従って、半導体パッケージ1とプリン
ト配線板4との間には、約10×10−6/℃の線膨張
係数の差があるため、この線膨張係数の差によりはんだ
接合部に熱応力が発生すると考えられていた。そこで、
従来の半導体パッケージ1では、半導体パッケージ1と
プリント配線板4との間隙dを設けて、はんだパッド5
からリード2の付け根までの高さ(以下、スタンドオフ
値という)hを十分に取る構造として、熱応力をリード
2の変形で吸収するようにしている。例えば、ガラスシ
ール型32ピンCLCCでは、スタンドオフ値hは0.
65mmである。(’89三菱半導体データブックIC
パッケージ編)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体パッケー
ジは以上のように構成されているが、近年の半導体パッ
ケージの大形化に伴い、半導体パッケージの相対するリ
ード2間の距離Lが大きくなり、半導体パッケージ1と
プリント配線板4との間の熱応力は増大する傾向にあ
る。この熱応力の増大に対処するためには、スタンドオ
フ値hを大きくする必要があるが、高密度実装を行うた
めには、半導体パッケージの小型化、薄形化が必要であ
り、高密度実装の立場からは、スタンドオフ値hを大き
くすることはできないという問題点があった。さらに、
半導体パッケージ1の薄形化に伴い、半導体パッケージ
1の厚さが1mm程度まで薄形化すると、パッケージ底
面とプリント配線板4との間に間隙dを設ける余裕がな
くなり、さらにパッケージの厚さが薄くなることによっ
て、スタンドオフ値hが一層低くなり、はんだクラック
が発生する危険性が従来にも増して高くなるという問題
点もあった。
ジは以上のように構成されているが、近年の半導体パッ
ケージの大形化に伴い、半導体パッケージの相対するリ
ード2間の距離Lが大きくなり、半導体パッケージ1と
プリント配線板4との間の熱応力は増大する傾向にあ
る。この熱応力の増大に対処するためには、スタンドオ
フ値hを大きくする必要があるが、高密度実装を行うた
めには、半導体パッケージの小型化、薄形化が必要であ
り、高密度実装の立場からは、スタンドオフ値hを大き
くすることはできないという問題点があった。さらに、
半導体パッケージ1の薄形化に伴い、半導体パッケージ
1の厚さが1mm程度まで薄形化すると、パッケージ底
面とプリント配線板4との間に間隙dを設ける余裕がな
くなり、さらにパッケージの厚さが薄くなることによっ
て、スタンドオフ値hが一層低くなり、はんだクラック
が発生する危険性が従来にも増して高くなるという問題
点もあった。
【0007】この問題を解決すべく種々の実験を重ねた
ところ、熱応力を有効に緩和できる新しいリード構造を
発見するに至った。以下に実験内容を示す。FR−4を
材料とするプリント配線板に対して、鉄とニッケルの合
金のうちニッケルの重量割合が42%である42アロイ
(線膨張係数約4.5〜5.5×10−6/℃)をリー
ド材料として用いた、セラミックを封止材とする面実装
形半導体パッケージと、銅(線膨張係数約17×10
−6/℃)をリード材料として用いた、セラミックを封
止材とする面実装形半導体パッケージを、錫と鉛の重量
割合が60対40である錫−鉛はんだ(線膨張係数約2
4×10−6/℃)を用いて実装した実装基板を試料と
して、サンプル数n=5に対して、−40℃⇔125℃
の熱サイクル試験を行い、200サイクル終了後の試料
のはんだ接合部をそれぞれ切断し、その断面観察を行っ
た。
ところ、熱応力を有効に緩和できる新しいリード構造を
発見するに至った。以下に実験内容を示す。FR−4を
材料とするプリント配線板に対して、鉄とニッケルの合
金のうちニッケルの重量割合が42%である42アロイ
(線膨張係数約4.5〜5.5×10−6/℃)をリー
ド材料として用いた、セラミックを封止材とする面実装
形半導体パッケージと、銅(線膨張係数約17×10
−6/℃)をリード材料として用いた、セラミックを封
止材とする面実装形半導体パッケージを、錫と鉛の重量
割合が60対40である錫−鉛はんだ(線膨張係数約2
4×10−6/℃)を用いて実装した実装基板を試料と
して、サンプル数n=5に対して、−40℃⇔125℃
の熱サイクル試験を行い、200サイクル終了後の試料
のはんだ接合部をそれぞれ切断し、その断面観察を行っ
た。
【0008】図5に、前記熱サイクル試験を終えた、4
2アロイをリード材料とする試料のはんだ接合部断面の
拡大図を示す。図において、7ははんだクラックであ
る。図5に示すように、はんだクラックは、半導体パッ
ケージとプリント配線板とのはんだ接合部の外側フィレ
ットにおいて、はんだとリードとの界面近傍端部より発
生し、前記界面にほぼ沿うようにして、はんだ接合部内
側に向い、ほぼリード最下点まで達していることが判明
した。一方、銅をリード材料とする試料ではこのような
クラックは全く検出することはできなかった。この分析
結果より、前記はんだクラック7は、リード材である4
2アロイの線膨張係数(約4.5〜5.5×10−6/
℃)と、はんだの線膨張係数(約24×10−6/℃)
との差により生じた熱応力が主要因となって発生してい
ることが判明した。すなわち、はんだクラックは、従来
考えられていたプリント配線板の線膨張係数と、半導体
パッケージの線膨張係数との差に起因する単純な熱応力
が主要因となって発生するのではなく、はんだの線膨張
係数とリードの線膨張係数との差に起因する接合界面で
の熱応力が主要因となって発生しており、はんだクラッ
クに対しては、スタンドオフ値hではなく、リードの線
膨張係数とはんだの線膨張係数との関係がより重要とな
り、はんだクラックを防止するには、はんだの線膨張係
数に近い線膨張係数を有する材料がリード材料としては
有効であることが明らかとなった。しかし、前記熱サイ
クル試験において、はんだと線膨張係数が近いためはん
だクラックを生じなかった銅を、セラミックを封止材と
する面実装形半導体パッケージのリード材料として使用
すると、セラミックの線膨張係数が約5〜7×10−6
/℃であるのに対し、銅の線膨張係数が約17×10
−6/℃と大きく異なるため、はんだクラックは防止で
きるが、リードの付け根及びパッケージの内部で過大な
熱応力が生じ、パッケージとリードの界面で界面剥離や
パッケージの欠損などの損傷が発生する危険性があると
いう問題点もあった。
2アロイをリード材料とする試料のはんだ接合部断面の
拡大図を示す。図において、7ははんだクラックであ
る。図5に示すように、はんだクラックは、半導体パッ
ケージとプリント配線板とのはんだ接合部の外側フィレ
ットにおいて、はんだとリードとの界面近傍端部より発
生し、前記界面にほぼ沿うようにして、はんだ接合部内
側に向い、ほぼリード最下点まで達していることが判明
した。一方、銅をリード材料とする試料ではこのような
クラックは全く検出することはできなかった。この分析
結果より、前記はんだクラック7は、リード材である4
2アロイの線膨張係数(約4.5〜5.5×10−6/
℃)と、はんだの線膨張係数(約24×10−6/℃)
との差により生じた熱応力が主要因となって発生してい
ることが判明した。すなわち、はんだクラックは、従来
考えられていたプリント配線板の線膨張係数と、半導体
パッケージの線膨張係数との差に起因する単純な熱応力
が主要因となって発生するのではなく、はんだの線膨張
係数とリードの線膨張係数との差に起因する接合界面で
の熱応力が主要因となって発生しており、はんだクラッ
クに対しては、スタンドオフ値hではなく、リードの線
膨張係数とはんだの線膨張係数との関係がより重要とな
り、はんだクラックを防止するには、はんだの線膨張係
数に近い線膨張係数を有する材料がリード材料としては
有効であることが明らかとなった。しかし、前記熱サイ
クル試験において、はんだと線膨張係数が近いためはん
だクラックを生じなかった銅を、セラミックを封止材と
する面実装形半導体パッケージのリード材料として使用
すると、セラミックの線膨張係数が約5〜7×10−6
/℃であるのに対し、銅の線膨張係数が約17×10
−6/℃と大きく異なるため、はんだクラックは防止で
きるが、リードの付け根及びパッケージの内部で過大な
熱応力が生じ、パッケージとリードの界面で界面剥離や
パッケージの欠損などの損傷が発生する危険性があると
いう問題点もあった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、半導体パッケージとプリント配線
板との接合部において、熱応力によるはんだクラックの
発生を防ぎ、かつパッケージとリードの界面で、界面剥
離やパッケージの欠損などの損傷を生じさせない、大形
化、薄形化にも対応できる半導体パッケージを得ること
を目的とする。
めになされたもので、半導体パッケージとプリント配線
板との接合部において、熱応力によるはんだクラックの
発生を防ぎ、かつパッケージとリードの界面で、界面剥
離やパッケージの欠損などの損傷を生じさせない、大形
化、薄形化にも対応できる半導体パッケージを得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体パ
ッケージは、半導体チップをアルミナ、チッ化アルミな
どのセラミック、あるいはセラミックと同程度の線膨張
係数を有する樹脂により封止し、側面に複数のリードを
引き出してなる面実装形の半導体パッケージにおいて、
前記半導体パッケージより引き出されたリードの少なく
ともはんだ接合部にはんだの線膨張係数に近い金属のめ
っきを施したものである。
ッケージは、半導体チップをアルミナ、チッ化アルミな
どのセラミック、あるいはセラミックと同程度の線膨張
係数を有する樹脂により封止し、側面に複数のリードを
引き出してなる面実装形の半導体パッケージにおいて、
前記半導体パッケージより引き出されたリードの少なく
ともはんだ接合部にはんだの線膨張係数に近い金属のめ
っきを施したものである。
【0011】
【作用】この発明においては、半導体パッケージのリー
ドに金属のめっきを施すことにより、半導体パッケージ
とプリント配線板とのはんだ接合部界面においてリード
の線膨張係数をはんだの線膨張係数に近づけることがで
き、はんだクラックの発生を防止する。
ドに金属のめっきを施すことにより、半導体パッケージ
とプリント配線板とのはんだ接合部界面においてリード
の線膨張係数をはんだの線膨張係数に近づけることがで
き、はんだクラックの発生を防止する。
【0012】
【実施例】実施例1.図1a,bはそれぞれこの発明の
半導体パッケージの一実施例を示す平面図、及びその実
装状態での一部断面図である。図において、1は半導体
パッケージ、2は42アロイを材料としたJ字状のリー
ド、3ははんだで、錫と鉛の重量割合が60対40とす
る錫−鉛はんだである。4はFR−4を主材料とするプ
リント配線板、5ははんだパッド、6はリード2上に3
0μmの厚さでめっきされた銅めっきである。即ち、実
施例1では、従来の半導体パッケージ1と違ってリード
2のはんだ接合部においてはんだの線膨張係数に近い金
属例えば銅を用いて厚膜の銅めっき6を施したものであ
る。
半導体パッケージの一実施例を示す平面図、及びその実
装状態での一部断面図である。図において、1は半導体
パッケージ、2は42アロイを材料としたJ字状のリー
ド、3ははんだで、錫と鉛の重量割合が60対40とす
る錫−鉛はんだである。4はFR−4を主材料とするプ
リント配線板、5ははんだパッド、6はリード2上に3
0μmの厚さでめっきされた銅めっきである。即ち、実
施例1では、従来の半導体パッケージ1と違ってリード
2のはんだ接合部においてはんだの線膨張係数に近い金
属例えば銅を用いて厚膜の銅めっき6を施したものであ
る。
【0013】次に実施例1の動作について説明する。半
導体パッケージ1は、図4に示した従来の半導体パッケ
ージ1と同様にしてプリント配線板4上に実装される。
ここで、図4に示した従来の半導体パッケージ1で、封
止材としてアルミナやチッ化アルミなどのセラミック
(線膨張係数約5〜7×10−6/℃)、リード材を4
2アロイ(線膨張係数約4.5〜5.5×10−6/
℃)とした厚さ0.15mmのリードを有する、従来の
半導体パッケージ1と、同様の封止材、リード材を用い
て、厚さ0.15mmのリードに30μmの厚さで、は
んだの線膨張係数に近い金属例えば銅(線膨張係数約1
7×10−6/℃)を用いて銅めっきを施した本実施例
1の半導体パッケージ1とを、錫と鉛の重量割合が60
対40である錫−鉛はんだ(線膨張係数約24×10
−6/℃)を用いてFR−4を主材料とするプリント配
線板上に両者とも実装する。この実装配線板に対して、
−40℃⇔125℃で1サイクルを60分とする熱サイ
クル試験をサンプル数n=5で行い、200サイクル終
了後のはんだ接合部の断面観察を行うと、従来の半導体
パッケージ1では、はんだ接合部にはんだクラックが生
じていたが、本実施例1では、はんだ接合部にはんだク
ラックは確認されなかった。
導体パッケージ1は、図4に示した従来の半導体パッケ
ージ1と同様にしてプリント配線板4上に実装される。
ここで、図4に示した従来の半導体パッケージ1で、封
止材としてアルミナやチッ化アルミなどのセラミック
(線膨張係数約5〜7×10−6/℃)、リード材を4
2アロイ(線膨張係数約4.5〜5.5×10−6/
℃)とした厚さ0.15mmのリードを有する、従来の
半導体パッケージ1と、同様の封止材、リード材を用い
て、厚さ0.15mmのリードに30μmの厚さで、は
んだの線膨張係数に近い金属例えば銅(線膨張係数約1
7×10−6/℃)を用いて銅めっきを施した本実施例
1の半導体パッケージ1とを、錫と鉛の重量割合が60
対40である錫−鉛はんだ(線膨張係数約24×10
−6/℃)を用いてFR−4を主材料とするプリント配
線板上に両者とも実装する。この実装配線板に対して、
−40℃⇔125℃で1サイクルを60分とする熱サイ
クル試験をサンプル数n=5で行い、200サイクル終
了後のはんだ接合部の断面観察を行うと、従来の半導体
パッケージ1では、はんだ接合部にはんだクラックが生
じていたが、本実施例1では、はんだ接合部にはんだク
ラックは確認されなかった。
【0014】このように、実施例1によれば、パッケー
ジとリードとの界面において界面剥離やパッケージの欠
損などの損傷を生じさせることなく、はんだ接合部界面
においてリードの線膨張係数をはんだの線膨張係数に近
づけることによりプリント配線板と半導体パッケージと
のはんだ接合部に発生する熱応力を低減させ、はんだク
ラックを防止し、かつ大形化、薄形化に対応できる半導
体パッケージが得られる。
ジとリードとの界面において界面剥離やパッケージの欠
損などの損傷を生じさせることなく、はんだ接合部界面
においてリードの線膨張係数をはんだの線膨張係数に近
づけることによりプリント配線板と半導体パッケージと
のはんだ接合部に発生する熱応力を低減させ、はんだク
ラックを防止し、かつ大形化、薄形化に対応できる半導
体パッケージが得られる。
【0015】実施例2.図2はこの発明の他の実施例の
実装状態での一部断面図である。実施例1では、リード
の付け根では銅めっきがなされていないが、本実施例2
では、リードの付け根まで厚さ30μmの銅めっき6が
なされており、即ちパッケージの外部にあるリードには
完全に厚さ30μmの銅めっきがなされている。そして
実施例1で行った熱サイクル試験を本実施例2に対して
行った結果、実施例1と同様の結果が得られた。
実装状態での一部断面図である。実施例1では、リード
の付け根では銅めっきがなされていないが、本実施例2
では、リードの付け根まで厚さ30μmの銅めっき6が
なされており、即ちパッケージの外部にあるリードには
完全に厚さ30μmの銅めっきがなされている。そして
実施例1で行った熱サイクル試験を本実施例2に対して
行った結果、実施例1と同様の結果が得られた。
【0016】実施例3.図3は、この発明のさらに他の
実施例の実装状態での一部断面図である。実施例2で
は、パッケージ内部のリードには銅めっきはなされてい
ないが、本実施例3では、パッケージ内部のリードに対
しても厚さ30μmの銅めっき6がなされており、即ち
リード全体が厚さ30μmの銅めっきで覆われている。
そして実施例1で行った熱サイクル試験を本実施例3に
対して行った結果、実施例1と同様の結果が得られた。
また、本実施例3では、リード全体にわたって銅めっき
を施すため、銅めっきを行うことが比較的容易であり、
コスト的に有利である。
実施例の実装状態での一部断面図である。実施例2で
は、パッケージ内部のリードには銅めっきはなされてい
ないが、本実施例3では、パッケージ内部のリードに対
しても厚さ30μmの銅めっき6がなされており、即ち
リード全体が厚さ30μmの銅めっきで覆われている。
そして実施例1で行った熱サイクル試験を本実施例3に
対して行った結果、実施例1と同様の結果が得られた。
また、本実施例3では、リード全体にわたって銅めっき
を施すため、銅めっきを行うことが比較的容易であり、
コスト的に有利である。
【0017】なお、前記実施例では、セラミック封止形
の面実装形の半導体パッケージ1を用いて説明している
が、セラミックと同程度の線膨張係数を有する材料であ
れば樹脂封止であっても同様の効果が得られる。また、
前記実施例では、J字状のリードを有し、4側面からリ
ードを引き出している半導体パッケージ1を用いて説明
しているが、面実装形のパッケージであれば、リードの
引き出しが2側面であっても、またリード形状がJ字状
でなくても同様の効果が得られる。さらに、前記実施例
では、銅めっきの厚さを30μmとしているが、その厚
さが1〜100μmの間(好ましくは20〜50μm)
であれば、実用上問題のない範囲で前記効果が得られ
る。
の面実装形の半導体パッケージ1を用いて説明している
が、セラミックと同程度の線膨張係数を有する材料であ
れば樹脂封止であっても同様の効果が得られる。また、
前記実施例では、J字状のリードを有し、4側面からリ
ードを引き出している半導体パッケージ1を用いて説明
しているが、面実装形のパッケージであれば、リードの
引き出しが2側面であっても、またリード形状がJ字状
でなくても同様の効果が得られる。さらに、前記実施例
では、銅めっきの厚さを30μmとしているが、その厚
さが1〜100μmの間(好ましくは20〜50μm)
であれば、実用上問題のない範囲で前記効果が得られ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、半導体
パッケージとプリント配線板とのはんだ接合部界面にお
いて、リードの線膨張係数をはんだの線膨張係数に近づ
けることができるので、半導体パッケージとプリント配
線板とのはんだ接合部に発生する熱応力を低減し、はん
だクラックの発生を防止し、かつ大形化、薄形化に対応
できる半導体パッケージが得られる効果がある。
パッケージとプリント配線板とのはんだ接合部界面にお
いて、リードの線膨張係数をはんだの線膨張係数に近づ
けることができるので、半導体パッケージとプリント配
線板とのはんだ接合部に発生する熱応力を低減し、はん
だクラックの発生を防止し、かつ大形化、薄形化に対応
できる半導体パッケージが得られる効果がある。
【図1】a,bはこの発明の半導体パッケージの一実施
例を示す平面図とその実装状態を示す一部断面図であ
る。
例を示す平面図とその実装状態を示す一部断面図であ
る。
【図2】この発明の半導体パッケージの他の実施例の実
装状態を示す一部断面図である。
装状態を示す一部断面図である。
【図3】この発明の半導体パッケージの他の実施例の実
装状態を示す一部断面図である。
装状態を示す一部断面図である。
【図4】a,bは従来の半導体パッケージの一例を示す
平面図とその実装状態を示す一部断面図である。
平面図とその実装状態を示す一部断面図である。
【図5】熱サイクル試験によって、従来方式の半導体パ
ッケージとプリント配線板とのはんだ接合部に発生する
はんだクラックを示すはんだ接合部の拡大断面図であ
る。
ッケージとプリント配線板とのはんだ接合部に発生する
はんだクラックを示すはんだ接合部の拡大断面図であ
る。
1 半導体パッケージ 2 リード 3 はんだ 4 プリント配線板 5 はんだパッド 6 銅めっき
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体チップをセラミックあるいはセラ
ミックと同程度の線膨張係数を有する樹脂により封止
し、側面に複数のリードを引き出してなる面実装形の半
導体パッケージで、前記リードの一部をプリント配線板
にはんだ付けするものにおいて、前記半導体パッケージ
より引き出された前記リードの少なくともはんだ接合部
にはんだの線膨張係数に近い金属のめっきを施したこと
を特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項2】 半導体パッケージより引き出されたリー
ドの、半導体パッケージ内にある部分を含めたリード全
体にはんだの線膨張係数に近い金属のめっきを施したこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076396A JPH05243453A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 半導体パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076396A JPH05243453A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 半導体パッケージ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05243453A true JPH05243453A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13604142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4076396A Pending JPH05243453A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 半導体パッケージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05243453A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6756666B2 (en) | 1999-12-24 | 2004-06-29 | Nec Corporation | Surface mount package including terminal on its side |
| JP2020094933A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量計 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4076396A patent/JPH05243453A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6756666B2 (en) | 1999-12-24 | 2004-06-29 | Nec Corporation | Surface mount package including terminal on its side |
| JP2020094933A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式流量計 |
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