JPH05247787A - 立毛パイル布帛の製造法 - Google Patents
立毛パイル布帛の製造法Info
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- JPH05247787A JPH05247787A JP4082829A JP8282992A JPH05247787A JP H05247787 A JPH05247787 A JP H05247787A JP 4082829 A JP4082829 A JP 4082829A JP 8282992 A JP8282992 A JP 8282992A JP H05247787 A JPH05247787 A JP H05247787A
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Landscapes
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌内装材、建装用パーティションクロス等
に有用な異色粒埜調立毛パイル布帛を得る。 【構成】 互いに異成分の交絡混繊糸同士を交絡処理し
て複合糸となし、次いで製編織させてなる立毛パイル布
帛の製造法。
に有用な異色粒埜調立毛パイル布帛を得る。 【構成】 互いに異成分の交絡混繊糸同士を交絡処理し
て複合糸となし、次いで製編織させてなる立毛パイル布
帛の製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌用、内装材、建装用
パーティションクロス等に有用な異色粒埜調立毛パイル
シートに関するものである。
パーティションクロス等に有用な異色粒埜調立毛パイル
シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車輌用立毛パイルシートの審美性向上を
はかるため、従来より2色以上のいわゆる多色埜調糸を
立毛パイルに用いた商品はあった。その一例は、レギュ
ラーポリエステルマルチフィラメント糸(以下SD糸と
称す)とカチオン可染性ポリエステルマルチフィラメン
ト糸(以下CD糸と称す)とを、引揃え、或るいは合撚
し、整経後、経編ダブルラッセル又はトリコットポール
機にて立毛パイルシートとし、分散 カチオン染料を併
用、反染後後加工仕上を施した異色埜調立毛パイルシー
トである。ところが異成分の各マルチフィラメントを引
揃え同一編目編成した場合、各マルチフィラメント糸相
互の張力変動によるスリップにより、立毛パイルの異色
埜調柄は必ずしも均斉ではなく、部分的に経筋或るいは
楊柳調の色調ムラが発生し、このタイプ商品の大きな欠
点となり、品位を低下させていた。異成分マルチフィラ
メント糸相互の編成時のスリップによる移動を制御する
方法として例えばSD糸とCD糸を合撚する方法があ
る。例えばポリエステルマルチフィラメントに一般甘撚
と称される100〜300T/Mの合撚を75dSD糸
とCD糸に与える事で整経、編立時のSD糸とCD糸の
相互の移動は大巾に防止出来るが、上記下限の100T
/Mの条件でも平均1回/cmの撚数となり立毛パイル上
では1mm以下の縞状柄いわゆるメランジミックス調と
なり、異色粒埜調とはほど遠い外観の商品となる。さら
に100T/M以下の甘撚を付与する事も理論的には可
能ではあるが、撚数変動が発生し易くかつ合撚糸と接糸
ガイドとの摺動により長さ方向での撚りの移動が起り易
く、極めて不安定な条件となり好ましくない。異成分で
1m当り100回以上の交絡を付与する方法としては1
00T/M以下の甘撚りも例えば交絡度70ケ/mのエ
アー交絡が一般的であり、現にエアー交絡ノズルを用い
エアー交絡数70±10ケ/m水準のSD糸とCD糸の
混繊糸を用いた立毛パイル異染シート材も実用化されて
いる。但しマルチフィラメント相互(例えばCD糸とS
D糸)をそのままエアー混繊処理を施した場合、CD糸
のSD糸の各異成分フィラメントがお互いに交絡された
フィラメントミックス調の部分が極めて多い混色メラン
ジ調の立毛パイルシートとなり、優れた異色異埜調立毛
パイルシートは得られない。本発明の異色粒埜調立毛パ
イルに関しその外観特徴を具体的に例示すれば色の濃
淡、色相、光沢の異なる直径1.0〜10mm程度、好
ましくは2.0〜6mm程度の同色調立毛パイル群がお
互いに70%以上隣接し、同色調部分が連続した部分が
設計直径の5倍以下である条件が望ましい。別の表現で
云えば米粒大〜大豆粒大の異色埜立毛パイルがお互いに
同色調粒が隣りあわない部分が70%以上の状態でラン
ダム粒状に表現された立毛パイルシートであり、このよ
うな外観の審美性は極めて優れており、このままでも十
分商品価値があり、さらにはこの立毛パイルにオーバー
プリント加工を施すことも出来る。異色成分の立毛パイ
ル反染方式でなく、同一成分立毛パイルシートにプリン
ト染を行なう方法で一見本発明に類似の外観に近い商品
が得られるがプリント染立毛パイルシートでは異色部分
の色差コントラストは鮮明差を欠き品位は所望の商品に
ははるかに及ばない。
はかるため、従来より2色以上のいわゆる多色埜調糸を
立毛パイルに用いた商品はあった。その一例は、レギュ
ラーポリエステルマルチフィラメント糸(以下SD糸と
称す)とカチオン可染性ポリエステルマルチフィラメン
ト糸(以下CD糸と称す)とを、引揃え、或るいは合撚
し、整経後、経編ダブルラッセル又はトリコットポール
機にて立毛パイルシートとし、分散 カチオン染料を併
用、反染後後加工仕上を施した異色埜調立毛パイルシー
トである。ところが異成分の各マルチフィラメントを引
揃え同一編目編成した場合、各マルチフィラメント糸相
互の張力変動によるスリップにより、立毛パイルの異色
埜調柄は必ずしも均斉ではなく、部分的に経筋或るいは
楊柳調の色調ムラが発生し、このタイプ商品の大きな欠
点となり、品位を低下させていた。異成分マルチフィラ
メント糸相互の編成時のスリップによる移動を制御する
方法として例えばSD糸とCD糸を合撚する方法があ
る。例えばポリエステルマルチフィラメントに一般甘撚
と称される100〜300T/Mの合撚を75dSD糸
とCD糸に与える事で整経、編立時のSD糸とCD糸の
相互の移動は大巾に防止出来るが、上記下限の100T
/Mの条件でも平均1回/cmの撚数となり立毛パイル上
では1mm以下の縞状柄いわゆるメランジミックス調と
なり、異色粒埜調とはほど遠い外観の商品となる。さら
に100T/M以下の甘撚を付与する事も理論的には可
能ではあるが、撚数変動が発生し易くかつ合撚糸と接糸
ガイドとの摺動により長さ方向での撚りの移動が起り易
く、極めて不安定な条件となり好ましくない。異成分で
1m当り100回以上の交絡を付与する方法としては1
00T/M以下の甘撚りも例えば交絡度70ケ/mのエ
アー交絡が一般的であり、現にエアー交絡ノズルを用い
エアー交絡数70±10ケ/m水準のSD糸とCD糸の
混繊糸を用いた立毛パイル異染シート材も実用化されて
いる。但しマルチフィラメント相互(例えばCD糸とS
D糸)をそのままエアー混繊処理を施した場合、CD糸
のSD糸の各異成分フィラメントがお互いに交絡された
フィラメントミックス調の部分が極めて多い混色メラン
ジ調の立毛パイルシートとなり、優れた異色異埜調立毛
パイルシートは得られない。本発明の異色粒埜調立毛パ
イルに関しその外観特徴を具体的に例示すれば色の濃
淡、色相、光沢の異なる直径1.0〜10mm程度、好
ましくは2.0〜6mm程度の同色調立毛パイル群がお
互いに70%以上隣接し、同色調部分が連続した部分が
設計直径の5倍以下である条件が望ましい。別の表現で
云えば米粒大〜大豆粒大の異色埜立毛パイルがお互いに
同色調粒が隣りあわない部分が70%以上の状態でラン
ダム粒状に表現された立毛パイルシートであり、このよ
うな外観の審美性は極めて優れており、このままでも十
分商品価値があり、さらにはこの立毛パイルにオーバー
プリント加工を施すことも出来る。異色成分の立毛パイ
ル反染方式でなく、同一成分立毛パイルシートにプリン
ト染を行なう方法で一見本発明に類似の外観に近い商品
が得られるがプリント染立毛パイルシートでは異色部分
の色差コントラストは鮮明差を欠き品位は所望の商品に
ははるかに及ばない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は鋭意研究
の結果、従来にみられなかった高品位かつ審美性の高い
異色粒埜調立毛パイル布帛を得ることが出来た。
の結果、従来にみられなかった高品位かつ審美性の高い
異色粒埜調立毛パイル布帛を得ることが出来た。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、互いに異
成分の交絡混繊糸同士を引揃え、次いで交絡処理を施し
た複合糸を用いて製編織させてなる立毛パイル布帛の製
造法である。
成分の交絡混繊糸同士を引揃え、次いで交絡処理を施し
た複合糸を用いて製編織させてなる立毛パイル布帛の製
造法である。
【0005】以下本発明の詳細を説明する。互いに異成
分のマルチフィラメントとは、特に限定はしないが一般
にポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸
(以下、「レギュラーポリエステル糸」と言う)とカチ
オン可染ポリエステルマルチフィラメント糸との組合
せ、或るいはレギュラーポリエステル糸と6−6ナイロ
ンマルチフィラメント糸との組合せ、また酸化チタン含
有量が0.2重量%のブライトポリエステルマルチフィ
ラメント糸と酸化チタン含有量2.0重量%以上のフル
タルポリエステルマルチフィラメント糸との組合せなど
がある。次いで上記夫々のマルチフィラメントヤーン2
〜4本を交絡、処理するが既知のエアー交絡用インター
レースノズルにて付与すればよく、交絡数は10〜90
ケ/mの範囲が適当であるかより好ましくは15〜45
ケ/mが本発明の効果を発揮させるのにより望ましい。
分のマルチフィラメントとは、特に限定はしないが一般
にポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸
(以下、「レギュラーポリエステル糸」と言う)とカチ
オン可染ポリエステルマルチフィラメント糸との組合
せ、或るいはレギュラーポリエステル糸と6−6ナイロ
ンマルチフィラメント糸との組合せ、また酸化チタン含
有量が0.2重量%のブライトポリエステルマルチフィ
ラメント糸と酸化チタン含有量2.0重量%以上のフル
タルポリエステルマルチフィラメント糸との組合せなど
がある。次いで上記夫々のマルチフィラメントヤーン2
〜4本を交絡、処理するが既知のエアー交絡用インター
レースノズルにて付与すればよく、交絡数は10〜90
ケ/mの範囲が適当であるかより好ましくは15〜45
ケ/mが本発明の効果を発揮させるのにより望ましい。
【0006】次いで予め交絡処理された異種マルチフィ
ラメントを用い、複数本引揃えて第2段のインターレー
スを付与する事が本発明の商品の価値を高める最大のポ
イントであり、付与インターレースは単糸インターレー
ス数の整数分の1、概ね1/2〜1/3 程度が好ましい。即
ち第一段単糸交絡数である15〜45ケ/mの訂正巾よ
り5〜20ケ/m水準が効果的である。第2段の複数本
インターレース付与にも既知のエアー交絡用ノズルで処
理可能であるが留意すべき点は第一段の単糸インターレ
ースエアー交絡条件より、第2段インターレース交絡数
の方が単位長さ当りのインターレース付与数は少ないが
所要エアー圧は高く決定の要がある。これは単糸インタ
ーレースに比べ、複数本インターレースり方が交絡エネ
ルギーが多く必要な事もあるが、予めエアー交絡させた
マルチフィラメントを複数本交絡する事は、単糸フィラ
メントの開繊に第一段インターレースの交絡部が障害と
なるため交絡の効率が悪いためである。従来迄は常識と
して一度エアー交絡した糸を再度引揃え交絡する事はエ
アー交絡効率より殆ど実施されていなかった。本発明者
は従来常識を打破り、この非効率な2段インターレース
の特徴を生かして独特の粒状埜調異色シートを生みだし
たわけである。この点について図1を用いてさらに詳し
く説明を行なう。
ラメントを用い、複数本引揃えて第2段のインターレー
スを付与する事が本発明の商品の価値を高める最大のポ
イントであり、付与インターレースは単糸インターレー
ス数の整数分の1、概ね1/2〜1/3 程度が好ましい。即
ち第一段単糸交絡数である15〜45ケ/mの訂正巾よ
り5〜20ケ/m水準が効果的である。第2段の複数本
インターレース付与にも既知のエアー交絡用ノズルで処
理可能であるが留意すべき点は第一段の単糸インターレ
ースエアー交絡条件より、第2段インターレース交絡数
の方が単位長さ当りのインターレース付与数は少ないが
所要エアー圧は高く決定の要がある。これは単糸インタ
ーレースに比べ、複数本インターレースり方が交絡エネ
ルギーが多く必要な事もあるが、予めエアー交絡させた
マルチフィラメントを複数本交絡する事は、単糸フィラ
メントの開繊に第一段インターレースの交絡部が障害と
なるため交絡の効率が悪いためである。従来迄は常識と
して一度エアー交絡した糸を再度引揃え交絡する事はエ
アー交絡効率より殆ど実施されていなかった。本発明者
は従来常識を打破り、この非効率な2段インターレース
の特徴を生かして独特の粒状埜調異色シートを生みだし
たわけである。この点について図1を用いてさらに詳し
く説明を行なう。
【0007】異成分マルチフィラメントを夫々単糸エア
ー交絡させた糸A,Bを引揃えエアー交絡させたときの
複合糸のモデルを示す。図1はあくまでもモデル図示で
効果を強調する説明図として示したが単糸エアー交絡に
よる異成分マルチフィラメントの完全に近い混合部は通
常のフィラメント交絡に比べ大巾に減少する。しかし図
中のZ部分交絡の交絡強度は十分にあり、いわゆる撚糸
の交わりのように編織工程時の張力により異成分糸間の
ズレは生じ難い、従って、立毛パイルに本発明における
複合糸が用いられたとき所望の粒状異色埜感表現が出来
るわけである。
ー交絡させた糸A,Bを引揃えエアー交絡させたときの
複合糸のモデルを示す。図1はあくまでもモデル図示で
効果を強調する説明図として示したが単糸エアー交絡に
よる異成分マルチフィラメントの完全に近い混合部は通
常のフィラメント交絡に比べ大巾に減少する。しかし図
中のZ部分交絡の交絡強度は十分にあり、いわゆる撚糸
の交わりのように編織工程時の張力により異成分糸間の
ズレは生じ難い、従って、立毛パイルに本発明における
複合糸が用いられたとき所望の粒状異色埜感表現が出来
るわけである。
【0008】以上のような2段エアー交絡処理は予め異
成分マルチフィラメント同士を夫々単独でエアー交絡さ
せ、次いで別工程にて複数本の既交絡糸を引揃えて、第
2段交絡処理を施す事で出来るが、連続的に2段交絡処
理を施した方が、生産効率が高くなり好ましい。即ち、
高分子ポリマーを紡糸延伸、捲取するいわゆる合成繊維
製造プロセスに於て、異成分ポリマーを隣接して紡糸〜
延伸する工程で第一段エアー交絡を先ず夫々延伸後に付
与し次いで複数本の交絡糸を引揃えて後に反対のローラ
で把持し第2段エアー交絡に必要な張力下でエアー交絡
させ次いで捲取ローラにワインドアップさせる判であ
る。勿論この場合例えばレギュラーポリエステルセミダ
ルポリマーとカチオン可染ポリマー或るいは任意のレギ
ュラーポリエステルポリマーと6−6NYポリマーの如
きいわゆる溶融紡糸ポリマー相互の組合せ交絡糸付特に
制約はないが、一般に紡糸タイプの異なる異成分フィラ
メント糸相互、即ち溶融紡糸と乾式紡糸又は湿式紡糸の
組合せには妥当とは言えず、非連続2段交絡方式の方が
望ましい。以下本発明の異色粒埜調立毛パイル布帛を実
施例をあげて説明するが本発明はこれらに限定されるも
のではない。
成分マルチフィラメント同士を夫々単独でエアー交絡さ
せ、次いで別工程にて複数本の既交絡糸を引揃えて、第
2段交絡処理を施す事で出来るが、連続的に2段交絡処
理を施した方が、生産効率が高くなり好ましい。即ち、
高分子ポリマーを紡糸延伸、捲取するいわゆる合成繊維
製造プロセスに於て、異成分ポリマーを隣接して紡糸〜
延伸する工程で第一段エアー交絡を先ず夫々延伸後に付
与し次いで複数本の交絡糸を引揃えて後に反対のローラ
で把持し第2段エアー交絡に必要な張力下でエアー交絡
させ次いで捲取ローラにワインドアップさせる判であ
る。勿論この場合例えばレギュラーポリエステルセミダ
ルポリマーとカチオン可染ポリマー或るいは任意のレギ
ュラーポリエステルポリマーと6−6NYポリマーの如
きいわゆる溶融紡糸ポリマー相互の組合せ交絡糸付特に
制約はないが、一般に紡糸タイプの異なる異成分フィラ
メント糸相互、即ち溶融紡糸と乾式紡糸又は湿式紡糸の
組合せには妥当とは言えず、非連続2段交絡方式の方が
望ましい。以下本発明の異色粒埜調立毛パイル布帛を実
施例をあげて説明するが本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0009】
実施例1 ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸75
d−36f(A),ポリエステルマルチフィラメントカ
チオン可染糸75d−36f(B)及びナイロンセミダ
ルマルチフィラメント糸(C)70d−24fを夫々単
独に汎用インターレースノズルでエアー交絡加工を施し
た。各交絡数はm当りN=30〜40となるようエアー
圧を3.0〜4.5kg/m2 の範囲でコントロールさ
せた。得られた3本の交絡糸を引揃え再度インターレー
ス処理を3本の糸間の交絡数がN=10〜15/mとな
るように設定し交絡処理させた。この2段交絡糸を整経
後、28ゲージトリコットポール機のパイル筬に使用
し、グランド分はポリエステル仮撚2段加工糸200d
−72fを用い、フルセット配列で筬ジョギングモーシ
ョンはグランド1−0/1−2、パイル0−1/1−0
の条件で、経編地を作成した。この編地をポリエステル
高圧分散、カチオン染色後、ナイロン酸性染色後、起毛
シャーリング仕上加工を施した。得られた立毛パイル布
帛の外観は分散染レギュラーポリエステル染色部、カチ
オン可染ポリエステル染色部、ナイロン染色部がお互い
に異色で粒状に隣接し、埜感の優れた極めて審美整の高
い立毛パイル布帛となった。また同色部が経筋状に流れ
て表われる経欠点は殆ど発生していない高品位の状態で
あった。
d−36f(A),ポリエステルマルチフィラメントカ
チオン可染糸75d−36f(B)及びナイロンセミダ
ルマルチフィラメント糸(C)70d−24fを夫々単
独に汎用インターレースノズルでエアー交絡加工を施し
た。各交絡数はm当りN=30〜40となるようエアー
圧を3.0〜4.5kg/m2 の範囲でコントロールさ
せた。得られた3本の交絡糸を引揃え再度インターレー
ス処理を3本の糸間の交絡数がN=10〜15/mとな
るように設定し交絡処理させた。この2段交絡糸を整経
後、28ゲージトリコットポール機のパイル筬に使用
し、グランド分はポリエステル仮撚2段加工糸200d
−72fを用い、フルセット配列で筬ジョギングモーシ
ョンはグランド1−0/1−2、パイル0−1/1−0
の条件で、経編地を作成した。この編地をポリエステル
高圧分散、カチオン染色後、ナイロン酸性染色後、起毛
シャーリング仕上加工を施した。得られた立毛パイル布
帛の外観は分散染レギュラーポリエステル染色部、カチ
オン可染ポリエステル染色部、ナイロン染色部がお互い
に異色で粒状に隣接し、埜感の優れた極めて審美整の高
い立毛パイル布帛となった。また同色部が経筋状に流れ
て表われる経欠点は殆ど発生していない高品位の状態で
あった。
【0010】実施例2 ポリエチレンテレフタレート〔酸化チタン含有量0.4
7重量%、固有粘度0.585(フェノール/テトラク
ロールエタン3/2の混合溶媒中20℃で測定)〕から
成るセミダルポリエステル及び3,5−ジ(カルボキ
シ)ベンゼンスルフォン酸ナトリウムを2.5モル%含
有するポリエチレンテレフタレート(酸化チタン含有量
0.41重量%極限粘度0.52)からなるカチオン可
染ポリエステルを隣接した紡糸ノズルより、それぞれ単
独に紡糸し、延伸後各100d−36fマルチフィラメ
ントとなした状態でインターレースノズルにより各30
ケ/mの交絡を付与した。次いで連続的に該異種レジン
ポリエステルマルチフィラメントをヤーンガイドを介し
て引揃え、2付のニップローラ把持間で5.1%のオー
バフィード下第2段インターレースを付与した。この第
2段のインターレースによる200d−72f複合糸イ
ンターレース数は15ケ/mの交絡とすべくエアー圧を
4.7kg/cm2 に設定させた。撚取ローラにてチー
ズ形状に捲取った。得られた複合糸を実施例1と同じく
28ゲージトリコットホール機のパイル筬に使用しグラ
ンド糸はポリエステル仮撚2段加工糸200d−72f
を用い実施例と同様に経編地作成後同様の染色加工にて
異色立毛パイル布帛を得た。得られた立毛パイル布帛の
外観は分散染色立毛パイル部とカチオン可染立毛パイル
部とがお互いに粒状に隣接し、縞状のストリークが見ら
れない。極めて審美性の高い立毛パイル布帛となった。
7重量%、固有粘度0.585(フェノール/テトラク
ロールエタン3/2の混合溶媒中20℃で測定)〕から
成るセミダルポリエステル及び3,5−ジ(カルボキ
シ)ベンゼンスルフォン酸ナトリウムを2.5モル%含
有するポリエチレンテレフタレート(酸化チタン含有量
0.41重量%極限粘度0.52)からなるカチオン可
染ポリエステルを隣接した紡糸ノズルより、それぞれ単
独に紡糸し、延伸後各100d−36fマルチフィラメ
ントとなした状態でインターレースノズルにより各30
ケ/mの交絡を付与した。次いで連続的に該異種レジン
ポリエステルマルチフィラメントをヤーンガイドを介し
て引揃え、2付のニップローラ把持間で5.1%のオー
バフィード下第2段インターレースを付与した。この第
2段のインターレースによる200d−72f複合糸イ
ンターレース数は15ケ/mの交絡とすべくエアー圧を
4.7kg/cm2 に設定させた。撚取ローラにてチー
ズ形状に捲取った。得られた複合糸を実施例1と同じく
28ゲージトリコットホール機のパイル筬に使用しグラ
ンド糸はポリエステル仮撚2段加工糸200d−72f
を用い実施例と同様に経編地作成後同様の染色加工にて
異色立毛パイル布帛を得た。得られた立毛パイル布帛の
外観は分散染色立毛パイル部とカチオン可染立毛パイル
部とがお互いに粒状に隣接し、縞状のストリークが見ら
れない。極めて審美性の高い立毛パイル布帛となった。
【0011】比較例1 実施例2の同一の素材にて、本発明の単糸インターレー
スを省き異成分マルチフィラメントヤーン引揃え後、複
合糸の状態でエアー交絡インターレースを各々15目/
m及び30目/m与えた2種類の従来法による複合糸を
得、各々実施例2と全く同様の処方にて織成染色加工仕
上を施し2種類の異色立毛パイルシートを得た。2種共
異色感は見られるものの粒状ミックス部と混繊ミックス
部とが混在し実施例2とは比較にならぬ程審美成に乏し
い外観となり、本発明の効果を改めて認識出来た。
スを省き異成分マルチフィラメントヤーン引揃え後、複
合糸の状態でエアー交絡インターレースを各々15目/
m及び30目/m与えた2種類の従来法による複合糸を
得、各々実施例2と全く同様の処方にて織成染色加工仕
上を施し2種類の異色立毛パイルシートを得た。2種共
異色感は見られるものの粒状ミックス部と混繊ミックス
部とが混在し実施例2とは比較にならぬ程審美成に乏し
い外観となり、本発明の効果を改めて認識出来た。
【図1】 本発明により得られる複合糸の模式図。
A,B:単糸交絡糸。 Z:単糸交絡糸同士の交絡部。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに異成分の交絡混繊糸同士を引揃
え、次いで交絡処理を施した複合糸を用いて製編織させ
てなる立毛パイル布帛の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082829A JPH05247787A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 立毛パイル布帛の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082829A JPH05247787A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 立毛パイル布帛の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05247787A true JPH05247787A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13785292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082829A Pending JPH05247787A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 立毛パイル布帛の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05247787A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115148A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-19 | Unitica Fibers Ltd | 濃淡柄混在用の織編物 |
| JP2010053502A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-03-11 | Teijin Fibers Ltd | 立毛布帛および立毛布帛製品 |
| CN101463506B (zh) | 2008-10-28 | 2010-12-08 | 义乌华鼎锦纶股份有限公司 | 全消光聚酰胺6纤维及其制作方法 |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4082829A patent/JPH05247787A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115148A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-19 | Unitica Fibers Ltd | 濃淡柄混在用の織編物 |
| JP2010053502A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-03-11 | Teijin Fibers Ltd | 立毛布帛および立毛布帛製品 |
| CN101463506B (zh) | 2008-10-28 | 2010-12-08 | 义乌华鼎锦纶股份有限公司 | 全消光聚酰胺6纤维及其制作方法 |
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