JPH052484B2 - - Google Patents
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- JPH052484B2 JPH052484B2 JP28573989A JP28573989A JPH052484B2 JP H052484 B2 JPH052484 B2 JP H052484B2 JP 28573989 A JP28573989 A JP 28573989A JP 28573989 A JP28573989 A JP 28573989A JP H052484 B2 JPH052484 B2 JP H052484B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、木製の門扉あるいはドアの如き建具
類や家具類の構成部材、造作用および化粧ばり造
作用建材等に有用な複合集成材とその製造方法に
関する。
類や家具類の構成部材、造作用および化粧ばり造
作用建材等に有用な複合集成材とその製造方法に
関する。
(従来技術とその課題)
一般に集成材は、ひき板や小角材等の複数の木
材を繊維方向が互いに平行になる状態で組み合わ
せて接着により一体化したものであり、間伐材の
如き小径原木や製材・木工における派生材を利用
できることから木材資源の有効利用に貢献すると
ともに、原材料が小径寸であるために木材乾燥な
らびに薬剤処理を効率よく行え、且つ乾燥時の応
力解放が容易であり、また組み合わせによつて強
度の調整や原材料の欠点の分散を行える等の利点
がある。特に中空断面の集成材にあつては、軽量
で大径寸のものを提供できると共に、内部を電気
配線や各種金具等の取付けに利用できるという利
点がある。
材を繊維方向が互いに平行になる状態で組み合わ
せて接着により一体化したものであり、間伐材の
如き小径原木や製材・木工における派生材を利用
できることから木材資源の有効利用に貢献すると
ともに、原材料が小径寸であるために木材乾燥な
らびに薬剤処理を効率よく行え、且つ乾燥時の応
力解放が容易であり、また組み合わせによつて強
度の調整や原材料の欠点の分散を行える等の利点
がある。特に中空断面の集成材にあつては、軽量
で大径寸のものを提供できると共に、内部を電気
配線や各種金具等の取付けに利用できるという利
点がある。
しかしながら。従来の集成材では概して部材相
互を平坦面で接着していることから、特に中空断
面の集成材にあつては、接合面積が小さいために
接合強度が不充分となり、ねじれに対して弱いと
いう欠点がある上、全体としての強度も不充分と
なり、また集成に際して部材相互の位置決めに多
大な手間を要して生産性の劣り、位置ずれによる
不良品を生じ易く歩留りが低いという問題があつ
た。
互を平坦面で接着していることから、特に中空断
面の集成材にあつては、接合面積が小さいために
接合強度が不充分となり、ねじれに対して弱いと
いう欠点がある上、全体としての強度も不充分と
なり、また集成に際して部材相互の位置決めに多
大な手間を要して生産性の劣り、位置ずれによる
不良品を生じ易く歩留りが低いという問題があつ
た。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上述の事情に鑑み、部材相互の接合
強度が大きく、ねじれに対して強い上に、全体と
しての強度も大きく且つ軽量でありしかも部材相
互の位置決めを容易かつ確実に行うことができ生
産性に優れた複合集成材を提供することを目的と
している。
強度が大きく、ねじれに対して強い上に、全体と
しての強度も大きく且つ軽量でありしかも部材相
互の位置決めを容易かつ確実に行うことができ生
産性に優れた複合集成材を提供することを目的と
している。
上記目的を達成する手段として、本発明の請求
項1の複合集成材は、板面を対向して平行配置し
た複数枚の木質板状材と、これら板状材の間に長
手方向に沿つて介在する中空型材からなる中間材
とで構成され、該中間材とその両側の板状材の各
対接面にそれぞれ長手方向に沿う複数条の凹凸が
形成され、該中間材と両側の板条体とが上記凹凸
を相互に合掌嵌合して接着により嵌合一体化され
てなる構成を採用するものである。
項1の複合集成材は、板面を対向して平行配置し
た複数枚の木質板状材と、これら板状材の間に長
手方向に沿つて介在する中空型材からなる中間材
とで構成され、該中間材とその両側の板状材の各
対接面にそれぞれ長手方向に沿う複数条の凹凸が
形成され、該中間材と両側の板条体とが上記凹凸
を相互に合掌嵌合して接着により嵌合一体化され
てなる構成を採用するものである。
また、本発明の請求項2の複合集成材は、上記
請求項1の構成において、中空型材が軽金属、硬
質合成樹脂、セラミツクより選ばれる一種の押出
型材からなるものである。
請求項1の構成において、中空型材が軽金属、硬
質合成樹脂、セラミツクより選ばれる一種の押出
型材からなるものである。
更に本発明の請求項3の複合集成材は、上記請
求項1または2の構成において、対向する木質板
状材が同幅に設定され、これら板状材の少なくと
も片側の側縁部間に中間材の一部が突出してほぞ
を構成するものである。
求項1または2の構成において、対向する木質板
状材が同幅に設定され、これら板状材の少なくと
も片側の側縁部間に中間材の一部が突出してほぞ
を構成するものである。
また本発明の請求項4の複合集成材は、対向す
る木質板状材が同幅に設定され、これら板状材の
少なくとも片側の側縁部より中間材の一部が突出
してほぞを構成するものである。
る木質板状材が同幅に設定され、これら板状材の
少なくとも片側の側縁部より中間材の一部が突出
してほぞを構成するものである。
一方、本発明に係る複合集成材の製造方法は、
繊維方向が長手方向に沿う木質板状材の少なくと
も一ケ所に、長手方向に沿う複数条の凹凸を有す
る接合面部を形成する一方、中空型材からなる中
間材の平行二面に各々上記凹凸に対応した複数条
の凹凸を形成し、該中間材の凹凸両面をそれぞれ
接着剤を介して上記板状材の接合面に合掌嵌合さ
せることにより、板面を対向して平行配置した複
数板の板状材とこれら板状体間に介在する上記中
間材とを嵌合一体化することを特徴とするもので
ある。
繊維方向が長手方向に沿う木質板状材の少なくと
も一ケ所に、長手方向に沿う複数条の凹凸を有す
る接合面部を形成する一方、中空型材からなる中
間材の平行二面に各々上記凹凸に対応した複数条
の凹凸を形成し、該中間材の凹凸両面をそれぞれ
接着剤を介して上記板状材の接合面に合掌嵌合さ
せることにより、板面を対向して平行配置した複
数板の板状材とこれら板状体間に介在する上記中
間材とを嵌合一体化することを特徴とするもので
ある。
(作用)
板状材と中間材とが相互の凹凸の接着剤を介し
て合掌嵌合により接合一体化されることから、接
合部の接着面積が平坦面相互の接合に比較して著
しく増大し、大きな接合強度が得られると共に、
接合部での層間変位が上記合掌嵌合にて阻止され
る結果、板状材の対向間に複数本の中間材を介在
させて中空部を構成するもののように接合幅の小
さい集成構造でもねじれに対する大きな耐性が付
与される。また集成接合に際しては、上記凹凸を
合掌嵌合するだけで自動的に位置決めがなされ
る。
て合掌嵌合により接合一体化されることから、接
合部の接着面積が平坦面相互の接合に比較して著
しく増大し、大きな接合強度が得られると共に、
接合部での層間変位が上記合掌嵌合にて阻止され
る結果、板状材の対向間に複数本の中間材を介在
させて中空部を構成するもののように接合幅の小
さい集成構造でもねじれに対する大きな耐性が付
与される。また集成接合に際しては、上記凹凸を
合掌嵌合するだけで自動的に位置決めがなされ
る。
しかして、中間材自体が中空型材であるため、
これを用いることによつて複合集成材が軽量化
し、上記中空部を設けることによつて更なる軽量
化を図り得ると共に、部材品質が一定となつて凹
凸の形状、寸法、配置等の誤差による不良が防止
される。また中空型材として高強度のものを使用
できるので、複合集成材を全体として高強度にな
し得る。
これを用いることによつて複合集成材が軽量化
し、上記中空部を設けることによつて更なる軽量
化を図り得ると共に、部材品質が一定となつて凹
凸の形状、寸法、配置等の誤差による不良が防止
される。また中空型材として高強度のものを使用
できるので、複合集成材を全体として高強度にな
し得る。
このような中間材に用いる中空型材としては、
アルミニウムやそ合金の如き軽金属、硬質合成樹
脂、セラミツク等の剛性で且つ強靭な材料の押出
型材が好適である。また木質板状材としては、ひ
き割材等の単板の他にLVL材の如き積層材も使
用できる。
アルミニウムやそ合金の如き軽金属、硬質合成樹
脂、セラミツク等の剛性で且つ強靭な材料の押出
型材が好適である。また木質板状材としては、ひ
き割材等の単板の他にLVL材の如き積層材も使
用できる。
また、対向する木質板状材を同幅に設定した場
合において、中間材を両板状材の側端縁より内奥
に位置させることによつて溝が、同様に中間材を
上記側端縁より一部突出状に位置させることによ
つてほぞが、それぞれ長手方向に沿つて形成され
ることになる。この溝またはほぞを有する複合集
成材は、さね継ぎによつて他の部材あるいは対応
するほぞまたは溝を有する複合集成材と連結する
ことができる。
合において、中間材を両板状材の側端縁より内奥
に位置させることによつて溝が、同様に中間材を
上記側端縁より一部突出状に位置させることによ
つてほぞが、それぞれ長手方向に沿つて形成され
ることになる。この溝またはほぞを有する複合集
成材は、さね継ぎによつて他の部材あるいは対応
するほぞまたは溝を有する複合集成材と連結する
ことができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図、第2図で示す複合集成材M1は、二枚
の断面矩形で同幅で木質板状材1a,1aと、こ
れらの間に介在する二本の略角筒状の中空型材か
らなる中間材2aとで構成されている。なお、板
状材1aは繊維方向が長手方向に沿うものとなつ
ている(後述する複合集成材も全て同様である)。
の断面矩形で同幅で木質板状材1a,1aと、こ
れらの間に介在する二本の略角筒状の中空型材か
らなる中間材2aとで構成されている。なお、板
状材1aは繊維方向が長手方向に沿うものとなつ
ている(後述する複合集成材も全て同様である)。
しかして、両板状材1a,1aの対向面にはそ
れぞれ、両側部に偏するニケ所に各三本の断面逆
台形をなす凹条3aが長手方向に沿つて平行に刻
設されている。一方、両中間材2a,2aには、
平行二面つまり図示の上下面にそれぞれ上記凹条
3aに対応する断面台形をなす三本の凸条3bが
長手方向に沿つて平行に形成されている。この各
凸条3bは対応する凹条3aに完全に嵌入し得る
大きさ、形状、配置間隔に設定されており、集成
材M1は、板条材1a,1aと中間材2a,2a
とを各対接面において三対の凹条3aと凸3bが
合掌する状態で、接着剤を介して接合一体化する
ことによつて製作されており、内側に両板状材1
a,1aと中間材2a,2aとで囲まれた矩形の
中空部4が構成され、また両側面では両板状材1
a,1aと中間材2aの側面が面一になつてい
る。
れぞれ、両側部に偏するニケ所に各三本の断面逆
台形をなす凹条3aが長手方向に沿つて平行に刻
設されている。一方、両中間材2a,2aには、
平行二面つまり図示の上下面にそれぞれ上記凹条
3aに対応する断面台形をなす三本の凸条3bが
長手方向に沿つて平行に形成されている。この各
凸条3bは対応する凹条3aに完全に嵌入し得る
大きさ、形状、配置間隔に設定されており、集成
材M1は、板条材1a,1aと中間材2a,2a
とを各対接面において三対の凹条3aと凸3bが
合掌する状態で、接着剤を介して接合一体化する
ことによつて製作されており、内側に両板状材1
a,1aと中間材2a,2aとで囲まれた矩形の
中空部4が構成され、また両側面では両板状材1
a,1aと中間材2aの側面が面一になつてい
る。
なお、凹条3aと凸条3bとは、相互の嵌合状
態において、使用する接着剤の粘度や含浸性等の
性状に応じて該接着剤を存在させ且つ余剰分を排
出させるための僅かな間〓を形成し得るように寸
法設定することが望ましい。
態において、使用する接着剤の粘度や含浸性等の
性状に応じて該接着剤を存在させ且つ余剰分を排
出させるための僅かな間〓を形成し得るように寸
法設定することが望ましい。
第3図で示す複合集成材M2は、片側の凹条3
a群が若干中央寄りに位置した断面矩形で同幅の
二枚の木質板条材1b,1bと前記同様の二本の
中間材2a,2aとで構成されており、複合集成
材M1と同様に中空部4を有すると共に、片側面
に両板状材2b,2bの側縁部間に中間材1aの
側面を底とする溝5が形成されている。このよう
な集成材M2では、該溝5に嵌合するほぞを有す
る他の部材あるいは後記する複合集成材M3とさ
ね継ぎによつて連結することが可能であると共
に、やといざねの利用によつて同様の複合集成材
M2や溝を有する他の部材との連結も行える。
a群が若干中央寄りに位置した断面矩形で同幅の
二枚の木質板条材1b,1bと前記同様の二本の
中間材2a,2aとで構成されており、複合集成
材M1と同様に中空部4を有すると共に、片側面
に両板状材2b,2bの側縁部間に中間材1aの
側面を底とする溝5が形成されている。このよう
な集成材M2では、該溝5に嵌合するほぞを有す
る他の部材あるいは後記する複合集成材M3とさ
ね継ぎによつて連結することが可能であると共
に、やといざねの利用によつて同様の複合集成材
M2や溝を有する他の部材との連結も行える。
第4図で示す複合集成材M3は、複合集成材M
1と同様の二枚の木質板状材1a,1aおよび一
本の中間材2aと、幅広で両面の凸条3b群が片
側に偏して形成された断面長方形角筒状の中空型
材からなる中間材2bとで構成され、中空部4を
有すると共に、片側面には中間材2bが両板状材
2a,2aの側端縁より突出してほぞ6を形成し
ている。このような複合集成材M3では、ほぞ6
を利用して前記複合集成材M3の如き溝5を有す
る部材との連結が可能である。
1と同様の二枚の木質板状材1a,1aおよび一
本の中間材2aと、幅広で両面の凸条3b群が片
側に偏して形成された断面長方形角筒状の中空型
材からなる中間材2bとで構成され、中空部4を
有すると共に、片側面には中間材2bが両板状材
2a,2aの側端縁より突出してほぞ6を形成し
ている。このような複合集成材M3では、ほぞ6
を利用して前記複合集成材M3の如き溝5を有す
る部材との連結が可能である。
なお、上記複合集成所M2,M3では溝5ある
いはほぞ6を片側面のみに設けているが、両側面
に設けた複合集成材としてもよい。しかして、両
側面に溝5を有する複合集成材としては、例えば
第5図の複合集成材M4の如く、木質板状材1
c,1c間に、両面に各々2群の凸状3b群を有
する幅広で扁平な中空型材からなる一本の中間材
2cのみを介在させることにより、両側に溝5を
構成したものでもよい。
いはほぞ6を片側面のみに設けているが、両側面
に設けた複合集成材としてもよい。しかして、両
側面に溝5を有する複合集成材としては、例えば
第5図の複合集成材M4の如く、木質板状材1
c,1c間に、両面に各々2群の凸状3b群を有
する幅広で扁平な中空型材からなる一本の中間材
2cのみを介在させることにより、両側に溝5を
構成したものでもよい。
更に、例えば第6図で示す複合集成材M5のよ
うに、木質板状材1b,1bと中間材2a,2b
を用いることによつて一側に溝5を有して且つ他
側にほぞ6を有する中空型としてもよい。このよ
うに溝5とほぞ6を有する複合集成材M5は、図
示の左側に複合集成材M2,M4如き溝5を有す
る部材、同じく右側に複合集成材M3の如きほぞ
6を有する部材をそれぞれ連結できると共に、こ
の複合集成材M4と同様構造の溝5およびほぞ6
を有する部材を何本でも連結することが可能あ
る。従つて、例えば複数の複合集成材M5を連結
してその両側端にそれぞれ複合集成材M2,M3
を連結することにより、任意の幅の面板を作製で
きる。
うに、木質板状材1b,1bと中間材2a,2b
を用いることによつて一側に溝5を有して且つ他
側にほぞ6を有する中空型としてもよい。このよ
うに溝5とほぞ6を有する複合集成材M5は、図
示の左側に複合集成材M2,M4如き溝5を有す
る部材、同じく右側に複合集成材M3の如きほぞ
6を有する部材をそれぞれ連結できると共に、こ
の複合集成材M4と同様構造の溝5およびほぞ6
を有する部材を何本でも連結することが可能あ
る。従つて、例えば複数の複合集成材M5を連結
してその両側端にそれぞれ複合集成材M2,M3
を連結することにより、任意の幅の面板を作製で
きる。
第7図で示す集成材M6は、両板面のそれぞれ
両側部に凹条3a群を有する板状材1dを用い、
その両面にそれぞれ対向するように前記板状材1
a,1aを平行配置し、それぞれの対向間に中間
材2a,2aを介在させ、前記同様の接着剤を介
した合掌嵌合により接合一体化して二つの中空部
4,4を有する角柱状としたものであり、例えば
柱材として使用できる。無論、同様にして四枚以
上の板状材を平行配置した複合集成材とすること
も可能であり、また複合集成材M2〜M5と同様
に溝5やほぞ6を設ければ複数のさね継ぎによる
強固な組立物を製作できる。
両側部に凹条3a群を有する板状材1dを用い、
その両面にそれぞれ対向するように前記板状材1
a,1aを平行配置し、それぞれの対向間に中間
材2a,2aを介在させ、前記同様の接着剤を介
した合掌嵌合により接合一体化して二つの中空部
4,4を有する角柱状としたものであり、例えば
柱材として使用できる。無論、同様にして四枚以
上の板状材を平行配置した複合集成材とすること
も可能であり、また複合集成材M2〜M5と同様
に溝5やほぞ6を設ければ複数のさね継ぎによる
強固な組立物を製作できる。
一方、上述した集成材M1,M2,M3,M5
は対向する板状間に二本の中間材を介在させてい
るが、例えば第8図で示す複合集成材M7のよう
に広幅の板状材1eを用いて、対向間に三本以上
の中間材を介在させたものとしてもよい。
は対向する板状間に二本の中間材を介在させてい
るが、例えば第8図で示す複合集成材M7のよう
に広幅の板状材1eを用いて、対向間に三本以上
の中間材を介在させたものとしてもよい。
なお、この複合集成材M7は、四本の中間材2
aを介在して中央部に中空部4を有するため、鋸
7によつて中央部で仮想線の如く切断することに
より、前記第3図の溝5を有する複合集成材M2
が二本得られる。更に、同様の切断手段にて、第
8図の両側端の中間材2aに代えて同じく中間材
2bを使用した場合はは第6図の複合集成材M5
を二本製作できる。従つて、このような広幅の複
合集成材の切断方法によれば、各種の狭幅の複合
集成材を一本ずつ製作する方法に比較して工数を
大幅に低減できるという利点がある。
aを介在して中央部に中空部4を有するため、鋸
7によつて中央部で仮想線の如く切断することに
より、前記第3図の溝5を有する複合集成材M2
が二本得られる。更に、同様の切断手段にて、第
8図の両側端の中間材2aに代えて同じく中間材
2bを使用した場合はは第6図の複合集成材M5
を二本製作できる。従つて、このような広幅の複
合集成材の切断方法によれば、各種の狭幅の複合
集成材を一本ずつ製作する方法に比較して工数を
大幅に低減できるという利点がある。
ところで、上述の複合集成材M1〜M7のよう
な中空部4を利用してハウスオートメーシヨン等
に供する電気配線を行つたり、扉等に用いた場合
に取付金具、連動金具、施錠装置等を容易に組込
むことができ、また中空部4に断熱材を充填して
断熱性の壁材や床材等として用いることも可能と
なる。
な中空部4を利用してハウスオートメーシヨン等
に供する電気配線を行つたり、扉等に用いた場合
に取付金具、連動金具、施錠装置等を容易に組込
むことができ、また中空部4に断熱材を充填して
断熱性の壁材や床材等として用いることも可能と
なる。
また、本発明の複合集成材では、中間材による
継ぎ目部分が外部に露呈するのを避けるために、
側面部あるいは必要とあらば全周面部に化粧板を
貼着してもよい。その他、例えば第9図で示す複
合集成材M8のように、三枚の板状材1f,1
f,1gと四本の中間材2a……とを接合一体化
し、更にその両側面に構成される溝5を利用して
ほぞ8a付きの側板8を接着剤を介して嵌合一体
化することにより、中間材による継ぎ目を隠した
複合集成材としてもよい。
継ぎ目部分が外部に露呈するのを避けるために、
側面部あるいは必要とあらば全周面部に化粧板を
貼着してもよい。その他、例えば第9図で示す複
合集成材M8のように、三枚の板状材1f,1
f,1gと四本の中間材2a……とを接合一体化
し、更にその両側面に構成される溝5を利用して
ほぞ8a付きの側板8を接着剤を介して嵌合一体
化することにより、中間材による継ぎ目を隠した
複合集成材としてもよい。
第10図および第11図は本発明の複合集成材
の変形例を示す。第11図の複合集成材M9は、
対向配置する二対の板状材1a……を、断面十字
形で両側片部の各両面に凸状3b群を有する異形
筒状の中空型材からなる中間材2dによりさね継
ぎ方式で並列に連結一体化し、全体として広幅の
厚板状をなすようにしたものである。また第11
図の複合集成材10は、同様の二対の板状材1h
……を、両側縁部の各両面に凸条3b群を有する
扁平な中空型材からなる中間材2eによりやとい
ざね継ぎ方式で並列に連係したものである。これ
らにおいては、中間材2d,2eとして幅の異な
るものを使用することにより、それ以外の部材に
同じものを用いて複合集成材全体としての幅を調
整できる。
の変形例を示す。第11図の複合集成材M9は、
対向配置する二対の板状材1a……を、断面十字
形で両側片部の各両面に凸状3b群を有する異形
筒状の中空型材からなる中間材2dによりさね継
ぎ方式で並列に連結一体化し、全体として広幅の
厚板状をなすようにしたものである。また第11
図の複合集成材10は、同様の二対の板状材1h
……を、両側縁部の各両面に凸条3b群を有する
扁平な中空型材からなる中間材2eによりやとい
ざね継ぎ方式で並列に連係したものである。これ
らにおいては、中間材2d,2eとして幅の異な
るものを使用することにより、それ以外の部材に
同じものを用いて複合集成材全体としての幅を調
整できる。
なお、凹凸条3a,3bの断面形状は、例示し
た台形(凸側は逆台形)に限らず、U字形や三角
形等に種々設定変更可能であるが、合掌嵌合を容
易に行うために凸側の基部幅が頂部幅よりも大と
なる形状であることが望まれる。また、これら凹
凸条3a,3bの深さまたは高さ、本数、配置間
隔は任意に設定できる。更に板状材と中間材の凹
凸の関係を例示とは逆にすることも可能である
が、この場合には板状材の切削面積が大きくな
り、且つ中間材を肉厚にする必要があるため、無
駄が大きい。
た台形(凸側は逆台形)に限らず、U字形や三角
形等に種々設定変更可能であるが、合掌嵌合を容
易に行うために凸側の基部幅が頂部幅よりも大と
なる形状であることが望まれる。また、これら凹
凸条3a,3bの深さまたは高さ、本数、配置間
隔は任意に設定できる。更に板状材と中間材の凹
凸の関係を例示とは逆にすることも可能である
が、この場合には板状材の切削面積が大きくな
り、且つ中間材を肉厚にする必要があるため、無
駄が大きい。
以下に本発明の複合集成材を門扉およびドアの
構成部材として用いた応用例を示す。
構成部材として用いた応用例を示す。
第12図A〜C示す門扉9は、上枠10aと下
枠10bと左右側枠10c,10cとからなる矩
形周枠10の四周内縁に縁材11が装着され、上
下枠10a,10b間に該縁枠11,11を介し
て立子12……が平行に取付けられ、全体が格子
形に構成されている。しかして、上枠10aおよ
び左右側枠10c,10cには片側に溝5を有す
る前記第3図の如き複合集成材M2が使用され、
また下枠10bには二枚の板状材1i,1i間に
三本の中間材2aが介在して片側に同様の溝5を
有する複合集成材M11が使用される一方、縁材
11として断面T字形をなすものが使用されてお
り、各複合集成材M2,M11と縁材11とが前
者の溝5に後者のほぞ部11aを接着剤を介して
嵌合接着したさね継ぎ方式によつて連結され、な
お集成材M2,M11と縁材11との間に化粧目
地16が適宜形成されている。
枠10bと左右側枠10c,10cとからなる矩
形周枠10の四周内縁に縁材11が装着され、上
下枠10a,10b間に該縁枠11,11を介し
て立子12……が平行に取付けられ、全体が格子
形に構成されている。しかして、上枠10aおよ
び左右側枠10c,10cには片側に溝5を有す
る前記第3図の如き複合集成材M2が使用され、
また下枠10bには二枚の板状材1i,1i間に
三本の中間材2aが介在して片側に同様の溝5を
有する複合集成材M11が使用される一方、縁材
11として断面T字形をなすものが使用されてお
り、各複合集成材M2,M11と縁材11とが前
者の溝5に後者のほぞ部11aを接着剤を介して
嵌合接着したさね継ぎ方式によつて連結され、な
お集成材M2,M11と縁材11との間に化粧目
地16が適宜形成されている。
第13図A,Bで示すドア13は、前記第6図
の如き溝5とほぞ6とを有する複数本の集成材M
5を相互に連結して、その片側端に前記第3図の
如き溝5付き複合集成材M2、反対側端に前記第
4図の如きほぞ6付き集成材M3を連結すること
により、平坦な面板としたものである。また第1
4図A〜Cで示すドア14、縦長帯状のガラス板
15を二例上下の四ケ所に嵌装して装飾窓部14
aを構成したものであり、左右両側部に溝5付き
複合集成材M2、幅広の中央部に両側に溝5を有
する幅広の複合集成材M12、窓部15aの上下
及び中間に両側にほぞ6を有する複合集成材M1
3をそれぞれ用いており、各ガラス板15は複合
集成材M2,M12の溝部5,5間に嵌装されて
いる。
の如き溝5とほぞ6とを有する複数本の集成材M
5を相互に連結して、その片側端に前記第3図の
如き溝5付き複合集成材M2、反対側端に前記第
4図の如きほぞ6付き集成材M3を連結すること
により、平坦な面板としたものである。また第1
4図A〜Cで示すドア14、縦長帯状のガラス板
15を二例上下の四ケ所に嵌装して装飾窓部14
aを構成したものであり、左右両側部に溝5付き
複合集成材M2、幅広の中央部に両側に溝5を有
する幅広の複合集成材M12、窓部15aの上下
及び中間に両側にほぞ6を有する複合集成材M1
3をそれぞれ用いており、各ガラス板15は複合
集成材M2,M12の溝部5,5間に嵌装されて
いる。
なお、本発明の複合集成材は、上述のような門
扉やドアの如き建具の枠材、面板のほか、柱、
梁、床材、壁材の如き建材、家具用部材等の様々
な用途に好適に供される。
扉やドアの如き建具の枠材、面板のほか、柱、
梁、床材、壁材の如き建材、家具用部材等の様々
な用途に好適に供される。
(発明特有の効果)
本発明の複合集成材は、部材相互の接合強度が
大きく、接合幅が小さい部分を有するものでもね
じれに対して極めて強く、全体としての強度が大
きく上に軽量であり、また製作にあたつて部材相
互の位置決めを容易かつ確実に行え、高歩留りで
生産性に優れるという利点がある。また、この複
合集成材の中間材は型材からなるために単に一定
した部材品質のものを使用でき、凹凸の形状、寸
法、配置等の誤差による接合不良を生じる恐れが
なく、上り歩留りが向上する。
大きく、接合幅が小さい部分を有するものでもね
じれに対して極めて強く、全体としての強度が大
きく上に軽量であり、また製作にあたつて部材相
互の位置決めを容易かつ確実に行え、高歩留りで
生産性に優れるという利点がある。また、この複
合集成材の中間材は型材からなるために単に一定
した部材品質のものを使用でき、凹凸の形状、寸
法、配置等の誤差による接合不良を生じる恐れが
なく、上り歩留りが向上する。
しかして中間材の中間型材として請求項2で示
す材料を用いることにより、特に強靭な複合集成
材を提供できる。
す材料を用いることにより、特に強靭な複合集成
材を提供できる。
請求項3および4の複合集成材は、溝あるいは
ほぞを利用したさね継ぎ方式によつて同様の複合
集成材や他の部材と連結することが可能であり、
枠体や面板を始めとする各種の組立物の構成部材
として広く使用できる。
ほぞを利用したさね継ぎ方式によつて同様の複合
集成材や他の部材と連結することが可能であり、
枠体や面板を始めとする各種の組立物の構成部材
として広く使用できる。
また、請求項5の本発明方法によれば、構成部
材の定格化と工程の平準化が容易であり、上記請
求項および4のものを含めた様々な構造の本発明
の複合集成材を同様の手順によつて部材の組み合
わせを変えるだけで容易に製作でき、複合集成材
の量産化および製造自動化とそれによる製作コス
トの低減を図り得る。
材の定格化と工程の平準化が容易であり、上記請
求項および4のものを含めた様々な構造の本発明
の複合集成材を同様の手順によつて部材の組み合
わせを変えるだけで容易に製作でき、複合集成材
の量産化および製造自動化とそれによる製作コス
トの低減を図り得る。
第1図は本発明の一実施例に係る複合集成材の
分解斜視図、第2図は同複合集成材の断面図、第
3図〜第11図はいずれも本発明の他の実施例に
係る複合集成材の断面図、第12図Aは本発明の
複合集成材を用いた門扉の正面図、同図Bは同図
AのB−B線の断面矢視図、同図Cは同図AのC
−C線の断面矢視図、第13図Aは本発明の複合
集成材を用いたドアの正面図、同図Bは同図Aの
B−B線の断面図、第14図Aは本発明の複合集
成材を用いた他のドアの正面図、同図Bは同図A
のB−B線の断面図、同図Cは同図AのC−C線
の断面矢視図である。 M1〜M13……複合集成材、1a〜1i……
板状材、2a〜2e……木質中間材、3a……凹
条、3b……凸条、4……中空部、5……溝、6
……ほぞ。
分解斜視図、第2図は同複合集成材の断面図、第
3図〜第11図はいずれも本発明の他の実施例に
係る複合集成材の断面図、第12図Aは本発明の
複合集成材を用いた門扉の正面図、同図Bは同図
AのB−B線の断面矢視図、同図Cは同図AのC
−C線の断面矢視図、第13図Aは本発明の複合
集成材を用いたドアの正面図、同図Bは同図Aの
B−B線の断面図、第14図Aは本発明の複合集
成材を用いた他のドアの正面図、同図Bは同図A
のB−B線の断面図、同図Cは同図AのC−C線
の断面矢視図である。 M1〜M13……複合集成材、1a〜1i……
板状材、2a〜2e……木質中間材、3a……凹
条、3b……凸条、4……中空部、5……溝、6
……ほぞ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 板面を対向して平行配置した複数枚の木質板
状材と、これら板状材の間に長手方向に沿つて介
在する中空型材からなる中間材とで構成され、該
中間材とその両側の板状材の各対接面にそれぞれ
長手方向に沿う複数条の凹凸が形成され、該中空
材と両側の板状体とが上記凹凸を相互に合掌嵌合
して接着により接合一体化されてなる複合集成
材。 2 中空型材が軽金属、硬質合成樹脂、セラミツ
クより選ばれる一種の押出型材からなる請求項1
記載の複合集成材。 3 対向する木質板状材が同幅に設定され、これ
ら板状材の少なくとも片側の側縁部間に中間材の
側面を底面とする溝が構成されてなる請求項1ま
たは2記載の複合集成材。 4 対向する木質板状材が同幅に設定され、これ
ら板状材の少なくとも片側の側縁部より中間材の
一部が突出してほぞを構成する請求項1〜3のい
ずれかに記載の複合集成材。 5 繊維方向が長手方向に沿う木質板状材の少な
くとも一ケ所に、長手方向に沿う複数条の凹凸を
有する接合面部を形成する一方、中空型材からな
る中間材の平行二面に各々上記凹凸に対応した複
数条の凹凸を形成し、該中間材の凹凸両面をそれ
ぞれ接着剤を介して上記板状材の接合面に合掌嵌
合させることにより、板面を対向して平行配置し
た複数板の板状材とこれら板状体間に介在する上
記中間材とを接合一体化することを特徴とする複
合集成材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28573989A JPH03146306A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 複合集成材とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28573989A JPH03146306A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 複合集成材とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03146306A JPH03146306A (ja) | 1991-06-21 |
| JPH052484B2 true JPH052484B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=17695421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28573989A Granted JPH03146306A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 複合集成材とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03146306A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101867933B1 (ko) * | 2017-11-17 | 2018-06-20 | 주식회사디자인랜드 | 고무패드 샌드위치 일체형 탄성목재 및 그 제조방법 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28573989A patent/JPH03146306A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03146306A (ja) | 1991-06-21 |
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