JPH0524904B2 - - Google Patents

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JPH0524904B2
JPH0524904B2 JP60081479A JP8147985A JPH0524904B2 JP H0524904 B2 JPH0524904 B2 JP H0524904B2 JP 60081479 A JP60081479 A JP 60081479A JP 8147985 A JP8147985 A JP 8147985A JP H0524904 B2 JPH0524904 B2 JP H0524904B2
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JP
Japan
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formula
group
bis
quinazoline
halogen
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JP60081479A
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JPS60233065A (ja
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Tsuinku Rudorufu
Jon Furetsuchaa Ian
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
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Publication of JPH0524904B2 publication Critical patent/JPH0524904B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/136—Organic colour formers, e.g. leuco dyes
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/323—Organic colour formers, e.g. leuco dyes

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は色原体ビス−キナゾリン化合物、その
製造方法、および感圧または感熱記録材料中の発
色剤としてのその使用に関する。 本発明の新規ビス−キナゾリン化合物は下記一
般式(1)で表わされる。 式中、 環Aは非置換であるから、あるいはシアノ、ニ
トロ、ハロゲン、低級アルキル、フエニル、ベン
ジル、低級アルコキシ、または低級アルコキシカ
ルボニルによつて置換されている。 Qは、28乃至450の分子量を有する脂肪族基、
または多くとも10個の炭素原子を有する環式脂肪
族または芳香脂肪族基、 Yは、下記式の基 または (式中、 X1とX2とは互に独立的に水素、置換されてい
ないかまたはハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、
及び低級アルコキシから選ばれた基によつて置換
された多くとも12個の炭素原子を有するアルキ
ル、シクロアルキル、フエニル、ベンジル、また
はハロゲン、ニトロ、シアノ、低級アルコキシ、
または低級アルコキシ、または低級アルコキシカ
ルボニルによつて置換されたフエニルまたはベン
ジルを意味するか、あるいはX1とX2とはそれら
が結合している窒素原子と一緒で5員または6員
の、好ましくは飽和された、複素環式基を形成す
る、X3は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級
アルコキシ、または低級アルコキシカルボニル Zは水素、又は置換されていないかまたはハロ
ゲン、シアノ、または低級アルコキシによつて置
換された多くとも8個の炭素原子を有するアルキ
ル、シクロアルキル、またはベンジルを意味し、
そして ベンジル環Bは、置換されていないか、あるい
はシアノ、ハロゲン、低級アルキルたとえばメチ
ル、または低級アルコキシたとえばメトキシによ
つて置換されている、 環Dは、場合によつては環員としてさらに1つ
のヘテロ原子たとえば酸素、硫黄、または窒素を
含有し、そして非置換であるかあるいはハロゲ
ン、シアノ、ヒドロキシル、低級アルキル、低級
アルコキシ、C5−C6−シクロアルキル、ベンジ
ル、またはC3−C6−アルキレンによつて1回ま
たは置換基の種類によつては複数個C−置換され
ている水素化された5員または6員の窒素複数環
を意味する)を意味する。 上記ビス−キナゾリン化合物の置換基の定義に
おける低級アルキル及び低級アルコキシは、一般
に1乃至5個、好ましくは1乃至3個の炭素原子
を有する基または基部分を意味し、たとえば低級
アルキルはメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブ
チル、またはアミルを、低級アルコキシはメトキ
シ、エトキシ、イソプロポキシ、またはtert−ブ
トキシなどである。 Qが脂肪族基を意味する場合は、それは特にア
ルキレン基であり、これは置換されていないかま
たはハロゲン、特に塩素によつて置換されていて
もよい。アルキレン基は2乃至8個の炭素原子を
含有することができ、そして直鎖状でも分枝状で
もよい。2乃至5個の炭素原子を有しているアル
キレン基が好ましい。例示すれば下記の基であ
る: −CH2CH2−,
【式】
【式】
【式】−CH2CH2CH2−,
【式】
【式】−CH2CH2CH2CH2−,− CH2−(CH2)3−CH2−,
【式】− CH2−(CH2)4−CH2−または −CH2(CH2)6−CH2− 脂肪族炭化水素基としてのQは、酸素原子によ
つて中断されていてもよく、したがつてポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ま
たはポリブチレングリコールのようなポリアルキ
レングリコールの残基を意味することもできる。
この場合、好ましくはQは下記式の基を意味す
る: (Ia)−(CH2CH2O)―CH2CH2−または (式中、mは1乃至9、特に好ましくは1乃至
3、そしてsは1乃至5、好ましくは1または2
である)。 環式脂肪族基としてのQは、たとえば1,2−
シクロペンチレン基、1,2−シクロヘキシレン
基、1,3−シクロヘキシレン基、1,4−シク
ロヘキシレン基、または
【式】を意味する。 これらの環式脂肪族基は、1または2個のメチ
ル基を有することができる。 芳香脂肪族基としてのQは、例えば下記式の基
を意味する:
【式】
【式】 または
【式】 好ましくはQは脂肪族または環式脂肪族の基、
特に2乃至4個の炭素原子を有するアルキレン、
とりわけエチレンを意味する。 環Aはさらに置換されていないのが好ましい。
置換されている場合は、置換基としての特にハロ
ゲン、低級アルキル、または低級アルコキシ例え
ば塩素、メチル、イソプロピル、tert−ブチル、
またはメトキシが考慮される。ベンゼン環1つ当
りの置換基の数は好ましくは1または2である。 置換基X1およびX2がアルキル基を意味する場
合は、それは直鎖状でも分枝状でもよい。例を挙
げればメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、アミル、n−
ヘキシル、2−エチル−ヘキシル、n−オクチ
ル、イソオクチル、またはn−ドデシルである。 X1およびX2のアルキル基が置換されている場
合には、それは特にシアノアルキル、ハロゲンア
ルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキ
ルであり、アルキル部分は好ましくは2乃至4個
の炭素原子を有する。例示すればβ−シアノエチ
ル、β−クロロエチル、β−ヒドロキシルエチ
ル、β−メトキシエチル、またはβ−エトキシエ
チルである。 X1およびX2がシクロアルキルを意味する場合、
そのシクロアルキルの例はシクロペンチルまたは
好ましくはシクロヘキシルである。シクロアルキ
ル基は1個またはそれ以上のC1−C4−アルキル
基、好ましくはメチル基を含有しうる。好ましく
は全部で5乃至10個の炭素原子を有する。 X1およびX2のベンジル基およびフエニル基に
存在しうる好ましい置換基の例は、ハロゲン、シ
アノ、メチル、メトキシ、またはカルボメトキシ
である。このような芳香脂肪族または芳香族基の
例を挙げれば、メチルベンジル、クロロベンジ
ル、シアノフエニル、トリル、キシリル、クロロ
フエニル、メトキシフエニル、またはカルボメト
キシフエニルである。 X1とX2との両者がそれらが結合している窒素
原子と一緒で複素環式基を形成する場合(−
NX1X2)、その複素環式基の例としてはピロリジ
ノ、ピペリジノ、ピペコリノ、モルホリノ、チオ
モノホリノ、またはピペラジノたとえばN−メチ
ルピペラジノが挙げられる。−NX1X2が意味する
好ましい複素環式基は、ピロリジノ、ピペリジ
ノ、またはモルホリノである。 X1とX2とは互いに独立的に、好ましくは低級
アルキル、ベンジル、フエニル、低級アルキルフ
エニル、または低級アルコキシフエニルを意味す
る。X3は好ましくは水素、塩素、メチル、メト
キシ、またはエトキシを意味する。 環Bは非置換であるのが好ましい。置換してい
る場合はメチル基が置換基として好ましい。 環Dは好ましくは6員環であり、そして特に
1、2または3個のメチル基によつてC−置換さ
れているのが好ましい。 Zは好ましくは低級アルキル、ベンジル、また
はβ−シアノエチルである。 式(1)のビス−キナゾリン化合物のうちではYが
式(2a)の基を意味するのが好ましい。 実用上重要な色原体ビス−キナゾリン化合物は
下記式(3)で表わされるものである。 式中、 Q1は2乃至8個、好ましくは2乃至5個の炭
素原子を有する直鎖状または分枝状アルキレン基
または−(CH2CH2O)CH2CH2−の基(m1は1
乃至3)、 Y1は式 のアミノフエニル基、または式 の5−インドリニル基、または式 のテトラヒドロキノリニル基、または式 のテトラヒドロキノリニル基、または式 のベンゾモルホルノ基を意味する、 (上記式中、 X4とX5とは互に独立的に低級アルキル、シア
ノ低級アルキル、ベンジル、フエニル、低級アル
キルフエニル、または低級アルコキシフエニルを
意味するか、あるいは X4とX5とはそれらが結合している窒素原子と
一緒でピロリジノ、ピペリジノ、またはモルホリ
ノを意味し、 X6は水素、ハロゲン、低級アルキル、または
低級アルコキシ、 Z1は水素、C1−C8アルキル、C2−C6−アルコ
キシアルキル、β−シアノエチル、またはベンジ
ル、 Tは水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アル
コキシ、C1−C4−アシルアミノたとえばアセチ
ルアミノまたはプロピオニルアミノ、またはフエ
ニル、 T1およびT2はそれぞれ独立的に水素、ハロゲ
ン、ヒドロキシル、低級アルキル、または低級ア
ルコキシ、そして V1、V2、V3、およびV4は、それぞれ独立的に
水素、低級アルキル、シクロアルキル、またはベ
ンジルを意味するか;またはV1とV2とが一緒で、
あるいはV3とV4とが一緒でそれぞれアルキレン
を意味する)、そして 環A1は非置換であるか、あるいはシアノ、ハ
ロゲン、低級アルキル、フエニル、および低級ア
ルコキシからなる群から選択された1または2個
の置換基によつて置換されている。 式(3)のビス−キナゾリン化合物のうちでは、
Y1が式(3a)のアミノフエニル基を意味するも
のが好ましい。この場合、X4とX5とは低級アル
キルまたはベンジルであり、X6は好ましくは水
素である。Q1は好ましくは2乃至4個の炭素原
子を有するアルキレン、特にエチレンまたはプロ
ピレンである。また、Q1としては−CH2CH2−
O−CH2CH2−またはシクロヘキシレン基も好ま
しい。環A1は非置換であるのが好ましい。 Y1が式(3b)、(3c)、(3d)、または(3e)の基
を意味する式(3)のビス−キナゾリン化合物の場
合、N−置換基Z1は特にベンジル、β−シアノエ
チル、または1乃至8個の炭素原子を有するアル
キル、たとえばn−オクチル、n−ブチル、イソ
プロピル、あるいは特に好ましくはメチルまたは
エチルである。この場合他の置換基は好ましくは
下記のものである: Y1は特に式(3d)のテトラヒドロキノリン基、 Tは水素またはメチル、 T1は水素、メチル、ヒドロキシル、または塩
素、 T2は水素、メチル、またはエチル、 V1とV2とは水素またはメチル V3とV4とは低級アルキル、特に好ましくはそ
れぞれがメチル。 V1とV2の両者、またはV3とV4の両者が一緒で
アルキレンを意味する場合、それらは好ましくは
4または5個の炭素原子を有し、そして両者が結
合している炭素原子と一緒でシクロペンタン環ま
たはシクロヘキサン環を形成する。 格別に重要なビス−キナゾリン化合物は、 式 または特に式 の化合物である。 上記各式において、 Q2は直鎖状または分枝状の2乃至4個の炭素
原子を有するアルキレン、 −CH2CH2−O−CH2CH2−,(−CH2CH2O
−)2CH2CH2−,
【式】または
【式】 X7およびX8は、互に独立的に低級アルキルま
たはベンジルを意味するか、あるいは−NX7X8
でピペリジノを意味し、 X9は水素、メチル、メトキシ、またはエトキ
シ、 Z7は1乃至8個の炭素原子を有するアルキル、
β−シシアノエチル、またはベンジル、 T3、V5、及びV6はそれぞれ独立的に低級アル
キル、特にメメチルまたはエチル、 T4は水素またはメチル、 Wはハロゲン、メチル、メトキシ、または水素
を意味する。 式(5)においてQ2がC2−C4−アルキレン、好ま
しくはプロピレンまたは特にエチレン、あるいは
−CH2CH2−O−CH2CH2−を意味するビス−キ
ナゾリン化合物が特別に重要である。X7とX8と
は好ましくはベンジルまたは特に好ましくは低級
アルキルである。WとT4とは好ましくは水素で
ある。Q1は好ましくは
【式】である。 上記式(1)乃至(5)中での置換基に関する説明にお
けるハロゲンでは、例えばフツ素、臭素、酸素を
意味し、好ましくは塩素である。 式(1)の本発明によるビス−キナゾリン化合物
は、次のようにして製造される。すなわち、 式 (6) HO−Q−OH (式中、Qは前記の意味を有する)のジオール
化合物の11モルを、式 (式中、AおよびYは前記の意味を有し、Hal
はハロゲンたとえば臭素、フツ素または好ましく
は塩素を意味する)の4−ハロゲンキナゾリン化
合物の2モルと反応させるのである。 式(6)の化合物と式(7)の化合物との反応は、酸結
合剤たとえばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金
属炭酸塩、第三窒素塩基たとえばピリジンまたは
トリアルキルアミンの存在下、且つ好ましくは第
四アンモニウム塩たとえばテトラブチルアンモニ
ウムブロマイドの存在下、場合によつては有機溶
剤または水性−有機二相媒質中で還流温度におい
て有利に実施される。 溶剤としては例えば下記のものが考慮される: 環式脂肪族または芳香族炭化水素たとばシクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、またはキシレ
ン;塩素化炭化水素たとえばクロロホルム、塩化
エチレン、またはクロロベンゼン特にクロロベン
ゼン;エテールたとえばジエチルエーテルまたは
グリコールジメチルエーテル;環式エーテルたと
えばジオキサンまたはテトラヒドロフラン;なら
びにジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、またはアセトニトリ
ル。 式(7)のキナゾリン化合物との反応のための出発
物質として使用される式(6)のジオール化合物とし
て好ましいものは、下記式(8)および(9)の化合物で
ある: (8) HO−Q′−OH (式中、Q′は2乃至8個の炭素原子を有する
アルキレン、シクロヘキシレン、
【式】または
【式】 を意味する)、 (9) HO−(CH2−CH2−O)o−−H (式中、nは1乃至10、特に1乃至4である)。 式(6)の出発物質として有用なジオールの例を下
に示す: エチレングリコール、プロピレングリコール
(1,2)または(1,3)、ブチレングリコール
(1,3)、(1,4)、または(2,3)、2−メ
チル−プロパンジオール(1,3)、3−クロロ
−プロパンジオール(1,2)、2,2−ジメチ
ル−1,3−プロパンジオール、ネオペンチルグ
リコール、2,3−ブタンジオール(ピナコン)、
ペンタンジオール(1,5)、3−メチル−ペン
タンジオール(1,5)、2−メチル−ペンタン
ジオール(2,4)、ヘキサンジオール(1,6)
または(2,5)、オクタンジオール(1,8)、
シクロヘキサンジオール(1,2)、(1,3)、
または(1,4)、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタノール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ジブチレングリコール、4
−ヒドロキシルベンジルアルコール、4−ヒドロ
キシル−フエニルエタノール、または4−ヒドロ
キシルフエノキシエタノール。 式(7)の出発物質は、例えば式 の2−アミノ安息香酸アミドを、式 (11) Y−CHO のアルデヒドと反応させて、式 の1,2,3,4−テトラヒドロ−キナゾロン(4)
化合物を得、これを酸化して、式 の化合物に導き、次にそのキナゾリン系の複素環
式環に存在するヒドロキシル基を、たとえばジク
ロロベンゼン中オキシ塩化リン、またはジメチル
ホルムアミド中塩化チオニルを用いて、ハロゲン
原子で置換して式(7)の出発化合物を生成させるこ
とによつて製造することができる。生成された4
−ハロゲンキナゾリン化合物は単離することなく
そのままさらに使用することができる。 式(12)の反応生成物の式(R)の4−キナゾロン化合
物への酸化は、酸化剤を使用して実施される。適
当な酸化剤の例を挙げれば、クロム酸塩、重クロ
ム酸塩、塩素酸塩、亜鉛素酸塩、過酸化物たとえ
ば過酸化水素、二酸化マンガン、二酸化鉛、分子
状酸素、空気、過ホウ酸塩、過マンガン酸塩、亜
硝酸塩、塩素、臭素、特にクロラニールまたは亜
硫酸水素塩などである。 得られる4−キナゾロン化合物の収率および純
度の点から見た最良の結果は、酸化剤としてクロ
ラニールを使用した場合に得られる。亜硫酸水素
ナトリウムを用いて酸化を実施すると生態学的利
点が得られる。シンテシス(Synthesis)1981年
(1)、35頁に記載されている方法と同様な方法によ
つて、この酸化剤を用いて式(R)のキナゾロン化合
物が高純度かつ好収率で得られる。 式(7)の4−ハロゲンキナゾリン化合物および式
(R)の4−キナゾロン化合物ならびにそれらの製造
方法は、例えば欧州特許第33716号に記載されて
いる。 式(1)乃至(5)のビス−キナゾリンは通常無色であ
るかまたはせいぜい僅かに着色しているていどで
ある。この発色剤を好ましくは酸性顕色剤すなわ
ち電子受容体と接触させると、濃い黄色またはオ
レンジ色に発色し、その色は極めて耐光堅牢かつ
特に昇華堅牢である。従つて本発明のビス−キナ
ゾリンは他の公知発色剤、たとえば3,3−(ビ
ス−アミノフエニル)−フタリド、3−インドリ
ル−3−アミノフエニル−アザフタリド、3,3
−(ビス−インドリル−)フタリド、3−アミノ
フルオラン、2,6−ジアミノフルオラン、ロイ
コオーラン、スピロピラン、スピロジピラン、ク
ロメノインドール、クロメノピラゾール、フエノ
キサジン、フエノチアジン、モノキナゾリン、カ
ルバゾリルメタン、またはその他のトリアリール
メタンロイコ染料の1種またはそれ以上と組み合
わせて青、灰色、または黒の発色を得るために非
常に有用な化合物である。 式(1)乃至(5)のビス−キナゾリンはフエノール系
基材上でも、あるいはまたとくに活性化粘土の上
でも非常に高い濃度、耐光堅牢性、および昇華堅
牢性を有する色を発色する。本発明のビス−キナ
ゾリンは特に複写材料や記録材料の形態で在りう
る感熱またはとくに感圧記録材料の中に即時
(schnell)発色性発色剤として使用するのに好適
である。 本発明の化合物はカプセル油に極めて良く溶け
るという特徴を有する。 感圧記録材料はたとえば少なくとも1対のシー
トから構成され、そのシートは有機溶剤に溶解し
た式(1)乃至(5)の少なくとも1種の発色剤ならびに
顕色剤としての電子受容体を含んでいる。 顕色剤の代表例としては次のものが挙げられ
る。 活性粘土物質たとえばアタパルガス粘土、酸性
粘土、ベントナイト、モンモリロナイト、活性化
粘土たとえば酸活性化ベントナイトまたはモンモ
リロナイト、さらにはゼオライト、ハロサイト、
二酸化珪素、酸化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、リン酸アルミニウム、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、
活性化カオリン、あるいはその他の任意の粘土。
その他顕色剤は酸性有機化合物たとえば置換され
ていないかまたは環置換されたフエノール、サリ
チル酸またはサリチル酸エステルおよびそれらの
金属塩、さらには酸性重合体材料たとえばフエノ
ール系重合体、アルキルフエノールアセチレン樹
脂、マレイン酸ロジン樹脂、あるいは部分的また
は完全に加水分解されたマレイン酸とスチレン、
エチレンまたはビニルメチルエーテルとの重合
体、またはカルポキシポリメチレン。さらにこれ
らの重合体化合物の混合物も使用できる。特に好
ましい顕色剤は、酸性粘土、サリチル酸亜鉛、ま
たはp−置換フエノールとホルムアルデヒドとの
縮合生成物である。最後に挙げた縮合生成物は亜
鉛を含有していてもよい。 上記顕色剤にはさらに付加的に他の、それ自体
は反応性を有しないかまたは殆ど有しないピグメ
ントあるいはその他の助剤たとえばシリカゲルま
たは紫外線吸収剤たとえば2−(2−ヒドロキシ
フエニル)ベンゾトリアゾルなどを配合添加する
ことができる。このような目的のためのピグメン
トの例としては、タルク、二酸化チタン、酸化亜
鉛、チヨーク、粘土たとえばカオリン、および有
機顔料たとえば尿素−ホルムアルデヒド縮合物
(BET表面積2−75m2/g)、またはメラミン−
ホルムアルデヒド縮合生成物があげられる。 本発色剤は、それが電子受容体と接触した箇所
に着色マークを与える。感圧記録材料中に存在し
ている発色剤が早まつて活性化されるのを防止す
るため、通常は発色剤を電子受容体から分離して
おく。これは発色剤を発泡構造体、スポンジ構造
体、またはハネーカム構造体の中に入れておくこ
によつて都合良く実現できる。より好ましいのは
発色剤を一般に圧力によつて破壊可能なマイクロ
カプセルに封入する方法である。 そのマイクロカプセルがたとえば鉛筆による圧
力によつて破壊されると、発色剤溶液が電子受容
体が塗布されている隣接シートに転移し、そして
その地点が発色する。この色は、その際生じた色
素が電磁スペクトルの可視領域の光線を吸収する
ことから結果したものである。 発色剤は好ましくは有機溶剤に溶解した溶液の
形態でマイクロカプセルに封入される。適当な溶
剤は好ましくは非揮発性のものであり、下記にそ
の例を示す。 ポリハロゲン化パラフインまたはポリハロゲン
化ジフエニル、たとえばクロロパラフイン、モノ
クロロジフエニルまたはトリクロロジフエニル、
さらにはトリクレシルホスフエート、ジ−n−ブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、トリク
ロロベンゼン、トリクロロエチルホスフエート、
芳香族エーテルたとえばベンジルフエニルエーテ
ル、炭化水素油たとえばパラフインまたはケロシ
ン、ジフエニル、ジフエニルアルカン、ナフタリ
ン、またはテルフエニルのたとえばイソプロピ
ル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチ
ルによつてアルキル化された誘導体;ジベンジト
ルエン、テルフエニル部分水素化テルフエニル、
ベンジル化キシレン、モノ乃至テトラメチル化ジ
フエニルアルカン類またはその他の塩素化または
水素化、縮合芳香族炭化水素類。発色に最適の溶
解度を得るため、即時かつ濃厚な発色のためおよ
びマイクロカプセル化に好都合な粘土を得るため
にしばしば異種溶剤の混合物、とくにパラフイン
油またはケロシンとジイソプロピルナフタリンま
たは部分水素化テルフエニルとの混合物が使用さ
れる。 カプセル壁は発色剤溶液の液滴の周囲にコアセ
ルベージヨン力によつて一様的に形成することが
できる。この際、カプセル材料はたとえばゼラチ
ンとアラビアゴムとから構成される。このような
カプセル材料はたとえば米国特許第2800457号明
細書に記載されている。またカプセルはアミノプ
ラストまたは変性アミノプラストから重縮合によ
つて好ましく形成することができる。これについ
ては英国特許第989264号、1156725号、1301052
号、および1355124号明細書に記載がある。界面
重合によつて形成されたマイクロカプセルたとえ
ばポリエステル、ポリカーボネート、ポリスルホ
ンアミド、ポリスルホナート、特にポリアミドま
たはポリウレタンから形成されたマイクロカプセ
ルも同様に適当である。 式(1)乃至(5)の発色剤を含有しているマイクロカ
プセルは、公知各種の感圧記録材料の製造のため
に使用されうる。かかる感圧記録材料系の種類の
相違は、実質的にカプセルの配置、発色反応体お
よび支持材料の種類と配置による。 好ましい構成の1つはカプセル封入された発色
剤を転写シートの裏側に1つの層の形に存在さ
せ、そして被転写シート(複写を受け取る方のシ
ート)の表側に1つの層の形に電子受容体を存在
させた構成である。 いま1つの構成は発色剤を含有しているマイク
ロカプセルと顕色剤との両者を同一のシート内ま
たは上に1層または多層の形状で存在させるかあ
るいは紙パイプ内に存在させたものである。 カプセルは好ましくは適当な接着剤を用いて支
持体に固定される。紙が最も好ましい支持材料で
あるので、接着剤は主として紙塗布剤たとえばア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、ヒドロキシ
メチルセルロース、カゼイン、メチルセルロー
ス、デキストリン、でんぷんまたはでんぷん誘導
体、あるいは重合体ラテツクスである。重合体ラ
テツクスの例はブタジエン−スチレン共重合体、
またはアクリル単独重合体または共重合体であ
る。 紙としてはセルロース繊維からなる普通紙ばか
りでなく、セルロース繊維が合成重合体の繊維に
よつて(部分的または完全に)代替されている紙
も使用できる。 式(1)乃至(5)の化合物は熱反応性記録材料の発色
剤としても使用される。熱反応性記録材料すなわ
ち感熱記録材料は一般に少なくとも1つの層支持
体、発色剤、電子受容体および場合によつてはま
た結合剤および/またはワツクスとを含有してな
る。 熱反応性記録材料系には、たとえば感熱記録お
よび複写材料および感熱記録および複写紙が含ま
れる。このような感熱記録材料系は、たとえば電
子計算機、テレプリンター、テレタイプなどで情
報の記録のために使用され、またたとえば心電図
等の記録測定装置での情報の記録のために使用さ
れる。像作成(マーキング)は、加熱ペンによる
手書きでも実施される。熱によるマーキングの別
の手段はレーザービームである。 熱反応性記録材料は、発色剤を第1の結合剤層
に溶解または分散させ、そして第2の層の結合剤
の中に顕色剤を溶解または分散させることによつ
て構成することができる。別の構成として発色剤
および顕色剤の両者を1つの層の中に分散するこ
ともできる。結合剤は加熱によつて特定領域内で
軟化し、そして熱が印加された地点で発色剤と電
子受容体との接触が起こり即座に所望の色が発色
する。 顕色剤としては感圧記録紙に使用されるものと
同じ電子受容体が適する。顕色剤の例としては既
に前記した鉱物粘土ならびにフエノール樹脂また
は特にフエノール系化合物たとえばドイツ特許
1251348号明細書に記載されているような化合物
が挙げられる。例示すれば次のものである: 4−tert−ブチルフエノール、4−フエニルフ
エノール、メチレンビス−(2−メチルフエノー
ル)、4−ヒドロキシジフエニルエーテル、α−
ナフトール、β−ナフトール、4−ヒドロキシ−
ジフエニルスルホン、4−ヒドロキシ安息香酸メ
チルエステルまたはベンジルエステル、4−ヒド
ロキシアセトフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−
ジフエニル、4,4′−イソプロピリデンフエノー
ル、4,4′−イソプロピリデン−ビス−(2−メ
チルフエノール)、2,2′−メチレン−ビス−(4
−フエニルフエノール)、4,4′−ビス−(ヒドロ
キシフエニル)−吉草酸、ハイドロキノン、ピロ
ガロール、フロログルシン、p−,m,o−ヒド
ロキシ安息香酸、没食子酸、1−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸、およびホウ酸、ならびに有機酸、
好ましくは脂肪族ジカルボン酸たとえば酒石酸、
シユウ酸、マレイン酸、クエン酸、シトラコン
酸、またはコハク酸。 感熱記録材料の製造のためには、溶融可能な膜
形成性結合剤を使用するのが好ましい。このよう
な結合剤は通常水溶性であり、これに対して本ビ
ス−キナゾリンおよび顕色剤は水に難溶性または
不溶解性である。結合剤は室温で発色剤および顕
色剤を分散させかつ固定させうるものでなければ
ならない。 熱が作用したときに結合剤は軟化または溶融し
て、発色剤が顕色剤と接触して発色することがで
きる。水溶性または少なくとも水で湿潤可能な結
合剤はたとえば親水性重合体たとえばポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニル
ピロリドン、ゼラチン、でんぷん、またはエステ
ル化コーンでんぷんである。 発色剤と顕色剤とが別々の層に存在する場合
は、水に不溶性の結合剤すなわち非極性または弱
極性溶剤に可溶な結合剤、たとえば天然ゴム、合
成ゴム、塩素化ゴム、アルキド樹脂、ポリスチレ
ン、スチレン/ブタジエン混合重合体、ポリメチ
ルアクリレート、エチルセルロース、ニトロセル
ロース、およびポリビニルカルバゾル等も使用で
きる。しかし、発色剤と顕色剤とが1つの層の水
溶性結合剤内に存在する構成がより好ましい。 熱反応性記録材料の熱反応層内にはその他の添
加物を含有させることができる。たとえば白色度
の向上、紙の印刷性の向上、あるいはまた加熱ペ
ンの粘着防止の目的で、その層にタルク、二酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化ア
ルミニウム炭酸カルシウム(たとえばチヨーク)、
粘土または有機ピグメントたとえば尿素−ホルム
アルデヒド重合体を含有させておくことができ
る。また限定された温度範囲内でのみ発色が起こ
るようにするために、尿素、チオ尿素、ジフエニ
ルチオ尿素、アセトアミド、アセトアニリド、ス
テアリン酸アミド、無水フタル酸、金属ステアリ
ン酸塩例えばステアリン酸亜鉛、フタル酸ニトリ
ル、ジメチルテレフタレートのごとき物質、また
は対応する発色剤と顕色剤との同時溶融をもたら
すような適当な可融性物質を添加することができ
る。サーモグラフ記録材料は、ワツクスたとえば
カルナバワツクス、モンタナワツクス、パラフイ
ンワツクス、ポリエチレンワツクス、あるいは高
級脂肪酸アミドとホルムアルデヒドとの縮合生成
物、または高級脂肪酸とエチレンジアミンとの縮
合生成物などを含有するのが好ましい。 以下本発明を説明するための実施例を記す。実
施例中のパーセントは別途記載のない限り重量パ
ーセントである。 実施例 1 下記式のキナゾロン化合物29.3gをキシレン
(異性体混合物、沸点138−142℃)70gに溶解し、
90℃でオキシ塩化リン16gを加える。 この反応混合物を上記温度で1時間撹拌する。
下記式の4−クロロ−2−(4′−ジエチアミノフ
エニル)−キナゾリン化合物る濃赤色溶液を得る。 この溶液を、エチレングリコール3.1g、水酸
化ナトリウム溶液(50%)100g、およびテトラ
ブチルアンモニウムブロマイド1gの懸濁物に滴
下する。ついで還流下、1時間この懸濁物を撹拌
し、そして90℃で150mlの水を加える。キシレン
相を分離して熱湯で数回洗う。このあと、そのキ
シレン相を撹拌しながら冷却する。そして35℃の
温度でメタノール100gを添加する。この際、生
成物が晶析するので、これを15〜20℃で別し、
メタノールと水とで洗い、そして乾燥する。しか
して下記式のビス−キナゾリン化合物22gが得ら
れる。 融点:189〜190℃ ε:438nmにおいて81300(95%酢酸中で測定) この発色剤は、酸性粘土で濃い黄色に発色し、
その色は耐光堅牢性が良好で、昇華堅牢性が優秀
であつた。 このビス−キナゾリン化合物の、酸性粘土塗工
紙上での反射最大値は464nmである。 実施例1と同様に実施して次の表に記載した下
記式のビス−キナゾリデ化合物が対応する出発物
質を使用して得られた。
【表】
【表】 実施例 15 下記式のキナゾロン化合物17gを90℃で50gの
トルエンに懸濁する。 90℃の温度で30分間に亘つてオキシ三塩化リン
8gを添加して塩素化する。生じた下記式の化合
物の赤色反応溶液をさらに1時間85乃至90℃で撹
拌する。 次にこの溶液を、エチレングリコール1.6g、
水酸化ナトリウム溶液(50%)30g、およびテト
ラブチルアンモニウムブロマイド1gの懸濁物に
滴下する。 このエマルジヨンを90〜95℃で2時間撹拌し、
トルエン相を分離し、これを水で洗い、そして40
℃でメタノール80gを添加して生成物を晶析させ
る。結晶を15℃で過し、メタノールで洗つて乾
燥する。かくして下記式の実質上無色のビス−キ
ナゾリン化合物10.1gを得る。 トルエン/ソプロピルアルコーク:3混合物か
ら再結晶すると、融点228〜229℃の純粋生成物が
得られる。この発色剤は、酸性粘土上で良好な耐
光堅牢性を有する黄色を発色する。さらに、この
発色剤は優秀な昇華堅牢性を示す。 実施例 16 感圧記録紙の製造 式(21)のビス−キナゾリン化合物3gを部分
水素化したテルフエニル80gとケロシン17gとの
混合物に溶解した溶液を、それ自体公知の方法で
ゼラチンとアラビアゴムとを用いてコアセルベー
シヨンによりマイクロカプセル化し、このマイク
ロカプセルをでんぷん溶液と混合し、そして1枚
のシートに塗布した。第2の紙シートには、その
表側に酸活性化ベント)イトを顕色剤として塗布
した。第1のシートと第2のシートとを両方の塗
布層が互いに隣接するように重ね合わせた。第1
のシートの上に手書き又はタイプライターで圧力
を印加したところ、顕色剤が塗布されていた第2
シート上に即座に濃い黄色複写が現われた。この
黄色複写は昇華堅牢性および耐光堅牢性が優れて
いた。 前記製造実施例2乃至15に記載した(22)の発
色剤を使用した場合にも、それぞれ上記と同様な
昇華堅牢かつ耐光堅牢な濃い黄色複写が得られ
た。 実施例 17 実施例16で使用した式(21)のビス−キナゾリ
ンの代わりに下記組成の混合物を使用し、その他
は実施例16と全く同様に操作を実施した。 3,3−ビス−(4′−ジメチルアミノフエニル)
−6−ジメチルアミノ−フタリド ……1.4g N−ブチルカルバゾル−3−イル−ビス−
(4′−N−メチル−N−フエニルアミノ−フエ
ニル)メタン ……1.0g 式(21)のビス−キナゾリン化合物 ……0.6g 3,3−ビス−(N−n−オクチル−2′−メチ
ルインドール−3′−イル−)フタリド
……0.5g 得られた感圧記録材料に手書きまたはタイプライ
ターで圧力を印加したところ濃い、耐光堅牢な黒
色複写が得られた。 実施例 18 式(21)のビス−キナゾリン1gをトルエン17
gに溶解した。この溶液に撹拌しながらポリ酢酸
ビニル12g、炭酸カルシウム8g、および二酸化
チタン2gを添加した。得られた懸濁物を1:1
の重量比でトルエンで希釈し、そして1枚の紙シ
ートに10μmの厚さにナイフで塗布した。この紙
シートの上に第2の紙シートを重ねて置いた。こ
の第2のシートの裏側にはアミドワツクス1部、
ステアリンワツツクス1部、および塩化亜鉛1部
の混合物が予め3g/m2の塗布量で塗布されてい
た。手書きまたはタイプライターで上側のシート
に圧力を加えたところ、発色剤を塗布した方のシ
ートに即座に濃い、昇華堅牢かつ耐光堅牢な黄色
が発色した。 実施例 19 感熱記録材料の製造 第1のボールミルの中で、4,4′−イソプロピ
リデンジフエノール(ビスフエノールA)32g、
エチレンジアミンのジステアリルアミド3.8g、
カオリン39g、88%まで加水分解されたポリビニ
ルアルコール20g、および水500mlを粒子サイズ
が約5μmとなるまですりつぶした。第2のボール
ミルの中で式(21)の化合物6g、88%まで加水
分解されたポリビニルアルコール3g、および水
60mlを約3μmの粒子サイズとなるまですりつぶし
た。 上記2つの分散物を一緒にし、1枚の紙の上に
乾燥塗布量5.5/m2だけ塗布した。この紙に加熱
したボールペンを接触させたところ濃い黄色マー
クが得られ、これは極めて優れた昇華堅牢性を有
していた。 製造実施例2乃至15に記載した式(22)の発色
剤を使用した場合にもそれぞれ濃い、耐光堅牢な
黄色マークが上記例と同様に得られた。 実施例 20 ボールミルの中で式(21)のビス−キナゾリン
化合物2.7g、N−フエニル−N′−(1−ヒドロキ
シ−2,2,2−トリクロロエチル)−尿素24g、
ステアリン酸アミド16g、88%まで加水分解され
たポリビニルアルコール59g、および水58mlを粒
子サイズが2〜5μmとなるまですりつぶした。得
られた懸濁物を1枚の紙の上に5.5g/m2の乾燥
塗布量で塗布した。この紙に加熱ボールペンを接
触させたところ濃い、昇華堅牢かつ耐光堅牢な黄
色マークが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、 環Aは非置換であるか、あるいはシアノ、ニト
    ロ、ハロゲン、低級アルキル、フエニル、ベンジ
    ル、低級アルコキシ、又は低級カルボニルによつ
    て置換されている、 Qは28乃至450の分子量を有する脂肪族基、又
    は多くとも10個の炭素原子を有する環式脂肪族又
    は芳香脂肪族基、 Yは式 又は (式中、 X1とX2とは互に独立的に水素、置換されてい
    ないか又はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、及
    び低級アルコキシから選ばれた基によつて置換さ
    れた多くとも12個の炭素原子を有するアルキル、
    シクロアルキル、フエニル、ベンジル、又はハロ
    ゲン、ニトロ、シアノ、低級アルコキシ、又は低
    級アルコキシカルボニルによつて置換されたフエ
    ニル又はベンジルを意味するか、あるいは、 X1とX2とはそれらが結合している窒素原子と
    一緒で5員又は6員の複素環式基を形成する、 X3は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、又は低級アルコキシカルボニルを意味
    する、 Zは水素、又は置換されていないか又はハロゲ
    ン、シアノ、又は低級アルコキシによつて置換さ
    れた多くとも8個の炭素原子を有するアルキル、
    シクロアルキル、又はベンジルを意味し、そして ベンゼン環Bは、置換されていないか、あるい
    はシアノ、ハロゲン、低級アルキル、又は低級ア
    ルコキシによつて置換されており、環Dは非置換
    又はハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、低級アル
    キル、低級アルコキシ、C5−C6シクロアルキル、
    ベンジル、又はC3−C6アルキレンからにる群か
    ら選ばれた1個又はそれ以上の同一又は異なつた
    置換基によつてC−置換された水素化5員又は6
    員窒素複素環糸を意味する)の基を意味する〕の
    色原体ビス−キナゾリン。 2 式(1)中のYが式(2b)の基を意味する特許
    請求の範囲第1項に記載のビス−キナゾリン。 3 式(2a)中のX1とX2とが互いに独立的に低
    級アルキル、ベンジル、フエニル、低級アルキル
    フエニル、又は低級アルコキシフエニルを意味す
    る特許請求の範囲第2項に記載のビス−キナゾリ
    ン。 4 式(1)中のYが、Zが低級アルキル、ベンジ
    ル、又はβ−シアノエチルである式(2b)の基
    を意味する特許請求の範囲第1項に記載のビス−
    キナゾリン。 5 式(1)中のYが、環Dが6員環である式(2b)
    の基を意味する特許請求の範囲第1項に記載のビ
    ス−キナゾリン。 6 式(1)中のQがC2−C4アルキレンを意味する
    特許請求の範囲第1項に記載のビス−キナゾリ
    ン。 7 式 〔式中、 Q1は2乃至8個の炭素原子を有する直鎖状又
    は分枝状のアルキレン基又は−(CH2CH2O)n1−
    CH2CH2−の基を意味し、 Y1は式 のアミノフエニル基、又は式 の5−インドリニル基、又は式 のテトラヒドロキノリニル基、又は式 のテトラヒドロキノリニル基、又は式 のベンゾモルホリノ基 (上記式において、 m1は1乃至3の数、 X4とX5とは互に独立的に低級アルキル、シア
    ノ低級アルキル、ベンジル、フエニル、低級アル
    キルフエニル、又は低級アルコキシフエニルを意
    味するか、又はX4とX5とはそれらが結合してい
    る窒素原子と一緒でピロリジノ、ピペリジノ、又
    はモルホリノを意味し、 X6は水素、ハロゲン、低級アルキル、又は低
    級アルコキシ、 Z1は水素、C1−C8アルキル、C2−C6アルコキ
    シアルキル、β−シアノエチル、又はベンジルを
    意味し、 Tは水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アル
    コキシ、C1−C4アシルアミノ、又はフエニル、 T1とT2とはそれぞれ独立的に水素、ハロゲン、
    ヒドロキシル、低級アルキル、又は低級アルコキ
    シを意味し、そして V1、V2、V3及びV4は、それぞれ独立的に水
    素、低級アルキル、シクロアルキル、又はベンジ
    ルを意味するか;又はV1とV2とが一緒、又はV3
    とV4とが一緒でそれぞれアルキレンを意味する)
    を意味し、そして 環A1は非置換であるか、あるいはシアノ、ハ
    ロゲン、低級アルキル、フエニル、及び低級アル
    コキシからなる群から選択された1又は2個の置
    換基によつて置換されている〕の特許請求の範囲
    第1項に記載のビス−キナゾリン。 8 式(3)中のY1が式(3a)の基を意味する特許
    請求の範囲第7項に記載のビス−キナゾリン。 9 式(3a)中のX4とX5とが低級アルキル又は
    ベンジルであり、そしてX6が水素を意味する特
    許請求の範囲第8項に記載のビス−キナゾリン。 10 式(3)中のQ1が2乃至5個の炭素原子を有
    するアルキレンを意味する特許請求の範囲第7項
    に記載のビス−キナゾリン。 11 式(3)中の環A1が非置換である特許請求の
    範囲第7項に記載のビス−キナゾリン。 12 式(3)中のY1が式(3d)の基を意味する特
    許請求の範囲第7項に記載のビス−キナゾリン。 13 式 (式中、 Q2は直鎖状又は分枝状の2乃至4個の炭素原
    子を有するアルキレン基、 −CH2CH2−O−CH2CH2−、−(CH2CH2O)2
    −CH2CH2−、【式】 【式】又は 【式】 X7とX8とは低級アルキル又はベンジル、又は
    −NX7X8がピペリジノ、 X9は水素、メチル、メトキシ、又はエトキシ、
    そして Wは水素、ハロゲン、メチル、又はメトキシを
    意味する)の特許請求の範囲第1項に記載のビス
    −キナゾリン。 14 式(5)中のQ2が2乃至4個の炭素原子を有
    するアルキレン又は−CH2CH2−O−CH2CH2−
    であり、X7とX8とが低級アルキルであり、そし
    て X9とWとが水素を意味する特許請求の範囲第
    13項に記載のビス−キナゾリン。 15 式(5)中のQ2が である特許請求の範囲第13項に記載のビス−キ
    ナゾリン。 16 式(5)中のQ2がエチレン又はプロピレンで
    ある特許請求の範囲第13項に記載のビス−キナ
    ゾリン。 17 式 (式中、 Q2は直鎖状又は分枝状の2乃至4個の炭素原
    子を有するアルキレン又は −CH2CH2−O−CH2CH2− Z2は1乃至8個の炭素原子を有するアルキル、
    β−シアノエチル、又はベンジル、 T3、V5、及びV6はそれぞれ独立的に低級アル
    キル、 T4は水素又はメチル、そして Wは水素、メチル、又はメトキシを意味する)
    の特許請求の範囲第1項に記載のビス−キナゾリ
    ン。 18 式(4)中のZ2が低級アルキルであり、T3、
    V5、及びV6がメチルであり、そしてT4とWとが
    水素である特許請求の範囲第16項に記載のビス
    −キナゾリン。 19 発色剤として式 〔式中、 環Aは非置換であるか、あるいはシアノ、ニト
    ロ、ハロゲン、低級アルキル、フエニル、ベンジ
    ル、低級アルコキシ、又は低級カルボニルによつ
    て置換されている、 Qは28乃至450の分子量を有する脂肪族基、又
    は多くとも10個の炭素原子を有する環式脂肪族又
    は芳香脂肪族基、 Yは式 又は (式中、 X1とX2とは互に独立的に水素、置換されてい
    ないか又はハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、及
    び低級アルコキシから選ばれた基によつて置換さ
    れた多くとも12個の炭素原子を有するアルキル、
    シクロアルキル、フエニル、ベンジル、又はハロ
    ゲン、ニトロ、シアノ、低級アルコキシ、又は低
    級アルコキシカルボニルによつて置換されたフエ
    ニル又はベンジルを意味するか、あるいは、 X1とX2とはそれらが結合している窒素原子と
    一緒で5員又は6員の複素環式基を形成する、 X3は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、又は低級アルコキシカルボニルを意味
    する、 Zは水素、又は置換されていないか又はハロゲ
    ン、シアノ、又は低級アルコキシによつて置換さ
    れた多くとも8個の炭素原子を有するアルキル、
    シクロアルキル、又はベンジルを意味し、そして ベンゼン環Bは、置換されていないか、あるい
    はシアノ、ハロゲン、低級アルキル、又は低級ア
    ルコキシによつて置換されており、環Dは非置換
    又はハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、低級アル
    キル、低級アルコキシ、C5−C6シクロアルキル、
    ベンジル、又はC3−C6アルキレンからなる群か
    ら選ばれた1個又はそれ以上の同一又は異なつた
    置換基によつてC−置換された水素化5員又は6
    員窒素複素環糸を意味する)の基を意味する〕の
    ビスーキナゾリンの少なくとも1種を支持体が含
    んでいるか、又はそれが支持体の上に塗布されて
    いる支持体を有している感圧又は感熱記録材料。 20 該ビス−キナゾリンが有機溶剤中に溶解さ
    れており、且つ記録材料が少なくとも1種の固体
    電子受容体を含んでいる特許請求の範囲第19項
    に記載の感圧記録材料。 21 ビス−キナゾリンがマイクロカプセル中に
    封入されている特許請求の範囲第20項に記載の
    感圧記録材料。 22 封入されているビス−キナゾリンが転写シ
    ートの裏側に1つの層の形で存在し、そして被転
    写シートの表側に電子受容体が1つの層の形で存
    在する特許請求の範囲第21項に記載の感圧記録
    材料。 23 ビス−キナゾリンを1種又はそれ以上の他
    の発色剤と共に有している特許請求の範囲第19
    項に記載の感圧記録材料。 24 少なくとも1つの層中に、少なくとも1種
    の発色剤と、少なくとも1種の電子受容体と、少
    なくとも1種の結合剤とを有している特許請求の
    範囲第19項に記載の感熱記録材料。
JP60081479A 1984-04-18 1985-04-18 色原体ビス‐キナゾリン、その製造法、ならびに感圧または感熱記録材料中の発色剤としてのその使用 Granted JPS60233065A (ja)

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