JPH05253064A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
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- JPH05253064A JPH05253064A JP5196292A JP5196292A JPH05253064A JP H05253064 A JPH05253064 A JP H05253064A JP 5196292 A JP5196292 A JP 5196292A JP 5196292 A JP5196292 A JP 5196292A JP H05253064 A JPH05253064 A JP H05253064A
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- Japan
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- water
- container
- circulation
- time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長時間沸騰状態を維持させることなくカルキ成
分を十分に除去する。 【構成】電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、容器
1内の水を加熱手段2で加熱している最中に電動ポンプ
4によって容器1の底から容器1の上方へ水を送り込
み、この電動ポンプ4にて送り込まれた水を濾過装置6
に通して水中に含まれるカルキ成分やそれ以外の不要物
質を除去する。これにより、沸騰状態に到達したときに
は十分にカルキ成分は除去されている。
分を十分に除去する。 【構成】電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、容器
1内の水を加熱手段2で加熱している最中に電動ポンプ
4によって容器1の底から容器1の上方へ水を送り込
み、この電動ポンプ4にて送り込まれた水を濾過装置6
に通して水中に含まれるカルキ成分やそれ以外の不要物
質を除去する。これにより、沸騰状態に到達したときに
は十分にカルキ成分は除去されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に収容された水
などの液体を加熱・保温する電気湯沸かし器に関するも
のである。
などの液体を加熱・保温する電気湯沸かし器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の電気湯沸かし器には、手
軽に水を加熱保温できる家庭用品としての要望のみなら
ず、都市部においてはおいしい水に作り変える機能をも
有するものが求められている。
軽に水を加熱保温できる家庭用品としての要望のみなら
ず、都市部においてはおいしい水に作り変える機能をも
有するものが求められている。
【0003】従来のおいしい水に作り変える機能として
は、水の沸騰を検知した後、一定時間沸騰を持続させた
後に湯沸かしの完了報知を行い、その沸騰時間中に水中
のカルキ成分などを除去している。すなわち、水を沸騰
させることにより水中のカルキ成分などを蒸発させて除
去していた。
は、水の沸騰を検知した後、一定時間沸騰を持続させた
後に湯沸かしの完了報知を行い、その沸騰時間中に水中
のカルキ成分などを除去している。すなわち、水を沸騰
させることにより水中のカルキ成分などを蒸発させて除
去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、
沸騰時に水中のカルキ成分の存在が気にならない程度に
まで除去しようとすると、かなり長時間沸騰を維持しな
ければならなかった。
の構成では、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、
沸騰時に水中のカルキ成分の存在が気にならない程度に
まで除去しようとすると、かなり長時間沸騰を維持しな
ければならなかった。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、長時間沸
騰状態を長く維持させることなく常にカルキ成分を十分
に除去することができる電気湯沸かし器を提供すること
を目的とするものである。
で、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場合、長時間沸
騰状態を長く維持させることなく常にカルキ成分を十分
に除去することができる電気湯沸かし器を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電気湯沸かし器は、容器内の液体を加熱する
加熱手段と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段
と、前記温度検知手段が沸騰を検出するまで前記加熱手
段を駆動させる駆動手段と、前記容器内の液体を強制的
に循環させる循環手段と、前記循環手段にて送り込まれ
た液体の不要物質を除去する濾過手段と、前記加熱手段
が駆動されている間前記循環手段を駆動させるように制
御する制御手段とを備えたものである。
に本発明の電気湯沸かし器は、容器内の液体を加熱する
加熱手段と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段
と、前記温度検知手段が沸騰を検出するまで前記加熱手
段を駆動させる駆動手段と、前記容器内の液体を強制的
に循環させる循環手段と、前記循環手段にて送り込まれ
た液体の不要物質を除去する濾過手段と、前記加熱手段
が駆動されている間前記循環手段を駆動させるように制
御する制御手段とを備えたものである。
【0007】また、本発明の電気湯沸かし器は上記構成
に加えて、加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正と
なるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇し
た温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度を決定する温度決定手段とを備えたものである。
に加えて、加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正と
なるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇し
た温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度を決定する温度決定手段とを備えたものである。
【0008】さらに、本発明の電気湯沸かし器は上記構
成に加えて、加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正
となるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇
した温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度と駆動終了温度を決定する温度決定手段とを備えた
ものである。
成に加えて、加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正
となるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇
した温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度と駆動終了温度を決定する温度決定手段とを備えた
ものである。
【0009】
【作用】上記構成により、電気湯沸かし器に水を入れて
沸かす場合、容器内の液体を加熱手段で加熱している最
中に循環手段を駆動させて濾過手段に液体を通し液体中
の不要物質を除去するので、沸騰状態に到達したときに
は十分にカルキ成分は除去されている。また、センサー
温度が一番低い温度を測定したところで容器内の水量を
測定するので、循環を行うことのできる時間を十分に確
保可能で、循環手段の循環能力と濾過手段の濾過効率に
よって容器内水量に見合った循環時間が自動的に決定可
能で、この循環時間を満足させる循環開始温度になる
と、循環手段を駆動させて濾過手段に液体を通し液体中
の不要物質を除去するので、沸騰状態になったときには
既に不要物質を除去した状態になっている。さらに、セ
ンサー温度が一番低くなった時点での容器内の水量を測
定して循環手段の循環能力と濾過手段の濾過効率によっ
て容器内の水量に見合った循環時間を自動的に決定可能
で、この循環時間を満足させ、かつ容器内の水が沸騰す
るまでに循環動作が終了する循環終了温度まで循環手段
を駆動させるので、沸騰状態になったときには既に不要
物質が除去され、循環手段も既に停止した状態となって
いる。
沸かす場合、容器内の液体を加熱手段で加熱している最
中に循環手段を駆動させて濾過手段に液体を通し液体中
の不要物質を除去するので、沸騰状態に到達したときに
は十分にカルキ成分は除去されている。また、センサー
温度が一番低い温度を測定したところで容器内の水量を
測定するので、循環を行うことのできる時間を十分に確
保可能で、循環手段の循環能力と濾過手段の濾過効率に
よって容器内水量に見合った循環時間が自動的に決定可
能で、この循環時間を満足させる循環開始温度になる
と、循環手段を駆動させて濾過手段に液体を通し液体中
の不要物質を除去するので、沸騰状態になったときには
既に不要物質を除去した状態になっている。さらに、セ
ンサー温度が一番低くなった時点での容器内の水量を測
定して循環手段の循環能力と濾過手段の濾過効率によっ
て容器内の水量に見合った循環時間を自動的に決定可能
で、この循環時間を満足させ、かつ容器内の水が沸騰す
るまでに循環動作が終了する循環終了温度まで循環手段
を駆動させるので、沸騰状態になったときには既に不要
物質が除去され、循環手段も既に停止した状態となって
いる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の第1の実施例における
電気湯沸かし器の構成図である。図1において、水を収
容する容器1の下方部には、容器1内の水を加熱する加
熱手段2と、容器1内の水温を検知する温度センサー3
とを配設している。容器1の下方部の排出口から電動ポ
ンプ4を介して導水管5により容器1の上方部まで水路
を形成し、水を送り出すようにしている。容器1の内部
に循環されてきた水は、カルキ成分や、カルキ成分以外
のカビ臭やトリハロメタンなどの不要物質を除去する活
性炭などを内蔵した濾過装置6を通り容器1に戻され
る。モータ7は電動ポンプ4を駆動するものであり、こ
のモータ7と電動ポンプ4と導水管5とで容器1内の水
を強制的に循環させる循環手段8を構成している。
ながら説明する。図1は本発明の第1の実施例における
電気湯沸かし器の構成図である。図1において、水を収
容する容器1の下方部には、容器1内の水を加熱する加
熱手段2と、容器1内の水温を検知する温度センサー3
とを配設している。容器1の下方部の排出口から電動ポ
ンプ4を介して導水管5により容器1の上方部まで水路
を形成し、水を送り出すようにしている。容器1の内部
に循環されてきた水は、カルキ成分や、カルキ成分以外
のカビ臭やトリハロメタンなどの不要物質を除去する活
性炭などを内蔵した濾過装置6を通り容器1に戻され
る。モータ7は電動ポンプ4を駆動するものであり、こ
のモータ7と電動ポンプ4と導水管5とで容器1内の水
を強制的に循環させる循環手段8を構成している。
【0011】また、温度センサー3が接続される温度検
知手段9は、温度センサー3からの信号が温度検知手段
9に入力されて容器2内の水温を検知する。この温度検
知手段9が接続される制御手段10は、加熱手段2が駆動
している間、モータ7を駆動させて循環手段8を働かせ
るように制御する。温度検知手段9が接続される駆動手
段11は加熱手段2および制御手段10に接続され、温度検
知手段9が沸騰を検出するまで加熱手段2を駆動させ
る。この駆動手段11は所定温度(この場合、温度90度)
以下になると自動的に加熱手段2を駆動させるように働
く。
知手段9は、温度センサー3からの信号が温度検知手段
9に入力されて容器2内の水温を検知する。この温度検
知手段9が接続される制御手段10は、加熱手段2が駆動
している間、モータ7を駆動させて循環手段8を働かせ
るように制御する。温度検知手段9が接続される駆動手
段11は加熱手段2および制御手段10に接続され、温度検
知手段9が沸騰を検出するまで加熱手段2を駆動させ
る。この駆動手段11は所定温度(この場合、温度90度)
以下になると自動的に加熱手段2を駆動させるように働
く。
【0012】図2は図1の電気湯沸かし器の回路図であ
る。図2において、加熱手段2は沸騰用のヒータ2aと
保温用ヒータ2bから構成されている。この沸騰用のヒ
ータ2aとリレー12の接点12aの直列回路と、保温用ヒ
ータ2bと双方向性サイリスタ13の直列回路とが電源間
に並列に接続されている。マイクロコンピュータ(以下
マイコンという)14の出力端はそれぞれリレー12のコイ
ル12bおよび双方向性サイリスタ13のゲートにそれぞれ
接続され、リレー接点13aと双方向性サイリスタ14を制
御して加熱手段2への通電量を決定している。
る。図2において、加熱手段2は沸騰用のヒータ2aと
保温用ヒータ2bから構成されている。この沸騰用のヒ
ータ2aとリレー12の接点12aの直列回路と、保温用ヒ
ータ2bと双方向性サイリスタ13の直列回路とが電源間
に並列に接続されている。マイクロコンピュータ(以下
マイコンという)14の出力端はそれぞれリレー12のコイ
ル12bおよび双方向性サイリスタ13のゲートにそれぞれ
接続され、リレー接点13aと双方向性サイリスタ14を制
御して加熱手段2への通電量を決定している。
【0013】また、容器1に圧設して取り付けられた温
度センサー3は抵抗器9aを介して接地され、容器1内
の水の温度が上昇すると温度センサー3の抵抗値が変化
し、温度センサー3と抵抗器9aの分圧電圧も変化す
る。温度センサー3と抵抗器9aの接続点はA/D変換
器9bに接続され、A/D変換器9bはマイコン14に接
続され、A/D変換器9bは温度センサー3と抵抗器9
aの分圧電圧をディジタル値に変換してマイコン14に入
力する。以上の抵抗器9aおよびA/D変換器9bによ
り温度検知手段9が構成される。マイコン14の出力端は
モータ駆動回路15を介してモータ7に接続されている。
度センサー3は抵抗器9aを介して接地され、容器1内
の水の温度が上昇すると温度センサー3の抵抗値が変化
し、温度センサー3と抵抗器9aの分圧電圧も変化す
る。温度センサー3と抵抗器9aの接続点はA/D変換
器9bに接続され、A/D変換器9bはマイコン14に接
続され、A/D変換器9bは温度センサー3と抵抗器9
aの分圧電圧をディジタル値に変換してマイコン14に入
力する。以上の抵抗器9aおよびA/D変換器9bによ
り温度検知手段9が構成される。マイコン14の出力端は
モータ駆動回路15を介してモータ7に接続されている。
【0014】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。電源投入時など電気湯沸かし器に水を入れて沸かす
場合、マイコン14はリレー12のコイル12bを動作させ、
リレー接点12aを介して沸騰用ヒータ2aに通電する。
そして、容器1内の水の温度が上昇すると、温度センサ
ー3はその抵抗値が変化し、温度センサー3と直列に接
続された抵抗器9aとの分圧比も変化して、A/D変換
器9bに電圧変化として入力される。そして、温度検知
手段9のA/D変換器9bでディジタル値に変換後、マ
イコン14に温度情報として入力する。マイコン14はこの
温度情報により温度が低いと判断すると、加熱用ヒータ
2aの駆動とモータ駆動回路15を介してモータ7の駆動
を開始させ、A/D変換器9aの入力値により温度上昇
勾配が0に近づき、その値が一定値以下になると沸騰を
検出し、加熱用ヒータ2aとモータ7を停止させる。
る。電源投入時など電気湯沸かし器に水を入れて沸かす
場合、マイコン14はリレー12のコイル12bを動作させ、
リレー接点12aを介して沸騰用ヒータ2aに通電する。
そして、容器1内の水の温度が上昇すると、温度センサ
ー3はその抵抗値が変化し、温度センサー3と直列に接
続された抵抗器9aとの分圧比も変化して、A/D変換
器9bに電圧変化として入力される。そして、温度検知
手段9のA/D変換器9bでディジタル値に変換後、マ
イコン14に温度情報として入力する。マイコン14はこの
温度情報により温度が低いと判断すると、加熱用ヒータ
2aの駆動とモータ駆動回路15を介してモータ7の駆動
を開始させ、A/D変換器9aの入力値により温度上昇
勾配が0に近づき、その値が一定値以下になると沸騰を
検出し、加熱用ヒータ2aとモータ7を停止させる。
【0015】したがって、このモータ7が駆動されてい
る間、水が濾過装置6内を通過することによって不要物
質を除去することができる。しかも、加熱水量に応じて
加熱時間も変わるため循環時間もその水量に応じて変わ
り効率よく行うことができる。
る間、水が濾過装置6内を通過することによって不要物
質を除去することができる。しかも、加熱水量に応じて
加熱時間も変わるため循環時間もその水量に応じて変わ
り効率よく行うことができる。
【0016】図3は本発明の第2の実施例における電気
湯沸かし器の構成図であり、上記第1の実施例と同様の
作用効果を奏するものには同一符号を付してその説明を
省略する。図3において、温度検知手段9が接続される
計時手段21は、温度検知手段9からの信号を入力とし、
加熱手段2が駆動されると温度上昇勾配が正となるとき
の温度を検知し、この温度から所定の温度上昇した温度
より単位温度上昇する時間を測定して容器1内の水量を
判断する。この計時手段21が接続される温度決定手段22
は制御手段23に接続され、温度決定手段22は計時手段21
からの入力信号に応じてモータ7を駆動する駆動開始温
度を決定し、この値によって制御手段10はモータ7を駆
動する。
湯沸かし器の構成図であり、上記第1の実施例と同様の
作用効果を奏するものには同一符号を付してその説明を
省略する。図3において、温度検知手段9が接続される
計時手段21は、温度検知手段9からの信号を入力とし、
加熱手段2が駆動されると温度上昇勾配が正となるとき
の温度を検知し、この温度から所定の温度上昇した温度
より単位温度上昇する時間を測定して容器1内の水量を
判断する。この計時手段21が接続される温度決定手段22
は制御手段23に接続され、温度決定手段22は計時手段21
からの入力信号に応じてモータ7を駆動する駆動開始温
度を決定し、この値によって制御手段10はモータ7を駆
動する。
【0017】上記構成により、以下、図4および図5を
用いてその動作を説明する。電気湯沸かし器に水を入れ
て沸かす場合、まず、容器1内に水を給水して電源を投
入すると加熱手段2が通電される。このときに、図4の
センサー温度θ0 が十分に下がっているときは特に問題
ないが、保温中の水が少量となったときなどに新たに給
水してすぐに加熱を開始するようなときには、加熱開始
時のセンサー温度は温度センサー3の熱容量の影響によ
り十分に下がりきっていないので、温度勾配が正に転じ
る時点のセンサー温度θ1 を検知するまで待つ必要があ
る。この温度θ1 を判断すると、計時手段21は温度θ1
より所定の温度高く温度上昇勾配が一定となり得る温度
θ2 (本実施例では4度とする)より所定の温度範囲Δ
θ(θ2〜θ3 )の単位温度上昇する時間Δtを求める
ことで容器1内の水量を判断するものである。すなわ
ち、このときの温度上昇時間は水量に比例する。
用いてその動作を説明する。電気湯沸かし器に水を入れ
て沸かす場合、まず、容器1内に水を給水して電源を投
入すると加熱手段2が通電される。このときに、図4の
センサー温度θ0 が十分に下がっているときは特に問題
ないが、保温中の水が少量となったときなどに新たに給
水してすぐに加熱を開始するようなときには、加熱開始
時のセンサー温度は温度センサー3の熱容量の影響によ
り十分に下がりきっていないので、温度勾配が正に転じ
る時点のセンサー温度θ1 を検知するまで待つ必要があ
る。この温度θ1 を判断すると、計時手段21は温度θ1
より所定の温度高く温度上昇勾配が一定となり得る温度
θ2 (本実施例では4度とする)より所定の温度範囲Δ
θ(θ2〜θ3 )の単位温度上昇する時間Δtを求める
ことで容器1内の水量を判断するものである。すなわ
ち、このときの温度上昇時間は水量に比例する。
【0018】さらに、温度決定手段22は計時手段21で検
知した時間に基づき図5に示した特性グラフAで定めら
れた循環時間を決定する。この特性グラフAは単位時間
当りに一定の比率で不要物質が除去されるため、水量が
多いほど循環時間も2次的に増大していく。そして、こ
の特性グラフAによって得られた循環時間を可能にする
循環開始温度を決定し、この循環開始温度に到達すると
制御手段23はモータ7を駆動させる。
知した時間に基づき図5に示した特性グラフAで定めら
れた循環時間を決定する。この特性グラフAは単位時間
当りに一定の比率で不要物質が除去されるため、水量が
多いほど循環時間も2次的に増大していく。そして、こ
の特性グラフAによって得られた循環時間を可能にする
循環開始温度を決定し、この循環開始温度に到達すると
制御手段23はモータ7を駆動させる。
【0019】以上のようにして、容器1内の水量を温度
上昇勾配の測定値により決定するのであるが、このとき
温度センサー3が十分なじんだ状態により計測するのが
大切である。つまりセンサー温度が最低温度になったと
き以降から測定することにより精度よく容器1内の水量
を求めることができ、その結果、容器1内の水量に応じ
た循環開始温度を決定するので、循環開始温度を決定し
たときに既に循環開始温度を経過して目標の循環時間を
確保できないようなことはなく、これで最低必要限の不
要物質は除去し得る。したがって、容器1内の水の量に
応じて循環手段8で送り込まれる水に含まれた不要物質
を除去する濾過装置6を使用する時間を容器1内の水量
に応じて決定し、効率よく十分に不要物質を除去するこ
とができる。
上昇勾配の測定値により決定するのであるが、このとき
温度センサー3が十分なじんだ状態により計測するのが
大切である。つまりセンサー温度が最低温度になったと
き以降から測定することにより精度よく容器1内の水量
を求めることができ、その結果、容器1内の水量に応じ
た循環開始温度を決定するので、循環開始温度を決定し
たときに既に循環開始温度を経過して目標の循環時間を
確保できないようなことはなく、これで最低必要限の不
要物質は除去し得る。したがって、容器1内の水の量に
応じて循環手段8で送り込まれる水に含まれた不要物質
を除去する濾過装置6を使用する時間を容器1内の水量
に応じて決定し、効率よく十分に不要物質を除去するこ
とができる。
【0020】図6は本発明の第3の実施例における電気
湯沸かし器の構成図であり、上記第1の実施例と同様の
作用効果を奏するものには同一符号を付してその説明を
省略する。図6において、温度検知手段9が接続される
計時手段31は、温度検知手段9からの信号を入力とし、
加熱手段2が駆動されると温度上昇勾配が正となるとき
の温度を検知し、この温度から所定の温度上昇した温度
より単位温度上昇する時間を測定して容器1内の水量を
判断する。この計時手段31が接続される温度決定手段32
は制御手段33に接続され、温度決定手段32は計時手段31
からの入力信号に応じてモータ7を駆動する駆動開始温
度さらに駆動終了温度を決定し、この値によって制御手
段33はモータ7を駆動する。
湯沸かし器の構成図であり、上記第1の実施例と同様の
作用効果を奏するものには同一符号を付してその説明を
省略する。図6において、温度検知手段9が接続される
計時手段31は、温度検知手段9からの信号を入力とし、
加熱手段2が駆動されると温度上昇勾配が正となるとき
の温度を検知し、この温度から所定の温度上昇した温度
より単位温度上昇する時間を測定して容器1内の水量を
判断する。この計時手段31が接続される温度決定手段32
は制御手段33に接続され、温度決定手段32は計時手段31
からの入力信号に応じてモータ7を駆動する駆動開始温
度さらに駆動終了温度を決定し、この値によって制御手
段33はモータ7を駆動する。
【0021】上記構成により、以下、図7の温度センサ
ー3の温度変化図を用いてその動作を説明する。電気湯
沸かし器に水を入れて沸かす場合、まず、計時手段31が
単位温度上昇する時間Δtを測定終了すると、温度決定
手段32は図5の特性曲線Aの関係式から循環時間を求め
る。そして、時間t3 から水が加熱され気泡が激しく発
生する温度θ4 になる時間t4 をΔtから算出し、この
時間t4 が終了時間となるように循環開始時間と開始温
度を決定する。そして、この開始温度θ5 に温度センサ
ー3によるセンサー温度が到達すると制御手段33は終了
温度θ4 に到達するまでモータ7を駆動する。そして、
温度検知手段9が沸騰を検出すると加熱手段2が停止さ
れ加熱を終了する。
ー3の温度変化図を用いてその動作を説明する。電気湯
沸かし器に水を入れて沸かす場合、まず、計時手段31が
単位温度上昇する時間Δtを測定終了すると、温度決定
手段32は図5の特性曲線Aの関係式から循環時間を求め
る。そして、時間t3 から水が加熱され気泡が激しく発
生する温度θ4 になる時間t4 をΔtから算出し、この
時間t4 が終了時間となるように循環開始時間と開始温
度を決定する。そして、この開始温度θ5 に温度センサ
ー3によるセンサー温度が到達すると制御手段33は終了
温度θ4 に到達するまでモータ7を駆動する。そして、
温度検知手段9が沸騰を検出すると加熱手段2が停止さ
れ加熱を終了する。
【0022】以上のようにして容器1内の水量に応じて
循環時間を決定し、さらに、水量の多いときには早い時
点から循環を開始し、少ないときには遅い時点から循環
を開始することで、水温が一定温度以下の範囲内で最低
必要限の不要物質を除去する循環時間を自動的に決定す
ることができる。その間、容器1内の水を循環させるこ
とで最低必要限の不要物質を除去し得る循環時間を自動
的に決定する。これにより、水中の気泡の破裂音による
耳障りな音を低減できる。
循環時間を決定し、さらに、水量の多いときには早い時
点から循環を開始し、少ないときには遅い時点から循環
を開始することで、水温が一定温度以下の範囲内で最低
必要限の不要物質を除去する循環時間を自動的に決定す
ることができる。その間、容器1内の水を循環させるこ
とで最低必要限の不要物質を除去し得る循環時間を自動
的に決定する。これにより、水中の気泡の破裂音による
耳障りな音を低減できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、強制濾過
手段を内蔵し、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場
合、従来のように長時間沸騰状態を長く維持させること
なく常にカルキ成分などの不要物質を取り除くことが簡
単な構成で実現することができるものである。また、容
器内の水量を適切な早いタイミングでセンサー温度を測
定することにより水量を検知し、この水量に応じた循環
開始温度を決定するため、循環開始温度を決定したとき
に既に循環開始温度を経過して目標の循環時間を確保で
きないということもなく、かつ検知した水量の多少によ
って循環時間を長くしたり短くしたりすることで最低必
要限の不要物質を除去し経済的で使いやすい電気湯沸器
を提供することができるものである。さらに、容器内の
温度を検知して、水量が多いときには循環を早い時点か
ら開始し、少ないときには遅い時点から開始することに
より水温が一定温度以下の沸騰までの範囲内で濾過手段
に水を送り込むことができるため、水中の気泡の破裂音
による耳障りな音を低減でき、使い勝手のよい電気湯沸
器を提供することができるものである。
手段を内蔵し、電気湯沸かし器に水を入れて沸かす場
合、従来のように長時間沸騰状態を長く維持させること
なく常にカルキ成分などの不要物質を取り除くことが簡
単な構成で実現することができるものである。また、容
器内の水量を適切な早いタイミングでセンサー温度を測
定することにより水量を検知し、この水量に応じた循環
開始温度を決定するため、循環開始温度を決定したとき
に既に循環開始温度を経過して目標の循環時間を確保で
きないということもなく、かつ検知した水量の多少によ
って循環時間を長くしたり短くしたりすることで最低必
要限の不要物質を除去し経済的で使いやすい電気湯沸器
を提供することができるものである。さらに、容器内の
温度を検知して、水量が多いときには循環を早い時点か
ら開始し、少ないときには遅い時点から開始することに
より水温が一定温度以下の沸騰までの範囲内で濾過手段
に水を送り込むことができるため、水中の気泡の破裂音
による耳障りな音を低減でき、使い勝手のよい電気湯沸
器を提供することができるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における電気湯沸かし器
の構成図である。
の構成図である。
【図2】図1の電気湯沸かし器の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例における電気湯沸かし器
の構成図である。
の構成図である。
【図4】図3の電気湯沸かし器における水温変動図であ
る。
る。
【図5】図3の電気湯沸かし器における計時時間と循環
時間の関係を示す特性図である。
時間の関係を示す特性図である。
【図6】本発明の第3の実施例における電気湯沸かし器
の構成図である。
の構成図である。
【図7】図6の電気湯沸かし器における水温変動図であ
る。
る。
1 容器 2 加熱手段 2a 沸騰用ヒータ 2b 保温用ヒータ 3 温度センサー 4 駆動ポンプ 5 導水管 6 濾過装置 7 モータ 8 循環手段 9 温度検知手段 9a 抵抗器 9b A/D変換器 10、23、33 制御手段 11 駆動手段 12 リレー 12a リレー接点 12b リレーコイル 13 双方向性サイリスタ 14 マイコン 15 モータ駆動回路 21、31 計時手段 22、32 温度決定手段
Claims (3)
- 【請求項1】容器内の液体を加熱する加熱手段と、前記
容器内の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知
手段が沸騰を検出するまで前記加熱手段を駆動させる駆
動手段と、前記容器内の液体を強制的に循環させる循環
手段と、前記循環手段にて送り込まれた液体の不要物質
を除去する濾過手段と、前記加熱手段が駆動されている
間前記循環手段を駆動させるように制御する制御手段と
を備えた電気湯沸かし器。 - 【請求項2】加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正
となるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇
した温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度を決定する温度決定手段とを備えた請求項1記載の
電気湯沸かし器。 - 【請求項3】加熱手段が駆動されると温度上昇勾配が正
となるときの温度を検知しこの温度から所定の温度上昇
した温度より単位温度上昇する時間を測定する計時手段
と、前記計時手段の出力値に応じて循環手段の駆動開始
温度と駆動終了温度を決定する温度決定手段とを備えた
請求項1記載の電気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196292A JPH05253064A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196292A JPH05253064A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気湯沸かし器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253064A true JPH05253064A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12901492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5196292A Pending JPH05253064A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253064A (ja) |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5196292A patent/JPH05253064A/ja active Pending
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