JPH05253068A - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPH05253068A JPH05253068A JP5781492A JP5781492A JPH05253068A JP H05253068 A JPH05253068 A JP H05253068A JP 5781492 A JP5781492 A JP 5781492A JP 5781492 A JP5781492 A JP 5781492A JP H05253068 A JPH05253068 A JP H05253068A
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- JP
- Japan
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- activated carbon
- hot water
- coated
- water
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- Pending
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は湯中の遊離塩素を除去し、さらに活
性炭の破片や活性炭の微粉が混入することが少ない給湯
装置を提供することを目的としている。 【構成】 貯湯用容器2と、この貯湯用容器内2の水を
加熱するヒータ13のある給湯装置で、湯の通り道や湯
の循環の通り道等の湯と接触する位置に活性炭層12を
配置した給湯装置とするものである。さらに、活性炭層
12としては表面をコーティングした活性炭を使用し、
湯中に活性炭からの微粉等をできるだけ混入しないよう
にしたものである。
性炭の破片や活性炭の微粉が混入することが少ない給湯
装置を提供することを目的としている。 【構成】 貯湯用容器2と、この貯湯用容器内2の水を
加熱するヒータ13のある給湯装置で、湯の通り道や湯
の循環の通り道等の湯と接触する位置に活性炭層12を
配置した給湯装置とするものである。さらに、活性炭層
12としては表面をコーティングした活性炭を使用し、
湯中に活性炭からの微粉等をできるだけ混入しないよう
にしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭や事務所などで飲料
用の湯を供給する給湯装置に関するものである。
用の湯を供給する給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の水道水は塩素消毒がされているた
めに、多くの遊離塩素が含まれており、カルキ臭(塩素
臭)の多いものとなっている。そこで従来の給湯装置で
は、沸騰を数分間持続させたり、また給湯装置に循環経
路を設け、ここに活性炭を配置することにより、水中の
遊離塩素やトリハロメタンを大気中に放出し、水道水中
のカルキ臭を除去していた。
めに、多くの遊離塩素が含まれており、カルキ臭(塩素
臭)の多いものとなっている。そこで従来の給湯装置で
は、沸騰を数分間持続させたり、また給湯装置に循環経
路を設け、ここに活性炭を配置することにより、水中の
遊離塩素やトリハロメタンを大気中に放出し、水道水中
のカルキ臭を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、沸騰を持続さ
せることによる浄水方法では遊離塩素の除去には限界が
あり、十分にしかも短時間に遊離塩素を除去することは
できなかった。また、長時間沸騰させると給湯装置より
発生する蒸気によって、室内の空気が湿ったり周辺部に
置かれている器具類が変色するというような問題も生ず
るものであった。また、浄水に活性炭を用いるには活性
炭の欠けや微粉の発生に多くの対策が必要であった。そ
のため従来のものは活性炭として合成樹脂を原料とした
硬い活性炭を使用し、さらに球状にしたものを使用して
いた。しかし、合成樹脂を原料として球状にしたものは
非常に多くの手間や技術が必要であった。
せることによる浄水方法では遊離塩素の除去には限界が
あり、十分にしかも短時間に遊離塩素を除去することは
できなかった。また、長時間沸騰させると給湯装置より
発生する蒸気によって、室内の空気が湿ったり周辺部に
置かれている器具類が変色するというような問題も生ず
るものであった。また、浄水に活性炭を用いるには活性
炭の欠けや微粉の発生に多くの対策が必要であった。そ
のため従来のものは活性炭として合成樹脂を原料とした
硬い活性炭を使用し、さらに球状にしたものを使用して
いた。しかし、合成樹脂を原料として球状にしたものは
非常に多くの手間や技術が必要であった。
【0004】本発明は、このような課題を解決しようと
するものであり、湯中の遊離塩素をすばやく除去してカ
ルキ臭がしない、また表面をコーティングした活性炭で
活性炭の破片や微粉末が湯中に混入することが少ない給
湯装置を提供することを目的としている。
するものであり、湯中の遊離塩素をすばやく除去してカ
ルキ臭がしない、また表面をコーティングした活性炭で
活性炭の破片や微粉末が湯中に混入することが少ない給
湯装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、貯湯用容器と、この貯湯用容器内の水を加
熱するヒータと、湯と接触する位置に設けた、表面をコ
ーティングした活性炭からなる活性炭層とを備えた給湯
装置とするものである。
に本発明は、貯湯用容器と、この貯湯用容器内の水を加
熱するヒータと、湯と接触する位置に設けた、表面をコ
ーティングした活性炭からなる活性炭層とを備えた給湯
装置とするものである。
【0006】
【作用】本発明は湯と活性炭を接触させることにより、
活性炭の作用で湯中の遊離塩素が(化1)または(化
2)の様に反応し除去されるので、湯中の遊離塩素が除
去できるものである。これによってカルキ臭の少ないお
いしい湯を供給することが可能となるものである。
活性炭の作用で湯中の遊離塩素が(化1)または(化
2)の様に反応し除去されるので、湯中の遊離塩素が除
去できるものである。これによってカルキ臭の少ないお
いしい湯を供給することが可能となるものである。
【0007】
【化1】
【0008】
【化2】
【0009】またこれらの反応は高温ほど迅速に反応す
るので、水温が高いときほど有利である。さらに、活性
炭の表面をコーティングすることにより活性炭が覆わ
れ、微粉が発生しにくくかつ固くなるので割れにくく、
湯中に破砕片や微粉がほとんど出ない給湯装置を提供で
きる。
るので、水温が高いときほど有利である。さらに、活性
炭の表面をコーティングすることにより活性炭が覆わ
れ、微粉が発生しにくくかつ固くなるので割れにくく、
湯中に破砕片や微粉がほとんど出ない給湯装置を提供で
きる。
【0010】
(実施例1)以下本発明の第一の実施例を図に基づいて
説明する。図1において、1は給湯装置の本体(以下単
に本体と称する)で、内部に湯を貯湯する内径150m
m、深さ250mmの貯湯用容器2(以下単に容器2と称
する)を有している。3は容器2の口部を封じるように
装着した中栓である。また4は本体1の上部を開閉可能
に覆った上蓋である。5は逆止弁であり、中栓3を貫通
して容器2内と連通しており、また大気とも連通してい
る。6は本体1と容器2との間の底部に設けたモータ、
7はモータ6により駆動されるポンプで、その吸い込み
口8は容器2の底部と連通している。9はポンプ7の吐
出口で、揚水経路を構成する吐出パイプ10に連通して
いる。11は前記吐出パイプ10を通った湯を注ぐ出湯
口であり、12は出湯口11に配置した活性炭層で、内
部に表面をコーティングした活性炭12aが収容されて
いる。13は加熱用のヒータであり、容器2の下部に装
着されている。14はモータ6を駆動する起動スイッチ
であり、可変抵抗体を有しており、押しボタン15の押
し動作によりロッド16を介して動作する。17は圧縮
形のスプリングで、このスプリング17は、常時ロッド
16を上方に押し上げるように付勢している。
説明する。図1において、1は給湯装置の本体(以下単
に本体と称する)で、内部に湯を貯湯する内径150m
m、深さ250mmの貯湯用容器2(以下単に容器2と称
する)を有している。3は容器2の口部を封じるように
装着した中栓である。また4は本体1の上部を開閉可能
に覆った上蓋である。5は逆止弁であり、中栓3を貫通
して容器2内と連通しており、また大気とも連通してい
る。6は本体1と容器2との間の底部に設けたモータ、
7はモータ6により駆動されるポンプで、その吸い込み
口8は容器2の底部と連通している。9はポンプ7の吐
出口で、揚水経路を構成する吐出パイプ10に連通して
いる。11は前記吐出パイプ10を通った湯を注ぐ出湯
口であり、12は出湯口11に配置した活性炭層で、内
部に表面をコーティングした活性炭12aが収容されて
いる。13は加熱用のヒータであり、容器2の下部に装
着されている。14はモータ6を駆動する起動スイッチ
であり、可変抵抗体を有しており、押しボタン15の押
し動作によりロッド16を介して動作する。17は圧縮
形のスプリングで、このスプリング17は、常時ロッド
16を上方に押し上げるように付勢している。
【0011】以下、本実施例の動作を説明する。容器2
内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン15を
押し下げる。即ち、押しボタン15を押し下げる操作に
よって起動スイッチ14がONされ、更に押し下げるこ
とにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ6
に通電される。モータ6が通電されることによってポン
プ7が動作し、ポンプ7の吸い込み口8より容器2内に
貯湯されている湯を吸い込み、吐出口9より吐出パイプ
10を通り、出湯口11より活性炭層12を通り出湯さ
れる。湯が活性炭層12を通過する際、表面をコーティ
ングした活性炭12aと接触し、浄化される。
内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン15を
押し下げる。即ち、押しボタン15を押し下げる操作に
よって起動スイッチ14がONされ、更に押し下げるこ
とにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ6
に通電される。モータ6が通電されることによってポン
プ7が動作し、ポンプ7の吸い込み口8より容器2内に
貯湯されている湯を吸い込み、吐出口9より吐出パイプ
10を通り、出湯口11より活性炭層12を通り出湯さ
れる。湯が活性炭層12を通過する際、表面をコーティ
ングした活性炭12aと接触し、浄化される。
【0012】なお本実施例では表面をコーティングした
活性炭12aとしては、石油ピッチ原料の球状活性炭
(呉羽化学(株)製)をオレフィン系の樹脂でコーティ
ングし、さらに抗菌処理として銀を添着したものを15
0g使用した。
活性炭12aとしては、石油ピッチ原料の球状活性炭
(呉羽化学(株)製)をオレフィン系の樹脂でコーティ
ングし、さらに抗菌処理として銀を添着したものを15
0g使用した。
【0013】「昭和62年度大阪市水道局水質試験所調
査研究ならびに試験成績」によると市内33カ所の採水
場所の年平均遊離塩素濃度の平均(x)は0.63pp
m、偏差(σ)は0.12である。正規分布と仮定する
と、x+3σ=0.99であるので1.0ppmの遊離
塩素は充分に高い濃度と言える。
査研究ならびに試験成績」によると市内33カ所の採水
場所の年平均遊離塩素濃度の平均(x)は0.63pp
m、偏差(σ)は0.12である。正規分布と仮定する
と、x+3σ=0.99であるので1.0ppmの遊離
塩素は充分に高い濃度と言える。
【0014】また、遊離塩素のいき値について厚生省の
「おいしい水研究会」は0.4ppm以下の残留塩素濃
度では通常の人は気にならないとしている。そこで無臭
水に次亜塩素酸を添加し0.1、0.2、0.3、0.
4ppmの溶液をつくり、5人に官能試験を行った。そ
の結果、カルキ臭を0.2ppm以上で感じた人は2人
いたが0.1ppmで感じた人はいなかった。
「おいしい水研究会」は0.4ppm以下の残留塩素濃
度では通常の人は気にならないとしている。そこで無臭
水に次亜塩素酸を添加し0.1、0.2、0.3、0.
4ppmの溶液をつくり、5人に官能試験を行った。そ
の結果、カルキ臭を0.2ppm以上で感じた人は2人
いたが0.1ppmで感じた人はいなかった。
【0015】これらの結果より1.0ppmの遊離塩素
を含む水を0.1ppm以下の濃度まで下げることがで
きると、大部分の人はカルキ臭を感じなくなるといえる
とした。
を含む水を0.1ppm以下の濃度まで下げることがで
きると、大部分の人はカルキ臭を感じなくなるといえる
とした。
【0016】以下に実験の詳細について記述した。 実験例1. 実験水 :水道水に塩素水を添加して遊離塩素濃度を
1.0 ppm とした。
1.0 ppm とした。
【0017】分析方法:上水試験法の残留塩素項目、D
PD法に従い測定した。 実験方法: (1)図1の装置から活性炭層12の中の活性炭を取り
除き、これに実験水を3000ml入れ加熱し、溶液が
100℃に達した時、活性炭層12から活性炭を取り除
き、出湯口11より溶液をサンプリングし、直ちに濃度
を測定した。 (2)実験水を図1の装置に3000ml入れ加熱し、
溶液が100℃に達した時、出湯口11より合成樹脂原
料の活性炭の詰まった活性炭層12を通った溶液をサン
プリングし、直ちに濃度を測定した。
PD法に従い測定した。 実験方法: (1)図1の装置から活性炭層12の中の活性炭を取り
除き、これに実験水を3000ml入れ加熱し、溶液が
100℃に達した時、活性炭層12から活性炭を取り除
き、出湯口11より溶液をサンプリングし、直ちに濃度
を測定した。 (2)実験水を図1の装置に3000ml入れ加熱し、
溶液が100℃に達した時、出湯口11より合成樹脂原
料の活性炭の詰まった活性炭層12を通った溶液をサン
プリングし、直ちに濃度を測定した。
【0018】実験例1の結果:実験例1の結果を(表
1)に示した。
1)に示した。
【0019】
【表1】
【0020】このように表面をコーティングした活性炭
12aを用いたものは、湯中の遊離塩素成分を効率よく
除去することができた。
12aを用いたものは、湯中の遊離塩素成分を効率よく
除去することができた。
【0021】しかし、給湯装置に活性炭を使用する時に
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2(a)で示すように、端が尖ってい
る活性炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠
けるが図2(b)で示すような球状活性炭は欠けにく
い。また、表面をコーティングした活性炭は表面が覆わ
れているため微紛の発生が少なく、また硬くなる。そこ
で以下の試験を行った。
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2(a)で示すように、端が尖ってい
る活性炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠
けるが図2(b)で示すような球状活性炭は欠けにく
い。また、表面をコーティングした活性炭は表面が覆わ
れているため微紛の発生が少なく、また硬くなる。そこ
で以下の試験を行った。
【0022】図3に示すように、活性炭として表面を樹
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と、球
状に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比
較した。それぞれの活性炭を150gずつ図1に示した
給湯装置の活性炭層12の部分に取り付け、給湯装置を
振幅10cmで1秒間に2往復する震とう機に取り付
け、10時間振とうさせた。活性炭の割れや微粉の測定
は、溶液としては超純水を用い、他は実験例1の実験方
法(2)と同じ方法で湯を沸騰させた後、2000ml
サンプリングした。サンプリングした湯は0.4μmの
孔のメンブランフィルターで濾過し、濾過の前後のフィ
ルターの重量変化で活性炭からの粉落ち重量を求めた。
その結果を(表2)に示す。
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と、球
状に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比
較した。それぞれの活性炭を150gずつ図1に示した
給湯装置の活性炭層12の部分に取り付け、給湯装置を
振幅10cmで1秒間に2往復する震とう機に取り付
け、10時間振とうさせた。活性炭の割れや微粉の測定
は、溶液としては超純水を用い、他は実験例1の実験方
法(2)と同じ方法で湯を沸騰させた後、2000ml
サンプリングした。サンプリングした湯は0.4μmの
孔のメンブランフィルターで濾過し、濾過の前後のフィ
ルターの重量変化で活性炭からの粉落ち重量を求めた。
その結果を(表2)に示す。
【0023】
【表2】
【0024】(表2)より分かるように、同じ形状の活
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等またはそれ以上に粉落ちが少な
かった。よって本実施例のように、給湯装置に使用する
活性炭としては表面を樹脂でコーティングした活性炭が
効果的である。 (実施例2)次に本発明の第二の実施例を図4に基づい
て説明する。31は給湯装置の本体で、内部に湯を貯湯
する内径150mm、深さ250mmの容器32を有してい
る。33は容器32の口部を封じるように装着した中栓
である。また34は本体31の上部を開閉可能に覆った
上蓋である。35は逆止弁であり、中栓33を貫通して
容器32内と連通しており、また大気とも連通してい
る。36は本体31と容器32との間の底部に設けたモ
ータ、37はモータ36により駆動されるポンプで、そ
の吸い込み口38は容器32の底部と連通している。4
2は活性炭層であり、容器32に配置されており、内部
に表面をコーティングした活性炭42aを収容してい
る。39はポンプ37の吐出口で、揚水経路を構成する
吐出パイプ40に連通している。41は前記吐出パイプ
40を通った湯を注ぐ出湯口である。43は加熱用のヒ
ータであり、貯湯用容器32の下部に装着されている。
44はモータ36を駆動する起動スイッチであり、可変
抵抗体を有しており、押しボタン45の押し動作により
ロッド46を介して動作する。47は圧縮形のスプリン
グで、このスプリング47は、常時ロッド46を上方に
押し上げるようにしている。
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等またはそれ以上に粉落ちが少な
かった。よって本実施例のように、給湯装置に使用する
活性炭としては表面を樹脂でコーティングした活性炭が
効果的である。 (実施例2)次に本発明の第二の実施例を図4に基づい
て説明する。31は給湯装置の本体で、内部に湯を貯湯
する内径150mm、深さ250mmの容器32を有してい
る。33は容器32の口部を封じるように装着した中栓
である。また34は本体31の上部を開閉可能に覆った
上蓋である。35は逆止弁であり、中栓33を貫通して
容器32内と連通しており、また大気とも連通してい
る。36は本体31と容器32との間の底部に設けたモ
ータ、37はモータ36により駆動されるポンプで、そ
の吸い込み口38は容器32の底部と連通している。4
2は活性炭層であり、容器32に配置されており、内部
に表面をコーティングした活性炭42aを収容してい
る。39はポンプ37の吐出口で、揚水経路を構成する
吐出パイプ40に連通している。41は前記吐出パイプ
40を通った湯を注ぐ出湯口である。43は加熱用のヒ
ータであり、貯湯用容器32の下部に装着されている。
44はモータ36を駆動する起動スイッチであり、可変
抵抗体を有しており、押しボタン45の押し動作により
ロッド46を介して動作する。47は圧縮形のスプリン
グで、このスプリング47は、常時ロッド46を上方に
押し上げるようにしている。
【0025】以下本実施例の動作を説明する。容器32
内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン45を
押し下げる。即ち、押しボタン45を押し下げる操作に
よって起動スイッチ44がONされ、更に押し下げるこ
とにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ3
6に通電される。モータ36が通電されることによって
ポンプ37が動作し、低部の吸い込み口38より容器3
2内に貯湯されている湯を吸い込み、ポンプ37の吸い
込み口38と吐出口39より吐出パイプ40を通り、湯
は出湯口41より出湯される。水を加熱する際、湯は容
器32中で対流し、活性炭42aと接触し浄化される。
なお本実施例では表面をコーティングした活性炭42a
としては、石油ピッチ原料の球状活性炭(呉羽化学
(株)製)をオレフィン系の樹脂でコーティングし、さ
らに抗菌処理として銀を添着したものを150g使用し
た。
内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン45を
押し下げる。即ち、押しボタン45を押し下げる操作に
よって起動スイッチ44がONされ、更に押し下げるこ
とにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ3
6に通電される。モータ36が通電されることによって
ポンプ37が動作し、低部の吸い込み口38より容器3
2内に貯湯されている湯を吸い込み、ポンプ37の吸い
込み口38と吐出口39より吐出パイプ40を通り、湯
は出湯口41より出湯される。水を加熱する際、湯は容
器32中で対流し、活性炭42aと接触し浄化される。
なお本実施例では表面をコーティングした活性炭42a
としては、石油ピッチ原料の球状活性炭(呉羽化学
(株)製)をオレフィン系の樹脂でコーティングし、さ
らに抗菌処理として銀を添着したものを150g使用し
た。
【0026】以下に実験の詳細について記述した。 実験例2. 実験水 :水道水に塩素水を添加して遊離塩素濃度が
1.0 ppm とした。
1.0 ppm とした。
【0027】分析方法:上水試験法の残留塩素項目、D
PD法に従い測定した。 実験方法: (1)図4の装置から活性炭層42を取り除き、これに
実験水を3000ml入れ加熱し、溶液が100℃に達
した時、出湯口41より溶液をサンプリングし直ちに濃
度を測定した。 (2)実験水を図4の装置に3000ml入れ加熱し、
溶液が100℃に達した時、出湯口41を通して活性炭
層42を通った溶液をサンプリングし直ちに濃度を測定
した。
PD法に従い測定した。 実験方法: (1)図4の装置から活性炭層42を取り除き、これに
実験水を3000ml入れ加熱し、溶液が100℃に達
した時、出湯口41より溶液をサンプリングし直ちに濃
度を測定した。 (2)実験水を図4の装置に3000ml入れ加熱し、
溶液が100℃に達した時、出湯口41を通して活性炭
層42を通った溶液をサンプリングし直ちに濃度を測定
した。
【0028】実験例2の結果:実験例2の結果を(表
3)に示した。
3)に示した。
【0029】
【表3】
【0030】このように表面をコーティングした活性炭
を用いたものは、湯中の遊離塩素成分を効率よく除去す
ることができた。
を用いたものは、湯中の遊離塩素成分を効率よく除去す
ることができた。
【0031】しかし、給湯装置に活性炭を使用する時に
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2で示すように、端が尖っている活性
炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠けるが
球状活性炭は欠けにくい。また、表面をコーティングし
た活性炭は表面が覆われているため微紛の発生が少な
く、また硬くなる。そこで以下の試験を行った。
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2で示すように、端が尖っている活性
炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠けるが
球状活性炭は欠けにくい。また、表面をコーティングし
た活性炭は表面が覆われているため微紛の発生が少な
く、また硬くなる。そこで以下の試験を行った。
【0032】図3に示すように、活性炭として表面を樹
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と球状
に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比較
した。それぞれの活性炭を150gずつ図4に示したよ
うに給湯装置の活性炭層42の部分に取り付け、給湯装
置を振幅10cmで1秒間に2往復する振とう機に取り
付け10時間震とうさせた。活性炭の割れや微粉の測定
は、溶液としては超純水を用い、他は実験例2の実験方
法(2)と同じ方法で湯を沸騰させた後、2000ml
サンプリングした。サンプリングした湯は0.4μmの
孔のメンブランフィルターで濾過し、濾過の前後の重量
変化で活性炭からの粉落ちを求めた。その結果を(表
4)に示す。
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と球状
に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比較
した。それぞれの活性炭を150gずつ図4に示したよ
うに給湯装置の活性炭層42の部分に取り付け、給湯装
置を振幅10cmで1秒間に2往復する振とう機に取り
付け10時間震とうさせた。活性炭の割れや微粉の測定
は、溶液としては超純水を用い、他は実験例2の実験方
法(2)と同じ方法で湯を沸騰させた後、2000ml
サンプリングした。サンプリングした湯は0.4μmの
孔のメンブランフィルターで濾過し、濾過の前後の重量
変化で活性炭からの粉落ちを求めた。その結果を(表
4)に示す。
【0033】
【表4】
【0034】(表4)より分かるように、同じ形状の活
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等またはそれ以上の粉落ちの少な
さであった。よって本実施例のように、給湯装置に使用
する活性炭としては樹脂をコーティングした活性炭が効
果的である。
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等またはそれ以上の粉落ちの少な
さであった。よって本実施例のように、給湯装置に使用
する活性炭としては樹脂をコーティングした活性炭が効
果的である。
【0035】(実施例3)次に本発明の第三の実施例に
ついて、図5を参照しながら説明する。51は給湯装置
の本体で、内部に湯を貯湯する内径150mm、深さ25
0mmの容器52を有している。53は容器52の口部を
封じるように装着した中栓である。また54は本体51
の上部を開閉可能に覆った上蓋である。55は逆止弁で
あり、中栓53を貫通して容器52内と連通しており、
また大気とも連通している。56は本体51と容器52
との間の底部に設けたモータである。57はモータ56
により駆動されるポンプで、その吸い込み口58は容器
52の底部と連通している。59はポンプ57の吐出口
で、揚水径路を構成する吐出パイプ60に連通してい
る。61は前記吐出パイプ60による湯の揚水径路の途
中に設けた切換弁であり、湯は切換弁61を通って出湯
口62からコップ等へ注がれるか、あるいは容器52内
に循環する循環経路を構成する循環口63を通って再び
容器52内に循環されるようになっている。循環口63
には活性炭層72が取り付けてあり、内部に表面をコー
ティングした活性炭72aを収容している。循環口63
を通った湯は活性炭層72の中を通るようになってい
る。64は加熱用のヒータであり、容器52の下部に装
着されている。65はモータ56を駆動する起動スイッ
チであり、可変抵抗体を有しており、押しボタン66の
押し動作によりロッド67を介して動作する。68は圧
縮形のスプリングで、このスプリング68は、常時ロッ
ド67を上方に押し上げるように付勢している。69は
切換弁61を動作させるスイッチであり、このスイッチ
の操作により切換弁61が出湯口62側経路か、あるい
は循環経路である活性炭層72側かに切り換わる。
ついて、図5を参照しながら説明する。51は給湯装置
の本体で、内部に湯を貯湯する内径150mm、深さ25
0mmの容器52を有している。53は容器52の口部を
封じるように装着した中栓である。また54は本体51
の上部を開閉可能に覆った上蓋である。55は逆止弁で
あり、中栓53を貫通して容器52内と連通しており、
また大気とも連通している。56は本体51と容器52
との間の底部に設けたモータである。57はモータ56
により駆動されるポンプで、その吸い込み口58は容器
52の底部と連通している。59はポンプ57の吐出口
で、揚水径路を構成する吐出パイプ60に連通してい
る。61は前記吐出パイプ60による湯の揚水径路の途
中に設けた切換弁であり、湯は切換弁61を通って出湯
口62からコップ等へ注がれるか、あるいは容器52内
に循環する循環経路を構成する循環口63を通って再び
容器52内に循環されるようになっている。循環口63
には活性炭層72が取り付けてあり、内部に表面をコー
ティングした活性炭72aを収容している。循環口63
を通った湯は活性炭層72の中を通るようになってい
る。64は加熱用のヒータであり、容器52の下部に装
着されている。65はモータ56を駆動する起動スイッ
チであり、可変抵抗体を有しており、押しボタン66の
押し動作によりロッド67を介して動作する。68は圧
縮形のスプリングで、このスプリング68は、常時ロッ
ド67を上方に押し上げるように付勢している。69は
切換弁61を動作させるスイッチであり、このスイッチ
の操作により切換弁61が出湯口62側経路か、あるい
は循環経路である活性炭層72側かに切り換わる。
【0036】以下、本実施例の動作を説明する。容器5
2内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン66
を押し下げる。即ち、押しボタン66を押し下げる操作
によって起動スイッチ65がONされ、更に押し下げる
ことにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ
56に通電される。モータ56が通電されることによっ
てポンプ57が動作し、ポンプ57の吸い込み口58よ
り容器52内に貯湯されている湯を吸い込み、吐出口5
9より吐出パイプ60へ吐出する。この時スイッチ69
を操作して切換弁61を出湯口62側経路に開いておけ
ば、湯は出湯口62から外部に給湯される。またこの時
循環経路側に弁を開いておれば、湯は循環口63を通っ
て活性炭層72に注ぎ込まれる。活性炭層72に注がれ
た湯の大部分は活性炭層72を通って容器52内へ循環
する。この活性炭層72を通過している間に、湯は浄化
される。また残りは活性炭層72の表面を伝った後再び
容器52内へ循環する。なお本実施例では表面をコーテ
ィングした活性炭72aとしては、石油ピッチ原料の球
状活性炭(呉羽化学(株)製)をオレフィン系の樹脂で
コーティングし、さらに抗菌処理として銀を添着したも
のを10g使用した。今、水道水3000ml中に、初期
遊離塩素濃度が1.0ppmとなるように次亜塩素酸ナ
トリウムの溶液を加えて、貯湯用容器2内に貯湯する。
給湯装置の本体51に通電し、押しボタン66を押し下
げ、ポンプ57を作動させて湯を循環口63を通して流
量1200ml/min.で循環させるとする。この時の湯中
の遊離塩素濃度は、図6に示すように変化した。この実
験で、遊離塩素濃度は浄水試験法の残留塩素項目、DP
D法に従い定量を行った。縦軸は遊離塩素濃度であり、
横軸は加熱時間である。図6のaは通常の加熱だけによ
る遊離塩素の濃度変化を、bは湯温が63.5℃から9
5℃までの約8分間、cは湯温が73.5℃から95℃
までの約5.5分間、dは83.5℃から95℃までの
約3.5分間循環させたときの遊離塩素の濃度変化を示
したものである。この図6より明らかなように、高温か
らの循環ほど傾きが大きく遊離塩素の除去性能が高い。
すなわち高温で循環させるほど短い時間で効果的である
といえる。そして約8分の循環で遊離塩素濃度1.0p
pmの水を0.1ppm以下にできた。
2内に貯湯された湯を給湯する場合は、押しボタン66
を押し下げる。即ち、押しボタン66を押し下げる操作
によって起動スイッチ65がONされ、更に押し下げる
ことにより抵抗が可変されて供給電圧が変化し、モータ
56に通電される。モータ56が通電されることによっ
てポンプ57が動作し、ポンプ57の吸い込み口58よ
り容器52内に貯湯されている湯を吸い込み、吐出口5
9より吐出パイプ60へ吐出する。この時スイッチ69
を操作して切換弁61を出湯口62側経路に開いておけ
ば、湯は出湯口62から外部に給湯される。またこの時
循環経路側に弁を開いておれば、湯は循環口63を通っ
て活性炭層72に注ぎ込まれる。活性炭層72に注がれ
た湯の大部分は活性炭層72を通って容器52内へ循環
する。この活性炭層72を通過している間に、湯は浄化
される。また残りは活性炭層72の表面を伝った後再び
容器52内へ循環する。なお本実施例では表面をコーテ
ィングした活性炭72aとしては、石油ピッチ原料の球
状活性炭(呉羽化学(株)製)をオレフィン系の樹脂で
コーティングし、さらに抗菌処理として銀を添着したも
のを10g使用した。今、水道水3000ml中に、初期
遊離塩素濃度が1.0ppmとなるように次亜塩素酸ナ
トリウムの溶液を加えて、貯湯用容器2内に貯湯する。
給湯装置の本体51に通電し、押しボタン66を押し下
げ、ポンプ57を作動させて湯を循環口63を通して流
量1200ml/min.で循環させるとする。この時の湯中
の遊離塩素濃度は、図6に示すように変化した。この実
験で、遊離塩素濃度は浄水試験法の残留塩素項目、DP
D法に従い定量を行った。縦軸は遊離塩素濃度であり、
横軸は加熱時間である。図6のaは通常の加熱だけによ
る遊離塩素の濃度変化を、bは湯温が63.5℃から9
5℃までの約8分間、cは湯温が73.5℃から95℃
までの約5.5分間、dは83.5℃から95℃までの
約3.5分間循環させたときの遊離塩素の濃度変化を示
したものである。この図6より明らかなように、高温か
らの循環ほど傾きが大きく遊離塩素の除去性能が高い。
すなわち高温で循環させるほど短い時間で効果的である
といえる。そして約8分の循環で遊離塩素濃度1.0p
pmの水を0.1ppm以下にできた。
【0037】しかし、給湯装置に活性炭を使用する時に
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2で示すように、端が尖っている活性
炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠けるが
球状活性炭は欠けにくい。また、表面をコーティングし
た活性炭は表面が覆われているため微紛の発生が少な
く、また硬くなる。そこで以下の試験を行った。
は湯の中に活性炭の破片や活性炭の微粉が混入してしま
うことが考えられる。給湯装置では湯を飲用に使用する
ことが多いため、活性炭の欠けたものや微粉が湯に混じ
れば美観が悪く、お茶等を楽しむことができない。給湯
装置が輸送や持ち運びされる際に活性炭が擦り合うこと
が考えられる。図2で示すように、端が尖っている活性
炭は輸送中等に擦れあい、活性炭の端が容易に欠けるが
球状活性炭は欠けにくい。また、表面をコーティングし
た活性炭は表面が覆われているため微紛の発生が少な
く、また硬くなる。そこで以下の試験を行った。
【0038】図3に示すように、活性炭として表面を樹
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と、球
状に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比
較した。それぞれの活性炭を10gづつ図5に示したよ
うに給湯装置に取り付け、給湯装置を振幅10cmで1
秒間に2往復する振とう機に取り付け10時間震とうさ
せた。活性炭の割れや微粉の測定は、溶液としては超純
水を用い、他は7.5分循環させる前記した遊離塩素測
定実験と同じ方法で湯を循環させた。サンプリングした
湯は0.4μmの孔のメンブランフィルターで濾過し、
濾過の前後の重量変化で活性炭からの粉落ちを求めた。
その結果を(表5)に示す。
脂でコーティングした石油ピッチ系の球状活性炭21
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系球状炭22
と、表面を樹脂でコーティングした石炭系破砕炭23
と、表面をコーティングしない石油ピッチ系の球状活性
炭24と、表面をコーティングしない石炭系球状炭25
と、表面をコーティングしない石炭系破砕炭26と、球
状に成形した合成樹脂を賦活して作った球状炭27を比
較した。それぞれの活性炭を10gづつ図5に示したよ
うに給湯装置に取り付け、給湯装置を振幅10cmで1
秒間に2往復する振とう機に取り付け10時間震とうさ
せた。活性炭の割れや微粉の測定は、溶液としては超純
水を用い、他は7.5分循環させる前記した遊離塩素測
定実験と同じ方法で湯を循環させた。サンプリングした
湯は0.4μmの孔のメンブランフィルターで濾過し、
濾過の前後の重量変化で活性炭からの粉落ちを求めた。
その結果を(表5)に示す。
【0039】
【表5】
【0040】(表5)より分かるように、同じ形状の活
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等以上の粉落ちの少なさであっ
た。よって本実施例のように、給湯装置に使用する活性
炭としては表面を樹脂でコーティングした活性炭が効果
的である。
性炭で樹脂をコーティングしたものほど活性炭の粉落ち
は少ない。また形状は角の少ないものほど粉落ちは少な
い。樹脂をコーティングした活性炭は合成樹脂原料で作
られた球状活性炭と同等以上の粉落ちの少なさであっ
た。よって本実施例のように、給湯装置に使用する活性
炭としては表面を樹脂でコーティングした活性炭が効果
的である。
【0041】
【発明の効果】本実施例から明らかなように本発明の給
湯装置は、容器と、この容器内の水を加熱するヒータ
と、表面をコーティングした活性炭からなる活性炭層と
を設けることによって、湯中の遊離塩素成分を効率よく
除去することができ、出湯時に塩素成分の少ないおいし
い湯を供給することができるものである。さらに、表面
をコーティングした活性炭は表面をコーティングしない
活性炭に比べ割れや微粉の発生が少なく、湯中に活性炭
の微粉等が混入することが少ないものである。
湯装置は、容器と、この容器内の水を加熱するヒータ
と、表面をコーティングした活性炭からなる活性炭層と
を設けることによって、湯中の遊離塩素成分を効率よく
除去することができ、出湯時に塩素成分の少ないおいし
い湯を供給することができるものである。さらに、表面
をコーティングした活性炭は表面をコーティングしない
活性炭に比べ割れや微粉の発生が少なく、湯中に活性炭
の微粉等が混入することが少ないものである。
【図1】本発明の第一の実施例における給湯装置の縦断
面図
面図
【図2】本発明の各実施例における活性炭の擦れ合いを
示す図
示す図
【図3】同微粉テストに使用した活性炭を示す図
【図4】本発明の第二の実施例における給湯装置の縦断
面図
面図
【図5】同第三の実施例における給湯装置の縦断面図
【図6】同水中の遊離塩素濃度の推移を示す特性図
2、32、52 貯湯用容器 7、37、57 ポンプ 12a、48a、72a 表面をコーティングした活性
炭 13、43、64 ヒータ
炭 13、43、64 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 恒雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】貯湯用容器と、この貯湯用容器内の水を加
熱するヒータと、湯と接触する位置に設けた、表面をコ
ーティングした活性炭からなる活性炭層とを備えた給湯
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5781492A JPH05253068A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5781492A JPH05253068A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 給湯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253068A true JPH05253068A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13066392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5781492A Pending JPH05253068A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253068A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019933A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 株式会社オメガ | 排水の処理装置及び処理方法 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP5781492A patent/JPH05253068A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019933A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 株式会社オメガ | 排水の処理装置及び処理方法 |
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