JPH05253174A - 湾屈曲装置 - Google Patents
湾屈曲装置Info
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- JPH05253174A JPH05253174A JP4055735A JP5573592A JPH05253174A JP H05253174 A JPH05253174 A JP H05253174A JP 4055735 A JP4055735 A JP 4055735A JP 5573592 A JP5573592 A JP 5573592A JP H05253174 A JPH05253174 A JP H05253174A
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみを局部的
に湾屈曲操作し、湾屈曲操作の自由度を高めるととも
に、挿入部を細径化し、加えて熱変形部材の駆動手段の
熱破損を防止することを最も主要な特徴とする。 【構成】熱変形部材7の熱変形動作にともない湾屈曲部
1の湾屈曲駒2,3を湾屈曲操作させる際に、熱変形部
材7の近傍位置に配設された制御部8への熱変形部材7
からの伝熱を防止する断熱手段を設けたことを特徴とし
ている。
に湾屈曲操作し、湾屈曲操作の自由度を高めるととも
に、挿入部を細径化し、加えて熱変形部材の駆動手段の
熱破損を防止することを最も主要な特徴とする。 【構成】熱変形部材7の熱変形動作にともない湾屈曲部
1の湾屈曲駒2,3を湾屈曲操作させる際に、熱変形部
材7の近傍位置に配設された制御部8への熱変形部材7
からの伝熱を防止する断熱手段を設けたことを特徴とし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば内視鏡等のマニピ
ュレータに設けられた湾屈曲部を形状記憶合金等の熱変
形部材によって湾屈曲操作する湾屈曲装置に関する。
ュレータに設けられた湾屈曲部を形状記憶合金等の熱変
形部材によって湾屈曲操作する湾屈曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば医療用の管腔内、或いは
ガス管等の工業用の管路内に挿入される挿入部が可撓管
によって形成される内視鏡には可撓管の先端部に湾屈曲
変形可能な湾屈曲部が配設されている。
ガス管等の工業用の管路内に挿入される挿入部が可撓管
によって形成される内視鏡には可撓管の先端部に湾屈曲
変形可能な湾屈曲部が配設されている。
【0003】この湾屈曲部には挿入部の軸方向に沿って
並設された複数の湾屈曲駒がそれぞれ連結ピンを介して
回動自在に連結され、多関節構造に形成されている。さ
らに、最先端の湾屈曲駒には可撓管の内部に軸方向に移
動自在に配設された操作ワイヤの先端が固着されてい
る。
並設された複数の湾屈曲駒がそれぞれ連結ピンを介して
回動自在に連結され、多関節構造に形成されている。さ
らに、最先端の湾屈曲駒には可撓管の内部に軸方向に移
動自在に配設された操作ワイヤの先端が固着されてい
る。
【0004】操作ワイヤの基端部は内視鏡の手元側の操
作部側に延出されている。この操作部には例えば外部側
に湾屈曲操作ノブ、内部側にはワイヤ牽引機構がそれぞ
れ設けられている。このワイヤ牽引機構には湾屈曲操作
ノブの操作にともない回転するプーリ等の回転体が装着
されている。
作部側に延出されている。この操作部には例えば外部側
に湾屈曲操作ノブ、内部側にはワイヤ牽引機構がそれぞ
れ設けられている。このワイヤ牽引機構には湾屈曲操作
ノブの操作にともない回転するプーリ等の回転体が装着
されている。
【0005】さらに、この回転体には操作ワイヤの先端
部が連結されている。そして、湾屈曲操作ノブの操作時
には牽引機構の回転体が回転駆動され、この回転体の回
転にともない操作ワイヤが軸方向に牽引操作されて手元
側から湾屈曲部を遠隔的に湾屈曲操作する構成になって
いる。
部が連結されている。そして、湾屈曲操作ノブの操作時
には牽引機構の回転体が回転駆動され、この回転体の回
転にともない操作ワイヤが軸方向に牽引操作されて手元
側から湾屈曲部を遠隔的に湾屈曲操作する構成になって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の湾屈曲
装置では手元側の湾屈曲操作ノブの操作時には牽引され
る操作ワイヤからの張力は湾屈曲部の多関節構造を形成
する全ての湾屈曲駒に略一様に作用する。
装置では手元側の湾屈曲操作ノブの操作時には牽引され
る操作ワイヤからの張力は湾屈曲部の多関節構造を形成
する全ての湾屈曲駒に略一様に作用する。
【0007】そのため、湾屈曲部の湾屈曲操作時には全
ての湾屈曲駒間の関節部が全て同じ方向に略同角度で屈
曲され、湾屈曲部全体が滑らかな湾屈曲形状に変形する
ようになっているので、湾屈曲部全体の中の任意の一部
分のみを局部的に湾屈曲操作することができず、湾屈曲
操作の自由度が少ない問題がある。
ての湾屈曲駒間の関節部が全て同じ方向に略同角度で屈
曲され、湾屈曲部全体が滑らかな湾屈曲形状に変形する
ようになっているので、湾屈曲部全体の中の任意の一部
分のみを局部的に湾屈曲操作することができず、湾屈曲
操作の自由度が少ない問題がある。
【0008】また、湾屈曲部に配設されている複数の湾
屈曲駒間の関節部毎にそれぞれ独立の操作ワイヤを連結
することにより、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみ
を局部的に湾屈曲操作する構成にすることも考えられ
る。しかしながら、この場合には内視鏡の挿入部内に配
設される操作ワイヤの数が多くなるので、挿入部の細径
化を図るうえで問題がある。
屈曲駒間の関節部毎にそれぞれ独立の操作ワイヤを連結
することにより、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみ
を局部的に湾屈曲操作する構成にすることも考えられ
る。しかしながら、この場合には内視鏡の挿入部内に配
設される操作ワイヤの数が多くなるので、挿入部の細径
化を図るうえで問題がある。
【0009】そこで、多関節構造の湾屈曲部を湾屈曲す
るアクチュエータとして、例えば形状記憶合金ワイヤを
使用し、湾屈曲部に配設されている複数の湾屈曲駒間の
関節部毎にこの形状記憶合金ワイヤをそれぞれ独立に装
着することにより、湾屈曲部に配設されている複数の湾
屈曲駒間の関節部を各形状記憶合金ワイヤによってそれ
ぞれ独立に湾屈曲操作するとともに、各形状記憶合金ワ
イヤの制御回路を各形状記憶合金ワイヤの近傍位置に配
設することにより、形状記憶合金ワイヤの制御用配線の
本数を減らすことも考えられる。
るアクチュエータとして、例えば形状記憶合金ワイヤを
使用し、湾屈曲部に配設されている複数の湾屈曲駒間の
関節部毎にこの形状記憶合金ワイヤをそれぞれ独立に装
着することにより、湾屈曲部に配設されている複数の湾
屈曲駒間の関節部を各形状記憶合金ワイヤによってそれ
ぞれ独立に湾屈曲操作するとともに、各形状記憶合金ワ
イヤの制御回路を各形状記憶合金ワイヤの近傍位置に配
設することにより、形状記憶合金ワイヤの制御用配線の
本数を減らすことも考えられる。
【0010】この場合、形状記憶合金ワイヤには予め所
定の長さの形状が記憶されており、この記憶形状よりも
ワイヤの長さを引き伸ばした基準形状に塑性変形させた
状態で湾屈曲部にセットされる。そして、形状記憶合金
ワイヤへの非通電時には形状記憶合金ワイヤが基準形状
で保持されるとともに、形状記憶合金ワイヤへの通電時
の発熱により、形状記憶合金ワイヤが記憶形状に形状復
帰し、このときの形状記憶合金ワイヤの収縮変形動作に
ともない湾屈曲駒間の関節部が湾屈曲操作されるように
なっている。
定の長さの形状が記憶されており、この記憶形状よりも
ワイヤの長さを引き伸ばした基準形状に塑性変形させた
状態で湾屈曲部にセットされる。そして、形状記憶合金
ワイヤへの非通電時には形状記憶合金ワイヤが基準形状
で保持されるとともに、形状記憶合金ワイヤへの通電時
の発熱により、形状記憶合金ワイヤが記憶形状に形状復
帰し、このときの形状記憶合金ワイヤの収縮変形動作に
ともない湾屈曲駒間の関節部が湾屈曲操作されるように
なっている。
【0011】しかしながら、上記構成のものにあっては
各形状記憶合金ワイヤの制御回路が各形状記憶合金ワイ
ヤの近傍位置にそれぞれ配設されているので、形状記憶
合金ワイヤへの通電時に生じる形状記憶合金ワイヤの熱
により、各形状記憶合金ワイヤの制御回路が破損するお
それがある。
各形状記憶合金ワイヤの制御回路が各形状記憶合金ワイ
ヤの近傍位置にそれぞれ配設されているので、形状記憶
合金ワイヤへの通電時に生じる形状記憶合金ワイヤの熱
により、各形状記憶合金ワイヤの制御回路が破損するお
それがある。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみ
を局部的に湾屈曲操作することができ、湾屈曲操作の自
由度を高めることができるとともに、挿入部の細径化を
図ることができ、加えて形状記憶合金ワイヤ等の熱変形
部材の駆動手段の熱破損を防止することができる湾屈曲
装置を提供することにある。
で、その目的は、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみ
を局部的に湾屈曲操作することができ、湾屈曲操作の自
由度を高めることができるとともに、挿入部の細径化を
図ることができ、加えて形状記憶合金ワイヤ等の熱変形
部材の駆動手段の熱破損を防止することができる湾屈曲
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の湾屈曲
要素がそれぞれ湾屈曲可能に連結された湾屈曲部と、温
度変化にともない熱変形し、この熱変形動作にともない
前記湾屈曲部の前記湾屈曲要素を湾屈曲操作する熱変形
部材と、この熱変形部材の近傍位置に配設された前記熱
変形部材の駆動手段と、この駆動手段への前記熱変形部
材からの伝熱を防止する断熱手段とを具備したものであ
る。
要素がそれぞれ湾屈曲可能に連結された湾屈曲部と、温
度変化にともない熱変形し、この熱変形動作にともない
前記湾屈曲部の前記湾屈曲要素を湾屈曲操作する熱変形
部材と、この熱変形部材の近傍位置に配設された前記熱
変形部材の駆動手段と、この駆動手段への前記熱変形部
材からの伝熱を防止する断熱手段とを具備したものであ
る。
【0014】
【作用】湾屈曲部の複数の湾屈曲要素を熱変形部材によ
ってそれぞれ湾屈曲させるとともに、湾屈曲部の湾屈曲
要素を熱変形部材によって湾屈曲操作する際に熱変形部
材に発生する熱が熱変形部材の駆動手段に伝熱すること
を断熱手段によって防止するようにしたものである。
ってそれぞれ湾屈曲させるとともに、湾屈曲部の湾屈曲
要素を熱変形部材によって湾屈曲操作する際に熱変形部
材に発生する熱が熱変形部材の駆動手段に伝熱すること
を断熱手段によって防止するようにしたものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照して説明する。図1は例えば医療用の管腔内、
或いはガス管等の工業用の管路内に挿入される多関節マ
ニピュレータとして使用される多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部1の要部構成を示すものである。
2を参照して説明する。図1は例えば医療用の管腔内、
或いはガス管等の工業用の管路内に挿入される多関節マ
ニピュレータとして使用される多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部1の要部構成を示すものである。
【0016】この多自由度マニピュレータの基端部側は
手元側の操作部に連結されている。また、この多自由度
マニピュレータの湾屈曲部1には金属製の略円筒形状の
2種類の湾屈曲駒2,3がその軸方向に沿って交互に複
数並設されている。この場合、一方の湾屈曲駒2は他方
の湾屈曲駒3よりも長さ寸法が大きくなるように設定さ
れている。なお、湾屈曲駒3…の外周面には弾性材料に
よって形成された図示しない外被チューブが装着されて
いる。
手元側の操作部に連結されている。また、この多自由度
マニピュレータの湾屈曲部1には金属製の略円筒形状の
2種類の湾屈曲駒2,3がその軸方向に沿って交互に複
数並設されている。この場合、一方の湾屈曲駒2は他方
の湾屈曲駒3よりも長さ寸法が大きくなるように設定さ
れている。なお、湾屈曲駒3…の外周面には弾性材料に
よって形成された図示しない外被チューブが装着されて
いる。
【0017】さらに、各湾屈曲駒2の前端部には対向配
置された一対の前突部4a,4a、後端部には対向配置
された一対の後突部4b,4bがそれぞれ突設されてい
る。同様に、各湾曲駒3の前端部には対向配置された一
対の前突部5a,5a、後端部には対向配置された一対
の後突部5b,5bがそれぞれ突設されている。
置された一対の前突部4a,4a、後端部には対向配置
された一対の後突部4b,4bがそれぞれ突設されてい
る。同様に、各湾曲駒3の前端部には対向配置された一
対の前突部5a,5a、後端部には対向配置された一対
の後突部5b,5bがそれぞれ突設されている。
【0018】そして、湾曲駒3の後突部5b,5bと隣
接する後方の湾曲駒2の前突部4a,4aとの間、およ
び湾曲駒2の後突部4b,4bと隣接する後方の湾曲駒
3の前突部5a,5aとの間がそれぞれ連結ピン6を介
して回動自在に連結され、多関節構造に形成されてい
る。
接する後方の湾曲駒2の前突部4a,4aとの間、およ
び湾曲駒2の後突部4b,4bと隣接する後方の湾曲駒
3の前突部5a,5aとの間がそれぞれ連結ピン6を介
して回動自在に連結され、多関節構造に形成されてい
る。
【0019】また、各湾屈曲駒3内には2方向性の形状
記憶合金(SMA)コイルによって形成された後述する
熱変形部材7…の動作を制御する一対のSMA制御回路
(駆動手段)8,8、各湾屈曲駒2内には一対のSMA
電源ポスト9,9がそれぞれ設けられている。この場
合、一対のSMA制御回路8,8および一対のSMA電
源ポスト9,9は一対の連結ピン6,6の装着位置に対
して各湾屈曲駒3,2の周方向に90°ずらした位置に
配置されている。
記憶合金(SMA)コイルによって形成された後述する
熱変形部材7…の動作を制御する一対のSMA制御回路
(駆動手段)8,8、各湾屈曲駒2内には一対のSMA
電源ポスト9,9がそれぞれ設けられている。この場
合、一対のSMA制御回路8,8および一対のSMA電
源ポスト9,9は一対の連結ピン6,6の装着位置に対
して各湾屈曲駒3,2の周方向に90°ずらした位置に
配置されている。
【0020】さらに、熱変形部材7…は各湾屈曲駒2,
3を湾屈曲操作するアクチュエータを形成するものであ
る。この場合、各熱変形部材7には基準のコイル長さの
状態で保持する非加熱時の第1形状と、基準のコイル長
さよりもコイル長さが短くなるように収縮させる加熱時
の第2形状とが予め記憶されている。
3を湾屈曲操作するアクチュエータを形成するものであ
る。この場合、各熱変形部材7には基準のコイル長さの
状態で保持する非加熱時の第1形状と、基準のコイル長
さよりもコイル長さが短くなるように収縮させる加熱時
の第2形状とが予め記憶されている。
【0021】また、熱変形部材7の一端は各湾屈曲駒2
のSMA電源ポスト9に接続され、他端はこの湾屈曲駒
2と隣接する湾屈曲駒3のSMA制御回路8に接続され
ている。
のSMA電源ポスト9に接続され、他端はこの湾屈曲駒
2と隣接する湾屈曲駒3のSMA制御回路8に接続され
ている。
【0022】そして、全ての熱変形部材7が非加熱時の
第1形状で保持されている場合には湾屈曲部1の全ての
湾屈曲駒2,3が略直線状の基準形状で保持される。さ
らに、いずれかの熱変形部材7が通電加熱されると、そ
の加熱された熱変形部材7が加熱時の第2形状に変形
し、このときの熱変形部材7の収縮動作にともないその
位置の湾屈曲駒2,3が局部的に湾屈曲操作されるよう
になっている。
第1形状で保持されている場合には湾屈曲部1の全ての
湾屈曲駒2,3が略直線状の基準形状で保持される。さ
らに、いずれかの熱変形部材7が通電加熱されると、そ
の加熱された熱変形部材7が加熱時の第2形状に変形
し、このときの熱変形部材7の収縮動作にともないその
位置の湾屈曲駒2,3が局部的に湾屈曲操作されるよう
になっている。
【0023】なお、湾屈曲部1内には図2に示すように
一対のリード線10,14が配設されている。これらの
リード線10,14の基端部は多自由度マニピュレータ
の手元側に設けられた図示しない制御装置に接続されて
いる。そして、各熱変形部材7の一端はSMA電源ポス
ト9を介して一方のリード線10に接続されている。
一対のリード線10,14が配設されている。これらの
リード線10,14の基端部は多自由度マニピュレータ
の手元側に設けられた図示しない制御装置に接続されて
いる。そして、各熱変形部材7の一端はSMA電源ポス
ト9を介して一方のリード線10に接続されている。
【0024】また、各熱変形部材7の他端はSMA制御
回路8に接続されている。このSMA制御回路8内には
一対の弁別回路11,11、パルス幅変調回路(PW
M)12,12およびパワーMOS−FET13,13
が配設されている。そして、各熱変形部材7のSMA制
御回路8との接続端部はそれぞれ一方のパワーMOS−
FET13、パルス幅変調回路12および弁別回路11
を順次介して他方のリード線14に接続されている。こ
の場合、各湾屈曲駒3の弁別回路11には各湾屈曲駒3
の位置に対応するチャンネル(CH1,CH2〜CH
n)が設定されている。
回路8に接続されている。このSMA制御回路8内には
一対の弁別回路11,11、パルス幅変調回路(PW
M)12,12およびパワーMOS−FET13,13
が配設されている。そして、各熱変形部材7のSMA制
御回路8との接続端部はそれぞれ一方のパワーMOS−
FET13、パルス幅変調回路12および弁別回路11
を順次介して他方のリード線14に接続されている。こ
の場合、各湾屈曲駒3の弁別回路11には各湾屈曲駒3
の位置に対応するチャンネル(CH1,CH2〜CH
n)が設定されている。
【0025】そして、マニピュレータの動作時にはリー
ド線14を介して送られる多チャンネルPPM(Pulse
Phase Modulation)信号がSMA制御回路8の弁別回路
11に入力される。この多チャンネルPPM信号は任意
の関節位置の熱変形部材7のSMAによる湾曲量に比例
した制御信号をクロックパルスに対するパルス位置の変
化として送信するものである。
ド線14を介して送られる多チャンネルPPM(Pulse
Phase Modulation)信号がSMA制御回路8の弁別回路
11に入力される。この多チャンネルPPM信号は任意
の関節位置の熱変形部材7のSMAによる湾曲量に比例
した制御信号をクロックパルスに対するパルス位置の変
化として送信するものである。
【0026】さらに、この多チャンネルPPM信号はS
MA制御回路8の弁別回路11によって各チャンネルに
対応した信号がクロックパルスを基準として識別され
る。そして、この弁別回路11からの出力信号はパルス
幅変調回路12に入力される。このパルス幅変調回路1
2では各チャンネル毎に識別されたパルス位置の変化に
比例したPWM(Pulse Width Modulation)信号に変換
される。そして、このパルス幅変調回路12から出力さ
れたPWM信号がパワーMOS−FET13に供給さ
れ、このPWM信号のパルス幅によりパワーMOS−F
ET13のスイッチング時間が変化して熱変形部材7の
SMAの発熱量が変化するようになっている。
MA制御回路8の弁別回路11によって各チャンネルに
対応した信号がクロックパルスを基準として識別され
る。そして、この弁別回路11からの出力信号はパルス
幅変調回路12に入力される。このパルス幅変調回路1
2では各チャンネル毎に識別されたパルス位置の変化に
比例したPWM(Pulse Width Modulation)信号に変換
される。そして、このパルス幅変調回路12から出力さ
れたPWM信号がパワーMOS−FET13に供給さ
れ、このPWM信号のパルス幅によりパワーMOS−F
ET13のスイッチング時間が変化して熱変形部材7の
SMAの発熱量が変化するようになっている。
【0027】そこで、上記構成のものにあっては多自由
度マニピュレータの湾屈曲部1の複数の湾屈曲駒2…,
3…を熱変形部材7…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部1全体の中の任意の一部分の関
節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。その
ため、湾屈曲部1の湾屈曲操作の自由度を高めることが
できるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部の細
径化を図ることができる。
度マニピュレータの湾屈曲部1の複数の湾屈曲駒2…,
3…を熱変形部材7…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部1全体の中の任意の一部分の関
節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。その
ため、湾屈曲部1の湾屈曲操作の自由度を高めることが
できるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部の細
径化を図ることができる。
【0028】また、湾屈曲駒2よりも長さ寸法が小さい
湾屈曲駒3にSMA制御回路8、長さ寸法が大きい湾屈
曲駒2にSMA電源ポスト9をそれぞれ配設し、これら
のSMA制御回路8とSMA電源ポスト9との間に熱変
形部材7を配設したので、熱変形部材7の発熱時には熱
変形部材7の熱の大部分を長さ寸法が大きい湾屈曲駒2
側に伝熱させ、湾屈曲駒3側への伝熱量を小さくするこ
とができる。そのため、熱変形部材7の応答性を良くす
ることができるとともに、SMA制御回路8の熱破損を
防止することができる。
湾屈曲駒3にSMA制御回路8、長さ寸法が大きい湾屈
曲駒2にSMA電源ポスト9をそれぞれ配設し、これら
のSMA制御回路8とSMA電源ポスト9との間に熱変
形部材7を配設したので、熱変形部材7の発熱時には熱
変形部材7の熱の大部分を長さ寸法が大きい湾屈曲駒2
側に伝熱させ、湾屈曲駒3側への伝熱量を小さくするこ
とができる。そのため、熱変形部材7の応答性を良くす
ることができるとともに、SMA制御回路8の熱破損を
防止することができる。
【0029】また、図3(A)〜(C)および図4は上
記構成の湾屈曲部1の使用例を示すものである。図3
(A)は上記構成の湾屈曲部1を胸腔経由冠状動脈手術
用マイクロロボット21の多自由度マニピュレータとし
て使用し、体内に挿入した状態を示すものである。図3
(A)中で、22はこのマイクロロボット21とは別個
に設けられた内視鏡である。
記構成の湾屈曲部1の使用例を示すものである。図3
(A)は上記構成の湾屈曲部1を胸腔経由冠状動脈手術
用マイクロロボット21の多自由度マニピュレータとし
て使用し、体内に挿入した状態を示すものである。図3
(A)中で、22はこのマイクロロボット21とは別個
に設けられた内視鏡である。
【0030】マイクロロボット21には図3(B)に示
すようにフレキシブルに曲がる多関節構造の挿入部23
が設けられている。この挿入部23の先端部には例えば
マイクログリッパおよび固定脚がそれぞれ突設されてい
る。この固定脚には脚部の先端に吸着等の手段で腔内壁
等に固定される固定部が設けられている。
すようにフレキシブルに曲がる多関節構造の挿入部23
が設けられている。この挿入部23の先端部には例えば
マイクログリッパおよび固定脚がそれぞれ突設されてい
る。この固定脚には脚部の先端に吸着等の手段で腔内壁
等に固定される固定部が設けられている。
【0031】また、内視鏡22にはマイクロロボット2
1と同様に図3(B)に示すようにフレキシブルに曲が
る多関節構造の挿入部24が設けられている。この挿入
部24の先端部には照明光学系の照明窓、観察光学系の
観察窓、処置具挿通チャンネル等が設けられている。そ
して、この処置具挿通チャンネル内に血管を切除する切
除用処置具が挿入されるようになっている。
1と同様に図3(B)に示すようにフレキシブルに曲が
る多関節構造の挿入部24が設けられている。この挿入
部24の先端部には照明光学系の照明窓、観察光学系の
観察窓、処置具挿通チャンネル等が設けられている。そ
して、この処置具挿通チャンネル内に血管を切除する切
除用処置具が挿入されるようになっている。
【0032】次に、上記構成の手術用マイクロロボット
21の作用について説明する。この手術用マイクロロボ
ット21は例えば心筋梗塞の治療で冠状動脈等が詰まっ
た場合に、この血管の詰まった部分を切除し、残りの部
分同志を結合するバイパス手術で使用される。
21の作用について説明する。この手術用マイクロロボ
ット21は例えば心筋梗塞の治療で冠状動脈等が詰まっ
た場合に、この血管の詰まった部分を切除し、残りの部
分同志を結合するバイパス手術で使用される。
【0033】このような治療時には図3(A)に示すよ
うに患者Hの胸内に経皮的にマイクロロボット21の挿
入部23および内視鏡22の挿入部24がそれぞれ別個
に挿入される。そして、内視鏡22によって体内を観察
しながら目的の治療対象部位までマイクロロボット21
の挿入部23の先端部が導かれる。この場合、マイクロ
ロボット21の挿入部23および内視鏡22の挿入部2
4はフレキシブルに曲がる多関節構造になっているの
で、例えば患者Hの心臓Iの裏側にも確実に導くことが
できる。
うに患者Hの胸内に経皮的にマイクロロボット21の挿
入部23および内視鏡22の挿入部24がそれぞれ別個
に挿入される。そして、内視鏡22によって体内を観察
しながら目的の治療対象部位までマイクロロボット21
の挿入部23の先端部が導かれる。この場合、マイクロ
ロボット21の挿入部23および内視鏡22の挿入部2
4はフレキシブルに曲がる多関節構造になっているの
で、例えば患者Hの心臓Iの裏側にも確実に導くことが
できる。
【0034】また、マイクロロボット21の先端部が治
療対象部位まで導かれたのち、固定脚によってマイクロ
ロボット21の先端部が治療対象部位の近傍位置に固定
される。続いて、図3(B)に示すようにこのマイクロ
ロボット21のマイクログリッパおよび内視鏡22の処
置具挿通チャンネルを経て挿入された切除用処置具によ
って冠状動脈Jのバイパス手術が行なわれる。
療対象部位まで導かれたのち、固定脚によってマイクロ
ロボット21の先端部が治療対象部位の近傍位置に固定
される。続いて、図3(B)に示すようにこのマイクロ
ロボット21のマイクログリッパおよび内視鏡22の処
置具挿通チャンネルを経て挿入された切除用処置具によ
って冠状動脈Jのバイパス手術が行なわれる。
【0035】また、図3(C)は第1の実施例の湾屈曲
部1を経口的に体内に挿入される多自由度マニピュレー
タ25として使用し、この多自由度マニピュレータ25
が経口的に例えば、食道、胃、十二指腸L等を介して胆
のうM内の目的の治療対象部位まで導かれた状態を示す
ものである。なお、図中Kは肝臓を示すものである。
部1を経口的に体内に挿入される多自由度マニピュレー
タ25として使用し、この多自由度マニピュレータ25
が経口的に例えば、食道、胃、十二指腸L等を介して胆
のうM内の目的の治療対象部位まで導かれた状態を示す
ものである。なお、図中Kは肝臓を示すものである。
【0036】また、図4は例えばガス配管等の工業用管
路P内に挿入される工業用内視鏡31用の処置具に第1
の実施例の湾屈曲部1を適用したものである。この工業
用内視鏡31の先端面には照明装置32および観察用の
一対のCCDカメラ33が設けられているとともに、配
管内作業用の3本の短尺型多自由度管状マニピュレータ
34a,34b,34cの基端部がそれぞれ固定されて
いる。これらのマニピュレータ34a,34b,34c
はフレキシブルに曲がる第1の実施例の湾屈曲部1によ
って形成されている。
路P内に挿入される工業用内視鏡31用の処置具に第1
の実施例の湾屈曲部1を適用したものである。この工業
用内視鏡31の先端面には照明装置32および観察用の
一対のCCDカメラ33が設けられているとともに、配
管内作業用の3本の短尺型多自由度管状マニピュレータ
34a,34b,34cの基端部がそれぞれ固定されて
いる。これらのマニピュレータ34a,34b,34c
はフレキシブルに曲がる第1の実施例の湾屈曲部1によ
って形成されている。
【0037】また、第1のマニピュレータ34aの先端
部には照明装置および観察用のCCDカメラ等の観察手
段が設けられており、この第1のマニピュレータ34a
によって工業用管路P内の補修部Qを近接かつ直視して
監視する作業部拡大内視システム部が形成されている。
部には照明装置および観察用のCCDカメラ等の観察手
段が設けられており、この第1のマニピュレータ34a
によって工業用管路P内の補修部Qを近接かつ直視して
監視する作業部拡大内視システム部が形成されている。
【0038】さらに、第2のマニピュレータ34bの先
端部には例えばバスケット型処置部によって形成される
マイクログリッパ35が設けられている。そして、この
マイクログリッパ35によって溶接用材料36等の作業
ツールを把持しながら補修部Qに接近させるツール搬送
部が形成されている。
端部には例えばバスケット型処置部によって形成される
マイクログリッパ35が設けられている。そして、この
マイクログリッパ35によって溶接用材料36等の作業
ツールを把持しながら補修部Qに接近させるツール搬送
部が形成されている。
【0039】また、第3のマニピュレータ34cの先端
部にはレーザ光等の出射部や、グラインダ等の研削作業
部が設けられている。そして、この第3のマニピュレー
タ34cによって工業用管路P内の補修部Qに接近し、
レーザ光等による溶接や、グラインダを用いての研削等
の補修作業を行なう作業部が形成されている。
部にはレーザ光等の出射部や、グラインダ等の研削作業
部が設けられている。そして、この第3のマニピュレー
タ34cによって工業用管路P内の補修部Qに接近し、
レーザ光等による溶接や、グラインダを用いての研削等
の補修作業を行なう作業部が形成されている。
【0040】なお、3本のマニピュレータ34a,34
b,34cの外周面の色を変えることにより、3本のマ
ニピュレータ34a,34b,34cを識別し易くした
り、或いは各マニピュレータ34a,34b,34cに
識別用の特有の形状の突起部をそれぞれ形成することに
より、内視鏡31によって各マニピュレータ34a,3
4b,34cを目視した際に簡単に各マニピュレータ3
4a,34b,34cの機能を判断できる構成にしても
よい。
b,34cの外周面の色を変えることにより、3本のマ
ニピュレータ34a,34b,34cを識別し易くした
り、或いは各マニピュレータ34a,34b,34cに
識別用の特有の形状の突起部をそれぞれ形成することに
より、内視鏡31によって各マニピュレータ34a,3
4b,34cを目視した際に簡単に各マニピュレータ3
4a,34b,34cの機能を判断できる構成にしても
よい。
【0041】また、図5(A),(B)は本発明の第2
の実施例を示すものである。この実施例の多自由度マニ
ピュレータの湾屈曲部41にはプラスチック材料によっ
て形成された可撓管42が設けられている。
の実施例を示すものである。この実施例の多自由度マニ
ピュレータの湾屈曲部41にはプラスチック材料によっ
て形成された可撓管42が設けられている。
【0042】この可撓管42には軸方向に沿って複数か
所にヒンジ部45が形成されている。この場合、可撓管
42には周方向に一対の切欠部43,43が対向状態で
形成されており、これらの切欠部43,43間の残りの
部分によって一対のヒンジ部45,45が形成されてい
る。そして、可撓管42の軸方向に沿う前後のヒンジ部
45,45間の部分によって湾屈曲部41の湾屈曲駒4
4が形成されている。
所にヒンジ部45が形成されている。この場合、可撓管
42には周方向に一対の切欠部43,43が対向状態で
形成されており、これらの切欠部43,43間の残りの
部分によって一対のヒンジ部45,45が形成されてい
る。そして、可撓管42の軸方向に沿う前後のヒンジ部
45,45間の部分によって湾屈曲部41の湾屈曲駒4
4が形成されている。
【0043】また、隣接する前後の湾屈曲駒44,44
間には1方向性のSMAワイヤによって形成された熱変
形部材46および引張りばねによって形成されるリター
ンスプリング54がそれぞれ配設されている。この場
合、熱変形部材46には非加熱時の基準長さよりもコイ
ル長さが短くなるように収縮させる加熱時の収縮形状が
予め記憶されている。
間には1方向性のSMAワイヤによって形成された熱変
形部材46および引張りばねによって形成されるリター
ンスプリング54がそれぞれ配設されている。この場
合、熱変形部材46には非加熱時の基準長さよりもコイ
ル長さが短くなるように収縮させる加熱時の収縮形状が
予め記憶されている。
【0044】さらに、各湾屈曲駒44の外周面には図5
(B)に示す凹部42aが形成されている。この凹部4
2a上には熱変形部材46の動作を制御するSMA制御
回路49が断熱板(断熱手段)50を介して装着されて
いる。
(B)に示す凹部42aが形成されている。この凹部4
2a上には熱変形部材46の動作を制御するSMA制御
回路49が断熱板(断熱手段)50を介して装着されて
いる。
【0045】この場合、SMA制御回路49は各湾屈曲
駒44の一端側(例えば図5(A)中で各湾屈曲駒44
の左の切欠部43側)の端縁部位に配置されている。そ
して、このSMA制御回路49に熱変形部材46の一端
が接続されている。
駒44の一端側(例えば図5(A)中で各湾屈曲駒44
の左の切欠部43側)の端縁部位に配置されている。そ
して、このSMA制御回路49に熱変形部材46の一端
が接続されている。
【0046】また、熱変形部材46の他端は各湾屈曲駒
44の他端側(例えば図5(A)中で各湾屈曲駒44の
右の切欠部43側)に延出され、図5(A)中で右側に
隣接する湾屈曲駒44の内周面に設けられたSMA電源
ポスト47に接続されている。
44の他端側(例えば図5(A)中で各湾屈曲駒44の
右の切欠部43側)に延出され、図5(A)中で右側に
隣接する湾屈曲駒44の内周面に設けられたSMA電源
ポスト47に接続されている。
【0047】さらに、各湾屈曲駒44の外周面の凹部4
2a上にはSMA制御回路49の断熱板50に隣接させ
て放熱板51が配設されている。この放熱板51上には
絶縁被膜52が装着されている。そして、この絶縁被膜
52によって放熱板51とこの放熱板51の上方に配置
された熱変形部材46との間が絶縁されている。
2a上にはSMA制御回路49の断熱板50に隣接させ
て放熱板51が配設されている。この放熱板51上には
絶縁被膜52が装着されている。そして、この絶縁被膜
52によって放熱板51とこの放熱板51の上方に配置
された熱変形部材46との間が絶縁されている。
【0048】また、各湾屈曲駒44の内周面には熱変形
部材46とは反対側、例えば図5(A)中で下端部に前
後一対のスプリング固定ピン53,53が突設されてい
る。そして、リターンスプリング54は切欠部43の両
側の隣接する一対の湾屈曲駒44,44の固定ピン5
3,53間に架設されている。
部材46とは反対側、例えば図5(A)中で下端部に前
後一対のスプリング固定ピン53,53が突設されてい
る。そして、リターンスプリング54は切欠部43の両
側の隣接する一対の湾屈曲駒44,44の固定ピン5
3,53間に架設されている。
【0049】したがって、各湾屈曲駒44は熱変形部材
46とリターンスプリング54との力のバランスによっ
て湾屈曲角度が決まるようになっている。ここで、全て
の熱変形部材46が非加熱時の基準形状で保持されてい
る場合には湾屈曲部41の全ての湾屈曲駒44…が略直
線状の基準形状で保持される。また、いずれかの熱変形
部材46が通電加熱されると、その加熱された熱変形部
材46が加熱時の収縮形状に変形し、このときの熱変形
部材46の収縮動作にともないその位置の湾屈曲駒44
がヒンジ部45,45を中心に局部的に湾屈曲操作され
るようになっている。
46とリターンスプリング54との力のバランスによっ
て湾屈曲角度が決まるようになっている。ここで、全て
の熱変形部材46が非加熱時の基準形状で保持されてい
る場合には湾屈曲部41の全ての湾屈曲駒44…が略直
線状の基準形状で保持される。また、いずれかの熱変形
部材46が通電加熱されると、その加熱された熱変形部
材46が加熱時の収縮形状に変形し、このときの熱変形
部材46の収縮動作にともないその位置の湾屈曲駒44
がヒンジ部45,45を中心に局部的に湾屈曲操作され
るようになっている。
【0050】そこで、上記構成のものにあっては多自由
度マニピュレータの湾屈曲部41の複数の湾屈曲駒44
…を熱変形部材46…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部41全体の中の任意の一部分の
関節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。そ
のため、湾屈曲部41の湾屈曲操作の自由度を高めるこ
とができるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部
の細径化を図ることができる。
度マニピュレータの湾屈曲部41の複数の湾屈曲駒44
…を熱変形部材46…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部41全体の中の任意の一部分の
関節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。そ
のため、湾屈曲部41の湾屈曲操作の自由度を高めるこ
とができるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部
の細径化を図ることができる。
【0051】また、断熱板50上にSMA制御回路49
を配設したので、熱変形部材46への通電加熱時に熱変
形部材46の熱が湾屈曲駒44の放熱板51に伝熱さ
れ、この放熱板51から放熱された際に、この放熱板5
1からSMA制御回路49に伝熱されることを防止する
ことができる。そのため、熱変形部材46の応答性を良
くすることができるとともに、SMA制御回路49の熱
破損を防止することができる。
を配設したので、熱変形部材46への通電加熱時に熱変
形部材46の熱が湾屈曲駒44の放熱板51に伝熱さ
れ、この放熱板51から放熱された際に、この放熱板5
1からSMA制御回路49に伝熱されることを防止する
ことができる。そのため、熱変形部材46の応答性を良
くすることができるとともに、SMA制御回路49の熱
破損を防止することができる。
【0052】なお、放熱板51に図6に示す熱変形部材
46のガイド溝53を形成し、このガイド溝53内に熱
変形部材46を配設する構成にしてもよい。また、関節
部の構成は第1の実施例と同様の構成であってもよい。
さらに、熱変形部材46としてはSMAワイヤに代えて
バイメタル板を使用してもよい。
46のガイド溝53を形成し、このガイド溝53内に熱
変形部材46を配設する構成にしてもよい。また、関節
部の構成は第1の実施例と同様の構成であってもよい。
さらに、熱変形部材46としてはSMAワイヤに代えて
バイメタル板を使用してもよい。
【0053】また、図7は本発明の第3の実施例を示す
ものである。図7中で、61は多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部である。この湾屈曲部61には例えばセラミ
ック等の断熱材料によって形成された湾屈曲駒62がそ
の軸方向に沿って複数並設されている。
ものである。図7中で、61は多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部である。この湾屈曲部61には例えばセラミ
ック等の断熱材料によって形成された湾屈曲駒62がそ
の軸方向に沿って複数並設されている。
【0054】さらに、各湾屈曲駒62の前端部には対向
配置された一対の前突部62a,62a、後端部には対
向配置された一対の後突部62b,62bがそれぞれ突
設されている。そして、各湾曲駒62の後突部62b,
62bと隣接する後方の湾曲駒62の前突部62a,6
2aとの間がそれぞれ連結ピン63を介して回動自在に
連結され、多関節構造に形成されている。
配置された一対の前突部62a,62a、後端部には対
向配置された一対の後突部62b,62bがそれぞれ突
設されている。そして、各湾曲駒62の後突部62b,
62bと隣接する後方の湾曲駒62の前突部62a,6
2aとの間がそれぞれ連結ピン63を介して回動自在に
連結され、多関節構造に形成されている。
【0055】また、各湾屈曲駒62の内周面には2方向
性のSMAコイルによって形成された熱変形部材64の
動作を制御する一対のSMA制御回路67,67および
一対のSMA電源ポスト65,65がそれぞれ設けられ
ている。この場合、一対のSMA制御回路67,67お
よび一対のSMA電源ポスト65,65は一対の連結ピ
ン63,63の装着位置に対して各湾屈曲駒62…の周
方向に90°ずらした位置に配置されている。
性のSMAコイルによって形成された熱変形部材64の
動作を制御する一対のSMA制御回路67,67および
一対のSMA電源ポスト65,65がそれぞれ設けられ
ている。この場合、一対のSMA制御回路67,67お
よび一対のSMA電源ポスト65,65は一対の連結ピ
ン63,63の装着位置に対して各湾屈曲駒62…の周
方向に90°ずらした位置に配置されている。
【0056】また、SMA制御回路67,67は各湾屈
曲駒62の内周面略中央位置に配置され、SMA電源ポ
スト65,65は各湾屈曲駒62の後端位置に配置され
ている。
曲駒62の内周面略中央位置に配置され、SMA電源ポ
スト65,65は各湾屈曲駒62の後端位置に配置され
ている。
【0057】また、熱変形部材64の一端はSMA制御
回路67に接続され、他端は各湾屈曲駒62の後端部に
形成されたワイヤ挿通孔66を通して各湾屈曲駒62の
外周面側に延出されたのち、前方に折り返され、この湾
屈曲駒62と隣接する前方の湾屈曲駒62のSMA電源
ポスト65に接続されている。
回路67に接続され、他端は各湾屈曲駒62の後端部に
形成されたワイヤ挿通孔66を通して各湾屈曲駒62の
外周面側に延出されたのち、前方に折り返され、この湾
屈曲駒62と隣接する前方の湾屈曲駒62のSMA電源
ポスト65に接続されている。
【0058】そして、全ての熱変形部材64が非加熱時
の第1形状で保持されている場合には湾屈曲部61の全
ての湾屈曲駒62…が略直線状の基準形状で保持され
る。さらに、いずれかの熱変形部材62が通電加熱され
ると、その加熱された熱変形部材62が加熱時の第2形
状に変形し、このときの熱変形部材62の収縮動作にと
もないその位置の湾屈曲駒62が局部的に湾屈曲操作さ
れるようになっている。そこで、上記構成のものにあっ
ては多自由度マニピュレータの湾屈曲部61の複数の湾
屈曲駒62…を熱変形部材62…によってそれぞれ湾屈
曲させるようにしたので、湾屈曲部61全体の中の任意
の一部分の関節部のみを局部的に湾屈曲操作することが
できる。そのため、湾屈曲部61の湾屈曲操作の自由度
を高めることができるとともに、多自由度マニピュレー
タの挿入部の細径化を図ることができる。
の第1形状で保持されている場合には湾屈曲部61の全
ての湾屈曲駒62…が略直線状の基準形状で保持され
る。さらに、いずれかの熱変形部材62が通電加熱され
ると、その加熱された熱変形部材62が加熱時の第2形
状に変形し、このときの熱変形部材62の収縮動作にと
もないその位置の湾屈曲駒62が局部的に湾屈曲操作さ
れるようになっている。そこで、上記構成のものにあっ
ては多自由度マニピュレータの湾屈曲部61の複数の湾
屈曲駒62…を熱変形部材62…によってそれぞれ湾屈
曲させるようにしたので、湾屈曲部61全体の中の任意
の一部分の関節部のみを局部的に湾屈曲操作することが
できる。そのため、湾屈曲部61の湾屈曲操作の自由度
を高めることができるとともに、多自由度マニピュレー
タの挿入部の細径化を図ることができる。
【0059】また、断熱材料によって形成された各湾屈
曲駒62の内周面にSMA制御回路67を配設し、各湾
屈曲駒62の外周面に熱変形部材64を配設したので、
熱変形部材64への通電加熱時に熱変形部材64の熱が
湾屈曲駒62を介してSMA制御回路67に伝熱される
ことを防止することができる。そのため、熱変形部材6
4の応答性を良くすることができるとともに、SMA制
御回路67の熱破損を防止することができる。
曲駒62の内周面にSMA制御回路67を配設し、各湾
屈曲駒62の外周面に熱変形部材64を配設したので、
熱変形部材64への通電加熱時に熱変形部材64の熱が
湾屈曲駒62を介してSMA制御回路67に伝熱される
ことを防止することができる。そのため、熱変形部材6
4の応答性を良くすることができるとともに、SMA制
御回路67の熱破損を防止することができる。
【0060】なお、上記実施例では断熱材料によって形
成された各湾屈曲駒62の内周面にSMA制御回路6
7、外周面に熱変形部材64をそれぞれ配設した構成の
ものを示したが、各湾屈曲駒62の内周面に熱変形部材
64、外周面にSMA制御回路67をそれぞれ配設する
構成にしてもよい。
成された各湾屈曲駒62の内周面にSMA制御回路6
7、外周面に熱変形部材64をそれぞれ配設した構成の
ものを示したが、各湾屈曲駒62の内周面に熱変形部材
64、外周面にSMA制御回路67をそれぞれ配設する
構成にしてもよい。
【0061】また、図8(A),(B)は本発明の第4
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の熱
変形部材7を伝熱チューブ71内に挿通するとともに、
各湾屈曲駒2の内周面にリング状の放熱板72を配設
し、この放熱板72に熱変形部材7の伝熱チューブ71
を固定したものである。したがって、この場合には熱変
形部材7の放熱速度を高めることができるので、熱変形
部材7の応答性をさらに良くすることができる。
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の熱
変形部材7を伝熱チューブ71内に挿通するとともに、
各湾屈曲駒2の内周面にリング状の放熱板72を配設
し、この放熱板72に熱変形部材7の伝熱チューブ71
を固定したものである。したがって、この場合には熱変
形部材7の放熱速度を高めることができるので、熱変形
部材7の応答性をさらに良くすることができる。
【0062】また、図9乃至図13は本発明の第5の実
施例を示すものである。図9は多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部81の要部構成を示すものである。この湾屈
曲部81には略円筒形状の湾屈曲駒82がその軸方向に
沿って複数並設されている。さらに、前後の湾屈曲駒8
2,82間には各湾屈曲駒82を湾屈曲操作する2方向
性のSMA板によって形成された左右一対の熱変形部材
83,83が配設されている。
施例を示すものである。図9は多自由度マニピュレータ
の湾屈曲部81の要部構成を示すものである。この湾屈
曲部81には略円筒形状の湾屈曲駒82がその軸方向に
沿って複数並設されている。さらに、前後の湾屈曲駒8
2,82間には各湾屈曲駒82を湾屈曲操作する2方向
性のSMA板によって形成された左右一対の熱変形部材
83,83が配設されている。
【0063】また、各湾屈曲駒82には図10に示すよ
うに断熱材料によって形成された断面形状が略半円形状
の上部構成部材82aと下部構成部材82bとが設けら
れている。これらの上部構成部材82aと下部構成部材
82bとは図11に示すフレキシブルプリント基板(F
PC)86を介して接着されている。
うに断熱材料によって形成された断面形状が略半円形状
の上部構成部材82aと下部構成部材82bとが設けら
れている。これらの上部構成部材82aと下部構成部材
82bとは図11に示すフレキシブルプリント基板(F
PC)86を介して接着されている。
【0064】この場合、上部構成部材82aの両側面に
は切欠部84がそれぞれ形成されている。そして、各切
欠部84には熱変形部材83の動作を制御するSMA制
御回路85が配設されている。
は切欠部84がそれぞれ形成されている。そして、各切
欠部84には熱変形部材83の動作を制御するSMA制
御回路85が配設されている。
【0065】さらに、フレキシブルプリント基板86上
には湾屈曲部81を構成する各湾屈曲駒82,82間の
左右一対の熱変形部材83,83およびSMA制御回路
85,85が一体的に配設されている。
には湾屈曲部81を構成する各湾屈曲駒82,82間の
左右一対の熱変形部材83,83およびSMA制御回路
85,85が一体的に配設されている。
【0066】この場合、SMA制御回路85,85はフ
レキシブルプリント基板86上に例えばボンディング等
の手段によって取り付けられ、熱変形部材83,83は
はんだ付け等の手段によって固定されている。さらに、
このフレキシブルプリント基板86上には熱変形部材8
3の電源ラインV1 ,SMA制御回路85の電源ライン
V2 ,グランドラインG,信号線Sがそれぞれ配線され
ており、各熱変形部材83とSMA制御回路85との間
の電気配線が回路形成されている。
レキシブルプリント基板86上に例えばボンディング等
の手段によって取り付けられ、熱変形部材83,83は
はんだ付け等の手段によって固定されている。さらに、
このフレキシブルプリント基板86上には熱変形部材8
3の電源ラインV1 ,SMA制御回路85の電源ライン
V2 ,グランドラインG,信号線Sがそれぞれ配線され
ており、各熱変形部材83とSMA制御回路85との間
の電気配線が回路形成されている。
【0067】また、フレキシブルプリント基板86の両
側部にはSMA制御回路85の取付け脚部87が突設さ
れている。そして、この取付け脚部87上のSMA制御
回路85は各湾屈曲駒82における上部構成部材82a
の両側の切欠部84に接着されている。
側部にはSMA制御回路85の取付け脚部87が突設さ
れている。そして、この取付け脚部87上のSMA制御
回路85は各湾屈曲駒82における上部構成部材82a
の両側の切欠部84に接着されている。
【0068】さらに、熱変形部材83は中温状態では図
13中で、実線で示すように略直線状の基準形状で保持
され、高温状態では同図中で、一点鎖線で示すように上
向きの湾曲形状、低温状態では同図中で、二点鎖線で示
すように下向きの湾曲形状に変形するようになってい
る。
13中で、実線で示すように略直線状の基準形状で保持
され、高温状態では同図中で、一点鎖線で示すように上
向きの湾曲形状、低温状態では同図中で、二点鎖線で示
すように下向きの湾曲形状に変形するようになってい
る。
【0069】そこで、上記構成のものにあっては多自由
度マニピュレータの湾屈曲部81の複数の湾屈曲駒82
…を熱変形部材83…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部81全体の中の任意の一部分の
関節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。そ
のため、湾屈曲部81の湾屈曲操作の自由度を高めるこ
とができるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部
の細径化を図ることができる。
度マニピュレータの湾屈曲部81の複数の湾屈曲駒82
…を熱変形部材83…によってそれぞれ湾屈曲させるよ
うにしたので、湾屈曲部81全体の中の任意の一部分の
関節部のみを局部的に湾屈曲操作することができる。そ
のため、湾屈曲部81の湾屈曲操作の自由度を高めるこ
とができるとともに、多自由度マニピュレータの挿入部
の細径化を図ることができる。
【0070】また、断熱材料によって形成された各湾屈
曲駒82の上部構成部材82aの両側面にSMA制御回
路85を配設したので、熱変形部材83への通電加熱時
に熱変形部材83の熱が湾屈曲駒82を介してSMA制
御回路85に伝熱されることを防止することができる。
そのため、熱変形部材83の応答性を良くすることがで
きるとともに、SMA制御回路85の熱破損を防止する
ことができる。
曲駒82の上部構成部材82aの両側面にSMA制御回
路85を配設したので、熱変形部材83への通電加熱時
に熱変形部材83の熱が湾屈曲駒82を介してSMA制
御回路85に伝熱されることを防止することができる。
そのため、熱変形部材83の応答性を良くすることがで
きるとともに、SMA制御回路85の熱破損を防止する
ことができる。
【0071】また、図14は図4に示すような工業用管
路P内に挿入される工業用内視鏡31の先端部に固定さ
れた多自由度マニピュレータ91の他の構成例を示すも
のである。この多自由度マニピュレータ91の各関節部
A〜Eの長さ(l1 ,l2 ,l3 ,l4 ,l5 )はl1
<l2 <l3 <l4 <l5 にそれぞれ設定されており、
先端部に向かうにしたがって長さが短くなっている。
路P内に挿入される工業用内視鏡31の先端部に固定さ
れた多自由度マニピュレータ91の他の構成例を示すも
のである。この多自由度マニピュレータ91の各関節部
A〜Eの長さ(l1 ,l2 ,l3 ,l4 ,l5 )はl1
<l2 <l3 <l4 <l5 にそれぞれ設定されており、
先端部に向かうにしたがって長さが短くなっている。
【0072】さらに、最先端の関節部Aの先端面には回
転軸92を介してグラインダ93が回転自在に装着され
ている。なお、各関節部A〜Eには独立にアクチュエー
タが装着されており、それぞれ独立に湾屈曲可能になっ
ている。
転軸92を介してグラインダ93が回転自在に装着され
ている。なお、各関節部A〜Eには独立にアクチュエー
タが装着されており、それぞれ独立に湾屈曲可能になっ
ている。
【0073】そして、多自由度マニピュレータ91の使
用時には図15中に矢印で示すように手元側の関節部
D,Eを下向きに湾曲させ、残りの関節部A,B,Cは
上向きに湾曲させる。
用時には図15中に矢印で示すように手元側の関節部
D,Eを下向きに湾曲させ、残りの関節部A,B,Cは
上向きに湾曲させる。
【0074】ここで、関節部Cを支点として管路Pの内
壁面の底部に下向きの力Fを作用させる。このとき、グ
ラインダ93を管路Pの内壁面の上面部に当て、力fを
作用させて研磨作業を行なう。
壁面の底部に下向きの力Fを作用させる。このとき、グ
ラインダ93を管路Pの内壁面の上面部に当て、力fを
作用させて研磨作業を行なう。
【0075】したがって、上記構成のものにあっては関
節部Cを支点として関節部A,B,Cによってグライン
ダ93を安定に支持することができるので、グラインダ
93による研磨作業を安定に行なうことができる。
節部Cを支点として関節部A,B,Cによってグライン
ダ93を安定に支持することができるので、グラインダ
93による研磨作業を安定に行なうことができる。
【0076】また、多自由度マニピュレータ91の使用
時に手元側の関節部Eを上向きに湾曲させ、残りの関節
部A,B,C,Dを下向きに湾曲させることにより図1
6中に点線で示すように関節部Dを支点として管路Pの
内壁面の上面部に上向きの力Fを作用させる。
時に手元側の関節部Eを上向きに湾曲させ、残りの関節
部A,B,C,Dを下向きに湾曲させることにより図1
6中に点線で示すように関節部Dを支点として管路Pの
内壁面の上面部に上向きの力Fを作用させる。
【0077】この状態で、図16中に矢印で示すように
関節部A,B,Cを上向きに湾曲させることにより、関
節部Dを支点として関節部A,B,Cでグラインダ93
を管路Pの内壁面の底部に当て、力fを作用させて研磨
作業を行なうことができる。
関節部A,B,Cを上向きに湾曲させることにより、関
節部Dを支点として関節部A,B,Cでグラインダ93
を管路Pの内壁面の底部に当て、力fを作用させて研磨
作業を行なうことができる。
【0078】なお、上記多自由度マニピュレータ91は
グラインダ93による研磨作業以外でも内視鏡検査作
業、マニピュレータ91の先端にグリッパを持たせた把
持・回収作業等にも適用することができる。さらに、そ
の他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
グラインダ93による研磨作業以外でも内視鏡検査作
業、マニピュレータ91の先端にグリッパを持たせた把
持・回収作業等にも適用することができる。さらに、そ
の他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】本発明は熱変形部材の熱変形動作にとも
ない湾屈曲部の湾屈曲要素を湾屈曲操作させる際に、熱
変形部材の近傍位置に配設された熱変形部材の駆動手段
への熱変形部材からの伝熱を防止する断熱手段を設けた
ので、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみを局部的に
湾屈曲操作することができ、湾屈曲操作の自由度を高め
ることができるとともに、挿入部の細径化を図ることが
でき、加えて形状記憶合金ワイヤ等の熱変形部材の駆動
手段の熱破損を防止することができる。
ない湾屈曲部の湾屈曲要素を湾屈曲操作させる際に、熱
変形部材の近傍位置に配設された熱変形部材の駆動手段
への熱変形部材からの伝熱を防止する断熱手段を設けた
ので、湾屈曲部全体の中の任意の一部分のみを局部的に
湾屈曲操作することができ、湾屈曲操作の自由度を高め
ることができるとともに、挿入部の細径化を図ることが
でき、加えて形状記憶合金ワイヤ等の熱変形部材の駆動
手段の熱破損を防止することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例の多自由度マニピュレ
ータの湾屈曲部を示す要部の概略構成図。
ータの湾屈曲部を示す要部の概略構成図。
【図2】 湾屈曲部の制御装置の概略構成図。
【図3】 (A)は手術用マイクロロボットの多自由度
マニピュレータを体内に挿入した状態を示す概略構成
図、(B)は心臓の冠状動脈のバイパス手術状態を示す
概略構成図、(C)は体内に挿入された多自由度マニピ
ュレータを示す概略構成図。
マニピュレータを体内に挿入した状態を示す概略構成
図、(B)は心臓の冠状動脈のバイパス手術状態を示す
概略構成図、(C)は体内に挿入された多自由度マニピ
ュレータを示す概略構成図。
【図4】 ガス管路内に挿入された多自由度マニピュレ
ータの概略構成図。
ータの概略構成図。
【図5】 本発明の第2の実施例を示すもので、(A)
は湾屈曲装置の要部構成を示す縦断面図、(B)は
(A)のL−L線断面図。
は湾屈曲装置の要部構成を示す縦断面図、(B)は
(A)のL−L線断面図。
【図6】 放熱板の変形例を示す要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第3の実施例を示す要部の縦断面
図。
図。
【図8】 本発明の第4の実施例を示すもので、(A)
は湾屈曲装置の要部構成を示す縦断面図、(B)は
(A)のM−M線断面図。
は湾屈曲装置の要部構成を示す縦断面図、(B)は
(A)のM−M線断面図。
【図9】 本発明の第5の実施例を示す要部の側面図。
【図10】 図9のN−N線断面図。
【図11】 フレキシブルプリント基板を示す平面図。
【図12】 湾屈曲部の組み立て状態を示す要部の分解
斜視図。
斜視図。
【図13】 SMAの動作を説明するための概略構成
図。
図。
【図14】 多自由度マニピュレータの概略構成図。
【図15】 多自由度マニピュレータの動作状態を示す
概略構成図。
概略構成図。
【図16】 多自由度マニピュレータの他の動作状態を
示す概略構成図。
示す概略構成図。
1,41,61,81…湾屈曲部,2,3,44,6
2,82…湾屈曲駒,7,46,66,83…熱変形部
材,8,49,67,85…SMA制御回路(駆動手
段),50…断熱板(断熱手段)。
2,82…湾屈曲駒,7,46,66,83…熱変形部
材,8,49,67,85…SMA制御回路(駆動手
段),50…断熱板(断熱手段)。
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば体腔内、或いはガス管等
の工業用の管路内に挿入される挿入部が可撓管によって
形成される内視鏡には可撓管の先端部に湾屈曲変形可能
な湾屈曲部が配設されている。
の工業用の管路内に挿入される挿入部が可撓管によって
形成される内視鏡には可撓管の先端部に湾屈曲変形可能
な湾屈曲部が配設されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照して説明する。図1は例えば体腔内、或いはガ
ス管等の工業用の管路内に挿入される多関節マニピュレ
ータとして使用される多自由度マニピュレータの湾屈曲
部1の要部構成を示すものである。
2を参照して説明する。図1は例えば体腔内、或いはガ
ス管等の工業用の管路内に挿入される多関節マニピュレ
ータとして使用される多自由度マニピュレータの湾屈曲
部1の要部構成を示すものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】この多自由度マニピュレータの基端部側は
手元側の操作部に連結されている。また、この多自由度
マニピュレータの湾屈曲部1には金属製の略円筒形状の
2種類の湾屈曲駒2,3がその軸方向に沿って交互に複
数並設されている。この場合、一方の湾屈曲駒2は他方
の湾屈曲駒3よりも長さ寸法が大きくなるように設定さ
れている。なお、湾屈曲駒2,3の外周面には弾性材料
によって形成された図示しない外被チューブが装着され
ている。
手元側の操作部に連結されている。また、この多自由度
マニピュレータの湾屈曲部1には金属製の略円筒形状の
2種類の湾屈曲駒2,3がその軸方向に沿って交互に複
数並設されている。この場合、一方の湾屈曲駒2は他方
の湾屈曲駒3よりも長さ寸法が大きくなるように設定さ
れている。なお、湾屈曲駒2,3の外周面には弾性材料
によって形成された図示しない外被チューブが装着され
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】さらに、第2のマニピュレータ34bの先
端部には例えば把持グリップ処置部によって形成される
マイクログリッパ35が設けられている。そして、この
マイクログリッパ35によって溶接用材料36等の作業
ツールを把持しながら補修部Qに接近させるツール搬送
部が形成されている。
端部には例えば把持グリップ処置部によって形成される
マイクログリッパ35が設けられている。そして、この
マイクログリッパ35によって溶接用材料36等の作業
ツールを把持しながら補修部Qに接近させるツール搬送
部が形成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】そして、全ての熱変形部材64が非加熱時
の第1形状で保持されている場合には湾屈曲部61の全
ての湾屈曲駒62…が略直線状の基準形状で保持され
る。さらに、いずれかの熱変形部材62が通電加熱され
ると、その加熱された熱変形部材62が加熱時の第2形
状に変形し、このときの熱変形部材62の収縮動作にと
もないその位置の湾屈曲駒62が局部的に湾屈曲操作さ
れるようになっている。そこで、上記構成のものにあっ
ては多自由度マニピュレータの湾屈曲部61の複数の湾
屈曲駒62…を熱変形部材64…によってそれぞれ湾屈
曲させるようにしたので、湾屈曲部61全体の中の任意
の一部分の関節部のみを局部的に湾屈曲操作することが
できる。そのため、湾屈曲部61の湾屈曲操作の自由度
を高めることができるとともに、多自由度マニピュレー
タの挿入部の細径化を図ることができる。
の第1形状で保持されている場合には湾屈曲部61の全
ての湾屈曲駒62…が略直線状の基準形状で保持され
る。さらに、いずれかの熱変形部材62が通電加熱され
ると、その加熱された熱変形部材62が加熱時の第2形
状に変形し、このときの熱変形部材62の収縮動作にと
もないその位置の湾屈曲駒62が局部的に湾屈曲操作さ
れるようになっている。そこで、上記構成のものにあっ
ては多自由度マニピュレータの湾屈曲部61の複数の湾
屈曲駒62…を熱変形部材64…によってそれぞれ湾屈
曲させるようにしたので、湾屈曲部61全体の中の任意
の一部分の関節部のみを局部的に湾屈曲操作することが
できる。そのため、湾屈曲部61の湾屈曲操作の自由度
を高めることができるとともに、多自由度マニピュレー
タの挿入部の細径化を図ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安達 英之 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 崎山 勝則 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 巽 康一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤尾 浩司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 林 正明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の湾屈曲要素がそれぞれ湾屈曲可能
に連結された湾屈曲部と、温度変化にともない熱変形
し、この熱変形動作にともない前記湾屈曲部の前記湾屈
曲要素を湾屈曲操作する熱変形部材と、この熱変形部材
の近傍位置に配設された前記熱変形部材の駆動手段と、
この駆動手段への前記熱変形部材からの伝熱を防止する
断熱手段とを具備したことを特徴とする湾屈曲装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055735A JPH05253174A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 湾屈曲装置 |
| US08/396,347 US5624380A (en) | 1992-03-12 | 1995-02-28 | Multi-degree of freedom manipulator |
| US08/518,260 US5679216A (en) | 1992-03-12 | 1995-08-23 | Method of manufacturing a multi-degree-of-freedom manipulator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055735A JPH05253174A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 湾屈曲装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253174A true JPH05253174A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13007117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4055735A Withdrawn JPH05253174A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-13 | 湾屈曲装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253174A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008194326A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Olympus Corp | 磁気結合型アクチュエータ |
| JP2008194178A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Olympus Medical Systems Corp | アクチュエータ装置、撮像装置、及び内視鏡装置 |
| JP2009160276A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Olympus Medical Systems Corp | 撮像装置 |
| JP2011507591A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-10 | ネーデルランツ オルガニサティー フォール トゥーゲパストナトゥールヴェテンシャッペリーク オンデルズーク テーエンオー | 曲げ可能な構造および構造を曲げる方法 |
| WO2011156340A3 (en) * | 2010-06-11 | 2012-04-12 | Carefusion 2200, Inc. | Reduced backlash joint and method of making same |
| JP2020063682A (ja) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社青電舎 | アクチュエータおよびアクチュエータ駆動回路 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4055735A patent/JPH05253174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008194178A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Olympus Medical Systems Corp | アクチュエータ装置、撮像装置、及び内視鏡装置 |
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| WO2011156340A3 (en) * | 2010-06-11 | 2012-04-12 | Carefusion 2200, Inc. | Reduced backlash joint and method of making same |
| JP2020063682A (ja) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社青電舎 | アクチュエータおよびアクチュエータ駆動回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |