JPH08213207A - ガラス封入型サーミスタ - Google Patents
ガラス封入型サーミスタInfo
- Publication number
- JPH08213207A JPH08213207A JP7015315A JP1531595A JPH08213207A JP H08213207 A JPH08213207 A JP H08213207A JP 7015315 A JP7015315 A JP 7015315A JP 1531595 A JP1531595 A JP 1531595A JP H08213207 A JPH08213207 A JP H08213207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- thermistor
- lead
- lead wires
- inner space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器、自動車機器に使用されるガラ
ス封入型サーミスタとして、400℃以上の高耐熱性を
有し、抵抗値劣化やショートの発生しないガラス封入型
サーミスタの提供することを目的とする。 【構成】 対向する両面に一対の電極2a,2bを形成
したサーミスタ素体1の電極2a,2bのそれぞれに表
面に白金層を形成した鉄ニッケル合金からなる一対のリ
ード線3a,3bの先端部をパラレル溶接により接続す
る。さらに、サーミスタ素体1と、リード線3a,3b
の溶接部分を含む先端部を、鉛成分を含有しないガラス
7で気密封止させる。
ス封入型サーミスタとして、400℃以上の高耐熱性を
有し、抵抗値劣化やショートの発生しないガラス封入型
サーミスタの提供することを目的とする。 【構成】 対向する両面に一対の電極2a,2bを形成
したサーミスタ素体1の電極2a,2bのそれぞれに表
面に白金層を形成した鉄ニッケル合金からなる一対のリ
ード線3a,3bの先端部をパラレル溶接により接続す
る。さらに、サーミスタ素体1と、リード線3a,3b
の溶接部分を含む先端部を、鉛成分を含有しないガラス
7で気密封止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家電機器、住設機器、自
動車機器などの温度センサとして用いられ、特に高耐熱
性が要求される分野に有用なガラス封入型サーミスタに
関するものである。
動車機器などの温度センサとして用いられ、特に高耐熱
性が要求される分野に有用なガラス封入型サーミスタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家電機器、住設機器、自動車機器
などの業界よりサーミスタの高耐熱化の要望が大きくな
ってきている。
などの業界よりサーミスタの高耐熱化の要望が大きくな
ってきている。
【0003】従来、この種のガラス封入型サーミスタ
は、図2の断面図に示すような構成であった。図2にお
いて、サーミスタ素体1の対向する両面に一対の電極2
a,2bを形成し、その電極2a,2bにデュメットリ
ード線、または白金、ニッケルなどを表面に被覆した鉄
ニッケル合金線からなる一対のリード線3a,3bを接
続している。そして、サーミスタ素体1および、リード
線3a,3bの接続部分を含む先端部に鉛ガラス4を溶
着させサーミスタ素体1を気密封止した構成であった。
ここで、鉛ガラス4を溶融させた際、鉛ガラス4内には
残留する気泡があり、内空間5が形成される。
は、図2の断面図に示すような構成であった。図2にお
いて、サーミスタ素体1の対向する両面に一対の電極2
a,2bを形成し、その電極2a,2bにデュメットリ
ード線、または白金、ニッケルなどを表面に被覆した鉄
ニッケル合金線からなる一対のリード線3a,3bを接
続している。そして、サーミスタ素体1および、リード
線3a,3bの接続部分を含む先端部に鉛ガラス4を溶
着させサーミスタ素体1を気密封止した構成であった。
ここで、鉛ガラス4を溶融させた際、鉛ガラス4内には
残留する気泡があり、内空間5が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では以下に示すような問題があった。
うな従来の構成では以下に示すような問題があった。
【0005】ガラス封入型サーミスタを400℃を越え
る高温雰囲気に放置すると、鉛ガラス4の内空間5に接
する表面に、内空間5の雰囲気が還元雰囲気となるた
め、鉛が析出し鉛の導電層6が形成され、内空間5が一
対のリード線3a,3b間に跨って存在した場合、リー
ド線3a,3b間の抵抗値が下がり、最終的にはショー
トに至った。
る高温雰囲気に放置すると、鉛ガラス4の内空間5に接
する表面に、内空間5の雰囲気が還元雰囲気となるた
め、鉛が析出し鉛の導電層6が形成され、内空間5が一
対のリード線3a,3b間に跨って存在した場合、リー
ド線3a,3b間の抵抗値が下がり、最終的にはショー
トに至った。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するもの
で400℃以上の高耐熱性を有し、抵抗値劣化やショー
トが発生しないガラス封入型サーミスタを提供すること
を目的とするものである。
で400℃以上の高耐熱性を有し、抵抗値劣化やショー
トが発生しないガラス封入型サーミスタを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のガラス封入型サーミスタは、鉛成分を含有し
ないガラスによって加熱溶着して気密封止したものであ
る。
に本発明のガラス封入型サーミスタは、鉛成分を含有し
ないガラスによって加熱溶着して気密封止したものであ
る。
【0008】
【作用】この構成によれば、サーミスタ素体とリード線
の接続部分を含む先端部の気密封止に、鉛成分を含有し
ないガラスを用いていることにより、400℃以上の高
温に放置しても鉛の析出により内空間に導電層が形成さ
れることがなく、内空間が一対のリード線間に跨って存
在した場合でも抵抗値劣化が発生することはない。
の接続部分を含む先端部の気密封止に、鉛成分を含有し
ないガラスを用いていることにより、400℃以上の高
温に放置しても鉛の析出により内空間に導電層が形成さ
れることがなく、内空間が一対のリード線間に跨って存
在した場合でも抵抗値劣化が発生することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例のガラス封入型サー
ミスタについて図面を用いて説明する。
ミスタについて図面を用いて説明する。
【0010】図1に示す実施例によるガラス封入型サー
ミスタの、図2の従来例のガラス封入型サーミスタと同
一箇所には同一番号を付与している。図1において、サ
ーミスタ素体1は対向する両面に一対の電極2a,2b
を形成し、その電極2a,2bのそれぞれにメッキまた
は被覆により表面に白金層を形成したニッケル比48〜
52%鉄ニッケル合金からなる一対のリード線3a,3
bの先端部がパラレル溶接により接続されている。さら
に、サーミスタ素体1とリード線3a,3bの溶接部分
を含む先端部に鉛成分を含有しない粉末ガラス(例えば
日本電気硝子株式会社製RT−22)をあらかじめキャ
ップ状に成型、加熱固化した鉛成分を含有しないガラス
(以下ガラスと云う)7を加熱溶着させることにより、
サーミスタ素体1が気密封止されている。ここで、ガラ
ス7を溶融させた際ガラス7内には残留する気泡として
内空間5が形成される。
ミスタの、図2の従来例のガラス封入型サーミスタと同
一箇所には同一番号を付与している。図1において、サ
ーミスタ素体1は対向する両面に一対の電極2a,2b
を形成し、その電極2a,2bのそれぞれにメッキまた
は被覆により表面に白金層を形成したニッケル比48〜
52%鉄ニッケル合金からなる一対のリード線3a,3
bの先端部がパラレル溶接により接続されている。さら
に、サーミスタ素体1とリード線3a,3bの溶接部分
を含む先端部に鉛成分を含有しない粉末ガラス(例えば
日本電気硝子株式会社製RT−22)をあらかじめキャ
ップ状に成型、加熱固化した鉛成分を含有しないガラス
(以下ガラスと云う)7を加熱溶着させることにより、
サーミスタ素体1が気密封止されている。ここで、ガラ
ス7を溶融させた際ガラス7内には残留する気泡として
内空間5が形成される。
【0011】この、本実施例によるガラス封入型サーミ
スタの400℃、および500℃の高温放置試験では、
1000時間においても内空間5の表面への導電層の形
成、および5%以上の抵抗値変化は観察されなかった。
スタの400℃、および500℃の高温放置試験では、
1000時間においても内空間5の表面への導電層の形
成、および5%以上の抵抗値変化は観察されなかった。
【0012】また、本実施例では、ガラス7に粉末ガラ
ス成型品を用いたが、ガラス7に鉛成分を含まない管ガ
ラスを用いても内空間5の表面への導電層の形成、およ
び抵抗値劣化は観察されなかった。
ス成型品を用いたが、ガラス7に鉛成分を含まない管ガ
ラスを用いても内空間5の表面への導電層の形成、およ
び抵抗値劣化は観察されなかった。
【0013】以上のように本実施例のガラス封入型サー
ミスタは、サーミスタ素体とリード線の接続部分を含む
先端部の気密封止に鉛成分を含有しないガラス7を用い
ているために、400℃を越える高温雰囲気に放置して
もガラス7の内空間5に接する表面に導電層が形成され
ることはなく、内空間5が一対のリード線3a,3b間
に跨って存在した場合においてもリード線3a,3b間
の抵抗値が下がったり、ショートに至ることはない。
ミスタは、サーミスタ素体とリード線の接続部分を含む
先端部の気密封止に鉛成分を含有しないガラス7を用い
ているために、400℃を越える高温雰囲気に放置して
もガラス7の内空間5に接する表面に導電層が形成され
ることはなく、内空間5が一対のリード線3a,3b間
に跨って存在した場合においてもリード線3a,3b間
の抵抗値が下がったり、ショートに至ることはない。
【0014】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
のガラス封入型サーミスタは、鉛成分を含まないガラス
を用いたことにより、下記のような効果が得られ、その
実用価値は大なるものである。
のガラス封入型サーミスタは、鉛成分を含まないガラス
を用いたことにより、下記のような効果が得られ、その
実用価値は大なるものである。
【0015】ガラスに鉛成分を含有しないものを用いて
いるために、400℃を越える高温雰囲気に放置しても
気密封止部のガラスの内空間に接する表面に導電層が形
成されることはなく、内空間が一対のリード線間に跨っ
て存在した場合においてもリード線間の抵抗値が下がっ
たり、ショートに至ることはない。
いるために、400℃を越える高温雰囲気に放置しても
気密封止部のガラスの内空間に接する表面に導電層が形
成されることはなく、内空間が一対のリード線間に跨っ
て存在した場合においてもリード線間の抵抗値が下がっ
たり、ショートに至ることはない。
【図1】本発明の一実施例のガラス封入型サーミスタの
断面図
断面図
【図2】従来のガラス封入型サーミスタの断面図
【符号の説明】 1 サーミスタ素体 2a 電極 2b 電極 3a リード線 3b リード線 5 内空間 7 鉛成分を含有しないガラス
Claims (2)
- 【請求項1】 サーミスタ素体の対向する両面に形成し
た一対の電極のそれぞれに、金属、または表面に酸化膜
層を有する金属からなるリード線の先端部が接続され、
前記サーミスタ素体および、前記リード線の電極への接
続部分を、鉛成分を含有しないガラスを加熱溶着して気
密封止したガラス封入型サーミスタ。 - 【請求項2】 鉛成分を含有しないガラスは、筒状、ま
たはキャップ状に成型したものを溶融させた請求項1記
載のガラス封入型サーミスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7015315A JPH08213207A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | ガラス封入型サーミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7015315A JPH08213207A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | ガラス封入型サーミスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213207A true JPH08213207A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11885356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7015315A Pending JPH08213207A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | ガラス封入型サーミスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08213207A (ja) |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP7015315A patent/JPH08213207A/ja active Pending
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