JPH05267018A - 電圧非直線抵抗体の製造方法 - Google Patents

電圧非直線抵抗体の製造方法

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JPH05267018A
JPH05267018A JP4065785A JP6578592A JPH05267018A JP H05267018 A JPH05267018 A JP H05267018A JP 4065785 A JP4065785 A JP 4065785A JP 6578592 A JP6578592 A JP 6578592A JP H05267018 A JPH05267018 A JP H05267018A
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Kunio Ohira
邦夫 大平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合物スラリー中の気泡を除去し、良質な造
粒粉を得ることができ、その結果欠陥の少ない抵抗体を
得ることができる電圧非直線抵抗体の製造方法を提供す
る。 【構成】 酸化亜鉛を主成分とし、電圧非直線性を発現
させる小量の添加剤からなる原料を混合し、混合物スラ
リーを造粒、成形、焼成する電圧非直線抵抗体の製造方
法において、混合後の混合物スラリーを2〜64時間、
好ましくは8〜48時間保持した後造粒する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、避雷器等に用いる酸化
亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、酸化亜鉛を主成分とし、酸化
ビスマス、二酸化珪素、酸化アンチモン、酸化ニッケ
ル、酸化クロム、酸化マンガン等の小量の添加物を含有
した抵抗体は優れた電圧非直線性を示すことが広く知ら
れており、その性質を利用して避雷器等に使用されてい
る。この電圧非直線抵抗体を製造するには、通常、電圧
非直線抵抗体原料粉末を調製・混合して混合物スラリー
を得、得られた混合物スラリーをスプレードライヤ等で
噴霧乾燥して造粒し、造粒物をプレス成形した後、得ら
れた成形体を焼成していた。
【0003】上述した電圧非直線抵抗体の製造方法で
は、混合物スラリーを造粒する際に混合物スラリー中に
気泡が存在すると、良好な造粒粉を得ることができない
問題があった。この問題を解決するため、混合時に混合
物スラリーの温度を20〜50℃に保持することが特開
昭61ー139002号公報に、またスプレードライヤ
による造粒前に混合物スラリーを30℃以上沸点未満に
加熱することが特開昭61ー14703号公報に、それ
ぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭61ー139002号公報および特開昭61ー
14703号公報に開示された改善によっても、なお、
混合物スラリー中の気泡の除去は達成されておらず、ス
プレードライヤによる噴霧乾燥時に、混合物スラリー中
の気泡により、混合物スラリー噴霧用の圧力ノズルへ供
給される混合物スラリーの圧力が変動し、一定とならな
い問題があった。その結果、得られる造粒粉の水分量が
変動したり、中空の課粒が多くなり、成形時にクラック
が発生しやすくなる問題があった。
【0005】本発明の目的は上述した課題を解消して、
混合物スラリー中の気泡を除去し、良質な造粒粉を得る
ことができ、その結果欠陥の少ない抵抗体を得ることが
できる電圧非直線抵抗体の製造方法を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧非直線抵抗
体の製造方法は、酸化亜鉛を主成分とし、電圧非直線性
を発現させる小量の添加剤からなる原料を混合し、混合
物スラリーを造粒、成形、焼成する電圧非直線抵抗体の
製造方法において、混合後の混合物スラリーを2〜64
時間保持した後造粒することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述した電圧非直線抵抗体の製造方法におい
て、スプレードライヤによる噴霧乾燥前に混合物スラリ
ーを2〜64時間、好ましくは8〜48時間保持するこ
とにより、混合物スラリー中の気泡が減少し、その結果
後述する実施例から明らかなように良好な造粒粉を得る
ことができ、欠陥の少ない電圧非直線抵抗体を得ること
ができる。
【0008】なお、混合物スラリーの保持時間を2〜6
4時間と限定するのは、2時間未満では気泡の除去が十
分でなく、また64時間を越えると混合物スラリーの粘
性が高くなり、スプレードライヤによる噴霧乾燥ができ
なくなるためである。この保持時間が8〜48時間であ
ると、さらに良好な造粒粉を得ることができ、その結果
焼成体の欠陥がさらに減少するため、好ましい。また、
保持温度については特に限定するものでなく常識的範囲
であればかまわないが、20〜50℃が好ましく、30
〜40℃がさらに好ましい。これは、保持温度が20〜
50℃以外では、混合物スラリーの粘性が高くなり、造
粒が不可能になる場合があるとともに、30〜40℃で
はさらに欠陥の少ない電圧非直線抵抗体を得ることがで
きるためである。
【0009】
【実施例】酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体を
得るには、まず所定の粒度に調製した酸化亜鉛原料と所
定の粒度に調製した酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化
マンガン、酸化アンチモン、酸化クロム、二酸化珪素
(好ましくは非晶質)、酸化ニッケル、酸化ホウ素、酸
化銀等よりなる添加物の所定量を水と共に混合して、混
合物スラリーを得る。なお、この場合酸化銀、酸化ホウ
素の代わりに、硝酸銀、ホウ酸を用いてもよい。好まし
くは銀を含むホウケイ酸ビスマスガラスを用いると良
い。この際、これらの原料粉末に対して所定量のバイン
ダー(例えばポリビニルアルコール水溶液)等を加え
る。また、好ましくは硝酸アルミニウム水溶液を加え
る。
【0010】本発明で重要なのは、水分量25〜50wt% 、
粘性30〜500cp の範囲にある混合物スラリーを、スプレ
ードライヤによる噴霧乾燥前に、2〜64時間保持する
ことである。ここで、保持時間は8〜48時間が好まし
く、また保持温度は20〜50℃、さらに好ましくは3
0〜40℃が好ましい。次に得られた混合スラリーをス
プレードライヤに供給して平均粒径50〜150μm
で、水分量が0.5〜1.5wt% の造粒粉を造粒する。
造粒粉水分は、0.5wt% 未満であると内部欠陥が増大
し1.5%wt% を越えると上下のパンチに接着するた
め、0.5〜1.5wt% が好ましい。次に、得られた造
粒粉を、プレス成形において成形圧力400〜1000
kg/cm2のもとで所定の形状に成形する。
【0011】次に、その成形体を昇降温速度10〜10
0℃/hr、温度400〜700℃で有機成分を飛散除去
し脱脂体を得る。次に、必要に応じて脱脂体を昇降温速
度50〜70℃/hrで800〜1000℃、保持時間1
〜5時間で焼成し、仮焼体を得、仮焼体の側面に高抵抗
層を作製する。本例では、酸化ビスマス、酸化アンチモ
ン、酸化亜鉛、酸化珪素等の所定量を有機結合剤として
エチルセルロース、ブチルカルビトール、酢酸nブチル
等を加えた絶縁被覆用混合物ペーストを、30〜300
μm の厚さに仮焼体の側面に塗布する。次に、これを昇
温速度20〜100℃/hr、最高保持温度1000〜1
300℃、3〜7時間という条件で本焼成する。この本
焼成時の降温速度を200℃/hr以下とすると好まし
い。
【0012】その後、ガラス粉末に有機結合剤としてエ
チルセルロース、ブチルカルビトール、酢酸nブチル等
を加えたガラスペーストを前記側面の高抵抗層上に50
〜300μm の厚さに塗布し、空気中で昇降温速度50
〜200℃/hr、400〜800℃、保持時間0.5〜
4時間という条件で熱処理することによりガラス層を形
成すると好ましい。その後、得られた電圧非直線抵抗体
の両端面をダイヤモンド砥石等で研磨する。次に、研磨
面を洗浄後に例えばアルミニウム等によって電極を例え
ば溶射により設けて電圧非直線抵抗体を得ている。
【0013】以下、実際の例について説明する。実施例 上述した製造方法に従って、同一組成の試料から混合物
スラリーを得た後、表1に示す保持時間、保持温度で混
合物スラリーを保持した。その後、混合物スラリーの粘
性を測定した後、スプレードライヤにより同一条件で噴
霧乾燥して造粒粉を得た。その際、スプレードライヤの
造粒粉の収率を測定した。その後、得られた造粒粉から
上述した製造方法に従って電圧非直線抵抗体を作製し、
得られた複数の電圧非直線抵抗体について、各試料Noご
とに超音波探傷試験により欠陥の有無の判定を行い、不
良と判定されたものの不良率を求めた。その結果を表1
に示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1の結果から、保持時間が2時間未満で
は混合物スラリー中に気泡が多いためスプレードライヤ
で造粒する場合に、混合物スラリーの圧力変動が激しく
なることにより粗大粒子が生成し、造粒粉の収率が低下
するとともに、中空粒子が多くなり、焼成体の超音波探
傷による不良率が増大することがわかる。また、保持時
間が64時間を越えると混合物スラリーの粘性が高くな
り、スプレードライヤでの造竜が不可能となることもわ
かる。なお、保持時間が8〜48時間では不良率が5%
以下となりさらに好ましい。
【0016】また、保持温度については、保持温度が2
0〜50℃以外では混合物スラリーの粘性が高くなり、
造粒が不可能となる場合があり、20〜50℃の範囲が
好ましいことがわかる。さらに、保持温度が30〜40
℃では、混合物スラリーの粘性が200cp 以下であり、造
粒粉の収率が80%を越えるためさらに好ましいことが
わかる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スプレードライヤによる噴霧乾燥前に混合物
スラリーを2〜64時間、好ましくは8〜48時間保持
しているため、混合物スラリー中の気泡が減少し、その
結果良好な造粒粉を得ることができ、欠陥の少ない電圧
非直線抵抗体を得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化亜鉛を主成分とし、電圧非直線性を
    発現させる小量の添加剤からなる原料を混合し、混合物
    スラリーを造粒、成形、焼成する電圧非直線抵抗体の製
    造方法において、混合後の混合物スラリーを2〜64時
    間保持した後造粒することを特徴とする電圧非直線抵抗
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記混合物スラリーの保持の際の温度が
    20〜50℃である請求項1記載の電圧非直線抵抗体の
    製造方法。
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