JPH05276042A - アナログ・ディジタル変換装置 - Google Patents
アナログ・ディジタル変換装置Info
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- JPH05276042A JPH05276042A JP10206092A JP10206092A JPH05276042A JP H05276042 A JPH05276042 A JP H05276042A JP 10206092 A JP10206092 A JP 10206092A JP 10206092 A JP10206092 A JP 10206092A JP H05276042 A JPH05276042 A JP H05276042A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フラッシュ形ADCのビット数を増大させな
いで分解能を向上させる。 【構成】 入力端子1のアナログ入力信号に三角波を重
畳してフラッシュ形ADC5の入力とする。三角波の周
期はフラッシュ形ADC5のサンプリング周期の整数倍
とする。フラッシュ形ADC5の出力の平均値を所定時
間間隔で得るために、三角波の周期Tの1/2の周期で
フラッシュ形ADC5の出力を加算する。全加算器1
6、17、18を含む平均化回路6からはフラッシュ形
ADC5のビット数よりも多いビット数の出力が送出さ
れる。
いで分解能を向上させる。 【構成】 入力端子1のアナログ入力信号に三角波を重
畳してフラッシュ形ADC5の入力とする。三角波の周
期はフラッシュ形ADC5のサンプリング周期の整数倍
とする。フラッシュ形ADC5の出力の平均値を所定時
間間隔で得るために、三角波の周期Tの1/2の周期で
フラッシュ形ADC5の出力を加算する。全加算器1
6、17、18を含む平均化回路6からはフラッシュ形
ADC5のビット数よりも多いビット数の出力が送出さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定ビット数のアナロ
グ・ディジタル変換器(ADC)を使用して所定ビット
数よりも大きいビット数の出力を得ることができるアナ
ログ・ディジタル変換装置に関する。
グ・ディジタル変換器(ADC)を使用して所定ビット
数よりも大きいビット数の出力を得ることができるアナ
ログ・ディジタル変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
典型的なADCとして、逐次比較形ADC、2重積分形
ADCがある。前者は後者に比べて変換速度は速いが、
高ビット化すると、変換時間が長くなる。後者は変換時
間が極めて長く、高速ADCを構成するのに不向きであ
る。
典型的なADCとして、逐次比較形ADC、2重積分形
ADCがある。前者は後者に比べて変換速度は速いが、
高ビット化すると、変換時間が長くなる。後者は変換時
間が極めて長く、高速ADCを構成するのに不向きであ
る。
【0003】近年、超高速のADCとしてフラッシュ
(flash )形(直接変換形)ADCが市販されている。
しかし、フラッシュ形ADCは多数のコンパレータ(例
えば8ビットADCでは256個)を必要とするため
に、大きなビット数(例えば8ビットよりも大きいビッ
ト数)に構成すると必然的にコスト高になる。
(flash )形(直接変換形)ADCが市販されている。
しかし、フラッシュ形ADCは多数のコンパレータ(例
えば8ビットADCでは256個)を必要とするため
に、大きなビット数(例えば8ビットよりも大きいビッ
ト数)に構成すると必然的にコスト高になる。
【0004】そこで、本発明の目的は所望ビット数のA
DCを使用して所望ビット数よりも大きいビット数の出
力を得ることができるアナログ・ディジタル変換装置を
提供することにある。
DCを使用して所望ビット数よりも大きいビット数の出
力を得ることができるアナログ・ディジタル変換装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、所定ビット数のアナログ・ディジタル変換
器と、アナログ信号入力端子と、前記アナログ・ディジ
タル変換器におけるサンプリング周期よりも長い周期を
有して変化する周期性信号を発生する周期性信号発生手
段と、前記アナログ信号入力端子のアナログ入力信号に
前記周期性信号発生手段の周期性信号を重畳した信号を
形成し、この信号を前記アナログ・ディジタル変換器に
供給する信号重畳手段と、前記アナログ・ディジタル変
換器の出力を所定周期を有して平均化し、且つビット数
を増大させる平均化手段とを備えたアナログ・ディジタ
ル変換装置に係わるものである。なお、周期性信号は直
線的に増大又は減少する傾斜区間を有する三角波電圧又
はのこぎり波電圧であることが望ましい。また、平均化
手段はアナログ・ディジタル変換器の出力を一定周期で
加算する加算手段で構成することが望ましい。
の本発明は、所定ビット数のアナログ・ディジタル変換
器と、アナログ信号入力端子と、前記アナログ・ディジ
タル変換器におけるサンプリング周期よりも長い周期を
有して変化する周期性信号を発生する周期性信号発生手
段と、前記アナログ信号入力端子のアナログ入力信号に
前記周期性信号発生手段の周期性信号を重畳した信号を
形成し、この信号を前記アナログ・ディジタル変換器に
供給する信号重畳手段と、前記アナログ・ディジタル変
換器の出力を所定周期を有して平均化し、且つビット数
を増大させる平均化手段とを備えたアナログ・ディジタ
ル変換装置に係わるものである。なお、周期性信号は直
線的に増大又は減少する傾斜区間を有する三角波電圧又
はのこぎり波電圧であることが望ましい。また、平均化
手段はアナログ・ディジタル変換器の出力を一定周期で
加算する加算手段で構成することが望ましい。
【0006】
【作用及び効果】本発明においてアナログ入力信号に三
角波又はのこぎり波等の周期性信号を重畳した信号は、
入力信号を基準にして振動する。従って、入力信号波形
がある1つのビットに対応するアナログ信号レベルの範
囲に属していても、重畳信号はこの振幅範囲からはみ出
す。このはみ出しの割合の大小を知れば、1つのビット
に対応するアナログ信号レベルの範囲の中のどの位置に
アナログ入力信号の波形が位置しているかを知ることが
できる。アナログ・ディジタル変換器は周期性信号の周
期よりも短いサンプリング周期で重畳信号をAD変換す
る。このため、周期性信号の1周期の内にあるビットに
対応するアナログ信号レベルの範囲からはみ出す割合を
知ることができる。平均化手段は、アナログ・ディジタ
ル変換器の出力を所定周期で平均化し、アナログ・ディ
ジタル変換器の出力ビット数よりも大きなビット数のデ
ータを出力する。上述から明らかなように本発明によれ
ば、AD変換のビット数の増大及び分解能の向上を周期
性信号発生手段と平均化手段の付加で達成することがで
きる。即ち、大幅なコストの上昇を伴なわずに分解能の
向上及びビット数の増大を達成することができる。ま
た、入力信号にノイズが含まれている場合には、このノ
イズの平均化作用が生じ、ノイズの抑制が可能になる。
角波又はのこぎり波等の周期性信号を重畳した信号は、
入力信号を基準にして振動する。従って、入力信号波形
がある1つのビットに対応するアナログ信号レベルの範
囲に属していても、重畳信号はこの振幅範囲からはみ出
す。このはみ出しの割合の大小を知れば、1つのビット
に対応するアナログ信号レベルの範囲の中のどの位置に
アナログ入力信号の波形が位置しているかを知ることが
できる。アナログ・ディジタル変換器は周期性信号の周
期よりも短いサンプリング周期で重畳信号をAD変換す
る。このため、周期性信号の1周期の内にあるビットに
対応するアナログ信号レベルの範囲からはみ出す割合を
知ることができる。平均化手段は、アナログ・ディジタ
ル変換器の出力を所定周期で平均化し、アナログ・ディ
ジタル変換器の出力ビット数よりも大きなビット数のデ
ータを出力する。上述から明らかなように本発明によれ
ば、AD変換のビット数の増大及び分解能の向上を周期
性信号発生手段と平均化手段の付加で達成することがで
きる。即ち、大幅なコストの上昇を伴なわずに分解能の
向上及びビット数の増大を達成することができる。ま
た、入力信号にノイズが含まれている場合には、このノ
イズの平均化作用が生じ、ノイズの抑制が可能になる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図5を参照して本発明の実施例
に係わるアナログ・ディジタル変換装置を説明する。こ
のアナログ・ディジタル変換装置は、図1に示すよう
に、大別してアナログ信号入力端子1と、クロック信号
発生回路2と、三角波発生回路3と、重畳(加算)回路
4と、フラッシュ形ADC(アナログ・ディジタル変換
器)5と、平均化回路6とから成る。
に係わるアナログ・ディジタル変換装置を説明する。こ
のアナログ・ディジタル変換装置は、図1に示すよう
に、大別してアナログ信号入力端子1と、クロック信号
発生回路2と、三角波発生回路3と、重畳(加算)回路
4と、フラッシュ形ADC(アナログ・ディジタル変換
器)5と、平均化回路6とから成る。
【0008】アナログ入力端子1からは図2の(A)又
は図3の(A)に示すような被変換アナログ入力信号F
s (t)が入力する。
は図3の(A)に示すような被変換アナログ入力信号F
s (t)が入力する。
【0009】クロック信号発生回路2は10MHzのク
ロック信号が入力するクロック入力端子7とここに接続
されたカウンタ8とから成る。クロック入力端子7はカ
ウンタ8の入力端子に接続されていると共に、ADC8
のクロック入力端子CLKに接続されている。カウンタ
8の1/8分周出力端子C2 はクロック入力端子7のク
ロックの周期の8倍の周期を有する方形波パルス列を出
力する。この出力端子C2 のクロックの周波数は10/
8MHzである。カウンタ8の出力端子C0 、C1 は1
/2分周出力端子及び1/4分周出力端子である。
ロック信号が入力するクロック入力端子7とここに接続
されたカウンタ8とから成る。クロック入力端子7はカ
ウンタ8の入力端子に接続されていると共に、ADC8
のクロック入力端子CLKに接続されている。カウンタ
8の1/8分周出力端子C2 はクロック入力端子7のク
ロックの周期の8倍の周期を有する方形波パルス列を出
力する。この出力端子C2 のクロックの周波数は10/
8MHzである。カウンタ8の出力端子C0 、C1 は1
/2分周出力端子及び1/4分周出力端子である。
【0010】三角波発生回路3は、直列コンデンサ9と
RCフィルタを形成するための抵抗10とコンデンサ1
1とから成り、図2の(B)に示す周期Tの三角波を発
生し、重畳回路4に供給する。なお、三角波の周期Tは
クロック入力端子7のクロック即ちADC5のサンプリ
ングクロックの周期の8倍である。三角波の振幅はAD
C5の1ビットに対応するアナログ信号の電圧範囲と同
等又はこれよりも大きく決定されている。
RCフィルタを形成するための抵抗10とコンデンサ1
1とから成り、図2の(B)に示す周期Tの三角波を発
生し、重畳回路4に供給する。なお、三角波の周期Tは
クロック入力端子7のクロック即ちADC5のサンプリ
ングクロックの周期の8倍である。三角波の振幅はAD
C5の1ビットに対応するアナログ信号の電圧範囲と同
等又はこれよりも大きく決定されている。
【0011】重畳回路4は抵抗12、13、14とオペ
アンプ15とから成り、図2の(A)に示すアナログ入
力信号と図2の(B)に示す三角波とを加算して図2の
(C)に示す重畳信号を形成する。なお、オペアンプ1
5の非反転入力端子はグランドに接続され、反転入力端
子は抵抗12を介してアナログ入力端子1に接続されて
いると共に、抵抗13を介して三角波発生回路3に接続
され、出力端子はADC5の入力端子INに接続されて
いる。
アンプ15とから成り、図2の(A)に示すアナログ入
力信号と図2の(B)に示す三角波とを加算して図2の
(C)に示す重畳信号を形成する。なお、オペアンプ1
5の非反転入力端子はグランドに接続され、反転入力端
子は抵抗12を介してアナログ入力端子1に接続されて
いると共に、抵抗13を介して三角波発生回路3に接続
され、出力端子はADC5の入力端子INに接続されて
いる。
【0012】フラッシュ形ADC5は市販の周知の8ビ
ットの超高速ADCであり、図2の(C)の重畳信号を
10MHzのサンプリング周波数でAD変換する。図2
の(C)のD1 、D2 、D3 、D4 はサンプリング時点
のデータを示し、周期τで得られている。この実施例で
は三角波Fc (t)がサンプリング周期τの8倍の周期
Tで発生するので、三角波の1周期T中に8個のデータ
が得られ、1/2周期中に4個のデータが得られる。
ットの超高速ADCであり、図2の(C)の重畳信号を
10MHzのサンプリング周波数でAD変換する。図2
の(C)のD1 、D2 、D3 、D4 はサンプリング時点
のデータを示し、周期τで得られている。この実施例で
は三角波Fc (t)がサンプリング周期τの8倍の周期
Tで発生するので、三角波の1周期T中に8個のデータ
が得られ、1/2周期中に4個のデータが得られる。
【0013】平均化回路6は、4つのメモリM1 、M2
、M3 、M4 と、3つの全加算器16、17、18と
ラッチ回路19と、デコーダ20と、遅延回路21とか
ら成り、出力ライン22に10ビットのデータを送出す
る。なお、ADC5及びメモリM1 〜M4 は8ビットの
並列出力、2つの全加算器16、17は9ビットの並列
出力、全加算器18及びラッチ回路19は10ビットの
並列出力、デコーダ20は4ビットの並列出力を発生す
るが、図示を簡略化するために1本のラインで示されて
いる。
、M3 、M4 と、3つの全加算器16、17、18と
ラッチ回路19と、デコーダ20と、遅延回路21とか
ら成り、出力ライン22に10ビットのデータを送出す
る。なお、ADC5及びメモリM1 〜M4 は8ビットの
並列出力、2つの全加算器16、17は9ビットの並列
出力、全加算器18及びラッチ回路19は10ビットの
並列出力、デコーダ20は4ビットの並列出力を発生す
るが、図示を簡略化するために1本のラインで示されて
いる。
【0014】平均化回路6の構成を更に詳しく説明する
と、4つのメモリM1 〜M4 の入力端子はADC5に夫
々接続されている。デコーダ20はカウンタ8の1/2
分周出力端子C1 と、1/4分周出力端子C2 に接続さ
れ、4つのメモリM1 〜M4及びラッチ回路19のスト
ア制御信号を形成する。デコーダ20は図3の(B)の
t1 、t5 時点で第1のメモリM1 にデータD1 、D5
をストアし、t2 、t6 で第2のメモリM2 にデータD
2 、D6 をストアし、t3 、t7 で第3のメモリM3 に
データD3 、D7 をストアし、t4 、t8 で第4のメモ
リM4 にデータD4 、D8 をストアするようにメモリM
1 〜M4 のストア(書き込み)制御端子を制御する。ま
た、デコーダ20はt4 、t8 を微小遅延回路21で遅
延したタイミングでラッチ回路19にラッチ制御信号を
与える。第1の全加算器16は、第1のメモリM1 の8
ビットと第2のメモリM2 の8ビットとをビット毎に加
算して9ビットの出力を発生する。第2の全加算器17
は第3のメモリM3 の8ビットと第4のメモリM4 の8
ビットとをビット毎に加算して9ビットの出力を発生す
る。第3の全加算器18は第1及び第2の全加算器1
6、17の9ビットの出力をビット毎に加算して10ビ
ットの出力を発生する。ラッチ回路19は第3の全加算
器18の出力を図3の(B)のt4 、t8 を遅延したタ
イミングでラッチして10ビット出力を送出する。
と、4つのメモリM1 〜M4 の入力端子はADC5に夫
々接続されている。デコーダ20はカウンタ8の1/2
分周出力端子C1 と、1/4分周出力端子C2 に接続さ
れ、4つのメモリM1 〜M4及びラッチ回路19のスト
ア制御信号を形成する。デコーダ20は図3の(B)の
t1 、t5 時点で第1のメモリM1 にデータD1 、D5
をストアし、t2 、t6 で第2のメモリM2 にデータD
2 、D6 をストアし、t3 、t7 で第3のメモリM3 に
データD3 、D7 をストアし、t4 、t8 で第4のメモ
リM4 にデータD4 、D8 をストアするようにメモリM
1 〜M4 のストア(書き込み)制御端子を制御する。ま
た、デコーダ20はt4 、t8 を微小遅延回路21で遅
延したタイミングでラッチ回路19にラッチ制御信号を
与える。第1の全加算器16は、第1のメモリM1 の8
ビットと第2のメモリM2 の8ビットとをビット毎に加
算して9ビットの出力を発生する。第2の全加算器17
は第3のメモリM3 の8ビットと第4のメモリM4 の8
ビットとをビット毎に加算して9ビットの出力を発生す
る。第3の全加算器18は第1及び第2の全加算器1
6、17の9ビットの出力をビット毎に加算して10ビ
ットの出力を発生する。ラッチ回路19は第3の全加算
器18の出力を図3の(B)のt4 、t8 を遅延したタ
イミングでラッチして10ビット出力を送出する。
【0015】次に、図3を参照してビット数増加(分解
能向上)の原理を説明する。理解を容易にするために時
間と共に変化しない水平の直線で示す図3の(A)のア
ナログ入力信号X+Δxが入力端子1に供給され、も
し、これをフラッシュ形ADC5のみでAD変換したと
すれば、アナログ値がX+Δxであるに拘らずアナログ
値Xに対応する8ビットデータを出力する。即ちADC
5は、アナログ値Xを中心にしてX−αからx+αの1
ビットに対応するアナログ信号範囲で入力が変化しても
異なる出力データを送出せず、同一の値を送出するの
で、Δxの情報を出力することができず、分解能は低
い。一方、本発明に従って入力信号にADC5の1ビッ
ト対応するアナログ信号の範囲(2α)以上(好ましく
は2α〜4αの範囲、より好ましくは2αよりも少し大
きい値)の振幅を有する三角波電圧を重畳してADC5
でAD変換すると、三角波がXに対応する範囲を越えて
X+1とX−1の領域の一方又は両方に位置する。三角
波の1/2周期においてX−1の領域とXの領域とX+
1の領域とに属するデータの数を数え、これ等の割合を
求めると、実際のアナログ入力信号X+ΔxのXの領域
の中心値からのずれ値Δxを知ることができる。図3の
(B)では三角波の正の傾きを有して直線的に増大する
半周期区間における4つのデータD1 〜D4 の内の3つ
のデータD1 、D2、D3 がXの領域に属し、1つのデ
ータD4 がX+1の領域に属する。この数の割合3:1
によってアナログ入力信号の入力レベルがXからどの程
度ずれているかを知ることができる。平均化回路6は上
記の原理に基づいて1/2周期の平均値を求める。図3
の(B)の場合にはD1 、D2 、D3 が夫々X、D4 が
X+1であるので、平均値は次式で求められる。 D1 +D2 +D3 +D4 =3X+(X+1)=4X+1 なお、数学的に平均値を求める場合にはデータ数の総和
即ち4で加算出力値を割る必要があるが、電気回路的に
は割り算をしなくても同等の情報を得ることができる。
Δxに対応して増大するビットは全加算器16、17、
18における桁上げによって得られる。
能向上)の原理を説明する。理解を容易にするために時
間と共に変化しない水平の直線で示す図3の(A)のア
ナログ入力信号X+Δxが入力端子1に供給され、も
し、これをフラッシュ形ADC5のみでAD変換したと
すれば、アナログ値がX+Δxであるに拘らずアナログ
値Xに対応する8ビットデータを出力する。即ちADC
5は、アナログ値Xを中心にしてX−αからx+αの1
ビットに対応するアナログ信号範囲で入力が変化しても
異なる出力データを送出せず、同一の値を送出するの
で、Δxの情報を出力することができず、分解能は低
い。一方、本発明に従って入力信号にADC5の1ビッ
ト対応するアナログ信号の範囲(2α)以上(好ましく
は2α〜4αの範囲、より好ましくは2αよりも少し大
きい値)の振幅を有する三角波電圧を重畳してADC5
でAD変換すると、三角波がXに対応する範囲を越えて
X+1とX−1の領域の一方又は両方に位置する。三角
波の1/2周期においてX−1の領域とXの領域とX+
1の領域とに属するデータの数を数え、これ等の割合を
求めると、実際のアナログ入力信号X+ΔxのXの領域
の中心値からのずれ値Δxを知ることができる。図3の
(B)では三角波の正の傾きを有して直線的に増大する
半周期区間における4つのデータD1 〜D4 の内の3つ
のデータD1 、D2、D3 がXの領域に属し、1つのデ
ータD4 がX+1の領域に属する。この数の割合3:1
によってアナログ入力信号の入力レベルがXからどの程
度ずれているかを知ることができる。平均化回路6は上
記の原理に基づいて1/2周期の平均値を求める。図3
の(B)の場合にはD1 、D2 、D3 が夫々X、D4 が
X+1であるので、平均値は次式で求められる。 D1 +D2 +D3 +D4 =3X+(X+1)=4X+1 なお、数学的に平均値を求める場合にはデータ数の総和
即ち4で加算出力値を割る必要があるが、電気回路的に
は割り算をしなくても同等の情報を得ることができる。
Δxに対応して増大するビットは全加算器16、17、
18における桁上げによって得られる。
【0016】図3の(B)の重畳信号の負の傾きの半周
期のデータD5 、D6 、D7 、D8も正の傾きの半周期
のデータD1 、D2 、D3 、D4 と同一の情報を含んで
いるので、これ等を加算することによって平均値が得ら
れ、これにより高分解能出力(高ビット出力)を同様に
得ることができる。
期のデータD5 、D6 、D7 、D8も正の傾きの半周期
のデータD1 、D2 、D3 、D4 と同一の情報を含んで
いるので、これ等を加算することによって平均値が得ら
れ、これにより高分解能出力(高ビット出力)を同様に
得ることができる。
【0017】なお、メモリM1 〜M4 の代りに8個のメ
モリを設け、図3の(B)に示すデータD1 〜D8 を夫
々ストアし、これ等の出力を4つの全加算器に入力さ
せ、次に4つの全加算器の出力を2つの全加算器に入力
させ、2つの全加算器の出力を1つの全加算器に入力さ
せ、全部で7個の全加算器によって図1と同様に加算出
力を得てt8 の遅延信号によって加算出力(平均値を示
す出力)をラッチして11ビットの出力を得ることも可
能である。また、三角波の正の傾きの区間及び負の傾き
の区間のサンプリング回数を4回とは異なる複数回とす
ることも可能である。例えば半周期(T/2)で8回サ
ンプリングすると、11ビットの出力を得ることができ
る。
モリを設け、図3の(B)に示すデータD1 〜D8 を夫
々ストアし、これ等の出力を4つの全加算器に入力さ
せ、次に4つの全加算器の出力を2つの全加算器に入力
させ、2つの全加算器の出力を1つの全加算器に入力さ
せ、全部で7個の全加算器によって図1と同様に加算出
力を得てt8 の遅延信号によって加算出力(平均値を示
す出力)をラッチして11ビットの出力を得ることも可
能である。また、三角波の正の傾きの区間及び負の傾き
の区間のサンプリング回数を4回とは異なる複数回とす
ることも可能である。例えば半周期(T/2)で8回サ
ンプリングすると、11ビットの出力を得ることができ
る。
【0018】図4は本発明に従う重畳回路4及び平均化
回路6等を設けないでADC5のみでAD変換した8ビ
ットの出力を12ビットのDA変換器でアナログ信号に
復元した波形を示す。この波形から明らかなように従来
方式では階段が高く、分解能の悪い波形になる。一方、
図1の装置の出力を12ビットのDA変換器でアナログ
信号に変換した波形は図5になり、分解能が大幅に改善
される。フラッシュ形ADC5のビット数を増やせば勿
論分解能が高くなるが、既に説明したようにコンパレー
タの数が増大し、コスト高になる。これに対して本実施
例ではコンパレータを追加せずに市販の比較的低コスト
のADC5を利用して高分解能化(高ビット化)を達成
することができる。なお、図1のADC5以外の回路部
分は比較的簡単な回路であり、且つIC化し易い回路で
あるので、これを付加することによるコストの上昇は少
ない。
回路6等を設けないでADC5のみでAD変換した8ビ
ットの出力を12ビットのDA変換器でアナログ信号に
復元した波形を示す。この波形から明らかなように従来
方式では階段が高く、分解能の悪い波形になる。一方、
図1の装置の出力を12ビットのDA変換器でアナログ
信号に変換した波形は図5になり、分解能が大幅に改善
される。フラッシュ形ADC5のビット数を増やせば勿
論分解能が高くなるが、既に説明したようにコンパレー
タの数が増大し、コスト高になる。これに対して本実施
例ではコンパレータを追加せずに市販の比較的低コスト
のADC5を利用して高分解能化(高ビット化)を達成
することができる。なお、図1のADC5以外の回路部
分は比較的簡単な回路であり、且つIC化し易い回路で
あるので、これを付加することによるコストの上昇は少
ない。
【0019】この実施例ではデータD1 〜D4 又はD5
〜D8 を加算して平均値を求めるので、変換時間はT/
2になり、ADC5の単位変換時間τの4倍の時間にな
る。しかし、100Mサンプル/sec 程度の8ビットフ
ラッシュ形ADCを得ることができるので、ラッチ回路
19の出力段に12.5Mサンプル/sec 程度の速度で
データを出力することが可能であり、実用上殆んど問題
がない。
〜D8 を加算して平均値を求めるので、変換時間はT/
2になり、ADC5の単位変換時間τの4倍の時間にな
る。しかし、100Mサンプル/sec 程度の8ビットフ
ラッシュ形ADCを得ることができるので、ラッチ回路
19の出力段に12.5Mサンプル/sec 程度の速度で
データを出力することが可能であり、実用上殆んど問題
がない。
【0020】本実施例はADC5の出力の平均値を求め
る方式であるので、ADC5の各サンプルに含まれるノ
イズの平均化(打ち消し)効果も得ることができる。
る方式であるので、ADC5の各サンプルに含まれるノ
イズの平均化(打ち消し)効果も得ることができる。
【0021】入力信号に加算する波形は三角波に限るこ
となく、図6に示すようなのこぎり波であってもよい。
この場合にはのこぎり波の1周期Tの区間のADCの出
力データD1 〜D8 を加算して平均値を得る。また、三
角波又はのこぎり波に類似する種々の周期性を有する信
号をアナログ入力信号に重畳してAD変換することがで
きる。また、三角波又はのこぎり波をディジタル信号に
基づいて階段波状に形成して重畳回路4に加えることが
できる。
となく、図6に示すようなのこぎり波であってもよい。
この場合にはのこぎり波の1周期Tの区間のADCの出
力データD1 〜D8 を加算して平均値を得る。また、三
角波又はのこぎり波に類似する種々の周期性を有する信
号をアナログ入力信号に重畳してAD変換することがで
きる。また、三角波又はのこぎり波をディジタル信号に
基づいて階段波状に形成して重畳回路4に加えることが
できる。
【図1】本発明の実施例に係わるアナログ・ディジタル
変換装置を示すブロック図である。
変換装置を示すブロック図である。
【図2】図1の各部の状態を示す波形図である。
【図3】図1の装置によるAD変換の原理を説明するた
めの波形図である。
めの波形図である。
【図4】従来のAD変換器の出力をDA変換した波形図
である。
である。
【図5】実施例のAD変換出力をDA変換した波形図で
ある。
ある。
【図6】のこぎり波を示す波形図である。
3 三角波発生回路 4 重畳回路 5 フラッシュ形ADC 6 平均化回路
Claims (3)
- 【請求項1】 所定ビット数のアナログ・ディジタル変
換器と、 アナログ信号入力端子と、 前記アナログ・ディジタル変換器におけるサンプリング
周期よりも長い周期を有して変化する周期性信号を発生
する周期性信号発生手段と、 前記アナログ信号入力端子のアナログ入力信号に前記周
期性信号発生手段の周期性信号を重畳した信号を形成
し、この信号を前記アナログ・ディジタル変換器に供給
する信号重畳手段と、 前記アナログ・ディジタル変換器の出力を所定周期を有
して平均化し、且つビット数を増大させる平均化手段と
を備えたアナログ・ディジタル変換装置。 - 【請求項2】 前記周期性信号は三角波又はのこぎり波
である請求項1記載のアナログ・ディジタル変換装置。 - 【請求項3】 前記平均化手段は、前記アナログ・ディ
ジタル変換器の出力を一定周期で加算する加算回路であ
る請求項1又は2記載のアナログ・ディジタル変換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10206092A JPH05276042A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | アナログ・ディジタル変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10206092A JPH05276042A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | アナログ・ディジタル変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276042A true JPH05276042A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=14317230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10206092A Pending JPH05276042A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | アナログ・ディジタル変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05276042A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016017777A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 日本無線株式会社 | A/d変換装置およびa/d変換方法 |
| WO2016046356A1 (de) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Vorrichtung zum digitalisieren eines analogen signals |
| DE102016204417A1 (de) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Vorrichtung zum Messen einer Messgröße |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048622A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-16 | Shimadzu Corp | A/d変換装置 |
| JPS6064525A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-04-13 | ア−ル・アラン・ベルチヤ− | A−d変換及びd−a変換方法及び装置 |
| JPH0590964A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-09 | Tdk Corp | A/d変換装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP10206092A patent/JPH05276042A/ja active Pending
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| CN106716844A (zh) * | 2014-09-26 | 2017-05-24 | 大陆-特韦斯股份有限公司 | 用于使模拟信号数字化的设备 |
| US10027337B2 (en) | 2014-09-26 | 2018-07-17 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Device for digitizing an analogue signal |
| DE102016204417A1 (de) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Vorrichtung zum Messen einer Messgröße |
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| US10690518B2 (en) | 2016-03-17 | 2020-06-23 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Device for measuring a measurement variable |
| CN108885121B (zh) * | 2016-03-17 | 2021-08-17 | 大陆-特韦斯股份有限公司 | 用于对测量变量进行测量的装置 |
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