JPH0527949B2 - - Google Patents

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JPH0527949B2
JPH0527949B2 JP29849885A JP29849885A JPH0527949B2 JP H0527949 B2 JPH0527949 B2 JP H0527949B2 JP 29849885 A JP29849885 A JP 29849885A JP 29849885 A JP29849885 A JP 29849885A JP H0527949 B2 JPH0527949 B2 JP H0527949B2
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metal sleeve
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cap
bulb
holding
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Mitsuhiro Okano
Norio Saguchi
Susumu Kanematsu
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明口金付電球を以下の項目に従つて説明す
る。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来技術 C−1 一般的背景 C−2 従来の口金付電球の一例[第18図] D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例 F−1 第1の実施例[第1図乃至第11図] a バルブ[第1図乃至第7図] b 口金部[第1図乃至第5図、第8図乃至第1
1図] b−1 口金プレート[第1図乃至第5図、第
8図、第9図] b−2 口金本体[第1図乃至第3図、第10
図、第11図] b−3 金属スリーブ[第1図乃至第3図、第
10図、第11図] c 口金プレートの金属スリーブへの取付け d 端子[第1図] F−1−a 変形例[第12図] F−2 第2の実施例[第13図乃至第17図] a 保持バンド[第13図乃至第17図] b 金属スリーブのバンド取付片[13図乃至第
15図] c 保持バンドの金属スリーブへの取付け G 発明の効果 (A 産業上の利用分野) 本発明は新規な口金付電球に関する。詳しく
は、例えば、自動車用の灯具等、その中でも例え
ば前照灯の光源として用いられる電球、特に、フ
イラメントが封入されたバルブを熱可塑性を有す
る合成樹脂により形成された口金本体と該口金本
体の先端部に固定された金属スリーブとを有する
口金部に保持して成る口金付電球に関するもので
あり、金属スリーブの口金本体への固定を格別な
固定部材や所謂カシメ等の機械的固定手段を用い
ることなく、しかも確実に行なうことができると
共に、上記固定が為された部分が電球の外部から
は見えないようにして外観を意匠的に好ましいも
のとすることができるようにした新規な口金付電
球を提供しようとするものである。
(B 発明の概要) 本発明は、フイラメントが封入されたバルブを
熱可塑性を有する合成樹脂により形成された口金
本体と該口金本体の先端部に固定された金属スリ
ーブを有する口金部に保持して成る口金付電球に
おいて、金属スリーブの基端部を口金本体の内部
に埋込状に固定することにより、金属スリーブの
口金本体への固定を格別な固定部材等を用いるこ
となく、確実に行なうことができると共に、上記
固定された部分が電球の外部からは見えないよう
にして意匠的に優れた外観となるようにしたもの
である。
(C 従来技術) (C−1 一般的背景) 例えば、自動車用前照灯の光源に用いられる電
球は、一般に、フイラメントが封入されたバルブ
と該バルブを保持する口金部とから成る口金付の
構造を有しており、その口金部が前照灯等のラン
プボデイに設けられた所定の電球取付部に支持さ
れるようになつている。
そして、この種の電球においては、そのバルブ
に封入されたフイラメントが当該前照灯の所定の
位置、例えば、放物面状の反射鏡の焦点位置に精
度良く配置される必要があるので、口金部とバル
ブとの位置関係、即ち、口金部のうち当該前照灯
のランプボデイの電球取付部に固定されることに
よつて前照灯に対する位置決めが為される部分、
例えば、口金部に設けられたフランジ部とバルブ
に封入されたフイラメントとの位置関係が精度良
く調整される必要がある。
このため、この種の口金付電球においては、通
常、口金部を、バルブを保持するバルブ保持部材
と当該前照灯に支持される口金本体と、基端部が
該口金本体に固定され、かつ、先端部に上記バル
ブ保持部材が固定される金属スリーブとの3つの
部材から構成し、バルブ保持部材の金属スリーブ
への固定は前記位置関係の調整を行なつた後に為
すようにされている。
(C−2 従来の口金付電球の一例)[第18図] ところで、このような口金付電球の具体的な構
造には従来から各種のものがあるが、その中に、
口金本体が合成樹脂によつて形成されたものがあ
る。
第18図はそのような構造を有する従来の口金
付電球の一例aを示すものである。
bはバルブであり、該バルブbにはフイラメン
トc,c′が封入されると共に、前端において該フ
イラメントc,c′を支持すると共に中間部がピン
チシール部dに埋込状に支持され、かつ、後部が
ピンチシール部dから突出されたリード線e,e
及びe′,e′が設けられている。
fは口金部である。
gは口金部fの口金本体であり、該口金本体g
は合成樹脂により略円筒状に形成されると共に、
口金付電球aの当該前照灯に対する位置決めを為
すためのフランジhが一体に形成され、また、そ
の内部は隔壁iによつて軸方向に略2分されてい
る。そして、口金本体gの先端部jは他の部分よ
り稍小径に形成されると共に、その外周面には複
数の小さな凹部k,k,…(図面では2個のみ示
してある。)が形成されている。
lは金属により略円筒状に形成されたスリーブ
であり、該スリーブlの前端縁から複数の突片
m,m,…(図面では2個のみ示してある。)が
突設されている。そして、スリーブlは、その後
部が口金本体gの先端部jに外嵌されると共に、
その状態で前記小さな凹部k,k,…と対応する
部分が該凹部k,k,…側へ向けてカシメられる
ことにより突部n,n,…(図面では2箇所のみ
示してある。)が形成され、かつ、これら突部n,
n,…が上記凹部k,k,…に係合することによ
つて、口金本体gに固定される。
oは略キヤツプ状に形成された口金プレートであ
り、該口金プレートoはこれに形成された係合片
p,p,…と該係合片p,p,…に対向するよう
に形成された図示しない係合片がバルブbのピン
チシール部dを両側から挾持することによつてバ
ルブbに取着される。
そして、口金プレートoを前記スリーブlに内
嵌した状態で、口金本体gに形成されたフランジ
hとフイランメントc,c′との間の位置関係の調
整が行なわれ、この調整が行なわれた後、スリー
ブlの突片m,m,…と口金プレートoとがスポ
ツト溶接等によつて固定される。
(D 発明が解決しようとする問題点) 上記したように、従来の口金付電球aにおいて
は、口金部fを構成するスリーブlを口金本体g
に固定するのに、スリーブlの基端部を口金本体
gの先端部jに外嵌した状態でスリーブlの一部
を口金本体gに対してカシメるといつた手段が採
られていたが、このような固定手段によると、そ
のカシメが甘かつたり、あるいはそのカシメ状態
が何らかの原因によつて弱められるようなことが
起ると、スリーブlの口金本体gに対する固定が
不確実なものとなるため、電球aに強い衝撃が加
えられた場合、スリーブlが口金本体gから抜け
落ちてしまう、といつた問題がある。
また、スリーブlの口金本体gに対するカシメ
が甘かつたりすると、スリーブlの口金本体gに
対する周方向における位置が安定しないことにな
るので、結局、フイラメントc,c′の口金本体g
に対する位置が不安定なものになる、といつた問
題もある。
更に、このような固定手段によると、スリーブ
lの外周面にこれがカシメられることによつて複
数のへこみが形成されるため、電球aの見栄えが
悪くなる、といつた意匠的な問題もある。
(E 問題点を解決するための手段) 本発明口金付電球は、上記した問題点を解決す
るために、フイラメントが封入されたバルブを熱
可塑性を有する合成樹脂により形成された口金本
体と該口金本体の先端部に固定された金属スリー
ブを有する口金部に保持して成る口金付電球にお
いて、金属スリーブの基端縁に複数の切欠部を形
成すると共に、少なくとも金属スリーブの基端部
を口金本体に内嵌した状態で高周波加熱して口金
本体の一部を溶融することにより金属スリーブを
口金本体に固定したものである。
従つて、本発明によれば、金属スリーブは、そ
の基端部が口金本体に埋込状に固定されることに
よつて該口金本体に支持されると共に、上記基端
部に形成された切欠部が口金本体の溶融された部
分と係合することによつて軸方向への抜止め及び
周方向への回り止めが為された状態で口金本体に
固定されることになり、しかも、その固定が口金
本体の内部において為されると共に、その固定は
各別な固定部材等を用いるころなく行なうことが
できる。
(F 実施例) 以下に、本発明口金付電球の詳細を添附図面に
示した各実施例に従つて説明する。
尚、図面に示した各実施例は本発明口金付電球
を自動車用前照灯の光源として用いられる口金付
ハロゲン電球に適用したものである。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第11図] 第1図乃至第11図は本発明口金付電球を口金
付ハロゲン電球に適用した第1の実施例1を示す
ものである。
(a バルブ)[第1図乃至第7図] 2はハロゲン電球1のバルブである。3は後端
(第1図における上側へ向う方向を前方とし、下
側へ向う方向を後方とする。以下の説明において
向きを示すときはこの方向によるものとする。)
がピンチシール部4で、前端が排気部5で閉じら
れて密閉状とされたガラス球である。
6,6,…はリード線であり、ピンチシール部
4を貫通されて、中間部がピンチシール部4に保
持されている。
7,7はガラスブリツジであり、ガラス球3内
でリード線6,6,…を両側から挟むように溶着
されている。そして、リード線6,6,…の適宜
のものの先端間にフイラメント8,8が張架され
ている。
ピンチシール部4は略扁平状を為しており、幅
方向における両側において両側面に突条部9,
9,…が形成されて、横断面形状は略I字状を為
している。また、ピンチシール部4の両側面の下
端寄りの位置には係合突部10,10形成されて
いる。
尚、ガラス球3の中には不活性ガスと適当なハ
ロゲンガスとが封入されている。
以上のようにしてバルブ2が形成されている。
(b 口金部)[第1図乃至第5図、第8図乃至
第11図] 11は前記バルブ2を保持する口金部である。
該口金部11はバルブ2のガラス球3をピンチシ
ール部4で保持する口金プレートと所定の前照灯
のランプボデイに支持される口金本体と該口金本
体に取着され、かつ、上記口金プレートが固定さ
れる金属スリーブとから成る。
(b−1 口金プレート)[第1図乃至第5図、
第8図、第9図] 12は口金プレートである。
口金プレート12はばね弾性を有する金属板で
形成されており、平面形状で略円形を為してい
る。
そして、該口金プレート12の周縁からは短い
筒状の円環部13が形成されている。
口金プレート12の保持面14には2対の中間
押え片15,15,15′,15′と2対の側部押
え片16,16,16′,16′が切り起こし状に
形成されている。中間押え片15,15と15′,
15′とは互いに対向して形成されており、保持
面12から後方へ向けて折り曲げられており、互
いの後端17,17と17′,17′とが互いに近
づくように傾斜されている。側部押え片16,1
6と16′,16′とは互いに対向して形成されて
おり、保持面14から前方へ向けてかつ前端1
8,18と18′,18′とが互いに近づくように
傾斜されて折り曲げられている。そして、これら
押え片15,15,15′,15′,16,16,
16′,16′の各間にはこれら押え片により多く
の弾性を付与するためのスリツト19,19,1
9及び19′,19′,19′が形成されている。
また、側部押え片16,16及び16′,1
6′の外側には空間20,20が形成されていて、
この空間20,20と前記各押え片を形成するこ
とによつて形造られる空間とが連続されることに
よつて、上方から見てバルブ2のピンチシール部
4の断面形状に対応した略I字状を為す空間が形
成されるようにされている。
しかして、バルブ2はそのガラス球3のピンチ
シール部4が上方から口金プレート12の押え片
15と15′,15と15′,16と16′,16
と16′の各間に、第5図で良く解るように、押
え片16,16,16′,16′の前端18,1
8,18′,18′がガラス球3の後端部に接する
まで、挿入される。この状態で、中間押え片1
5,15,15′,15′は、その後端部17,1
7,17′,17′が保持面14の後方でバルブ2
のピンチシール部4の中間部の側面に両側から弾
接する。このとき、側部押え片16,16,1
6′,16′の外側の側端縁がピンチシール部4の
突条9,9,…の互いに対向する側面と当接せし
められる。また、中間押え片15,15,15′,
15′の後端17,17,17′,17′はピンチ
シール部4の側面に形成された係合突部10,1
0の前面と係合し、これによつて、バルブ2の口
金プレート12からの抜けが防止される。
(b−2 口金本体)[第1図乃至第3図、第1
0図、第11図] 21は口金本体であり、熱可塑性を有する合成
樹脂によつて型成形されて成る。
この口金本体21は、略筒状を為しており、そ
の内部は中間部に設けられた隔壁22によつてバ
ルブ保持部23とコネクター部24とに分けられ
ている。そして、隔壁22には端子取付孔25,
25,25が形成されている。また、口金本体2
1の外周面には外方へ向つて張り出したフランジ
26が一体に形成されており、該フランジ26の
外周縁には3つの位置決め用の切欠27,27,
27(図面では2個のみ示してある。)が形成さ
れている。
28はフランジ26より前方の位置で口金本体
21の外周面に形成された環状の嵌合溝であり、
該嵌合溝28にはO(オー)リング状のシール材
が嵌合取着され、この電球がランプボデイに取り
付けられる際の口金本体21とランプボデイとの
間の防水に寄与する。
29はバルブ保持部23の内周面と隔壁22の
前面とが交わる部分に形成された環状の段部であ
り、該段部29に後述する金属スリーブの後端部
が埋込状に支持されるようになつている。
尚、口金本体21の内部には所定の端子が設け
られているが、これについては後述する。
(b−3 金属スリーブ)[第1図乃至第3図、
第10図、第11図] 30は金属スリーブである。
金属スリーブ30は前記口金本体21のバルブ
保持部23に内嵌し得る外径を有し、かつ、前記
口金プレート12の円環部13が内嵌され得る内
径を有している。そして、該金属スリーブ30の
前端には数個の、例えば、6個乃至8個の小さな
突片31,31,…が前方へ向つて一体に突設さ
れている。
また、金属スリーブ30の後端縁には側方から
見て略逆台形状を成す複数の切欠部32,32,
…が周方向に適当な間隔を置いて形成されてい
る。
そこで、この金属スリーブ30を前記口金本体
21に固定する手段について、第10図及び第1
1図において説明する。
33,33は既知の高周波加熱装置の電極であ
り、これら電極33,33のうち口金本体21と
対向する側の側面は口金本体21の外周面のうち
前記段部29と対応する部分、即ち、前記嵌合溝
28の底面と略ぴつたり接触する弧面に形成され
ている。
そこで、先ず、電極33,33を口金本体21
の嵌合溝28の底面に接触せしめる。
また、金属スリーブ30をバルブ保持部材23
に挿入し、その後端部を段部29に圧接するよう
にする。これによつて、金属スリーブ30の後端
部が高周波誘導加熱され、これが段部29を溶融
しながら段部29内に埋込まれて行く。そして、
このような埋込みを切欠部32,32,…が段部
29に埋没する程度に為される。
これによつて、段部29の一部が金属スリーブ
30の切欠部32,32,…に入つて固化される
ため、該切欠部32,32,…と段部29とが口
金部11の軸方向において係合することになる。
しかして、金属スリーブ30はその後端寄りの
大部分が口金本体21に内嵌された状態で、その
後端部が口金本体21に埋込状に固定されること
になる。
(c 口金プレートの金属スリーブへの取付け) 前記した口金プレート12は、バルブ2を保持
した状態で口金本体21に対する位置調整が為さ
れた後、口金本体21に固定された金属スリーブ
30に取付けられる。
即ち、口金プレート12の円環部13を口金本
体21に固定された金属スリーブ30に内嵌す
る。そして、円環部13を金属スリーブ30に対
して摺動させて、口金本体21のフランジ26と
バルブ2のフイラメント8,8との間の位置関係
が正しくなるように調整し、フイラメント8,8
とフランジ26との間の位置関係が正しくされた
ところで、金属スリーブ30の突片31,31,
…と口金プレート12の円環部13との間をスポ
ツト溶接により固定する。
尚、この金属スリーブ30と口金プレート12
との間の固定はスポツト溶接による固定に限ら
ず、その他の固定手段、例えば、半田付けによつ
て固定しても良い。そして半田付けによる場合に
は、スポツト溶接用の突片31,31,…は不要
となる。
(d 端子)[第1図] 34,34,34は前記口金本体21のコネク
ター部24内に配置される端子である。各端子3
4は基端部に主部に対して直角に折り曲げられた
取付片35が形成されており、該取付片35には
反主部側へ突出した筒部36が形成されている。
しかして、端子34,34,34の取付片3
5,35,35に形成された筒部36,36,3
6が口金本体21の隔壁22に形成された端子取
付孔25,25,25にコネクター部24側から
挿通され、そして、各筒部36,36,36のバ
ルブ保持部23側に突出した先端部をカシメ、こ
れによつて端子34,34,34が口金本体21
のコネクター部24内に配置せしめられる。
尚、バルブ2のピンチシール部4の端部から突
出されたリード線6,6,…はそれぞれ対応した
端子34,34,34の筒部36,36,36に
挿通され、そして、端子34,34,34の取付
片35,35,35に半田付け37,37,37
される。
(F−1−a 変形例)[第12図] 第12図は上記した口金付ハロゲン電球1の変
形例を示すものである。
尚、この変形例に示すものが上記した口金付ハ
ロゲン電球1と相違するところは、口金本体に形
成された被溶融部のみである。従つて、第12図
にはハロゲン電球1の要部のみを示し、また、説
明は上記相違点についてのみ行ない、相違しない
部分については前記口金付ハロゲン電球1につい
て使用した符号と同じ符号を付することにより省
略する。尚、このような符号の用い方と説明の省
略との関係は後述する第2の実施例の説明におい
ても同様とする。
38は口金本体21の隔壁22の前面に形成さ
れた環状の突条であり、該環状の突条38はバル
ブ保持部23の内周面との間に金属スリーブ30
の厚みと略等しいか僅かに狭い幅の間隙39を有
して配置されており、その高さは金属スリーブ3
0に形成された切欠部32,32,…の深さと略
等しいか僅かに深くされている。
そこで、高周波加熱装置の電極33,33を口
金本体21の外周面のうち前記環状突条38と対
応する部分に接触させる。そして、金属スリーブ
30をバルブ保持部23にその後端面が環状の突
条28の先端に圧接するまで挿入し、この状態
で、これを高周波誘導加熱をする。従つて、加熱
された金属スリーブ30の後端によつて環状の突
条28及びこれに対向した部分が溶融し、金属ス
リーブ30の後端は間隙39内に嵌合されて行
く。
このようにして、溶融された環状突条38及び
これに対向した部分の一部が金属スリーブ30に
形成された切欠部32,32,…に入る。この状
態は第11図に示した状態と略同じような状態に
なる。
しかして、金属スリーブ30の後端部が口金本
体21に略埋込状に固定されることになる。
(F−2 第2の実施例)[第13図乃至第17
図] 第13図乃至第17図は本発明口金付電球を口
金付ハロゲン電球に適用した第2の実施例1Aを
示すものである。
尚、この第2の実施例に示す口金付ハロゲン電
球が前記第1の実施例に示した口金付ハロゲン電
球1と相違するところは、口金部11のうちバル
ブ2を保持する部材がバンド状のものである点
と、これに伴なつて、金属スリーブ30の上記バ
ルブ保持部材を支持する部分が前記した突片3
1,31,…と異なるものである点のみである。
(a 保持バンド)[第13図乃至第17図] 40はバルブ2のピンチシール部4を巻回する
ことによつてバルブ2を保持する保持バンドであ
り、該保持バンド40はばね弾性を有する一枚の
板金材料をプレス成形して形成されている。
41は前後方向から見て全体として略コ字状を
為すように屈曲された保持部であり、該保持部4
1は互いに対向する2枚の保持片42,43と該
保持片42,43の一端間を連結している連結片
44とから成る。そして、保持片42,43の長
手方向における略中間部はこの間の間隔が略両端
部の間の間隔より狭くなるように互いに内側へ向
けて屈曲されており、また、一方の保持片43の
反連結片44側の端部は他方の保持片42側へ略
直角に屈曲され、かつ、その屈曲された部分の先
端から反連結片44側へ向けて更に直角に屈曲さ
れている。
従つて、2枚の保持片42,43の反連結片4
4側の各端部が接合された状態において、バルブ
2のピンチシール部4の外周形状と略同じ大きさ
の略I字状を成す空間が形成される。
尚、一方の保持片43の連結片44と平行に対
向する部分43aの略中央部には連結片44側へ
向けて突出する突状部45が形成されており、ま
た、連結片44は上記部分44a側へ向つて屈曲
した略くの字状に形成されている。
46,47は保持片42,43の前端縁の略中
間部から互いに反対側へ向けて屈曲された突片で
ある。
また、48,49は保持片42,43の後端縁
の略中間部から互いに反対側へ向けて延び、か
つ、先端へ行くに従つて次第に拡幅される略扇状
を成す取付部であり、該取付部48,49の各先
端縁に外接する円の径は金属スリーブ30の内径
と等しいか稍小さくされている。そして、取付片
48及び49の先端寄りの部分の両側端縁に寄つ
た部分には前方へ向けて突出した突片50,50
及び50′,50′が切起し状に形成されている。
51,51及び51′,51′は突片50,50及
び51′,51′が切り起されたことによつて形成
された孔である。
このように構成された保持バンド40は、次の
ようにしてバルブ2のピンチシール部4に巻着さ
れる。
即ち、保持部41の保持片42,43と連結片
44とによつて囲まれた空間に保持片42と43
とが稍拡開した状態でバルブ2のピンチシール部
4を挿通する。この挿通はガラス球3が突片4
6,47に当接するまで為され、それから、保持
片42と43がピンチシール部4に接触するよう
にする。この状態では取付部48,49の基端部
がピンチシール部4に形成された係合突部10,
10に当接される。そして、保持片42,43の
反連結片44側の端部を接合し、この部分をスポ
ツト溶接等によつて固定する。
しかして、ピンチシール部4の両端面が相対的
に連結片44のく字形の屈曲点と一方の保持片4
3の突条部45をそれぞれ外側へ押圧するように
なるので、ピンチシール部4はこの押圧力によつ
て生ずる反力により、保持部41により締め付け
られた状態で保持されることになる。
尚、バルブ2の保持バンド40から前方への抜
け止めはピンチシール部4に形成された係合突部
10,10が取付部48,49の基端部に係合す
ることによつて為され、また、保持バンド40に
対する後方への移動はガラス球3が突片46,4
7に当接することによつて阻止される。
(b 金属スリーブのバンド取付片)[第13図
乃至第15図] 52,52,…は金属スリーブ30Aの前端縁
から前方へ突出するように設けられたバンド取付
片であり、これらバンド取付片52,52,…は
その前端部53,53,…が金属スリーブ30の
軸芯側に寄つて位置されると共に前記保持バンド
40の取付部48,49に形成された孔51,5
1,51′,51′と各別に対応して位置されるよ
うに中間部から後方の部分が傾斜されている。
尚、この実施例における金属スリーブ30Aの
長さは口金本体21のバルブ保持部23の長さよ
り稍短かくされている。また、バンド取付片5
2,52,…の前端部53,53,…は保持バン
ド40に形成された突片50,50,50′,5
0′の各別に対応するものと平行な向きになつて
いる。
(c 保持バンドの金属スリーブへの取付け) そこで、保持バンド40は、バルブ2を保持し
た状態で金属スリーブ30Aに次のようにして取
り付けられる。
即ち、金属スリーブ30Aのバンド保持片5
2,52,…の前端部53,53,…を保持バン
ド40の孔51,51,51′,51′に挿通して
前端部53,53,…を相対的に孔51,51,
51′,51′に対して摺動させてバルブ2のフイ
ラメント8,8と口金本体21のフランジ26と
の間の位置関係が正しくなるように調整し、その
調整が正しく為されたところで、バンド取付片5
2,52,…の前端部53,53,…と保持バン
ド40の突片50,50,50′,50′とをプラ
ズマ溶接等により固定する。
これによつて、バルブ2が保持バンド40及び
金属スリーブ30Aを介して口金本体21に保持
されることになる。
(G 発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
発明口金付電球は、フイラメントが封入されたバ
ルブを熱可塑性を有する合成樹脂により形成され
た口金本体と該口金本体の先端部に固定された金
属スリーブとを有する口金部に保持して成る口金
付電球であつて、金属スリーブの基端縁に複数の
切欠部を形成すると共に、少なくとも金属スリー
ブの基端部を口金本体に内嵌した状態で高周波加
熱して口金本体の一部を溶融することにより金属
スリーブを口金本体に固定したことを特徴とす
る。
従つて、本発明によれば、金属スリーブは、そ
の基端部が口金本体に埋込状に固定されることに
よつて該口金本体に支持されると共に、上記基端
部に形成された切欠部が口金本体の溶融された部
分と係合されることによつて軸方向への抜止及び
周方向への回り止めが為された状態で口金本体に
固定されるので、その固定状態が極めて安定した
ものとなる。
これによつて、バルブに封入されたフイラメン
トと口金本体との間の位置関係が安定的に維持さ
れることになる。
そして、本発明における金属スリーブと口金本
体との間の固定は口金本体の内部において為され
るので、その固定が為された部分が電球外部から
見えることがなく、従つて、電球の外観が非常に
すつきりとしたものになる。
しかも、本発明において金属スリーブを口金本
体に固定する手段としては、金属スリーブを高周
波加熱によつて加熱して、これによつて口金本体
の一部を溶融するだけであるから、電球を構成す
る部材の数が増えることもなく、また、その固定
を行なうための作業工数が増えることもない。
尚、前記した実施例においては、金属スリーブ
に形成される切欠部を側方から見て略逆台形状を
為す形状にしたが、このようにすると、口金本体
の溶融された部分が金属スリーブに形成された切
欠部に入り込んでこれが固化された状態において
は口金本体の一部と金属スリーブの一部とがその
軸方向において互いに係合し合うことになるた
め、金属スリーブの口金本体からの抜止めがより
確実に為されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明口金付電球の第1
の実施例を示すものであり、第1図は一部を縦断
して示す全体の側面図、第2図は全体の斜視図、
第3図は全体の分解斜視図、第4図はバルブを口
金プレートに取着した状態の斜視図、第5図はバ
ルブと口金プレートとの結合状態を示す要部拡大
断面図、第6図はバルブの拡大側面図、第7図は
第6図の−線に沿う断面図、第8図は口金プ
レートの拡大正面図、第9図は口金プレートの拡
大側面図、第10図及び第11図は金属スリーブ
を口金本体に取着するための作業工程の一例を示
すもので第10図は金属スリーブが口金本体に取
着される前の状態のける要部拡大断面図、第11
図は金属スリーブが口金本体に取着された状態に
おける要部拡大断面図、第12図は口金本体の変
形例を示す要部拡大断面図、第13図乃至第17
図は本発明口金付電球の第2の実施例を示すもの
であり、第13図は一部を縦断して示す全体の側
面図、第14図は全体の斜視図、第15図は全体
の分解斜視図、第16図はバルブ保持バンドの拡
大正面図、第17図はバルブ保持バンドの拡大斜
視図、第18図は従来の口金付電球の一例を示す
縦断側面図である。 符号の説明、1……口金付電球、2……バル
ブ、8……フイラメント、11……口金部、21
……口金本体、29……(口金本体の)一部、3
0……金属スリーブ、32……切欠部、39……
(口金本体の)一部、1A……口金付電球、30
A……金属スリーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイラメントが封入されたバルブを熱可塑性
    を有する合成樹脂により形成された口金本体と該
    口金本体の先端部に固定された金属スリーブを有
    する口金部に保持して成る口金付電球であつて、 金属スリーブの基端縁に複数の切欠部を形成す
    ると共に、 少なくとも金属スリーブの基端部を口金本体に
    内嵌した状態で高周波加熱して口金本体の一部を
    溶融することにより金属スリーブを口金本体に固
    定した ことを特徴とする口金付電球。
JP29849885A 1985-12-30 1985-12-30 口金付電球 Granted JPS62157668A (ja)

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JPS62157668A JPS62157668A (ja) 1987-07-13
JPH0527949B2 true JPH0527949B2 (ja) 1993-04-22

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